JPH11352508A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH11352508A
JPH11352508A JP15940998A JP15940998A JPH11352508A JP H11352508 A JPH11352508 A JP H11352508A JP 15940998 A JP15940998 A JP 15940998A JP 15940998 A JP15940998 A JP 15940998A JP H11352508 A JPH11352508 A JP H11352508A
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JP
Japan
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substrate
liquid crystal
package
display device
crystal display
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JP15940998A
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English (en)
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Tsudoi Iguchi
集 井口
Tetsuya Nagata
徹也 永田
Kayao Takemoto
一八男 竹本
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Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Japan Display Inc
Original Assignee
Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遮光板のクラック発生を防止し、製品歩留りを
向上させ、かつカーボンフィラー混入ポリマーを材料と
したパッケージの使用を可能とする。 【解決手段】共通電極を形成した第1基板2と、駆動電
極を形成して第1基板に対向した第2基板3と、第1基
板と第2基板の間に挟持した液晶層8とからなる液晶パ
ネル1と、液晶パネルを収容保持するパッケージ5と、
第1基板と第2基板の端縁に挟持させて共通電極と駆動
電極とにそれぞれ直接接続した共通電極接続端子と駆動
電極接続端子とを備えたフレキシブルプリント基板4
と、フレキシブルプリント基板をパッケージと共に挟持
して固定するためのスペーサ9とを有し、パッケージ5
にスペーサ9の外形を受ける凹陥部50を形成し、凹陥
部50にスペーサ9を落とし込み、接着により固定し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置に係
り、特に液晶層を封入して貼り合わせた一対の基板の共
通電極と駆動電極に当該一対の基板の一外縁に挟持した
フレキシブルプリント基板の接続端子を接続した小型の
液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ受像機やパソコン等の情報機器の
モニター、その他の各種表示装置用の表示デバイスとし
て液晶表示装置が広く用いられている。
【0003】この種の液晶表示装置を構成する液晶パネ
ルは、一方の基板に共通電極を形成し、他方の基板に画
素選択用の給電電極もしくはスイッチング素子の給電電
極となる駆動電極を形成した2枚の基板の上記各電極側
を対向させて貼り合わせ、この貼り合わせギャップに液
晶層を挟持して構成される。
【0004】図14は従来の液晶表示装置の一例として
の投射型液晶表示装置の概略構成を説明する平面図であ
る。この液晶表示装置は、液晶パネル1と外部からこの
液晶パネルに表示用の各種信号を供給するフレキシブル
プリント基板4とから構成される。
【0005】液晶パネル1は共通電極を形成した上側の
第1基板2とスイッチング素子を形成した下側の第2基
板3の張り合わせ間隙に高分子分散型等の液晶層を挟持
したものをパッケージ5に収納固定すると共に、フレキ
シブルプリント基板4の端子部を接続してスペーサ9で
固定し、その上面に遮光枠10を積層固定して構成され
ている。
【0006】図15は図14に示した液晶表示装置の詳
細構成の説明図であって、(A)は平面図、(B)は
(A)のA−A断面図である。図14と同一符号は同一
部分に対応し、6は放熱板、7は放熱シート、8は高分
子分散型液晶層、11はシール材である。なお、同図
(B)では各部の厚さは、わかりやすくするため、各構
成部材を実際の形状より厚く表示している。
【0007】図15において、第1の基板2はガラス材
等からなる透明基板(共通基板またはコモン基板とも言
う)、第2の基板3はスイッチング素子として薄膜トラ
ンジスタ(TFT)を形成した駆動基板(シリコン基板
とも言う)、パッケージ5はガラスファイバ等のフィラ
ーを混入したポリマー等でモールド成形され、フレキシ
ブルプリント基板4は液晶パネルに所要の電圧あるいは
信号を供給するための外部機器(ホストコンピュータ
等)と接続する接続手段、放熱板6と放熱シート7は液
晶パネルに発生した熱を放散させる部材、シール材11
は第1基板2と第2基板3とを接着封止して液晶パネル
として一体化させる。
【0008】また、液晶パネル1はパッケージ5に接着
材19aにより接着固定され、フレキシブルプリント基
板4の端部を接着材19bでパッケージ5に接着し、こ
の上にスペーサ9を後述するスペーサの爪をパッケージ
のくびれに嵌合してフレキシブルプリント基板4を固定
し、最後に遮光板10を接着材19dで固定して完成す
る。
【0009】この構成では、液晶層8として高分子マト
リクス中に液晶分子を分散した高分子分散型液晶(PD
LC)を用いており、第1基板2又は第2基板3のどち
らか一方に高分子分散型液晶を塗布等の方法で形成した
後に、第1基板2と第2基板3とを重ね合せ、第1基板
2と第2基板3とで形成する間隙に高分子分散型液晶層
8の周囲を囲むように、シール材11を毛細管現象等を
用いて浸透させて封止している。
【0010】図16は図15に示した液晶表示装置の構
成を詳細に説明するための展開斜視図である。第1基板
2と第2基板3の間に液晶層8を挟持してその周縁をシ
ール材11で封止してなる液晶パネル1は、その第1基
板2の少なくとも1辺(ここでは、3辺)の側縁2aが
第2基板3からはみ出ている。また、第2基板3の少な
くとも1辺の側縁3aが第1基板2からはみ出ており、
この部分がフレキシブルプリント基板4の固定辺となっ
ている。なお、フレキシブルプリント基板4は、第1基
板2と第2基板3の両方に接続するための接続端子部を
備えている。
【0011】液晶パネル1は、第1基板2の側縁2aの
第2基板3側をパッケージ5の凹部内壁に形成した段差
部5aに接着剤で固定される。そして、第2基板3はパ
ッケージ5に固定されることなく、第1基板2にのみ固
定されている。
【0012】パッケージ5の底部には、放熱板6がその
周辺部をパッケージ5に埋め込み等の手段で固定されて
おり、液晶パネル1と放熱板6の間には、放熱シート7
が挟持されている。この放熱シート7は液晶パネル1と
放熱板6に密着しているが、放熱シート7と液晶パネル
1は固定されておらず、放熱シート7が液晶パネル1と
放熱板6に比較して柔らかいため、パッケージ5に力を
加えても、第1基板2と第2基板3との間の間隙(ギャ
ップ、セルギャップとも言う)に変化を生じさせない構
成となっている。
【0013】また、液晶パネル1が強い光に曝されて高
温となった場合でも、放熱シート7がこの熱を放熱板6
に効率良く伝えることができ、温度上昇に伴う表示不良
の発生を防止している。なお、この構成では、放熱シー
ト7に熱伝導率が8W/mKの高熱伝導性エラストマー
を、パッケージ5には熱膨張率10×10-6(1/°
C)の低熱膨張率のガラスフィラー混入液晶ポリマー
を、放熱板6には熱伝導率が13W/mK、熱膨張率
4.6×10-6(1/°C)の42アロイを使用してい
る。
【0014】フレキシブルプリント基板4の端子部を液
晶パネル1の引出し端子に接続した後、このフレキシブ
ルプリント基板4の上方に接着剤19eを塗布しスペー
サ9を設置して固定するが、この固定は、スペーサ9に
形成した爪9’をパッケージ5の側壁に形成したくびれ
5’に嵌入し接着することで行われる。スペーサ9に形
成した爪9’はパッケージ5方向に直角に突出し、その
中央部分に反って設けた溝9aで爪9’に弾性を与え、
パッケージ5のくびれ5’と嵌合させる。なお、パッケ
ージ5のコーナー部には実装機器(投射装置)に取り付
けるための取り付け穴5”が形成されている。
【0015】なお、この種の液晶表示装置を開示したも
のとしては、特開昭64−68725号公報を挙げるこ
とができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のこの種の液晶表示装置では、パッケージ5にフレキシ
ブルプリント基板4を固定するためのスペーサ9は、そ
の爪9’をパッケージ5に形成したくびれ5’に嵌合さ
せることで行っている。そのため、熱衝撃によってこの
くびれ部分に応力が集中し、上層に固定した遮光枠10
にクラックが発生する場合がある。
【0017】図17は図14のB部分を拡大して示す要
部平面図であり、説明の都合上、スペーサ9は図示を省
略してある。パッケージ5のくびれ5’の部分には、前
記した遮光枠10が接着材19dで接着固定されてい
る。このような構造を持つ液晶表示装置の耐熱衝撃性を
強制試験によりテストしたところ、くびれ5’の部分に
応力が集中し、これが遮光枠10にクラック42を発生
させることが分かった。このようなクラックの発生は、
製品の信頼性を著しく低下させてしまうという問題があ
った。
【0018】また、図14に示した従来構造の液晶表示
装置では、スペーサ9をパッケージ5に接着する接着材
19dが取り付け穴5”にはみ出し、当該取り付け穴の
サイズを小さくしてしまい、取り付けができなかった
り、外観不良をもたらす等の製品歩留りを低下させると
いう問題があった。
【0019】さらに、上記従来の液晶表示装置では、パ
ッケージ5の材料としてガラスフィラーを混入したポリ
マーを用いているが、この材料で成形したパッケージの
膨張率がガラスの膨張率と差があるため、ガラスで構成
する遮光枠10にクラックを生じさせることがある。ま
た。液晶パネル1との接着性が悪く、接着部が剥がれ易
く、さらにモールド成形時に所謂ウエルドができ易く、
このウエルド部分で割れ易くなるという問題があった。
そのため、耐熱衝撃性が良好でガラスに近い熱膨張率を
もつカーボンフィラー混入ポリマー(カーボンフィラー
混入液晶ポリマー)を用いることが望ましいことが分か
っている。しかし、カーボンフィラー混入ポリマーは導
電性を有するため、第1基板2の共通電極とパッケージ
5の間で電気的短絡が起こることがあるため、このよう
なカーボンフィラー混入ポリマーを材料としたパッケー
ジの使用は難しいという問題があった。
【0020】本発明の目的は、上記従来技術の諸問題を
解消し、遮光板のクラック発生を防止し、製品歩留りを
向上させ、かつカーボンフィラー混入ポリマーを材料と
したパッケージの使用を可能とした高信頼性の液晶表示
装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、下記の構成とした点に特徴を有する。す
なわち、(1)共通電極を形成した第1基板と、駆動電
極を形成して第1基板に対向した第2基板と、前記第1
基板と第2基板の間に挟持した液晶層とからなる液晶パ
ネルと、前記液晶パネルを収容保持するパッケージと、
前記第1基板と第2基板の端縁に挟持させて前記共通電
極と駆動電極とにそれぞれ直接接続した共通電極接続端
子と駆動電極接続端子とを備えたフレキシブルプリント
基板と、前記フレキシブルプリント基板を前記パッケー
ジと共に挟持して固定するためのスペーサとを有する液
晶表示装置における前記パッケージに前記スペーサの外
形を受ける凹陥部を形成し、前記凹陥部に前記スペーサ
を落とし込んで接着により固定した。
【0022】この構成により、遮光枠にクラックが発生
することがなく、製品の信頼性を著しく向上させること
ができる。
【0023】(2)上記(1)における前記パッケージ
の前記スペーサ設置側コーナー部に実装機器に固定する
ための取り付け穴を有し、前記取り付け穴の間に前記凹
陥部の一部を構成する堤防部を形成した。
【0024】この構成により、上記堤防部が前記スペー
サを前記凹陥部に接着する接着材の前記取り付け穴への
はみ出しを防止し、取り付け穴のサイズが小さくなって
取り付けができなかったり、外観不良をもたらすことが
ない。
【0025】(3)共通電極を形成した第1基板と、駆
動電極を形成して第1基板に対向した第2基板と、前記
第1基板と第2基板の間に挟持した液晶層とからなる液
晶パネルと、前記液晶パネルを収容保持する導電性材料
で成形したパッケージと、前記第1基板と第2基板の端
縁に挟持させて前記共通電極と駆動電極とにそれぞれ直
接接続した共通電極接続端子と駆動電極接続端子とを備
えたフレキシブルプリント基板と、前記第1基板に形成
した共通電極部を前記パッケージに固定した液晶表示装
置の前記共通電極面に前記パッケージとの間を絶縁する
絶縁膜を形成した。
【0026】この構成により、カーボンフィラー混入ポ
リマーを材料としたパッケージの使用が可能となり、高
信頼性の液晶表示装置を提供することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例の図面を参照して詳細に説明する。
【0028】図1は本発明による液晶表示装置の1実施
例を説明する平面図である。第1基板2と第2基板3を
貼り合わせた液晶パネル1はパッケージ5に収容され、
フレキシブルプリント基板4を接続してスペーサ9によ
り固定する。この上に遮光枠10が接着されて液晶表示
装置が構成される。
【0029】すなわち、共通電極を形成した第1基板2
と、駆動電極を形成して第1基板2に対向した第2基板
3と、第1基板2と第2基板の間に挟持した液晶層とか
らなる液晶パネル1をパッケージ5に収容保持し、第1
基板2と第2基板3の端縁に挟持させて第1基板2に形
成した共通電極と第2基板に形成した駆動電極とにそれ
ぞれ直接接続した共通電極接続端子と駆動電極接続端子
とを備えたフレキシブルプリント基板4をパッケージ5
とスペーサ9とで挟持して固定する。
【0030】そして、パッケージ5に形成したスペーサ
9の外形を受ける凹陥部にスペーサ9を落とし込んで、
接着材で固定する。この上に遮光枠10を、その周縁に
接着を塗布して固定する。なお、遮光枠10はその外形
線で示した。
【0031】図2は本発明による液晶表示装置の1実施
例の構造を詳細に説明するための展開斜視図である。前
記図16で説明したものと同様に、液晶パネル1は第1
基板2と第2基板3の間に液晶層8を挟持してその周縁
をシール材で封止してなる。そして、第1基板2の少な
くとも1辺(ここでは、3辺)の側縁2aを第2の基板
3からはみ出させている。また、第2基板3の少なくと
も1辺の側縁3aが第1の基板2からはみ出しており、
この部分がフレキシブルプリント基板4の固定辺となっ
ている。なお、後述するが、フレキシブルプリント基板
4は、第1基板2と第2基板3の両方に接続するための
接続端子部を備えている。
【0032】すなわち、第1基板2の側縁2aの第2基
板3側(共通電極の形成面側)をパッケージ5の凹部内
壁に形成した段差部5aに接着剤で固定している。そし
て、第2基板3はパッケージ5に固定されることなく、
第1基板2にのみ固定されている。
【0033】パッケージ5の底部には、放熱板6がその
周辺部をパッケージ5に埋め込み等の手段で固定されて
おり、液晶パネル1と放熱板6の間には、放熱シート7
が挟持されている。この放熱シート7は液晶パネル1と
放熱板6に密着しているが、放熱シート7と液晶パネル
1は固定されておらず、放熱シート7が液晶パネル1と
放熱板6に比較して柔らかいため、パッケージ5に力を
加えても、第1の基板2と第2の基板3との間のギャッ
プ(セルギャップ)に変化を生じさせない構成となって
いる。
【0034】また、液晶パネル1が強い光に曝されて高
温となった場合でも、放熱シート7がこの熱を放熱板6
に効率良く伝えることができ、温度上昇に伴う表示不良
の発生を防止している。なお、本実施例でも前記従来例
と同様に、放熱シート7に熱伝導率が8W/mKの高熱
伝導性エラストマーを、パッケージ5には熱膨張係数が
10×10-6(1/°C)の低熱膨張率の液晶ポリマー
を、放熱板6には熱伝導率が13W/mK、熱膨張係数
が4.6×10-6(1/°C)の42アロイを使用して
いる。
【0035】パッケージ5には、そのコーナー部に実装
機器に取り付けるための取り付け穴5”が形成され、ス
ペーサ9の固定側にはスペーサ9の外形と略同一の凹陥
部50が形成されている。この凹陥部50は取り付け穴
5”との間に形成した堤防部50aを有し、スペーサ9
を接着する接着材が取り付け穴5”にはみ出すのを防止
する機能も有する。また、この凹陥部50は凹壁部50
bと凸壁部50cを有している。
【0036】一方、スペーサ9には、パッケージ5の凹
壁部50bと凸壁部50cに係合する凸部9bと凹部9
cが形成されており、このスペーサ9をパッケージ5の
凹陥部50に落とし込んで接着材で固定する。
【0037】したがって、パッケージ5には前記図16
に示したようなくびれが無く、熱応力の集中による遮光
枠10のクラック発生が防止される。なお、堤防部50
aがフレキシブルプリント基板4の設置端まで存在する
ため、パッケージは機械的に強化されているため、この
構造でも耐熱衝撃性の向上が図られている。
【0038】図3は図2に示した液晶表示装置の前記図
15(B)と同様の断面図であり、図4は図3のA部分
の拡大断面図である。液晶パネル1は、その第1基板2
の第2基板側側縁をパッケージ5の段差部5aに接着材
19aで接着固定している。第1基板の接着面にはIT
O膜からなる共通電極20が形成され、その段差部5a
と対面する上層には、アクリル系、エポキシ系、あるい
はポリイミド系、その他の紫外線硬化樹脂を好適とする
絶縁膜40が塗布されている。
【0039】パッケージ5はカーボンフィラーを混入し
た液晶ポリマーで成形したものを用いる。カーボンフィ
ラー41は硬い繊維状であり、パッケージ5の成形面か
ら髭状に突き出ており、これが組立て時や熱衝撃等、経
年的に接着材の層を突き破って突出することがある。そ
のため、共通電極20の面を直接接着面とした場合、液
晶パネル1を接着材19aで接着した後、このカーボン
フィラー41が接着材19aの層を突き抜けて共通電極
20に達し、共通電極20をパッケージ5に短絡してし
まう。この実施例では、共通電極20の上面に絶縁膜4
0を形成したため、カーボンフィラー41が共通電極2
0まで達することはない。これにより、熱膨張率がガラ
スに近いカーボンフィラー混入液晶ポリマーを用いて成
形したパッケージを用いることが可能となる。
【0040】従来のパッケージを構成するモールド材は
ガラスフィラー混入の液晶ポリマーであり、その熱膨張
係数は15×10-6/°Cである。また、パッケージに
固定される第1基板および遮光枠のガラス材の熱膨張係
数は3.8×10-6/°Cであり、この熱膨張係数の差
により、−35°C←→80°Cのヒートサイクル試験
(強制耐熱衝撃性試験)において、約20サイクルで遮
光枠にクラックが発生した。これに対し、カーボンフィ
ラー混入液晶ポリマーの熱膨張係数は1×10-6/°C
であり、この材料のパッケージを使用した同様のヒート
サイクル試験では300サイクルでも遮光枠にクラック
が発生することはなかった。
【0041】さらに、共通電極20を紫外線硬化樹脂の
絶縁膜で覆った場合も同様に、300サイクルでも短絡
不良の発生はなかった。
【0042】次に、本実施例に用いている高分子分散型
液晶について説明する。高分子分散型液晶は塗布等の方
法を用いて基板上に形成することが可能である。そし
て、2枚の基板の隙間に高分子分散型液晶層を挟持して
組合せた後に、当該2枚の基板の隙間の高分子分散型液
晶層の周辺部にシール材を浸透させて設けることが可能
である。
【0043】図5は高分子分散型液晶を用いた液晶表示
装置の表示動作を説明する模式図であって、(A)は非
表示状態を、(B)は表示状態を示す。
【0044】図中、8は高分子マトリクス8b中に液晶
分子8aを分散した高分子分散型液晶(PDLC)で、
印加電圧に応じて光を散乱する状態から透過する状態に
変化する。
【0045】第2基板3には反射画素電極12が、第1
基板2には透明電極13(前記の共通電極20に相当)
が形成されていて、(A)に示すように、第1基板2の
透明電極13と第2基板3の反射画素電極12の間に電
圧を印加してない状態では、液晶分子8aはそれぞれ不
規則な方向に配列している。この状態では高分子マトリ
クス8bと液晶分子8aとに屈折率の差が生じ、入射光
14は液晶層8で散乱する。15は散乱光を示す。
【0046】一方、同図(B)に示すように、第1基板
2の透明電極13と第2基板3の反射画素電極12の間
に電圧を印加した状態では、液晶分子8aが一定方向に
配向する。この液晶分子8aが一定方向に配向したとき
の屈折率と高分子マトリクス8bの屈折率を合わせてお
くと、入射光14は散乱せずに液晶層8を透過して反射
画素電極12に到達し、この反射画素電極12で正反射
して第1の基板2からこの反射光が出射する。16にこ
の反射光を示す。
【0047】この動作原理を用い、反射画素電極12を
スイッチング素子17で選択することにより、画像を表
示する。
【0048】次に、上記実施例で説明した液晶表示装置
の組立て方法を図6と図7により説明する。 図6と図
7は本実施例の液晶表示装置の組み立て方法を説明する
工程図であって、図中各工程(A−1)〜(A−8)の
左側(a)は平面図を、また、図中右側(b)は平面図
(a)のB−B線に沿った断面図を示している。
【0049】工程(A−1):共通電極を形成した第1
基板2の前記共通電極の形成面に高分子分散型液晶を塗
布して液晶層8を形成する。
【0050】工程(A−2):第1基板2に形成した液
晶層8を挟んで駆動電極を形成した第2基板3を重ね合
わせる。
【0051】工程(A−3):組み合わせた第2基板3
の駆動電極接続端子部にプローブ18を当てて動作チェ
ックを行う。
【0052】工程(A−4):第1基板2と第2基板3
の端縁間にフレキシブルプリント基板の接続端子を挟持
させて共通電極および動作電極に接続するフレキシブル
プリント基板を組み込む。
【0053】工程(A−5):第1基板2と第2基板3
の対向周縁の隙間にシール材11を浸透させ、その後硬
化接着して液晶パネルを組立てる。
【0054】工程(A−6):パッケージ5の凹部底面
に備えた放熱板6に放熱シート7を密着させて収納し、
その上に液晶パネルを組み込み、第1基板2の周縁とパ
ッケージ5とを接着剤で固定する。
【0055】工程(A−7):スペーサ9で前記フレキ
シブル基板4をパッケージ5に固定する。
【0056】工程(A−8):第1基板2の外周縁上方
に遮光枠10を装着して接着材で固定する。 このよう
にして、液晶表示装置が組み立てられる。
【0057】上記工程(A−5)におけるシール材の浸
透では、シール材11を加熱等して粘度を下げ、第1基
板2と第2基板3との隙間に毛細管現象で浸透させる。
【0058】この際、シール材11が接触する第1基板
2と第2基板3の面は、従来技術の如く共通電極接続配
線のための溝等がないため平坦であり、シール材の浸透
時に気泡を巻き込んで閉じ込めることがなく、封止不良
の発生がない。
【0059】図8は第1基板に形成した共通電極の共通
電極接続端子部と第2基板に形成した駆動電極接続端子
部に対するフレキシブルプリント基板の接続状態を示す
液晶表示装置の斜視図である。
【0060】第1基板2に形成した共通電極20から延
びる共通電極接続端子部21と第2基板3に形成した駆
動電極接続端子部23とを1つのフレキシブルプリント
基板4の共通電極接続端子22と駆動電極接続端子24
をそれぞれ異方性導電膜(図示せず)を介して接続す
る。
【0061】すなわち、共通電極接続端子22はフレキ
シブルプリント基板4の第1基板2側に導電面が露呈す
るごとく形成され、駆動電極接続端子24は第2基板3
側(第1基板1と反対の側)に導電面が露呈するごとく
形成されている。
【0062】そして、第1基板2の共通電極接続端子部
21にフレキシブルプリント基板4の共通電極接続端子
22を、また第2基板3の駆動電極接続端子部23に駆
動電極接続端子24を異方性導電膜を介して圧着して接
続する。
【0063】また、この構成により、従来の導電性ペー
ストを用いた第1基板と第2基板の導電接続で生じてい
た当該導電接続部分での局部的な応力や基板全体に加わ
る外部の力による液晶層のギャップ変動が回避され、高
品質の画像表示が可能となる。
【0064】図9は本実施例の液晶表示装置に用いられ
るフレキシブルプリント基板の説明図であって、(a)
は上面図、(b)は(a)のD−D線断面図、(c)は
(a)の矢印C方向からみた側面図である。
【0065】同図において、4はフレキシブルプリント
基板、22は共通電極接続端子、24は駆動電極接続端
子、30は導体パターン、31はべースフィルム、32
はカバーフィルム、33は補強フィルム、34はコネク
タ端子である。
【0066】図示したように、このフレキシブルプリン
ト基板4は、ベースフィルム31とカバーフィルム32
の間に多数の導体パターン30を有し、その両端の導体
パターンに共通電極接続端子22と駆動電極接続端子2
4を形成してある。
【0067】そして、一方の端子部に幅方向両端に位置
する導体パターンがカバーフィルム32側に露呈されて
共通電極接続端子22とされており、駆動電極接続端子
24は両端の共通電極接続端子22の間に、べースフィ
ルム31側に露呈させて設けている。
【0068】このように、フレキシブルプリント基板4
は、共通電極接続端子22を第1基板2側に、駆動電極
接続端子24を第2基板3側に露呈させて両面に形成す
ることで、第1基板2の共通電極接続端子部21と第2
基板3の駆動電極接続端子部24の両方に直接接続可能
となっている。
【0069】このような構成のフレキシブルプリント基
板を用いることにより、両基板のシール材塗布部分に共
通電極接続配線やコンタクト部を設ける必要がなく、前
記したようにシール材の浸透がスムーズに行われる。
【0070】次に、本発明による液晶表示装置の第2基
板(駆動基板)の製造方法の一例を説明する。
【0071】図10、図11、図12は本発明による液
晶表示装置の第2の基板の製造方法の一例を説明する工
程図である。
【0072】工程(B−1):半導体素子と同様に、シ
リコンウエハ基板500に洗浄等の前処理を行う。
【0073】工程(B−2):このシリコンウエハ基板
500に、例えばイオン打ち込み法を用いて不純物をド
ープしてNウエル層501とPウエル層502を設け
る。
【0074】工程(B−3):Nウエル層501、Pウ
エル層502の両端に、例えばイオン打ち込み法を用い
て、それぞれNMOSのチャンネルストッパ503とP
MOSのチャンネルストッパ504を形成し、その上を
酸化してLOCOS505を設ける。
【0075】工程(B−4):基板の表面を酸化し、そ
の上に例えばディポジション法を用いてポリシリコン層
506を形成し、そのポリシリコン表面をリン処理す
る。その上に例えばフォトレジスト膜を塗布、感光、除
去し、ドライエッチングを行い、Nウエル層、Pウエル
層上の各々にゲート電極507を形成する。
【0076】工程(B−5):高耐圧NMOS、PMO
Sに各々、例えばイオン打ち込み法を用いて拡散層オフ
セット508を設け、低耐圧NMOSにN+拡散層50
9、PMOSにP+拡散層510を設ける。
【0077】工程(B−6):基板の表面に、例えばデ
ィポジション法を用いて酸化シリコン層を形成し第1の
絶縁膜511とし、その上に例えばフォトレジスト膜を
塗布、感光、除去し、エッチングを行い、第1のコンタ
クトホール512を形成する。
【0078】工程(B−7):第1のコンタクトホール
512を設けた第1の絶縁膜511をマスクとして用
い、例えばイオン打ち込み法を用いてコンタクト部51
3を形成する。
【0079】工程(B−8):第1のコンタクトホール
512の形成部分を含んで絶縁膜の全域に、例えばスパ
ッタ法で金属膜を形成し、その上に例えばフォトレジス
ト膜を塗布、感光、除去し、ドライエッチングを行い、
第1層目の配線514及び第1層目の電極515を形成
する。
【0080】工程(B−9):基板の表面に例えばディ
ポジション法を用いて、酸化シリコン層を形成し第2の
絶縁膜516とし、その上に例えばフォトレジスト膜を
塗布、感光、除去し、エッチングを行い、第2のコンタ
クトホール517を形成する。さらに、第2のコンタク
トホール517の形成部分を含んで絶縁膜の全域に、例
えばスパッタ法で金属膜を形成し、その上に例えばフォ
トレジスト膜を塗布、感光、除去し、ドライエッチング
を行い、第2層目の配線518及び遮光膜519を形成
する。
【0081】工程(B−10):基板の表面に、例えば
ディポジション法を用いて有機SOG層を形成して第3
の絶縁膜520とし、CMP法を用いて研磨し平坦化す
る 工程(B−11):平坦化した有機SOGの第3の絶縁
膜520上に、例えばフォトレジスト膜を塗布、感光、
除去し、エッチングを行い、第3のコンタクトホール5
21を形成し、その上に例えばスパッタ法でアルミ膜を
形成し、その上にフォトレジスト膜を塗布、感光、除去
し、ドライエッチングを行い、反射画素電極522を形
成する。
【0082】工程(B−12):反射画素電極522を
形成した上に、例えばディポジション法で保護膜523
を形成する。
【0083】このようにして第2基板3が製造され、そ
の後前記図6、図7で説明した工程A−1からA−8に
より液晶表示装置が組み立てられる。
【0084】図13は本実施例の液晶表示装置を用いた
投射型カラー表示装置を説明する光学系の模式図であっ
て、100Rは赤色用反射型液晶表示装置、100Gは
緑色用反射型液晶表示装置、100Bは青色用反射型液
晶表示装置、120は光源、121は放物面鏡、122
はコンデンサレンズ、123は反射鏡、124は第1の
絞り、125はレンズ、126はダイクロイックプリズ
ム、127は第2の絞り、128は投射レンズ、129
はスクリーンである。
【0085】この実施例では、赤色、緑色、および青色
の各色用反射型液晶表示装置100R、100G、10
0Bとして前記した実施例の液晶表示装置を用いてい
る。
【0086】図13において、ダイクロイックプリズム
126の3面に、それぞれ赤色用反射型液晶表示装置1
00R、緑色用反射型液晶表示装置100G、青色用反
射型液晶表示装置100Bを光学糊を介して密着し、そ
れぞれの位置がずれないように位置調整後、図示しない
固定手段で固定する。
【0087】このように構成した投射型液晶表示装置で
は、光源120からの光を放物面鏡121で平行光線と
した後、コンデンサレンズ122、反射鏡123、第1
の絞り124、レンズ125を経てダイクロイックプリ
ズム126に入射する。
【0088】ダイクロイックプリズム126では、入射
光が赤、緑、青の3つに分解されて3面のそれぞれに固
定された赤色用反射型液晶表示装置100R、緑色用反
射型液晶表示装置100G、青色用反射型液晶表示装置
100Bに入射する。
【0089】赤色用反射型液晶表示装置100R、緑色
用反射型液晶表示装置100G、青色用反射型液晶表示
装置100Bのそれぞれには、前記したフレキシブルプ
リント基板4を介して給電される信号によって画像が形
成され、この画像によって入射光が変調され、その反射
光がダイクロイックプリズム126で合成されてレンズ
125から出射する。
【0090】この種の反射型液晶表示装置では、各画素
毎に画像信号に応じた散乱と反射の状態をとり、正反射
光が上記レンズ125から出射する。レンズ125から
出射した3色の合成光は第2の絞り127を通ることに
よって表示領域内で散乱状態にある所および表示領域の
周囲での反射光の散乱光が遮断され、投射レンズ128
によりスクリーン129上に投射される。表示領域の周
囲には均一な暗状態の領域が形成されるため、画質の良
好な画像表示を得ることができる。
【0091】このように、上記赤色用、緑色用、および
青色用の各反射型液晶モジュール100R、100G、
100Bに形成された各色の画像を合成した高品質のフ
ルカラーの画像がスクリーン129上に再生される。
【0092】なお、上記した液晶表示装置の実施例で
は、液晶層として高分子分散型液晶を用いたが、本発明
はこれに限るものではなく、現在一般的に使用されてい
るTN(ツイステッドネマチック)液晶を用いた透過型
液晶パネルにも同様に適用できる。
【0093】透過型液晶表示装置を用いて投射型液晶表
示装置を構成する場合は、前記した実施例とは異なる構
成となるが、前記図9で説明した1つのフレキシブルプ
リント基板を用いて2枚の基板への給電構造は同様に採
用できる。
【0094】以上、本発明を発明の実施の形態に基づき
具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定され
るものではなく、特許請求の範囲に記載の要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更し得ることは言うまでもない。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
熱衝撃による遮光板のクラック発生を防止し、製品歩留
りを向上させ、かつカーボンフィラー混入ポリマーを材
料としたパッケージの使用を可能とした高信頼性の液晶
表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による液晶表示装置の1実施例を説明す
る平面図である。
【図2】本発明による液晶表示装置の1実施例の構造を
詳細に説明するための展開斜視図である。
【図3】図2に示した液晶表示装置の前記図15(B)
と同様の断面図である。
【図4】図3のA部分の拡大断面図である。
【図5】高分子分散型液晶を用いた液晶表示装置の表示
動作を説明する模式図である。
【図6】本実施例の液晶表示装置の組み立て方法を説明
する工程図である。
【図7】本実施例の液晶表示装置の組み立て方法を説明
する図6に続く工程図である。
【図8】第1基板に形成した共通電極の共通電極接続端
子部と第2基板に形成した駆動電極接続端子部に対する
フレキシブルプリント基板の接続状態を示す液晶表示装
置の斜視図である。
【図9】本発明による液晶表示装置に用いられるフレキ
シブルプリント基板の説明図である。
【図10】本発明による液晶表示装置の第2基板の製造
方法の一例を説明する工程図である。
【図11】本発明による液晶表示装置の第2基板の製造
方法の一例を説明する図10に続く工程図である。
【図12】本発明による液晶表示装置の第2基板の製造
方法の一例を説明する図11に続く工程図である。
【図13】本実施例の液晶表示装置を用いた投射型カラ
ー表示装置を説明する光学系の模式図である。
【図14】従来の液晶表示装置の一例としての投射型液
晶表示装置の概略構成を説明する平面図である。
【図15】図14に示した液晶表示装置の詳細構成の説
明図である。
【図16】図15に示した液晶表示装置の構成を詳細に
説明するための展開斜視図である。
【図17】図14のB部分を拡大して示す要部平面図で
ある。
【符号の説明】
1 液晶パネル 2 第1基板 3 第2基板 4 フレキシブルプリント基板 5 パッケージ 6 放熱板 7 放熱シート 8 高分子分散型液晶層 9 スペーサ 10 遮光枠 11 シール材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹本 一八男 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共通電極を形成した第1基板と、駆動電極
    を形成して第1基板に対向した第2基板と、前記第1基
    板と第2基板の間に挟持した液晶層とからなる液晶パネ
    ルと、前記液晶パネルを収容保持するパッケージと、前
    記第1基板と第2基板の端縁に挟持させて前記共通電極
    と駆動電極とにそれぞれ直接接続した共通電極接続端子
    と駆動電極接続端子とを備えたフレキシブルプリント基
    板と、前記フレキシブルプリント基板を前記パッケージ
    と共に挟持して固定するためのスペーサとを有する液晶
    表示装置において、 前記パッケージに前記スペーサの外形を受ける凹陥部を
    形成してなり、前記凹陥部に前記スペーサを落とし込ん
    で接着により固定したことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】前記パッケージの前記スペーサ設置側コー
    ナー部に実装機器に固定するための取り付け穴を有し、
    前記取り付け穴の間に前記凹陥部の一部を構成する堤防
    部を有し、この堤防部により前記スペーサを前記凹陥部
    に接着する接着材の前記取り付け穴へのはみ出しを防止
    したことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】共通電極を形成した第1基板と、駆動電極
    を形成して第1基板に対向した第2基板と、前記第1基
    板と第2基板の間に挟持した液晶層とからなる液晶パネ
    ルと、前記液晶パネルを収容保持する導電性材料で成形
    したパッケージと、前記第1基板と第2基板の端縁に挟
    持させて前記共通電極と駆動電極とにそれぞれ直接接続
    した共通電極接続端子と駆動電極接続端子とを備えたフ
    レキシブルプリント基板と、前記第1の基板に形成した
    共通電極部を前記パッケージに固定した液晶表示装置に
    おいて、 前記共通電極面に前記パッケージとの間を絶縁する絶縁
    膜を有することを特徴とする液晶表示装置。
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