JPH11351966A - 色識別rgbセンサ - Google Patents

色識別rgbセンサ

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JPH11351966A
JPH11351966A JP15618198A JP15618198A JPH11351966A JP H11351966 A JPH11351966 A JP H11351966A JP 15618198 A JP15618198 A JP 15618198A JP 15618198 A JP15618198 A JP 15618198A JP H11351966 A JPH11351966 A JP H11351966A
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JP
Japan
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color identification
signal
color
green
rgb sensor
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Pending
Application number
JP15618198A
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English (en)
Inventor
Masami Ishii
正美 石井
Keiichiro Hayashi
慶一郎 林
Mitsuhiro Yamashina
光広 山科
Yasuhito Tanaka
康仁 田中
Hidetoshi Takimoto
英敏 瀧本
Norio Kamagami
則夫 鎌上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速処理が可能であり、これにより、高価
な演算装置を用いることなく、高速リサイクルラインに
容易に適合させることができ、赤、緑、青の色分解能
が高く、各成分の混入なしに精度良く色識別ができ、か
つ余分なセンサを用いることなく、計測の開始/停止
の制御、及びビン長の計測ができる色識別RGBセンサ
を提供する。 【解決手段】 材料を透過した透過光を赤色、緑色、及
び青色に3方向に色分解するダイクロイック素子12
と、前記3方向にそれぞれ設けられR.G.B信号をそ
れぞれ出力する3組の光検出ユニット14と、R.G.
B信号を順次選択して受信する信号切替え素子16と、
選択された信号を記憶するデータ記憶素子18とを備え
る。各光検出ユニットは、所定の波長域のみを透過させ
る干渉フィルタ素子14aを有し、赤、緑、青の色分解
能を高めている。更に、演算処理素子20を備え、R.
G.B信号の経時変化に対する補正、及び、ビンの自動
検知を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラスビン等光透
過性材料の色識別に用いる色識別RGBセンサに関す
る。
【0002】
【従来の技術】省資源の見地から、ガラスビン、プラス
チック部品、等の光透過性材料(以下、ガラスビン等と
いう)のリサイクル使用が重要視されている。かかるガ
ラスビン等の光透過性物質の色識別は、従来、図2に模
式的に示すように、コンベヤ2を移動するガラスビン1
の下方から照明し、タイミングセンサ3でビンを検出
し、色識別用センサ4で対象物を透過した透過光5をダ
イクロイックプリズム6(図3参照)によって赤、緑、
青の3色に色分解し、それぞれCCD上に結像させて各
点のR.G.B信号として出力し、これを図4に示す色
度平面に変換して、色の明度、彩度、色相を色度ベクト
ルとし、この色度ベクトルが予め設定した範囲に入るこ
とにより、そのガラスビンの色を識別していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる処理は
高速スキャンを必要とし計測時間がかかる問題点があっ
た。そのため、高速処理が困難であり、高速のリサイク
ルラインに適合させるためには高価な演算装置が必要と
なる問題点があった。また、上述した従来の3CCDセ
ンサでは、各フィルターの通過波長域が広いため、赤、
緑、青の各成分がR.G.B信号に混入し、結果として
色分解能が低い問題点があった。このため、リサイクル
のためのガラスビン等の識別では、例えば透明ビンと薄
い青のビンとの識別等で誤作動(選別ミス)を起こしや
すい問題点があった。更に、図2に示す装置では、計測
の開始/停止の制御や、ビンの長さを計測するために色
識別用センサ以外にセンサ(例えばタイミングセンサ
3)が必要となり、その分コスト高になる問題点があっ
た。
【0004】本発明はかかる問題点を解決するために創
案されたものである。すなわち、本発明の目的は、高
速処理が可能であり、これにより、高価な演算装置を用
いることなく、高速リサイクルラインに容易に適合させ
ることができ、赤、緑、青の色分解能が高く、各成分
の混入なしに精度良く色識別ができ、かつ余分なセン
サを用いることなく、計測の開始/停止の制御、及びビ
ン長の計測ができる色識別RGBセンサを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、材料を
透過した透過光を赤色、緑色、及び青色に3方向に色分
解するダイクロイック素子(12)と、前記3方向にそ
れぞれ設けられR.G.B信号をそれぞれ出力する3組
の光検出ユニット(14)と、R.G.B信号を順次選
択して受信する信号切替え素子(16)と、選択された
信号を記憶するデータ記憶素子(18)と、を備えたこ
とを特徴とする色識別RGBセンサが提供される。
【0006】上記本発明の構成によれば、ガラスビンを
長さ方向に移動させて照明し、材料を透過した透過光を
この色識別RGBセンサにより検出することにより、そ
の透過光量の変化からビンの検出ができ、余分なセンサ
を用いることなく、計測の開始/停止の制御、及びビン
長の計測ができる。また、ガラスビンを長さ方向に移動
させてビンの軸方向各点の透過光をR.G.B信号とし
てデータ記憶素子(18、例えばDRAM)に記憶する
ので、CCDを用いた高速スキャンデータに較べて、デ
ータ数が格段に少なくなり、簡単な演算装置(例えばパ
ーソナルコンピュータ)を用いて高速処理が可能とな
る。なお、R.G.B信号から色を識別する手段には、
例えば本発明の発明者等による「色の識別方法及び装
置」(特開平7−190859号)を適用することがで
きる。
【0007】本発明の好ましい実施形態によれば、前記
各光検出ユニット(14)は、所定の波長域のみを透過
させる干渉フィルタ素子(14a)と、該透過光を集光
する結像レンズ(14b)と、集光位置に配置された光
検出器(14c)とからなる。この構成により、ダイク
ロイック素子(12)による色分解に加えて、透過波長
域の狭い干渉フィルタ素子(14a)を併用することが
できるので、赤、緑、青の色分解能を高め、各成分の混
入を防止して色識別の精度を高めることができる。
【0008】また、前記信号切替え素子(16)とデー
タ記憶素子(18)を制御する演算処理素子(20)を
更に備え、該演算処理素子により、R.G.B信号の経
時変化に対する補正、及び、ビンの自動検知を行う。こ
の構成により、R.G.B信号の経時変化に対する補正
を行い、色識別の精度を高く維持することができ、かつ
例えば透過光量の変化からビンを検出して、余分なセン
サを用いることなく、計測の開始/停止の制御やビン長
の計測を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。図1は、本発明による色識
別RGBセンサの構成図である。この図に示すように、
本発明の色識別RGBセンサは、材料を透過した透過光
を赤色、緑色、及び青色に3方向に色分解するダイクロ
イック素子12と、前記3方向にそれぞれ設けられR.
G.B信号をそれぞれ出力する3組の光検出ユニット1
4と、R.G.B信号を順次選択して受信する信号切替
え素子16と、選択された信号を記憶するデータ記憶素
子18(例えばDRAM)とを備えている。ダイクロイ
ック素子12は、この例では、2枚の光学素子12a,
12bからなる。光学素子12a,12bはそれぞれ特
定の波長域(この例では赤色、青色)の光のみを反射す
る反射コーティング膜を有し、透過性材料1を透過した
透過光5を異なる3方向に反射又は透過させるようにな
っている。
【0010】3組の光検出ユニット14は、ダイクロイ
ック素子12による反射又は透過位置に、それぞれ配置
されている。図1において、各光検出ユニット14は、
所定の波長域のみを透過させる干渉フィルタ素子14a
と、透過光を集光する結像レンズ14bと、集光位置に
配置された光検出器14cとからなる。3枚の干渉フィ
ルタ素子14aは、それぞれ赤色、緑色、及び青色に対
応する狭い波長域の光のみを透過するように設定されて
いる。
【0011】本発明の色識別RGBセンサは、更に、増
幅器13、デジタル信号変換素子17、演算処理素子2
0及び外部出力インターフェンス21を備え、外部出力
インターフェンス21を出た出力信号は図示しない演算
装置(例えばパーソナルコンピュータ)に入力される。
増幅器13は、3組の光検出ユニット14と信号切替え
素子16との間にそれぞれ設けられ、光検出器14cの
出力を最適レベルまで増幅する。デジタル信号変換素子
17は、A/D変換器であり、光検出器14cのアナノ
グ信号をデータ記憶素子18に適したデジタル信号に変
換する。また、演算処理素子20は、信号切替え素子1
6、デジタル信号変換素子17及びデータ記憶素子18
を制御すると共に、R.G.B信号の経時変化に対する
補正、及び、ビンの自動検知を行うようになっている。
更に、外部出力インターフェンス21は、データ記憶素
子18に記憶されたデータを演算装置に適宜入力するよ
うになっている。
【0012】上述した構成により、ガラスビン1を長さ
方向に移動させて照明し、材料を透過した透過光5をこ
の色識別RGBセンサにより検出することにより、その
透過光量の変化からビンの検出ができ、余分なセンサを
用いることなく、計測の開始/停止の制御、及びビン長
の計測ができる。また、ガラスビンを長さ方向に移動さ
せてビンの軸方向各点の透過光をR.G.B信号として
データ記憶素子18(例えばDRAM)に記憶するの
で、CCDを用いた高速スキャンデータに較べて、デー
タ数が格段に少なくなり、簡単な演算装置(例えばパー
ソナルコンピュータ)を用いて高速処理が可能となる。
更に、ダイクロイック素子12による色分解に加えて、
透過波長域の狭い干渉フィルタ素子14aを併用するの
で、赤、緑、青の色分解能を高め、各成分の混入を防止
して色識別の精度を高めることができる。
【0013】また、演算処理素子20により、R.G.
B信号の経時変化に対する補正を行い、色識別の精度を
高く維持することができ、かつ例えば透過光量の変化か
らビンを検出して、余分なセンサを用いることなく、計
測の開始/停止の制御やビン長の計測を行うことができ
る。
【0014】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、例えばガラスビン以外の材料に適用
する等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更で
きることは勿論である。
【0015】
【発明の効果】上述したように、本発明の色識別RGB
センサは、高速処理が可能であり、これにより、高価
な演算装置を用いることなく、高速リサイクルラインに
容易に適合させることができ、赤、緑、青の色分解能
が高く、各成分の混入なしに精度良く色識別ができ、か
つ余分なセンサを用いることなく、計測の開始/停止
の制御、及びビン長の計測ができる、等の優れた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による色識別RGBセンサの構成図であ
る。
【図2】従来の色の識別方法を示す図である。
【図3】従来の色識別RGBセンサ(3CCD)の構成
図である。
【図4】R.G.B信号と色の明度、彩度、色相の色度
ベクトルとの関係を示す図である。
【符号の説明】
1 透過性材料(ガラスビン) 2 コンベア 3 タイミングセンサ 4 色識別用センサ 5 透過光 12 ダイクロイック素子 13 増幅器 14 光検出ユニット 14a 干渉フィルタ素子 14b 結像レンズ 14c 光検出器 16 信号切替え素子 17 デジタル信号変換素子 18 データ記憶素子 20 演算処理素子 21 外部出力インターフェンス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山科 光広 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 (72)発明者 田中 康仁 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 (72)発明者 瀧本 英敏 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 (72)発明者 鎌上 則夫 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 材料を透過した透過光を赤色、緑色、及
    び青色に3方向に色分解するダイクロイック素子(1
    2)と、前記3方向にそれぞれ設けられR.G.B信号
    をそれぞれ出力する3組の光検出ユニット(14)と、
    R.G.B信号を順次選択して受信する信号切替え素子
    (16)と、選択された信号を記憶するデータ記憶素子
    (18)と、を備えたことを特徴とする色識別RGBセ
    ンサ。
  2. 【請求項2】 前記各光検出ユニット(14)は、所定
    の波長域のみを透過させる干渉フィルタ素子(14a)
    と、該透過光を集光する結像レンズ(14b)と、集光
    位置に配置された光検出器(14c)とからなる、こと
    を特徴とする請求項1に記載の色識別RGBセンサ。
  3. 【請求項3】 前記信号切替え素子(16)とデータ記
    憶素子(18)を制御する演算処理素子(20)を更に
    備え、該演算処理素子により、R.G.B信号の経時変
    化に対する補正、及び、ビンの自動検知を行う、ことを
    特徴とする請求項1に記載の色識別RGBセンサ。
JP15618198A 1998-06-04 1998-06-04 色識別rgbセンサ Pending JPH11351966A (ja)

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JP15618198A JPH11351966A (ja) 1998-06-04 1998-06-04 色識別rgbセンサ

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JP15618198A JPH11351966A (ja) 1998-06-04 1998-06-04 色識別rgbセンサ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020090359A (ko) * 2001-05-23 2002-12-05 이기종 휴대용 디지털 색 인식 장치
KR100755224B1 (ko) * 2001-11-09 2007-09-04 가부시끼가이샤 사따께 Ccd 선형 센서로 구성되는 광검출 장치를 갖는입상체용 색선별 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20020090359A (ko) * 2001-05-23 2002-12-05 이기종 휴대용 디지털 색 인식 장치
KR100755224B1 (ko) * 2001-11-09 2007-09-04 가부시끼가이샤 사따께 Ccd 선형 센서로 구성되는 광검출 장치를 갖는입상체용 색선별 장치

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