JPH11351844A - ボードの検査方法 - Google Patents
ボードの検査方法Info
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- JPH11351844A JPH11351844A JP16546398A JP16546398A JPH11351844A JP H11351844 A JPH11351844 A JP H11351844A JP 16546398 A JP16546398 A JP 16546398A JP 16546398 A JP16546398 A JP 16546398A JP H11351844 A JPH11351844 A JP H11351844A
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Abstract
のボードを正確に検査する。 【解決手段】 ボード1製造のインライン上にボード1
の表裏面や周面に対し少なくとも両端側に第1及び第2
のセンサー3,4及び第1及び第2のセンサー3,4の
間に第3のセンサー5を設置し、第1のセンサー3と検
査対象のボード1面との距離a、第2のセンサー4と検
査対象のボード1面との距離b、第3のセンサー5と検
査対象のボード1面との距離cを各センサー3,4,5
で測定し、これら測定値a〜cを、式(1) (a+b)/
2=c′、式(2) c′−c=h、の順で演算し、hを反
りや凹凸などの近似値としてこの近似値hを予め設定し
た基準値と比較する。
Description
ードやファイバーボード、合板等のボードの表裏面にお
ける反りや木口の直線性などを検査する方法に関する。
は、ボードの製造工程を終了し所定の寸法に形成されて
積み上げられたものを任意に抜き出し、この抜き出した
ものを水平面をもつ基台上に載置して反りなどを検査し
ていた。すなわち、全てのボードの検査ではなく、抜き
取り検査であり、製造ライン(インライン)上で行うも
のではなかった。
された全てのボードについて検査を行うことは、コスト
面で採算が合わず、そのため抜き取られなかったボード
に不良品が発生したりしていた。また、インライン上で
も距離を測定したりすることは可能であったが、ライン
上の段差やコンベア等の振動により誤差が大きく、より
正確に反り量などを測定し、検査することは困難であっ
た。
インの状態によらず全てのボードの反りなどをより正確
に検査できる方法を提供することを目的とする。
め、この発明は、ボード製造のインライン上にボードの
表裏面や周面に対し少なくとも両端側に第1及び第2の
センサー及び第1及び第2のセンサーの間に第3のセン
サーを設置し、第1のセンサーと検査対象のボード面と
の距離a、第2のセンサーと検査対象のボード面との距
離b、第3のセンサーと検査対象のボード面との距離c
を各センサーで測定し、これら測定値a〜cを、式(1)
(a+b)/2=c′、式(2) c′−c=h、の順で演
算し、hを反りや凹凸などの近似値としてこの近似値h
を予め設定した基準値と比較するものである。
図面を参照にして説明する。
てきたボード1(例えばチップを固めたパーティクルボ
ード)をコンベア2で搬送する途中で位置検出すると同
時に第1〜第3のセンサー3〜5を作動させ、これらセ
ンサー3〜5をボード1との距離を測定する状態を示
す。第1〜第3のセンサー3〜5は、ボード1に反りな
どがないと仮定したときのボード1から一定の間隔、図
1の例では仮想のボード1の水平面から一定の高さ位置
に設けられ、ボード1の両端(前後)側に第1及び第2
のセンサー3,4がボード1の対角線上に設けられ、こ
れらセンサー3,4の中間に第3のセンサー5が設けら
れている。これらセンサー3〜5としてはレーザ式のも
のを用い、検査対象のボード1の面と各センサー3〜5
との間の距離を測定し、第1のセンサー3との距離を
a,第2のセンサー4との距離をb、第3のセンサーと
の距離をcとした。これら測定値a〜cを、次式(1),
(2) の順で演算し、 (a+b)/2=c′・・・(1) c′−c=h・・・(2) (2)式におけるhを反りの近似値として演算し、この近
似値hを予め設定した基準値と比較する。上記(1) 式に
おけるc′は、ボード1の面を水平化した値であり、こ
の水平値c′と実測値cとの差が許容範囲の値を超えた
ときに不良品とする。
両端寄りとこの中間に1つあればよいが、図2に示すよ
うに対角線上の3ヶのセンサー3〜5の他に前後方向に
センサー3,4a,5a、幅方向にセンサー4a,4
b,4を設けて検出精度を高めることもできる。
であり、センサー3はボード1上方の第1アーム6に、
センサー5,5aは第2アーム7に、センサー4a,4
b,4は第3アーム8に夫々取付けてあり、ボード1の
進行方向にはボード1がセンサー下側にきた位置を検出
する光電式の位置検出センサー9を対向して設けてあ
る。この位置検出センサー9がボード1がライン上を搬
送されてきたことを検出すると同時(あるいは後に)各
センサーがボード1との距離を測定し、上記式(1),(2)
を演算し、比較する。
を検査する例を示し、ボード1の木口(両側面)の両端
(前後)側に夫々第1及び第2のセンサー31,32,
41,42を設け、これらの中間に第3のセンサー5
1,52を設けてある。実測値a〜cを上記(1),(2) 式
で演算し、比較することは上述した通りである。ボード
1の表裏面における反りとボード1の周面の直線性の検
査は同時に行うこともできるし、別々の工程で行うこと
もできる。
レール11を設け、2つのレール11にアーム6´,7
´,8´を取付け、アーム6´,7´,8´にセンサー
3,3a,3b,5a,5,5b,4a,4b,4を取
付けたものを示す。
イン上にこの発明の検査工程を設けた例を示すものであ
り、最終製品として高さ調節可能な支持脚が取付られ、
いわゆる置床工法で用いられる床下地パネルとなって出
荷されるものを示す。検査工程はパーティクルボード製
造終了後(切断前)または孔あけ加工後であってもよ
い。
であり、位置検出センサー9でボード1の位置を検出
し、第1〜第3のセンサー3〜5でボード1との距離a
〜cを測定し、上記式(1),(2) を演算し、演算した値を
基準値と比較し、不良品はライン外へ排出し、適合品は
ライン上へ流す。なお、ボードに加工しない場合は、比
較した工程が最終工程となる。
いる状態で検査したが、静止状態で検査することも可能
である。また、ある工程からつかみ装置などの移載手段
でボード1を他の場所へ移し、移し終えたらセンサーが
作動するように設計しておき、移載後のボード1を検査
するようにしてもよい。
ば、ボード製造のインライン上にボードの表裏面や周面
に対し少なくとも両端側に第1及び第2のセンサー及び
第1及び第2のセンサーの間に第3のセンサーを設け、
第1のセンサーと検査対象のボード面との距離a、第2
のセンサーと検査対象のボード面との距離b、第3のセ
ンサーと検査対象のボード面との距離cを各センサーで
測定し、これら測定値a〜cを次式(1),(2) の順で演算
し、 (a+b)/2=c′・・・(1) c′−c=h・・・(2) hを反りや凹凸などの近似値としてこの近似値hと予め
設定した基準値と比較するものであり、インライン上で
ボードの反りなどを正確に測定し、検査することがで
き、しかも全てのボードを検査できる。また、検査する
工程がボード移送中であってもできる。
図。
面図。
れを示す図。
Claims (1)
- 【請求項1】 ボード製造のインライン上にボードの表
裏面や周面に対し少なくとも両端側に第1及び第2のセ
ンサー及び第1及び第2のセンサーの間に第3のセンサ
ーを設置し、 第1のセンサーと検査対象のボード面との距離a、第2
のセンサーと検査対象のボード面との距離b、第3のセ
ンサーと検査対象のボード面との距離cを各センサーで
測定し、 これら測定値a〜cを次式(1),(2) の順で演算し、 (a+b)/2=c′・・・(1) c′−c=h・・・(2) hを反りや凹凸などの近似値としてこの近似値hを予め
設定した基準値と比較することを特徴とするボードの検
査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16546398A JP3834425B2 (ja) | 1998-06-12 | 1998-06-12 | ボードの検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16546398A JP3834425B2 (ja) | 1998-06-12 | 1998-06-12 | ボードの検査方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11351844A true JPH11351844A (ja) | 1999-12-24 |
JP3834425B2 JP3834425B2 (ja) | 2006-10-18 |
Family
ID=15812904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16546398A Expired - Fee Related JP3834425B2 (ja) | 1998-06-12 | 1998-06-12 | ボードの検査方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3834425B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2415259A (en) * | 2004-06-16 | 2005-12-21 | Christopher St John Cordingley | Measuring warp in planar materials |
JP2011505559A (ja) * | 2007-11-30 | 2011-02-24 | コーニング インコーポレイテッド | 動いている基板の形状変化を検出する方法および装置 |
CN109489609A (zh) * | 2019-01-04 | 2019-03-19 | 重庆中烟工业有限责任公司 | 一种卷烟材料卷曲度检测装置 |
-
1998
- 1998-06-12 JP JP16546398A patent/JP3834425B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2415259A (en) * | 2004-06-16 | 2005-12-21 | Christopher St John Cordingley | Measuring warp in planar materials |
GB2415259B (en) * | 2004-06-16 | 2009-03-25 | Christopher St John Cordingley | Measuring warp in planar materials |
JP2011505559A (ja) * | 2007-11-30 | 2011-02-24 | コーニング インコーポレイテッド | 動いている基板の形状変化を検出する方法および装置 |
CN109489609A (zh) * | 2019-01-04 | 2019-03-19 | 重庆中烟工业有限责任公司 | 一种卷烟材料卷曲度检测装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3834425B2 (ja) | 2006-10-18 |
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