JPH1135150A - 板ガラス入込み装置 - Google Patents

板ガラス入込み装置

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JPH1135150A
JPH1135150A JP21252097A JP21252097A JPH1135150A JP H1135150 A JPH1135150 A JP H1135150A JP 21252097 A JP21252097 A JP 21252097A JP 21252097 A JP21252097 A JP 21252097A JP H1135150 A JPH1135150 A JP H1135150A
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和史 村上
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    • B65G49/00Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for
    • B65G49/05Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G2249/00Aspects relating to conveying systems for the manufacture of fragile sheets
    • B65G2249/04Arrangements of vacuum systems or suction cups

Abstract

(57)【要約】 【課題】 板ガラス立て置き台6に積層状に載置された
板ガラスgを確実に一枚づづに分離してガラス切断機な
どに安全に入れ込むことができるようにする。 【解決手段】 固定ベース8上に前後移動可能となされ
た移動ベース9を設けると共にこの移動ベースに横向き
の旋回駆動軸13を設け、この旋回駆動軸にこの軸の旋
回変位に連動してこの軸廻りへ旋回される旋回アーム手
段14を装設し、この旋回アーム手段は同一向きとなさ
れた複数の板ガラス吸着用パッド4a、4bを備えると
共に前記旋回駆動軸の入込旋回開始当初にこれら吸着用
パッドをこれの吸着面に概ね沿った斜め上方へ変位させ
るための変位発生機構5a、16、18a、20a、2
2を設けた構成となす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス立て置き台
上に積層状に立て置かれた板ガラスの一枚づつをガラス
切断機などに入れ込むさいに使用される板ガラス入込み
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス切断機に板ガラスを入れ込むさい
に使用される板ガラス入込み装置には図4に示すような
ものがある。
【0003】この入込み装置は、枠フレーム1上面に並
設された各支持回転軸2の適当間隔位置に搬送輪体3を
固定し、一方では板ガラス吸着用パッド4を備えた二本
の支持アーム5a、5bを具備した旋回アーム手段を、
枠フレーム1と関連した位置に配設された図示しない旋
回駆動軸の廻りへ旋回変位可能に設けた構成となされて
いる。
【0004】この装置の作動を説明すると、上記旋回駆
動軸の旋回変位により、支持アーム5a、5bが板ガラ
ス立て置き台6上に積層状に立て置かれた板ガラスgへ
向けて移動し各吸着用パッド4を板ガラスgの上面に押
圧させる。各吸着用パッド4は内方の真空圧で最上層の
一枚の板ガラスgを吸着保持し、この吸着保持状態の下
で二本の支持アーム5a、5bが枠フレーム1側へ変位
する。各支持アーム5a、5bはその旋回終点で支持回
転軸2、2間の枠フレーム1上面の凹み個所1a内に入
り込み、4個の吸着パッド4が吸着している板ガラスg
を多数の搬送輪体3上に位置させた後、各パッド4内の
真空圧を解除し、吸着パッド4による板ガラスgの吸着
を解放させる。この後、搬送輪体3を回転させ、板ガラ
スgをガラス切断機7のテーブル上へ移動させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の板ガラ
ス入込み装置では、旋回アーム手段の支持アーム5a、
5bが、板ガラス立て置き台6上に積層状に立て置かれ
た板ガラスg群の最上層の板ガラスの一枚を吸着用パッ
ド4で吸着した後、旋回アーム手段がこの板ガラスgを
下層のものから引き離す向きへ旋回しようとすると、前
記最上層の板ガラスgが意図に反してこれに接着した状
態となっているその直下の板ガラスgと一緒になって持
ち上げられてしまい、この持ち上げ中に、前記直下の板
ガラスgが剥がれ落ちるなどの恐れがあり、極めて危険
である。本発明は、斯かる問題点を解消できるものとし
た板ガラス入込み装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、固定ベース上に前後移動可能となされ
た移動ベースを設けると共にこの移動ベースに横向きの
旋回駆動軸を設け、この旋回駆動軸にこの軸の旋回変位
に連動してこの軸廻りへ旋回される旋回アーム手段を装
設し、この旋回アーム手段は同一向きの複数の板ガラス
吸着用パッドを備えると共に前記旋回駆動軸の入込旋回
開始当初に前記吸着用パッドをこれの吸着面に概ね沿っ
た斜め上方へ変位させるための変位発生機構を設けた構
成となす。
【0007】上記板ガラス吸着用パッドは、板ガラス立
て置き台上に積層された板ガラス群の最上層のものを吸
着した後、旋回駆動軸の入込み旋回が開始すると、この
旋回当初にその吸着した板ガラスをこれの直下の板ガラ
スに対し斜め上方へスライドさせ、前記最上層の板ガラ
スと前記直下の板ガラスとの接着の分離を促進させる。
【0008】本発明は具体的には次のようになす。即
ち、旋回アーム手段は、旋回駆動軸に駆動アームを固定
してこれの先部に板ガラス吸着用パッドの装着された支
持アームを軸着し、この支持アームの長さ途中に軸着さ
れた第一リンク部材と、前記旋回駆動軸に枢着された第
二リンク部材とを軸着すると共に、第二リンク部材と支
持部材との距離の変動を一定範囲内でのみ許容するもの
とした間隔保持手段を形成した構成となす。
【0009】また板ガラス吸着用パッドは旋回アーム手
段の旋回半径方向の内外方位置のそれぞれに少なくとも
二個設けると共にこれの吸着面と直交した向きへ駆動変
位可能となすほか、旋回駆動軸の入込み旋回開始当初に
於いて外方の吸着用パッドはその吸着面の前方へ変位さ
れ、外方のそれはその吸着面の後方へ変位される構成と
なす。
【0010】さらに旋回アーム手段の旋回半径方向の外
方に設けられた吸着用パッド群の左右何れかの張り出し
位置に、板ガラスを補助的に吸着するための補助吸着用
パッドを旋回アーム手段に支持された状態として設け、
このさい、補助吸着用パッドは前記外方に設けられた吸
着パッド群と同体的に変位される構成となす。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る入込み装置及
び板ガラス立て置き台を示す側面図、図2は前記入込み
装置の平面図、図3は前記入込み装置の一部を示す側面
図である。
【0012】これらの図に於いて、8は四角枠形の固定
ベースであり、9は固定ベース8の上面に設けた移動ベ
ースで、案内軌道10を介して前後方向f1へ移動自在
となしてある。
【0013】11は移動ベース9を前後方向f1へ駆動
するための前後駆動シリンダ装置で、移動ベース9の横
向き部材9aにピストンロッド11aの先端部を、そし
てシリンダ部11bを固定ベース8と同体部位に係着し
てある。
【0014】上記移動ベース9の前部には軸受12、1
2を介して横向きの旋回駆動軸13を一定範囲内の旋回
駆動可能に設けてあり、この旋回駆動軸13にはこの軸
13の旋回変位に連動して、この軸13廻りの一定範囲
内で旋回される旋回アーム手段14が装設してある。
【0015】15は旋回駆動軸13を駆動するための旋
回駆動シリンダ装置で、旋回駆動軸13の長さ中央に固
定された入力アーム16aにピストンロッド15aの先
端部を、そしてシリンダ部15bを移動ベース9の枠フ
レーム9bに係着してある。
【0016】上記旋回アーム手段14は同一向きとなさ
れた複数の板ガラス吸着用パッド4a、4bを備えると
共に前記旋回駆動軸13の入込み旋回開始当初に吸着用
パッド4a、4bをこれの吸着面に概ね沿った斜め上方
へ変位させるための適宜な変位発生機構の形成された構
成となすのであって、具体的には次のようになしてあ
る。
【0017】即ち、旋回駆動軸13の各端部寄り位置に
駆動アーム16、16を固定すると共に、各駆動アーム
16の先部に複数の吸着用パッド4a、4bの装着され
た支持アーム5a、5bを揺動変位自在に軸17を介し
て装着する。
【0018】各支持アーム5a、5bの長さ途中に第一
リンク部材18a、18bを揺動変位自在に軸19着
し、一方では旋回駆動軸13の各端部に第二リンク部材
20a、20bを枢着し、この第二リンク部材20a、
20bと前記第一リンク部材18a、18bとを揺動自
在に軸21を介して装着する。
【0019】そして、第二リンク部材20a又は20b
と支持アーム5a又は5bとの距離の変動を一定範囲内
でのみ許容するものとした間隔保持手段22を形成す
る。この間隔保持手段22は各支持アーム5a又は5b
にブラケット23を固定し、このブラケット23の第二
リンク部材20a又は20bを挟む位置に一対の対向し
たストッパ片24a、24bを固定したものとなす。
【0020】上記吸着用パッド4a、4bは旋回アーム
手段14の旋回半径方向の内外方位置のそれぞれに少な
くとも二個設けるべく、各支持アーム5a、5bの長手
方向の適当に離れた二個所に装設してある。このさい、
各吸着用パッド4a、4bは空気圧シリンダ装置などの
駆動装置25を介してこのパッド4a、4bの吸着面と
直交した向きへ駆動変位可能となし、特に旋回駆動軸1
3の入込み旋回開始当初に於いて、外方位置の吸着用パ
ッド4bはその吸着面の前方へ変位され、外方側のそれ
はその吸着面の後方へ変位される構成となす。なお、s
は各吸着用パッド4a、4bをその吸着面側へ押圧する
ためのスプリングである。
【0021】26は先の吸着用パッド4a、4bよりも
小形となした板ガラス補助吸着用パッドであり、このパ
ッド26は旋回アーム手段14の旋回半径方向の外方位
置に設けられた吸着パッド4bの横外方へ張り出した位
置に設けてある。
【0022】この補助吸着パッド26は前記外方位置の
吸着用パッド4bと同体的に変位されるものとなすので
あり、このため一つの吸着用パッド4bを変位させる駆
動装置25の出力軸25aに張り出しアーム27を固定
し、このアーム27の先端に補助吸着用パッド26を固
定した構成となす。なお、図中従来と実質的同一個所に
は同一の符号が付してある。
【0023】次に上記のように構成した本発明装置の作
動の一例を説明する。図1に示すように板ガラス立て置
き台6に板ガラスgを積層状に立て置いた後に、図示し
ない操作盤を操作して各部を作動状態にする。
【0024】これにより、旋回駆動シリンダ装置15が
適当条件の下で伸張作動すると共に、旋回アーム手段1
4が旋回駆動軸13及び駆動アーム16を介して揺動変
位される。この変位により仮想線kで示すように枠フレ
ーム1の凹み個所に位置していた支持アーム5a、5b
は起立され、図1に実線で示すような前方傾斜姿勢とな
されて一時停止される。
【0025】この一時停止状態では、支持アーム5a、
5bや第二リンク部材20a、20bはその自重作用に
よりさらに前方(矢印方向f2と反対側)へ傾斜しよう
とする。従って、支持アーム手段14の平行四辺形リン
ク部14aは駆動アーム16の両端を固定節として、支
持アーム5a又は5bと第二リンク部材20a又は20
bとの距離dが小さくなるように変形する。この変形
は、第二リンク部材20a又は20bが内方のストッパ
ー片24aに当接して停止されるため、支持アーム手段
14は一定形状を保持して旋回駆動軸13廻りの一定位
置で係止される。なお、支持アーム5a、5bが仮想線
kで示すように枠フレーム1の凹み個所に位置している
ときは、支持アーム5a、5b等は自重で矢印方向f2
へ降下しようとするため、第二リンク部材20a又は2
0bは外方のストッパー片24bに当接した状態となっ
ている。
【0026】この後、前後駆動シリンダ装置11がさら
に伸張され、移動ベース9が板ガラス立て置き台6に対
し一定距離離れた位置まで近接移動され、この移動終点
で、吸着用パッド4a、4b、26は板ガラス立て置き
台6上に積層された板ガラスgの最上層のものの上面に
スプリングsの弾力に抗して押圧される。これにより、
全ての吸着用パッド4a、4b、26の吸着面は最上層
の板ガラスgの上面に密着される。仮想線k2は二つの
吸着用パッド4a、4bの密着状態を示している。この
状態では支持アームは板ガラスからの反力を受けて矢印
方向f2へ変位されることもあり、この変位が生じる
と、第二リンク部材20a又は20bは内方のストッパ
ー片24aから離れた状態となる。
【0027】次に各吸着用パッド4a、4b、26の内
方に真空圧が公知の適宜手段により付与され、これによ
り最上層の板ガラスgはこれらの吸着用パッド4a、4
b、26で吸着され、旋回支持アーム5a、5bによる
持ち上げ可能となる。
【0028】この後、旋回駆動軸13の旋回変位により
駆動アーム16が矢印方向f2へ旋回され、支持アーム
5a、5bは上方へ変位されようとする。この変位のさ
い、第二リンク部材20a、20bは駆動アーム16の
旋回の進行に伴って自身の自重や支持アーム5a、5b
及び板ガラスgなどの自重作用により内方のストッパー
片24aに近接しようとするため、支持アーム5a、5
b及び吸着用パッド4a、4b、26は矢印方向f3
へ、即ち板ガラス立て置き台6上に載置された板ガラス
gの上面に沿った上方へ変位し、この後、第二リンク部
材20a、20bが内方のストッパー片24aに当接す
ると、下層の板ガラスgから離れるように矢印方向f2
へ移動する。図1中の仮想線k3はこの移動途中を示し
ている。
【0029】従って、吸着用パッド4a、4b、26に
吸着された状態の板ガラスgはこれら吸着用パッド4
a、4b、26と同体に上述の如く変位されて、その直
下の板ガラス面上を上方へスライドされつつ、この板ガ
ラスgから離れようとするのであり、このさい最上層の
板ガラスgのスライド変位は、その直下の板ガラスgと
の接着状態をその面方向へ分離させるものとなる。
【0030】このスライド変位の一方では、旋回アーム
手段14の旋回半径方向の内方の二つの吸着用パッド4
a、4aは駆動装置25の短縮力により最上層の板ガラ
スgの上面を押圧するものとなり、外方の二つの吸着用
パッド4b、4bは駆動装置25の伸張力によりこの板
ガラスgの上面を僅かに手前に引き寄せるように作動す
るものとなる。これにより、最上層の板ガラスgは図3
に示すように上部が直下の板ガラスgから引き離される
ように屈曲されて、これら板ガラスg間へ大気が流入し
易くなる。
【0031】また前記外方の吸着用パッド4b、4bの
変位と関連して、補助吸着用パッド26がこれの吸着力
で最上層の板ガラスgの端部をそれの直下の板ガラスg
から引き離すように引っ張るものとなり、この引っ張り
により最上層の板ガラスgの端部は微視的には恰も積層
された紙群の最上層のものが指でめくられるように屈曲
されるものとなる。従って、最上層の板ガラスgとその
直下の板ガラスgの間にはこの屈曲により生じた隙間を
通じて大気が一層流入し易くなり、これら板ガラスg相
互の接着は確実に分離されるものとなる。
【0032】このさい、補助吸着用パッド26を板ガラ
スgの出来るだけ端縁に近い隅角部を引っ張るように位
置調整すると、この吸着用パッド26による上記作用は
特に効果的に発揮されるものとなる。
【0033】この後、駆動装置25が伸張作動した状態
となり、駆動アーム16が矢印方向f2へ一定角度以上
旋回されると、吸着用パッド4a、4b、26に吸着さ
れた板ガラスgや支持アーム5a、5bなどの自重によ
りこれらは揺動降下しようとするのであり、これにより
第二リンク部材20a、20bは外方のストッパー片2
4bに当接し、この後はこの状態が保持されつつ、旋回
アーム手段14は旋回駆動軸13と同体的にさらに矢印
方向f2へ旋回される。
【0034】旋回駆動軸13が入込み旋回終了点に達す
ると、旋回アーム手段14の支持アーム5a、5bは元
位置に復帰すると共に駆動装置25の出力軸25aが短
縮作動し、これにより吸着パッド4a、4b、26に吸
着された板ガラスgは搬送輪体3上に位置される。この
後、吸着パッド4a、4b、26内の真空圧が解除され
て、これらに吸着されていた板ガラスgは搬送輪体3上
に解放された状態となり、この状態の下で支持回転軸2
及び搬送輪体3が回転作動し、この板ガラスgはガラス
切断機などへ入れ込まれるものとなる。
【0035】
【発明の効果】以上の如く構成した本発明によれば、板
ガラスの立て置き台に積層状に載置された板ガラスを確
実に一枚づづに分離してガラス切断機などに安全に入れ
込むことができるものとなる。
【0036】本発明に於ける変位発生機構は最上層の板
ガラスをスライドさせて直下の板ガラスとの接着状態を
分離させるものとなるが、このような処理は、これらの
板ガラスの接着状態の分離に要する作動力を小さくなす
と共にこの分離処理に於いて板ガラスに大きな衝撃を与
えないものである。
【0037】請求項3に記載のものによれば、最上層の
板ガラスの上部のみがその直下の板ガラスから離れるよ
うに屈曲されてこれら板ガラスの間に大気が侵入し易く
なるため、これら板ガラスの接着状態の分離が一層確実
に行えるものとなる。
【0038】請求項4に記載のものによれば、最上層の
板ガラスの左右何れかの上部のみがその直下の板ガラス
から大きく離れるように屈曲されて、これら板ガラスの
間に一層、大気が侵入し易くなるため、これら板ガラス
の接着状態の分離がさらに確実に行えるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る入込み装置及び板ガラス立て置き
台を示す側面図である。
【図2】前記入込み装置の平面図である。
【図3】前記入込み装置の一部を示す作動説明図であ
る。
【図4】従来の板ガラス入込み装置の側面図である。
【符号の説明】
8 固定ベース 9 移動ベース 13 旋回駆動軸 14 旋回アーム手段 4a、4b 吸着用パッド 5a、5b、16、18a、18b、20a、20b
変位発生機構 5a、5b 支持アーム 18a、18b 第一リンク部材 20a、20b 第二リンク部材 22 間隔保持手段 26 補助吸着用パッド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定ベース上に前後移動可能となされた
    移動ベースを設けると共にこの移動ベースに横向きの旋
    回駆動軸を設け、この旋回駆動軸にこの軸の旋回変位に
    連動してこの軸廻りへ旋回される旋回アーム手段を装設
    し、この旋回アーム手段は同一向きの複数の板ガラス吸
    着用パッドを備えると共に前記旋回駆動軸の入込み旋回
    開始当初に前記吸着用パッドをこれの吸着面に概ね沿っ
    た斜め上方へ変位させるための変位発生機構を設けた構
    成であることを特徴とする板ガラス入込み装置。
  2. 【請求項2】 旋回アーム手段が、旋回駆動軸に駆動ア
    ームを固定してこれの先部に板ガラス吸着用パッドの装
    着された支持アームを軸着し、この支持アームの長さ途
    中に軸着された第一リンク部材と、前記旋回駆動軸に枢
    着された第二リンク部材とを軸着すると共に、第二リン
    ク部材と支持部材との距離の変動を一定範囲内でのみ許
    容するものとした間隔保持手段を形成した構成であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の板ガラス入込み装置。
  3. 【請求項3】 板ガラス吸着用パッドを旋回アーム手段
    の旋回半径方向の内外方位置のそれぞれに少なくとも二
    個設けると共に各吸着用パッドをこれの吸着面と直交し
    た向きへ駆動変位可能となし、旋回駆動軸の入込み旋回
    開始当初に於いて前記旋回半径方向の内方位置に設けた
    吸着用パッドはその吸着面の前方へ変位され、外方位置
    に設けたそれはその吸着面の後方へ変位される構成とし
    たことを特徴とする請求項1又は2記載の板ガラス入込
    み装置。
  4. 【請求項4】 板ガラスを補助的に吸着するための補助
    吸着用パッドを旋回アーム手段の旋回半径方向の外方位
    置に設けられた吸着用パッド群の左右何れかの張り出し
    位置に旋回アーム手段に支持された状態として設け、し
    かも前記外方位置に設けられた吸着用パッドと同体的に
    変位される構成としたことを特徴とする請求項1、2又
    は3記載の板ガラス入込み装置。
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