JPH1135002A - 液体充填装置 - Google Patents

液体充填装置

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JPH1135002A
JPH1135002A JP20729397A JP20729397A JPH1135002A JP H1135002 A JPH1135002 A JP H1135002A JP 20729397 A JP20729397 A JP 20729397A JP 20729397 A JP20729397 A JP 20729397A JP H1135002 A JPH1135002 A JP H1135002A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 殺菌処理された容器,袋などに殺菌処理され
た液状体を無菌的に充填するため、過酸化水素のような
化学的な方法を用いず、装置のほとんどの部分の外表面
を、殺菌処理のための容器に収納する必要のない液体充
填装置を提供する。 【解決手段】 シリンダ1の下部に、ピストン2を有す
る円筒状容器13が形成され、その上部に、ピストンロ
ッド17を貫通させる円筒状容器19が形成されてい
る。円筒状容器19に蒸気を導入してピストンロッド1
7を殺菌処理し、その後に無菌空気を導入した状態で、
ピストン2を往復動させることにより円筒状容器13内
に、殺菌処理された液状体を液室15に導入し、導入し
た液状体を排出することにより、容器等に液状体を充填
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、殺菌処理された容
器、袋などに殺菌処理された液状体(例えば、液状食
品)を無菌的に充填するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から無菌充填装置と呼ばれるものの
ほとんどは、装置の、充填物の接触する部分について過
酸化水素による殺菌処理が行われている。過酸化水素に
よる殺菌処理は、囲まれた雰囲気で実施する必要がある
ことから、充填装置の大部分を、処理するための容器に
収納して行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、殺菌のため
に用いる過酸化水素は、充填装置に残留するおそれがあ
る。また、充填装置全体に近い多くの部分を、閉鎖され
た容器に収納することは、殺菌システムのコストを上げ
ることになる。さらに収納すべき部分でも収納できない
場合があり、殺菌は不完全になる場合があった。本発明
の目的は、過酸化水素のような化学的な方法を用いず、
装置のほとんどの部分の外表面を、殺菌処理のための容
器に収納する必要のない液体充填装置を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明による充填装置は、殺菌処理された容器,袋な
どに殺菌処理された液状体を無菌的に充填するための液
状充填装置であって、前記液状体を導入する導入孔と、
導入した液状体を排出する排出孔とを有し、ピストンに
より液室に前記液状体を吸引し、液室の液状体を排出す
ることにより前記容器,袋などに液状体を充填する第1
円筒状容器と、前記第1円筒状容器に連接され、前記ピ
ストンを取り付けたピストンロッドが貫通し、蒸気と無
菌空気を導入するための蒸気導入孔および無菌空気導入
孔を有する第2円筒状容器と、前記2円筒状容器を貫通
したピストンロッドの端部に結合され、前記ピストンロ
ッドを往復動させるための駆動機構とを備え、前記第2
円筒状容器内に前記蒸気を導入して、前記第1円筒状容
器内に移動するピストンロッド部分の殺菌を行い、その
後に前記第2円筒状容器内に無菌空気を導入した状態
で、前記ピストンロッドを往復動することにより前記液
状体を前記容器,袋に充填するように構成してある。ま
た、本発明は、上記構成において前記第2円筒状容器内
を貫通するピストンロッドの、前記往復動により外部に
延出する部分を伸縮自在な隔壁で囲み、前記隔壁の外側
中空部分に通じるように前記蒸気導入孔および無菌空気
導入孔を配置し、前記隔壁の内側中空部分に通じるよう
に導入孔を設け、前記蒸気導入時には前記外側中空部分
および内側中空部分に同時に蒸気を導入するか、前記外
側中空部分に蒸気を、内側中空部分に蒸気と同じ空気圧
を導入するように構成してある。さらに本発明は上記構
成において、前記第1円筒状容器の上端付近と下端付近
にそれぞれ前記液体の導入孔および排気孔を設け、前記
ピストンにより分割される上側液室と下側液室に交互に
前記液状体を吸引して排出することにより前記容器に液
状体を充填するに構成してある。さらには本発明は上記
構成において、駆動機構は前記ピストンロッドの往復動
の範囲を可変するように構成してある。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳しく説明する。図1は本発明による液体充
填装置の周辺機器の配置を示す概略図である。シリンダ
1はピストン2とともに一種の計量容器の役目をし、ピ
ストン2の前進(A矢印の方向)、後進(B矢印の方
向)の単位移動量当たりの充填液排出量が正確に確認さ
れている。ピストン2は駆動機構(図示せず)により往
復運動する。シリンダ1の前進方向の端部には、充填液
をシリンダ1に導入するための第二導入弁3と、容器4
に充填液を充填するための第二排出弁5が設けられてお
り、後進方向の端部には第二導入弁3と同様の役目をす
る第一導入弁6と、第二排出弁5と同様の役目をする第
一排出弁7が設けられている。
【0006】第一導入弁6と第二導入弁3の各々の入口
は導入管8に結合されている。第一排出弁7と第二排出
弁5の各々の出口は排出管9に結合されている。導入管
8は元弁10を介して充填液タンク11に結合されてい
る。排出管9の先端には、充填液を容器4に入れるため
のノズル12が設けられている。充填液タンク11はシ
リンダ1と図示されている全ての弁より、高い位置に配
置されている。
【0007】図2はシリンダ1とピストン2およびその
駆動部の構造を示す断面図である。シリンダ1は円筒状
容器13を持ち、蓋14をネジで固定することによっ
て、液を計量するための液室15を形成している。蓋1
4に第二導入弁3用の接続部3aと第二排出弁5用の接
続部5aを備えている。接続部3aと5aは導入孔3b
と排出孔5bを通して液室15の下端部に繋がってい
る。円筒状容器13の、蓋14の反対側には、第一導入
弁6用の接続部6aと第一排出弁7用の接続部7aを備
えている。接続部6aと7aは導入孔6bと排出孔7b
を通して液室15の上端部に繋がっている。ピストン2
はピストンヘッド16と、ピストンヘッド16にネジで
固定されたピストンロッド17を有している。ピストン
ヘッド16の外周部は液室15の内周部と、適当なシー
ル性を保持しながら、直線的に滑動する。
【0008】円筒状容器13の上には中間壁18を挟ん
で、円筒状容器19が置かれている。円筒状容器13と
円筒状容器19は同芯となっており、実施の形態では一
体に形成されている。円筒状容器13と19とを分離し
て製作し、適当な手段で同芯で結合してもよい。円筒状
容器19は殺菌処理室20を形成している。円筒状容器
19には蓋21が取り付けられている。
【0009】ピストンロッド17は液室15,殺菌処理
室20,蓋21を通り、その端部は外部に延出されてい
る。ピストンロッド17の端部は、連結部材22を介し
て、ボールネジナット23に接続されている。ボールネ
ジナット23はボールネジ軸24と組み合わされてい
る。ボールネジ軸24は両端を、軸受(図示せず)を介
して、蓋21に固定された保持台25に保持されてい
る。ピストンロッド17とボールネジ軸24は平行状態
になっている。ボールネジ軸24はステッピングモータ
26により回転させられる。
【0010】中間壁18の、ピストンロッド17が通っ
ている部分にはシール27が設けてあって、液室15か
ら液が漏れないようにしてある。殺菌処理室20内のピ
ストンロッド17の一部分にはベローズ組立体28を被
せてある。ベローズ組立体28はベローズ29と端部固
定金具30,31を備えている。端部固定具30の内側
はピストンロッド17に固定され、外側は案内板32に
固定されている。ベローズ29はベローズ29の内外間
の液体の貫通を防止する役目をする隔膜であり、高速度
での伸縮に耐えることができる。ベローズ以外の、例え
ばジャバラでもよい。端部固定具30とピストンロッド
17の間にはシール33が設けられている。案内板32
には貫通孔34を設けてある。ベローズ組立体28の端
部固定具31は蓋21に固定されている。蓋21とピス
トンロッド17の間にはシール35が設けられている。
【0011】案内板32の外径は殺菌処理室20の内径
に合わせてあり、殺菌処理室20内を直線方向に滑動で
きるようになっており、ピストンロッド17を中間的な
位置で保持する役目をしている。ピストンロッド17
の、ベローズ用端部固定具30が固定されている部分か
ら、連結部材22が取り付けられている側は、中空部3
6になっている。その先には通気弁38が取り付けられ
ている。中空部36の下端には、外表面に向けて孔37
が設けられている。
【0012】蓋21にはベローズ29の外側中空部分に
通じるネジ孔39と、ベローズ29の内側中空部分に通
じるネジ孔(第2蒸気導入孔)40が設けられている。
また円筒状容器19の下方部には殺菌処理室20に通じ
るネジ孔(蒸気および無菌空気導入孔)41が設けられ
ている。
【0013】図3に示すようにネジ孔39には排気弁4
2が、ネジ孔40には蒸気導入弁43が、ネジ孔41に
は蒸気導入弁44と空気導入弁45を並列に設けてあ
る。蒸気導入弁43と44には水蒸気源46が、空気導
入弁45には無菌圧縮空気源47が接続されている。
【0014】以上の構成において、ステッピングモータ
26がボールネジ軸24を回転させると、その回転方向
によって決まる方向に、ボールネジナット23は移動
し、それと同一方向、同一距離だけピストンロッド17
に固定されたピストンヘッド16は、液室15内を移動
する。ステッピングモータ26の回転方向を周期的に切
り替えることによって、ピストンヘッド16は液室15
内を往復運動することになる。
【0015】図1の配置において、充填作業時は元弁1
0は常時開いておく。導入弁3と6、排出弁5と7はピ
ストン2の移動方向によって切り替える。弁に電磁弁を
使っている場合は電気的に自動切り替えする。ピストン
2が前進するとき、各弁は次のような状態にする。 第一導入弁6・・・・開 第二導入弁3・・・・閉 第一排出弁7・・・・閉 第二排出弁5・・・・開 このとき充填液タンク11からは第一導入弁6を通っ
て、液がシリンダ1に入る。同時にシリンダ1から第二
排出弁5を通って、ノズル12から容器4に充填され
る。ピストン2が後進するとき、各弁は次のような状態
にする。 第一導入弁6・・・・閉 第二導入弁3・・・・開 第一排出弁7・・・・開 第二排出弁5・・・・閉 このとき充填液タンク11からは第二導入弁3を通っ
て、液がシリンダ1に入る。同時にシリンダ1から第一
排出弁7を通って、ノズル12から容器4に充填され
る。
【0016】このように前進、後進のいずれの過程で
も、シリンダ1への液の導入と容器4への充填が行われ
る。容器4に規定量充填されるまで、ピストン2を往復
運動させる。
【0017】図2において、ピストンロッド17の運動
にともなって案内板32も上下動し、ベローズ29は伸
縮運動する。案内板32には貫通孔34が設けられてお
り、また排気弁42を開いておけば、殺菌処理室20内
でベローズ29の外側中空部分での圧力変動はあまり生
じない。またベローズ29の内側中空部分では、通気弁
38を開けておけば、孔37、中空部36があることに
よって、圧力変動は防止される。
【0018】充填作業中は蒸気導入弁43,44は閉じ
られ、空気導入弁45から無菌の圧縮空気が殺菌処理室
20内に導入され、排気弁42から排気される。したが
って殺菌処理室20ではベローズ組立体28の外側は、
無菌空気にだけ触れ、大気中からの菌汚染はない。無菌
空気はそれ自体は無菌であっても殺菌力はもたない。し
たがって無菌空気を導入する前に、充填液を菌汚染させ
る可能性のある部分(殺菌処理室20内で、ベローズ組
立体28の外側にある部分は、ピストンロッド17の表
面を通して、充填液を菌汚染する可能性がある。)を高
温蒸気で殺菌させる必要がある。
【0019】蒸気殺菌作業は、図3に示す機器の配置に
おいて、空気導入弁45と排気弁42を閉じ、蒸気導入
弁44から、120℃(約2kg/cm2 )の水蒸気を
殺菌処理室20に導入し、一定時間保持することによっ
て、蒸気の熱によって室内を殺菌する。この場合ピスト
ンロッド17を動かし、できるだけ多くの部分を殺菌す
る。ベローズ29は、伸縮時の抵抗を少なくするため
に、軟らかいものを使う必要がある。したがってベロー
ズ29の外周部からの水蒸気の圧力に耐えることは期待
できない。このため蒸気導入時に、同時に蒸気導入弁4
3からベローズ29の内側中空部分にも蒸気を導入して
ベローズ29の内外の圧力差を小さくする。このとき通
気弁38は閉じておく。なお、蒸気導入弁43を閉じ
て、通気弁38から蒸気圧力に対応した空気圧力を加え
ても、同様にベローズ29の内外の圧力差を小さくする
ことができる。
【0020】充填液タンク11からシリンダ1を通っ
て、ノズル12までは、各機器を蒸気の温度と圧力に耐
える構造のものが実用化されており、通常行われている
方法で蒸気殺菌が可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、殺菌処理
された容器,袋などに殺菌処理された液状体を無菌的に
充填するための液状充填装置であって、液状体を導入す
る導入孔と、導入した液状体を排出する排出孔とを有
し、ピストンにより前記液状体を吸引し、容器,袋など
に充填する第1円筒状容器と、第1円筒状容器に連接さ
れ、前記ピストンを取り付けたピストンロッドが貫通
し、蒸気と無菌空気をそれぞれ導入するための蒸気導入
孔および無菌空気導入孔を有する第2円筒状容器と、第
2円筒状容器を貫通したピストンロッドの端部に結合さ
れ、ピストンロッドを往復動させるための駆動機構とを
備え、第2円筒状容器内に前記蒸気を導入した状態で、
駆動機構によりピストンロッドを動かすことによりピス
トンロッドの殺菌を行い、その後に無菌空気を導入した
状態で、ピストンロッドを往復動することにより液状体
を容器,袋に充填するように構成されている。したがっ
て、ピストンロッドの第1円筒状容器に入る部分は、蒸
気による殺菌が行われ、充填作業では、その殺菌された
部分が無菌状態で保持され、第1円筒状容器には無菌部
分のピストンロッドが入るため、無菌状態の液状体が汚
染されることはない。
【0022】また、第2円筒状容器内を貫通するピスト
ンロッドの、往復動により外部に延出する部分を伸縮自
在な隔壁で囲み、隔壁の外側中空部分に通じるように蒸
気導入孔および無菌空気導入孔を配置し、隔壁の内側中
空部分に通じるように導入孔を設け、蒸気導入時には外
側中空部分および内側中空部分に同時に蒸気を導入する
か、または外側中空部分には蒸気を、内側中空部分には
蒸気と同じ圧力の空気圧を導入するように構成されてい
るので、耐圧性の低い隔膜でも用いることができるとい
う効果がある。
【0023】さらに、第1円筒状容器の上端付近と下端
付近にそれぞれ液体の導入弁および排気弁を設け、ピス
トンにより分割された上側液室と下側液室に交互に前記
液状体を吸引して排出することにより容器に液状体を充
填するので、ピストンの動き全体、すなわち前進および
後退のいずれの場合にも充填作業ができ、無駄時間がな
く効率的に充填ができるという効果がある。
【0024】さらには駆動機構はピストンロッドの往復
動の往復範囲を可変できるため、シリンダ,ピストンの
交換,磨滅に対しても、ピストンの移動量を調節するこ
とによって、一往復当たりの排出量を一定にできる。よ
って液状体が収納される容器の内容積が代わっても対応
がとれるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による液体充填装置の周辺機器の配置を
示す概略図である。
【図2】本発明による液体充填装置の主要部の詳細を示
す断面図である。
【図3】本発明による液体充填装置を用いるための外部
機器との接続図である。
【符号の説明】
1…シリンダ 2…ピストン 3…第二導入弁 4…容器 5…第二排出弁 6…第一導入弁 7…第一排出弁 8…導入管 9…排出管 10…元弁 11…充填液タンク 12…ノズル 13…円筒状容器(第1円筒状容器) 14…蓋 15…液室 16…ピストンヘッド 17…ピストンロッド 18…中間壁 19…円筒状容器(第2円筒状容器) 20…殺菌処理室 21…蓋 22…連結部材 23…ボールネジナット 24…ボールネジ軸 25…保持台 26…ステッピングモータ 27…シール 28…ベローズ組立体 29…ベローズ 30,31…端部固定金具 32…案内板 33,35…シール 34…貫通孔 36…中空部 37…孔 38…通気弁 39,40,41…ネジ孔 42…排気弁 43,44…蒸気導入弁 45…空気導入弁 46…蒸気源 47…無菌空気源

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 殺菌処理された容器,袋などに殺菌処理
    された液状体を無菌的に充填するための液状充填装置で
    あって、 前記液状体を導入する導入孔と、導入した液状体を排出
    する排出孔とを有し、ピストンにより液室に前記液状体
    を吸引し、液室の液状体を排出することにより前記容
    器,袋などに液状体を充填する第1円筒状容器と、 前記第1円筒状容器に連接され、前記ピストンを取り付
    けたピストンロッドが貫通し、蒸気と無菌空気を導入す
    るための蒸気導入孔および無菌空気導入孔を有する第2
    円筒状容器と、 前記2円筒状容器を貫通したピストンロッドの端部に結
    合され、前記ピストンロッドを往復動させるための駆動
    機構とを備え、 前記第2円筒状容器内に前記蒸気を導入して、前記第1
    円筒状容器内に移動するピストンロッド部分の殺菌を行
    い、その後に前記第2円筒状容器内に無菌空気を導入し
    た状態で、前記ピストンロッドを往復動することにより
    前記液状体を前記容器,袋に充填するように構成したこ
    とを特徴とする液体充填装置。
  2. 【請求項2】 前記第2円筒状容器内を貫通するピスト
    ンロッドの、前記往復動により外部に延出する部分を伸
    縮自在な隔壁で囲み、前記隔壁の外側中空部分に通じる
    ように前記蒸気導入孔および無菌空気導入孔を配置し、
    前記隔壁の内側中空部分に通じるように導入孔を設け、 前記蒸気導入時には前記外側中空部分および内側中空部
    分に同時に蒸気を導入するか、前記外側中空部分に蒸気
    を、内側中空部分に蒸気と同じ空気圧を導入することを
    特徴とする請求項1記載の液体充填装置。
  3. 【請求項3】 前記第1円筒状容器の上端付近と下端付
    近にそれぞれ前記液体の導入孔および排気孔を設け、 前記ピストンにより分割される上側液室と下側液室に交
    互に前記液状体を吸引して排出することにより前記容器
    に液状体を充填することを特徴とする請求項1記載の液
    体充填装置。
  4. 【請求項4】 駆動機構は前記ピストンロッドの往復動
    の範囲を可変にしたことを特徴とする請求項1記載の液
    体充填装置。
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