JPH11348911A - 充填包装機における吸湿性材料の連続混合装置 - Google Patents

充填包装機における吸湿性材料の連続混合装置

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JPH11348911A
JPH11348911A JP10175368A JP17536898A JPH11348911A JP H11348911 A JPH11348911 A JP H11348911A JP 10175368 A JP10175368 A JP 10175368A JP 17536898 A JP17536898 A JP 17536898A JP H11348911 A JPH11348911 A JP H11348911A
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義雄 前嶋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸湿性材料によって流出口等が塞がれずにそ
れと水等との混合が容易に行なわれるようにする。 【構成】 横シール部H間に吸湿性材料32と水とを混
合した内容物を充填するために、充填前に吸湿性材料と
水とを混合する混合部20を設け、上記混合された内容
物がシール部間に供給されるようにし、混合部20は水
をあふれさせて流出させる溢流部21を具備し、溢流部
21の厚い水膜31で覆われた部分に吸湿性材料を供給
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート、フィルム
状の素材を袋状に整形するために上下方向に配置された
ガイド筒の外側を包むように誘導し、筒状となった素材
の縁部を縦シール手段により閉じ合わせ、その筒状素材
を横シール手段により所定間隔ごとに横シールし、かつ
横シール部間に内容物を充填する充填包装機における吸
湿性材料の連続混合装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば凍らせて繰り返し使用される氷代
用の保冷剤は高吸湿性のポリマーと水との混合物であ
り、その混合のタイミングが問題となる。このような要
求に応じられる技術には実公平6−28403号に開示
された考案があり、同考案では吸湿性材料を供給する固
体供給管と水供給管とを、先端をほぼ揃えて筒状袋内に
達する位置に配置し、かつ乾燥気体を固体供給管内へ供
給して混合前の帯湿を防ぐという手段を有している。
【0003】上記考案の装置は、袋内で吸湿性材料と水
とを混合することができるので、好適な混合、溶解が実
現し、実用に供されている。しかし条件によっては、高
吸湿性ポリマーがその供給管の流出口に付着してそこを
塞ぐという事故が発生した。この現象は、例えば30〜
200gと小容量の包装体の製造において特に顕著であ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に着
目してなされたものであり、その課題は、吸湿性材料に
よって流出口等が塞がれずに、それと水等との混合が連
続して行なえるようにする点にある。
【0005】また発明の他の課題は、吸湿性材料と水等
との混合物のような内容物の小容量の包装体を円滑に製
造可能とする点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題等を解決するた
め本発明は、横シール部間に吸湿性材料と水とを混合し
た内容物を充填するために、充填前に吸湿性材料と水と
を混合する混合部を設けるとともに、上記混合された内
容物が上記シール部間に供給されるようにし、上記混合
部は水をあふれさせてから流出させる溢流部を具備し、
その溢流部の厚い水膜で覆われた部分に吸湿性材料を供
給するという手段を講じたものである。
【0007】なお内容物を充填するシール部のうち、下
方のシール部は既にシールを完了して底を形成している
が、上方のシール部は内容物充填後に形成される。上、
下両方のシールを完了したもの(包装体)は1個ずつ切
り離し可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係る連続混合装置11
は、吸湿性材料と水等を混合した内容物を充填包装機1
0によって充填包装するためのものである。
【0009】充填包装機10はシート、フィルム状の素
材S1を袋状に整形するために、上下方向に配置された
ガイド筒12の外側を包むように誘導し、筒状となった
素材S2の縁部を縦シール手段13によって閉じ合わせ
て縦シール部Vを形成し、この筒状素材S2を横シール
手段14によって所定間隔ごとにシールして横シール部
Hを形成し、かつ横シール部H、H間に内容物を充填す
ることができる。
【0010】図示の実施例における充填包装機10で
は、本体の内部にシート又はフィルム状のロールRをセ
ットし、そこから引き出したシートまたはフィルム状の
素材S1を本体正面上部に配置したガイド板15によ
り、ガイド筒12の外周に巻き付けるように反転的に案
内する。素材S1は、その後、縁部がガイド片16に通
され、合わさった縁部をヒートシート等の手段によりと
じ合わせて筒状素材S2とされ、その下方にて筒状素材
S2を前後両面から挟むように加圧するしごきロール対
17の作用を受け、脱気板18により内部の気体を排除
されたのち横シール手段14でヒールシート等の手段に
より所定間隔ごとに閉じられ、充填包装体S3となる。
故に、これらのシート、フィルム状の素材はヒートシー
ルが可能な樹脂よりなるものを使用することができる。
【0011】筒状素材S2の段階において横シールが行
われると、その横シール部Hを底として内容物を一定量
充填することが可能となり、次の横シールで内容物の包
装が完了する。つまり、内容物の充填は上記2回の横シ
ールの間に行われる。
【0012】このような横シール部H間に吸湿性材料と
水との混合物を充填するために、充填前に、吸湿性材料
と水を混合する混合部20を設ける。故に、上記混合部
20からの混合物が内容物として上記シール部Hを底と
する袋体内に供給される。
【0013】混合部20は、水をあふれさせてから流出
させる溢流部21を具備し、この溢流部21の厚い水膜
で覆われた部分に吸湿性材料を供給する。混合部20は
カップ状で良いが、その中央部等にあけられた単なる開
口から水を流出させる場合、開口の縁に吸湿性材料の付
着が起こり、次第に堆積して開口を塞ぐ現象が見出され
た。そこで本発明では厚い水膜で開口周囲を覆うことに
より、吸湿性材料の付着を防止するため、上記の溢流部
21を設けるという手段を講じたものである。
【0014】混合部20及び溢流部21の具体的形状或
いは構造は、上記条件が満たされれば特に制限はない。
図示の実施例の混合部20は逆円錐形の容器状に形成さ
れ、その上部内周に水の流入口22を具備し、下部中央
に混合物の流出口23を具備し、溢流部21として、水
を溜めて厚い水膜を作るための堰を設けている。
【0015】構造としては逆円錐形の混合容器24を有
し、その上部内周にほぼ全周にわたり層状に水を流して
水膜を形成する流入口22を形成し、混合容器24の中
央の流出口23に溢流部21となるパイプ25を所要の
高さに突出させて設けている。流入口22には給水路2
6が接続され、流出口23には混合物配管27が接続さ
れる。
【0016】このような構造によりパイプ25の外側で
水膜31が最も厚くなり、その外側では次第に水膜の厚
さは減少する。図6参照。パイプ25の口端は溢流のた
め常時相当の厚さの水流に覆われ、吸湿性材料32の付
着が妨げられる。
【0017】吸湿性材料の供給口28は上記溢流部21
の中心部上方に開口し、水膜の最も厚い部分に向けて吸
湿性材料を噴射する構成を有する。なお、図示の実施例
では吸湿性材料は上部ホッパー29に貯溜され、そこか
ら投入機構30を経て供給口28へ送給される。
【0018】このような構成を有する混合部20にて吸
湿性材料と水とは所定の比率で混合された混合物となっ
て混合物配管27の下端開口19から筒状素材S2内に
供給される。保冷材の場合、高吸湿性ポリマーと水との
混合比率は例えば1:100である。なお、吸湿性材料
と水以外の成分も、必要に応じて添加することができ
る。
【0019】混合配管27の下端開口19は開閉操作さ
れるしごきロール対17、17の上位に位置する。故に
下部シール部でシールされている筒状素材S2に内容物
が供給されると、脱気板18、18が接近し、前後両側
から筒状素材S2を加圧して空気を排除し、しごきロー
ル対17、17は前後両側から筒状素材S2の上部シー
ル部となる部位を強く加圧し続け、前後両面を密着状態
とする。所定寸法筒状素材S2を送り、横シール手段1
4に到ると上部シール部のシールが行なわれ、完成した
充填包装体S3の上部シール部に対して同時的に、カッ
ター33により切り離しが可能である。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成され、かつ作用
するものであるから、混合部に形成する溢流部の厚い水
膜によって混合部壁面や流出口等を覆い、吸湿性材料の
付着が妨げられるので流出口等が塞がれず、従って吸湿
性材料と水を連続して混合し、筒状素材に充填包装する
ので、冷却材のように小振りの包装体でも容易に製造す
ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吸湿性材料の連続混合装置の1実
施例のものを搭載した充填包装機の正面図。
【図2】同じく側面図。
【図3】同じく要部の説明のための斜視図。
【図4】上記混合装置の平面図。
【図5】同じく縦断面図。
【図6】同じく作用説明図。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート、フィルム状の素材を袋状に整形
    するために上下方向に配置されたガイド筒の外側を包む
    ように誘導し、筒状となった素材の縁部を縦シール手段
    により閉じ合わせ、その筒状素材を横シール手段により
    所定間隔ごとに横シールし、かつ横シール部間に内容物
    を充填する充填包装機において、横シール部間に吸湿性
    材料と水とを混合した内容物を充填するために、充填前
    に吸湿性材料と水とを混合する混合部を設けるととも
    に、上記混合された内容物が上記シール部間に供給され
    るようにし、上記混合部は水をあふれさせてから流出さ
    せる溢流部を具備し、その溢流部の厚い水膜で覆われた
    部分に吸湿性材料を供給するようにしたことを特徴とす
    る充填包装機における吸湿性材料の連続混合装置。
  2. 【請求項2】 混合部は逆円錐形の混合容器を有し、そ
    の上部内周にほぼ全周にわたり層状に水を流して水膜を
    形成する流入口を形成し、容器中央の流出口に溢流部と
    なるパイプを所要の高さに突出させて設けた構成を有す
    る請求項1記載の充填包装機における吸湿性材料の連続
    混合装置。
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