JPH1134840A - 加速スリップ制御装置 - Google Patents

加速スリップ制御装置

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Publication number
JPH1134840A
JPH1134840A JP19122397A JP19122397A JPH1134840A JP H1134840 A JPH1134840 A JP H1134840A JP 19122397 A JP19122397 A JP 19122397A JP 19122397 A JP19122397 A JP 19122397A JP H1134840 A JPH1134840 A JP H1134840A
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JP
Japan
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torque
target
vehicle
slip ratio
determined
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JP19122397A
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English (en)
Inventor
Takeshi Sugitani
猛 杉谷
Shinsuke Yamamoto
真輔 山本
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は車両の加速中にホイルスピンを防止
する加速スリップ制御装置に関し、車両挙動を安定に維
持しつつ運転者の意図に応じた駆動トルクを発生させる
ことを目的とする。 【解決手段】 駆動輪に過大なスリップ率が生じた場合
にトラクション制御を実行する。β以上のアクセル開度
CCを伴う加速操作が実行された場合は、駆動輪の目標
スリップ率Stargetをハイレベル値とする(ステップ1
24,126)。上記の加速操作が実行されない場合は
targetを通常値とする(ステップ124,128)。
車速SPDがα以上であり(ステップ120)、かつ、
全ての駆動輪に大きなスリップ率が生じている場合は
(ステップ122)、上記の加速操作が実行されたか否
かに関わらずStargetを通常値とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加速スリップ制御
装置に係り、特に、車両の加速中にホイルスピンを防止
する加速スリップ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平6−81683
号に開示される如く、駆動輪のスリップ率に応じて駆動
トルクを制御するトラクション制御を実行する装置が知
られている。トラクション制御によれば、車両の加速中
に駆動輪に過大なスリップ率、すなわち、所定のしきい
値を超えるスリップ率が生じた場合に駆動トルクの低下
が図られる。駆動トルクが低下すると、駆動輪のスリッ
プ率は低下する。従って、上記従来の装置によれば、車
両の加速中に駆動輪がホイルスピンするのを確実に防止
することができる。
【0003】上記従来の装置は、運転者によるアクセル
操作に応じて、トラクション制御で用いられるスリップ
率のしきい値を変更する機能を備えている。より具体的
には、トラクション制御の実行中に運転者によって大き
なアクセル操作が実行されている場合に、スリップ率の
しきい値を増大させる機能を備えている。スリップ率の
しきい値が増大されると、トラクション制御の実行中に
発生される駆動トルクが増大される。従って、上記従来
の装置によれば、トラクション制御の実行中に運転者の
意図に応じた駆動トルクを発生させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の装
置によれば、運転者によって大きなアクセル操作が実行
された場合には、常にスリップ率のしきい値が大きな値
に変更される。このため、スリップ率のしきい値は、例
えば全ての駆動輪に大きなスリップ率が生じている場合
等においても増大されることがある。この場合、全ての
駆動輪のスリップ率は、より大きな値に増大する。
【0005】車両の挙動は、車輪が大きな横力を発生す
るほど安定に維持される。また、車輪は、スリップ率が
小さいほど大きな横力を発生することができる。従っ
て、車両の挙動を安定に維持するためには、全ての駆動
輪に、同時に大きなスリップ率を発生させるべきではな
い。この点、上述した従来の制御は、車両の挙動を安定
に維持するうえで、必ずしも最適な制御ではなかった。
【0006】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、トラクション制御の実行中に、車両挙動を安定
に維持しつつ運転者の意図に応じた駆動トルクを発生さ
せる加速スリップ制御装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
に記載する如く、駆動輪に過大なスリップ率が生じた場
合に、駆動トルクを低下させるトラクション制御を実行
する加速スリップ制御装置において、所定の加速操作が
実行された場合に、前記トラクション制御の実行中に発
生される駆動トルクが増大されるように、所定の変更規
則に従って前記トラクション制御の制御パラメータを変
更するパラメータ変更手段と、車両の安定性に基づいて
前記変更規則を決定する変更規則決定手段と、を備える
加速スリップ制御装置により達成される。
【0008】本発明において、駆動輪に過大なスリップ
率が発生すると、トラクション制御が実行される。トラ
クション制御によれば、所定の制御パラメータに従っ
て、駆動トルクを低下させる処理が実行される。制御パ
ラメータは、運転者によって所定の加速操作が実行され
た場合に、発生し得る駆動トルクが増大されるように変
更される。この際、制御パラメータは、車両の安定性に
基づいて決定される変更規則に従って変更される。
【0009】本発明において、制御パラメータの変更規
則は、車両が安定であるほど駆動トルクの増大が容易と
なるように決定される。このため、車両が安定である場
合は、トラクション制御の実行中に運転車の意図が敏感
に駆動トルクに反映される状態が形成される。一方、車
両が安定でない場合は、運転者の意図が駆動トルクに反
映され難い状態、すなわち、車両の安定状態維持を優先
する状態が形成される。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例である
加速スリップ制御装置のシステム構成図を示す。本実施
例の加速スリップ制御装置は、電子制御ユニット10
(以下、ECU10と称す)を備えている。ECU10
には、前後加速度センサ12および横加速センサ14が
接続されている。前後加速度センサ12は、車両に発生
する前後方向の加速度Gxに応じた電気信号を出力す
る。一方、横加速度センサ14は、車両に発生する横方
向の加速度Gyに応じた電気信号を出力する。ECU1
0は、前後加速度センサ12おおび横加速度センサ14
の出力信号に基づいて、前後加速度Gxおよび横加速度
Gyを検出する。
【0011】ECU10には、NEセンサ16および車
輪速センサ18が接続されている。NEセンサ16は、
車両に搭載される内燃機関の機関回転数NEに応じた周
期でパルス信号を出力する。車輪速センサ18は、車両
の各輪の車輪速Vwに対応するパルス信号を発生する。
ECU10は、NEセンサ16の出力信号に基づいて機
関回転数NEを検出すると共に、車輪速センサ18の出
力信号に基づいて各輪の車輪速Vwを検出する。
【0012】ECU10には、また、アクセル開度セン
サ19およびスロットル開度センサ20が接続されてい
る。アクセル開度センサ19は、アクセルペダル(図示
せず)の操作量に応じた電気信号を出力する。ECU1
0は、アクセル開度センサ19の出力信号に基づいてア
クセルペダルの操作量(以下、アクセル開度Accと称
す)を検出する。
【0013】スロットル開度センサ20は、内燃機関の
吸気管22に配設されている。吸気管22の内部には電
子スロットル24が配設されている。電子スロットル2
4は、駆動モータ26を備えている。駆動モータ26
は、ECU10に接続されている。電子スロットル24
は、ECU10から駆動モータ26に供給される駆動信
号に応じたスロットル開度TAを実現する。スロットル
開度センサ20は、スロットル開度TAに応じた電気信
号を出力する。ECU10は、スロットル開度センサ2
0の出力信号に基づいてスロットル開度TAを検出す
る。
【0014】本実施例の加速スリップ制御装置は、運転
者によって加速操作が実行されている状況下で車両の駆
動輪に過大なスリップ率が発生した場合にトラクション
制御を実行する。本実施例において、トラクション制御
が実行されていない場合は、スロットル開度TAが、ア
クセル開度Accと機関回転数NEとに基づいて演算され
る。以下、上記の如くアクセル開度Accと機関回転数N
Eとに基づいて演算されるスロットル開度TAを基準ス
ロットル開度TABASEと称す。
【0015】トラクション制御の実行中は、スロットル
開度TAが基準スロットル開度TA BASEに比して小さく
なるように電子スロットル24が制御される。トラクシ
ョン制御によれば、内燃機関の吸入空気量を減量して、
内燃機関の出力トルク(以下、E/Gトルクと称す)を
低下させることができる。本実施例の加速スリップ制御
装置は、トラクション制御の実行中に、車両の安定性を
損なわない範囲で、発生されるE/Gトルクを運転者の
アクセル操作に応じて増減させる点に特徴を有してい
る。以下、図2乃至図7を参照して、本実施例の加速ス
リップ制御装置の特徴部について説明する。
【0016】図2は、上記の機能を実現すべくECU1
0が実行する制御ルーチンの一例のフローチャートを示
す。図2に示すルーチンは、車両のイグニッションスイ
ッチがオン状態である場合に繰り返し実行されるメイン
ルーチンである。図2に示すルーチンが起動されると、
先ずステップ100の処理が実行される。ステップ10
0では、駆動輪にホイルスピンが生じているか否かが判
別される。本ステップ100では、所定値を超えるアク
セル開度ACCが生じており、かつ、何れかの駆動輪に所
定値を超えるスリップ率が発生している場合にホイルス
ピンが生じていると判別される。本ステップ100の処
理は、駆動輪にホイルスピンが生じていると判別される
まで繰り返し実行される。その結果、駆動輪にホイルス
ピンが生じていると判別される場合は、次にステップ1
02の処理が実行される。
【0017】ステップ102では、路面μの演算が行わ
れる。本ステップ102において、路面μは、前後加速
度Gxおよび横加速度Gyを用いて、次式に従って演算
される。尚、次式中“K”は、車両の総重量Wtotal
駆動輪に分配される荷重Wdr ivとの比“Wtotal /W
driv”である。 μ=√{(K・Gx)2 +Gy2 } ・・・(1) 上記ステップ102の処理は、駆動輪にホイルスピンが
生じている状況下で、すなわち、駆動輪が限界の接地力
を発生している状況下で行われる。この場合、路面μ
は、全ての車輪が限界の接地力を発生する場合に車両に
生ずる減速度の大きさと一致する。
【0018】上記(1)式中右辺は、全ての車輪が駆動
輪である場合に発生すると推定される前後加速度K・G
xと、全ての車輪の横力に起因して発生している横加速
度Gyとの平方根である。この平方根の値は、全ての車
輪が限界の接地力を発生する場合に車両に発生する加速
度の大きさに一致する。従って、上記(1)式によれ
ば、路面μを精度良く求めることができる。上記の演算
処理が終了すると、次にステップ104の処理が実行さ
れる。
【0019】ステップ104では、初期目標E/Gトル
クの演算処理が実行される。初期目標E/Gトルクは、
トラクション制御が開始された直後に、発生させるべき
E/Gトルクの目標値、すなわち、目標E/Gトルクと
される値である。図3は、初期目標E/Gトルクを演算
すべくECU10が実行する制御ルーチンの一例のフロ
ーチャートを示す。上記ステップ104の処理は、具体
的には、ECU10が図3に示すルーチンを実行するこ
とで実現される。図3に示すルーチンは、上記ステップ
104の処理が要求される毎に起動される。図3に示す
ルーチンが起動されると、先ずステップ106の処理が
実行される。
【0020】ステップ106では、今回の処理サイクル
が、トラクション制御が開始された後初回の処理である
か否か、すなわち、駆動輪のホイルスピンが検出された
後初回の処理であるか否かが判別される。その結果、今
回の処理サイクルが初回の処理であると判別される場合
は、次にステップ108の処理が実行される。ステップ
108では、その時点での路面μが開始時係数μstart
として記憶される。上記の処理によれば、トラクション
制御が開始された時点での路面μを開始時係数μstart
として記憶することができる。
【0021】ステップ110では、初期目標E/Gトル
クが演算される。初期目標E/Gトルクは、トラクショ
ン制御が開始された時点での路面μに対して(すなわ
ち、開始時係数μstart に対して)、駆動輪にホイルス
ピンを発生させることのないE/Gトルクの上限値であ
る。図4は、初期目標E/Gトルクを、シフト位置と路
面μとの関係で定めたマップの一例である。駆動輪にホ
イルスピンを発生させることのないE/Gトルクの上限
値は、路面μが大きいほど大きな値となる。また、その
上限値は、シフト位置が高速ギヤ側であるほど大きな値
となる。このため、図4に示すマップは、路面μが大き
いほど、また、シフト位置が高速ギヤ側であるほど、初
期目標E/Gトルクが大きくなるように定められてい
る。
【0022】ステップ112では、遅延タイマTが
“0”にリセットされる。遅延タイマTは、目標E/G
トルクが新たに設定された後の時間を計数するためのタ
イマである。遅延タイマTは、上記の如く“0”にリセ
ットされた後、自動的にインクリメントされる。図3に
示すルーチン中、上記ステップ106で、今回の処理サ
イクルがトラクション制御が開始された後、初回の処理
ではないと判別されると、次にステップ114の処理が
実行される。
【0023】ステップ114では、トラクション制御が
開始された後、所定の初期期間が終了したか否かが判別
される。車両が通常走行する道路には、橋の継ぎ目やマ
ンホールのように、局部的に小さな摩擦係数を示す箇所
が存在する。以下、これらの箇所を低μ箇所と称す。本
ステップ114で用いられる初期期間は、車輪が低μ箇
所を通過するのに要する時間に比して僅かに長い時間に
設定されている。
【0024】従って、上記ステップ114で初期期間が
終了していると判別される場合は、トラクション制御が
開始された後の駆動輪の移動距離が、低μ箇所の長さに
相当する距離を超えていると判断できる。一方、上記ス
テップ114で初期期間が終了していないと判別される
場合は、未だ、駆動輪の移動距離が低μ箇所相当の距離
を超えていると判断することができない。
【0025】本ルーチン中、上記ステップ114で初期
期間が終了していないと判別された場合は、次にステッ
プ116の処理が実行される。ステップ116では、そ
の時点での路面μが開始時係数μstart に比して大きい
か否かが判別される。その結果、μ>μstart が成立し
ないと判別される場合は、車両が定常的に摩擦係数の
小さな道路を走行している、または、駆動輪が未だ低
μ箇所を通過中である、と判断することができる。この
場合、以後、何ら処理が進められることなく図3に示す
ルーチンが終了される。一方、ステップ116でμ>μ
start が成立すると判別される場合は、車両が低μ箇所
を通過し終えた結果、路面μが大きな値に変化したと判
断することができる。また、この場合、今回のトラクシ
ョン制御が、車両が低μ箇所に進入したことに起因して
開始されたと判断することができる。
【0026】車両が低μ箇所に進入することに起因して
トラクション制御が開始された場合は、駆動輪が低μ箇
所を通過し終えることで駆動輪のホイルスピンが終了す
る。従って、この場合は、その後速やかにE/Gトルク
を立ち上げることが適切である。このため、上記ステッ
プ116でμ>μstart が成立すると判別される場合
は、大きな値に復帰した路面μに基づいて初期目標E/
Gトルクを再演算するため、次に上記ステップ110の
処理が実行される。
【0027】上記の処理によれば、車両が低μ箇所に進
入してトラクション制御が開始された場合において、車
両が低μ箇所を通過し終えた後に、運転者の意図に従っ
て、E/Gトルクを速やかに立ち上げることが可能であ
る。従って、本実施例の加速スリップ装置によれば、車
両が低μ箇所を通過する前後において、良好な加速特性
を得ることができる。
【0028】車両が低μ箇所に進入することに起因して
トラクション制御が開始された場合は、初期期間が終了
するまでに上記ステップ116の条件が成立するはずで
ある。従って、上記ステップ116の条件が成立するこ
となく初期期間が終了した場合は、車両が、定常的に路
面μの小さな道路を走行していると判断することができ
る。この場合、トラクション制御が開始された直後に演
算された初期目標E/Gトルクを維持することが適切で
ある。
【0029】このため、上記ステップ114で初期期間
が終了したと判別される場合は、以後、何ら処理が進め
られることなく図3に示すルーチンが終了される。上記
の処理によれば、初期目標E/Gトルクが再演算される
期間を、トラクション制御が開始された後、初期期間が
終了するまでの短時間に限定することができる。この場
合、例えば、車両が低μ部分と高μ部分の混在するいわ
ゆるまだら路を走行している場合に、初期目標E/Gト
ルクが頻繁に再演算されるのを防止することができる。
上記の処理が終了すると、次に図2に示すステップ11
8の処理が実行される。
【0030】ステップ118では、駆動輪の目標スリッ
プ率Stargetが演算される。目標スリップ率S
targetは、トラクション制御の実行中に駆動輪のスリッ
プ率の目標値とされる値である。図5は、目標スリップ
率Stargetを演算すべくECU10が実行する制御ルー
チンの一例のフローチャートを示す。上記ステップ11
8の処理は、具体的には、ECU10が図5に示すルー
チンを実行することで実現される。図5に示すルーチン
は、上記ステップ118の処理が要求される毎に起動さ
れる。図5に示すルーチンが起動されると、先ずステッ
プ120の処理が実行される。
【0031】ステップ120では、車速SPDが所定速
度α以上であるか否かが判別される。その結果、SPD
≧αが成立すると判別される場合は、車両が高速走行中
であると判断することができる。この場合、次にステッ
プ122の処理が実行される。一方、SPD≧αが成立
しないと判別される場合は、車両が高速走行中でないと
判断することができる。この場合、ステップ122がジ
ャンプされ、次にステップ124の処理が実行される。
【0032】ステップ122では、少なくとも1の駆動
輪のスリップ率が所定値に比して小さいか否かが判別さ
れる。車両の挙動は、各車輪が大きな横力を発生するほ
ど安定する。また、車輪は、そのスリップ率が小さいほ
ど大きな横力を発生することができる。従って、車両の
挙動は、各車輪のスリップ率が小さいほど安定している
と判断できる。
【0033】トラクション制御は、駆動輪に大きなスリ
ップ率が発生することで開始される。この際、少なくと
も1の駆動輪のスリップ率が小さい場合は、その駆動輪
が大きな横力を発生し得ると判断できる。従って、上記
ステップ122で、少なくとも1の駆動輪のスリップ率
が所定値に比して小さいと判別される場合は、車両の挙
動が安定していると判断できる。この場合、上記ステッ
プ122に次いでステップ124の処理が実行される。
【0034】一方、全ての駆動輪において大きなスリッ
プ率が発生している場合は、何れの駆動輪も大きな横力
を発生し得ないと判断できる。従って、上記ステップ1
22で、全ての駆動輪のスリップ率が所定値に比して小
さくないと判別される場合は、車両の挙動が不安定化し
易いと判断できる。この場合、上記ステップ122に次
いでステップ128の処理が実行される。
【0035】ステップ124では、アクセル開度ACC
所定値β以上であるか否かが判別される。その結果、A
CC≧βが成立すると判別される場合は、トラクション制
御が開始された後も、運転者が更に大きな駆動トルクを
要求していると判断できる。この場合、次にステップ1
26の処理が実行される。一方、ACC≧βが成立しない
と判別される場合は、運転者が大きな駆動トルクを要求
していないと判断できる。この場合、次にステップ12
8の処理が実行される。
【0036】ステップ126では、目標スリップ率S
targetがハイレベル値(例えば8%)に設定される。本
ステップ126の処理は、車両が高速走行中でなく、
かつ、運転者が大きな制動トルクを要求している場合、
および、車両の挙動が安定しており、かつ、運転者が
大きな制動トルクを要求している場合に実行される。車
両が高速走行中でない場合は、駆動輪に比較的大きなス
リップ率が発生しても、車両挙動が不安定になることは
ない。同様に、車両の挙動が安定している場合は、駆動
輪に比較的大きなスリップ率が発生しても、車両挙動が
不安定となることはない。従って、上記ステップ126
が実行される状況においては、運転者の意図に沿って大
きな駆動トルクを発生し得る状況を形成することが適切
である。
【0037】本実施例において、上記ステップ126で
目標スリップ率Stargetにセットされるハイレベル値
は、大きな駆動トルクを発生するうえで効果的なスリッ
プ率である。従って、上記の処理が実行されると、駆動
輪に大きな駆動トルクを発生させるうえで好適な状態を
形成することができる。上記ステップ126の処理が終
了すると、図5に示すルーチンが終了される。
【0038】ステップ128では、目標スリップ率S
targetが通常値(例えば5%)に設定される。本ステッ
プ128の処理は、車両の挙動が不安定化し易い場
合、および、運転者が大きな駆動トルクを要求してい
ない場合に実行される。運転者が大きな駆動トルクを要
求していない場合は、大きな駆動トルクを発生し得る状
態を形成する必要がない。また、車両の挙動が不安定化
し易い場合には、大きな駆動トルクを発生させるうえで
好適な状態を形成するよりも、車両の挙動を安定化させ
るうえで好適な状態を形成することが適切である。従っ
て、上記ステップ128が実行される状況においては、
車両の挙動を安定に維持し得る状況を形成することが適
切である。
【0039】本実施例において、上記ステップ128で
目標スリップ率Stargetにセットされる通常値は、適当
な駆動トルクを発生させつつ、駆動輪に適当な横力を発
生させるうえでを適当なスリップ率である。従って、上
記の処理が実行されると、車両の挙動を安定に維持する
上で好適な状態を形成することができる。上記ステップ
128の処理が終了すると、図5に示すルーチンが終了
される。
【0040】上述の如く、図5に示すルーチンによれ
ば、運転者が大きな駆動トルクを要求する場合に、車両
の挙動を安定に維持できることを条件に、運転者の意図
に沿った大きな駆動トルクを発生し得る状況を形成する
ことができる。図5に示す処理が終了すると、上記図2
に示すステップ130の処理が実行される。ステップ1
30では、フィードバックトルク演算と、トルククアッ
プ演算とが実行される。フィードバックトルク演算で
は、駆動輪のスリップ率を目標スリップ率Stargetに一
致させるための目標E/Gトルクが演算される。また、
トルクアップ演算では、運転者が大きな駆動トルクを要
求する場合に、車両の挙動を安定に維持できることを条
件に、目標E/Gトルクを所定値だけ大きな値とする処
理が実行される。
【0041】図6は、目標E/Gトルクのフィードバッ
ク制御およびトルクアップ制御を実現すべくECU10
が実行する制御ルーチンの一例のフローチャートを示
す。上記ステップ130の処理は、具体的には、ECU
10が図6に示すルーチンを実行することで実現され
る。図6に示すルーチンは、上記ステップ130の処理
が要求される毎に起動される。図6に示すルーチンが起
動されると、先ずステップ132の処理が実行される。
【0042】ステップ132では、遅延タイマTの計数
値が所定値T0 に達しているか否かが判別される。遅延
タイマTは、上述の如く初期目標E/Gトルクが演算さ
れた直後にリセットされる(ステップ112)と共に、
後述の如く目標E/Gトルクが更新される毎にリセット
されるタイマである。従って、その計数値は、目標E/
Gトルクが新たに設定された後の経過時間に相当する。
【0043】本実施例のシステムにおいて、目標E/G
トルクが新たに設定された後、その変化が駆動トルクに
反映され、更に、駆動トルクの変化が駆動輪のスリップ
率に反映されるまでには所定の遅延時間が経過する。上
記ステップ132で用いられる所定値T0 は、上記の遅
延時間に相当する値である。従って、上記ステップ13
2でT≧T0 が成立しないと判別される場合は、新たに
設定された目標E/Gトルクが未だ駆動輪のスリップ率
に反映されていないと判断できる。この場合、以後、何
ら処理が進められることなく図6に示すルーチンが終了
される。一方、T≧T0 が成立すると判別される場合
は、駆動輪のスリップ率に、新たに設定された目標E/
Gトルクが既に反映されていると判断できる。この場
合、次にステップ134の処理が実行される。
【0044】ステップ134では、全ての駆動輪のスリ
ップ率の平均値Svwave が目標スリップ率Stargetに比
して小さいか否かが判別される。その結果、Svwave
ta rgetが成立すると判別される場合は、現在のE/G
トルクが、目標スリップ率S taegetを実現するためのト
ルクに対して不足していると判断できる。この場合、次
にステップ136の処理が実行される。一方、Svwave
<Stargetが成立しないと判別される場合は、現在のE
/Gトルクが、目標スリップ率Staegetを実現するため
のトルクに対して過剰であると判断できる。この場合、
次にステップ138の処理が実行される。
【0045】ステップ136では、目標E/Gトルクを
所定値だけ大きな値に増大させる処理が実行される。本
ステップ136の処理が実行されると、以後、E/Gト
ルクが増大し、駆動輪のスリップ率が目標スリップ率S
targetに向けて増大する。ステップ138では、目標E
/Gトルクを所定値だけ小さな値に減少させる処理が実
行される。本ステップ138の処理が実行されると、以
後、E/Gトルクが減少し、駆動輪のスリップ率が目標
スリップ率Stargetに向けて減少する。
【0046】ステップ140では、少なくとも1の駆動
輪のスリップ率が所定値に比して小さいか否かが判別さ
れる。その結果、少なくとも1の駆動輪のスリップ率が
所定値に比して小さいと判別される場合は、車両の挙動
が安定していると判断できる。この場合、次にステップ
142の処理が実行される。一方、全ての駆動輪のスリ
ップ率が所定値に比して小さくないと判別される場合
は、車両の挙動が不安定化し易いと判断できる。この場
合、以後、ステップ142,144がジャンプされ、次
にステップ146の処理が実行される。
【0047】ステップ142では、アクセル開度ACC
所定値γ以上であるか否かが判別される。その結果、A
CC≧γが成立すると判別される場合は、運転者がE/G
トルクを立ち上げることを要求していると判断すること
ができる。この場合、次にステップ144の処理が実行
される。一方、ACC≧γが成立しないと判別される場合
は、運転者がE/Gトルクの立ち上げを要求していない
と判断できる。この場合ステップ144がジャンプさ
れ、次にステップ146の処理が実行される。
【0048】ステップ144では、目標E/Gトルク
が、所定のアップトルクTUPだけ大きな値に更新され
る。本ステップ144の処理が実行されると、以後、E
/Gトルクが増大し、車両において大きな加速度が発生
する。ステップ146では、遅延タイマTを“0”にリ
セットする処理が実行される。上記の処理によれば、目
標E/Gトルクが新たな値に更新される毎に遅延タイマ
Tをリセットすることができる。従って、上記図6に示
すルーチンによれば、目標E/Gトルクを、初期目標E
/Gトルクを初期値として、所定時間T0 毎に更新する
ことができる。
【0049】トラクション制御が開始された後に車両が
低μ路から高μ路に乗り移ると、その時点で、ホイルス
ピンを生じさせることなく大きな駆動トルクを発生させ
ることが可能となる。この場合、駆動輪のスリップ率
は、車両が高μ路に進入した時点で小さな値となる。従
って、上記の状況下では、車両が高μ路に進入した後
に、速やかに上記ステップ140の条件が成立する。
【0050】上記図6に示す処理によれば、ステップ1
40の条件が成立し、かつ、運転者によって大きなアク
セル開度ACCが確保されている場合は、目標E/Gトル
クを増大させてE/Gトルクを立ち上げることができ
る。従って、本実施例の加速スリップ装置によれば、ト
ラクション制御の実行中に車両が低μ路から高μ路に乗
り移った後に、速やかにE/Gトルクを立ち上げて、良
好な加速特性を実現することができる。
【0051】本実施例において、上記図6に示すルーチ
ンが終了すると、次に上記図2に示すステップ148の
処理が実行される。ステップ148では、電子スロット
ル24の駆動要求が発せられる。電子スロットル24
は、本ステップ148の処理が実行されることにより所
定開度に駆動される。
【0052】図7は、目標E/Gトルクのフィードバッ
ク制御およびトルクアップ制御を実現すべくECU10
が実行する制御ルーチンの一例のフローチャートを示
す。上記ステップ148の処理は、具体的には、ECU
10が図7に示すルーチンを実行することで実現され
る。図7に示すルーチンは、上記ステップ148の処理
が要求される毎に起動される。図7に示すルーチンが起
動されると、先ずステップ150の処理が実行される。
【0053】ステップ150では、目標E/Gトルクと
機関回転数NEとに基づいて、目標E/Gトルクと一致
するE/Gトルクを発生させるために必要な目標スロッ
トル開度が演算される。内燃機関が発生するE/Gトル
クの値は、機関回転数NEとスロットル開度TAとの組
み合わせに対して一義的に決定される。従って、目標E
/Gトルクと等しいE/Gトルクを発生させるためのス
ロットル開度TAは、目標E/Gトルクと機関回転数N
Eとの組み合わせに対して一義的に決定される。ECU
10は、目標E/Gトルクを発生させるためのスロット
ル開度TAを、目標E/Gトルクと機関回転数NEとの
関係で定めたマップを記憶している。本実施例ステップ
150では、そのマップに従って目標スロットル開度が
演算される。
【0054】ステップ152では、スロットル開度TA
を目標スロットル開度に一致させるべく、電子スロット
ル24に駆動要求を発する処理が実行される。本ステッ
プ152の処理が実行されると、スロットル開度TAが
目標スロットル開度と一致する値に制御される。その結
果、内燃機関の発するE/Gトルクが目標E/Gトルク
に制御される。本ステップ152の処理が終了すると、
図7に示すルーチンが終了される。
【0055】本実施例において、上記図7に示すルーチ
ンが終了すると、次に上記図2に示すステップ154の
処理が実行される。ステップ154では、駆動輪のホイ
ルスピンが収束しているか否かが判別される。本ステッ
プ154では、全ての駆動輪のスリップ率が所定値以下
に低下している場合にホイルスピンが収束していると判
別される。本ステップ154で、駆動輪のホイルスピン
が収束していないと判別される場合は、再び上記ステッ
プ102の処理が実行される。上記の処理によれば、駆
動輪のホイルスピンが収束されるまで、トラクション制
御が継続される。
【0056】また、上記ステップ154で駆動輪のホイ
ルスピンが収束していると判別される場合は、速やかに
トラクション制御が終了される。この場合、以後、再び
駆動輪のホイルスピンが検出されるまで、上記ステップ
100の処理が繰り返し実行される。尚、上記の実施例
においては、所定値βを超えるアクセル開度ACCを発生
させる加速操作、および、所定値γを超えるアクセル開
度ACCを発生させる加速操作が前記請求項1記載の「所
定の加速操作」に、目標スリップ率Stargetおよび目標
E/Gトルクが前記請求項1記載の「制御パラメータ」
に、それぞれ相当している。
【0057】また、上記の実施例においては、ACC
βが成立するか否かに応じて目標スリップ率Starget
ハイレベル値または通常値の何れかをセットする規則、
CC≧γが成立するか否かに応じて目標E/Gトルク
にアップトルクTUPを加算するか否かを決定する規則、
CC≧βが成立するか否かに関わらず目標スリップ率
targetに通常値の何れかをセットする規則、および、
CC≧γが成立するか否かに関わらず目標E/Gトル
クにアップトルクTUPを加算しない規則が前記請求項1
記載の「所定の変更規則」に相当している。
【0058】更に、上記の実施例においては、ECU1
0が、上記ステップ124〜128、142および14
4の処理を実行することにより前記請求項1記載の「パ
ラメータ変更手段」が、上記ステップ122および14
0の処理を実行することにより前記請求項1記載の「変
更規則決定手段」が、それぞれ実現されている。ところ
で、上記の実施例においては、少なくとも1の駆動輪の
スリップ率が所定値に比して小さいか否かに応じて車両
の安定性を2段階に判別し、その判別結果に基づいて、
目標スリップ率Stargetにハイレベル値または通常値を
選択的にセットし、かつ、その判別結果に基づいて目標
E/GトルクにアップトルクTUPを加算するか否かを決
定することとしているが、本発明はこれに限定されるも
のではない。すなわち、駆動輪のスリップ率に基づい
て、車両の安定性をより細かく検出し、その検出結果に
基づいて、目標スリップ率Stargetおよび目標E/Gト
ルクを、より細かく制御することとしてもよい。
【0059】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、車両の安
定状態に応じて、トラクション制御の実行中に生ずる駆
動トルクに運転者の意図が反映され易い状態と、車両の
安定状態維持を優先する状態とを適宜実現することがで
きる。従って、本発明によれば、車両の安定性を損なう
ことなく、トラクション制御の実行中における駆動トル
クに運転者の意図を反映させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である加速スリップ制御装置
のシステム構成図である。
【図2】本実施例の加速スリップ装置において実行され
るメインルーチンのフローチャートである。
【図3】本実施例の加速スリップ装置において初期目標
E/Gトルクを演算すべく実行される制御ルーチンのフ
ローチャートである。
【図4】図3に示すルーチン中で初期目標E/Gトルク
を演算する際に参照されるマップの一例である。
【図5】本実施例の加速スリップ装置において目標スリ
ップ率を演算すべく実行される制御ルーチンのフローチ
ャートである。
【図6】本実施例の加速スリップ装置においてフィード
バックトルク演算とトルクアップ演算とを行うべく実行
される制御ルーチンのフローチャートである。
【図7】本実施例の加速スリップ装置において電子スロ
ットルに駆動要求を発するために実行される制御ルーチ
ンのフローチャートである。
【符号の説明】
10 電子制御ユニット(ECU) 12 前後加速度センサ 14 横加速度センサ 16 NEセンサ 18 車輪速センサ 19 アクセル開度センサ 20 スロットル開度センサ 24 電子スロットル μ 路面摩擦係数 μstart トラクション制御開始時の路面摩擦係数(開始
時係数) SPD 車速 ACC アクセル開度 T 遅延タイマ Svwave 全ての駆動輪のスリップ率の平均値 Starget 目標スリップ率 TUP アップトルク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動輪に過大なスリップ率が生じた場合
    に、駆動トルクを低下させるトラクション制御を実行す
    る加速スリップ制御装置において、 所定の加速操作が実行された場合に、前記トラクション
    制御の実行中に発生される駆動トルクが増大されるよう
    に、所定の変更規則に従って前記トラクション制御の制
    御パラメータを変更するパラメータ変更手段と、 車両の安定性に基づいて前記変更規則を決定する変更規
    則決定手段と、 を備えることを特徴とする加速スリップ制御装置。
JP19122397A 1997-07-16 1997-07-16 加速スリップ制御装置 Pending JPH1134840A (ja)

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JP19122397A JPH1134840A (ja) 1997-07-16 1997-07-16 加速スリップ制御装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008189222A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Toyota Motor Corp 車両用トラクション制御装置
JP2009035100A (ja) * 2007-08-01 2009-02-19 Hino Motors Ltd 自動制動制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008189222A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Toyota Motor Corp 車両用トラクション制御装置
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