JPH11347718A - 耐火物製ノズルおよびその製造方法 - Google Patents

耐火物製ノズルおよびその製造方法

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JPH11347718A
JPH11347718A JP15315198A JP15315198A JPH11347718A JP H11347718 A JPH11347718 A JP H11347718A JP 15315198 A JP15315198 A JP 15315198A JP 15315198 A JP15315198 A JP 15315198A JP H11347718 A JPH11347718 A JP H11347718A
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nozzle
flange
mortar
refractory
binder
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JP15315198A
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Tsutomu Iwaguchi
勉 岩口
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Coorstek KK
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Toshiba Ceramics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】鉄皮が設けられたフランジ部の寸法精度の維持
が容易で、生産時の作業性のよい耐火物製ノズルおよび
その製造方法を提供する。 【解決手段】ノズル本体21の流入口22側外周端部2
5に設けられフランジ段部26を有するフランジ部27
を覆う金属製のカバー28をモルタル30により接着
し、かつ前記フランジ段部26に使用されるモルタル3
0aは乾燥時の膨張が小さなセメント材料を結合剤とし
て用いたものを使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は耐火物製ノズルに係
わり、特に鉄皮の取付けを容易にした耐火物製ノズルお
よびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に連続鋳造装置では、図4に示すよ
うに分配用のタンディッシュ1とモールド2を有し、こ
のモールド2とタンディッシュ1間には溶鋼排出量調整
用のスライドゲート装置3と浸漬ノズル4が設けられて
いる。溶鋼の排出量は油圧シリンダー5により進退制御
されるスライドゲート装置3のスライドゲートプレート
6により行われる。
【0003】上記浸漬ノズル4はモールド2内で溶鋼中
に常時浸漬され溶鋼に洗われる状態に置かれるので損耗
が激しく、適時に新しい浸漬ノズル4と交換することが
必要となる。
【0004】そのため浸漬ノズル4は、スライドゲート
装置3に着脱自在に交換可能に取り付けられ、浸漬ノズ
ル4の交換時間の短縮により溶鋼流れの停止時間を短縮
し、溶鋼のスクラップ化を減少させることが行われてい
る。
【0005】この浸漬ノズル4の交換には、図5に示す
ようないわゆるノズルクイックチェンジ方式(以下NQ
Cという)が用いられている。
【0006】このNQCの一例としては、スライドゲー
ト装置3の下ノズル7に連通して設けらた浸漬ノズル4
をスプリング8により常に上方に付勢されている支持部
9を有する支持装置10により吊持するものである。
【0007】このようなNQCにあっては浸漬ノズル4
の交換には、図5〜図7に示すように新浸漬ノズル4n
を支持装置10と同一面に設けられたレール状のガイド
レール11間に吊持させ、しかる後押圧シリンダー12
を作動させ押圧ロッド13により新浸漬ノズル4nをガ
イドレール11上で移動させる。
【0008】一方使用済の旧浸漬ノズル4uは支持装置
10の支持部9に挟持されており、下ノズル7の下面1
4と支持部9間に形成される間隙Suは、旧浸漬ノズル
4uのフランジ部15uの長さLuと一致している。
【0009】上述の支持装置10に吊持された新浸漬ノ
ズル4nを引き続き押圧ロッド13によりガイドレール
11上で移動させると新浸漬ノズル4nは旧浸漬ノズル
4uに当接する。
【0010】新浸漬ノズル4nが旧浸漬ノズル4uに当
接した後もさらに新浸漬ノズル4nを移動させ、旧浸漬
ノズル4uのフランジ部15uの一部を支持装置10の
位置から押し出し、代りに新浸漬ノズル4nのフランジ
部15nの一部を下ノズル7の下面14と支持部10間
の間隙Suに挿入させる。
【0011】このフランジ部15nの間隙Suへの挿入
時、旧浸漬ノズル4uのフランジ部15uの長さLuと
新浸漬ノズル4nのフランジ部15nの長さLnが同一
または許容公差内の差異であれば、旧浸漬ノズル4uと
新浸漬ノズル4nの交換は順調に行える。
【0012】しかし、図8に示すように新浸漬ノズル4
nのフランジ部15nの厚さLnが旧浸漬ノズル4uの
フランジ部15uの厚さLuより小さいと、フランジ部
15uによりフランジ部15nの厚さLnよりも大きい
間隙Suが維持されて余裕間隙d1が形成され、この間
隙Suにフランジ部15nは容易に挿入可能である。
【0013】これに対し、逆に図9に示すように新浸漬
ノズル4nのフランジ部15nの厚さLnが旧浸漬ノズ
ル4uのフランジ部15uの厚さLuより大きいと、フ
ランジ部15uにより形成される間隙Suはフランジ部
15uの厚さLuより小さいため余剰高さd2が生じ、
この間隙Suにフランジ部15nを挿入することはでき
ない。
【0014】また、図8に示すように新浸漬ノズル4n
のフランジ部15nの厚さLnが旧浸漬ノズル4uのフ
ランジ部15uの厚さLuより小さい間隙Suにフラン
ジ部15nは容易に挿入可能であっても、新浸漬ノズル
4nが損傷し、さらに新しい浸漬ノズルに交換する場合
には、図9のような状態が再現し、両浸漬ノズルの交換
は不可能になる。
【0015】従って、旧浸漬ノズル4uのフランジ部1
5uの厚さLuと新浸漬ノズル4nのフランジ部15n
の厚さLnは同一かまたは許容公差内の差異でなけらば
ならない。
【0016】それ故、図3に示すように浸漬ノズル4の
フランジ部15の厚さLの寸法は厳密に管理される必要
がある。
【0017】しかし、図3に示すように従来の浸漬ノズ
ル4は、NQCのために耐火物製のノズル本体16に設
けられフランジ段部17を有する鉄皮18が、接着強度
に優れた珪酸ソーダ系バインダーを結合剤として使用し
たモルタル19により接着して取り付けられるので、フ
ランジ部15の寸法の管理が難しかった。
【0018】その理由として、珪酸ソーダ系バインダー
を結合剤として使用したモルタル19は、珪酸ソーダ特
有の現象として乾燥時に生じる発泡等の挙動により膨
脹、特にフランジ部15のフランジ段部17に介在する
モルタル19による膨脹の影響が大きく、この浸漬ノズ
ル4の鉄皮17を含めたフランジ部15の厚みLが乾燥
後寸法公差内に収まらず、モルタル19の膨脹を極力抑
制するため、乾燥前に固定治具により鉄皮17を固定セ
ットし乾燥を行っていた。そのため作業性が悪く、浸漬
ノズルの生産性低下の大きな要因となっていた。
【0019】そこで鉄皮が設けられたフランジ部の寸法
精度の維持が容易で、生産時の作業性のよい耐火物製ノ
ズルが要望されていた。
【0020】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、寸法精度の維持が容易で、生産時の作業性のよ
い耐火物製ノズルおよびその製造方法を提供することを
目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた本願請求項1の発明は、耐火物製のノズル本
体と、このノズル本体内の長手方向に設けられ溶融金属
流入口と流出口を有する溶融金属流路と、前記ノズル本
体の流入口側外周端部に設けられフランジ段部を有する
フランジ部と、このフランジ部を覆う金属製のカバー
と、このカバーをフランジ部に接着するためカバーとフ
ランジ部間に使用されるモルタルよりなり、前記フラン
ジ段部に使用されるモルタルは乾燥時の膨張が小さなセ
メント材料を結合剤として用いたことを特徴とする耐火
物製ノズルであることを要旨としている。
【0022】本願請求項2の発明では、上記フランジ段
部に使用されるモルタルは乾燥時の膨張が小さなアルミ
ナセメントを結合剤として用いたものであり、他の部位
に使用されるモルタルは珪酸ソーダを結合剤として用い
たものであることを特徴とする請求項1に記載の耐火物
製ノズルであることを要旨としている。
【0023】本願請求項3の発明では、上記耐火物製ノ
ズルは浸漬ノズルであり、上記金属製のカバーは鉄皮で
あることを特徴とする請求項1または2に記載の耐火物
製ノズルであることを要旨としている。
【0024】本願請求項4の発明は、内部に形成される
溶融金属流路の流入口側外周端部にフランジ部が形成さ
れた耐火物製のノズル本体と、前記フランジ部を覆う金
属製のカバーを用意し、このカバーのフランジ段部また
はノズル本体のフランジ段部に乾燥時の膨張が小さなセ
メント材料を結合剤としたモルタルを付着させ、このフ
ランジ段部以外の部位のカバーまたはノズル本体には接
着性の強い珪酸ソーダを結合剤としモルタルを付着させ
た後、前記金属カバーを前記ノズル本体に嵌合させ、し
かる後乾燥させることを特徴とする耐火物製ノズル製造
方法であることを要旨としている。
【0025】本願請求項5の発明では、上記耐火物製ノ
ズルは浸漬ノズルであり、上記金属製のカバーは鉄皮で
あることを特徴とする請求項4に記載の耐火物製ノズル
製造方法であることを要旨としている。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる耐火物製ノ
ズルおよびその製造方法の実施の形態について添付図面
に基づき説明する。
【0027】図1は本発明に係わる耐火物製ノズル例え
ば浸漬ノズル20の断面図である。この浸漬ノズル20
は、耐火物製のノズル本体21と、このノズル本体21
内の長手方向に設けられ溶融金属流入口22と流出口2
3を有する溶融金属流路24を有している。
【0028】さらに、ノズル本体21の流入口22側外
周端部25にフランジ部(外周フランジ)27が設けら
れ、このフランジ27の下方に首受け部のとしてフラン
ジ段部26が形成されている。このフランジ部27は金
属製のカバー例えば鉄皮28で覆設され、この鉄皮28
とノズル本体21間には鉄皮28をフランジ部27に接
着するためモルタル30が使用され介在している。
【0029】このモルタル30のうち、鉄皮28のフラ
ンジ段部29とノズル本体21間すなわちフランジ段部
26に介在するモルタル30aは、乾燥時の膨張が小さ
なセメント材料として、例えばアルミナセメントを結合
剤として用いたものであり、フランジ段部26以外の部
位に介在するモルタル30sは接合強度の強いセメント
材料として、例えば珪酸ソーダを結合剤として用いたも
のである。
【0030】上述のような構造を有する本発明に係わる
耐火物製ノズル例えば浸漬ノズル20を製造するには、
フランジ部27が形成されたノズル本体21を流入口2
2が下になるように倒立させ、作業台上に載置する。
【0031】次に、ノズル本体21のフランジ段部26
に乾燥時の乾燥時の膨張が小さなセメント材料として、
例えばアルミナセメントを結合剤として用いたモルタル
30aを付着し、フランジ段部26以外の部位には接合
強度の強い珪酸ソーダを結合剤として用いたモルタル3
0sを付着する。
【0032】しかる後、鉄皮28のフランジ部29側を
下にした状態でノズル本体21の流出口23側から鉄皮
28をノズル本体21に嵌合する。この鉄皮28が嵌合
されたノズル本体21を例えば120℃の乾燥室に例え
ば12時間置き、モルタル30a、30sを乾燥させ
る。
【0033】フランジ段部26にアルミナセメントを結
合剤として用いたモルタル30aを使用するのは、乾燥
時の膨張が小さなアルミナセメントを結合剤として用い
たモルタル30aを使用することにより、モルタル30
aの膨脹により鉄皮28を含むフランジ部27の厚さL
0の寸法変化が小さく、寸法公差が例えば±0.5mm
から外れるのを防止できるからである。
【0034】また、アルミナセメントは硬化遅延タイプ
であり、かつ結合剤の水和性を低くして熱膨脹の抑制が
でき、さらに、硬化を遅延させるために添加剤としてリ
ンゴ酸等を加えるとよい。
【0035】なお、アルミナセメントを結合剤として用
いたモルタル30aは膨脹率が小さいが、強度的には珪
酸ソーダ系バインダーを結合剤として使用したモルタル
30sに及ばないので、フランジ段部26以外の部位に
は接合強度の強い珪酸ソーダを結合剤として用いたモル
タル30sを使用するのが好ましい。
【0036】このモルタル30sに用いられる珪酸ソー
ダは、乾燥強度増強するためにモル比(SiO2/Na2
O)が低く、比重が大きいものが好ましい。
【0037】上述した浸漬ノズル20は、フランジ部2
7に鉄皮28を接着するためのモルタル30のうち、フ
ランジ段部26に使用するモルタル30aは、乾燥時の
膨張が小さな結合剤、例えばアルミナセメントを結合剤
として用いたものを使用するので、乾燥時のモルタル3
0aの膨張によりフランジ部27の厚さL0が寸法公差
から外れることがない。
【0038】従って、フランジ段部26のモルタル30
aの膨脹を極力抑制するため、乾燥前に固定治具により
鉄皮28を固定セットし乾燥を行う必要がなく、生産性
がよい。
【0039】また、浸漬ノズル20はフランジ部27厚
さLが寸法公差から外れることがないので、図2に示す
ように、旧浸漬ノズル20uと新浸漬ノズル20nのフ
ランジ部27の厚さL0u、L0nの差が0または許容誤
差範囲(±0.5mm)内にあり、旧浸漬ノズル20u
と新浸漬ノズル20nの交換は迅速かつ円滑に行うこと
ができる。
【0040】さらに、フランジ部27のフランジ段部2
6以外の部位に介在するモルタル30sは接着強度に優
れた珪酸ソーダを結合剤として用いたものを用いている
ので、鉄皮28とノズル本体21間の接着強度が低下す
ることがない。
【0041】以上要するに、寸法管理が要求されるフラ
ンジ段部26の接着には乾燥時の膨張が小さいアルミナ
セメントを結合剤として用いたモルタル30aを用い、
フランジ部27のその他の部位には接着強度に優れた珪
酸ソーダを結合剤として用いたモルタル30sを使用
し、寸法精度が高く、鉄皮28の接着強度が強い浸漬ノ
ズル20が得られる。
【0042】
【実施例】 モルタルの組成を変えたフランジ部の寸法
変化試験 (1)試料の作製 実施例1:表1に示すような原料にアルミナセメント1
0重量%を結合剤として加えたモルタルをフランジ段部
に使用して、他の部位は珪酸ソーダを結合剤としたモル
タルを使用し、鉄皮を含むフランジ部の長さが67.5
mmの耐火物製ノズルを作製した。 実施例2:表1に示すような原料にアルミナセメント
9.9重量%を結合剤として加え、さらに硬化遅延剤と
してリンゴ酸0.1重量%を加えたモルタルをフランジ
段部に使用して、他の部位は珪酸ソーダを結合剤とした
モルタルを使用し、鉄皮を含むフランジ部の長さが6
7.5mmの耐火物製ノズルを作製した。 従来例 :表1に示すような原料にアルミナセメントに
替えて珪酸ソーダを結合剤として加えたモルタルをフラ
ンジ部全面に使用し、鉄皮を含むフランジ部の長さが6
7.5mmの耐火物製ノズルを作製した。
【0043】(2)評価試験方法 実施例1、2および従来例について、試料を120℃で
12時間乾燥し、そのフランジ部の長さの測定を行う。
【0044】(3)評価結果 評価結果を表1に示す。
【0045】
【表1】 実施例1:寸法変化は+0.15mmで、比較例の+
1.5mmに比べて小さく、また許容公差+0.5mm
を大きくクリアーした。 実施例2:寸法変化は+0.1mmで、比較例の+1.
5mmに比べて小さく、また許容公差+0.5mmをさ
らに大きくクリアーした。 比較例 :寸法変化は+1.5mmと実施例1に比べて
10倍大きく、許容公差+0.5mmを大きくオーバー
した。
【0046】
【発明の効果】本発明に係わる耐火物製ノズルは、寸法
管理が要求されるフランジ段部の接着には乾燥時の膨張
が小さいアルミナセメントを結合剤として用いたモルタ
ルを使用し、フランジ部のその他の部位には接着強度に
優れた珪酸ソーダを結合剤として用いたモルタルを使用
して、生産性に優れ、かつ寸法精度が高く、鉄皮の接着
強度が強い耐火物製ノズルおよびその製造方法を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる耐火物製ノズルの断面図。
【図2】本発明に係わる耐火物製ノズルを用いた連続鋳
造装置のノズル交換を示す説明図。
【図3】従来の耐火物製ノズルの断面図。
【図4】一般的な連続鋳造装置の説明図。
【図5】一般的なノズルクイックチェンジ方式の説明用
断面図。
【図6】図5のA―A線に沿う断面図。
【図7】図5の交換過程を示す説明図。
【図8】図5の交換過程を示す説明図。
【図9】図5の交換過程を示す説明図。
【符号の説明】
1 タンディッシュ 2 モールド 3 スライドゲート装置 4 浸漬ノズル 5 油圧シリンダー 6 スライドゲートプレート 7 下ノズル 8 スプリング 9 支持部 10 支持装置 11 ガイドレール 12 押圧シリンダー 13 押圧ロッド 14 下面 15 フランジ部 16 ノズル本体 17 フランジ段部 18 鉄皮 19 モルタル 20 浸漬ノズル 20u 旧浸漬ノズル 20n 新浸漬ノズル 21 ノズル本体 22 溶融金属流入口 23 流出口 24 溶融金属流路 25 外周端部 26 フランジ段部 27 フランジ部 28 鉄皮 29 フランジ段部 30 モルタル 30a アルミナセメント含有モルタル 30s 珪酸ソーダ含有モルタル L 浸漬ノズルのフランジ部の厚さ L0 浸漬ノズルのフランジ部の厚さ Lu 旧浸漬ノズルのフランジ部の厚さ Ln 新浸漬ノズルのフランジ部の厚さ Lou 旧浸漬ノズルのフランジ部の厚さ Lon 新浸漬ノズルのフランジ部の厚さ Su 旧浸漬ノズルにおける間隙
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年1月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐火物製のノズル本体と、このノズル本
    体内の長手方向に設けられ溶融金属流入口と流出口を有
    する溶融金属流路と、前記ノズル本体の流入口側外周端
    部に設けられフランジ段部を有するフランジ部と、この
    フランジ部を覆う金属製のカバーと、このカバーをフラ
    ンジ部に接着するためカバーとフランジ部間に使用され
    るモルタルよりなり、前記フランジ段部に使用されるモ
    ルタルは乾燥時の膨張が小さなセメント材料を結合剤と
    して用いたことを特徴とする耐火物製ノズル。
  2. 【請求項2】 上記フランジ段部に使用されるモルタル
    は乾燥時の膨脹が小さなアルミナセメントを結合剤とし
    て用いたものであり、他の部位に使用されるモルタルは
    珪酸ソーダを結合剤として用いたものであることを特徴
    とする請求項1に記載の耐火物製ノズル。
  3. 【請求項3】 上記耐火物製ノズルは浸漬ノズルであ
    り、上記金属製のカバーは鉄皮であることを特徴とする
    請求項1または2に記載の耐火物製ノズル。
  4. 【請求項4】 内部に形成される溶融金属流路の流入口
    側外周端部にフランジ部が形成された耐火物製のノズル
    本体と、前記フランジ部を覆う金属製のカバーを用意
    し、このカバーのフランジ段部またはノズル本体のフラ
    ンジ段部に乾燥時の膨脹が小さなセメント材料を結合剤
    としたモルタルを付着させ、このフランジ段部以外の部
    位のカバーまたはノズル本体には接着性の強い珪酸ソー
    ダを結合剤としモルタルを付着させた後、前記金属カバ
    ーを前記ノズル本体に嵌合させ、しかる後乾燥させるこ
    とを特徴とする耐火物製ノズル製造方法。
  5. 【請求項5】 上記耐火物製ノズルは浸漬ノズルであ
    り、上記金属製のカバーは鉄皮であることを特徴とする
    請求項4に記載の耐火物製ノズル製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008178899A (ja) * 2007-01-25 2008-08-07 Kurosaki Harima Corp 連続鋳造用浸漬ノズル
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