JPH11347290A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

ドラム式洗濯機

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JPH11347290A
JPH11347290A JP10161835A JP16183598A JPH11347290A JP H11347290 A JPH11347290 A JP H11347290A JP 10161835 A JP10161835 A JP 10161835A JP 16183598 A JP16183598 A JP 16183598A JP H11347290 A JPH11347290 A JP H11347290A
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JP
Japan
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heater
leakage
power supply
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JP10161835A
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English (en)
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Kazuo Nishida
一夫 西田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 略水平方向の回転軸を中心に回転自在に配設
したドラム内で洗濯物を洗濯、すすぎ、脱水するドラム
式洗濯機において、ヒータの絶縁が劣化したときに使用
者の感電を防止して安全性を向上し、かつヒータ以外の
機能は使用可能とする。 【解決手段】 略水平方向に回転軸を有する回転ドラム
を外槽により外包し、外槽を主体とする揺動体を揺動可
能にボデーに収容し、回転ドラムを回転させ、外槽内に
設けたヒータ14の通電をヒータ電源開閉手段23によ
りオン/オフするよう構成し、漏電検知手段31により
漏電を検知すると、ヒータ電源開閉手段23によりヒー
タ14の通電をオフするよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、略水平方向の回転
軸を中心に回転自在に配設したドラム内で洗濯物を洗
濯、すすぎ、脱水するドラム式洗濯機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のドラム式洗濯機は図6に
示すように構成していた。以下、その構成について説明
する。
【0003】図に示すように、回転ドラム1は、外周部
に多数の通水孔2を全面に設け、外槽3内に回転自在に
配設している。回転ドラム1の回転中心に回転軸4の一
端を略水平方向に固定し、回転軸4の他端にドラムプー
リー5を固定している。モータ6は、ベルト7によりド
ラムプーリー5と連結し、回転ドラム1を回転駆動す
る。
【0004】外槽3は、ボデー8よりばね体9で揺動可
能に吊り下げ、防振ダンパー10により脱水起動時の振
動が低減され、定常脱水時の振動がボデー8に伝達され
ないように防振支持するとともに、脱水時の振動を低減
する重り11を設けている。略筒状のパッキング部材1
2は、外槽3とボデー前面部との間を連結するものであ
る。ボデー前面部に窓13を開閉自在に設けている。
【0005】ヒータ14は、外槽3内の洗濯水を加熱す
るものである。制御装置15は、モータ6、ヒータ14
などの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水などの一連の
行程を逐次制御する。ヒータ14は、シーズヒータと呼
ばれるものが一般的である。これは、公知のものであ
り、金属管内にニクロム線を通し、金属管とニクロム線
との間に絶縁物を充填し、金属管とニクロム線との間の
絶縁を保つものである。
【0006】上記構成において動作を説明すると、窓1
3を開いて回転ドラム1内に洗濯物を投入し、運転を開
始すると、洗濯行程では、回転ドラム1はモータ6によ
って第1の回転数N1(約53rpm)で回転駆動さ
れ、回転ドラム1内の洗濯物は持ち上げられて水面上に
落下される。こうして洗濯行程が進行する。すすぎ行程
においても洗濯行程と同様の動作を行う。洗濯行程で
は、必要に応じてヒータ14に通電して洗濯水を加熱す
る。
【0007】脱水行程では、回転ドラム1は第2の回転
数N2(約1000rpm)で回転駆動され、洗濯物は
遠心脱水される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、ヒータ14が外槽3内の水中にあるため、外槽3
と電源ライン(図示せず)との間はヒータ14の管内に
充填された絶縁物だけの1重絶縁となる。もし、ヒータ
14の金属管と内部ニクロム線との間の絶縁が何らかの
原因で(金属管の腐食など)劣化した場合、外槽3は電
源ラインと電気的につながって漏電し、使用者が感電す
るという問題を有していた。
【0009】特に、ドラム式洗濯機では、使用者が回転
ドラム1内に手を入れている時には感電からの脱出が困
難になる。感電に対しては電源の入力部に漏電ブレーカ
を設ける方法があるが、漏電ブレーカは本体の電源をす
べてオフにするので、ヒータ14だけが漏電しても本体
がまったく使用不可能になる。
【0010】また、雷による誘導電圧が電源から侵入す
ると、一時的に漏電状態となり、その後、誘導電圧がな
くなると漏電状態がなくなる現象がある。漏電ブレーカ
はこの雷による漏電状態でも電源をオフにするので、以
後の使用できなくなる。
【0011】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、ヒータの絶縁が劣化したときに使用者の感電を防止
して安全性を向上し、かつヒータ以外の機能は使用可能
とすることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、略水平方向に回転軸を有する回転ドラムを
外槽により外包し、外槽を主体とする揺動体を揺動可能
にボデーに収容し、回転ドラムを回転させ、外槽内に設
けたヒータの通電をヒータ電源開閉手段によりオン/オ
フするよう構成し、漏電検知手段により漏電を検知する
と、ヒータ電源開閉手段によりヒータの通電をオフする
よう構成したものである。
【0013】これにより、ヒータの絶縁が劣化したとき
に使用者の感電を防止することができて、安全性を向上
することができ、かつヒータ以外の機能は使用可能とす
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、略水平方向に回転軸を有する回転ドラムと、この回
転ドラムを外包した外槽と、外槽内に設けたヒータと、
前記回転ドラムを回転させるモータと、前記外槽を主体
とする揺動体を揺動可能に収容したボデーと、漏電を検
知する漏電検知手段と、前記ヒータの通電をオン/オフ
するヒータ電源開閉手段とを備え、前記漏電検知手段に
より漏電を検知すると、前記ヒータ電源開閉手段により
ヒータの通電をオフするよう構成したものであり、ヒー
タの絶縁が劣化したときに使用者の感電を防止すること
ができて、安全性を向上することができ、かつヒータ以
外の機能は使用可能とすることができる。
【0015】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、ヒータ電源開閉手段は、電源を両
切りするリレーで構成したものであり、ヒータの絶縁が
劣化したとき、ヒータを確実に電源から遮断することが
でき、使用者の感電を防止することができる。
【0016】請求項3に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、表示動作を行う表示手段を備え、
漏電を検知しヒータ電源開閉手段によりヒータの通電を
オフすると、漏電を検知してヒータの通電をオフした旨
の表示を行うよう構成したものであり、ヒータの絶縁が
劣化したことを使用者に知らせることができ、修理依頼
をするなどの対策を促すことができる。
【0017】請求項4に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、漏電検知手段により漏電を検知
し、所定時間経過した後漏電を検知したままであれば、
初めてヒータ電源開閉手段によりヒータの通電をオフす
るよう構成したものであり、雷による誘導電圧が電源か
ら侵入した場合など、一時的に漏電状態となった場合に
は、ヒータをオフせずに継続使用することができる。
【0018】請求項5に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、漏電検知手段により漏電を検知す
るとヒータ電源開閉手段によりヒータの通電をオフし、
所定時間経過後に前記ヒータ電源開閉手段によりヒータ
の通電をオンし、再び漏電を検知すると前記ヒータ電源
開閉手段によりヒータの通電をオフするよう構成したも
のであり、最初の漏電で安全のためにヒータの通電をオ
フにし、雷による誘導電圧による漏電であれば、ヒータ
が使用不可能になるのを防ぐことができる。
【0019】請求項6に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、記憶動作を行う記憶手段を備え、
前記記憶手段に漏電を検知した回数を記憶し、所定回数
漏電を検知すると以後ヒータ電源開閉手段をオンしない
よう構成したものであり、雷による誘導電圧によって漏
電を検知したときに、ヒータが使用不可能になるのを防
ぎ、所定回数までの漏電はそのまま使用可能とするが、
漏電回数が増えればヒータの絶縁劣化と判断し、その後
のヒータへの通電をやめて、使用者の感電を防止するこ
とができる。
【0020】請求項7に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、電源投入時に漏電の検知を行うよ
う構成したものであり、使用者の感電の機会を減少させ
ることができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【0022】(実施例1)図2に示すように、第1のモ
ータ(モータ)16は、回転ドラム1を第1の回転数N
1(たとえば、53rpm)で回転させて、洗濯または
すすぎをするものであり、第2のモータ(モータ)17
は、回転ドラム1を第2の回転数N2(たとえば、10
00rpm)で回転させて脱水する。これら第1のモー
タ16および第2のモータ17は、インダクションモー
タで構成し、それぞれベルト18、19を介して従動プ
ーリー20に連結している。
【0023】従動プーリー20は、2種の減速比を有し
ており、第1のモータ16をベルト18を介して減速比
が大きい従動プーリー20aと連結し、第2のモータ1
7をベルト19を介して減速比が小さい従動プーリー2
0bと連結し、回転ドラム1の回転中心に一端を固定し
た回転軸4の他端に固定している。
【0024】制御装置21は、第1のモータ16、第2
のモータ17などを制御するもので、図1に示すように
構成している。制御手段22は、マイクロコンピュータ
で構成し、ヒータ電源開閉手段23によってヒータ14
の通電をオン/オフ制御し、双方向性サイリスタなどで
構成したパワースイッチング手段24を介して、第1の
モータ16、第2のモータ17、給水弁24、排水ポン
プ25などを制御し、洗濯、すすぎ、脱水の一連の行程
を逐次制御する。
【0025】ヒータ14は、外槽3内の洗濯水を加熱
し、給水弁24は外槽3内に給水し、排水ポンプ25は
外槽3内の洗濯水を排水するものである。
【0026】入力設定手段26は、使用者が必要な設定
コース、動作のスタートなどを入力するもので、制御手
段22に入力している。表示手段27は、入力設定手段
26による設定内容、動作状態などを表示する。記憶手
段28は、一連の制御に必要なデータなどを記憶してい
る。なお、29は商用電源、30は電源スイッチであ
る。
【0027】漏電検知手段31は、電源電流の差動成分
から漏電を検知するもので、その出力を制御手段22に
入力し、制御手段22は、漏電検知手段31により漏電
を検知すると、ヒータ電源開閉手段23によりヒータ1
4の通電をオフするよう構成している。
【0028】上記構成において動作を説明すると、窓1
3を開いて回転ドラム1内に洗濯物を投入し、電源スイ
ッチ(図示せず)をオンした後、制御装置21に設けた
スタートスイッチ(図示せず)を操作して運転を開始す
ると、給水弁24が動作して給水し、水位検知手段(図
示せず)により所定の水位を検知すると給水を停止し、
第1のモータ16を駆動する。洗濯行程では、回転ドラ
ム1は第1のモータ16によって第1の回転数N1で回
転駆動され、回転ドラム1内の洗濯物は持ち上げられて
水面上に落下される。
【0029】このとき、ヒータ14に通電して外槽3内
の洗濯水をほぼ一定の温度に制御しながら加熱する。洗
濯行程が終了すると、排水ポンプ25が動作して外槽3
内の洗濯水を排水する。その後、すすぎ行程を経由して
脱水行程では、回転ドラム1は第2のモータ17によっ
て第2の回転数N2で回転駆動され、洗濯物は遠心脱水
される。
【0030】この一連の洗濯動作の中で、漏電検知手段
31が漏電を検知すると、その信号は制御手段22に入
力され、制御手段22は、ヒータ電源開閉手段23によ
ってヒータ14の通電をオフする。これは、ヒータ14
は、水中で使用するため絶縁劣化による漏電の可能性が
高く、また一旦漏電すると使用者に危険な状態になるの
を防ぐためである。
【0031】ここで、ヒータ電源開閉手段23を両切り
のリレーで構成することにより、ヒータ14の絶縁が劣
化したとき、ヒータ14を確実に商用電源29から遮断
することができ、使用者の感電を防止することができ
る。
【0032】また、漏電を検知しヒータ電源開閉手段2
3によりヒータ14の通電をオフしたとき、表示手段2
7によって、漏電を検知してヒータ14の通電をオフし
た旨の表示を行うことで、ヒータ14の絶縁が劣化した
ことを使用者に知らせることができ、修理依頼をするな
どの対策を促すことができる。
【0033】(実施例2)図1に示す制御手段22は、
漏電検知手段31により漏電を検知し、所定時間(たと
えば、1秒間)経過した後、漏電を検知したままであれ
ば、初めてヒータ電源開閉手段23によりヒータ14の
通電をオフするよう構成している。他の構成は上記実施
例1と同じである。
【0034】上記構成において図3を参照しながら動作
を説明する。制御手段22は、ステップ40で漏電を検
知すると、ステップ41で所定時間(1秒間)が経過す
るのを待つ。所定時間(1秒間)経過してからステップ
42で再び漏電状態が検知されると、ステップ43でヒ
ータ電源開閉手段23によりヒータ14の通電をオフに
する。
【0035】これは、雷による誘導電圧によって一時的
に漏電検知手段31が漏電状態を検知し、その後、誘導
電圧がなくなると、漏電状態がなくなる現象への対応で
ある。ヒータ14の絶縁劣化による漏電であれば、漏電
はその後も継続するが、雷による漏電ではすぐに漏電状
態がなくなるので、この所定時間経過してから再び漏電
をチェックすることにより、ヒータ14の絶縁劣化でな
い場合は継続して使用することができる。
【0036】(実施例3)図1に示す制御手段22は、
漏電検知手段31により漏電を検知すると、ヒータ電源
開閉手段23によりヒータ14の通電をオフし、所定時
間(たとえば、3秒間)経過後にヒータ電源開閉手段3
1によりヒータ14の通電をオンし、再び漏電を検知す
ると、ヒータ電源開閉手段31によりヒータ14の通電
をオフするよう構成している。他の構成は上記実施例1
と同じである。
【0037】上記構成において図4を参照しながら動作
を説明する。制御手段22は、ステップ44で漏電を検
知すると、ステップ45でヒータ電源開閉手段23によ
りヒータ14の通電をオフにする。つぎに、ステップ4
6で所定時間(3秒間)が経過するのを待つ。所定時間
(3秒間)経過すると、ステップ47でヒータ電源開閉
手段23によってヒータ17の通電をオンする。そし
て、ステップ48で再び漏電状態をチェックする。
【0038】ステップ48で再び漏電状態が検知される
と、ステップ49で、制御手段22はヒータ電源開閉手
段23によりヒータ14の通電をオフにする。
【0039】これは、雷による誘導電圧によって一時的
に漏電検知手段31が漏電状態を検知し、その後、誘導
電圧がなくなると漏電状態がなくなる現象への対応であ
る。最初の漏電でヒータ14の通電をオフにするのは、
使用者が感電したことを想定して安全のために行うもの
である。
【0040】ヒータ14の絶縁劣化による漏電ならば、
漏電はその後も継続するが、雷による漏電ではすぐに漏
電状態がなくなるので、この所定時間経過してから再び
漏電をチェックすることにより、ヒータ14の絶縁劣化
でない場合は継続して使用することができる。
【0041】(実施例4)図1に示す制御手段22は、
記憶手段28に漏電を検知した回数を記憶し、所定回数
(たとえば、5回)漏電を検知すると、以後ヒータ電源
開閉手段23をオンしないよう構成している。他の構成
は上記実施例1と同じである。
【0042】上記構成において図5を参照しながら動作
を説明する。制御手段22は、ステップ50で記憶手段
28から過去の漏電回数を読み出す。ステップ51で漏
電を検知すると、ステップ52で漏電回数を1カウント
加え、ステップ53で漏電回数を記憶手段28に書き入
れる。
【0043】そして、ステップ54で、このドラム式洗
濯機の使用を始めてから、漏電回数が予め定めた所定回
数(5回)に達したかどうかを調べる。まだ所定回数に
達していなければそのまま使用を継続し、所定回数に達
していれば、ステップ55で、ヒータ電源開閉手段23
をオフにしてヒータ14に通電しないようにする。
【0044】これは、雷による誘導電圧によって一時的
に漏電検知手段31が漏電状態を検知し、その後、誘導
電圧がなくなると漏電状態がなくなる現象への対応であ
り、所定回数までの漏電はそのまま使用可能とするが、
漏電回数が増えればヒータ14の絶縁劣化と判断してそ
の後のヒータ14への通電をやめ、使用者の感電を防止
することができる。
【0045】なお、漏電状態のチェックは電源投入時に
行い、電源投入時にすでに漏電状態が検出されると、ヒ
ータ電源開閉手段23をオフにしてヒータ14に通電し
ないようにすることで、使用者の感電の機会を少なくす
ることができる。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、略水平方向に回転軸を有する回転ドラム
と、この回転ドラムを外包した外槽と、外槽内に設けた
ヒータと、前記回転ドラムを回転させるモータと、前記
外槽を主体とする揺動体を揺動可能に収容したボデー
と、漏電を検知する漏電検知手段と、前記ヒータの通電
をオン/オフするヒータ電源開閉手段とを備え、前記漏
電検知手段により漏電を検知すると、前記ヒータ電源開
閉手段によりヒータの通電をオフするよう構成したか
ら、ヒータの絶縁が劣化して漏電を起こしても、使用者
への感電を防ぐことができ、このとき、ヒータを使用で
きないだけで、洗濯、すすぎ、脱水の一連の動作は可能
とすることができる。
【0047】また、請求項2に記載の発明によれば、ヒ
ータ電源開閉手段は、電源を両切りするリレーで構成し
たから、ヒータの絶縁が劣化したとき、ヒータを確実に
電源から遮断することができ、使用者の感電を防止する
ことができる。
【0048】また、請求項3に記載の発明によれば、表
示動作を行う表示手段を備え、漏電を検知しヒータ電源
開閉手段によりヒータの通電をオフすると、漏電を検知
してヒータの通電をオフした旨の表示を行うよう構成し
たから、ヒータの絶縁が劣化し、ヒータが使えないとい
う限定的な動作であることを使用者に知らせることがで
き、修理依頼をするなどの対策を促すことができる。
【0049】また、請求項4に記載の発明によれば、漏
電検知手段により漏電を検知し、所定時間経過した後漏
電を検知したままであれば、初めてヒータ電源開閉手段
によりヒータの通電をオフするよう構成したから、雷に
よる誘導電圧が電源から侵入した場合など、一時的に漏
電状態となった場合には、ヒータをオフせずに継続使用
することができる。
【0050】また、請求項5に記載の発明によれば、漏
電検知手段により漏電を検知するとヒータ電源開閉手段
によりヒータの通電をオフし、所定時間経過後に前記ヒ
ータ電源開閉手段によりヒータの通電をオンし、再び漏
電を検知すると前記ヒータ電源開閉手段によりヒータの
通電をオフするよう構成したから、最初の漏電で安全の
ためにヒータの通電をオフにし、雷による誘導電圧によ
る漏電であれば、ヒータが使用不可能になるのを防ぐこ
とができる。
【0051】また、請求項6に記載の発明によれば、記
憶動作を行う記憶手段を備え、前記記憶手段に漏電を検
知した回数を記憶し、所定回数漏電を検知すると以後ヒ
ータ電源開閉手段をオンしないよう構成したから、雷に
よる誘導電圧によって漏電を検知したときに、ヒータが
使用不可能になるのを防ぎ、所定回数までの漏電はその
まま使用可能とするが、漏電回数が増えればヒータの絶
縁劣化と判断し、その後のヒータへの通電をやめて、使
用者の感電を防止することができる。
【0052】また、請求項7に記載の発明によれば、電
源投入時に漏電の検知を行うよう構成したから、使用者
の感電の機会を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のドラム式洗濯機のブロ
ック回路図
【図2】同ドラム式洗濯機の断面図
【図3】本発明の第2の実施例のドラム式洗濯機の要部
動作フローチャート
【図4】本発明の第3の実施例のドラム式洗濯機の要部
動作フローチャート
【図5】本発明の第4の実施例のドラム式洗濯機の要部
動作フローチャート
【図6】従来のドラム式洗濯機の断面図
【符号の説明】
1 回転ドラム 3 外槽 4 回転軸 8 ボデー 14 ヒータ 16 第1のモータ(モータ) 17 第2のモータ(モータ) 23 ヒータ電源開閉手段 31 漏電検知手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略水平方向に回転軸を有する回転ドラム
    と、この回転ドラムを外包した外槽と、外槽内に設けた
    ヒータと、前記回転ドラムを回転させるモータと、前記
    外槽を主体とする揺動体を揺動可能に収容したボデー
    と、漏電を検知する漏電検知手段と、前記ヒータの通電
    をオン/オフするヒータ電源開閉手段とを備え、前記漏
    電検知手段により漏電を検知すると、前記ヒータ電源開
    閉手段によりヒータの通電をオフするよう構成したドラ
    ム式洗濯機。
  2. 【請求項2】 ヒータ電源開閉手段は、電源を両切りす
    るリレーで構成した請求項1記載のドラム式洗濯機。
  3. 【請求項3】 表示動作を行う表示手段を備え、漏電を
    検知しヒータ電源開閉手段によりヒータの通電をオフす
    ると、漏電を検知してヒータの通電をオフした旨の表示
    を行うよう構成した請求項1記載のドラム式洗濯機。
  4. 【請求項4】 漏電検知手段により漏電を検知し、所定
    時間経過した後漏電を検知したままであれば、初めてヒ
    ータ電源開閉手段によりヒータの通電をオフするよう構
    成した請求項1記載のドラム式洗濯機。
  5. 【請求項5】 漏電検知手段により漏電を検知するとヒ
    ータ電源開閉手段によりヒータの通電をオフし、所定時
    間経過後に前記ヒータ電源開閉手段によりヒータの通電
    をオンし、再び漏電を検知すると前記ヒータ電源開閉手
    段によりヒータの通電をオフするよう構成した請求項1
    記載のドラム式洗濯機。
  6. 【請求項6】 記憶動作を行う記憶手段を備え、前記記
    憶手段に漏電を検知した回数を記憶し、所定回数漏電を
    検知すると以後ヒータ電源開閉手段をオンしないよう構
    成した請求項1記載のドラム式洗濯機。
  7. 【請求項7】 電源投入時に漏電の検知を行うよう構成
    した請求項1記載のドラム式洗濯機。
JP10161835A 1998-06-10 1998-06-10 ドラム式洗濯機 Withdrawn JPH11347290A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101373619B1 (ko) * 2012-04-04 2014-03-12 동부대우전자 주식회사 벽걸이형 드럼세탁기
JP2015020561A (ja) * 2013-07-18 2015-02-02 トヨタ紡織株式会社 漏電検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101373619B1 (ko) * 2012-04-04 2014-03-12 동부대우전자 주식회사 벽걸이형 드럼세탁기
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