JPH11346333A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JPH11346333A
JPH11346333A JP10152965A JP15296598A JPH11346333A JP H11346333 A JPH11346333 A JP H11346333A JP 10152965 A JP10152965 A JP 10152965A JP 15296598 A JP15296598 A JP 15296598A JP H11346333 A JPH11346333 A JP H11346333A
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JP
Japan
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defective pixel
solid
imaging device
state imaging
level
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Application number
JP10152965A
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English (en)
Inventor
Toshitake Ueno
勇武 上野
Katsuto Sakurai
克仁 櫻井
Katsuhisa Ogawa
勝久 小川
Toru Koizumi
徹 小泉
Tetsunobu Kouchi
哲伸 光地
Takumi Hiyama
拓己 樋山
Shigetoshi Sugawa
成利 須川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工場での欠陥画素補正のための調整を不要に
し、実地で発生する欠陥画素を補正することができる固
体撮像装置を提供する。 【解決手段】 撮像前に固体撮像素子の欠陥画素を検出
する欠陥画素検出手段と、該欠陥画素検出手段で検出さ
れた欠陥画素の位置を記憶する記憶手段と、該記憶手段
に記憶された欠陥画素の位置に基づき欠陥画素を補間す
る補間手段とを備える。また、欠陥画素検出手段は、固
体撮像素子の光量検出部の電圧を所定レベルに設定する
手段と、固体撮像素子に入射する光を遮蔽する手段と、
固体撮像素子の出力のレベルを所定レベルに所定のマー
ジンを持たせたレベルと比較するレベル比較手段とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は固体撮像装置に関
し、特に、欠陥画素を検出・補間する固体撮像装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、固体撮像装置のコストの大半は欠
陥画素により決まっていた。そのため、欠陥画素を低減
すべく、基板、IG(イントリンシックゲッタリン
グ)、エピタキシャル成長ウエハの導入など、種々の努
力が図られてきたものの、これら自体がコストアップに
つながっていた。
【0003】また、最近の高解像度化を追求すべく多画
素化する程、欠陥画素数も多くなり、歩留まりを飛躍的
に向上させる手段が未だ見いだされていない。
【0004】一方、これらの欠陥画素を補正する試みも
数多く提案されている。
【0005】例えば、予め、プリスキャンを行い、欠陥
画素のアドレスをROMなどの記憶手段に記憶させ、そ
のアドレスに対応した画素信号を読み出す際に、その周
辺の信号を用いて補間する方法及び装置がある。
【0006】つぎに、従来例による固体撮像素子につい
て説明する。
【0007】図6は、従来例による固体撮像素子の回路
ブロック図である。図を参照すると、101は入射した
光により電荷を発生する光検出素子としてのフォトダイ
オード、102は浮遊拡散領域、103はフォトダイオ
ード101で発生した電荷を浮遊拡散領域102に転送
するための転送用トランジスタ、104は浮遊拡散領域
102で蓄積した電荷を放電するためのリセット用トラ
ンジスタ、105、106、107はアンプ用トランジ
スタ、108はリセット時に浮遊拡散領域に発生した電
圧を記憶するためのコンデンサ、109は動作時に浮遊
拡散領域に発生した電圧を記憶するためのコンデンサ、
110はアンプとコンデンサ108とを接続するスイッ
チ用トランジスタ、111はアンプとコンデンサ109
とを接続するスイッチ用トランジスタ、112はコンデ
ンサ108、109を放電させるためのコンデンサ放電
用トランジスタ、113、114はバッファ、115、
116は各々コンデンサ108、109の電圧を他の列
のコンデンサと切り換えてバッファ113、114へ供
給するためのスイッチ用トランジスタ、117、118
は各々バッファ113、114の入力電圧をリセットす
るためのリセット用トランジスタ、119、120は水
平出力線、121は垂直走査回路、122は水平走査回
路である。なお、トランジスタ105、106、107
より構成されるアンプは、トランジスタ106、107
がONであるときにのみソースフォロワ型のアンプとし
て働く。また、フォトダイオード101、拡散浮遊領域
102、トランジスタ103、104、105、106
は1つの画素を形成する。
【0008】図7は、図6に示す固体撮像素子の動作タ
イミングチャートである。図6、7を参照しながら、図
6に示す固体撮像素子の動作を説明する。
【0009】まず、T201において、端子2に垂直走
査スタートパルスが入力され、端子3に垂直走査パルス
が入力されることにより第1行が選択され、信号20が
HIGHになる(不図示)。また、端子8にはHIGH
パルスが入力され浮遊拡散領域102がリセットされ
る。更に、端子11、12、13が同時にHIGHにな
り、コンデンサ108、109がリセットされる。T2
02において、端子8のリセットパルスがLOWに変化
することにより、浮遊拡散領域102が電気的に浮遊状
態になる。T203において、端子10にHIGHパル
スが加わり、同時に端子12にもHIGHパルスが加わ
り、コンデンサ108に浮遊拡散領域102のリセット
直後の電圧(リセット電圧)が読み出される。T204
において、端子9にHIGHパルスが加わり、フォトダ
イオード101で発生した電荷が浮遊拡散領域に転送さ
れる。T205において、端子10と端子13にHIG
Hパルスが加わり、浮遊拡散領域102の電圧(信号電
圧+リセット電圧)がコンデンサ109に読み出され
る。T206において、端子14の電圧がHIGHから
LOWに変化し、水平出力線119、120がリセット
される。同時に、端子5に水平走査スタートパルスが入
力され、端子6に水平走査パルスが入力され、各列のコ
ンデンサよりなるラインメモリからの信号の読み出しが
開始する。端子14への入力信号レベルを水平走査パル
スと逆相で動かすのは、各列のコンデンサの干渉を防止
するためである。端子16からは各列のリセット電圧が
順次出力され、端子17からは各列の信号電圧とリセッ
ト電圧との和が順次出力される。両出力の差を後段に備
えられる差動手段でとることにより、画素間でばらつく
リセット電圧が取り除かれた信号電圧を得ることができ
る。従って、リセット電圧のばらつきによるノイズ成分
が取り除かれたS/Nの良い出力を得ることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した欠陥画素の補
間方法及び欠陥画素の補間手段を備えた固体撮像装置で
は、工場出荷時にプリスキャン及び欠陥画素のアドレス
のROMへの記憶を行うので、 ・工場で、固体撮像装置の欠陥画素位置とROMデータ
とを1対1に対応させなければならないので、製造コス
トが上昇する ・ゴミの付着による欠陥画素などの工場出荷後に実地に
出てから発生する欠陥画素を補正することができない などの問題があった。
【0011】本発明は上記の問題を解決するもので、工
場での欠陥画素補正のための調整を不要にし、実地で発
生する欠陥画素を補正することができる固体撮像装置を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による固体撮像装
置は、固体撮像素子を備える固体撮像装置において、撮
像前に前記固体撮像素子の欠陥画素を検出する欠陥画素
検出手段と、該欠陥画素検出手段で検出された前記欠陥
画素の位置を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶さ
れた前記欠陥画素の位置に基づき欠陥画素を補間する補
間手段と、を備えることを特徴とする。
【0013】また、本発明による固体撮像装置は、上記
の固体撮像装置において、前記欠陥画素検出手段は、前
記固体撮像素子の光量検出部の電圧を所定レベルに設定
する手段と、前記固体撮像素子の出力のレベルを前記所
定レベルに所定のマージンを持たせたレベルと比較する
レベル比較手段とを備えることを特徴とする。
【0014】更に、本発明による固体撮像装置は、上記
の固体撮像装置において、前記所定レベルは黒レベルで
あることを特徴とする。
【0015】更に、本発明による固体撮像装置は、上記
の固体撮像装置において、前記所定レベルは白飽和レベ
ルであることを特徴とする。
【0016】更に、本発明による固体撮像装置は、上記
の固体撮像装置において、前記欠陥画素検出手段は、前
記固体撮像素子に入射する光の光量を前記固体撮像素子
の白飽和レベルにする手段と、前記固体撮像素子の出力
のレベルを白飽和レベルに所定のマージンを持たせたレ
ベルと比較するレベル比較手段とを備えることを特徴と
する。
【0017】更に、本発明による固体撮像装置は、上記
の固体撮像装置において、前記記憶手段は前記欠陥画素
位置を記憶することを特徴とする。
【0018】更に、本発明による固体撮像装置は、上記
の固体撮像装置において、前記記憶手段に記憶された前
記欠陥画素位置と現在読み出し中の画素位置とを比較す
る位置比較手段を更に備えることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】[実施形態1]図1は実施形態1
による固体撮像素子およびその周辺回路の回路ブロック
図である。従来例による固体撮像素子と同一の部分には
同一の番号を付して重複する説明は省略する。図におい
て、130は差動回路、131は差動回路130の出力
を入力し諸々の信号処理を行う信号処理回路、132、
133は比較器、134は比較器132、133のそれ
ぞれに異なった電圧を供給する定電圧源、135は欠陥
画素のアドレスを記憶するメモリ、136は各画素の水
平方向のアドレスをカウントするXアドレスカウンタ、
137は各画素の垂直方向のアドレスをカウントするY
アドレスカウンタ、138はメモリ135のデータであ
る欠陥画素アドレスの書き込み/読み出しをコントロー
ルするメモリコントローラ、139はメモリ135に記
憶された欠陥画素のアドレスと、Xアドレスカウンタ1
36及びYアドレスカウンタ137のカウント値との一
致を検出する一致回路である。
【0020】図2は図1に示す固体撮像素子を含む固体
撮像装置の全体のブロック図である。図において、20
1は固体撮像素子、202は固体撮像素子の出力を平均
化する平均化手段、203は撮像時露光レベル発生手
段、204、205は電圧源、206は差動増幅器、2
07は絞り、シャッタなどの露出手段、208はスイッ
チである。上記の構成要素より成る制御ループにより、
差動増幅器206の非反転入力に入力される露出の基準
レベルに応じて固体撮像素子201に到達する平均光量
が制御される。なお、平均化手段202、撮像時露光レ
ベル発生手段203、電圧源204、205、差動増幅
器206、スイッチ208は信号処理回路131に含ま
れる。
【0021】次に、本実施形態による固体撮像装置の動
作について説明する。なお、画素の欠陥の代表的なもの
は、入射される光量によらず常に、白レベルを出力して
しまう白欠陥と、入射される光量によらず常に黒レベル
を出力してしまう黒欠陥がある。本実施形態は、白欠陥
と黒欠陥を扱うものである。
【0022】また、本実施形態による固体撮像装置の動
作は、欠陥画素位置の検出及び記憶を行うプリスキャン
と、記憶された欠陥画素位置に基づく欠陥画素補間に分
けられる。プリスキャンは、例えば固体撮像装置の電源
投入時などに行われ、欠陥画素補間は、撮像中に常時行
われる。
【0023】まず、露出切り換え信号210によりスイ
ッチ208を電圧V3側に切り換え、露出手段を完全に
遮蔽し、固体撮像素子201に到達する光量をゼロにす
る。同時に、比較器132に供給する定電圧源134の
信号電圧を黒飽和レベルに対して所定のマージン電圧だ
けマイナス側にシフトした電圧とする(画素の検出電圧
は画像が黒であるときに高く、画像が白であるときに低
い)。
【0024】次に、図6、7を用いて説明した従来例と
同様に、各画素の検出電圧を差動回路130から順次出
力する。Xアドレスカウンタ136、Yアドレスカウン
タ137も水平走査回路122、垂直走査回路121と
連動させて、各画素の検出電圧が差動回路130から出
力されるときに、Xアドレスカウンタ136、Yアドレ
スカウンタ137の出力するカウント値がその画素のア
ドレスを示しているようにする。
【0025】欠陥のない画素の信号が差動回路130か
ら出力されるときには、この出力レベルは比較器132
に供給される定電圧源134の出力信号電圧に比べて高
いので比較器132の出力電圧はLOWレベルとなる
が、白欠陥の画素の信号が差動回路130から出力され
るときには、この出力レベルは比較器132に供給され
る定電圧源134の出力信号電圧に比べて低いので比較
器132の出力電圧はHIGHレベルとなる。
【0026】比較器132の出力電圧がHIGHレベル
であるときに、メモリコントローラ138がメモリ13
5のライトイネーブル信号をアクティブにして、メモリ
アドレスをインクリメントすることにより、そのときの
Xアドレスカウンタ136、Yアドレスカウンタ137
のカウント値がメモリ135に書き込まれる。従って、
この動作を繰り返すことにより白欠陥の画素のアドレス
がメモリ135に順次書き込まれる。
【0027】以上の動作を全画素について行い、白欠陥
の画素のアドレスのメモリ135への書き込みが終了す
る。
【0028】次に、露出切り換え信号210によりスイ
ッチ208を電圧V4側に切り換え、露出手段を完全に
開放にして、固体撮像素子201に到達する光量を固体
撮像素子201の各画素が飽和するレベルにする。同時
に、比較器133に供給する定電圧源134の信号電圧
を白飽和レベルに対して所定のマージン電圧だけプラス
側にシフトした電圧とする。
【0029】次に、図6、7を用いて説明した従来例と
同様に、各画素の検出電圧を差動回路130から順次出
力する。Xアドレスカウンタ136、Yアドレスカウン
タ137も水平走査回路122、垂直走査回路121と
連動させて、各画素の検出電圧が差動回路130から出
力されるときに、Xアドレスカウンタ136、Yアドレ
スカウンタ137の出力するカウント値がその画素のア
ドレスを示しているようにする。
【0030】欠陥のない画素の信号が差動回路130か
ら出力されるときには、この出力レベルは比較器133
に供給される定電圧源134の出力信号電圧に比べて低
いので比較器133の出力電圧はLOWレベルとなる
が、黒欠陥の画素の信号が差動回路130から出力され
るときには、この出力レベルは比較器133に供給され
る定電圧源134の出力信号電圧に比べて高いので比較
器133の出力電圧はHIGHレベルとなる。
【0031】比較器133の出力電圧がHIGHレベル
であるときに、メモリコントローラ138がメモリ13
5のライトイネーブル信号をアクティブにして、メモリ
アドレスをインクリメントすることにより、そのときの
Xアドレスカウンタ136、Yアドレスカウンタ137
のカウント値がメモリ135に書き込まれる。従って、
この動作を繰り返すことにより黒欠陥の画素のアドレス
がメモリ135に順次書き込まれる。なお、メモリ13
5において、白欠陥の画素のアドレスのための領域と黒
欠陥の画素のアドレスのための領域は独立して別個に設
けられている。
【0032】以上の動作を全画素について行い、黒欠陥
の画素のアドレスのメモリ135への書き込みが終了す
る。
【0033】次に、メモリ135に記憶された白欠陥画
素及び黒欠陥画素のアドレスに基づいた、撮像時の欠陥
画素補間について説明する。
【0034】撮影時にも、Xアドレスカウンタ136と
Yアドレスカウンタ137は、水平走査回路122と垂
直走査回路121と連動して、画素のアドレスをカウン
トする。
【0035】一致回路139は、メモリ135に記憶さ
れた白欠陥画素のアドレス及び黒欠陥画素のアドレス
と、Xアドレスカウンタ136とYアドレスカウンタ1
37の現在のカウント値とを比較して、白欠陥画素のア
ドレスと現在のカウント値とが一致したとき又は黒欠陥
画素のアドレスとカウント値とが一致したときに一致パ
ルス141をセンサ駆動制御回路140に出力する。な
お、メモリコントローラ141は一致パルスを入力した
ときにメモリ135から出力する白欠陥画素のアドレス
又は黒欠陥画素のアドレスをメモリ135の次のアドレ
スに記憶されているものに進める。どちらを進めるかは
一致回路139で一致したのが白欠陥画素のアドレスで
あるのか、白欠陥画素のアドレスであるのかに応じて決
める。
【0036】ところで、センサ駆動制御回路140が出
力して端子5、6、14に現れる信号を拡大して示す
と、図3(a)に示すようになる。図3(a)におい
て、○で示したタイミングにおいて差動回路130の出
力が信号処理回路131の内部でサンプリングされる。
【0037】図3(b)は、一致パルス141が発生す
るときのセンサ駆動制御回路140の入出力する信号の
タイミング図である。T301において、一致パルス1
41がHIGHになると、これに応じてセンサ駆動制御
回路140は、端子6の信号を、T302でLOWにし
て、T303でHIGHにする。その前後では、通常時
と同様に変化させる。また、端子14の信号をT302
とT303との間でHIGHにする。この結果、T30
4とT305とにおいて、欠陥画素の次の画素の信号が
信号処理回路131でサンプリングされることになる。
すなわち、欠陥画素は次の画素で補間される。
【0038】[実施形態2]実施形態1における黒欠陥
画素の検出は、露出切り換え信号210によりスイッチ
208を電圧V4側に切り換え、露出手段を完全に開放
に、固体撮像素子201に達する光量を固体撮像素子2
01の各画素が飽和するレベルにすることにより行って
いるが、入力される画像の内容によっては、正常な画素
の出力する信号も定電圧源134の出力する白飽和レベ
ルに対して所定のマージン電圧だけプラス側にシフトし
た電圧を上回る危険がある。この問題を回避するのが本
実施形態である。
【0039】本実施形態によれば、浮遊拡散領域102
をトランジスタ104でリセットする場合のリセット電
圧を画素が白飽和したときの電圧とする。これは、端子
18から供給するリセット電圧を画素が白飽和したとき
の電圧に設定することにより行う。すなわち図4のリセ
ット電圧切り換え回路に示すように、端子18への供給
電圧を黒飽和電圧から白飽和電圧に切り換える。
【0040】また、比較器133に供給する定電圧源1
34の信号電圧を白飽和レベルに対して所定のマージン
電圧だけプラス側にシフトした電圧とする。
【0041】以上の設定により実施形態1と同様の動作
をすることにより黒欠陥画素の検出を行う。
【0042】黒欠陥画素検出と同様に、白欠陥画素の検
出を行うことも可能である。リセット電圧を読み出すタ
イミングにおいて、端子12、13を同時に開ければよ
い。これにより容量108、109には全く同じ信号が
書き込まれるため、水平転送系が正常なら差動増幅器1
30の出力には、黒画素相当の信号が得られるからであ
る。本実施形態の白欠陥検出は受光画素部の欠陥を検出
できないものの、露光手段を制御する必要が無く、簡便
な検出方式として用いることができる。
【0043】[実施形態3]実施形態1における欠陥画
素補間処理は、欠陥画素を次の画素で補間することによ
りおこなっているので、次の画素も欠陥画素である場合
には、正常な補間処理の結果を得ることができない。本
実施形態は、欠陥画素補間処理を前値ホルドにより行う
ことにより、欠陥画素が連続している場合にも破綻のな
い補間画素を得るものである。
【0044】図5は、本実施形態による欠陥画素補間回
路のブロック図である。図において401はスイッチ、
402は遅延回路である。欠陥画素補間回路は例えば、
信号処理回路131の初段に設けられ、差動回路130
からの信号をスイッチ401の上側の入力端子に入力す
る。スイッチ401は一致信号141をコントロール端
子に入力し、通常は上側の入力端子への入力信号をその
まま出力する側を選択するが、一致信号141がアクテ
ィブになったときに、遅延回路402の出力を選択す
る。欠陥画素が連続していても、前値ホルドの時間が延
びるだけであるので、破綻のない欠陥画素補間を行うこ
とができる。
【0045】また、遅延回路の遅延時間を1画素分とす
れば水平方向の欠陥画素補間をすることができ、1ライ
ン分とすれば垂直方向の欠陥画素補間をすることができ
る。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、欠
陥画素位置の検出と記憶を実地において例えば電源投入
時などに行い、記憶された欠陥画素位置に基づいて欠陥
画素の補間を行うので、製造時に欠陥画素位置の検出と
記憶をする必要がなくなり、製造コストを削減でき、ま
た、ユーザが使用している実地において発生した欠陥画
素を補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による固体撮像素子およびそ
の周辺回路の回路ブロック図である。
【図2】本発明の実施形態による固体撮像装置のブロッ
ク図である。
【図3】本発明の実施形態1によるセンサ駆動制御回路
の入出力の信号のタイミング図である。
【図4】本発明の実施形態2によるリセット電圧切り換
え回路である。
【図5】本発明の実施形態3による欠陥画素補間回路の
ブロック図である。
【図6】従来例による固体撮像素子の回路ブロック図で
ある。
【図7】図6に示す固体撮像素子の動作タイミング図で
ある。
【符号の説明】 130 差動回路 131 信号処理回路 132、133 比較器 134 定電圧源 135 メモリ 136 Xアドレスカウンタ 137 Yアドレスカウンタ 138 メモリコントローラ 139 一致回路 140 センサ駆動制御回路 201 固体撮像素子 202 平均化手段 206 差動増幅器 207 露光手段 206 差動増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小泉 徹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 光地 哲伸 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 樋山 拓己 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 須川 成利 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体撮像素子を備える固体撮像装置にお
    いて、 撮像前に前記固体撮像素子の欠陥画素を検出する欠陥画
    素検出手段と、 該欠陥画素検出手段で検出された前記欠陥画素の位置を
    記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶された前記欠陥画素の位置に基づき欠
    陥画素を補間する補間手段と、 を備えることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の固体撮像装置におい
    て、前記欠陥画素検出手段は、前記固体撮像素子の光量
    検出部の電圧を所定レベルに設定する手段と、前記固体
    撮像素子の出力のレベルを前記所定レベルに所定のマー
    ジンを持たせたレベルと比較するレベル比較手段とを備
    えることを特徴とする固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の固体撮像装置におい
    て、前記所定レベルは黒レベルであることを特徴とする
    固体撮像装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の固体撮像装置におい
    て、前記所定レベルは白飽和レベルであることを特徴と
    する固体撮像装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の固体撮像装置におい
    て、前記欠陥画素検出手段は、前記固体撮像素子に入射
    する光の光量を前記固体撮像素子の白飽和レベルにする
    手段と、前記固体撮像素子の出力のレベルを白飽和レベ
    ルに所定のマージンを持たせたレベルと比較するレベル
    比較手段とを備えることを特徴とする固体撮像装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    固体撮像装置において、前記記憶手段は前記欠陥画素位
    置を記憶することを特徴とする固体撮像装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の固体撮像装置におい
    て、前記記憶手段に記憶された前記欠陥画素位置と現在
    読み出し中の画素位置とを比較する位置比較手段を更に
    備えることを特徴とする固体撮像装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100853025B1 (ko) * 2006-12-01 2008-08-20 엠텍비젼 주식회사 결함 픽셀 보정 방법 및 그 장치
KR100874670B1 (ko) * 2006-12-01 2008-12-18 엠텍비젼 주식회사 이미지 프로세서, 이미지 처리 장치 및 결함 픽셀 보정 방법

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