JPH11345594A - 冷陰極蛍光ランプ - Google Patents
冷陰極蛍光ランプInfo
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Abstract
能で、かつ暗黒中での始動特性を大幅に向上改善した冷
陰極蛍光ランプの提供。 【解決手段】 内壁面に蛍光体層6が設けられ、かつ希
ガスを封有するガラス管5、および前記ガラス管5の両
端部にそれぞれ封装された一対の導入線8,8′の先端
部に装着された冷陰極7,7′を具備する冷陰極低圧放
電灯において、少なくとも一方の冷陰極7,7′部領域
の蛍光体層6面に酸化アルミニウムおよび酸化カルシウ
ム混合系の電子放射性物質層9を担持させたことを特徴
とする冷陰極蛍光ランプである。
Description
ランプに係り、特に暗黒中での点灯始動性を改善した冷
陰極蛍光ランプに関する。
ドプロセッサーあるいは液晶テレビなどは、液晶表示機
器の開発に伴って、高性能化する一方、多様化してい
る。ところで、液晶表示機器においては、バックライト
光源として、冷陰極蛍光ランプが一般的に使用されてお
り、このような用途に対して、図4に要部構成を断面的
に示すような冷陰極蛍光ランプが提供されている。すな
わち、内壁面に紫外線などによる刺激で発光する蛍光体
層1が設けられ、かつ水銀および希ガス(放電媒体)を
封有する外径 1〜 4mm程度、長さ50〜 500mm程度のガラ
ス管2と、このガラス管2の両端部にそれぞれ封装され
た一対の導入線3,3′の先端部に装着された冷陰極
4,4′とで構成されている。
4,4′は、たとえばNi製の円筒状カップと、この円筒
状カップ内に充填・配置された水銀合金粉末(もしくは
水銀合金とゲッターの混合粉末)と、たとえばアルミニ
ウム−ジルコン系合金とで形成されている。そして、前
記ガラス管2の端部に封止・導入された導入線3,3′
先端部に、前記円筒状カップの底面側を接続・保持させ
た構成と成っている。また、この種の冷陰極蛍光ランプ
は、一般的に、次のような手順で製造されている。先
ず、ガラス管2の洗浄から始まり、洗浄されたガラス管
2内壁に蛍光体を塗布し、次いで、蛍光体を塗布したガ
ラス管2を炉(たとえば 550℃の炉温)中に数分入れ、
塗布した蛍光体の焼き付け(蛍光体層1の形成)および
ガス抜きをする。その後、排気側ビーズマウントが固定
されるように、ガラス管2に窪みを付け(これをフォー
ミングという)、封止工程を行う前に予め製作しておい
た封止側マウント(電極4,4′側)を、その封着部分
でガラス管2に封着する。次いで、排気工程でガラス管
2内を10-2〜10-5Torr程度まで排気し、十分に排気した
後に希ガスを封入してから、排気マウントビーズ部とガ
ラス管2とを封着する。その後、冷電極4,4′に取り
付けられた水銀ディスペンサーを高周波で加熱し、水銀
を管内に放出する。最後に、エージングを数時間行い、
冷陰極蛍光ランプとして完成する。
しての冷陰極蛍光ランプに関しては、市場の動向とし
て、バックライトユニットの薄型、軽量、高性能化など
が重要視され、このような動向に伴い、組み込む光源
(冷陰極蛍光ランプ)についても、より一層の細管化や
高性能化が望まれている。
導入線3,3′を介して一対の冷陰極4,4′間に所定
の電位を印加すると、発生した初期プラズマのイオンに
よって、冷陰極4,4′から二次電子が放出され、ガラ
ス管2内で放電が開始する。そして、この放電に伴う電
子エネルギーによって励起された水銀原子の共鳴遷移で
紫外線を放射し、さらに、この紫外線がガラス管2内壁
面の蛍光体層1によって、可視光に変換され、可視光線
を発生する。
点灯,動作について実用上、次のような不都合が認めら
れる。すなわち、暗黒時(暗い場所、たとえば装置に内
装・内蔵された状態)において、点灯の始動もしくは再
始動を行う場合、初期の電子放出不足から、ランプ電極
間への電圧印加後、定常的な放電発光に至るまで、30秒
間程度の時間を要する。換言すると、点灯始動性が一般
的に不十分で、たとえば液晶バックライトとしての使用
において、所要の画像表示に即応できないという性能的
な問題がある。
極4,4′に放射性同位元素を塗布あるいは含有させ
て、初期電子の不足を補うこと、 (b)冷陰極4,4′に
酸化カルシウムを塗布し、外部から光を照射することに
よって、初期電子の不足を補うこと、 (c)冷陰極4,
4′近傍のガラス管2内壁面(蛍光体層1)に、電子放
射性物質(たとえば酸化アルミニウム、酸化ジルコニウ
ム、酸化バリウム)層を塗布形成して、初期電子の不足
を補うことなどが試みられている。
質を取扱う上での専門的な知識を要し、また、冷陰極
4,4′面への塗布に当たっては、塗布・担持量を十分
に確保するために、冷陰極4,4′の構造ないし加工
(製造)が煩雑化するなどの問題がある。さらに、 (b)
の場合においても、冷陰極4,4′面への塗布に当たっ
て、塗布・担持量を十分に確保するために、冷陰極4,
4′の構造ないし加工(製造)が煩雑化するなどの問題
がある。一方、手段 (c)の場合は、冷陰極蛍光ランプの
構造上ないし製造上の煩雑化など回避できるが、点灯の
始動もしくは再始動を行った場合、定常的な放電発光に
至るまで、最大数秒間程度の時間を要し、十分な点灯始
動特性が得られない。
で、バックライトユニットの薄型、軽量などが可能で、
かつ暗黒中での始動特性を大幅に改善・向上させた冷陰
極蛍光ランプの提供を目的とする。
面に蛍光体層が設けられ、かつ希ガスや水銀を封有する
ガラス管、および前記ガラス管の両端部にそれぞれ封装
された一対の導入線の先端部に装着された冷陰極を具備
する冷陰極蛍光ランプにおいて、少なくとも一方の冷陰
極側領域の蛍光体層面に酸化アルミニウムおよび酸化カ
ルシウムを含む電子放射性物質層を設けたことを特徴と
する冷陰極蛍光ランプである。
蛍光ランプにおいて、電子放射性物質層の先端部は冷陰
極先端+ 5mm以内であることを特徴とする。
項2記載の冷陰極蛍光ランプにおいて、電子放射性物質
層中の酸化アルミニウムが20〜80重量%および酸化カル
シウムが80〜20重量%であることを特徴とする。
は、ガラス管の両端部にそれぞれ封入・装着された冷陰
極のうち、少なくとも一方の冷陰極部を含むガラス管端
部の蛍光体層面に、酸化アルミニウム−酸化カルシウム
混合系の電子放射性物質層を形成具備させたことを骨子
とする。そして、この発明は、各種の電子放射性物質層
を形成・具備させ、点灯始動特性を評価する試行錯誤の
過程において、酸化アルミニウム−酸化カルシウム混合
系を選択した場合、酸化アルミニウム単独、もしくは酸
化カルシウム単独で電子放射性物質層を設けたときに比
べて、両成分が相乗的に作用し、放電開始遅延時間の大
幅な低減(点灯始動特性の向上)が図られることを見出
してなされたものである。
電子放射性物質層を形成する酸化アルミニウム−酸化カ
ルシウム混合系の組成比は、酸化アルミニウムが20〜90
重量%、酸化カルシウムが80〜10重量%、より好ましく
は酸化アルミニウムが40〜90重量%、酸化カルシウムが
60〜10重量%であり、他の電子放射性物質成分を若干量
なら混入していてもよく、また、蛍光体層面に被覆形成
(もしくは担持)する酸化アルミニウム−酸化カルシウ
ム系の電子放射性物質層の厚さは数μm 程度以下で十分
である。ここで、酸化アルミニウム−酸化カルシウム系
の電子放射性物質層を形成する領域は、冷陰極の先端か
ら放電空間側に 1〜 5mm程度突出させるのが好ましい。
くとも一方の冷陰極近傍の内壁面に電子放射性物質を担
持させ、通電初期時における電子放射を補助・補給し易
い構成を採っている。つまり、暗黒時における始動点灯
などに当たって、対応する冷陰極間に所要の電位を加え
たとき、放電発光に必要な初期電子の不足分が容易に補
充されるので、電圧印加から定常的な発光までの所要時
間も 0.5秒以下程度と大幅に短縮され(始動特性の向
上)、細管形、軽量性などと相俟って、薄型・高性能の
液晶表示機器の実用化促進に大きく寄与する。
質の担持領域をさらに限定したので、発光効率の向上が
図られ、また、請求項3の発明では、より良好な組成比
範囲を選択したことによって、上記始動特性の向上が図
られる。
図3を参照して実施例を説明する。
プの要部構成例を横断面的に、また、図1(b) は、図1
(a) の A-A線に沿って縦断面的に示したものである。図
1(a) ,(b) において、5は内壁面に紫外線による刺激
で発光する厚さ20〜22μm 程度蛍光体層6が設けられ、
かつ希ガスを封有する外径 3.0mm,内径 2.0mm,長さ60
mm程度のガラス管である。また、7,7′は前記ガラス
管5の両端部にそれぞれ封入された一対の導入線8,
8′の先端部にそれぞれ装着された冷陰極である。
を囲む(対向する)領域表面には、厚さ 1〜 2μm 程度
の酸化アルミニウムおよび酸化カルシウム混合系の電子
放射性物質層9が設けられている。一方、前記冷陰極
7,7′は、たとえばNi製の外径 1mm,長さ 3mmの円筒
状カップ(もしくはスリーブ)、および前記円筒状カッ
プ内に充填・配置された約 2mg程度の水銀合金で構成さ
れている。そして、前記構成の冷陰極7,7′は、前記
ガラス管5の両端部にそれぞれ封止・導入された導入線
8,8′の先端部に、円筒状カップの底部を接続・保持
させて放電電極として機能する構成を成している。
7′間に、所要の電圧を印加して点灯すると、発生した
初期プラズマのイオンによって、冷陰極7,7′から二
次電子が放出され、ガラス管5内で放電が開始する。そ
して、この放電に伴う電子エネルギーによって励起され
た水銀原子の共鳴遷移で紫外線を放射し、さらに、この
紫外線は、ガラス管5内壁面の蛍光体層6によって可視
光に変換され、可視光線を発生する。
は、前記蛍光体層6の所定領域面に酸化アルミニウムお
よび酸化カルシウム混合系の電子放射性物質層9が形成
・担持されているため、暗黒な雰囲気中でも通電初期に
おける放電が発生し易い状態を採り、一般的に、電圧印
加直後からたとえば 0.1秒程度のうちに、定常的な放電
・発光に到達することが確認された。つまり、細管形,
軽量・コンパクト性などを保持しながら、暗黒中におけ
る始動特性が大幅に向上改善された冷陰極蛍光ランプと
して機能するものであった。
て、さらに、具体的に例示・説明するする。先ず、上記
冷陰極蛍光ランプの構成において、電子放射性物質層9
を形成する酸化アルミニウムおよび酸化カルシウム混合
組成比を変えた複数種の冷陰極蛍光ランプを用意する。
次いで、これら各冷陰極蛍光ランプを、たとえば常温暗
黒中96時間放置した後、その放電開始遅延時間をそれぞ
れ測定評価した。
示す。図2から分かるように、電子放射性物質層を酸化
アルミニウムのみで形成した場合の放電開始遅延時間の
最大値 1秒程度、あるいは電子放射性物質層を酸化カル
シウムのみで形成した場合の放電開始遅延時間の最大値
10秒程度に比較して、両者を混合系として使用した場合
は、放電開始遅延時間の最大値が 1〜 0.5秒程度(一般
的には 0.5秒以下)で大幅に低減している。なお、放電
開始遅延時間の測定評価値にバラツキがあるため、図2
では最大値および平均値をそれぞれ示してある。
要部構成例を横断面的に示したものである。図3におい
て、5は内壁面全体に紫外線による刺激で発光する厚さ
18〜22μm 程度蛍光体層6が設けられ、かつ希ガスを封
有する外径 3.0mm,内径 2.0mmのガラス管、9は前記蛍
光体層6中、後述する冷陰極に囲む(対向する)領域お
よびガラス管5封止端部に亘る蛍光体層6面に設けられ
た厚さ 4〜 5μm 程度の酸化アルミニウムおよび酸化カ
ルシウム混合系電子放射性物質(酸化アルミニウムの組
成比80重量%)層である。
端部+ 3mm程度(放電空間側に 3mm程度突出)からガラ
ス管5封止端部では、後述する導入線に対し十分な非接
触を確保するように設けられている。
にそれぞれ封入された一対の導入線8,8′の先端部に
それぞれ装着された冷陰極である。ここで、前記冷陰極
7,7′は、たとえばNi製の外径 1mm,長さ 3mmの円筒
状カップ(もしくはスリーブ)、および前記円筒状カッ
プ内に充填・配置された約 2mg程度の水銀合金で構成さ
れている。そして、前記構成の冷陰極7,7′は、前記
ガラス管5の両端部にそれぞれ封止・導入された導入線
8,8′の先端部に、円筒状カップの底部を接続・保持
させて放電電極として機能する構成を成している。
7′間に、所要の電圧を印加して点灯すると、発生した
初期プラズマのイオンによって、冷陰極7,7′から二
次電子が放出され、ガラス管5内で放電が開始する。そ
して、この放電に伴う電子エネルギーによって励起され
た水銀原子の共鳴遷移で紫外線を放射し、さらに、この
紫外線がガラス管5内壁面の蛍光体層6によって可視光
に変換され、可視光線を発生する。
は、前記蛍光体層6面に電子放射性物質層9を形成・担
持しているため、暗黒な雰囲気中でも通電初期における
放電が発生し易い状態を採り、電圧印加直後からたとえ
ば 0.1秒程度のうちに、定常的な放電・発光に到達する
ことが確認された。つまり、第1実施例の場合と同様
に、細管形,軽量・コンパクト性などを保持しながら、
暗黒中における始動特性が大幅に向上改善された冷陰極
低圧放電灯として機能するものであった。
部を囲む蛍光体層6面に電子放射性物質層9を形成・担
持させた構成を例示したが、一方の冷陰極部を囲む蛍光
体層6面に電子放射性物質層9を形成・担持させた構成
としても同様の作用効果が得られる。
なく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、いろいろの変形
を採ることができる。たとえば発光管を成すガラス管の
外径,長さ、冷陰極を構成する円筒状カップの材質な
ど、冷陰極蛍光ランプの用途や規格に対応して、前記例
示以外の寸法,材質など適宜変更した形態で実施でき
る。
れば、封着(封装)した冷陰極部に対応(近傍領域)す
る蛍光体層もしくは蛍光体層面に、酸化アルミニウムお
よび酸化カルシウム混合系の電子放射性物質を担持さ
せ、発光管内における放電発光が起こり易い構成を採っ
ている。このため、点灯始動性が問題視されている暗黒
状態での電圧印加直後でも、十分な電子が容易に確保さ
れので、従来 1秒程度は必要とした通電から定常的発光
までの所要時間を 0.1秒程度と点灯始動性が大幅に向上
する。つまり、発光管(ガラス管)を細径化し、たとえ
ば液晶表示装置の小形化に対応してコンパクト化を図っ
た場合でも、より高い性能の要求にも十分対応できる高
始動性のバックライトとして機能する冷陰極蛍光ランプ
を提供できる。
成例を示す横断面図、(b) は図(a) の A-A線に沿った縦
断面図。
射性物質層の組成と放電開始遅延時間との関係例を示す
特性図。
示す横断面図。
断面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 内壁面に蛍光体層が設けられ、かつ希ガ
スや水銀を封有するガラス管、および前記ガラス管の両
端部にそれぞれ封装された一対の導入線の先端部に装着
された冷陰極を具備する冷陰極蛍光ランプにおいて、 少なくとも一方の冷陰極側領域の蛍光体層面に酸化アル
ミニウムおよび酸化カルシウムを含む電子放射性物質層
を設けたことを特徴とする冷陰極蛍光ランプ。 - 【請求項2】 電子放射性物質層の先端部は冷陰極先端
+ 5mm以内であることを特徴とする請求項1記載の冷陰
極蛍光ランプ。 - 【請求項3】 電子放射性物質層中の酸化アルミニウム
が20〜80重量%および酸化カルシウムが80〜20重量%で
あることを特徴とする請求項1もしくは請求項2記載の
冷陰極蛍光ランプ。
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JP15123998A JP3886253B2 (ja) | 1998-06-01 | 1998-06-01 | 冷陰極蛍光ランプ |
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JP15123998A JP3886253B2 (ja) | 1998-06-01 | 1998-06-01 | 冷陰極蛍光ランプ |
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JPH11345594A true JPH11345594A (ja) | 1999-12-14 |
JP3886253B2 JP3886253B2 (ja) | 2007-02-28 |
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ID=15514305
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JP15123998A Expired - Fee Related JP3886253B2 (ja) | 1998-06-01 | 1998-06-01 | 冷陰極蛍光ランプ |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007227027A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Harison Toshiba Lighting Corp | 冷陰極蛍光ランプ及びバックライト装置 |
-
1998
- 1998-06-01 JP JP15123998A patent/JP3886253B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007227027A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Harison Toshiba Lighting Corp | 冷陰極蛍光ランプ及びバックライト装置 |
JP4643466B2 (ja) * | 2006-02-21 | 2011-03-02 | ハリソン東芝ライティング株式会社 | 冷陰極蛍光ランプ及びバックライト装置 |
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JP3886253B2 (ja) | 2007-02-28 |
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