JPH11344657A - レンズの組立体及びその組立方法 - Google Patents

レンズの組立体及びその組立方法

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JPH11344657A
JPH11344657A JP15148998A JP15148998A JPH11344657A JP H11344657 A JPH11344657 A JP H11344657A JP 15148998 A JP15148998 A JP 15148998A JP 15148998 A JP15148998 A JP 15148998A JP H11344657 A JPH11344657 A JP H11344657A
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JP
Japan
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lens
cemented
joint
optical axis
outer peripheral
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JP15148998A
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Yusuke Nanjo
雄介 南條
Shuichi Kikuchi
修一 菊地
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズが小型化しても、製造コストの増加を
招くことなく、高精度の組立てができるレンズの組立体
及びその組み立て方法を提供する。 【解決手段】 レンズ群は、凹レンズ11と、接合凹レ
ンズ12及び接合凸レンズ13から成る接合レンズとで
構成される。接合凹レンズ12の外周部側面12cには
段差12aが設けられている。予め、黒い塗装17がさ
れた凹レンズ11と接合レンズ12,13との光軸10
を一致させ、接着剤18を段差12に充填して固着し、
レンズ群を形成する。次に、該レンズ群の光軸10と、
鏡筒14の仮想光軸とを一致させて、接着剤19により
両者を固定する。該レンズ群を鏡筒14内に固定する前
に、凹レンズ11の光軸と接合レンズ12,13の光軸
とを一致させて固着するので、光軸のずれを修正でき、
高精度なレンズの組み立てを維持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズが小型化し
ても、製造コストの増加を招くことなく、高精度の組立
を行うことができるレンズの組立体およびその組立方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラを小型化するため、
撮像素子には、ますます小型のものが採用されている。
撮像素子の画面寸法の小型化に伴い、ビデオカメラに用
いられるズームレンズも小型化している。しかし、テレ
ビ画面に写る映像を高画質に維持するため、レンズの解
像力には優れた性能が要求される。
【0003】ビデオカメラに用いられるズームレンズ
は、いくつかの固定レンズ群と可動レンズ群とを有す
る。典型的なビデオカメラ用のズームレンズは、正の屈
折力の第1レンズ群と、負の屈折力の第2レンズ群との
相対位置を光軸方向に変化させることにより、主に変倍
を行う。このようなズームレンズでは、第2レンズ群
は、非接合レンズである凹レンズと凹凸の接合レンズと
で構成される場合が多い。
【0004】図8は、従来の鏡筒内に固定される第2レ
ンズ群を示す側断面図である。第2レンズ群は、物体側
に凸面を向けたメニスカス形状の凹レンズ1と接合レン
ズとで構成される。該接合レンズは、それぞれ一枚の凹
レンズ2と凸レンズ3とから成る。なお、凹レンズ1と
区別して明確にするため、以下、該接合レンズを構成す
る凹レンズ2及び凸レンズ3を、それぞれ接合凹レンズ
2及び接合凸レンズ3と呼ぶ。
【0005】該第2レンズ群を鏡筒4内に装着する従来
の方法としては、まず、プラスチックの鏡筒4内に、予
め接合されている接合レンズ2,3を挿入する。さら
に、凹レンズ1を挿入する。凹レンズ1の外周面1b及
び接合凹レンズ2と接触する外周部側面1cの表面に
は、黒い塗装が施されている。凹レンズ1の外周部側面
1cを接合凹レンズ2の外周部側面2cに当接する。そ
の後、鏡筒4の先端部の一片4aを、熱カシメ等の方法
により変形させる。変形した一片4aで凹レンズ1を保
持することにより、2群3枚の第2レンズ群1,2,3
を鏡筒4内に装着する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにして組み
立てられる第2レンズ群(以下、単に「レンズ群」とい
う)は、偏芯や光軸に対する傾きが原因となって生じる
性能のばらつき、つまり性能の劣化に対して、非常に敏
感である。したがって、画面寸法の小型化に合わせてレ
ンズの小型化が進む状況下において、上記従来の組み立
て方法では、高性能のズームレンズを量産することは難
しい。つまり、該レンズ群固有に生じる性能のばらつき
を許容範囲に抑えることが困難である。一方、性能のば
らつきを抑えて高性能を維持するために構成部品の精度
を厳しくすると、製造コストが増加する。
【0007】一方、構成部品の精度を向上させずに、高
い解像力で検査基準を設定する事も考えられる。しか
し、これでは、レンズの組み立てが終了して付加価値が
上がった後で、検査によって不良となる製品が多くな
り、歩留まりが悪くなる結果、コストの著しい増加を招
く。
【0008】本発明は上記のような事情を考慮してなさ
れたものであり、その目的は、レンズが小型化しても、
製造コストの増加を招くことなく、高精度の組立を行う
ことができるレンズの組立体およびその組立方法を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係るレンズの組立方法は、非接合レンズと
接合レンズとが1つの鏡筒内に組み込まれたレンズ組立
方法であって;該非接合レンズの光軸と、該接合レンズ
の光軸と、が一致するように調整された後、該非接合レ
ンズと該接合レンズとが固着されて1つのレンズ群に形
成されており、該レンズ群が該鏡筒内に固定されている
ことを特徴とする。
【0010】該鏡筒内に固定する前に、該非接合レンズ
の光軸と該接合レンズの光軸とを一致させて固着するの
で、光軸のずれを修正することができる。したがって、
レンズ組立時に光軸が少しづつずれていく累積誤差が生
じることを防ぐ。
【0011】また、本発明にかかるレンズの組立方法
は、非接合レンズと、接合凹レンズと接合凸レンズとか
ら成る接合レンズと、が1つの鏡筒内に組み込まれたレ
ンズ組立方法であって;該非接合レンズの光軸と該接合
レンズの光軸とが一致するように調整された後、該非接
合レンズと該接合レンズとが固着されて1つのレンズ群
に形成されており、該レンズ群の光軸と該鏡筒の仮想光
軸とが一致するように調整された後、該レンズ群が該鏡
筒内に固定されていること、を特徴とする。
【0012】該レンズ群の光軸と該鏡筒の仮想光軸とを
一致させて固定するので、高精度にレンズの軸心が一致
する。したがって、レンズの小型化に伴って増大するレ
ンズの偏芯の敏感度に対応することができる。
【0013】また、本発明にかかるレンズの組立方法
は、非接合レンズと、接合凹レンズと接合凸レンズとか
ら成る接合レンズと、が1つの鏡筒内に組み込まれたレ
ンズ組立方法であって;該非接合レンズの光軸と該接合
レンズの光軸とが一致するように調整された後、該非接
合レンズと該接合レンズとが固着されて1つのレンズ群
に形成されており、該レンズ群の光軸と該鏡筒の仮想光
軸とが一致するように調整された後、該接合凹レンズの
該接合凸レンズ側に位置する外周部側面が該鏡筒内に設
けられる基準面に当接され、該鏡筒の一片を変形させ、
該一片により、該接合レンズに固着された非接合レンズ
の外周部端面が固定保持されること、を特徴とする。
【0014】また、本発明のレンズの組立方法は、非接
合レンズと、接合凹レンズと接合凸レンズとから成る接
合レンズと、が1つの鏡筒内に組み込まれたレンズ組立
方法であって;該非接合レンズの光軸と該接合レンズの
光軸とが一致するように調整された後、該非接合レンズ
と該接合レンズとが固着されて1つのレンズ群に形成さ
れており、該レンズ群の光軸と該鏡筒の仮想光軸とが一
致するように調整された後、該接合凹レンズの該接合凸
レンズ側に位置する外周部側面が該鏡筒内に設けられる
基準面に当接され、該鏡筒の一片を変形させ、該一片に
より、該接合凹レンズの該非接合レンズ側に位置する外
周部側面または外周部端面が固定保持されること、を特
徴とする。
【0015】また、本発明にかかるレンズの組立方法
は、非接合レンズと接合レンズとが1つの鏡筒内に組み
込まれたレンズ組立方法であって;該接合レンズが該鏡
筒内に固定された後、該接合レンズの光軸と該非接合レ
ンズの光軸とが一致するように調整された後、該非接合
レンズと該鏡筒または該接合レンズとが固着されている
こと、を特徴とする。
【0016】該接合レンズの光軸と該非接合レンズの光
軸とを一致させて固定するので、光軸のずれを修正する
ことができる。したがって、レンズ組立時に光軸が少し
づつずれていく累積誤差が生じることを防ぐ。
【0017】また、本発明のレンズの組立方法は、非接
合レンズと接合レンズとが1つの鏡筒内に組み込まれた
レンズ組立方法であって;該鏡筒の仮想光軸と該接合レ
ンズの光軸とが一致するように調整された後、該接合レ
ンズが該鏡筒内に固定されており、該接合レンズの光軸
と該非接合レンズの光軸とが一致するように調整された
後、該非接合レンズと該鏡筒または該接合レンズとが固
着されていること、を特徴とする。
【0018】該鏡筒の仮想光軸と該接合レンズの光軸と
を一致させて固定するので、高精度にレンズの軸心が一
致する。したがって、レンズの小型化に伴って増大する
レンズの偏芯の敏感度に対応することができる。
【0019】また、上記レンズの組立方法は、上記非接
合レンズと上記接合レンズとが固着される場合には、予
め、該非接合レンズの外周部側面を含む領域に黒色の塗
装が行われ、紫外線で硬化する接着剤が、該外周部側面
に塗布され、該接合レンズ側から紫外線が照射されるこ
と、が望ましい。
【0020】また、本発明にかかるレンズの組立体は、
非接合レンズと接合レンズとが接着されて形成されるレ
ンズ組立体であって、該非接合レンズまたは該接合レン
ズのうち、少なくとも一方の外周部側面に、段差が設け
られることを特徴とする。
【0021】該非接合レンズまたは該接合レンズのうち
少なくとも一方の外周部側面に、該段差を設けるので、
該段差内に接着剤が入り込み、研磨面にはみ出すことが
ない。
【0022】また、本発明にかかるレンズの組立体は、
非接合レンズと接合レンズとが接着されて形成されるレ
ンズ組立体であって、該非接合レンズまたは該接合レン
ズのうち、少なくとも一方の外周部側面に、円周状の溝
が設けられることを特徴とする。
【0023】該非接合レンズまたは該接合レンズのうち
少なくとも一方の外周部側面に、該溝を設けるので、該
段差内に接着剤が入り込み、研磨面にはみ出すことがな
い。
【0024】また、上記レンズの組立方法は、上記非接
合レンズと上記接合レンズとが固着される場合には、予
め、該非接合レンズの外周部側面を含む領域に黒色の塗
装が行われた後、該非接合レンズまたは該接合レンズの
うち少なくとも一方の外周部側面に予め設けられている
円周状の溝に、紫外線で硬化する接着剤が塗布され、該
接合レンズ側から紫外線が照射されること、が望まし
い。
【0025】また、上記非接合レンズと上記接合レンズ
とが固着される場合には、予め、該非接合レンズの外周
部側面を含む領域に黒色の塗装が行われ、該非接合レン
ズまたは該接合レンズのうち少なくとも一方の外周部側
面に予め設けられている段差内に、紫外線で硬化する接
着剤が塗布され、該接合レンズ側から紫外線が照射され
ること、が望ましい。
【0026】なお、上記した接合凹レンズとは、接合レ
ンズを構成する凹レンズをいう。また、接合凸レンズと
は、接合レンズを構成する凸レンズをいう。さらに、仮
想光軸とは、レンズを鏡筒で保持したとき、該鏡筒の中
でレンズの光軸が配置されるべき理想的な位置をいい、
鏡筒の設計上の寸法基準から定められる光軸である。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、ズームレンズの構
成を示す側断面図である。この事実例のズームレンズで
は、固定レンズ群、可動レンズ群等のように、ズームレ
ンズを構成するレンズ群を機能別に分類(分割)する
と、第1レンズ群から第4レンズ群までに分割できる。
これらのレンズ群は、図1中の符号Iから符号IVで示さ
れている。第1レンズ群Iと第2レンズ群IIとの相対位
置を光軸10方向に沿って変化させることにより、変倍
が行われる。具体的には、可動レンズである第2レンズ
群IIが、光軸10方向に沿って移動することにより変倍
を行う。
【0028】この第2レンズ群IIは、偏芯に対する敏感
度が特に高い。第2レンズ群IIは、物体側に凸面を向け
たメニスカス形状の凹レンズ11と一対の接合レンズと
で構成される。接合レンズは、一枚の両凹レンズ(以
下、接合凹レンズという)12と一枚の両凸レンズ(以
下、接合凸レンズという)13とから成る。
【0029】図2は、第2レンズ群IIの装着される光軸
方向に移動可能な鏡筒14の外形を示す斜視図である。
第2レンズ群IIは、鏡筒14内に装着される。鏡筒14
は、円筒形をしており、その中心には仮想光軸16が設
定されている。鏡筒14の外周には、2カ所のガイド1
4d,14eが突設されている。ガイド14dはチュー
ブ状であり、ガイド軸15a上をスライドする。ガイド
14eは、板状であり、ガイド凹部14fが形成されて
いる。ガイド凹部14fも、もう一本のガイド軸15b
に案内される。
【0030】次に、上記第2レンズ群(以下、単に「レ
ンズ群」という)の固定構造における本発明の第一の実
施の形態について説明する。
【0031】図3は、本発明の第一の実施の形態による
レンズ群及び鏡筒14の部分的な側断面図である。図3
では、光軸10に対して上側半分のみが図示されてい
る。該レンズ群は、上述したように、凹レンズ11と接
合レンズとで構成される。該接合レンズは、両凹レンズ
である接合凹レンズ12と両凸レンズである接合凸レン
ズ13とを予め接合することにより形成される。凹レン
ズ11は、外周面11b、及び像面側の側面の外周部に
該当する外周部側面11cを有する。それらの部分の表
面には、黒い塗装17が施されている。この塗装17
は、凹レンズ11の正規の屈折面以外の面(研磨面)を
光が通過することを防ぐため、及び外観を良くするため
のものである。塗装17の材料は、例えば和ずみ、ラッ
カー等である。
【0032】凹レンズ11は、物体側に凸面を向けたメ
ニスカス形状のレンズである。本実施の形態の場合、こ
の凹レンズ11の外周部側面11cと当接すべき接合凹
レンズ12の外周部側面12cに、段差12aが設けら
れている。この段差12aは、外周部側面12cの半径
方向外側に設けられる。つまり、凹レンズ11と接合凹
レンズ12とは、外周部側面11c,12cのうち半径
方向内側の輪帯12dで接触し、半径方向外側の輪帯1
2eで非接触となる。こうなるように、段差1aは、接
合凹レンズ12の半径方向外側の輪帯12eが削られて
形成される。したがって、凹レンズ11の外周部側面1
1cと接合凹レンズ12の外周部側面12cとが当接し
たとき、該外周部側面11c,12c間には段差12a
があるため、外側の輪帯12eに隙間ができることにな
る。
【0033】次に、本実施の形態によるレンズ群を鏡筒
14内に装着するためのレンズの組立方法について説明
する。
【0034】まず、予め、凹レンズ11の外周面11b
及び外周部側面11cに黒い塗装17を行う。この外周
部側面11cが接合レンズ12,13との接着面とな
る。その後、凹レンズ11と接合レンズ12,13とを
光学的に観察して、それぞれのレンズの光軸を一致させ
る。この状態で、接合凹レンズ12に設けられた段差1
2aによりできる隙間を埋めるように接着剤18を充填
する。凹レンズ11の外周部側面11cと接合凹レンズ
12の外周部側面12cとを当接し、接着剤18により
両者が一体となるように固着して、レンズ群を形成す
る。接着剤18としては、紫外線により硬化するものを
用いる。この場合、凹レンズ11には、黒い塗装17が
施されているため、接合レンズ12,13側から紫外線
を照射する。
【0035】次に、該レンズ群の光軸10と、鏡筒14
の仮想光軸16とが一致するように光学的に観察する。
光軸10及び仮想光軸16が一致した状態で、接合凹レ
ンズ12の像面側に位置する外周部側面12bを鏡筒1
4の基準面14bに当接し、接着剤19により固定す
る。接着剤19には、接着剤18と同様のものを用い
る。
【0036】上記第一の実施の形態によれば、該レンズ
群を鏡筒14内に固定する前に、凹レンズ11の光軸と
接合レンズ12,13の光軸とを一致させて固着するの
で、光軸のずれを修正することができる。したがって、
レンズ組立時に光軸が少しづつずれていく累積誤差が生
じることを防ぐ。
【0037】また、該レンズ群の光軸10と鏡筒14の
仮想光軸16とを一致させて該レンズ群を鏡筒14内に
固定するので、該レンズ群の軸心と鏡筒14の軸心とが
一致する。したがって、ズームレンズの小型化に伴っ
て、レンズ群の偏芯に対する敏感度が増大しても、高精
度なレンズの組み立てを維持することができる。
【0038】また、接合凹レンズ12の外周部側面12
c、つまり、凹レンズ11との接着面に段差12aを設
けるので、段差12a内に接着剤18が入り込む。よっ
て、凹レンズ11や接合凹レンズ12の正規の屈折面
(研磨面)に接着剤18がはみ出すことがない。
【0039】なお、上記第1の実施の形態では、接合凹
レンズ12の外周部側面12cに段差12aを設けた
が、凹レンズ11の外周部側面11c、または接合凹レ
ンズ12及び凹レンズ11の外周部側面11c,12c
の両方に段差12aをもう設けても良い。
【0040】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図4は、本発明の第二の実施の形態によるレ
ンズ群及び鏡筒24の部分的な側断面図である。第1の
実施の形態と同一の部材には同一の参照符号を付して説
明する。図4に示される凹レンズ11と接合レンズ1
2,13について、及びこれらのレンズ11,12,1
3を接着してレンズ群を形成する方法については、第一
の実施の形態と同様である。したがって、形成された該
レンズ群を鏡筒24内に装着する方法について、以下に
述べる。
【0041】本実施の形態では、該レンズ群の光軸と鏡
筒24の仮想光軸とを一致させる調整は行わない。具体
的には、接合凹レンズ12の像面側に位置する外周部側
面12bを鏡筒24内の基準面24bに当接する。
【0042】次に、図4のように、鏡筒24の先端部の
一片24aを、例えば熱カシメにより内側に折り曲げて
変形させる。この一片24aにより凹レンズ11の外周
部端面11dを保持する。こうして、該レンズ群を鏡筒
24内に固定する。
【0043】第二の実施の形態によれば、該レンズ群を
鏡筒24内に固定する前に、凹レンズ11と接合レンズ
12,13とをそれぞれの光軸を一致させて固着するの
で、光軸のずれを修正することができる。したがって、
レンズ組立時に光軸が少しづつずれていく累積誤差が生
じることを防ぐ。
【0044】また、鏡筒24内に該レンズ群を固定する
際、光軸の調整を行わないので、該レンズ群を鏡筒内に
組み込む時間を短縮することができる。
【0045】また、接合凹レンズ12の外周部側面12
c、つまり、凹レンズ11との接着面に段差12aを設
けるので、段差12a内に接着剤18が入り込む。よっ
て、凹レンズ11や接合凹レンズ12の正規の屈折面
(研磨面)に接着剤18がはみ出すことがない。
【0046】なお、段差12aついては、凹レンズ11
の外周部側面11cに設けても良いし、凹レンズ11及
び接合凹レンズ12の外周部側面11c、12cの両方
に設けても良い。
【0047】図5は、本発明の第三の実施の形態による
レンズ群及び鏡筒34の部分的な側断面図である。上記
各実施の形態と同一の部材には同一の参照符号を付して
いる。本実施の形態によるレンズ群は、凹レンズ11
と、一対の接合凹レンズ32及び接合凸レンズ13から
成る接合レンズとで構成される。凹レンズ11は、第1
の実施の形態と同様に、物体側に凸面を向けたメニスカ
ス形状のレンズである。また、接合凹レンズ32は両凹
レンズであり、接合凸レンズは、第1の実施の形態と同
様に両凸レンズである。
【0048】本実施の形態の場合、凹レンズ11の外周
部側面11cと当接すべき接合凹レンズ32の外周部側
面32cには、円周状(輪帯に沿った)の溝32aが設
けられている。したがって、凹レンズ11の外周部側面
11cと接合凹レンズ32の外周部側面32cとを当接
すると、溝32aによる空間が形成される。
【0049】次に、本実施の形態によるレンズ群を鏡筒
34内に装着するためのレンズの組立方法について説明
する。
【0050】まず、第一及び第二の実施の形態と同様
に、予め、凹レンズ11の外周面11b及び外周部側面
11cに黒い塗装17を行う。その後、凹レンズ11及
び接合レンズ32,13について、それぞれのレンズの
光軸10を一致させる。この状態で、接合凹レンズ32
の溝32aによりできる空間を埋めるように接着剤18
を充填する。さらに、凹レンズ11の外周部側面11c
と接合凹レンズ32の物体側に位置する外周部側面32
aとを当接させる。そして、接着剤18により両者が一
体となるように固着し、レンズ群を形成する。その後、
接合レンズ32,13側から紫外線を照射して、接着剤
18を固着する。
【0051】次に、該レンズ群と鏡筒34の仮想光軸と
を一致させる調整は行わず、接合凹レンズ32の像面側
に位置する外周部側面32bを鏡筒34内の基準面34
bに当接する。その後、鏡筒34の先端部の一片34a
を熱カシメ等により内側に折り曲げて変形させる。この
一片34aにより、接合凹レンズ32の外周部端面32
dまたは外周部側面32cを保持する。これにより、該
レンズ群を鏡筒34内に固定する。
【0052】第三の実施の形態によれば、第二の実施の
形態と同様に、レンズ組立時に光軸が少しづつずれてい
く累積誤差が生じることを防ぎ、該レンズ群を鏡筒34
内に固定する時間を短縮することができる。
【0053】また、接合凹レンズ32の外周部側面32
cに溝32aを設けるので、溝32a内に接着剤18が
入り込む。よって、第一及び第二の実施の形態と同様
に、凹レンズ11や接合凹レンズ32の正規の屈折面
(研磨面)に接着剤18がはみ出すことがない。
【0054】さらに、図5を用いて、第四の実施の形態
について説明する。第四の実施の形態では、接合レンズ
32,13を鏡筒34内に固定した後、凹レンズ11を
固着するというレンズの組立方法を採用する。
【0055】まず、接合レンズ32,13の光軸と鏡筒
34の仮想光軸とを一致させる調整は行わずに、接合凹
レンズ32の像面側に位置する外周部側面32bを鏡筒
34内の基準面34bに当接する。その後、熱カシメ等
により鏡筒34の一片34aを内側に折り曲げて変形さ
せる。この一片34aにより接合凹レンズ32の外周部
端面32dまたは外周部側面32cを保持する。
【0056】次に、接合レンズ32、13の光軸と凹レ
ンズ11の光軸とが一致するように調整する。接着剤1
8を接合凹レンズ32の溝32aに塗布した後、凹レン
ズ11の外周部側面11cを接合凹レンズ32の物体側
に位置する外周部側面32cに当接する。この状態で、
接合レンズ32,13側から紫外線を照射することによ
り接着剤18を硬化させて、接着する。これによりレン
ズ群が鏡筒34に装着される。
【0057】第四の実施の形態によれば、第三の実施の
形態と同様の効果が得られる。
【0058】図6は、本発明の第五の実施の形態による
レンズ群及び鏡筒14の部分的な側断面図である。上記
各実施の形態と同一の部材には同一の参照符号を付して
いる。第五の実施の形態は、第四の実施の形態と類似す
る。第四の実施の形態と異なるのは、接合レンズ32,
13の光軸10と鏡筒14の仮想光軸とを一致させた
後、接着剤19により、接合レンズ32,13を鏡筒1
4内に固定する点である。その後、第四の実施の形態と
同様にして、凹レンズ11を接合凹レンズ32に接着す
る。
【0059】第五の実施の形態によれば、第一の実施の
形態と同様の効果が得られる。
【0060】なお、上記第三から第五の実施の形態で
は、接合凹レンズ32の外周部側面32cに溝32aを
設けたが、凹レンズ11の外周部側面11c、または接
合凹レンズ32及び凹レンズ11の外周部側面11c,
32cの両方に溝32aを設けても良い。
【0061】図7は、本発明の第六の実施の形態による
レンズ群及び鏡筒44の部分的な側断面図である。上記
各実施の形態と同一の部材には同一の参照符号を付す。
該レンズ群は、凹レンズ41と、接合凹レンズ42及び
接合凸レンズ13から成る接合レンズとで構成される。
凹レンズ41は、物体側に凸面を向けたメニスカス形状
のレンズである。接合凹レンズ42は両凹レンズであ
り、接合凸レンズは、両凸レンズである。図7に示され
るように、凹レンズ41には、接合凹レンズ42よりも
半径方向外側に大きく飛び出した段差41cが設けられ
ている。なお、本実施の形態による接合凹レンズ42に
は、第一の実施の形態で述べたような段差12aや第三
の実施の形態で述べたような溝32aは設けられていな
い。
【0062】次に、第六の実施の形態によるレンズの接
合方法について説明する。第六の実施の形態が他の実施
の形態と異なるのは、凹レンズ41と鏡筒44とを固着
する点である。
【0063】まず、接合レンズ42,13の光軸10と
鏡筒44の仮想光軸とが一致するように調節した後、接
合凹レンズ42の像面側に位置する外周部側面42bを
鏡筒44の基準面44bに当接する。この状態で、接着
剤19により接合レンズ42,13を鏡筒44内に固定
する。
【0064】次に、接合凹レンズ42との当接面である
外周部側面41bを含む領域の表面に、予め黒い塗料を
塗布しておく。本実施の形態の場合、黒い塗装を施すの
は、外周部側面、凹レンズ41と鏡筒44との接着面4
1a、及び外周面41dである。その後、凹レンズ41
の光軸と接合レンズ42,13の光軸とが一致するよう
調整する。この状態で、図7に示すように、凹レンズ4
1の段差41cに設けられた接着面41aと鏡筒44の
端面44aとを当接させる。そして、接着剤18により
該接着面41aと該端面44aとを接着する。凹レンズ
41は鏡筒44と固着し、一方で、その外周部側面41
bにおいて接合凹レンズ42に当接した状態となる。
【0065】第六の実施の形態によれば、第一の実施の
形態と同様の効果が得られる。
【0066】次に、図3を用いて、本発明の第七の実施
の形態について説明する。第七の実施の形態では、接合
レンズ12,13を鏡筒14内に固定した後、凹レンズ
11を接合凹レンズ12に固着するというレンズの組立
方法を採用する。
【0067】まず、接合レンズ12,13の光軸10と
鏡筒14の仮想光軸とが一致するように調整した後、接
合凹レンズ12の像面側に位置する外周部側面12bを
鏡筒14内の基準面14bに当接する。この状態で、接
着剤19により接合凹レンズ12と鏡筒14とを固定す
る。
【0068】次に、接合レンズ12、13の光軸10と
凹レンズ11の光軸10とが一致するように調整する。
接着剤18を接合凹レンズ12の段差12a内に充填し
た後、凹レンズ11の外周部側面11cを接合凹レンズ
12の物体側に位置する外周部側面12cに当接する。
さらに、接合レンズ12,13側から紫外線を照射する
ことにより接着剤18を硬化させて、固着する。
【0069】第七の実施の形態によれば、第一の実施の
形態と同様の効果が得られる。
【0070】なお、段差12aを凹レンズ11の外周部
側面11cに設けても良いし、凹レンズ11と接合凹レ
ンズ12との両方の外周部側面11c,12cに設けて
も良い点は、第一の実施の形態と同様である。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、レ
ンズが小型化しても、製造コストの増加を招くことな
く、高精度の組立を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ズームレンズの構成を示す側断面図である。
【図2】鏡筒14の外形を示す斜視図である。
【図3】本発明の第一の実施の形態によるレンズ群及び
鏡筒14の部分的な側断面図である。
【図4】本発明の第二の実施の形態によるレンズ群及び
鏡筒14の部分的な側断面図である。
【図5】本発明の第三の実施の形態によるレンズ群及び
鏡筒14の部分的な側断面図である。
【図6】本発明の第五の実施の形態によるレンズ群及び
鏡筒14の部分的な側断面図である。
【図7】本発明の第六の実施の形態によるレンズ群及び
鏡筒44の部分的な側断面図である。
【図8】従来の鏡筒内に固定されるレンズ群を示す側断
面図である。
【符号の説明】
1,11,41…凹レンズ,1c,2c,11c,12
b,12c,32b,32c,41b,42b…外周部
側面,1b,11b,41d…外周面,2,12,3
2,42…接合凹レンズ,12a,41c…段差,12
d,12e…輪帯,3,13…接合凸レンズ,4,1
4,24,34,44…鏡筒,14d,14e…ガイ
ド,14f…ガイド凹部,7…塗装,10…光軸,11
d,32d…外周部端面,4a,24a,34a…一
片,14b,24b,34b,44b…基準面,15
a,15b…ガイド軸,16…仮想光軸,17…塗装,
18,19…接着剤,32a…溝,41a…接着面,4
4a…端面。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非接合レンズと接合レンズとが1つの鏡
    筒内に組み込まれたレンズの組立方法であって;該非接
    合レンズの光軸と、該接合レンズの光軸と、が一致する
    ように調整された後、該非接合レンズと該接合レンズと
    が固着されて1つのレンズ群に形成されており、 該レンズ群が該鏡筒内に固定されていること、 を特徴とするレンズの組立方法。
  2. 【請求項2】 非接合レンズと、接合凹レンズと接合凸
    レンズとから成る接合レンズと、が1つの鏡筒内に組み
    込まれたレンズ組立方法であって;該非接合レンズの光
    軸と該接合レンズの光軸とが一致するように調整された
    後、該非接合レンズと該接合レンズとが固着されて1つ
    のレンズ群に形成されており、 該レンズ群の光軸と該鏡筒の仮想光軸とが一致するよう
    に調整された後、 該レンズ群が該鏡筒内に固定されていること、 を特徴とするレンズの組立方法。
  3. 【請求項3】 非接合レンズと、接合凹レンズと接合凸
    レンズとから成る接合レンズと、が1つの鏡筒内に組み
    込まれたレンズ組立方法であって;該非接合レンズの光
    軸と該接合レンズの光軸とが一致するように調整された
    後、該非接合レンズと該接合レンズとが固着されて1つ
    のレンズ群に形成されており、 該レンズ群の光軸と該鏡筒の仮想光軸とが一致するよう
    に調整された後、 該接合凹レンズの該接合凸レンズ側に位置する外周部側
    面が該鏡筒内に設けられる基準面に当接され、 該鏡筒の一片を変形させ、該一片により、該接合レンズ
    に固着された非接合レンズの外周部端面が固定保持され
    ること、 を特徴とするレンズの組立方法。
  4. 【請求項4】 非接合レンズと、接合凹レンズと接合凸
    レンズとから成る接合レンズと、が1つの鏡筒内に組み
    込まれたレンズ組立方法であって;該非接合レンズの光
    軸と該接合レンズの光軸とが一致するように調整された
    後、該非接合レンズと該接合レンズとが固着されて1つ
    のレンズ群に形成されており、 該レンズ群の光軸と該鏡筒の仮想光軸とが一致するよう
    に調整された後、 該接合凹レンズの該接合凸レンズ側に位置する外周部側
    面が該鏡筒内に設けられる基準面に当接され、 該鏡筒の一片を変形させ、該一片により、該接合凹レン
    ズの該非接合レンズ側に位置する外周部側面または外周
    部端面が固定保持されること、 を特徴とするレンズの組立方法。
  5. 【請求項5】 非接合レンズと接合レンズとが1つの鏡
    筒内に組み込まれたレンズ組立方法であって;該接合レ
    ンズが該鏡筒内に固定された後、 該接合レンズの光軸と該非接合レンズの光軸とが一致す
    るように調整された後、該非接合レンズと該鏡筒または
    該接合レンズとが固着されていること、 を特徴とするレンズの組立方法。
  6. 【請求項6】 非接合レンズと接合レンズとが1つの鏡
    筒内に組み込まれたレンズ組立方法であって;該鏡筒の
    仮想光軸と該接合レンズの光軸とが一致するように調整
    された後、該接合レンズが該鏡筒内に固定されており、 該接合レンズの光軸と該非接合レンズの光軸とが一致す
    るように調整された後、該非接合レンズと該鏡筒または
    該接合レンズとが固着されていること、 を特徴とするレンズの組立方法。
  7. 【請求項7】 上記非接合レンズと上記接合レンズとが
    固着される場合には、予め、該非接合レンズの外周部側
    面を含む領域に黒色の塗装が行われ、 紫外線で硬化する接着剤が、該外周部側面に塗布され、 該接合レンズ側から紫外線が照射されること、 を特徴とする請求項1から請求項6に記載のレンズの組
    立方法。
  8. 【請求項8】 非接合レンズと接合レンズとが接着され
    て形成されるレンズ組立体であって、 該非接合レンズまたは該接合レンズのうち、少なくとも
    一方の外周部側面に、段差が設けられることを特徴とす
    るレンズ組立体。
  9. 【請求項9】 非接合レンズと接合レンズとが接着され
    て形成されるレンズ組立体であって、 該非接合レンズまたは該接合レンズのうち、少なくとも
    一方の外周部側面に、円周状の溝が設けられることを特
    徴とするレンズ組立体。
  10. 【請求項10】 上記非接合レンズと上記接合レンズと
    が固着される場合には、 予め、該非接合レンズの外周部側面を含む領域に黒色の
    塗装が行われた後、 該非接合レンズまたは該接合レンズのうち少なくとも一
    方の外周部側面に予め設けられている円周状の溝に、紫
    外線で硬化する接着剤が塗布され、 該接合レンズ側から紫外線が照射されること、 を特徴とする請求項1から請求項6に記載のレンズの組
    立方法。
  11. 【請求項11】 上記非接合レンズと上記接合レンズと
    が固着される場合には、 予め、該非接合レンズの外周部側面を含む領域に黒色の
    塗装が行われ、 該非接合レンズまたは該接合レンズのうち少なくとも一
    方の外周部側面に予め設けられている段差内に、紫外線
    で硬化する接着剤が塗布され、 該接合レンズ側から紫外線が照射されること、 を特徴とする請求項1から請求項6に記載のレンズの組
    立方法。
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