JPH1134340A - インクジェットヘッドの製造方法及びインクジェットヘッド - Google Patents
インクジェットヘッドの製造方法及びインクジェットヘッドInfo
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- JPH1134340A JPH1134340A JP18799097A JP18799097A JPH1134340A JP H1134340 A JPH1134340 A JP H1134340A JP 18799097 A JP18799097 A JP 18799097A JP 18799097 A JP18799097 A JP 18799097A JP H1134340 A JPH1134340 A JP H1134340A
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- Japan
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- piezoelectric body
- ink
- jet head
- ink jet
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- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2202/00—Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
- B41J2202/01—Embodiments of or processes related to ink-jet heads
- B41J2202/10—Finger type piezoelectric elements
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】OA機器のプリンタに用いられるインクジェッ
トヘッドの製造方法とインクジェットヘッドで、特に、
圧電方式のインクジェットへッドの製造方法とインクジ
ェットヘッドで、製造中にオリフィスの目詰まりが起こ
ら無い製造方法と、インクジェットヘッドと制御回路部
の小型化を可能にする。 【解決手段】インクジェットヘッドの製造工程で、オリ
フィス板(14)を接着する際に流体を流しながら接着
して接着剤のはみ出しによる不具合を防止する。また、
ドライバIC(11)やチップ部品(12)等の制御部
品が実装されたフィルム回路基板をインクジェットヘッ
ドに一体化するように設けて小型化する。
トヘッドの製造方法とインクジェットヘッドで、特に、
圧電方式のインクジェットへッドの製造方法とインクジ
ェットヘッドで、製造中にオリフィスの目詰まりが起こ
ら無い製造方法と、インクジェットヘッドと制御回路部
の小型化を可能にする。 【解決手段】インクジェットヘッドの製造工程で、オリ
フィス板(14)を接着する際に流体を流しながら接着
して接着剤のはみ出しによる不具合を防止する。また、
ドライバIC(11)やチップ部品(12)等の制御部
品が実装されたフィルム回路基板をインクジェットヘッ
ドに一体化するように設けて小型化する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、OA機器のプリン
タに用いられるインクジェットヘッドの製造方法とイン
クジェットヘッドに関し、特に、圧電方式のインクジェ
ットへッドの製造方法とインクジェットヘッドに関す
る。
タに用いられるインクジェットヘッドの製造方法とイン
クジェットヘッドに関し、特に、圧電方式のインクジェ
ットへッドの製造方法とインクジェットヘッドに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、OA機器で用いられているいる
インクジェットプリンタは、主としてサーマルジェット
方式が使用されている場合が多い。この方式は、インク
加圧室内で発熱体によって気泡を発生させ、気泡によっ
てインク加圧室内のインクを加圧して、加圧されたイン
クがインク吐出口から吐出され紙面画素を形成して印刷
を行なう。しかしながら、この方式では、インク加圧室
内に発熱体が設けられている為インクが熱によって劣化
することが避けられず、印刷品位を保つことが困難であ
る。又、気泡の発生を安定させることが難しいので、吐
出口に設けられているオリフィスの目詰まりを生じた
り、インク流路に気泡が混入したり、熱応力によってイ
ンクジェットヘッドの構成部品にクラックが発生したり
する等の不具合が生じていた。そのため、圧電方式のイ
ンクジェットヘッドが用いられるようになってきた。
インクジェットプリンタは、主としてサーマルジェット
方式が使用されている場合が多い。この方式は、インク
加圧室内で発熱体によって気泡を発生させ、気泡によっ
てインク加圧室内のインクを加圧して、加圧されたイン
クがインク吐出口から吐出され紙面画素を形成して印刷
を行なう。しかしながら、この方式では、インク加圧室
内に発熱体が設けられている為インクが熱によって劣化
することが避けられず、印刷品位を保つことが困難であ
る。又、気泡の発生を安定させることが難しいので、吐
出口に設けられているオリフィスの目詰まりを生じた
り、インク流路に気泡が混入したり、熱応力によってイ
ンクジェットヘッドの構成部品にクラックが発生したり
する等の不具合が生じていた。そのため、圧電方式のイ
ンクジェットヘッドが用いられるようになってきた。
【0003】この方式では、圧電体に細溝部を設けイン
ク加圧室を形成する。圧電体が作動することによって細
溝部の細溝壁のせん断モードの変形を生じさせて、イン
ク加圧室内のインクを加圧してインクを吐出口から吐出
させるものである。
ク加圧室を形成する。圧電体が作動することによって細
溝部の細溝壁のせん断モードの変形を生じさせて、イン
ク加圧室内のインクを加圧してインクを吐出口から吐出
させるものである。
【0004】しかしながら、この方式ではオリフィス
(穴)が設けられたオリフィス板を加工細溝が形成され
たヘッド本体に接着剤を用いて接合している為、接合の
際にはみ出した接着剤がオリフィス板のオリフィスを塞
いだり。加工細溝に詰まったりする等の不具合を生じて
いる。
(穴)が設けられたオリフィス板を加工細溝が形成され
たヘッド本体に接着剤を用いて接合している為、接合の
際にはみ出した接着剤がオリフィス板のオリフィスを塞
いだり。加工細溝に詰まったりする等の不具合を生じて
いる。
【0005】今後ますます高解像度の要求が高まり、こ
れに対応して、インク細溝も挟ピッチ化が要求されてい
る。従って、オリフィス板をヘッド本体に接着剤で接合
する際の接着剤のはみ出しによる弊害は微量でもますま
す起こりやすくなってきている。また、現在のインクジ
ェットヘッドは、構造的にもヘッド部と制御回路部とが
コネクタで接続されている為、ヘッドの小型化が困難で
ありコスト面でも好ましくない。
れに対応して、インク細溝も挟ピッチ化が要求されてい
る。従って、オリフィス板をヘッド本体に接着剤で接合
する際の接着剤のはみ出しによる弊害は微量でもますま
す起こりやすくなってきている。また、現在のインクジ
ェットヘッドは、構造的にもヘッド部と制御回路部とが
コネクタで接続されている為、ヘッドの小型化が困難で
ありコスト面でも好ましくない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、圧電方
式のインクジェットヘッドの製造方法で、圧電体に細溝
部を設けて加圧室を形成する際に、接着剤を用いて接合
すると接着剤のはみ出しで吐出口が閉鎖されたり加圧室
を構成している細溝が埋まったりする不具合が生じてい
た。また、インクジェットヘッドは構造的にもヘッド部
と制御回路基板がコネクタで接続されている為、ヘッド
の小型化が困難であった。本発明は、 上記事情に着目し
てなされたもので、 その目的は、インクジェットヘッド
を接着剤を用いて接合する際に流体を流すことによって
接着剤のはみ出しを防止して正確なオリフィスを持った
インクジェットヘッドを製造することである。また、制
御回路基板をフィルム基板構造とすることによって小型
化したヘッドを提供することである。
式のインクジェットヘッドの製造方法で、圧電体に細溝
部を設けて加圧室を形成する際に、接着剤を用いて接合
すると接着剤のはみ出しで吐出口が閉鎖されたり加圧室
を構成している細溝が埋まったりする不具合が生じてい
た。また、インクジェットヘッドは構造的にもヘッド部
と制御回路基板がコネクタで接続されている為、ヘッド
の小型化が困難であった。本発明は、 上記事情に着目し
てなされたもので、 その目的は、インクジェットヘッド
を接着剤を用いて接合する際に流体を流すことによって
接着剤のはみ出しを防止して正確なオリフィスを持った
インクジェットヘッドを製造することである。また、制
御回路基板をフィルム基板構造とすることによって小型
化したヘッドを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、圧電
体に複数の細溝を平行に設け、それに対応する位置に配
設された中有間圧電体とオリフィス板と天板とで室構造
のインク加圧室を形成し、この前記圧電体に電圧を印加
して作動させることによってインク加圧室内のインク滴
を吐出させるインクジェットヘッドの製造方法におい
て、 圧電体に複数の細溝を加工する細溝加工工程と、 こ
の細溝加工工程後に前記圧電体の所定位置に前記オリフ
ィス板を接着する接着工程を有し、かつ、この接着工程
は前記細溝内に流体を注入しながら行なうことを特徴と
するインクジェットヘッドの製造方法である。
体に複数の細溝を平行に設け、それに対応する位置に配
設された中有間圧電体とオリフィス板と天板とで室構造
のインク加圧室を形成し、この前記圧電体に電圧を印加
して作動させることによってインク加圧室内のインク滴
を吐出させるインクジェットヘッドの製造方法におい
て、 圧電体に複数の細溝を加工する細溝加工工程と、 こ
の細溝加工工程後に前記圧電体の所定位置に前記オリフ
ィス板を接着する接着工程を有し、かつ、この接着工程
は前記細溝内に流体を注入しながら行なうことを特徴と
するインクジェットヘッドの製造方法である。
【0008】請求項2によれば、前記流体は、少なくと
もエアー又は水性流体又は油性流体のいずれかであるこ
とを特徴とする 請求項1記載のインクジェットヘッド
の製造方法である。請求項3によれば、圧電体に複数の
細溝を平行に設けそれに対向する位置にはい配設された
中間圧電体とオリフィス板と天板とで室構造のインク加
圧室を形成し、この圧電体に電圧を印加して作動させる
ことによってインク加圧室内のインク滴を吐出させるイ
ンクジェットヘッドにおいて、前記圧電体の制御回路基
板をフイルム回路基板構造で形成し、かつ、前記インク
ジェットヘッドと接合していることを特徴とするインク
ジェットヘッドである。
もエアー又は水性流体又は油性流体のいずれかであるこ
とを特徴とする 請求項1記載のインクジェットヘッド
の製造方法である。請求項3によれば、圧電体に複数の
細溝を平行に設けそれに対向する位置にはい配設された
中間圧電体とオリフィス板と天板とで室構造のインク加
圧室を形成し、この圧電体に電圧を印加して作動させる
ことによってインク加圧室内のインク滴を吐出させるイ
ンクジェットヘッドにおいて、前記圧電体の制御回路基
板をフイルム回路基板構造で形成し、かつ、前記インク
ジェットヘッドと接合していることを特徴とするインク
ジェットヘッドである。
【0009】請求項4によれば、前記フィルム回路基板
と前記インクジェットヘッドとは前記フィルム回路基板
が前記天板の上面を覆うような位置で接合されているこ
とを特徴とする請求項3記載のインクジェットヘッドで
ある。請求項5によれば、前記フィルム回路基板は、前
記天板が兼ねていることを特徴とする請求項3記載のイ
ンクジェットヘッドである。
と前記インクジェットヘッドとは前記フィルム回路基板
が前記天板の上面を覆うような位置で接合されているこ
とを特徴とする請求項3記載のインクジェットヘッドで
ある。請求項5によれば、前記フィルム回路基板は、前
記天板が兼ねていることを特徴とする請求項3記載のイ
ンクジェットヘッドである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態について図
面を参照して説明する。図1、図2は、本発明に関する
インクジェットヘッドの概要図で、圧電体1は、矢印P
方向に分極され、また、一方が が開放端を形成し
た複数条の細溝2が平行に設けられている。この細溝2
の突起部3に対向してそれぞれに中間圧電体4の突起部
5が異方性導電膜6を介して接合されている。双方の突
起部3、5はそれぞれ電極を形成している。中間圧電体
4は突起部5の反対側が天板7で閉鎖されている。ま
た、圧電体1の細溝2の開放端側には所定ピッチで、穴
径が30〜50μのオリフィス8が孔設されたオリフィ
ス板14が密接接合している。細溝2とそれらで囲まれ
た空間がインク加圧室9を形成している。一方、細溝2
の閉塞端側はそれぞれインク注入口10に接続されてい
る。さらに天板7の上面には、図3に示すようにドライ
バIC11やチップ部品12等の制御回路部品が搭載さ
れたフィルム回路基板が接合されている。図4では、フ
ィルム回路基板が天板7を兼ねる構造を形成している。
面を参照して説明する。図1、図2は、本発明に関する
インクジェットヘッドの概要図で、圧電体1は、矢印P
方向に分極され、また、一方が が開放端を形成し
た複数条の細溝2が平行に設けられている。この細溝2
の突起部3に対向してそれぞれに中間圧電体4の突起部
5が異方性導電膜6を介して接合されている。双方の突
起部3、5はそれぞれ電極を形成している。中間圧電体
4は突起部5の反対側が天板7で閉鎖されている。ま
た、圧電体1の細溝2の開放端側には所定ピッチで、穴
径が30〜50μのオリフィス8が孔設されたオリフィ
ス板14が密接接合している。細溝2とそれらで囲まれ
た空間がインク加圧室9を形成している。一方、細溝2
の閉塞端側はそれぞれインク注入口10に接続されてい
る。さらに天板7の上面には、図3に示すようにドライ
バIC11やチップ部品12等の制御回路部品が搭載さ
れたフィルム回路基板が接合されている。図4では、フ
ィルム回路基板が天板7を兼ねる構造を形成している。
【0011】これらの構造の組立ては、圧電体1の突起
部3に対応して異方性導電膜6を介して中間圧電体4の
突起部5を接合する。さらに、中間圧電体4の他方に天
板7を接合してインク加圧室9を形成する。この状態
で、インク加圧室9の開放端側にオリフィス板14を絶
縁性の接着剤で接着する。この接着は、インク注入口1
0からエアーを流しながら行なう。このエアーの圧力に
よって、絶縁性接着剤のはみ出しを防止し、それらがオ
リフィス8や細溝2に入り込むことを阻止することが出
来る。
部3に対応して異方性導電膜6を介して中間圧電体4の
突起部5を接合する。さらに、中間圧電体4の他方に天
板7を接合してインク加圧室9を形成する。この状態
で、インク加圧室9の開放端側にオリフィス板14を絶
縁性の接着剤で接着する。この接着は、インク注入口1
0からエアーを流しながら行なう。このエアーの圧力に
よって、絶縁性接着剤のはみ出しを防止し、それらがオ
リフィス8や細溝2に入り込むことを阻止することが出
来る。
【0012】フィルム回路基板13とインクジェットヘ
ッドとの関係について図3にもとずいて説明すると、予
めドライバIC11やチップ部品12等が搭載されたフ
ィルム回路基板13の端子をヘッドの接続端子に合せて
熱圧着等により接続する。この際の位置関係は丁度フィ
ルム回路基板13が天板7を覆うようになるので、コン
パクトに収まり小型化が可能になる。図4は他の実施形
態で、天板7がフィルム回路基板13を兼ねたもので、
天板7上にドライバIC11やチップ部品12を実装す
る。天板7の材料としては、PI(ポリイミド)、PP
S(ポリフェニレンサルファイド)、PET(ポリエチ
レンテレフタレート)、PES(ポリエーテルサルファ
イド)、PP(ポリプロピレン)、PS(ポリスルフォ
ン)、PE(ポリエチレン)等のエンジニアリングプラ
スチックを単体又は複合して用いればよい。
ッドとの関係について図3にもとずいて説明すると、予
めドライバIC11やチップ部品12等が搭載されたフ
ィルム回路基板13の端子をヘッドの接続端子に合せて
熱圧着等により接続する。この際の位置関係は丁度フィ
ルム回路基板13が天板7を覆うようになるので、コン
パクトに収まり小型化が可能になる。図4は他の実施形
態で、天板7がフィルム回路基板13を兼ねたもので、
天板7上にドライバIC11やチップ部品12を実装す
る。天板7の材料としては、PI(ポリイミド)、PP
S(ポリフェニレンサルファイド)、PET(ポリエチ
レンテレフタレート)、PES(ポリエーテルサルファ
イド)、PP(ポリプロピレン)、PS(ポリスルフォ
ン)、PE(ポリエチレン)等のエンジニアリングプラ
スチックを単体又は複合して用いればよい。
【0013】これらの構造によるインクジェットヘッド
の作用を説明すると、圧電体1の突起部3aの電極に正
電圧(+V)を、突起部3bの電極に負の電圧を印加す
る。圧電体1には突起部3aから突起部3bに向けて矢
印A方向に電界が発生する。中間圧電体4には突起部5
aから突起部5bに向けて矢印B、C方向に電界が発生
する。その結果、圧電体1と中間圧電体4はそれぞれ逆
の方向にせん断モードガ発生してインク加圧室9内のイ
ンクは加圧され、オリフィス8からインク滴が噴射され
る。
の作用を説明すると、圧電体1の突起部3aの電極に正
電圧(+V)を、突起部3bの電極に負の電圧を印加す
る。圧電体1には突起部3aから突起部3bに向けて矢
印A方向に電界が発生する。中間圧電体4には突起部5
aから突起部5bに向けて矢印B、C方向に電界が発生
する。その結果、圧電体1と中間圧電体4はそれぞれ逆
の方向にせん断モードガ発生してインク加圧室9内のイ
ンクは加圧され、オリフィス8からインク滴が噴射され
る。
【0014】なお、上記実施の形態ではオリフィス板1
4を接着する際に流す流体として、エアーを用いたが水
性流体や油性流体を用いても同様な効果があることは言
うまでもない。それらは、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で適宜選択することが出来る。
4を接着する際に流す流体として、エアーを用いたが水
性流体や油性流体を用いても同様な効果があることは言
うまでもない。それらは、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で適宜選択することが出来る。
【0015】
【発明の効果】請求項1、2の発明によれば、オリフィ
ス板を接着剤で接着してインクジェットヘッドを製造す
るに際して、流体を流しながら接着するようにしたの
で、オリフィスの穴詰まる等が生じない精密なインクジ
ェットヘッドを製造することが出来る。
ス板を接着剤で接着してインクジェットヘッドを製造す
るに際して、流体を流しながら接着するようにしたの
で、オリフィスの穴詰まる等が生じない精密なインクジ
ェットヘッドを製造することが出来る。
【0016】請求項3〜5によれば、制御回路を実装し
たフィルム回路基板をインクジェットヘッドと一体化す
る位置に配置したので制御回路部を含めて小型化が可能
なインクジェットヘッドが可能になった。
たフィルム回路基板をインクジェットヘッドと一体化す
る位置に配置したので制御回路部を含めて小型化が可能
なインクジェットヘッドが可能になった。
【図1】本発明の一実施形態のインクジェットヘッドの
概要を示す概要図。
概要を示す概要図。
【図2】本発明の一実施形態のインクジェットヘッドの
構造を示す説明図。
構造を示す説明図。
【図3】本発明の一実施形態のインクジェットヘッドと
フィルム回路基板との関係を示す概略図。
フィルム回路基板との関係を示す概略図。
【図4】本発明の他の一実施形態のインクジェットヘッ
ドとフィルム回路基板との関係を示す概略図。
ドとフィルム回路基板との関係を示す概略図。
1…圧電体 2…細溝 3、3a、3b…突起部(圧電体) 4…中間圧電体 5、5a、5b…突起部(中間圧電体) 6…異方性導電膜 7…天板 8…オリフィス 9…インク加圧室 10…インク注入口 11…ドライバIC 12…チップ部品 13…フィルム回路基板 14…オリフィス板
Claims (5)
- 【請求項1】 圧電体に複数の細溝を平行に設け、それ
に対応する位置に配設された中有間圧電体とオリフィス
板と天板とで室構造のインク加圧室を形成し、この前記
圧電体に電圧を印加して作動させることによってインク
加圧室内のインク滴を吐出させるインクジェットヘッド
の製造方法において、 圧電体に複数の細溝を加工する細
溝加工工程と、 この細溝加工工程後に前記圧電体の所定
位置に前記オリフィス板を接着する接着工程を有し、か
つ、この接着工程は前記細溝内に流体を注入しながら行
なうことを特徴とするインクジェットヘッドの製造方
法。 - 【請求項2】 前記流体は、少なくともエアー又は水性
流体又は油性流体のいずれかであることを特徴とする
請求項1記載のインクジェットヘッドの製造方法。 - 【請求項3】 圧電体に複数の細溝を平行に設けそれに
対向する位置にはい配設された中間圧電体とオリフィス
板と天板とで室構造のインク加圧室を形成し、この圧電
体に電圧を印加して作動させることによってインク加圧
室内のインク滴を吐出させるインクジェットヘッドにお
いて、前記圧電体の制御回路基板をフイルム回路基板構
造で形成し、かつ、前記インクジェットヘッドと接合し
ていることを特徴とするインクジェットヘッド。 - 【請求項4】 前記フィルム回路基板と前記インクジェ
ットヘッドとは前記フィルム回路基板が前記天板の上面
を覆うような位置で接合されていることを特徴とする請
求項3記載のインクジェットヘッド。 - 【請求項5】 前記フィルム回路基板は、前記天板が兼
ねていることを特徴とする請求項3記載のインクジェッ
トヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18799097A JPH1134340A (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | インクジェットヘッドの製造方法及びインクジェットヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18799097A JPH1134340A (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | インクジェットヘッドの製造方法及びインクジェットヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1134340A true JPH1134340A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16215702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18799097A Pending JPH1134340A (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | インクジェットヘッドの製造方法及びインクジェットヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1134340A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020006538A (ja) * | 2018-07-04 | 2020-01-16 | 株式会社リコー | 液体吐出ヘッド組立装置および液体吐出ヘッド組立方法 |
-
1997
- 1997-07-14 JP JP18799097A patent/JPH1134340A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020006538A (ja) * | 2018-07-04 | 2020-01-16 | 株式会社リコー | 液体吐出ヘッド組立装置および液体吐出ヘッド組立方法 |
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