JPH11342995A - ディスペンスヘッド - Google Patents

ディスペンスヘッド

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JPH11342995A
JPH11342995A JP15256798A JP15256798A JPH11342995A JP H11342995 A JPH11342995 A JP H11342995A JP 15256798 A JP15256798 A JP 15256798A JP 15256798 A JP15256798 A JP 15256798A JP H11342995 A JPH11342995 A JP H11342995A
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JP
Japan
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valve
beverage
plunger
flow hole
beverage container
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Withdrawn
Application number
JP15256798A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Yamagishi
賢治 山岸
Masahiro Hosokawa
雅洋 細川
Chiaki Hirata
千明 平田
Minoru Okada
岡田  稔
Shinichi Ogata
慎一 尾形
Hiroshi Maita
宏 舞田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kirin Brewery Co Ltd
Original Assignee
Kirin Brewery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kirin Brewery Co Ltd filed Critical Kirin Brewery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プランジャの下端部に形成された室内に設け
られたばねの交換又は室内の洗浄を容易にしたディスペ
ンスヘッドを提供する。 【解決手段】 プランジャ11の飲料流通孔11aの下
端側の開口部に、保持リング16と、飲料流通孔11a
に内装されて保持リング16に押圧されることにより飲
料流通孔11aの開口部を閉じるキャップ17と、この
キャップ17を保持リング16に押圧する方向に付勢す
るばね18とを備え、キャップ17が、ディスペンスヘ
ッドDHが樽TのスピアバルブSVに連結されてこのス
ピアバルブSVを開口させた際に、サイフォンパイプS
Vdの頭部SVeに係合して保持リング16から離間し
て飲料流通孔11aの開口部を開口し、ディスペンスヘ
ッドDHが樽Tに連結されていない状態では、キャップ
17が保持リング16に押圧されて飲料流通孔11aの
開口部を密閉し、前記保持リングがプランジャ11の下
端部に着脱自在に螺着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、密閉された飲料
用容器の口部を密閉するスピアバルブに連結されて、こ
のスピアバルブの開閉を行って飲料用容器に充填された
飲料の注出を行うディスペンスヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、大型容器に充填された飲料は、
ディスペンサによってカップ等の小型容器に注ぎ分けら
れる。
【0003】図3および4は、生ビールや発泡酒等が充
填された樽と呼ばれる大型容器に連結されて、樽から生
ビール等の注出を行うディスペンサのディスペンスヘッ
ドを示すものである。
【0004】このディスペンスヘッド1は、ボディ2の
下端部の内周面に形成された内フランジ2aが樽Tの口
金に螺着されたスピアバルブSVの上端外周部に形成さ
れた外フランジSVaに係合されることによって、樽T
に連結される。
【0005】そして、樽T内の飲料の注出の際には、ボ
ディ2の中心に上下動自在に嵌挿されたプランジャ3
が、このプランジャ3に連結されたハンドル4の押下げ
操作によってボディ2に対して下向きにスライドするこ
とにより、その下端部がスピアバルブSVのメインシー
ルパッキンSVbをスプリングSVcのばね力に抗して
押し下げて、スピアバルブSVを開口する。
【0006】このプランジャ3のスライドによって、ボ
ディ2に設けられたガス供給口5が開口されるととも
に、このガス供給口5が、プランジャ3の外周面とボデ
ィ2の内壁面との間に形成される環状のガス流路6およ
びスピアバルブSVの開口部を介して、樽T内と連通さ
れる。
【0007】これによって、ガス供給口5に接続された
図示しないガスボンベから供給される炭酸ガス等の飲料
押出し用ガスが、ガス供給口5からガス流路6およびス
ピアバルブSVの開口部を介して樽T内に導入され、こ
の飲料押出し用ガスのガス圧によって樽T内に充填され
ている飲料がスピアバルブSVのサイフォンパイプSV
d内を押し上げられ、さらに、このサイフォンパイプS
Vd内に連通されているプランジャ3の内部に形成され
ている飲料流通孔3a内を通って、このプランジャ3の
上端に設けられている飲料注出口7から、この飲料注出
口7に接続されている図示しないディスペンサ本体に供
給されて、マグカップ等の小型容器に注ぎ分けられる。
【0008】このとき、プランジャ3の飲料流通孔3a
内を流通する飲料は、飲料流通孔3aの途中に挿入され
た逆止ボール8によって、逆流するのが防止される。
【0009】上記のようにして樽T内から飲料の注出を
行った後、ディスペンスヘッド1は、図4に示されるよ
うに、ハンドル4の引上げ操作によってプランジャ3が
ボディ2に対して上向きにスライドすることにより、ス
ピアバルブSVのメインシールパッキンSVbの付勢を
解除してスピアバルブSVを閉じるとともに、ガス供給
口5とガス流路6との連通を遮断する。
【0010】そして、樽T内の飲料が全て注出されて空
になった場合には、ディスペンスヘッド1は、図4の状
態で内フランジ2aとスピアバルブSVの外フランジS
Vaとの係合が解除されることにより樽Tから取り外さ
れ、樽Tの交換が行われる。
【0011】しかしながら、上記のような従来のディス
ペンスヘッド1では、樽Tに連結されて既に飲料の注出
を行った後は、樽T内から押し出されてきた飲料がプラ
ンジャ3の飲料流通孔3a内に残っているために、ディ
スペンスヘッド1の内フランジ2aとスピアバルブSV
の外フランジSVaとの係合が外されて、スピアバルブ
SVのメインシールパッキンSVbとこれに当接してい
たプランジャ3の下端が離間した際に、飲料流通孔3a
の逆止ボール8の下方側の部分に残っていた飲料が、飲
料流通孔3aの下端開口部から外部に流出してしまうこ
とになる。
【0012】また、ディスペンサを洗浄する時など、樽
の内部にビールが残存する途中でディスペンスヘッドを
外した場合にも、同様の場所から飲料が外部に流出して
しまうこととなる。
【0013】このため、ディスペンスヘッドを樽Tから
取り外す毎に、ディスペンスヘッド1内から少量ではあ
るが飲料が流出して樽Tの口金の周辺部に付着し、口金
部の汚染の原因になるという問題があり、さらに、プラ
ンジャ3の飲料流通孔3aの下端内部も外気に晒される
ことによって、この飲料流通孔3a内が大気中の微生物
によって汚染される虞があるという問題がある。
【0014】そこで、図5に示すように、サイフォンパ
イプSVdの上端100とプランジャ3の下端部の室1
03の上部内壁101間にスプリング102を設け、こ
のスプリング102によって、ディスペンスヘッドを樽
Tから取り外したときに、プランジャ3の下端周囲壁に
サイフォンパイプSVdの上端周囲壁を当接させて前記
室103を密封し、その内部に残留した飲料が外部に流
出しないようにすることが行われていた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように、プランジャ3の下端部の室103内にスプリン
グを設置したものにおいては、スプリングの弾性力が弱
まった場合に、スプリングの変換の際に作業がしにくか
ったり、また、前記室103内を洗浄したい場合にも作
業がしにくいという問題があった。
【0016】そこで、本発明は、かかる場合においてプ
ランジャの下端部の室内にサイフォンパイプの上端を前
記室の下端周壁に押圧するスプリングを交換する際又は
前記室内を洗浄する際に作業がし易いようなディスペン
スヘッドを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるディスペンスヘッドは、飲料が流通す
る流通孔が形成されてディスペンスヘッド本体に可動自
在に取り付けられた可動部材を有し、飲料用容器の口部
に取り付けられたバルブ部材に連結されてこのバルブ部
材を可動部材の可動により飲料用容器の口部を閉じる状
態と開く状態に位置させ、可動部材がバルブ部材を飲料
用容器の口部を開く状態に位置させた際に可動部材の流
通孔が飲料用容器の内部に連通されて飲料用容器の内部
から押し出されてくる飲料を流通孔を通して注出し、前
記可動部材の流通孔の前記バルブ部材に対向する側の端
部の開口部に、弁座部材と、流通孔の前記弁座部材より
も内側に内装されて弁座部材に押圧されることにより流
通孔の前記開口部を閉じる弁体と、この弁体と可動部材
との間に介装されて弁体を前記弁座部材に押圧する方向
に付勢する付勢部材とを備え、前記弁体が、ディスペン
スヘッドが飲料用容器の口部に取り付けられたバルブ部
材に連結されてバルブ部材を可動部材の可動によって飲
料用容器の口部を開く状態に位置させた際に、このバル
ブ部材の一部に係合して前記付勢部材に抗して前記弁座
部材から離間する方向に移動して前記流通孔の開口部を
開口するようにしたディスペンスヘッドにおいて、前記
弁座部材が前記可動部材の流通孔の開口部に取外し自在
に装着されている。
【0018】本発明によるディスペンスヘッドは、飲料
用容器に連結されていない状態では、可動部材の流通孔
の開口部に取り付けられた弁座部材に流通孔に内装され
た弁体が付勢部材によって付勢されて押圧されることに
より、この流通孔の開口部が密閉される。このディスペ
ンスヘッドを飲料用容器の口部に取り付けられたバルブ
部材に連結して、その可動部材を可動させることにより
バルブ部材を飲料用容器の口部を開く状態に位置させる
と、弁体がバルブ部材の一部に係合して付勢部材に抗し
て弁座部材から離れて流通孔の開口部を開口する。これ
によって、可動部材の流通孔が、開口された飲料用容器
の口部の内部に連通される。 この状態で、例えばディ
スペンスヘッドを介して導入される炭酸ガス等の圧力に
よって、飲料用容器内から飲料が押し出されてくると、
この飲料は、可動部材の流通孔を通ってこのディスペン
スヘッドが接続されたディスペンサに送られて、カップ
等に注ぎ分けられる。
【0019】そして、上記のようにして飲料の注出後、
バルブ部材を飲料用容器の口部を閉じる状態に位置させ
てディスペンスヘッドを飲料用容器のバルブ部材との連
結状態を解除して飲料用容器から取り外すと、弁体が付
勢部材によって弁座部材の方向に付勢されて弁座部材に
密着することにより、飲料用容器からディスペンスヘッ
ドを取り外したのとほぼ同時に、可動部材の流通孔のバ
ルブ部材に対向していた端部側の開口部が密閉される。
これにより、流通孔内に残っている飲料が流通孔から外
部に流出するのが防止される。
【0020】そして、前記弁体を弁座部材に押圧する付
勢部材の交換の際、又は、この付勢部材が収納された部
屋内を洗浄する場合には、弁座部材を可動部材の流通孔
の開口部から取り外して行う。これによって、可動部材
の流通孔内部の洗浄が容易になって、流通孔内部の汚れ
による汚染を防止することが出来るとともに、弁体の組
立や分解が容易になる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の最も好適と思わ
れる実施の形態について、図面を参照しながら説明す
る。
【0022】図1は、この発明の実施形態の一例を生ビ
ールまたは発泡酒が充填された樽に連結された状態で示
す側断面図である。
【0023】この図1において、ディスペンスヘッドD
Hは、ボディ10内にプランジャ11が上下向きに同軸
状にかつスライド自在に嵌挿され、このプランジャ11
が、先端部がボディ10に軸支されて上下向きに回動自
在なハンドル12に連結されて、このハンドル12の操
作によって、ボディ10に対して上下向きにスライドす
るようになっている。
【0024】このディスペンスヘッドDHの外壁部に
は、図示しない炭酸ガス等のガス供給機器に接続される
ガス供給口13が設けられていて、このガス供給口13
が、ディスペンスヘッドDHがこの図1に図示されるよ
うに樽Tの口金に装着されたスピアバルブSVを閉じる
位置にあるときには、プランジャ11の外周面によって
閉じられ、後述するようにプランジャ11がボディ10
に対して下方向にスライドされてスピアバルブSVを開
く位置にあるときには、プランジャ11の下端外周面と
ボディ10の内壁面との間に形成される環状のガス流路
14に連通されるようになっている。なお、前記プラン
ジャ11のガス流路14内に位置する拡大部分には、そ
の壁内にガス穴70が穿設され、このガス穴70の上下
端は、ディスペンスヘッドDHが閉じる位置にあるとき
には、ガス流路14内に開口している。
【0025】プランジャ11の内部には、このプランジ
ャ11の上端および下端に開口する飲料流通孔11aが
形成され、逆止ボール15がこの飲料流通孔11a内に
挿入されて、飲料流通孔11aの内周面に形成された環
状の弁座部11bによってこの飲料流通孔11aの途中
に支持されている。
【0026】そして、このディスペンスヘッドDHは、
ボディ10の下端開口部の内周部に形成された内フラン
ジ10aが、樽Tの口金に装着されたスピアバルブSV
の上端外周部に形成された外フランジSVaに係合され
ることにより、樽Tに連結されるようになっている。こ
の樽T内にはビールが表面bsまで注入され、このビー
ル表面bsの上方には炭酸ガスGが収納されている。
【0027】ディスペンスヘッドDHの以上の構成につ
いては、図3および4に示された従来のディスペンスヘ
ッドと同様である。
【0028】このディスペンスヘッドDHには、さら
に、プランジャ11の下端開口部にリング形状の金属製
の保持リング16が螺着されており、この保持リング1
6の内径は、このディスペンスヘッドDHが連結される
スピアバルブSVのサイフォンパイプSVdの頭部SV
eの外径よりも僅かに大きくなっている。これにより前
記サイフォンパイプSVdの頭部SVeが、プランジャ
の下端部の室60内に挿入可能なようになっている。
【0029】この保持リング16よりも内側の前記室6
0内に、円盤形状の支持プレート17Aとこの支持プレ
ート17Aの下面に一体的に取り付けられたシールパッ
キン17Bから構成されたキャップ17が内装されてい
る。このキャップ17の支持プレート17Aおよびシー
ルパッキン17Bの外径は、リング形状の保持リング1
6の内径よりも大きく、プランジャ11の飲料流通孔1
1aの下部部分を形成する内壁面の径よりも小さくなる
ように成形されている。これによりディスペンスヘッド
の非作動時において、シールパッキン17Bが前記支持
プレートによって保持リング16に確実に当接される。
【0030】さらに、このキャップ17の支持プレート
17Aと飲料流通孔11aの内周面に形成されている弁
座部11bとの間の前記室60内にはばね18が介装さ
れていて、このばね18によって、キャップ17のシー
ルパッキン17Bが保持リング16の内周縁に密着する
方向に付勢されている。
【0031】上記ディスペンスヘッドDHは、図1に示
されるように、このディスペンスヘッドDHが連結され
たスピアバルブSVを閉じる位置にあるときには、キャ
ップ17が、シールパッキン17Bの下面がスピアバル
ブSVの頭部SVeに当接して保持リング16から僅か
に持ち上げられているか、または、スピアバルブSVの
頭部SVeに僅かの隙間を介して対向されている。
【0032】そして、ハンドル12の操作によってプラ
ンジャ11がボディ10に対して下方向にスライドさ
れ、このプランジャ11によってスピアバルブSVのメ
インシールパッキンSVbが押し下げられて樽Tの口部
が開口されると、図2に示されるように、スピアバルブ
SVの頭部SVeとプランジャ11のスライドにともな
って下降しようとするキャップ17との係合によって、
このキャップ17がプランジャ11に対して相対的に持
ち上げられ、プランジャ11の飲料流通孔11aの下端
部が開口される。
【0033】これとともに、図3のディスペンスヘッド
の場合と同様に、プランジャ11のスライドによって開
口されたガス供給口13に図示しないガス供給機器から
供給されるガス圧が、ガス流路14、前記プランジャ1
1の壁内に形成されたガス穴70およびスピアバルブS
Vの開口部を介して樽T内に導入され、前記ビール表面
bsに圧力をかける。
【0034】そして、このガス圧によってスピアバルブ
SVのサイフォンパイプSVd内を押し上げられてきた
樽T内の飲料が、保持リング16の内側からプランジャ
11の飲料流通孔11a内に進入しているスピアバルブ
SVの頭部SVeに形成された開口部から飲料流通孔1
1a内に流れ込み、さらにキャップ17とプランジャ1
1の内壁面との間の隙間を通って前記逆止ボール15を
持ち上げつつ飲料流通孔11a内を上昇して、プランジ
ャ11の上端の飲料注出口19から図示しないディスペ
ンサ本体に送られて、カップ等への注出が行われる。な
お、図において、ガスの流れは矢印gpで示され、飲料
の流出は矢印bpで示されている。
【0035】この図2の状態から、ハンドル12が引き
上げられてプランジャ11がボディ10に対して上向き
にスライドされると、プランジャ11によるスピアバル
ブSVのメインシールパッキンSVbの押圧状態が解除
されて、樽Tの口部が閉じられるとともにガス供給口1
3が閉じられ、さらにスピアバルブSVの頭部SVeに
持ち上げられていたキャップ17がもとの位置に戻り、
図1の状態に復帰する。なお、このような動作をさせる
ためには、必ずしも逆止ボール15は必要としない。
【0036】このようにして、樽T内の飲料の注出を終
えた後、樽T内が空の場合には、ディスペンスヘッドD
Hを樽Tから取り外してこの樽Tの交換を行なうが、デ
ィスペンスヘッドDHの内フランジ10aとスピアバル
ブSVの外フランジSVaとの係合を解除してディスペ
ンスヘッドDHを樽Tから取り外すと、このディスペン
スヘッドDHがスピアバルブSVから離れた瞬間に、キ
ャップ17がばね18に付勢されてそのシールパッキン
17Bが保持リング16の内縁部に密着することによ
り、飲料流通孔11aの下端開口部が密閉される。
【0037】また、ディスペンスヘッドDHを樽Tから
取外して、ディスペンスヘッドDHの下端の室103内
に前記室103内を洗浄したりするときに、前記プラン
ジャ11の下端開口部に着脱自在に螺着された保持リン
グ16を取外して室103内からばね18を取り出して
新たなばね18を室103内に組込むことができる。ま
た、室103内の洗浄も同様に容易に行うことができ、
ばね18の組込み後、又は洗浄後も簡単に組立てること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の最良の形態の一例をスピアバルブを閉
じた状態で示す側断面図である。
【図2】同例をスピアバルブを開いた状態で示す側断面
図である。
【図3】従来例をスピアバルブを開いた状態で示す側断
面図である。
【図4】従来例をスピアバルブを閉じた状態で示す側断
面図である。
【図5】従来例をスピアバルブを閉じた状態で示す側断
面図である。
【符号の説明】
DH …ディスペンスヘッド 10 …ボディ(ディスペンスヘッド本体) 11 …プランジャ(可動部材) 11a…飲料流通孔(流通孔) 16 …保持リング(弁座部材) 17 …キャップ(弁体) 18 …ばね(付勢部材) SV …スピアバルブ(バルブ部材) T …樽(飲料用容器)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 稔 東京都中央区新川二丁目10番1号 麒麟麦 酒株式会社内 (72)発明者 尾形 慎一 東京都中央区新川二丁目10番1号 麒麟麦 酒株式会社内 (72)発明者 舞田 宏 東京都中央区新川二丁目10番1号 麒麟麦 酒株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲料が流通する流通孔が形成されてディ
    スペンスヘッド本体に可動自在に取り付けられた可動部
    材を有し、飲料用容器の口部に取り付けられたバルブ部
    材に連結されてこのバルブ部材を可動部材の可動により
    飲料用容器の口部を閉じる状態と開く状態に位置させ、
    可動部材がバルブ部材を飲料用容器の口部を開く状態に
    位置させた際に可動部材の流通孔が飲料用容器の内部に
    連通されて飲料用容器の内部から押し出されてくる飲料
    を流通孔を通して注出し、 前記可動部材の流通孔の前記バルブ部材に対向する側の
    端部の開口部に、弁座部材と、流通孔の前記弁座部材よ
    りも内側に内装されて弁座部材に押圧されることにより
    流通孔の前記開口部を閉じる弁体と、この弁体と可動部
    材との間に介装されて弁体を前記弁座部材に押圧する方
    向に付勢する付勢部材とを備え、 前記弁体が、ディスペンスヘッドが飲料用容器の口部に
    取り付けられたバルブ部材に連結されてバルブ部材を可
    動部材の可動によって飲料用容器の口部を開く状態に位
    置させた際に、このバルブ部材の一部に係合して前記付
    勢部材に抗して前記弁座部材から離間する方向に移動し
    て前記流通孔の開口部を開口するディスペンスヘッドに
    おいて、 前記弁座部材が前記可動部材の流通孔の開口部に取外し
    自在に装着されていることを特徴とするディスペンスヘ
    ッド。
  2. 【請求項2】前記弁体はサイフォンパイプの頭部に形成
    された支持プレートとこの支持プレートの下面に取付け
    られたシールパッキンとからなり、このシールパッキン
    が前記弁座部材に対向していることを特徴とする請求項
    1記載のディスペンスヘッド。
JP15256798A 1998-06-02 1998-06-02 ディスペンスヘッド Withdrawn JPH11342995A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004527423A (ja) * 2001-03-30 2004-09-09 ハイネケン テクニカル サービシーズ ビー.ブイ. 圧力源を容器に接続する装置および方法。
JP2006528113A (ja) * 2003-07-21 2006-12-14 ハイネケン・サプライ・チェイン ビー.ブイ. ヒンジ式に開放できる分注管を備えた飲料分注装置
JP2010116190A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Kirin Brewery Co Ltd 飲料注出装置、飲料注出装置に組み込まれる交換ユニット、及び飲料注出用タップ
JP2010116191A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Kirin Brewery Co Ltd 飲料注出装置のディスペンスヘッド

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