JPH11342204A - 薬剤吸引パイプ - Google Patents

薬剤吸引パイプ

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JPH11342204A
JPH11342204A JP15171998A JP15171998A JPH11342204A JP H11342204 A JPH11342204 A JP H11342204A JP 15171998 A JP15171998 A JP 15171998A JP 15171998 A JP15171998 A JP 15171998A JP H11342204 A JPH11342204 A JP H11342204A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medicine
medication
container
medicine container
opened
Prior art date
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Pending
Application number
JP15171998A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunori Takahashi
克禮 高橋
Hideto Uehara
英人 上原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUKASHIRO SHOJI KK
Original Assignee
FUKASHIRO SHOJI KK
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納した薬剤の密封性が高く、且つ容易に開
封することが可能であると共に、パイプ本体の先端に開
封されるおそれがない状態で薬剤収納体を装着して、パ
イプ本体と共に携行することが出来、使用に際しては簡
単に薬剤収納体の開封が出来るようにした薬剤吸引パイ
プを提供することを課題とする。 【解決手段】 薬剤を密封状態で収納保持した薬剤収納
体を、パイプ本体の先端部に開封を阻止する状態で保持
し、使用に際して薬剤収納体を開封状態に移行可能とし
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】この発明は、喫煙の代用として、
清涼感を醸し出すメンソール等の薬剤を吸入することが
出来る薬剤吸引パイプ、特に薬剤をカートリッジに密封
して保持し、使用時に開封して吸引することが出来るよ
うにした薬剤吸引パイプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、喫煙の代用として、タバコの形
状、寸法とほぼ同様の外観を有するパイプに、清涼感を
得ることの出来るメンソール等の薬剤を充填して、喫煙
に代って吸引するようにした禁煙パイプと称せられる薬
剤吸引パイプは公知であり、例えば特開昭62−198
379号公報、実開昭48−30185号公報、実開昭
48−51683号公報、実開昭56−66345号公
報等に開示されている。
【0003】これらの公報に開示されたパイプの一つ
は、薬剤をカートリッジ容器に収納、密封し、使用に際
してカートリッジ容器の蓋を外して薬剤の放出を許容す
る状態でパイプ内に装着し、吸引するようになってい
る。又、他のパイプでは、パイプ本体内にカートリッジ
容器開封用の突起や切断刃を用意して、カートリッジ容
器をパイプ本体内に押入して開封するようになってい
る。カートリッジ容器は交換可能であるものと、パイプ
本体と共に使い捨てするものとがある。蓋を取り去るこ
とによりカートリッジ容器を開封するものは、取り去っ
た蓋を廃棄しなければならず、充填した薬剤の放出を防
止するために、アルミ製の収納容器に封入してあり、使
い捨てタイプのものと同様に廃棄する資材が多量に発生
する問題があった。パイプ本体内に開封用の手段を設け
たものでは、カートリッジ容器をパイプ本体に装着する
と開封されてしまうため、携行に際してはカートリッジ
容器とパイプ本体とを別個にしておかなければならず、
携行が不便である問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、収納した
薬剤の密封性が高く、且つ容易に開封することが可能で
あると共に、パイプ本体の先端に開封されるおそれがな
い状態で薬剤収納体を装着して、パイプ本体と共に携行
することが出来、使用に際しては簡単に薬剤収納体の開
封が出来るようにした薬剤吸引パイプを提供することを
課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明が採った手段は、薬剤を密封状態で収納保持
した薬剤収納体を、パイプ本体の先端部に開封を阻止す
る状態で保持し、使用に際して薬剤収納体を開封状態に
移行可能としたことを特徴とする。
【0006】又、薬剤収納体が、筒状のカートリッジ容
器からなり、一端の開口部を破断容易な蓋体で閉止した
ことを特徴とし、或いは、薬剤収納体が、破断容易なカ
プセル体からなることを特徴とする。
【0007】更に、互いに係合する突条とスリット又は
凹状溝とを非合致状態にして、薬剤収納体の開封を阻止
し、合致により薬剤収納体の開封を可能としたことを特
徴とする。
【0008】更に、パイプ本体の先端との間にストッパ
ー部材を介して薬剤収納体を開封状態に移行させうる押
込部材を配置し、ストッパー部材の除去により押込部材
をパイプ本体内に押し込み可能として、薬剤収納体を開
封可能としたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の好ましい実施の形態
を、以下に詳細に説明する。この発明の薬剤吸引パイプ
は、ほぼタバコの形状と寸法に一致するパイプ本体と、
薬剤を収納し、密封した状態で薬剤を収納、保持し得る
薬剤収納体とから成り、薬剤収納体はストッパー手段で
パイプ本体の先端部に開封されるおそれがない状態で装
着して保持しておくことが出来、ストッパー手段を解除
して、薬剤収納体をパイプ本体内に押入して、パイプ本
体内に設けた開封手段で開封して、収納した薬剤の吸引
を可能としたことを特徴とする。薬剤収納体は、カート
リッジ容器或いはカプセルの形態を有する。カートリッ
ジ容器は、一端を開放した筒体から成り、開放部は人体
に無害なフィルム状の蓋体で密封される。開封によりカ
ートリッジ容器から流出した薬剤は、パイプ本体内に配
設された繊維質の含浸材に一旦含浸され、含浸材の他端
から徐々に放出され、パイプのマウスピースから吸引す
ることが出来る。カプセルは、内部に薬剤を収納したゼ
ラチンの如き幕体で形成した球体であり、突起や針等を
刺通して開封する。
【0010】薬剤収納体に収納される薬剤は、従来のこ
の種パイプに用いられているメンソール、シナモン、は
っか等の清涼剤は勿論のこと、甜茶エキスやハーブエキ
ス、或はその他所望の薬剤を単独で或は混合して充填す
ることが出来る。この発明の実施形態において用いられ
た薬剤の一例は、メンソール15%、ペパーミントオイ
ル10%、シナモンミントオイル50%、甜茶エキス5
%、エチルアルコール20%の混合液であり、液状で薬
剤収納体内に収納され、密封される。
【0011】
【実施例1】図1〜8を参照して、(1)はパイプ本体で
あり、タバコの形状と寸法を模した円筒形状を有し内部
に繊維質の含浸体が充填されており、一端にはマウスピ
ース(2)が取り付けられる。(3)は、カートリッジ容器
の形態に形成された薬剤収納体であり、一端を薄い膜状
の蓋体(4)で閉止された円筒体からなり、内部に薬剤が
密封状態で収納される。カートリッジ容器(3)の先端部
外周面には、容器の軸方向に延び途中で終端する突条
(5)が形成される。該突条(5)は、図示の実施例では等
間隔に4本形成したが、これに限られるものではなく、
1本であっても良い。パイプ本体(1)の先端部には、該
突条(5)を受け入れる所定の長さを有したスリット(6)
が形成される。又、パイプ本体の先端には、ストッパー
となる突起(7)が突設されている。突条(5)の端部をパ
イプ本体(1)の先端面に当接し、突起(7)に当接した状
態で、カートリッジ容器(3)は、本体(1)の先端に保持
され、内部への押入が阻止される。カートリッジ容器を
回転して、突条(5)をスリット(6)に合致させるとき、
カートリッジ容器(3)はパイプ本体(1)内に押入するこ
とが可能となる。
【0012】パイプ本体(1)内には、カートリッジ容器
(3)が押入されたとき、カートリッジ容器(3)の蓋体
(4)を突き破ることが出来る破断突起(8)が立設され
る。破断突起(8)で蓋体(4)が突き破られると、カート
リッジ容器(3)に収納された薬剤が流出し、パイプ本体
(1)内に装填されている含浸体にしみこみ、マウスピー
ス(2)から吸引することが出来る。破断突起(8)は、そ
の存在が薬剤の移動を阻害しないように構造となってお
り、図示の実施例では中心孔を有すると共に、枠体(9)
で破断突起(8)をパイプ本体(1)内に支持している。
【0013】この実施例1によれば、薬剤を収納したカ
ートリッジ容器(3)をパイプ本体(1)の先端に密封状態
を保持して装着しておくことが出来、使用に際してはカ
ートリッジ容器を回転して内方に押入し、開封すること
が出来るため、薬剤を収納したカートリッジ容器(3)を
パイプ本体(1)に組み付けた状態で携行することが出
来、携行に極めて便利であると共に、カートリッジ容器
の交換も簡単に行うことが出来る利点がある。
【0014】
【実施例2】図9〜12を参照して、実施例2は薬剤収
納体をカプセル体(10)とし、パイプ本体(1)内に挿入し
て配置し、押込部材(11)で押入するとき、破断突起(8)
で破断されて収納した薬剤の流出を許容するようにした
ものである。押込部材(11)は、パイプ本体(1)の先端と
押込部材(11)のフランジ(12)との間に介挿されたストッ
パーバンド(13)によって、押入が阻止されている。スト
ッパーバンド(13)を取り去ることにより、押込部材(11)
の押入が可能となり、押入によりカプセル体(10)が破断
突起(8)によって破断される。
【0015】図13〜15は、実施例2の一変形を示
し、押込部材(11)は、前記実施例1と同様の突条(14)を
その外周面に有し、該突条(14)を受け入れる凹状溝(15)
をパイプ本体(1)の内周面に形成し、突条と凹状溝とを
合致させるとき押込部材(11)の押入を可能として、カプ
セル体(10)を破断する。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、収納した薬剤の密封
性が高く、且つ容易に開封することが可能であると共
に、パイプ本体の先端に開封されるおそれがない状態で
薬剤収納体を装着して、パイプ本体と共に携行すること
が出来、使用に際しては簡単に薬剤収納体の開封が出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1にかかるパイプの外観斜視図
【図2】同要部の分解斜視図
【図3】カートリッジ容器を未開封の状態でパイプ本体
に装着した状態を示す斜視図
【図4】同開封状態を示す斜視図
【図5】未開封時の平面図
【図6】同断面図
【図7】開封時の平面図
【図8】同断面図
【図9】実施例2の断面図
【図10】同平面図
【図11】図9A−A’線断面図
【図12】開封時の断面図
【図13】実施例2の一変形の断面図
【図14】図13B−B’線断面図
【図15】開封時の断面図
【符号の説明】
(1)パイプ本体 (2)マウスピース (3)カートリッジ容器 (4)蓋体 (5)突条 (6)スリット (7)突起 (8)破断突起 (9)枠体 (10)カプセル体 (11)押込部材 (12)フランジ (13)ストッパーバンド (14)突条 (15)凹状溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】薬剤を密封状態で収納保持した薬剤収納体
    を、パイプ本体の先端部に開封を阻止する状態で保持
    し、使用に際して薬剤収納体を開封状態に移行可能とし
    たことを特徴とする薬剤吸引パイプ。
  2. 【請求項2】薬剤収納体が、筒状のカートリッジ容器か
    らなり、一端の開口部を破断容易な蓋体で閉止したこと
    を特徴とする請求項1記載の薬剤吸引パイプ。
  3. 【請求項3】薬剤収納体が、破断容易なカプセル体から
    なることを特徴とする請求項1記載の薬剤吸引パイプ。
  4. 【請求項4】互いに係合する突条とスリット又は凹状溝
    とを非合致状態にして、薬剤収納体の開封を阻止し、合
    致により薬剤収納体の開封を可能としたことを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれかに記載の薬剤吸引パイプ。
  5. 【請求項5】パイプ本体の先端との間にストッパー部材
    を介して薬剤収納体を開封状態に移行させうる押込部材
    を配置し、ストッパー部材の除去により押込部材をパイ
    プ本体内に押し込み可能として、薬剤収納体を開封可能
    としたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記
    載の薬剤吸引パイプ。
JP15171998A 1998-06-01 1998-06-01 薬剤吸引パイプ Pending JPH11342204A (ja)

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JP15171998A JPH11342204A (ja) 1998-06-01 1998-06-01 薬剤吸引パイプ

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JP15171998A JPH11342204A (ja) 1998-06-01 1998-06-01 薬剤吸引パイプ

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JPH11342204A true JPH11342204A (ja) 1999-12-14

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ID=15524798

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15171998A Pending JPH11342204A (ja) 1998-06-01 1998-06-01 薬剤吸引パイプ

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JP (1) JPH11342204A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018520832A (ja) * 2015-07-20 2018-08-02 メディカル、ディベロップメンツ、インターナショナル、リミテッドMedical Developments International Limited 吸入可能な液体のための吸入器デバイス
JP2020065538A (ja) * 2018-10-26 2020-04-30 日本たばこ産業株式会社 エアロゾル生成装置のカートリッジ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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