JPH11341634A - モーターローラ - Google Patents
モーターローラInfo
- Publication number
- JPH11341634A JPH11341634A JP16422398A JP16422398A JPH11341634A JP H11341634 A JPH11341634 A JP H11341634A JP 16422398 A JP16422398 A JP 16422398A JP 16422398 A JP16422398 A JP 16422398A JP H11341634 A JPH11341634 A JP H11341634A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- motor
- case
- roller
- rubber lining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
- Electric Cable Installation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケーブル布設などに用いられるモータローラ
において、ケーブルと接触するゴムライニングを容易に
取り替えできるようにする。 【解決手段】 モーターローラのケースを二重構造とす
る。つまり、モータ4と、モータの駆動により回転され
る円筒状のケース3と、ケース3の外周に着脱自在の円
筒状のドラム2と、ドラム2の外周を覆うゴムライニン
グ層8とを具える。ドラム2はボルト10によりケース3
に取り付けられているため、このボルト10を外せば、容
易にドラム2を取り外しでき、ドラム2およびこれと一
体のゴムライニング層8を交換することができる。
において、ケーブルと接触するゴムライニングを容易に
取り替えできるようにする。 【解決手段】 モーターローラのケースを二重構造とす
る。つまり、モータ4と、モータの駆動により回転され
る円筒状のケース3と、ケース3の外周に着脱自在の円
筒状のドラム2と、ドラム2の外周を覆うゴムライニン
グ層8とを具える。ドラム2はボルト10によりケース3
に取り付けられているため、このボルト10を外せば、容
易にドラム2を取り外しでき、ドラム2およびこれと一
体のゴムライニング層8を交換することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモーターローラに関
するもので、特にケーブルを支持・搬送して布設する際
に好適なモーターローラに関するものである。
するもので、特にケーブルを支持・搬送して布設する際
に好適なモーターローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりケーブルを布設する際に用いる
延線装置として実公昭57-14484号公報記載のものが知ら
れている。これは、地上のドラムからケーブルを引き出
して地下の洞道内にケーブルを布設する際などに用いる
装置である。ケーブルの先端は洞道内のウィンチにより
牽引され、ケーブルの中間は複数のローラと延線コロに
支持されてこれらの上を走行する。各ローラは円筒状の
ケースを具え、このケースは内蔵されたモータで回転さ
れる。ローラの外周には、ケーブルがスリップしないよ
うに、摩擦係数の大きいゴムライニング層などを一体化
している。
延線装置として実公昭57-14484号公報記載のものが知ら
れている。これは、地上のドラムからケーブルを引き出
して地下の洞道内にケーブルを布設する際などに用いる
装置である。ケーブルの先端は洞道内のウィンチにより
牽引され、ケーブルの中間は複数のローラと延線コロに
支持されてこれらの上を走行する。各ローラは円筒状の
ケースを具え、このケースは内蔵されたモータで回転さ
れる。ローラの外周には、ケーブルがスリップしないよ
うに、摩擦係数の大きいゴムライニング層などを一体化
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のローラ
ではゴムライニング層とケースとが一体となっており、
ゴムライニング層がケーブルとの摺接により摩耗しても
独立して取り替えることができない。そのため、ゴムラ
イニング層が摩耗するとローラごと取り替える必要があ
った。従って、本発明の主目的は、ゴムライニング層を
容易に取り替えることができるモーターローラを提供す
ることにある。
ではゴムライニング層とケースとが一体となっており、
ゴムライニング層がケーブルとの摺接により摩耗しても
独立して取り替えることができない。そのため、ゴムラ
イニング層が摩耗するとローラごと取り替える必要があ
った。従って、本発明の主目的は、ゴムライニング層を
容易に取り替えることができるモーターローラを提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はローラのケース
を二重構造とすることで上記の目的を達成する。すなわ
ち、本発明モーターローラは、モータと、モータの駆動
により回転される円筒状のケースと、ケースの外周に着
脱自在の円筒状のドラムと、ドラムの外周を覆う摩擦係
数の大きい被覆材とを具えることを特徴とする。摩擦係
数の大きい被覆材はゴムが好適である。
を二重構造とすることで上記の目的を達成する。すなわ
ち、本発明モーターローラは、モータと、モータの駆動
により回転される円筒状のケースと、ケースの外周に着
脱自在の円筒状のドラムと、ドラムの外周を覆う摩擦係
数の大きい被覆材とを具えることを特徴とする。摩擦係
数の大きい被覆材はゴムが好適である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明モーターローラの縦断面図、図2は
同外観斜視図である。図示のように、このローラはロー
ラ本体1とゴムライニング層8を有するドラム2とから
構成される。ローラ本体1は、円筒状のケース3と、そ
の内部に配置されたモータ4とを具える。モータ4の軸
は減速機5に連結され、減速機5を構成するギアがケー
ス3の内周に噛合して、モータ4の駆動力はケース3に
伝達される。ケース3はベアリング6を介してローラ軸
7に軸支されており、モータ4が回転するとローラ軸7
に対してケース3が回転される。
する。図1は本発明モーターローラの縦断面図、図2は
同外観斜視図である。図示のように、このローラはロー
ラ本体1とゴムライニング層8を有するドラム2とから
構成される。ローラ本体1は、円筒状のケース3と、そ
の内部に配置されたモータ4とを具える。モータ4の軸
は減速機5に連結され、減速機5を構成するギアがケー
ス3の内周に噛合して、モータ4の駆動力はケース3に
伝達される。ケース3はベアリング6を介してローラ軸
7に軸支されており、モータ4が回転するとローラ軸7
に対してケース3が回転される。
【0006】ここで、ケース3の外周にドラム2を着脱
自在に取り付けた。ドラム2はケース3に外嵌される円
筒状のもので、外周にゴムライニング層8が被覆されて
いる。ケース3およびドラム4の両端部の外周にはそれ
ぞれボルト孔9A,9B が形成され、両者のボルト孔9A,9B
を位置合わせしてボルト10をねじ込むことでケース3と
ドラム2とを一体化している。従って、ケース3の回転
に伴ってドラム2(ゴムライニング層8)も回転する。
自在に取り付けた。ドラム2はケース3に外嵌される円
筒状のもので、外周にゴムライニング層8が被覆されて
いる。ケース3およびドラム4の両端部の外周にはそれ
ぞれボルト孔9A,9B が形成され、両者のボルト孔9A,9B
を位置合わせしてボルト10をねじ込むことでケース3と
ドラム2とを一体化している。従って、ケース3の回転
に伴ってドラム2(ゴムライニング層8)も回転する。
【0007】ケーブル布設時、ケーブル布設路に上記の
ローラを複数並べ、これらのローラでケーブルを支持す
る。そして、モータ4によりローラ軸7に対してケース
3を回転し、最外周のゴムライニング層8との摩擦によ
りケーブルを走行させる。
ローラを複数並べ、これらのローラでケーブルを支持す
る。そして、モータ4によりローラ軸7に対してケース
3を回転し、最外周のゴムライニング層8との摩擦によ
りケーブルを走行させる。
【0008】ケーブルの走行によりゴムライニング層8
が摩耗すると新しいドラムに交換すればよい。交換する
際には、まずボルト10を外してドラム2のボルト孔9Aを
露出させる。次に、図3に示すように、ドラムのボルト
孔9Aに嵌合する突起12を持ったプーリー抜き11をドラム
2に装着し、プーリー抜き11のハンドル13を回転してロ
ーラ軸7を押圧する。そして、ローラ本体を軸方向に押
し込んでドラム2をローラ本体から引き抜けば容易に交
換作業を行うことができる。
が摩耗すると新しいドラムに交換すればよい。交換する
際には、まずボルト10を外してドラム2のボルト孔9Aを
露出させる。次に、図3に示すように、ドラムのボルト
孔9Aに嵌合する突起12を持ったプーリー抜き11をドラム
2に装着し、プーリー抜き11のハンドル13を回転してロ
ーラ軸7を押圧する。そして、ローラ本体を軸方向に押
し込んでドラム2をローラ本体から引き抜けば容易に交
換作業を行うことができる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明モーターロ
ーラによれば、ケースの外周に着脱自在のドラムを外嵌
し、このドラムに摩擦係数の大きい被覆材を一体化させ
たことで、ドラム(被覆材)をケースから外して取り替
えることができる。これにより、モーターローラ本体は
長期間有効に使用することができる。
ーラによれば、ケースの外周に着脱自在のドラムを外嵌
し、このドラムに摩擦係数の大きい被覆材を一体化させ
たことで、ドラム(被覆材)をケースから外して取り替
えることができる。これにより、モーターローラ本体は
長期間有効に使用することができる。
【図1】本発明モーターローラの縦断面図である。
【図2】本発明モーターローラの外観斜視図である。
【図3】本発明ローラのドラムの交換手順を示す説明図
である。
である。
1 ローラ本体 2 ドラム 3 ケース 4 モータ
5 減速機 6 ベアリング 7 ローラ軸 8 ゴムライニング層
9A,9B ボルト孔 10 ボルト 11 プーリー抜き 12 突起 13 ハンド
ル
5 減速機 6 ベアリング 7 ローラ軸 8 ゴムライニング層
9A,9B ボルト孔 10 ボルト 11 プーリー抜き 12 突起 13 ハンド
ル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000005186 株式会社フジクラ 東京都江東区木場1丁目5番1号 (72)発明者 五味 善昭 愛知県名古屋市熱田区横田2丁目3番24号 中部電力株式会社中央送変電建設所内 (72)発明者 石原 勇人 愛知県名古屋市熱田区横田2丁目3番24号 中部電力株式会社中央送変電建設所内 (72)発明者 中澤 勝広 愛知県名古屋市熱田区横田2丁目3番24号 中部電力株式会社中央送変電建設所内 (72)発明者 山崎 敏夫 愛知県名古屋市熱田区横田2丁目3番24号 中部電力株式会社中央送変電建設所内 (72)発明者 小木曽 充宏 愛知県名古屋市熱田区横田2丁目3番24号 中部電力株式会社中央送変電建設所内 (72)発明者 前野 守孝 愛知県名古屋市熱田区横田2丁目3番24号 中部電力株式会社中央送変電建設所内 (72)発明者 宮本 哲次 東京都世田谷区桜新町2丁目13番2号 住 友電気工業株式会社東京工事センター内 (72)発明者 中谷 篤司 大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友電 気工業株式会社大阪製作所内 (72)発明者 松田 和彦 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 松本 博志 愛知県名古屋市東区大官町41−3 日立電 線株式会社中部工事センター内 (72)発明者 吉田 一秋 東京都江東区木場1丁目5番1号 株式会 社フジクラ内
Claims (2)
- 【請求項1】 モータと、 モータの駆動により回転される円筒状のケースと、 ケースの外周に着脱自在の円筒状のドラムと、 ドラムの外周を覆う摩擦係数の大きい被覆材とを具える
ことを特徴とするモーターローラ。 - 【請求項2】 摩擦係数の大きい被覆材がゴムであるこ
とを特徴とする請求項1記載のモーターローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16422398A JPH11341634A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | モーターローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16422398A JPH11341634A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | モーターローラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11341634A true JPH11341634A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15789021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16422398A Pending JPH11341634A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | モーターローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11341634A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020181959A1 (zh) * | 2019-03-14 | 2020-09-17 | 青岛理工大学 | 矿井暗道柔性推进布线方法 |
-
1998
- 1998-05-27 JP JP16422398A patent/JPH11341634A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020181959A1 (zh) * | 2019-03-14 | 2020-09-17 | 青岛理工大学 | 矿井暗道柔性推进布线方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040330 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040507 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041004 |