JPH11341564A - Phs端末装置および子機間直接通信方法 - Google Patents

Phs端末装置および子機間直接通信方法

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JPH11341564A
JPH11341564A JP10143649A JP14364998A JPH11341564A JP H11341564 A JPH11341564 A JP H11341564A JP 10143649 A JP10143649 A JP 10143649A JP 14364998 A JP14364998 A JP 14364998A JP H11341564 A JPH11341564 A JP H11341564A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PHS 子機間直接通信にてサーバ−クライアン
トなどのデータ通信を効率よく実行する。 【解決手段】 識別メッセージ生成部202 は、接続され
た情報機器からの識別符号に基づいてサーバ、クライア
ントを識別する識別メッセージを発呼の際に送信する。
予約メッセージ生成部312 は、情報機器からのデータに
基づいてそれぞれのフレームにて送信しようとする連続
スロット数を予約するメッセージを生成する。スロット
数比較部314 は相手端末からの予約スロット数と自局の
予約スロット数とを比較する。スロット数設定部316
は、スロット数比較部314 からの比較結果に基づいてそ
れぞれのフレームにて送信する連続スロット数を設定す
る。これにより、それぞれのフレームにて上下非対称の
連続スロット数により上下非対称の速度にてデータ通信
が実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PHS 端末装置およ
び子機間直接通信方法に係り、特に、たとえば、クライ
アント−サーバ間のデータ通信に用いて好適なPHS 端末
装置および子機間直接通信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コードレス電話を屋内のみならず
屋外でも使用可能としたパーソナルハンディホンシステ
ム(PHS) では、PHS 子機にコンピュータなどの情報機器
を接続して、それらの間にてデータ通信を可能としたデ
ータ通信サービスが提供されつつある。また、このシス
テムでは、子機間直接通話が可能となっていた。
【0003】従来、上記のようなPHS 子機間の直接通信
によりデータ通信を行なう場合は、たとえば、ARIB(社
団法人電波産業会)が定めるパーソナルハンディホンシ
ステムの統一規格であるRCR STD-28(第二世代コードレ
ス電話システム標準規格第1版)に従って、1フレーム
当たり相互に1スロットづつ送受信して、双方ともに同
じ速度にてデータ通信を行なうものであった。
【0004】つまり、この規格では、それぞれ5ms の長
さのTDMA (time division multipule access)フレーム
を8分割して、上下回線に4チャネルづつを割り当て、
そのうち上下回線1チャネルを制御用スロットとして、
上下回線にて残り3チャネルを通信用スロットに割り当
てて、同時に最大3チャネルの通信を可能としていた。
この場合、1チャネル当たり最大32kbpsの通信速度であ
った。
【0005】すなわち、子機間直接通信の場合は、3つ
の通信チャネルのうちのいずれか1つの通信チャネルに
て、上下回線交互に1スロットづつのデータを順次送受
信することにより、最大32kbpsの伝送速度にて上下対称
的にデータ通信を行なうことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術では、上下回線双方ともに同じ伝送速度に
てデータ通信を行なうので、上り回線と下り回線のデー
タ量が大きく異なる場合などには伝送効率が悪くなると
いう問題があった。
【0007】たとえば、一方のPHS 子機にファイルサー
バなどの情報機器が接続され、他方のPHS 子機にクライ
アント側の情報機器が接続されて、これらの間にてファ
イル転送などのデータ通信を行なう場合、たとえば、サ
ーバ側からクライアント側へのファイル送信がほとんど
を占めることになり、上下回線を合わせたシステム全体
の伝送効率が低くなるといった問題が生じる。また、フ
ァイルとして画像などの大容量のデータを含む場合、さ
らに伝送速度を上げて通信時間を短くしたいなどの課題
があった。
【0008】本発明は上述の課題を解決し、上下回線の
少なくとも一方の伝送速度を高めて上下非対称のデータ
通信を行なうことができ、したがって、上下回線にてデ
ータ量が大きく異なる場合にシステム全体の伝送効率を
高めることができるPHS 端末装置および子機間直接通信
方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による子機間直接
通信方法は上述した課題を解決するために、PHS 子機に
データ通信を行なう情報機器をそれぞれ接続し、PHS 子
機間の直接通信の際の時分割多重フレームの無線回線を
介してデータ通信する子機間直接通信方法であって、一
方のPHS 子機にデータ通信のサーバとなる情報機器を接
続するとともに他方のPHS 子機にクライアントとなる情
報機器を接続し、サーバ側のPHS 子機からクライアント
側のPHS 子機に子機間通信の任意の通信チャネルにて発
呼して、その通信チャネルにてPHS 子機間の上下回線の
同期をとり、次いで、少なくとも一方のPHS 子機から他
方のPHS 子機への下り回線に、時分割多重フレームのm
個の通信スロットのうち、同期をとった通信チャネルの
スロットから連続するn個(nは1〜mの自然数)の通
信スロットを設定して、以降、それぞれ設定したTDMAフ
レームにて一方のPHS 子機からnスロット、他方のPHS
子機から(m-n) スロットのうちのいくつかのスロットを
用いて上下非対称の速度にてデータ通信することを特徴
とする。
【0010】この場合、クライアント側からサーバ側に
発呼した場合には、サーバ側のPHS子機にて一旦回線を
断としてから該当のクライアント側のPHS 子機にコール
バックして、サーバ側のPHS 子機からクライアント側の
PHS 子機への無線回線を下り回線とするとよい。
【0011】また、本発明による子機間直接通信方法
は、PHS 子機間の同期をとった後に、設定しようとする
通信スロットの数を通信チャネルの低速付随制御チャネ
ルを用いて相互に送信し、両者の通信スロット数がm個
以上となる場合には、少なくともm個以下となるように
調整してそれぞれ設定すると有利である。
【0012】さらに、相手子機からのスロット数の予約
を受けたそれぞれの子機は、自局の予約スロット数と相
手局の予約スロット数を比較して、スロット数の多い方
を優先して設定し、スロット数の少ない方は残りのスロ
ット数を設定するとよい。
【0013】また、低速付随制御チャネルには、データ
送信の優先度を表わす情報を付加して、優先度の高いス
ロット数を優先して設定すると有利である。
【0014】さらに、予約スロット数が同数の場合また
は優先度が同程度の場合には、サーバ側のスロット数を
優先して設定するとよい。
【0015】また、本発明による子機間直接通信方法に
おいて、一方のPHS 子機は、データ送信を開始する最初
のフレームにてまず1スロットを送信して、順次フレー
ム毎に1スロットづつ増加し、設定した最大nスロット
までフレーム内のスロット数を順次増大させつつデータ
通信することを特徴とする。
【0016】この場合、他方のPHS 子機は、少なくとも
1フレームに1スロットを設定しておき、受信データの
異常を検出した際にそのスロットにて相手子機に異常を
報知して、その異常報知を受けた一方のPHS 子機は、異
常が解除されるまでスロット数をフレーム毎に順次1ス
ロットづつ減少させて送信して、異常が解除されると再
びスロット数を1スロットづつ増やして送信すると有利
である。
【0017】また、受信データの異常検出の際の報知ま
たは異常解除の際の報知は、通信スロットの低速付随制
御チャネルに付加した情報であるとよい。
【0018】さらに他方のPHS 子機は、設定した少なく
とも1スロットを時分割多重フレームの最初のスロット
から少なくとも2分の1フレーム後であって、一方のPH
S 子機からの連続するnスロットを受信した後のいずれ
かの通信スロットとして送信するとよい。
【0019】この場合、他方のPHS 子機からの通信スロ
ットは、時分割多重フレームの最後尾の通信スロットで
あると有利である。
【0020】一方、本発明によるPHS 端末装置は、PHS
子機と、PHS 子機に接続されてデータ通信する情報機器
とを含むPHS 端末装置であって、少なくとも子機間直接
通信の際に、時分割多重フレームにて連続する任意の数
の通信スロットを形成自在な連続スロット形成手段と、
相手端末に発呼した際に自局がサーバであるかクライア
ントであるかを知らせるメッセージを形成する識別メッ
セージ形成手段と、そのメッセージに基づいて、発呼し
た相手端末がクライアントの場合に自動再発呼するコー
ルバック制御手段と、送信しようとするデータ量に基づ
いて1フレームに予約するスロット数を表わす予約メッ
セージを形成する予約メッセージ形成手段と、相手端末
から予約メッセージを受けた際に、その予約スロット数
と自局の予約スロット数と比較してその比較結果に基づ
いて連続スロット形成手段に自局のスロット数を設定す
るスロット数設定手段とを含むことを特徴とする。
【0021】この場合、予約メッセージ形成手段は、予
約スロット数とともに、データ送信の優先度を表わす情
報を通信スロットの低速付随制御チャネルに付加する優
先度設定手段を含むとよい。
【0022】また、スロット数設定手段は、相手局およ
び自局の予約スロット数とともに、その優先度に基づい
て連続スロット形成手段にスロット数を設定すると有利
である。
【0023】さらに、スロット数設定手段は、予約スロ
ット数が同一の場合、または優先度が同一の場合には、
サーバ側のスロット数を優先して設定すると有利であ
る。
【0024】また、スロット数設定手段は、データを送
信する最初のフレームにて1スロット設定し、順次フレ
ーム毎に1スロットづつ増やして、最大予約したnスロ
ットまでフレーム内のスロット数を順次増加させつつ連
続スロット形成手段にスロット数を設定する設定スロッ
ト計数手段を含むと有利である。
【0025】この場合、設定スロット計数手段は、相手
端末から送信データの異常報知を受けた際にスロット数
をフレーム毎に1スロットづつ順次減少させて設定し、
異常解除の報知を受けた際に再びスロット数を順次増大
させるとよい。
【0026】また、本発明によるPHS 端末装置は、クラ
イアント側の装置である場合、少なくとも1フレームに
1スロットを設定して、そのスロットにて受信データの
異常を報知するメッセージを形成する異常メッセージ報
知手段を含むとよい。
【0027】この場合、クライアント側の装置は、設定
した少なくとも1スロットを時分割多重フレームの最初
のスロットから少なくとも2分の1フレーム後であっ
て、サーバ側からの連続するnスロットを受信した後の
いずれかの通信スロットとして形成するスロット形成手
段を含むとよい。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
によるPHS 端末装置および子機間直接通信方法の実施例
を詳細に説明する。図1には、本発明による子機間直接
通信方法が適用されるPHS 端末装置の一実施例が示され
ている。本実施例によるPHS 端末装置は、子機間直接通
信可能なPHS 子機にデータ通信を行なうコンピュータな
どの情報機器が接続されたデータ通信装置であり、たと
えば、図2に示すように、ファイルサーバなどのデータ
機器30が接続された一方のPHS 子機10と、サーバにアク
セスするクライアント側のデータ機器40が接続された他
方のPHS 子機20との直接通信によりサーバ−クライント
間のデータ通信を効率よく実行するそれぞれ通信端末で
ある。
【0029】特に、本実施例では、PHS 子機10,20 は、
子機間直接通信の際にTDMA (time division multiple a
ccess) 方式の時分割多重フレームにおける6つの通信
スロットのうちいくつかのスロットを連続的に形成して
送信し、たとえば、データ量が多いサーバ側からクライ
アント側への下り回線に、上り回線より多い通信スロッ
トを用いて上下非対称のデータ通信を実現する点が主な
特徴点である。
【0030】図3を参照して、本実施例のPHS 端末装置
に適用されるPHS 子機10,20 のハードウェア構成を説明
すると、本実施例のPHS 子機10,20 は、音声通話のみな
らず情報機器30,40 と接続した際にデータ通信可能なPH
S 移動局であって、たとえばTDMA処理回路100 と、変調
回路102 と、復調回路104 と、高周波回路106 と、音声
処理回路108 と、制御回路110 と、データインタフェー
ス回路112 とを含む。
【0031】TDMA処理回路100 は、音声処理回路108 か
らの音声符号または制御回路110 からのデータおよび制
御メッセージをTDMAフレームのスロットに組み立る機能
と、受信したスロットを元の符号またはデータに分解す
る機能とを有する信号処理回路である。特に本実施例で
は、TDMA処理回路100 は、子機間直接通信の際に制御回
路110 の制御の下にTDMA方式のスロットをそれぞれのフ
レーム毎に所定のタイミングにて1〜6スロット連続的
に生成および復元可能な連続スロット形成機能を有する
回路である。
【0032】それぞれの通信スロットは、図4に示すよ
うに、4ビットの過度応答用ランプタイム(R) と、2ビ
ットのスタートシンボル(SS)と、6ビットのプリアンブ
ル(PR)と、16ビットの同期ワード(UW)と、4ビットのチ
ャネル種別(CI)と、16ビットの低速制御チャネル(SA)
と、160 ビットの情報チャネル(I(TCH))と、16ビットの
誤り訂正符号(CRC) と、16ビットのガードビット(G) と
を含み、チャネル種別CIおよび低速制御チャネルSAは制
御回路110 から供給され、情報チャネルI は音声符号の
場合に音声処理回路108 から、データの場合に制御回路
110 を介してそれぞれ供給される。
【0033】図3に戻って変調回路102 は、TDMA処理回
路100 からのスロットを所望のチャネルの周波数にて変
調する変調器であり、たとえば、本実施例では直交変調
方式の一種であるπ/4シフトQPSK (quadrature phase s
hift keying) 方式の変調回路が有効に適用される。た
とえば、子機間直接通信の場合、1.895 〜1.898GHzのう
ち10チャネルの周波数が割り当てられており、本実施例
では周囲の状況に応じて任意の周波数チャネルにてそれ
ぞれのスロットを変調する。
【0034】復調回路104 は、自局宛てのスロットを復
調する復調器であり、たとえば、π/4シフトQPSK変調の
信号を有効に復調する直交遅延検波器などが有効に適用
される。本実施例では変調回路102 での周波数チャネル
と同様の周波数に切り替えるため、周波数シンセサイザ
などを変調回路102 と共有する。
【0035】高周波回路106 は、変調回路102 からのTD
MAスロットを高周波増幅してアンテナ114 を介して送信
する送信回路と、アンテナ114 を介して受信したTDMAフ
レームから自局宛ての周波数チャネルを選択的に受信す
る受信回路とを含む。
【0036】音声処理回路108 は、マイクおよびスピー
カを含む送受話器に接続されて、入力した音声信号を高
能率符号化する符号化回路および受信した音声符号を復
号する復号回路を含む処理回路である。
【0037】制御回路110 は、発着呼時のメッセージ生
成および通信時のタイミング処理など上記各回路100 〜
108 を制御する中央処理装置(CPU) であり、本実施例で
は後述するように発着呼処理部および情報機器30,40 か
らのデータに所定の処理を施すデータ処理部などを含
む。
【0038】データインタフェース回路112 は、情報機
器30,40 からのデータをインタフェースする回路であ
り、情報機器30,40 との接続部およびUART (universal
asynchronous receiver-transmitter) などのプロトコ
ル処理部を含む。接続部は、RS232Cなどのシリアル回線
に着脱自在となっており、プロトコル処理部は非同期シ
リアルデータの通信プロトコルを処理する回路である。
【0039】上記のようなPHS 子機10,20 にサーバ側の
情報機器30とクライアント側の情報機器40がそれぞれ接
続されて本実施例によるPHS 端末装置が形成される。そ
の要部は、図1に示すように、PHS 子機10,20 の制御回
路110 と情報機器30,40 の通信ソフトウェアとが協動し
て本実施例特有のデータ通信を提供する。
【0040】詳しくは、図1に示すように、情報機器3
0,40 の通信ソフト側には、番号入力部300 と、サーバ
−クライアント識別部310 と、データ量演算部312 とを
含み、PHS 子機10,20 の制御回路110 側には、発着呼処
理部200 と、データ処理部210とを含む。番号入力部300
は、キーボード等から随時またはあらかじめ入力され
た子機番号をPHS 子機10,20 に供給する入力処理部であ
り、特に、本実施例では自局がサーバであるかクライア
ントであるかを識別するための識別符号を付してPHS 子
機10,20 に供給する。
【0041】サーバ−クライアント識別部310 は、PHS
子機10,20 からの着呼メッセージを受けて相手子機10,2
0 に接続された情報機器30,40 がサーバであるかクライ
アントであるかを識別する処理部である。自局がサーバ
である場合はPHS 子機10,20にコールバック指示を送出
する。
【0042】データ量演算部312 は、自局が送信しよう
とするデータのデータ量を求めてPHS 子機10,20 に供給
するデータ量指示部であり、たとえば、相手端末からの
指示に応じたファイルを検索してそのデータ量を求め
る。また、本実施例では、データ送信を優先するか、デ
ータ受信を優先するかなどに応じて、その優先度を表わ
す符号をデータ量に付加してPHS 子機10,20 に供給する
とよい。
【0043】一方、発着呼処理部200 は、データ機器3
0,40 からの番号入力に応動して発呼処理し、また着呼
の際の所定の処理を実行する処理部であり、特に、本実
施例では発呼の際に自局がサーバであるかクライアント
であるかを識別するための識別メッセージを生成する識
別メッセージ生成部202 と、相手端末からのメッセージ
を解読して所定の制御あるいはメッセージを転送するメ
ッセージ受信部204 と、情報機器30,40 からのコールバ
ック指示に応じて一旦回線を断として該当の子機に再発
呼するコールバック制御部206 などを含む。
【0044】データ処理部210 は、情報機器30,40 から
のデータをTDMA処理回路100 に転送するデータ転送部で
あり、特に、本実施例では発着呼時にデータ量に応じた
予約スロット数のメッセージを生成する予約メッセージ
生成部212 と、相手端末からの予約スロット数と自局の
予約スロット数を比較するスロット数比較部214 と、そ
の結果からTDMA処理回路100 にスロット数を設定するス
ロット数設定部216 とを含む。
【0045】たとえば、本実施例では、予約メッセージ
生成部212 は、図5に示すように、16ビットの低速制御
チャネルSAに、14ビットにて表わす予約スロット数と、
2ビットにて表わす優先度とを設定するとよい。優先度
は、受信優先の場合に優先度"0" 、通常の場合に優先
度"1" 、送信優先の場合に優先度"2" とする。スロット
数設定部216 は、スロット数の比較結果と優先度を考慮
して、第1に優先度の高い方のスロット数を優先し、第
2にスロット数の多い方を優先し、優先度が同程度であ
り、かつスロット数が同じ数の場合にはサーバ側のスロ
ット数を優先して設定する。自局が優先する場合、送信
した予約スロット数を設定し、優先しない場合は、6ス
ロットから相手スロット数を引いた残りのスロット数を
設定するとよい。
【0046】以上のような構成のPHS 端末装置におい
て、本実施例による子機間直接通信方法を図6を参照し
て説明すると、まず、たとえば、あらかじめPHS 子機10
にサーバ側の情報機器30を接続し、PHS 子機20にクライ
アント側の情報機器40を接続しておき、いずれか一方の
情報機器30,40 から相手子機番号を入力するかあるいは
あらかじめ登録しておいた子機番号を選択して発呼す
る。
【0047】たとえば、クライアント側から発呼した場
合、子機10の選択番号が情報機器40からPHS 子機20に供
給されて、その制御回路110 にて呼出メッセージが生成
される。この際、自局がクライアントであることを示す
識別符号が付加されて、その呼出メッセージがTDMA処理
回路100 に供給される。
【0048】これにより、呼出メッセージはTDMA処理回
路100 にて所定のタイミングにて通信スロットに形成さ
れて、変調回路102 にて子機間直接通信の周波数チャネ
ルにて変調されて、高周波回路106 からアンテナ114 を
介してサーバ側のPHS 子機10に送信される。
【0049】サーバ側のPHS 子機10では、子機20からの
呼出メッセージをアンテナ114 を介して高周波回路106
にて受信すると、これを復調回路104 にて子機間直接通
信の周波数チャネルにて復調してTDMA処理回路100 に供
給する。これにより、呼出メッセージは、TDMA処理回路
100 にて通信スロットから取り出され、制御回路110に
供給される。次に、制御回路110 では呼出メッセージを
解読して相手端末の識別符号を取り出して情報機器30に
供給する。
【0050】これにより、情報機器30では識別符号から
相手端末がクライアントであることを検出すると、PHS
子機10にコールバック指示を供給する。コールバック指
示を受けたPHS 子機10では、一旦回線を断として相手子
機番号から呼出メッセージを生成する。この際、クライ
アント側では回線が断となると、待ち受け状態に復旧す
る。
【0051】次に、PHS 子機10からの呼出メッセージ
は、上記と同様にスロットに組み立てられて、子機間直
接通信の周波数チャネルにて変調されて、PHS 子機20に
向けて再発呼される。
【0052】次に、呼出メッセージを受けたクライアン
ト側では、所定の着呼処理を開始する。たとえば、PHS
子機20では、同期スロットを生成して、サーバ側のPHS
子機10からの呼出スロットの受信時から1/2 フレーム後
のタイミングにて、これを送信する。
【0053】クライアント側のPHS 子機20からの同期ス
ロットを受信したPHS 子機10では、同様に所定のタイミ
ングにて下りの同期スロットを生成して、これを送信す
る。これにより、フレーム同期がとれると、PHS 子機20
では呼出メッセージに対する応答メッセージを生成して
上記と同様に送信する。
【0054】次に、応答メッセージを受けたPHS 子機10
では、ビット同期をとるために、たとえば情報チャネル
の所定のアイドルバーストを生成して、これを上記と同
様に送信する。これに対して下り回線からアイドルバー
ストを受けたPHS 子機20では下り回線と同様に上り回線
のアイドルバーストを生成して送信する。この結果、双
方にてビットオーダでの同期が確立する。
【0055】次に、それぞれのPHS 子機10,20 では、そ
れぞれの情報機器30,40 から送信しようとするデータ量
およびその優先度の指示を受けると、これらに基づいて
予約メッセージを生成して、これを低速制御チャネルSA
として形成してTDMA処理回路100 に供給する。
【0056】これにより、まず、サーバ側のPHS 子機10
にて予約メッセージを含む通信スロットが形成されて、
上記と同様にPHS 子機20に向けて送信される。同様に、
予約メッセージを受けたクライアント側のPHS 子機20で
は、自局の予約メッセージを含む通信スロットを形成し
てPHS 子機10に送信する。
【0057】次に、予約メッセージを受けたそれぞれの
PHS 子機10,20 では、制御回路110にてメッセージを検
出すると、スロット数比較部214 にて相手端末の予約ス
ロット数と自局の予約スロット数を比較して、その結果
をスロット数設定部216 に供給する。これにより、スロ
ット数設定部216 では、予約スロット数の比較結果と優
先度から自局のスロット数を決定して、その結果をTDMA
処理回路100 に設定する。
【0058】たとえば、サーバ側の予約スロット数が"
5" 、クライアント側の予約スロット数が"3" であった
として、優先度が同じ値であったとすると、サーバ側に
てスロット数を"5" に設定して、クライアント側ではス
ロット数を"1" に設定する。この場合、たとえば、クラ
イアント側の優先度が高い場合には、サーバ側にスロッ
ト数"3" が設定され、クライアント側にスロット数"3"
が設定される。また、たとえば、予約スロット数が双方
共に同じ数、たとえば"4" であって、優先度が同じ値の
場合、サーバ側が優先されて、サーバ側にスロット数"
4" が設定され、クライアント側にスロット数"2" が設
定される。
【0059】このようにして6つの通信スロットのうち
サーバ側にてnスロット、クライアント側にてmスロッ
トがTDMA処理回路100 にそれぞれ設定されると、情報機
器30,40 から順次データがPHS 子機10,20 に供給されて
データ通信が開始される。
【0060】まず、サーバ側では情報機器40からnスロ
ット分のデータがPHS 子機10の制御回路110 に供給され
ると、制御回路110 は順次スロット毎の情報チャネルTC
H のビット量のデータに分割してTDMA処理回路100 に供
給する。これにより、TDMA処理回路100 ではそれぞれの
情報チャネルのデータを通信スロットに組み立てて、n
個連続した通信スロットを形成する。この場合、基地局
との間の制御スロットの送信タイミングがある場合はも
ちろんそのタイミングをずらして通信スロットが形成さ
れる。生成された通信スロットは、順次変調回路102 に
て子機間直接通信の周波数チャネルにて変調されて、さ
らに高周波回路106 にて高周波増幅されてアンテナ114
から送信される。
【0061】クライアント側では、PHS 子機20にてアン
テナ114 を介して高周波回路106 にて連続スロットを受
信すると、これらは順次復調回路104 にて復調されてTD
MA処理回路100 に供給される。これにより、TDMA処理回
路100 にて通信スロットの情報チャネルTCH から取り出
されたデータが制御回路110 に供給され、さらに制御回
路110 からデータインタフェース回路112 を介して情報
機器40に供給されて、その記憶装置などに格納される。
【0062】これに対して情報機器40からのデータは、
サーバ側からn個の連続スロットを受信した後に、PHS
子機20にてm個の通信スロットに形成されて、上記と同
様に送信される。
【0063】以下、同様にそれぞれのTDMAフレームにて
サーバ側からn個の連続スロット、クライアント側から
m個の連続スロットが送信されて、上り下り回線にて非
対称の速度にてデータ通信が実行される。この際、いず
れか一方のデータ送信が終了すると、他方のデータ送信
が終了するまで、一方のPHS 子機からは上記と同様のタ
イミングにてたとえばアイドルバーストと同様の通信ス
ロットが形成されて送信される。これにより、TDMAフレ
ームの同期が損なわれることなく、通信が円滑に実行さ
れる。
【0064】次に、さらにデータ送信が必要な場合に
は、情報機器30,40 からそのデータ量および優先度を上
記と同様にPHS 子機10,20 に供給すると、PHS 子機10,2
0 では再びそのデータ量に応じた予約メッセージを生成
して、相手端末に送信する。これにより、PHS 子機10,2
0 では、再び相手端末からの予約スロット数および優先
度から新たにデータ量に応じた連続スロット数をTDMA処
理回路100 に設定して、上記と同様に上下非対称のデー
タ通信を実行する。
【0065】以下、同様にたとえば、ファイル毎、ある
いはデータ毎に、連続的に送信するスロット数を設定し
て、上記と同様に上下非対称のデータ通信を実行する。
通信が終了すると、回線を断として、サーバ側では他の
クライアントからのアクセス待ち状態となる。
【0066】以上のように、本実施例によるPHS 端末装
置および子機間直接通信方法によれば、それぞれの情報
機器30,40 から送信しようとするデータ量に応じてPHS
子機10,20 から相手端末に設定しようとする予約スロッ
ト数を送信し、相手端末の予約スロット数および優先度
に応じて、自局の連続スロット数を設定して、上下非対
称のデータ通信を実行するので、一方のデータ量が他方
のデータ量と比較して多い場合、上下非対称の速度にて
効率よくデータ通信を実現することができる。この場
合、1フレームに複数のスロットを送信するようにした
ので、たとえば、スロット当たり32kb/sのデータ速度で
ある場合、最大6スロットを送信するとして、最大192k
b/s まで送信速度を上げることができ、大容量のデータ
を短時間に送信することができる。
【0067】次に、図7には本発明によるPHS 端末装置
の他の実施例が示されている。この図において上記実施
例と異なる点は、データ処理部210 に、そのスロット数
設定部216 にデータを送信する最初のフレームにて1ス
ロット設定し、順次フレーム毎に1スロットづつ増やし
て、最大予約したnスロットまでフレーム内のスロット
数を順次増加させつつTDMA処理回路100 にスロット数を
設定する設定スロット数カウンタ218 と、TDMA処理回路
100 にて受信したスロットのCRC ビットによる誤りチェ
ックなどの結果から異常報知メッセージを生成する異常
メッセージ生成部220 とを設けた点である。
【0068】詳しくは、設定スロット数カウンタ218
は、スロット数設定部216 にて設定しようとする連続ス
ロット数まで増減自在なカウンタであり、本実施例では
通常の場合1フレームに1づつインクリメントされて、
相手端末から異常報知を受けた際に1カウントづつデク
リメントされる計数回路である。スロット数設定部216
は設定スロット数カウンタ218 のカウント値に従ってTD
MA処理回路100 に連続スロット数をフレーム毎に設定す
る。
【0069】異常メッセージ生成部220 は、受信スロッ
トの各データの誤り率が所定の値以上となった場合に相
手端末に異常を報知するメッセージを生成するメッセー
ジ生成回路であり、たとえば、TDMA処理回路100 でのCR
C ビットによる誤りチェックの結果を受けてメッセージ
を生成する。
【0070】また、本実施例の発着呼処理部200 のメッ
セージ受信部204 は、異常メッセージを受信すると、こ
れをデータ処理部210 の設定スロット数カウンタ218 に
供給する。
【0071】次に、本実施例による子機間直接通信方法
を図8を参照して説明すると、まず、上記実施例と同様
にコールバック処理などによりサーバ側からクライアン
ト側への回線を下り回線として子機間直接通信の周波数
チャネルにて発呼する。次いで同期スロットによりフレ
ーム同期をとり、次にクライアント側から応答スロット
を送信し、さらに上記実施例と同様に情報チャネルのア
イドルバーストをそれぞれ送信して、ビットオーダの同
期をとる。
【0072】以上のようにして同期がとれると、次に、
上記実施例と同様にそれぞれ送信しようとするデータ量
に応じた予約スロット数を含む予約メッセージをそれぞ
れ送信する。本実施例の場合、クライアント側にて少な
くとも1スロットを設定するため、サーバ側からは最大
5スロットの予約とする。
【0073】次に、予約メッセージをそれぞれ受信する
と、上記実施例と同様に予約スロット数および優先度に
応じて、連続スロット数を決定する。本実施例の場合、
クライアント側にて送信するデータがほとんどないとし
て1スロットのみの設定として、サーバ側にて最大5ス
ロットまでの複数スロットとする。
【0074】このようにしてスロット数が決定される
と、まず、サーバ側にて情報機器30からPHS 子機10にデ
ータが供給されると、データ処理部210 からTDMA処理回
路100に1スロット分のデータを供給して、最初のフレ
ームにて1つの通信スロットが生成される。このスロッ
トは、上記実施例と同様に子機間直接通信の周波数チャ
ネルにて変調されて、さらに高周波増幅されて送信され
る。
【0075】クライアント側のPHS 子機20では、上記実
施例と同様に高周波回路106 にて通信スロットを受信す
ると、これを復調回路104 にて復調してそのスロットを
TDMA処理回路100 に供給する。TDMA処理回路100 では、
受信した通信スロットをCRCビットにより誤りチェック
して、その結果とともに情報チャネルから取り出したデ
ータを制御回路100 に供給する。
【0076】これにより、誤りチェックの結果、異常が
なければ受信したデータは上記実施例と同様にデータイ
ンタフェース回路112 を介して情報機器40に供給され
る。データを受信した情報機器40は、送信するデータが
あれば、上記実施例と同様に、PHS 子機20に供給する。
これにより、PHS 子機20は1つの通信スロットを形成し
て、フレームの6番目の通信スロットとして上り回線に
送信する。
【0077】クライアント側からの通信スロットを受信
したPHS 子機10は、そのスロットに異常メッセージがあ
るか否かを検出して、異常メッセージがなければ、スロ
ット数設定部216 にて設定スロット数カウンタ218 のカ
ウント値を"2" にインクリメントして、そのカウント値
をTDMA処理回路100 に設定する。次いで、情報機器30か
らのデータを受けると、それぞれのスロット毎のデータ
をTDMA処理回路100 に送り、2つの通信スロットが連続
的に形成されて、上記と同様に変調されて送信される。
【0078】2つの通信スロットを受信したクライアン
ト側では、上記と同様にそれぞれの通信スロットの誤り
チェックを実行して、その結果と抽出したデータを制御
回路100 に供給する。ここでも所定の誤り率以下であれ
ば、データは情報機器40に転送され、再び情報機器40か
らのデータを含む1つの通信スロットが送信される。送
信するデータがない場合は、上記実施例と同様にアイド
ルバーストなどを送信する。
【0079】クライアント側から通信スロットを受けた
サーバ側では、上記と同様に異常メッセージが含まれる
か否かを検出して、異常メッセージがなければ、設定ス
ロット数カウンタ218 をインクリメントして、そのスロ
ット数をTDMA処理回路100 に設定する。次いで、上記と
同様に情報機器30からのデータを連続する3つの通信ス
ロットに形成して、連続的に送信する。
【0080】ここで、たとえば、何らかの影響にて受信
電波状態が悪くなり、通信スロットにバースト誤りなど
が発生したとすると、クライアント側では、受信した通
信スロットの誤りチェックを行なった際に所定値以上の
誤り率が検出される。これを受けた異常メッセージ生成
部220 では、異常発生を表わす異常メッセージを生成し
てこれをTDMA処理回路100 に供給する。これにより、TD
MA処理回路100 では異常メッセージを含む通信スロット
を自局の生成タイミングにて形成して、上記と同様に送
信する。
【0081】クライアント側からの通信スロットを受け
たサーバ側では、通信スロットから異常メッセージを取
り出して、これをメッセージ受信部204 に供給する。こ
の結果、異常メッセージを解読して、前回の送信スロッ
トに所定以上の誤りが発生したことを知り、その結果を
データ処理部210 に供給する。これにより、データ処理
部210 では設定スロット数カウンタ218 のカウント値を
デクリメントして、その値をTDMA処理回路100 に設定す
る。次いで、たとえば、前回送信したデータの2スロッ
ト分のデータをTDMA処理回路100 に送り、前回より1ス
ロット少ない2スロットの通信スロットを形成して、ク
ライアント側に送信する。
【0082】クライアント側では、上記と同様に誤りチ
ェックした結果と、抽出したデータを制御回路100 に供
給する。所定値以下の誤りになっていれば、データを情
報機器40に転送して、異常メッセージ生成部220 では異
常解除のメッセージを生成する。さらに異常があれば、
上記と同様に異常報知メッセージを再び生成してTDMA処
理回路100 に供給する。これにより、TDMA処理回路100
では、異常解除または異常報知のメッセージを含む通信
スロットを形成して、上記と同様に送信する。
【0083】サーバ側では通信スロットを受信すると、
その中からメッセージを取り出して制御回路100 に供給
する。これにより、異常が解除されたか異常が継続して
いるか否かを知り、もし異常が解除されていれば、設定
スロット数カウンタ218 をインクリメントして、異常が
継続していれば、設定スロット数カウンタ218 をデクリ
メントする。次いで、設定スロット数カウンタ218 のカ
ウント値のスロット数をTDMA処理回路100 に設定して、
上記と同様に設定された数の通信スロットを形成して、
その分のデータを送信する。
【0084】以下、同様にクライアント側からの異常報
知を受けた場合は、設定スロット数カウンタ218 のスロ
ット数をデクリメントして、その値のスロット数をTDMA
処理回路100 に設定して、その分のデータを送信する。
クライアント側からの異常メッセージを受信しない場
合、または異常報知後に異常解除のメッセージを受けた
場合は、最大5スロットまで順次フレーム毎にスロット
数をインクリメントしてそのときの値をTDMA処理回路に
設定して、その分のデータを送信する。
【0085】また、異常報知が連続して生じる場合に
は、周波数チャネルを変更するなどの処置をとるとよ
い。この場合、サーバ側からクライアント側に周波数チ
ャネルの変更を指示するメッセージを送り、変更した周
波数チャネルにて発呼時と同様な手順にて同期を取り直
して、再びデータ通信モードに入る。
【0086】以上のように、本実施例によるPHS 端末装
置および子機間直接通信方法によれば、スロット数設定
部216 にフレーム毎に1づつ増減する設定スロット数カ
ウンタ218 を設けて、相手端末からの異常メッセージに
応じて、デクリメントまたはインクリメントして、その
値をTDMA処理回路100 に設定するようにしたので、電波
状態悪化時にも迅速に適切な処置をとることができる。
たとえば、異常発生時には、次のフレームにて前回のデ
ータを再送し、異常が連続するようであれば周波数チャ
ネルを切り替えるなどの処理を迅速に行なうことができ
る。
【0087】なお、本実施例では、クライアント側の通
信スロットをフレームの最後尾の通信スロットとして送
信したが、サーバ側の通信スロットが3個を越えるまで
はサーバ側の先頭の通信スロットから1/2 フレーム後の
通信スロットとして送信してもよく、また、サーバ側の
通信スロットが4個以上となった場合は、その直後のタ
イミングの通信スロットとして送信してもよい。
【0088】また、上記各実施例では、サーバ−クライ
アントを識別するため、情報機器30,40 からその識別符
号をPHS 子機10,20 に送り、これらを識別するメッセー
ジを送信するようにしたが、特定のPHS 子機をサーバ専
用として、他のPHS 子機をクライアントに接続するよう
にすれば、それらの子機の選択番号からサーバ側の端末
であるかクライアント側の端末であるか否かを識別する
ようにしてもよい。
【0089】さらに、上記各実施例ではPHS 子機10,20
と情報機器30,40 とを着脱自在に設けたが、情報機器に
PHS 子機の機能を搭載して、一体型のPHS 端末装置とし
て構成してもよい。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のPHS 端末
装置および子機間直接通信方法によれば、それぞれのフ
レームに複数の連続するスロットを形成して上下非対称
の速度にてデータ通信するようにしたので、サーバ−ク
ライアント間のデータ通信のように上り下り回線にてデ
ータ量が大きく異なる場合に効率よく、データ通信する
ことができる。また、1スロットづつ交互に通信する場
合と比較して、そのデータ速度を大幅に上げることがで
きるなどの優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるPHS 端末装置の一実施例を示す要
部のブロック図である。
【図2】図1の実施例によるPHS 端末装置を適用した子
機間通信の概念図である。
【図3】図1の実施例によるPHS 端末装置に適用される
PHS 子機の一例を示すブロック図である。
【図4】図1の実施例に適用される通信スロットの信号
構成例を示す図である。
【図5】図1の実施例に適用される低速制御チャネルの
フォーマットの一例を示す図である。
【図6】図1の実施例に適用される子機間直接通信方法
を説明するためのシーケンスチャートである。
【図7】本発明によるPHS 端末装置の他の実施例を示す
ブロック図である。
【図8】図7の実施例に適用される子機間直接通信方法
を説明するためのシーケンスチャートである。
【符号の説明】
10,20 PHS 子機 30,40 情報機器 100 TDMA処理回路 200 発着呼処理部 202 識別メッセージ生成部 204 メッセージ受信部 206 コールバック制御部 212 予約メッセージ生成部 214 スロット数比較部 216 スロット数設定部 310 サーバ−クライアント識別部 312 データ量演算部

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PHS 子機にデータ通信を行なう情報機器
    をそれぞれ接続し、前記PHS 子機間の直接通信の際の時
    分割多重フレームの無線回線を介してデータ通信する子
    機間直接通信方法であって、該方法は、 一方のPHS 子機にデータ通信のサーバとなる情報機器を
    接続するとともに、他方のPHS 子機にクライアントとな
    る情報機器を接続し、 前記サーバ側のPHS 子機からクライアント側のPHS 子機
    に子機間通信の任意の通信チャネルにて発呼して、その
    通信チャネルにてPHS 子機間の上下回線の同期をとり、 次いで、少なくとも一方のPHS 子機から他方のPHS 子機
    への下り回線に、時分割多重フレームのm個の通信スロ
    ットのうち、同期をとった通信チャネルのスロットから
    連続するn個(nは1〜mの自然数)の通信スロットを
    設定して、 以降、それぞれ設定した時分割多重フレームにて一方の
    PHS 子機からnスロット、他方のPHS 子機から(m-n) ス
    ロットのうちのいくつかのスロットを用いて上下非対称
    の速度にてデータ通信することを特徴とする子機間直接
    通信方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の子機間直接通信方法に
    おいて、クライアント側からサーバ側に発呼した場合に
    は、サーバ側のPHS 子機にて一旦回線を断としてから該
    当のクライアント側のPHS 子機にコールバックして、サ
    ーバ側のPHS子機からクライアント側のPHS 子機への無
    線回線を下り回線とすることを特徴とする子機間直接通
    信方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の子機間直接通信方法に
    おいて、該方法は、PHS 子機間の同期をとった後に、自
    局の設定しようとする通信スロット数を通信チャネルの
    低速付随制御チャネルを用いて相互に送信し、両者の通
    信スロット数がm個以上となる場合には、少なくともm
    個以下となるように調整してそれぞれ設定することを特
    徴とする子機間直接通信方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の子機間直接通信方法に
    おいて、相手子機からのスロット数の予約を受けたそれ
    ぞれの子機は、自局の予約スロット数と相手局の予約ス
    ロット数を比較して、スロット数の多い方を優先して設
    定し、スロット数の少ない方は残りのスロット数を設定
    することを特徴とする子機間直接通信方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の子機間直接通信方法に
    おいて、前記低速付随制御チャネルには、データ送信の
    優先度を表わす情報を付加し、該優先度の高いスロット
    数を優先して設定することを特徴とする子機間直接通信
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載のデータ
    通信方法において、予約スロット数が同数の場合または
    優先度が同程度の場合には、サーバ側のスロット数を優
    先して設定することを特徴とする子機間直接通信方法。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の子機間直接通信方法に
    おいて、前記一方のPHS 子機は、データ送信を開始する
    最初のフレームにてまず1スロットを送信して、順次フ
    レーム毎に1スロットづつ増加して、設定した最大nス
    ロットまでフレーム内のスロット数を順次増大させつつ
    データ通信することを特徴とする子機間直接通信方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のデータ通信方法におい
    て、他方のPHS 子機は、少なくとも1フレームに1スロ
    ットを設定しておき、受信データの異常を検出した際に
    そのスロットにて相手子機に異常を報知して、その異常
    報知を受けた一方のPHS 子機は、異常が解除されるまで
    スロット数をフレーム毎に順次1スロットづつ減少させ
    て送信して、異常が解除されると再びスロット数を1ス
    ロットづつ増やして送信することを特徴とする子機間直
    接通信方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の子機間直接通信方法に
    おいて、前記受信データの異常検出の際の報知または異
    常解除の際の報知は、通信スロットの低速付随制御チャ
    ネルに付加した情報であることを特徴とする子機間直接
    通信方法。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の子機間直接通信方法
    において、前記他方のPHS 子機は、設定した少なくとも
    1スロットを時分割多重フレームの最初のスロットから
    少なくとも2分の1フレーム後であって、一方のPHS 子
    機からの連続するnスロットを受信した後のいずれかの
    通信スロットとして送信することを特徴とする子機直接
    通信方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の子機間直接通信方法
    において、前記他方のPHS 子機からの通信スロットは、
    時分割多重フレームの最後尾の通信スロットであること
    を特徴とする子機間直接通信方法。
  12. 【請求項12】 PHS 子機と該PHS 子機に接続されてデ
    ータ通信する情報機器とを含むPHS 端末装置であって、
    該装置は、 少なくとも子機間直接通信の際に、時分割多重フレーム
    にて連続する任意の数の通信スロットを形成自在な連続
    スロット形成手段と、 相手端末に発呼した際に自局がサーバであるかクライア
    ントであるかを知らせるメッセージを形成する識別メッ
    セージ形成手段と、 該メッセージに基づいて、発呼した相手端末がクライア
    ントの場合に自動再発呼するコールバック制御手段と、 送信しようとするデータ量に基づいて1フレームに予約
    するスロット数を表わす予約メッセージを形成する予約
    メッセージ形成手段と、 相手端末から予約メッセージを受けた際に、その予約ス
    ロット数と自局の予約スロット数とを比較してその比較
    結果に基づいて前記連続スロット形成手段に自局の1フ
    レーム当たりの送信スロット数を設定するスロット数設
    定手段とを含むことを特徴とするPHS 端末装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のPHS 端末装置におい
    て、前記予約メッセージ形成手段は、予約スロット数と
    ともに、データ送信の優先度を表わす情報を通信スロッ
    トの低速付随制御チャネルに付加する優先度設定手段を
    含むことを特徴とするPHS 端末装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のPHS 端末装置におい
    て、前記スロット数設定手段は、相手局および自局の予
    約スロット数とともに、その優先度に基づいて前記連続
    スロット形成手段にスロット数を設定することを特徴と
    するPHS 端末装置。
  15. 【請求項15】 請求項12ないし請求項14のいずれかに
    記載のPHS 端末装置において、前記スロット数設定手段
    は、予約スロット数が同数の場合、または優先度が同程
    度の場合には、サーバ側のスロット数を優先して設定す
    ることを特徴とするPHS 端末装置。
  16. 【請求項16】 請求項12ないし請求項15のいずれかに
    記載のPHS 端末装置において、前記スロット数設定手段
    は、データを送信する最初のフレームにて1スロット設
    定し、順次フレーム毎に1スロットづつ増やして、最大
    予約したnスロットまでフレーム内のスロット数を順次
    増加させつつ前記連続スロット形成手段にスロット数を
    設定する設定スロット計数手段を含むことを特徴とする
    PHS 端末装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のPHS 端末装置におい
    て、前記設定スロット計数手段は、相手端末から送信デ
    ータの異常報知を受けた際にスロット数をフレーム毎に
    1スロットづつ順次減少させて設定し、異常解除の報知
    を受けた際に再びスロット数を順次増大させることを特
    徴とするPHS 端末装置。
  18. 【請求項18】 請求項12に記載のPHS 端末装置におい
    て、該装置は、クライアント側の装置であって、少なく
    とも1フレームに1スロットを設定して、そのスロット
    にて受信データの異常を報知するメッセージを形成する
    異常メッセージ報知手段を含むことを特徴とするPHS 端
    末装置。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載のPHS 端末装置におい
    て、該装置は、設定した少なくとも1スロットを時分割
    多重フレームの最初のスロットから少なくとも2分の1
    フレーム後であって、サーバ側からの連続するnスロッ
    トを受信した後のいずれかの通信スロットとして形成す
    るスロット形成手段を含むことを特徴とするPHS 端末装
    置。
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