JPH11339974A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JPH11339974A
JPH11339974A JP10141455A JP14145598A JPH11339974A JP H11339974 A JPH11339974 A JP H11339974A JP 10141455 A JP10141455 A JP 10141455A JP 14145598 A JP14145598 A JP 14145598A JP H11339974 A JPH11339974 A JP H11339974A
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luminance
fluorescent
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の発光手段が電気的に直列に接続された
発光手段集合体間の輝度斑を低減できるようにする。 【解決手段】 n個の蛍光ランプアレイA1〜Anと、
この蛍光ランプアレイA1〜Anを点灯駆動する駆動装
置11とを備え、この蛍光ランプアレイA1〜Anを一
定方向に並べて点灯駆動する場合であって、各々の蛍光
ランプアレイAnの中で最大輝度及び最小輝度を示す蛍
光ランプを特定したときに、その最大輝度の蛍光ランプ
同士を隣接させると共に、その最小輝度の蛍光ランプ同
士を隣接させるように、これらの蛍光ランプアレイA1
〜Anを基板12上に配置するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は薄型の広告表示パ
ネルや液晶表示装置等のバックライト装置に適用して好
適な照明装置に関する。詳しくは、複数の発光手段が電
気的に直列に接続された発光手段集合体を二以上並べて
点灯するときに、最大輝度を示す発光手段同士を隣接さ
せると共に、最小輝度を示す発光手段同士を隣接させる
ように発光手段集合体を配置して、その発光手段集合体
間の輝度斑を低減できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像処理分野ではコンピュータで
加工された画像情報を表示するために液晶表示装置を使
用する場合が多くなってきた。液晶表示装置は静止画像
や動画像を表示するための液晶表示パネルと、この液晶
表示パネルの背面から均一な輝度の光を照射するバック
ライト装置から構成される。
【0003】また、ショーウインドウや各種の展示場に
おいて、商品のイメージアップを図るために広告表示パ
ネルが設けられ、色々なメディアソースが表示される場
合が多くなってきた。この広告表示パネルはメディアソ
ースとしての風景画や人物画(静止画像)等を表示する
ための画像(イメージ)フィルムと、この画像フィルム
の背面から均一な輝度の光を照射するバックライト装置
から構成される。
【0004】これらの液晶表示装置や広告表示パネルで
動画像や静止画像を均一に表示するためには、発光面の
全体にわたってフラットな輝度特性を有したバックライ
ト装置(面発光装置)が必要となる。
【0005】一般に、バックライト装置は光源を導光体
の端面に設けたエッジ方式と、光源を導光体の背面に設
けた直下方式とに分類される。
【0006】図8は直下方式のバックライト装置1の構
成例を示すブロック図である。例えば、21インチ程度
の液晶表示パネルに使用されるバックライト装置1で
は、図8に示す基板2上に、4本の蛍光ランプL1〜L
4を電気的に直列に接続した蛍光ランプアレイA1と、
4本の蛍光ランプL5〜L8を直列に接続した蛍光ラン
プアレイA2とが配置されている。基板2には直下方式
の照明装置としての発光効率を上げるために反射面を有
している。
【0007】この蛍光ランプアレイA1の一方の端子は
駆動装置4の高電位側(HIGH)に接続され、他方の
端子はその接地線側(GND)に接続され、蛍光ランプ
L1〜L4が例えば交流電源で点灯される。蛍光ランプ
アレイA2にも同様な駆動装置5が接続され、蛍光ラン
プL5〜L8が点灯される。
【0008】このように蛍光ランプL1〜L4や蛍光ラ
ンプL5〜L8を直列駆動するのは、各々の蛍光ランプ
L1〜L8の内部インピーダンスが環境温度の上昇によ
って変化しても、その蛍光ランプアレイA1などに流れ
る管電流をほぼ一定にできるからである。従って、蛍光
ランプアレイA1やA2の駆動電圧が高くなるもの、バ
ックライト装置1としての発光輝度を一定にすることが
できる。しかも、管電流が数十mAと少なくなり、配線
損失などが低減できることから発光効率が上昇するとい
うメリットがある。
【0009】なお、図9は2組の蛍光ランプアレイA
1、A2から成るバックライト装置1を液晶表示パネル
3などに適用した場合の構成例と、その面方向の輝度分
布との関係例に示す図である。図9において、左側は図
8に示したバックライト装置1を簡略化したブロック図
であり、右側はその蛍光ランプアレイA1、A2の真上
で測定した輝度の分布を示す輝度特性図である。縦軸が
位置であり、横軸が輝度(B)である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来方式の
バックライト装置1を図9に示す液晶表示パネル3など
に適用した場合であって、蛍光ランプアレイA1と蛍光
ランプアレイA2とを並べて点灯したときに、何らの配
置条件に依存せずに、その蛍光ランプアレイA1の蛍光
ランプL4と蛍光ランプアレイA2の蛍光ランプL5と
を隣接して配置すると、蛍光ランプアレイA1と蛍光ラ
ンプアレイ(以下発光手段集合体ともいう)A2との境
界付近に輝度斑が生じるおそれがあり、フラットな輝度
特性が得られなくなってしまう。図9において、蛍光ラ
ンプL1、L5が最大輝度を示す蛍光ランプLmaxであ
り、蛍光ランプL4、L8が最小輝度を示す蛍光ランプ
Lminである。
【0011】これは、図10に示す蛍光ランプL1〜L
4を直列駆動した場合に、高電位側に近い蛍光ランプL
1と接地線側に近い蛍光ランプL4では管電流が若干異
なることから、蛍光ランプL1とL4で輝度差が生ずる
ものと考えられる。すなわち、図10に示す駆動装置4
から蛍光ランプL1へ流出する管電流をi0とし、蛍光
ランプL1から蛍光ランプL2へ流出する管電流をi1
とし、蛍光ランプL2から蛍光ランプL3へ流出する管
電流をi2とし、蛍光ランプL3から蛍光ランプL4へ
流出する管電流をi3としたときに、i0>i1>i2
>i3なる関係を生じる。
【0012】ここで、各々の蛍光ランプL1などの電極
と周囲の絶縁物や筐体(接地線側)との間の結合容量を
C0とし、その蛍光ランプL1などの電極から結合容量
C0を介在して接地線側に漏れる漏洩電流をΔiとする
と、管電流の差はこの漏洩電流Δiによって生ずるもの
と考えられる。各々の蛍光ランプL1〜L4などの輝度
は管電流にほぼ比例することから、蛍光ランプL1の輝
度をB1とし、蛍光ランプL2の輝度をB2とし、蛍光
ランプL3の輝度をB3とし、蛍光ランプL4の輝度を
B4としたときに、B1>B2>B3>B4というよう
に輝度が順次低下するようになる。この現象は蛍光ラン
プアレイA2においても同様に生じる。
【0013】一般に、人間の視覚特性によれば、徐々に
変化する輝度に対しては、その輝度の変化を容易に認識
しがたいが、急激に変化する輝度に対しては、それを容
易に認識できるという特徴を持っている。従って、最大
輝度を示す蛍光ランプL1と最小輝度を示す蛍光ランプ
(以下発光手段ともいう)L4とが隣接して配置される
と、輝度斑が人間の目に著しく反映されるようになって
しまう。これにより、バックライト装置1を応用した液
晶表示装置や広告表示パネルの表示品質が低下するとい
う問題がある。
【0014】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、複数の発光手段が電気的に直
列に接続された発光手段集合体間の輝度斑を低減できる
ようにした照明装置を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明の照明装置は複数の発光手段が電気的に直
列に接続された発光手段集合体が二以上と、この発光手
段集合体を点灯駆動する駆動装置とを備え、この発光手
段集合体を二以上並べて点灯駆動する場合であって、各
々の発光手段集合体の中で最大輝度及び最小輝度を示す
発光手段を特定したときに、その最大輝度の発光手段同
士を隣接させると共に、その最小輝度の発光手段同士を
隣接させるように発光手段集合体を配置することを特徴
とする照明装置によって解決する。
【0016】この発明によれば、発光手段集合体を二以
上並べて点灯駆動する場合に、最大輝度の発光手段同士
が隣接され、最小輝度の発光手段同士が隣接するように
発光手段集合体が配置されるので、一方の発光手段集合
体と他方の発光手段集合体の境界付近の輝度差が極めて
少なくなる。
【0017】従って、発光手段集合体間の輝度斑を目立
たなくすることができる。これにより、輝度特性の変化
が緩やかな照明光を発生させることができ、フラットな
輝度特性が要求される薄型の広告表示パネルや液晶表示
装置等のバックライト装置に本発明の照明装置を十分に
応用することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係る照明装置
の一実施の形態について、図面を参照しながら説明す
る。
【0019】図1は本発明の実施の形態としての照明装
置10の構成例を示すブロック図である。本実施の形態
では複数の発光手段が電気的に直列に接続された発光手
段集合体を二以上並べて点灯するときに、最大輝度を示
す発光手段同士を隣接させると共に、最小輝度を示す発
光手段同士を隣接させるように発光手段集合体を配置し
て、その発光手段集合体間の輝度斑を低減できるように
したものである。
【0020】この発明の照明装置10は直下型光源を構
成するために、図1に示す基板12を有している。もち
ろん、基板12には照明装置10としての発光効率を上
げるためにその表面に反射層が設けられている。この基
板12上には発光手段集合体としてのn(n=2〜n)
組の蛍光ランプアレイA1〜Anが配置されている。各
々の蛍光ランプアレイA1などには複数の発光手段とし
てm本の蛍光ランプL11〜L1m(m=1〜m)が、
電気的に直列に接続されている。このn組の蛍光ランプ
アレイA1〜Anには駆動装置11が接続され、各々の
蛍光ランプL11〜1m、L21〜L2m、L31〜L
3m、・・・・Ln1〜Lnmが点灯駆動される。
【0021】この例では、蛍光ランプアレイA1〜An
を二以上並べて点灯駆動するときに、各々の蛍光ランプ
アレイA1などの中で最大輝度(Bmax)及び最小輝度
(Bmin)を示す蛍光ランプLmax、Lminを特定し、そ
の最大輝度の蛍光ランプLmax同士を隣接させると共
に、その最小輝度の蛍光ランプLmin同士を隣接させる
ように蛍光ランプアレイA1〜Anを配置するようにし
たものである(図2参照)。
【0022】例えば、図1において、蛍光ランプアレイ
A1の蛍光ランプL11を最大輝度の蛍光ランプLmax
とし、その蛍光ランプL1mを最小輝度の蛍光ランプL
minとし、蛍光ランプアレイA2の蛍光ランプL21を
最小輝度の蛍光ランプLminとし、その蛍光ランプL2
mを最大輝度の蛍光ランプLmaxとし、蛍光ランプアレ
イA3の蛍光ランプL31を最大輝度の蛍光ランプLma
xとし、その蛍光ランプL3mを最小輝度の蛍光ランプ
Lminとし、・・・蛍光ランプアレイAnの蛍光ランプ
Ln1を最小輝度の蛍光ランプLminとし、その蛍光ラ
ンプLnmを最大輝度の蛍光ランプLmaxとした場合を
想定する。
【0023】この場合には、最小輝度の蛍光ランプL1
mと蛍光ランプL21同士が隣接するように蛍光ランプ
アレイA1と蛍光ランプアレイA2とが隣接して配置さ
れ、その蛍光ランプアレイA2の隣には、最大輝度の蛍
光ランプL2mと蛍光ランプL31同士が隣接するよう
に蛍光ランプアレイA2と蛍光ランプアレイA3とが隣
接して配置され、同様にして図示しない蛍光ランプアレ
イAn−1と蛍光ランプアレイAnとが隣接して配置さ
れる。
【0024】図2はn組の蛍光ランプアレイA1〜An
から成る照明装置10とその面方向の輝度分布との関係
例に示す図である。図2において、左側は図1に示した
照明装置10を簡略化したブロック図であり、右側はそ
の蛍光ランプアレイA1〜Anの真上で測定した輝度の
分布を示す輝度特性図である。縦軸が位置であり、横軸
が輝度である。
【0025】この輝度特性によれば、n組の蛍光ランプ
アレイA1〜Anを一定方向に並べて配置した場合に、
図2において、蛍光ランプアレイA1と蛍光ランプアレ
イA2との境界付近の輝度差が極めて少なくなる。同様
にして蛍光ランプアレイA2と蛍光ランプアレイA3と
の境界付近の輝度差が極めて少なくなり、蛍光ランプア
レイA3と蛍光ランプアレイA4との境界付近の輝度差
が極めて少なくなる。以下、他の蛍光ランプアレイA4
〜Anについても同様である。従って、蛍光ランプアレ
イA1やA2間、蛍光ランプアレイA2やA3間及び、
蛍光ランプアレイAn−1やAn間の輝度斑を目立たな
くすることができる。これにより、輝度特性の変化の緩
やかな照明光を発生させることができ、フラットな輝度
特性が要求される薄型の広告表示パネルや液晶表示装置
等のバックライト装置に本発明の照明装置10を十分に
応用することができる。
【0026】(1)第1の実施例 図3は第1の実施例としての照明装置10を応用したバ
ックライト装置100の構成例を示すブロック図であ
る。この例では、2組の蛍光ランプアレイA1及びA2
が設けられ、この蛍光ランプアレイA1、A2毎に駆動
装置が設けられるものである。
【0027】この発明のバックライト装置100は図3
に示す基板12上に2組の蛍光ランプアレイA1及びA
2が配置されている。基板12の大きさはA3サイズの
広告表示パネルを想定した場合には、横の長さが640
mm程度であり、縦の長さが480mm程度である。2
1インチの液晶表示パネルを想定した場合には、縦の長
さが400mm程度であり、横の長さが300mm程度
である。
【0028】この蛍光ランプアレイA1には4本の蛍光
ランプL11〜L14が一定間隔を保って平行に並べら
れると共に、これらの蛍光ランプL11〜L14が電気
的に直列に接続される。また、蛍光ランプアレイA2で
も、4本の蛍光ランプL21〜L24が同一の間隔を保
って平行に並べられると共に、蛍光ランプL21〜L2
4が電気的に直列に接続されている。
【0029】この例では蛍光ランプL14と蛍光ランプ
L21とが隣接するように2つの蛍光ランプアレイA1
及びA2が基板12上に配置されている。各々の蛍光ラ
ンプには、管長が400mm〜500mm程度で、管口
径が3mmφ〜10mmφ程度で、駆動電圧が300V
〜500V程度で、管電流が数十mA程度の熱陰極管又
は冷陰極管が使用される。
【0030】この例で使用する冷陰極管は、不活性ガス
が封入されたガラス管と、このガラス管の各々の管終端
部に取り付けられた電極部からなる。ガラス管の両端部
には外径4mm〜12mm程度のホルダが取り付けら
れ、そのガラス管を保持・固定したり、電極部からのリ
ード線にストレスが加わらないようになされている。
【0031】この2組の蛍光ランプアレイA1、A2に
は個別に駆動装置14、15が接続される。例えば、蛍
光ランプアレイA1において、蛍光ランプL11の一方
の端子が駆動装置14の高電位側(HIGH)に接続さ
れ、その蛍光ランプL11の他方の端子が蛍光ランプL
12の一方の端子に接続され、その蛍光ランプL12の
他方の端子が蛍光ランプL13の一方の端子に接続さ
れ、その蛍光ランプL13の他方の端子が蛍光ランプL
14の一方の端子に接続され、その蛍光ランプL14の
他方の端子が駆動装置14の接地線側(GND)に接続
され、蛍光ランプL11〜L14が例えば交流電源によ
って点灯駆動される。
【0032】また、蛍光ランプアレイA2においては、
蛍光ランプアレイA1とは反対に蛍光ランプL21の一
方の端子が駆動装置15の接地線側に接続され、その蛍
光ランプL21の他方の端子が蛍光ランプL22の一方
の端子に接続され、その蛍光ランプL22の他方の端子
が蛍光ランプL23の一方の端子に接続され、その蛍光
ランプL23の他方の端子が蛍光ランプL24の一方の
端子に接続され、その蛍光ランプL24の他方の端子が
駆動装置15の高電位側に接続され、蛍光ランプL21
〜L24が同様に点灯駆動される。
【0033】この例では各々の駆動装置14、15に
は、一次電圧が100V(商用電源)程度で、二次電圧
が1200V〜2000V程度で、容量が15VA〜4
0VA程度のトランスが設けられ、商用電源を所定の巻
数比によって昇圧した二次電圧が駆動電圧として蛍光ラ
ンプアレイA1、A2毎に供給される。もちろん、駆動
装置14、15には、直流電圧を交流電圧に変換して高
電圧を得る電源形式のものを使用してもよい。
【0034】このような蛍光ランプアレイA1及びA2
の配置で、駆動装置14によって蛍光ランプアレイA1
を点灯すると共に、駆動装置15によって蛍光ランプア
レイA2を点灯すると、図10で説明したように蛍光ラ
ンプアレイA1に関して、蛍光ランプL11〜L14の
輝度に順位が発生し、蛍光ランプアレイA2に関して、
蛍光ランプL21〜L24の輝度に順位が発生する。
【0035】この例で、蛍光ランプアレイA1において
は、基板12の一方の端部からその中央部へ向かって蛍
光ランプL11〜L14が輝度の高い順に並んだ状態と
なる。蛍光ランプアレイA2においては、蛍光ランプL
21〜L24が輝度の低い順に基板12の中央部からそ
の他方の端部へ並んだ状態となる。この蛍光ランプアレ
イA1では蛍光ランプL11が最大輝度を示し、蛍光ラ
ンプL14が最小輝度を示す。蛍光ランプアレイA2で
は蛍光ランプL21が最小輝度を示し、蛍光ランプL2
4が最大輝度を示すようになる。従って、本発明方式の
バックライト装置100を図4に示す液晶表示パネル1
3などに適用した場合には、蛍光ランプアレイA1と蛍
光ランプアレイA2との境界付近に輝度斑が生じなくな
る。
【0036】図4は2組の蛍光ランプアレイA1、A2
から成るバックライト装置100とその液晶表示パネル
13の面方向の輝度分布との関係例に示す図である。図
4において、左側は図3に示したバックライト装置10
0の構成例を示す側面図であり、右側はその蛍光ランプ
アレイA1、A2の真上で測定した輝度の分布を示す輝
度特性図である。縦軸が位置であり、横軸が輝度(B)
である。図4において、蛍光ランプL11、L24が最
大輝度を示す蛍光ランプLmaxであり、蛍光ランプL1
4、L21が最小輝度を示す蛍光ランプLminである。
【0037】この図4に示す輝度特性によれば、蛍光ラ
ンプアレイA1の蛍光ランプL14と蛍光ランプアレイ
A2の蛍光ランプL21とが隣接して配置されるので、
蛍光ランプアレイA1と蛍光ランプアレイA2との境界
付近の輝度差が極めて少なくなる。この結果、液晶表示
パネル13上で急激な輝度の変化が無くなり、従来方式
に比べてフラットな輝度特性を得ることができる。
【0038】因みに、各々の蛍光ランプL11〜L14
及びL21〜L24の内部インピーダンスが環境温度の
上昇によって変化しても、蛍光ランプアレイA1の蛍光
ランプL14の輝度と蛍光ランプアレイA2の蛍光ラン
プL21の輝度とはほぼ比例して変化するので、従来方
式に比べて輝度差がほとんど生じない。
【0039】このように本実施例としての照明装置10
を応用したバックライト装置100によれば、蛍光ラン
プアレイA1とA2間の輝度斑が目立たず、しかも、輝
度特性の変化の緩やかな照明光を発生させることができ
る。従って、本実施例としての照明装置10をバックラ
イト装置100として応用した薄型の広告表示パネルや
液晶表示装置等の表示品質を向上させることができる。
【0040】(2)第2の実施例 図5は第2の実施例としての照明装置10を応用したバ
ックライト装置200の構成例を示すブロック図であ
る。この例では、各々m本の蛍光ランプを有した6組の
蛍光ランプアレイA1〜A6が設けられ、この蛍光ラン
プアレイA1〜A6毎に駆動装置が設けられるものであ
る。
【0041】この発明のバックライト装置200は図5
に示す基板20上に6組の蛍光ランプアレイA1〜A6
が配置されている。蛍光ランプアレイA1にはm本の蛍
光ランプL11〜L1mが一定間隔を保って平行に並べ
られると共に、これらの蛍光ランプL11〜L1mが電
気的に直列に接続される。また、蛍光ランプアレイA2
でも、m本の蛍光ランプL21〜L2mが同一の間隔を
保って平行に並べられると共に、蛍光ランプL21〜L
2mが電気的に直列に接続されている。
【0042】同様に、蛍光ランプアレイA3にはm本の
蛍光ランプL31〜L3mが一定間隔を保って平行に並
べられると共に、これらの蛍光ランプL31〜L3mが
電気的に直列に接続される。また、蛍光ランプアレイA
4でも、m本の蛍光ランプL41〜L4mが同一の間隔
を保って平行に並べられると共に、蛍光ランプL41〜
L4mが電気的に直列に接続されている。
【0043】更に、蛍光ランプアレイA5にはm本の蛍
光ランプL51〜L5mが一定間隔を保って平行に並べ
られると共に、これらの蛍光ランプL51〜L3mが電
気的に直列に接続される。また、蛍光ランプアレイA6
でも、m本の蛍光ランプL61〜L6mが同一の間隔を
保って平行に並べられると共に、蛍光ランプL61〜L
6mが電気的に直列に接続されている。
【0044】この例では蛍光ランプL1mと蛍光ランプ
L21とが隣接し、蛍光ランプL2mと蛍光ランプL3
1とが隣接し、蛍光ランプL3mと蛍光ランプL41と
が隣接し、蛍光ランプL4mと蛍光ランプL51とが隣
接し、蛍光ランプL5mと蛍光ランプL61とが隣接す
るように6組の蛍光ランプアレイA1〜A6が基板20
上に配置されている。各々の蛍光ランプの構成について
は第1の実施例と同様であるので、その説明を省略す
る。
【0045】この6組の蛍光ランプアレイA1〜A6に
は6つの駆動装置21〜26が個別に接続される。例え
ば、蛍光ランプアレイA1において、蛍光ランプL11
の一方の端子が駆動装置21の高電位側(HIGH)に
接続され、その蛍光ランプL11の他方の端子が蛍光ラ
ンプL12の一方の端子に接続され、その蛍光ランプL
12の他方の端子が蛍光ランプL13の一方の端子に接
続され、図示しない蛍光ランプL1m−1の他方の端子
が蛍光ランプL1mの一方の端子に接続され、その蛍光
ランプL1mの他方の端子が駆動装置21の接地線側
(GND)に接続され、m本の蛍光ランプL11〜L1
mが駆動装置21によって点灯駆動される。
【0046】また、蛍光ランプアレイA2においては、
蛍光ランプアレイA1とは反対に蛍光ランプL21の一
方の端子が駆動装置22の接地線側に接続され、その他
の蛍光ランプL21〜L2mが直列に接続されると共
に、その蛍光ランプL2mの他方の端子が駆動装置22
の高電位側に接続され、m本の蛍光ランプL21〜L2
mが駆動装置22によって点灯駆動される。
【0047】同様に、蛍光ランプアレイA3において、
蛍光ランプL31の一方の端子が駆動装置23の高電位
側に接続され、その他の蛍光ランプL31〜L3mが直
列に接続されると共に、その蛍光ランプL3mの他方の
端子が駆動装置23の接地線側に接続され、m本の蛍光
ランプL31〜L3mが駆動装置23によって点灯駆動
される。
【0048】また、蛍光ランプアレイA4においては、
蛍光ランプアレイA3とは反対に蛍光ランプL41の一
方の端子が駆動装置24の接地線側に接続され、その蛍
光ランプL41〜L4mが直列に接続されると共に、そ
の蛍光ランプL4mの他方の端子が駆動装置24の高電
位側に接続され、m本の蛍光ランプL41〜L4mが駆
動装置24によって点灯駆動される。
【0049】同様に、蛍光ランプアレイA5において、
蛍光ランプL51の一方の端子が駆動装置25の高電位
側に接続され、その他の蛍光ランプL51〜L5mが直
列に接続されると共に、その蛍光ランプL5mの他方の
端子が駆動装置25の接地線側に接続され、m本の蛍光
ランプL51〜L5mが駆動装置25によって点灯駆動
される。
【0050】また、蛍光ランプアレイA6においては、
蛍光ランプアレイA5とは反対に蛍光ランプL61の一
方の端子が駆動装置26の接地線側に接続され、その蛍
光ランプL61〜L6mが直列に接続されると共に、そ
の蛍光ランプL6mの他方の端子が駆動装置26の高電
位側に接続され、m本の蛍光ランプL61〜L6mが駆
動装置26によって点灯駆動される。各々の駆動装置2
1〜26については、蛍光ランプの設置本数によって駆
動電圧及び容量が異なるものの第1の実施例と同様な構
成を採るのでその説明を省略する。
【0051】このような6組の蛍光ランプアレイA1〜
A6が基板20に配置されると共に、駆動装置21〜2
6によって各々の蛍光ランプアレイA1〜A6が点灯駆
動されると、図10で説明したように蛍光ランプアレイ
A1に関して、蛍光ランプL11〜L1mの輝度に順位
が発生し、蛍光ランプアレイA2に関して、蛍光ランプ
L21〜L2mの輝度に順位が発生し、蛍光ランプアレ
イA3に関して、蛍光ランプL31〜L3mの輝度に順
位が発生し、蛍光ランプアレイA4に関して、蛍光ラン
プL41〜L4mの輝度に順位が発生し、蛍光ランプア
レイA5に関して、蛍光ランプL51〜L5mの輝度に
順位が発生し、蛍光ランプアレイA6に関して、蛍光ラ
ンプL61〜L6mの輝度に順位が発生する。
【0052】この例で、蛍光ランプアレイA1において
は、蛍光ランプL11〜L14が基板20の一方の端部
側から蛍光ランプアレイA2側に向かって輝度の高い順
に並んだ状態となる。蛍光ランプアレイA2において
は、蛍光ランプL21〜L2mが輝度の低い順に蛍光ラ
ンプアレイA1側から蛍光ランプアレイA3側に向かっ
て並んだ状態となる。蛍光ランプアレイA3において
は、蛍光ランプL31〜L3mが蛍光ランプアレイA2
側から蛍光ランプアレイA4側に向かって輝度の高い順
に並んだ状態となる。
【0053】また、蛍光ランプアレイA4においては、
蛍光ランプL41〜L4mが輝度の低い順に蛍光ランプ
アレイA3側から蛍光ランプアレイA5側に向かって並
んだ状態となる。蛍光ランプアレイA5においては、蛍
光ランプL51〜L5mが蛍光ランプアレイA4側から
蛍光ランプアレイA6側に向かって輝度の高い順に並ん
だ状態となる。蛍光ランプアレイA6においては、蛍光
ランプL61〜L6mが輝度の低い順に蛍光ランプアレ
イA5側から基板20の他の端部側に向かって並んだ状
態となる。
【0054】この蛍光ランプアレイA1では蛍光ランプ
L11が最大輝度を示し、蛍光ランプL1mが最小輝度
を示す。蛍光ランプアレイA2では蛍光ランプL21が
最小輝度を示し、蛍光ランプL2mが最大輝度を示すよ
うになる。蛍光ランプアレイA3では蛍光ランプL31
が最大輝度を示し、蛍光ランプL3mが最小輝度を示
す。蛍光ランプアレイA4では蛍光ランプL41が最小
輝度を示し、蛍光ランプL4mが最大輝度を示すように
なる。蛍光ランプアレイA5では蛍光ランプL51が最
大輝度を示し、蛍光ランプL5mが最小輝度を示す。蛍
光ランプアレイA6では蛍光ランプL61が最小輝度を
示し、蛍光ランプL6mが最大輝度を示すようになる。
【0055】図6は6組の蛍光ランプアレイA1〜A6
から成るバックライト装置200と、その面方向から見
た輝度分布との関係例に示す図である。図6において、
左側は図6に示したバックライト装置200の構成例を
示す側面図であり、右側はその蛍光ランプアレイA1〜
A6の真上で測定した輝度の分布を示す輝度特性図であ
る。縦軸が位置であり、横軸が輝度(B)である。図6
において、蛍光ランプL11、L2m、L31、L4
m、L51、L6mが最大輝度を示す蛍光ランプLmax
であり、蛍光ランプL1m、L21、L3m、L41、
L5m、L61が最小輝度を示す蛍光ランプLminであ
る。
【0056】この図6に示す輝度特性によれば、蛍光ラ
ンプアレイA1の蛍光ランプL1mと蛍光ランプアレイ
A2の蛍光ランプL21とが隣接して配置されるので、
蛍光ランプアレイA1と蛍光ランプアレイA2との境界
付近の輝度差が極めて少なくなる。蛍光ランプアレイA
2の蛍光ランプL2mと蛍光ランプアレイA3の蛍光ラ
ンプL31とが隣接して配置されるので、蛍光ランプア
レイA2と蛍光ランプアレイA3との境界付近の輝度差
が極めて少なくなる。
【0057】同様に、蛍光ランプアレイA3の蛍光ラン
プL3mと蛍光ランプアレイA4の蛍光ランプL41と
が隣接して配置されるので、蛍光ランプアレイA3と蛍
光ランプアレイA4との境界付近の輝度差が極めて少な
くなる。蛍光ランプアレイA4の蛍光ランプL4mと蛍
光ランプアレイA5の蛍光ランプL51とが隣接して配
置されるので、蛍光ランプアレイA4と蛍光ランプアレ
イA5との境界付近の輝度差が極めて少なくなる。
【0058】また、蛍光ランプアレイA5の蛍光ランプ
L5mと蛍光ランプアレイA6の蛍光ランプL61とが
隣接して配置されるので、蛍光ランプアレイA5と蛍光
ランプアレイA6との境界付近の輝度差が極めて少なく
なる。この結果、6組の蛍光ランプアレイA1〜A6上
で急激な輝度の変化が無くなり、従来方式で6組の蛍光
ランプアレイA1〜A6を配置した場合に比べてフラッ
トな輝度特性を得ることができる。
【0059】このように本実施例としての照明装置10
を応用したバックライト装置200によれば、m本の蛍
光ランプを輝度の高い順に並べた奇数列の蛍光ランプア
レイ(第1の発光手段集合体)A1、A3、A5と、m
本の蛍光ランプを輝度の低い順に並べた偶数列の蛍光ラ
ンプアレイ(第2の発光手段集合体)A2、A4、A6
とが基板20に交互に配置されている。
【0060】この構成によって、蛍光ランプアレイA1
とA2間、蛍光ランプアレイA2とA3間、蛍光ランプ
アレイA3とA4間、蛍光ランプアレイA4とA5間、
蛍光ランプアレイA5とA6間の各々の輝度斑が目立た
ず、しかも、輝度特性の変化の緩やかな照明光を発生さ
せることができる。従って、本実施例としての照明装置
10をバックライト装置200として応用した大型で、
しかも、薄型の広告表示パネルや液晶表示装置等の表示
品質の向上を図ることができる。
【0061】(3)第3の実施例 図7は第3の実施例としての照明装置10を応用したバ
ックライト装置300の構成例を示すブロック図であ
る。この例では各々m本の蛍光ランプを有した4組の蛍
光ランプアレイA1〜A4が設けられ、この蛍光ランプ
アレイA1〜A4を並列に接続すると共に、この4組の
蛍光ランプアレイA1〜A4を1つの駆動装置31で点
灯駆動するものである。その他の構成及び機能について
は第1及び第2の実施例と同様であるので、その説明を
省略する。
【0062】この発明のバックライト装置300は図7
に示す基板30上に4組の蛍光ランプアレイA1〜A4
が配置されている。蛍光ランプアレイA1にはm本の蛍
光ランプL11〜L1mが一定間隔を保って平行に並べ
られると共に、これらの蛍光ランプL11〜L1mが電
気的に直列に接続される。また、蛍光ランプアレイA2
でも、m本の蛍光ランプL21〜L2mが同一の間隔を
保って平行に並べられると共に、蛍光ランプL21〜L
2mが電気的に直列に接続されている。
【0063】同様に、蛍光ランプアレイA3にはm本の
蛍光ランプL31〜L3mが一定間隔を保って平行に並
べられると共に、これらの蛍光ランプL31〜L3mが
電気的に直列に接続される。また、蛍光ランプアレイA
4でも、m本の蛍光ランプL41〜L4mが同一の間隔
を保って平行に並べられると共に、蛍光ランプL41〜
L4mが電気的に直列に接続されている。各々の蛍光ラ
ンプについては第1の実施例と同様であるのでその説明
を省略する。
【0064】この4組の蛍光ランプアレイA1〜A4に
は1つの駆動装置31が接続される。例えば、蛍光ラン
プアレイA1において、蛍光ランプL11の一方の端子
が駆動装置31の高電位側(HIGH)に接続され、そ
の他の蛍光ランプL12〜L1mが直列に接続され、そ
の蛍光ランプL1mの他方の端子が駆動装置31の接地
線側(GND)に接続される。
【0065】また、蛍光ランプアレイA2においては、
蛍光ランプアレイA1とは反対に蛍光ランプL21の一
方の端子が駆動装置31の接地線側に接続され、その他
の蛍光ランプL21〜L2mが直列に接続されると共
に、その蛍光ランプL2mの他方の端子が駆動装置31
の高電位側に接続される。蛍光ランプアレイA3におい
て、蛍光ランプL31の一方の端子が駆動装置31の高
電位側に接続され、その他の蛍光ランプL32〜L3m
が直列に接続され、その蛍光ランプL3mの他方の端子
が駆動装置31の接地線側に接続される。蛍光ランプア
レイA4においては、蛍光ランプアレイA3とは反対に
蛍光ランプL41の一方の端子が駆動装置31の接地線
側に接続され、その他の蛍光ランプL41〜L4mが直
列に接続されると共に、その蛍光ランプL4mの他方の
端子が駆動装置31の高電位側に接続される。
【0066】これらの4組の蛍光ランプアレイA1〜A
4が駆動装置31に対して並列に接続されて点灯駆動さ
れる。駆動装置31については、もちろん、1つの蛍光
ランプアレイA1を駆動する電源装置の4倍の容量(能
力)を有したトランスなどが使用される。
【0067】この構成により、第1及び第2の実施例と
同様に均一の輝度特性を有した大型のバックライト装置
を構成することができる。これと共に、駆動装置31の
コストダウンを図ること、及び、駆動装置31内での固
定損失を低減することができる。
【0068】なお、各々の実施例では蛍光ランプとして
冷陰極管を使用する場合について説明したが、これに限
ることはなく、熱陰極管を用いる場合であっても同様な
効果が得られる。
【0069】また、各実施例では最大輝度を生じる蛍光
ランプを基板端部に配置する場合について説明したが、
これに限ることはなく、最小輝度を生じる蛍光ランプを
基板端部に配置する場合であっても同様な効果が得られ
る。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、複数の発光手段が電気的に直列に接続された蛍光ラ
ンプアレイを二以上並べて点灯駆動する場合であって、
各々の発光手段集合体の中で最大輝度及び最小輝度を示
す発光手段を特定したときに、その最大輝度の発光手段
同士を隣接させると共に、その最小輝度の発光手段同士
を隣接させるように発光手段集合体が配置されるもので
ある。
【0071】この構成によって、一方の発光手段集合体
と他方の発光手段集合体の境界付近の輝度差が極めて少
なくなるので、発光手段集合体間の輝度斑を目立たなく
することができる。従って、輝度特性の滑らかなフラッ
ト光源を構築することができる。
【0072】この発明はフラットな輝度特性が要求され
る薄型の広告表示パネルや液晶表示装置等のバックライ
ト装置に適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態としての照明装置10の構成
例を示すブロック図である。
【図2】照明装置10及びその面方向の輝度分布との関
係例を示す図である。
【図3】第1の実施例としての照明装置10を応用した
バックライト装置100の構成例を示すブロック図であ
る。
【図4】バックライト装置100を応用した液晶表示パ
ネル13及びその面方向の輝度分布との関係例を示す図
である。
【図5】第2の実施例としての照明装置10を応用した
バックライト装置200の構成例を示すブロック図であ
る。
【図6】バックライト装置200及びその面方向の輝度
分布との関係例を示す図である。
【図7】第3の実施例としての照明装置10を応用した
バックライト装置300の構成例を示すブロック図であ
る。
【図8】従来方式のバックライト装置1の構成例を示す
ブロック図である。
【図9】そのバックライト装置1を応用した液晶表示パ
ネル3及びその面方向の輝度分布との関係例を示す図で
ある。
【図10】その蛍光ランプアレイA1の輝度斑の発生例
を示す点灯回路図である。
【符号の説明】
1,100,200,300・・・バックライト装置、
10・・・照明装置、2,12,20,30・・・基
板、3,13・・・液晶表示パネル、4,5,11,1
4,15,21〜26,31・・・駆動装置、L1〜L
8,L11〜L1m,L21〜L2m,L31〜L3
m,L41〜L4m,L51〜L5m,L61〜L6
m,Ln1〜Lnm・・・蛍光ランプ(発光手段)、A
1〜An・・・蛍光ランプアレイ(発光手段集合体)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発光手段が電気的に直列に接続さ
    れた発光手段集合体が二以上と、 前記発光手段集合体を点灯駆動する駆動装置とを備え、 前記発光手段集合体を二以上並べて点灯駆動する場合で
    あって、 各々の前記発光手段集合体の中で最大輝度及び最小輝度
    を示す発光手段を特定したときに、 前記最大輝度の発光手段同士を隣接させると共に、前記
    最小輝度の発光手段同士を隣接させるように前記発光手
    段集合体を基板上に配置することを特徴とする照明装
    置。
  2. 【請求項2】 前記駆動装置によって点灯される前記発
    光手段集合体に関して、該発光手段の輝度に順位が発生
    する場合であって、 各々の前記発光手段集合体において、前記発光手段を輝
    度の高い順に並べて配置することを特徴とする請求項1
    記載の照明装置。
  3. 【請求項3】 前記発光手段を輝度の高い順に並べた第
    1の発光手段集合体と、前記発光手段を輝度の低い順に
    並べた第2の発光手段集合体とを交互に配置することを
    特徴とする請求項2記載の照明装置。
  4. 【請求項4】 前記発光手段集合体毎に前記複数の発光
    手段を点灯駆動する駆動装置が設けられることを特徴と
    する請求項1記載の照明装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の発光手段集合体を並列に接続
    して前記複数の発光手段集合体を並列点灯駆動する駆動
    装置が設けられることを特徴とする請求項1記載の照明
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100363819C (zh) * 2001-06-25 2008-01-23 乙全科技股份有限公司 使用外电极荧光灯的背光单元
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KR100877481B1 (ko) * 2002-09-27 2009-01-07 엘지디스플레이 주식회사 백 라이트 유닛과 이를 이용한 액정표시장치

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