JP4174849B2 - 照明装置及び液晶表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は薄型の広告表示パネルや液晶表示パネル等のバックライト装置に適用して好適な照明装置及び液晶表示装置に関する。詳しくは、複数の発光手段が電気的に直列に接続された発光手段集合体を二以上並べて点灯するときに、々の発光手段集合体の中で特定される最大輝度を示す発光手段同士隣接ると共に、当該発光手段集合体の中で特定される最小輝度を示す発光手段同士隣接するように発光手段集合体配置され点灯駆動することにより、その発光手段集合体間の輝度斑を低減できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、画像処理分野ではコンピュータで加工された画像情報を表示するために液晶表示装置を使用する場合が多くなってきた。液晶表示装置は静止画像や動画像を表示するための液晶表示パネルと、この液晶表示パネルの背面から均一な輝度の光を照射するバックライト装置から構成される。
【0003】
また、ショーウインドウや各種の展示場において、商品のイメージアップを図るために広告表示パネルが設けられ、色々なメディアソースが表示される場合が多くなってきた。この広告表示パネルはメディアソースとしての風景画や人物画(静止画像)等を表示するための画像(イメージ)フィルムと、この画像フィルムの背面から均一な輝度の光を照射するバックライト装置から構成される。
【0004】
これらの液晶表示装置や広告表示パネルで動画像や静止画像を均一に表示するためには、発光面の全体にわたってフラットな輝度特性を有したバックライト装置(面発光装置)が必要となる。
【0005】
一般に、バックライト装置は光源を導光体の端面に設けたエッジ方式と、光源を導光体の背面に設けた直下方式とに分類される。
【0006】
図8は直下方式のバックライト装置1の構成例を示すブロック図である。例えば、21インチ程度の液晶表示パネルに使用されるバックライト装置1では、図8に示す基板2上に、4本の蛍光ランプL1〜L4を電気的に直列に接続した蛍光ランプアレイA1と、4本の蛍光ランプL5〜L8を直列に接続した蛍光ランプアレイA2とが配置されている。基板2には直下方式の照明装置としての発光効率を上げるために反射面を有している。
【0007】
この蛍光ランプアレイA1の一方の端子は駆動装置4の高電位側(HIGH)に接続され、他方の端子はその接地線側(GND)に接続され、蛍光ランプL1〜L4が例えば交流電源で点灯される。蛍光ランプアレイA2にも同様な駆動装置5が接続され、蛍光ランプL5〜L8が点灯される。
【0008】
このように蛍光ランプL1〜L4や蛍光ランプL5〜L8を直列駆動するのは、各々の蛍光ランプL1〜L8の内部インピーダンスが環境温度の上昇によって変化しても、その蛍光ランプアレイA1などに流れる管電流をほぼ一定にできるからである。従って、蛍光ランプアレイA1やA2の駆動電圧が高くなるもの、バックライト装置1としての発光輝度を一定にすることができる。しかも、管電流が数十mAと少なくなり、配線損失などが低減できることから発光効率が上昇するというメリットがある。
【0009】
なお、図9は2組の蛍光ランプアレイA1、A2から成るバックライト装置1を液晶表示パネル3などに適用した場合の構成例と、その面方向の輝度分布との関係例に示す図である。図9において、左側は図8に示したバックライト装置1を簡略化したブロック図であり、右側はその蛍光ランプアレイA1、A2の真上で測定した輝度の分布を示す輝度特性図である。縦軸が位置であり、横軸が輝度(B)である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来方式のバックライト装置1を図9に示す液晶表示パネル3などに適用した場合であって、蛍光ランプアレイA1と蛍光ランプアレイA2とを並べて点灯したときに、何らの配置条件に依存せずに、その蛍光ランプアレイA1の蛍光ランプL4と蛍光ランプアレイA2の蛍光ランプL5とを隣接して配置すると、蛍光ランプアレイA1と蛍光ランプアレイ(以下発光手段集合体ともいう)A2との境界付近に輝度斑が生じるおそれがあり、フラットな輝度特性が得られなくなってしまう。図9において、蛍光ランプL1、L5が最大輝度を示す蛍光ランプLmaxであり、蛍光ランプL4、L8が最小輝度を示す蛍光ランプLminである。
【0011】
これは、図10に示す蛍光ランプL1〜L4を直列駆動した場合に、高電位側に近い蛍光ランプL1と接地線側に近い蛍光ランプL4では管電流が若干異なることから、蛍光ランプL1とL4で輝度差が生ずるものと考えられる。すなわち、図10に示す駆動装置4から蛍光ランプL1へ流出する管電流をi0とし、蛍光ランプL1から蛍光ランプL2へ流出する管電流をi1とし、蛍光ランプL2から蛍光ランプL3へ流出する管電流をi2とし、蛍光ランプL3から蛍光ランプL4へ流出する管電流をi3としたときに、i0>i1>i2>i3なる関係を生じる。
【0012】
ここで、各々の蛍光ランプL1などの電極と周囲の絶縁物や筐体(接地線側)との間の結合容量をC0とし、その蛍光ランプL1などの電極から結合容量C0を介在して接地線側に漏れる漏洩電流をΔiとすると、管電流の差はこの漏洩電流Δiによって生ずるものと考えられる。各々の蛍光ランプL1〜L4などの輝度は管電流にほぼ比例することから、蛍光ランプL1の輝度をB1とし、蛍光ランプL2の輝度をB2とし、蛍光ランプL3の輝度をB3とし、蛍光ランプL4の輝度をB4としたときに、B1>B2>B3>B4というように輝度が順次低下するようになる。この現象は蛍光ランプアレイA2においても同様に生じる。
【0013】
一般に、人間の視覚特性によれば、徐々に変化する輝度に対しては、その輝度の変化を容易に認識しがたいが、急激に変化する輝度に対しては、それを容易に認識できるという特徴を持っている。従って、最大輝度を示す蛍光ランプL1と最小輝度を示す蛍光ランプ(以下発光手段ともいう)L4とが隣接して配置されると、輝度斑が人間の目に著しく反映されるようになってしまう。これにより、バックライト装置1を応用した液晶表示装置や広告表示パネルの表示品質が低下するという問題がある。
【0014】
そこで、この発明はこのような従来の課題を解決したものであって、複数の発光手段が電気的に直列に接続された発光手段集合体間の輝度斑を低減できるようにした照明装置及び液晶表示装置を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、電気的に直列に接続された少なくとも二以上の発光手段を有する発光手段集合体と、複数の発光手段集合体を点灯駆動する駆動手段とを備え、複数の発光手段集合体のうち、一の発光手段集合体の最大輝度を示す発光手段と他方の発光手段集合体の中の最大輝度を示す発光手段とが隣接し、複数の発光手段集合体のうち、一の発光手段集合体の中の最小輝度を示す発光手段と他方の発光手段集合体の中の最小輝度を示す発光手段とが隣接する照明装置によって解決される。
【0016】
この発明によれば、複数の発光手段集合体を点灯駆動する場合に、複数の発光手段集合体のうち、一の発光手段集合体の中の最大輝度を示す発光手段と他方の発光手段集合体の中の最大輝度を示す発光手段とが隣接され、複数の発光手段集合体のうち、一の発光手段集合体の中の最小輝度を示す発光手段と他方の発光手段集合体の中の最小輝度を示す発光手段とが隣接されるので、一方の発光手段集合体と他方の発光手段集合体の境界付近の輝度差が極めて少なくなる。
【0017】
従って、発光手段集合体間の輝度斑を目立たなくすることができる。これにより、輝度特性の変化が緩やかな照明光を発生させることができ、フラットな輝度特性が要求される薄型の広告表示パネルや液晶表示装置等のバックライト装置に本発明の照明装置を十分に応用することができる。
本発明に係る液晶表示装置は、液晶表示パネルと、液晶表示パネルに光を照射するバックライト装置とを備え、バックライト装置は、電気的に直列に接続された少なくとも二以上の発光手段を有する発光手段集合体と、複数の発光手段集合体を点灯駆動する駆動手段とを備え、複数の発光手段集合体のうち、一の発光手段集合体の中の最大輝度を示す発光手段と他方の発光手段集合体の中の最大輝度を示す発光手段とが隣接し、複数の発光手段集合体のうち、一の発光手段集合体の中の最小輝度を示す発光手段と他方の発光手段集合体の中の最小輝度を示す発光手段とが隣接するものである
【0018】
【発明の実施の形態】
続いて、この発明に係る照明装置及び液晶表示装置の一実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0019】
図1は本発明の実施の形態としての照明装置10の構成例を示すブロック図である。本実施の形態では複数の発光手段が電気的に直列に接続された発光手段集合体を二以上並べて点灯するときに、最大輝度を示す発光手段同士を隣接させると共に、最小輝度を示す発光手段同士を隣接させるように発光手段集合体を配置して、その発光手段集合体間の輝度斑を低減できるようにしたものである。
【0020】
この発明の照明装置10は直下型光源を構成するために、図1に示す基板12を有している。もちろん、基板12には照明装置10としての発光効率を上げるためにその表面に反射層が設けられている。この基板12上には発光手段集合体としてのn(n=2〜n)組の蛍光ランプアレイA1〜Anが配置されている。各々の蛍光ランプアレイA1などには複数の発光手段としてm本の蛍光ランプL11〜L1m(m=1〜m)が、電気的に直列に接続されている。このn組の蛍光ランプアレイA1〜Anには駆動装置11が接続され、各々の蛍光ランプL11〜1m、L21〜L2m、L31〜L3m、・・・・Ln1〜Lnmが点灯駆動される。
【0021】
この例では、蛍光ランプアレイA1〜Anを二以上並べて点灯駆動するときに、各々の蛍光ランプアレイA1などの中で最大輝度(Bmax)及び最小輝度(Bmin)を示す蛍光ランプLmax、Lminを特定し、その最大輝度の蛍光ランプLmax同士を隣接させると共に、その最小輝度の蛍光ランプLmin同士を隣接させるように蛍光ランプアレイA1〜Anを配置するようにしたものである(図2参照)。
【0022】
例えば、図1において、蛍光ランプアレイA1の蛍光ランプL11を最大輝度の蛍光ランプLmaxとし、その蛍光ランプL1mを最小輝度の蛍光ランプLminとし、蛍光ランプアレイA2の蛍光ランプL21を最小輝度の蛍光ランプLminとし、その蛍光ランプL2mを最大輝度の蛍光ランプLmaxとし、蛍光ランプアレイA3の蛍光ランプL31を最大輝度の蛍光ランプLmaxとし、その蛍光ランプL3mを最小輝度の蛍光ランプLminとし、・・・蛍光ランプアレイAnの蛍光ランプLn1を最小輝度の蛍光ランプLminとし、その蛍光ランプLnmを最大輝度の蛍光ランプLmaxとした場合を想定する。
【0023】
この場合には、最小輝度の蛍光ランプL1mと蛍光ランプL21同士が隣接するように蛍光ランプアレイA1と蛍光ランプアレイA2とが隣接して配置され、その蛍光ランプアレイA2の隣には、最大輝度の蛍光ランプL2mと蛍光ランプL31同士が隣接するように蛍光ランプアレイA2と蛍光ランプアレイA3とが隣接して配置され、同様にして図示しない蛍光ランプアレイAn−1と蛍光ランプアレイAnとが隣接して配置される。
【0024】
図2はn組の蛍光ランプアレイA1〜Anから成る照明装置10とその面方向の輝度分布との関係例に示す図である。図2において、左側は図1に示した照明装置10を簡略化したブロック図であり、右側はその蛍光ランプアレイA1〜Anの真上で測定した輝度の分布を示す輝度特性図である。縦軸が位置であり、横軸が輝度である。
【0025】
この輝度特性によれば、n組の蛍光ランプアレイA1〜Anを一定方向に並べて配置した場合に、図2において、蛍光ランプアレイA1と蛍光ランプアレイA2との境界付近の輝度差が極めて少なくなる。同様にして蛍光ランプアレイA2と蛍光ランプアレイA3との境界付近の輝度差が極めて少なくなり、蛍光ランプアレイA3と蛍光ランプアレイA4との境界付近の輝度差が極めて少なくなる。以下、他の蛍光ランプアレイA4〜Anについても同様である。
従って、蛍光ランプアレイA1やA2間、蛍光ランプアレイA2やA3間及び、蛍光ランプアレイAn−1やAn間の輝度斑を目立たなくすることができる。これにより、輝度特性の変化の緩やかな照明光を発生させることができ、フラットな輝度特性が要求される薄型の広告表示パネルや液晶表示装置等のバックライト装置に本発明の照明装置10を十分に応用することができる。
【0026】
(1)第1の実施例
図3は第1の実施例としての照明装置10を応用したバックライト装置100の構成例を示すブロック図である。この例では、2組の蛍光ランプアレイA1及びA2が設けられ、この蛍光ランプアレイA1、A2毎に駆動装置が設けられるものである。
【0027】
この発明のバックライト装置100は図3に示す基板12上に2組の蛍光ランプアレイA1及びA2が配置されている。基板12の大きさはA3サイズの広告表示パネルを想定した場合には、横の長さが640mm程度であり、縦の長さが480mm程度である。21インチの液晶表示パネルを想定した場合には、縦の長さが400mm程度であり、横の長さが300mm程度である。
【0028】
この蛍光ランプアレイA1には4本の蛍光ランプL11〜L14が一定間隔を保って平行に並べられると共に、これらの蛍光ランプL11〜L14が電気的に直列に接続される。また、蛍光ランプアレイA2でも、4本の蛍光ランプL21〜L24が同一の間隔を保って平行に並べられると共に、蛍光ランプL21〜L24が電気的に直列に接続されている。
【0029】
この例では蛍光ランプL14と蛍光ランプL21とが隣接するように2つの蛍光ランプアレイA1及びA2が基板12上に配置されている。各々の蛍光ランプには、管長が400mm〜500mm程度で、管口径が3mmφ〜10mmφ程度で、駆動電圧が300V〜500V程度で、管電流が数十mA程度の熱陰極管又は冷陰極管が使用される。
【0030】
この例で使用する冷陰極管は、不活性ガスが封入されたガラス管と、このガラス管の各々の管終端部に取り付けられた電極部からなる。ガラス管の両端部には外径4mm〜12mm程度のホルダが取り付けられ、そのガラス管を保持・固定したり、電極部からのリード線にストレスが加わらないようになされている。
【0031】
この2組の蛍光ランプアレイA1、A2には個別に駆動装置14、15が接続される。例えば、蛍光ランプアレイA1において、蛍光ランプL11の一方の端子が駆動装置14の高電位側(HIGH)に接続され、その蛍光ランプL11の他方の端子が蛍光ランプL12の一方の端子に接続され、その蛍光ランプL12の他方の端子が蛍光ランプL13の一方の端子に接続され、その蛍光ランプL13の他方の端子が蛍光ランプL14の一方の端子に接続され、その蛍光ランプL14の他方の端子が駆動装置14の接地線側(GND)に接続され、蛍光ランプL11〜L14が例えば交流電源によって点灯駆動される。
【0032】
また、蛍光ランプアレイA2においては、蛍光ランプアレイA1とは反対に蛍光ランプL21の一方の端子が駆動装置15の接地線側に接続され、その蛍光ランプL21の他方の端子が蛍光ランプL22の一方の端子に接続され、その蛍光ランプL22の他方の端子が蛍光ランプL23の一方の端子に接続され、その蛍光ランプL23の他方の端子が蛍光ランプL24の一方の端子に接続され、その蛍光ランプL24の他方の端子が駆動装置15の高電位側に接続され、蛍光ランプL21〜L24が同様に点灯駆動される。
【0033】
この例では各々の駆動装置14、15には、一次電圧が100V(商用電源)程度で、二次電圧が1200V〜2000V程度で、容量が15VA〜40VA程度のトランスが設けられ、商用電源を所定の巻数比によって昇圧した二次電圧が駆動電圧として蛍光ランプアレイA1、A2毎に供給される。もちろん、駆動装置14、15には、直流電圧を交流電圧に変換して高電圧を得る電源形式のものを使用してもよい。
【0034】
このような蛍光ランプアレイA1及びA2の配置で、駆動装置14によって蛍光ランプアレイA1を点灯すると共に、駆動装置15によって蛍光ランプアレイA2を点灯すると、図10で説明したように蛍光ランプアレイA1に関して、蛍光ランプL11〜L14の輝度に順位が発生し、蛍光ランプアレイA2に関して、蛍光ランプL21〜L24の輝度に順位が発生する。
【0035】
この例で、蛍光ランプアレイA1においては、基板12の一方の端部からその中央部へ向かって蛍光ランプL11〜L14が輝度の高い順に並んだ状態となる。蛍光ランプアレイA2においては、蛍光ランプL21〜L24が輝度の低い順に基板12の中央部からその他方の端部へ並んだ状態となる。この蛍光ランプアレイA1では蛍光ランプL11が最大輝度を示し、蛍光ランプL14が最小輝度を示す。蛍光ランプアレイA2では蛍光ランプL21が最小輝度を示し、蛍光ランプL24が最大輝度を示すようになる。従って、本発明方式のバックライト装置100を図4に示す液晶表示パネル13などに適用した場合には、蛍光ランプアレイA1と蛍光ランプアレイA2との境界付近に輝度斑が生じなくなる。
【0036】
図4は2組の蛍光ランプアレイA1、A2から成るバックライト装置100とその液晶表示パネル13の面方向の輝度分布との関係例に示す図である。図4において、左側は図3に示したバックライト装置100の構成例を示す側面図であり、右側はその蛍光ランプアレイA1、A2の真上で測定した輝度の分布を示す輝度特性図である。縦軸が位置であり、横軸が輝度(B)である。図4において、蛍光ランプL11、L24が最大輝度を示す蛍光ランプLmaxであり、蛍光ランプL14、L21が最小輝度を示す蛍光ランプLminである。
【0037】
この図4に示す輝度特性によれば、蛍光ランプアレイA1の蛍光ランプL14と蛍光ランプアレイA2の蛍光ランプL21とが隣接して配置されるので、蛍光ランプアレイA1と蛍光ランプアレイA2との境界付近の輝度差が極めて少なくなる。この結果、液晶表示パネル13上で急激な輝度の変化が無くなり、従来方式に比べてフラットな輝度特性を得ることができる。
【0038】
因みに、各々の蛍光ランプL11〜L14及びL21〜L24の内部インピーダンスが環境温度の上昇によって変化しても、蛍光ランプアレイA1の蛍光ランプL14の輝度と蛍光ランプアレイA2の蛍光ランプL21の輝度とはほぼ比例して変化するので、従来方式に比べて輝度差がほとんど生じない。
【0039】
このように本実施例としての照明装置10を応用したバックライト装置100によれば、蛍光ランプアレイA1とA2間の輝度斑が目立たず、しかも、輝度特性の変化の緩やかな照明光を発生させることができる。従って、本実施例としての照明装置10をバックライト装置100として応用した薄型の広告表示パネルや液晶表示装置等の表示品質を向上させることができる。
【0040】
(2)第2の実施例
図5は第2の実施例としての照明装置10を応用したバックライト装置200の構成例を示すブロック図である。この例では、各々m本の蛍光ランプを有した6組の蛍光ランプアレイA1〜A6が設けられ、この蛍光ランプアレイA1〜A6毎に駆動装置が設けられるものである。
【0041】
この発明のバックライト装置200は図5に示す基板20上に6組の蛍光ランプアレイA1〜A6が配置されている。蛍光ランプアレイA1にはm本の蛍光ランプL11〜L1mが一定間隔を保って平行に並べられると共に、これらの蛍光ランプL11〜L1mが電気的に直列に接続される。また、蛍光ランプアレイA2でも、m本の蛍光ランプL21〜L2mが同一の間隔を保って平行に並べられると共に、蛍光ランプL21〜L2mが電気的に直列に接続されている。
【0042】
同様に、蛍光ランプアレイA3にはm本の蛍光ランプL31〜L3mが一定間隔を保って平行に並べられると共に、これらの蛍光ランプL31〜L3mが電気的に直列に接続される。また、蛍光ランプアレイA4でも、m本の蛍光ランプL41〜L4mが同一の間隔を保って平行に並べられると共に、蛍光ランプL41〜L4mが電気的に直列に接続されている。
【0043】
更に、蛍光ランプアレイA5にはm本の蛍光ランプL51〜L5mが一定間隔を保って平行に並べられると共に、これらの蛍光ランプL51〜L3mが電気的に直列に接続される。また、蛍光ランプアレイA6でも、m本の蛍光ランプL61〜L6mが同一の間隔を保って平行に並べられると共に、蛍光ランプL61〜L6mが電気的に直列に接続されている。
【0044】
この例では蛍光ランプL1mと蛍光ランプL21とが隣接し、蛍光ランプL2mと蛍光ランプL31とが隣接し、蛍光ランプL3mと蛍光ランプL41とが隣接し、蛍光ランプL4mと蛍光ランプL51とが隣接し、蛍光ランプL5mと蛍光ランプL61とが隣接するように6組の蛍光ランプアレイA1〜A6が基板20上に配置されている。各々の蛍光ランプの構成については第1の実施例と同様であるので、その説明を省略する。
【0045】
この6組の蛍光ランプアレイA1〜A6には6つの駆動装置21〜26が個別に接続される。例えば、蛍光ランプアレイA1において、蛍光ランプL11の一方の端子が駆動装置21の高電位側(HIGH)に接続され、その蛍光ランプL11の他方の端子が蛍光ランプL12の一方の端子に接続され、その蛍光ランプL12の他方の端子が蛍光ランプL13の一方の端子に接続され、図示しない蛍光ランプL1m−1の他方の端子が蛍光ランプL1mの一方の端子に接続され、その蛍光ランプL1mの他方の端子が駆動装置21の接地線側(GND)に接続され、m本の蛍光ランプL11〜L1mが駆動装置21によって点灯駆動される。
【0046】
また、蛍光ランプアレイA2においては、蛍光ランプアレイA1とは反対に蛍光ランプL21の一方の端子が駆動装置22の接地線側に接続され、その他の蛍光ランプL21〜L2mが直列に接続されると共に、その蛍光ランプL2mの他方の端子が駆動装置22の高電位側に接続され、m本の蛍光ランプL21〜L2mが駆動装置22によって点灯駆動される。
【0047】
同様に、蛍光ランプアレイA3において、蛍光ランプL31の一方の端子が駆動装置23の高電位側に接続され、その他の蛍光ランプL31〜L3mが直列に接続されると共に、その蛍光ランプL3mの他方の端子が駆動装置23の接地線側に接続され、m本の蛍光ランプL31〜L3mが駆動装置23によって点灯駆動される。
【0048】
また、蛍光ランプアレイA4においては、蛍光ランプアレイA3とは反対に蛍光ランプL41の一方の端子が駆動装置24の接地線側に接続され、その蛍光ランプL41〜L4mが直列に接続されると共に、その蛍光ランプL4mの他方の端子が駆動装置24の高電位側に接続され、m本の蛍光ランプL41〜L4mが駆動装置24によって点灯駆動される。
【0049】
同様に、蛍光ランプアレイA5において、蛍光ランプL51の一方の端子が駆動装置25の高電位側に接続され、その他の蛍光ランプL51〜L5mが直列に接続されると共に、その蛍光ランプL5mの他方の端子が駆動装置25の接地線側に接続され、m本の蛍光ランプL51〜L5mが駆動装置25によって点灯駆動される。
【0050】
また、蛍光ランプアレイA6においては、蛍光ランプアレイA5とは反対に蛍光ランプL61の一方の端子が駆動装置26の接地線側に接続され、その蛍光ランプL61〜L6mが直列に接続されると共に、その蛍光ランプL6mの他方の端子が駆動装置26の高電位側に接続され、m本の蛍光ランプL61〜L6mが駆動装置26によって点灯駆動される。各々の駆動装置21〜26については、蛍光ランプの設置本数によって駆動電圧及び容量が異なるものの第1の実施例と同様な構成を採るのでその説明を省略する。
【0051】
このような6組の蛍光ランプアレイA1〜A6が基板20に配置されると共に、駆動装置21〜26によって各々の蛍光ランプアレイA1〜A6が点灯駆動されると、図10で説明したように蛍光ランプアレイA1に関して、蛍光ランプL11〜L1mの輝度に順位が発生し、蛍光ランプアレイA2に関して、蛍光ランプL21〜L2mの輝度に順位が発生し、蛍光ランプアレイA3に関して、蛍光ランプL31〜L3mの輝度に順位が発生し、蛍光ランプアレイA4に関して、蛍光ランプL41〜L4mの輝度に順位が発生し、蛍光ランプアレイA5に関して、蛍光ランプL51〜L5mの輝度に順位が発生し、蛍光ランプアレイA6に関して、蛍光ランプL61〜L6mの輝度に順位が発生する。
【0052】
この例で、蛍光ランプアレイA1においては、蛍光ランプL11〜L14が基板20の一方の端部側から蛍光ランプアレイA2側に向かって輝度の高い順に並んだ状態となる。蛍光ランプアレイA2においては、蛍光ランプL21〜L2mが輝度の低い順に蛍光ランプアレイA1側から蛍光ランプアレイA3側に向かって並んだ状態となる。蛍光ランプアレイA3においては、蛍光ランプL31〜L3mが蛍光ランプアレイA2側から蛍光ランプアレイA4側に向かって輝度の高い順に並んだ状態となる。
【0053】
また、蛍光ランプアレイA4においては、蛍光ランプL41〜L4mが輝度の低い順に蛍光ランプアレイA3側から蛍光ランプアレイA5側に向かって並んだ状態となる。蛍光ランプアレイA5においては、蛍光ランプL51〜L5mが蛍光ランプアレイA4側から蛍光ランプアレイA6側に向かって輝度の高い順に並んだ状態となる。蛍光ランプアレイA6においては、蛍光ランプL61〜L6mが輝度の低い順に蛍光ランプアレイA5側から基板20の他の端部側に向かって並んだ状態となる。
【0054】
この蛍光ランプアレイA1では蛍光ランプL11が最大輝度を示し、蛍光ランプL1mが最小輝度を示す。蛍光ランプアレイA2では蛍光ランプL21が最小輝度を示し、蛍光ランプL2mが最大輝度を示すようになる。蛍光ランプアレイA3では蛍光ランプL31が最大輝度を示し、蛍光ランプL3mが最小輝度を示す。蛍光ランプアレイA4では蛍光ランプL41が最小輝度を示し、蛍光ランプL4mが最大輝度を示すようになる。蛍光ランプアレイA5では蛍光ランプL51が最大輝度を示し、蛍光ランプL5mが最小輝度を示す。蛍光ランプアレイA6では蛍光ランプL61が最小輝度を示し、蛍光ランプL6mが最大輝度を示すようになる。
【0055】
図6は6組の蛍光ランプアレイA1〜A6から成るバックライト装置200と、その面方向から見た輝度分布との関係例に示す図である。図6において、左側は図6に示したバックライト装置200の構成例を示す側面図であり、右側はその蛍光ランプアレイA1〜A6の真上で測定した輝度の分布を示す輝度特性図である。縦軸が位置であり、横軸が輝度(B)である。図6において、蛍光ランプL11、L2m、L31、L4m、L51、L6mが最大輝度を示す蛍光ランプLmaxであり、蛍光ランプL1m、L21、L3m、L41、L5m、L61が最小輝度を示す蛍光ランプLminである。
【0056】
この図6に示す輝度特性によれば、蛍光ランプアレイA1の蛍光ランプL1mと蛍光ランプアレイA2の蛍光ランプL21とが隣接して配置されるので、蛍光ランプアレイA1と蛍光ランプアレイA2との境界付近の輝度差が極めて少なくなる。蛍光ランプアレイA2の蛍光ランプL2mと蛍光ランプアレイA3の蛍光ランプL31とが隣接して配置されるので、蛍光ランプアレイA2と蛍光ランプアレイA3との境界付近の輝度差が極めて少なくなる。
【0057】
同様に、蛍光ランプアレイA3の蛍光ランプL3mと蛍光ランプアレイA4の蛍光ランプL41とが隣接して配置されるので、蛍光ランプアレイA3と蛍光ランプアレイA4との境界付近の輝度差が極めて少なくなる。蛍光ランプアレイA4の蛍光ランプL4mと蛍光ランプアレイA5の蛍光ランプL51とが隣接して配置されるので、蛍光ランプアレイA4と蛍光ランプアレイA5との境界付近の輝度差が極めて少なくなる。
【0058】
また、蛍光ランプアレイA5の蛍光ランプL5mと蛍光ランプアレイA6の蛍光ランプL61とが隣接して配置されるので、蛍光ランプアレイA5と蛍光ランプアレイA6との境界付近の輝度差が極めて少なくなる。この結果、6組の蛍光ランプアレイA1〜A6上で急激な輝度の変化が無くなり、従来方式で6組の蛍光ランプアレイA1〜A6を配置した場合に比べてフラットな輝度特性を得ることができる。
【0059】
このように本実施例としての照明装置10を応用したバックライト装置200によれば、m本の蛍光ランプを輝度の高い順に並べた奇数列の蛍光ランプアレイ(第1の発光手段集合体)A1、A3、A5と、m本の蛍光ランプを輝度の低い順に並べた偶数列の蛍光ランプアレイ(第2の発光手段集合体)A2、A4、A6とが基板20に交互に配置されている。
【0060】
この構成によって、蛍光ランプアレイA1とA2間、蛍光ランプアレイA2とA3間、蛍光ランプアレイA3とA4間、蛍光ランプアレイA4とA5間、蛍光ランプアレイA5とA6間の各々の輝度斑が目立たず、しかも、輝度特性の変化の緩やかな照明光を発生させることができる。従って、本実施例としての照明装置10をバックライト装置200として応用した大型で、しかも、薄型の広告表示パネルや液晶表示装置等の表示品質の向上を図ることができる。
【0061】
(3)第3の実施例
図7は第3の実施例としての照明装置10を応用したバックライト装置300の構成例を示すブロック図である。この例では各々m本の蛍光ランプを有した4組の蛍光ランプアレイA1〜A4が設けられ、この蛍光ランプアレイA1〜A4を並列に接続すると共に、この4組の蛍光ランプアレイA1〜A4を1つの駆動装置31で点灯駆動するものである。その他の構成及び機能については第1及び第2の実施例と同様であるので、その説明を省略する。
【0062】
この発明のバックライト装置300は図7に示す基板30上に4組の蛍光ランプアレイA1〜A4が配置されている。蛍光ランプアレイA1にはm本の蛍光ランプL11〜L1mが一定間隔を保って平行に並べられると共に、これらの蛍光ランプL11〜L1mが電気的に直列に接続される。また、蛍光ランプアレイA2でも、m本の蛍光ランプL21〜L2mが同一の間隔を保って平行に並べられると共に、蛍光ランプL21〜L2mが電気的に直列に接続されている。
【0063】
同様に、蛍光ランプアレイA3にはm本の蛍光ランプL31〜L3mが一定間隔を保って平行に並べられると共に、これらの蛍光ランプL31〜L3mが電気的に直列に接続される。また、蛍光ランプアレイA4でも、m本の蛍光ランプL41〜L4mが同一の間隔を保って平行に並べられると共に、蛍光ランプL41〜L4mが電気的に直列に接続されている。各々の蛍光ランプについては第1の実施例と同様であるのでその説明を省略する。
【0064】
この4組の蛍光ランプアレイA1〜A4には1つの駆動装置31が接続される。例えば、蛍光ランプアレイA1において、蛍光ランプL11の一方の端子が駆動装置31の高電位側(HIGH)に接続され、その他の蛍光ランプL12〜L1mが直列に接続され、その蛍光ランプL1mの他方の端子が駆動装置31の接地線側(GND)に接続される。
【0065】
また、蛍光ランプアレイA2においては、蛍光ランプアレイA1とは反対に蛍光ランプL21の一方の端子が駆動装置31の接地線側に接続され、その他の蛍光ランプL21〜L2mが直列に接続されると共に、その蛍光ランプL2mの他方の端子が駆動装置31の高電位側に接続される。蛍光ランプアレイA3において、蛍光ランプL31の一方の端子が駆動装置31の高電位側に接続され、その他の蛍光ランプL32〜L3mが直列に接続され、その蛍光ランプL3mの他方の端子が駆動装置31の接地線側に接続される。蛍光ランプアレイA4においては、蛍光ランプアレイA3とは反対に蛍光ランプL41の一方の端子が駆動装置31の接地線側に接続され、その他の蛍光ランプL41〜L4mが直列に接続されると共に、その蛍光ランプL4mの他方の端子が駆動装置31の高電位側に接続される。
【0066】
これらの4組の蛍光ランプアレイA1〜A4が駆動装置31に対して並列に接続されて点灯駆動される。駆動装置31については、もちろん、1つの蛍光ランプアレイA1を駆動する電源装置の4倍の容量(能力)を有したトランスなどが使用される。
【0067】
この構成により、第1及び第2の実施例と同様に均一の輝度特性を有した大型のバックライト装置を構成することができる。これと共に、駆動装置31のコストダウンを図ること、及び、駆動装置31内での固定損失を低減することができる。
【0068】
なお、各々の実施例では蛍光ランプとして冷陰極管を使用する場合について説明したが、これに限ることはなく、熱陰極管を用いる場合であっても同様な効果が得られる。
【0069】
また、各実施例では最大輝度を生じる蛍光ランプを基板端部に配置する場合について説明したが、これに限ることはなく、最小輝度を生じる蛍光ランプを基板端部に配置する場合であっても同様な効果が得られる。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、気的に直列に接続された少なくとも二以上の発光手段を有する発光手段集合体を点灯駆動する場合であって、複数の発光手段集合体のうち、一の発光手段集合体の中の最大輝度を示す発光手段と他方の発光手段集合体の中の最大輝度を示す発光手段とが隣接され、複数の発光手段集合体のうち、一の発光手段集合体の中の最小輝度を示す発光手段と他方の発光手段集合体の中の最小輝度を示す発光手段とが隣接されるものである。
【0071】
この構成によって、一方の発光手段集合体と他方の発光手段集合体の境界付近の輝度差が極めて少なくなるので、発光手段集合体間の輝度斑を目立たなくすることができる。従って、輝度特性の滑らかなフラット光源を構築することができる。
【0072】
この発明はフラットな輝度特性が要求される薄型の広告表示パネルや液晶表示装置等のバックライト装置に適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態としての照明装置10の構成例を示すブロック図である。
【図2】照明装置10及びその面方向の輝度分布との関係例を示す図である。
【図3】第1の実施例としての照明装置10を応用したバックライト装置100の構成例を示すブロック図である。
【図4】バックライト装置100を応用した液晶表示パネル13及びその面方向の輝度分布との関係例を示す図である。
【図5】 第2の実施例としての照明装置10を応用したバックライト装置200の構成例を示すブロック図である。
【図6】バックライト装置200及びその面方向の輝度分布との関係例を示す図である。
【図7】第3の実施例としての照明装置10を応用したバックライト装置300の構成例を示すブロック図である。
【図8】従来方式のバックライト装置1の構成例を示すブロック図である。
【図9】そのバックライト装置1を応用した液晶表示パネル3及びその面方向の輝度分布との関係例を示す図である。
【図10】その蛍光ランプアレイA1の輝度斑の発生例を示す点灯回路図である。
【符号の説明】
1,100,200,300・・・バックライト装置、10・・・照明装置、2,12,20,30・・・基板、3,13・・・液晶表示パネル、4,5,11,14,15,21〜26,31・・・駆動装置、L1〜L8,L11〜L1m,L21〜L2m,L31〜L3m,L41〜L4m,L51〜L5m,L61〜L6m,Ln1〜Lnm・・・蛍光ランプ(発光手段)、A1〜An・・・蛍光ランプアレイ(発光手段集合体)

Claims (6)

  1. 気的に直列に接続された少なくとも二以上の発光手段を有する発光手段集合体と、
    前記複数の発光手段集合体を点灯駆動する駆動手段とを備え、
    前記複数の発光手段集合体のうち、一の発光手段集合体の最大輝度を示す発光手段と他方の発光手段集合体の中の最大輝度を示す発光手段とが隣接し、
    前記複数の発光手段集合体のうち、一の発光手段集合体の中の最小輝度を示す発光手段と他方の発光手段集合体の中の最小輝度を示す発光手段とが隣接する照明装置。
  2. 前記複数の発光手段集合体において、一の前記発光手段集合体が有する前記発光手段を輝度の高い順に並べて配置される請求項1記載の照明装置。
  3. 前記発光手段を輝度の高い順に並べた第1の発光手段集合体と、前記発光手段を輝度の低い順に並べた第2の発光手段集合体と交互に配置される請求項2記載の照明装置。
  4. 前記複数の発光手段集合体に前記駆動手段が設けられることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  5. 前記駆動手段が、前記複数の発光手段集合体を並列点灯駆動する請求項1記載の照明装置。
  6. 液晶表示パネルと、
    前記液晶表示パネルに光を照射するバックライト装置とを備え、
    前記バックライト装置は、
    電気的に直列に接続された少なくとも二以上の発光手段を有する発光手段集合体と、
    前記複数の発光手段集合体を点灯駆動する駆動手段とを備え、
    前記複数の発光手段集合体のうち、一の発光手段集合体の中の最大輝度を示す発光手段と他方の発光手段集合体の中の最大輝度を示す発光手段とが隣接し、
    前記複数の発光手段集合体のうち、一の発光手段集合体の中の最小輝度を示す発光手段と他方の発光手段集合体の中の最小輝度を示す発光手段とが隣接する液晶表示装置
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