JPH11338731A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

Info

Publication number
JPH11338731A
JPH11338731A JP10139578A JP13957898A JPH11338731A JP H11338731 A JPH11338731 A JP H11338731A JP 10139578 A JP10139578 A JP 10139578A JP 13957898 A JP13957898 A JP 13957898A JP H11338731 A JPH11338731 A JP H11338731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
symbol
address
message
external device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10139578A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihiko Okada
憲彦 岡田
Hirokazu Shibata
広和 柴田
Manabu Kawamura
学 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP10139578A priority Critical patent/JPH11338731A/ja
Publication of JPH11338731A publication Critical patent/JPH11338731A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マップファイルの管理を行うことなく、外部
機器よりシンボルデータを入力するだけでシンボルデー
タに対応するデータを読み出すこと。 【解決手段】 外部機器10からのメッセージを受信
し、応答情報を外部機器に送信するデータ送受信手段1
00と、各種データが格納されている記憶手段106
と、読み出すべきデータを示すシンボルデータと該シン
ボルデータに対応するデータが格納される前記記憶手段
のアドレスを示すアドレスデータとの関係を示すシンボ
ル/アドレス変換テーブル108と、受信されたメッセ
ージに含まれるデータがシンボルデータである場合に前
記テーブルを参照し、シンボルデータをアドレスデータ
に変換するデータ変換手段102と、該変換されたアド
レスデータに基づいて記憶手段よりデータを読み出し、
前記データ送受信手段に出力するデータ読出手段104
とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ処理装置に
係り、特にICE(In−Circuit Emula
tor)を使用せずにデータ処理装置に接続される外部
機器としてのパーソナルコンピュータ(以下、パソコン
と略記する。)の汎用ターミナルソフトを使用してプロ
グラムのシンボルデータをパソコン側から入力すること
により該シンボルデータに対応付けられたデータをデー
タ処理装置内のメモリから読み出すことができる、すな
わち、ICEレスシンボリックデバッグを行うことがで
きる端末装置等のデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、外部機器としてのパソコンが設
置された本部から離れた現地に設置されるデータ処理装
置、例えば、伝送装置にトラブルが発生した場合にIC
Eを持ち込んでのデバッグが不可能であったために、装
置組み込みのデバッグ機能を使用して、デバッグ時のデ
ータの読み出しを実施していた。
【0003】装置組み込みのデバッグ機能の構成は、パ
ソコン側と該パソコンに接続される伝送装置側でRS−
232Cインタフェースを使用してデータの通信を実現
している。
【0004】パソコン側ではデバッグ機能を実現する手
段として、伝送装置へメッセージを送信する送信部と伝
送装置からの応答情報を受信する受信部とを有してい
る。パソコンの送信側では、保守者が入力したASCI
I(American Standard Code
for Information Interchan
ge)文字列、即ち読み出したいデータのアドレスをメ
ッセージ電文に挿入し、そのメッセージをRS−232
Cインタフェースを使用してべーシック手順で伝送装置
側へ送信する。
【0005】パソコンの受信側では伝送装置側から受信
した応答情報をパソコン本体に接続されているモニタ装
置に出力させる。
【0006】これに対して伝送装置側ではデバッグ機能
を実現する手段として、パソコンとのインタフェース部
としての通信制御部と指定されたアドレスのデータを読
み出すデータ読出部とを有している。。通信制御部で
は、パソコン側から受信したメッセージを伝送装置のど
の機能部に送信するのかを判定する。データ読出部で
は、パソコン側で指定されたアドレスにおけるメモリの
記憶エリアからデータを読み出し、パソコン側から伝送
装置の通信制御機能を介して送られてきたメッセージに
挿入し、通信制御部に送出する。
【0007】通信制御部はデータ読出部から受信したメ
ッセージをパソコン側へ送信する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
処理装置の構成では、読み出したいデータのアドレス
は、装置のファイル化を行う時に作成されるマップファ
イルを用意し、そのマップファイルに格納されているデ
ータのアドレスを調べなければならない。このような作
業では、アドレスの入力誤りが発生する可能性があり、
またマップファイルがなければ読み出したいデータを参
照することができず、更にマップファイルはROMに搭
載されている実行ファイルであるLM(Load Mo
dule)ファイルとの対応が必要なので、ファイルの
管理が必要になるという問題が有った。
【0009】また、パソコン側に組み込まれているアプ
リケーションソフトを使用しないとパソコンと接続され
ているデータ処理装置としての伝送装置内のメモリから
データの読み出しができないという問題も有った。
【0010】このように、マップファイルとLMファイ
ルとの対応が食い違えば、バソコン側で本当に得たいデ
ータとデータ処理装置内のメモリから読み出されるデー
タとが異なる場合が発生する。このような事態が発生す
ると、デバッグに不必要な時間を費やすことになる。
【0011】そこで、マップファイルの管理を行わず、
外部機器側からプログラムのシンボル名を人力するだけ
で外部機器に接続されるデータ処理装置内のメモリから
データを読み出したり、データ処理装置組み込みのデバ
ック機能を使用しなくてもメモリからデータの読み出し
を行うことを実現するツールの開発が要望される。
【0012】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、マップファイルの管理を行うことなく、か
つ装置組み込みのデバック機能を使用せずに外部機器よ
りシンボルデータを入力するだけでシンボルデータに対
応するアドレスのデータを装置内のメモリより読み出す
ことができるデータ処理装置を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、外部機器からのメッセージ
を受信し、応答情報を該外部機器に送信するデータ送受
信手段と、各種データが格納されている記憶手段と、読
み出すべきデータを示すシンボルデータと該シンボルデ
ータに対応するデータが格納された前記記憶手段のアド
レスを示すアドレスデータとの関係を示すシンボル/ア
ドレス変換テーブルと、前記データ送受信手段により受
信されたメッセージのデータ領域を参照し、該メッセー
ジに含まれるデータがシンボルデータである場合に前記
シンボル/アドレス変換テーブルを参照し、シンボルデ
ータをアドレスデータに変換するデータ変換手段と、デ
ータ変換手段により変換されたアドレスデータに基づい
て前記記憶手段よりデータを読み出し、前記データ送受
信手段に出力するデータ読出手段と、前記データ読出手
段により読み出されたデータを外部機器に送信するデー
タ送信手段とを有し、前記データ送受信手段はデータ読
出手段により読み出されたデータを含むメッセージを応
答情報として外部機器に送信することを特徴とする。
【0014】請求項1に記載の発明によれば、読み出す
べきデータを示すシンボルデータと該シンボルデータに
対応するデータが格納される記憶手段のアドレスを示す
アドレスデータとの関係を示すシンボル/アドレス変換
テーブルを設け、データ変換手段により外部機器より受
信したメッセージに含まれるデータがシンボルデータで
ある場合にシンボル/アドレス変換テーブルを参照して
シンボルデータをアドレスデータに変換し、このアドレ
スデータに基づいて前記記憶手段よりデータを読み出す
ようにしたので、マップファイルの管理を行うことな
く、かつ装置組み込みのデバック機能を使用せずに外部
機器よりシンボルデータを入力するだけでデータが格納
されている装置内のメモリのシンボルデータに対応する
アドレスに格納されているデータを読み出すことができ
る。
【0015】また請求項2に記載の発明は、請求項1に
記載のデータ処理装置において、前記データ変換手段
は、デバッグに関連するコマンド及びコマンドの使用方
法を示すヘルプコマンドデータを保持しており、前記デ
ータ送受信手段により受信されたメッセージのデータ領
域を参照し、該メッセージに含まれるデータがヘルプコ
マンドである場合に前記ヘルプコマンドデータをデータ
送受信手段に出力し、前記データ送受信手段は、前記コ
マンドデータを外部機器に送信することを特徴とする。
【0016】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載のデータ処理装置において、データ変換手段は、
デバッグに関連するコマンド及びコマンドの使用方法を
示すヘルプコマンドデータを保持し、データ送受信手段
により受信されたメッセージに含まれるデータがヘルプ
コマンドである場合に前記ヘルプコマンドデータをデー
タ送受信手段に出力するようにしたので、請求項1に記
載の発明により得られる効果に加えて、外部機器の操作
者はヘルプコマンドを入力することにより外部機器側の
モニタ装置にヘルプコマンドデータを表示することがで
き、マニュアル等を調べることなく、即座にデバッグに
必要なコマンドの使用方法を知ることができる。
【0017】また外部機器としてのパソコンに接続され
るデータ処理装置側にヘルプコマンドデータを保持させ
るようにしたので、データ処理装置に接続されるパソコ
ンの機種に関係無く、そのモニタ装置にヘルプコマンド
データを表示させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。本発明の各実施の形態では
データ処置装置として伝送装置を例に採り、説明する。
図1には本発明の第1の実施の形態に係るデータ処理装
置としての伝送装置の構成が示されている。同図におい
て伝送装置10はRS−232Cケーブル30を介して
外部機器としてのパソコン20に接続されている。
【0019】伝送装置10におけるICEレスシンボリ
ックデバックを実現するためのファイル構成として、図
1に示すように、RS−232Cで規定されたメッセー
ジを外部機器としてのパソコン20より受信し、その応
答情報をパソコン20に送信するデータ送受信部100
(データ送受信手段)と、シンボルデータをアドレスデ
ータに変換するシンボル/アドレス変換部102(デー
タ変換手段)と、アドレスデータが示すメモリ106の
アドレスに格納されたデータの読み出しを行うデータ読
出部104(データ読出手段)の3つの機能部を構成す
る各ファイルがある。この3つの機能部は、伝送装置を
制御するためのアプリケーションプログラムに含まれて
いる。
【0020】尚、伝送装置のハードウェア部分としてC
PU、ROM、RAM、I/Oポート、メッセージの送
受信を行う通信制御部等が有るが、これらすべてについ
ては図示していない。ここでは主としてCPUにより処
理されるソフトウェア部分について示している。
【0021】また、読み出すべきデータを示すシンボル
データと該シンボルデータに対応するデータが格納され
る記憶手段としてのメモリ106(ROMの一部のメモ
リエリアに相当する。)のアドレスを示すアドレスデー
タとの関係を示すシンボル/アドレス変換テーブル10
8は、伝送装置10の制御機能を実現するためのファイ
ルを作成する際に作成されるマップファイルから作成さ
れ、ROMの空きエリアにダウンロードされる。
【0022】シンボル/アドレス変換テーブル108が
作成される過程について図2を参照して説明する。図2
に示されるように、まず、装置の制御機能を表すソース
ファイル(Fi1e1.c,File2.c,File
3.c)をコンパイルしてオブジェクトファイル(Fi
1e1.obj,File2.obj,File3.o
bj)を作成し、更にオブジェクトファイル(Fi1e
1.obj,File2.obj,File3.ob
j)をリンクし、ファイルFile123.lnkを作
成する。ファイル(File123.lnk)をロケー
トし、ファイル(File123.abs)及びマップ
ファイル(File123.mp2)を作成する。ここ
でファイル(File123.abs)は伝送装置の制
御機能を実現するアプリケーションプログラム(Fi1
e123.hex)となる。
【0023】マップファイル(File123.mp
2)には、シンボルデータに対応したアドレスデータや
オブジェクトファイル(Fi1e1.obj,File
2.obj,File3.obj)に対応するロケーシ
ョン情報が載っている。そのマップファイル(File
123.mp2)からROMの空きエリアにシンボル/
アドレス変換テーブルをロードするように指定したHE
Xファイル(Sym.hex)を作成するツールを使用
して、HEXファイル(Sym.hex)を作成する。
すなわち、マップファイル(File123.mp2)
からシンボルデータに対応するアドレスデータだけを取
り出し、ソースファイル(Symbo1.c,Symn
um.c)に変換する。このソースファイル(Symb
o1.c,Symnum.c)をコンパイルしてオブジ
ェクトファイル(Symbo1.obj,Symnu
m.obj)を作成し、オブジェクトファイル(Sym
bo1.obj,Symnum.obj)をリンクして
ファイル(Sym.lnk)を作成する。更にファイル
(Sym.lnk)をロケートしてファイル(Sym.
abs)とファイル(Sym.mp2)を作成する。こ
のファイル(Sym.abs)はHEXファイル(Sy
m.hex)、すなわちシンボル/アドレス変換テーブ
ル108となる。
【0024】図3に伝送装置10内に設けられたROM
のメモリマップ構成を図3に示す。同図において、メモ
リエリア200はRAMから読み出したデータ及びRA
Mに書き込むべきデータが格納されるエリアであり、メ
モリエリア202、204はそれぞれEEPROM,D
PRAMのデータエリアである。またメモリエリア20
6はI/Oポートのアドレスデータが格納されており、
メモリエリア108にはOS(Operating S
ystem)が格納される。メモリエリア210はアプ
リケーションプログラム(Fi1e123.hex)が
格納されるエリアであり、メモリエリア212は空きエ
リアである。
【0025】更にメモリエリア214は電源投入時に最
初に起動されるブートプログラムが格納されるエリアで
ある。
【0026】図3に示すように、ROM上に伝送装置1
0のアプリケーションプログラム(Fi1e123.h
ex)をダウンロードする時にシンボル/アドレス変換
テーブル(Sym.hex)108も同様にダウンロー
ドする。
【0027】またROM上にダウンロードするシンボル
/アドレス変換テーブル108には、シンボルサイズを
少なくするために、ファイル(File123.he
x)を作成した時にできる静的データおよびDPRA
M、EEPROM、I/Oポート上のデータを対象とす
るシンボルを搭載している。
【0028】上記構成からなる伝送装置の動作を図4の
フローチャートを参照して説明する。パソコン20の汎
用ターミナルソフトウェアを使用して、読み出しコマン
ドとシンボルデータを入力すると、RS−232Cケー
ブル30を介して伝送装置10に所定のフォーマットの
メッセージが送信される。
【0029】伝送装置10側では、データ送受信部10
0によりパソコン20側から送信されたメッセージを受
信すると、受信したメッセージを解析し(ステップ30
0)、メッセージのデータ領域を参照してメッセージに
含まれているデータがシンボルデータかアドレスデータ
かを判定する(ステップ302)。
【0030】ステップ302でメッセージに含まれてい
るデータがアドレスデータであると判定された場合には
ステップ306に移行する。
【0031】またステップ302でメッセージに含まれ
ているデータがシンボルデータであると判定された場合
には、ROMの空きエリア212にマッピングしたシン
ボル/アドレス変換テーブル108からシンボルデータ
に対応するアドレスデータを検索し、シンボルデータか
らアドレスデータに変換する(ステップ304)。
【0032】シンボルデータをアドレスデータに置換し
たメッセージをデータ読出部104に送出する(ステッ
プ306)。データ読出部104は上記アドレスデータ
に基づいてメモリ106よりそのアドレスデータの示す
アドレスに格納されているデータを読み出し、そのデー
タをメッセージに挿入してデータ送受信部100に送出
する。データ送受信部100はデータ読出部104より
受け取ったメッセージをパソコン20側へ送信する(ス
テップ308)。
【0033】本発明の第1の実施の形態に係るデータ処
理装置によれば、装置の制御機能を実現するファイルを
作成した時にできるマップファイルから、シンボル/ア
ドレス変換テーブルを作成し、ROMの空きエリアにダ
ウンロードすることにより、シンボルデータに対応する
アドレスデータを誤りなく検索することができ、該アド
レスデータに基づいて記憶手段より所望のデータを求め
るようにしたので、マップファイルの管理を行うことな
く、かつ装置組み込みのデバッグ機能を使用せずに外部
機器よりシンボルデータを入力するだけでデータが格納
されている装置内の記憶手段としてのメモリ106のシ
ンボルデータに対応するアドレスに格納されたデータを
読み出すことができ、デバック効率の向上が図れる。
【0034】本発明の第2の実施の形態に係るデータ処
理装置としての伝送装置について説明する。本実施の形
態に係る伝送装置が第1の実施の形態に係る伝送装置と
構成上、異なるのは図1に示した伝送装置10の構成に
おいてシンボル/アドレス変換部102にデバッグに関
連するコマンド及び該コマンドの使用方法を示すヘルプ
コマンドデータが記憶保持し、ヘルプコマンドがパソコ
ン10より入力された場合にこのヘルプコマンドデータ
を出力可能に構成した点であり、その他は第1の実施の
形態と同様であるので重複する説明は省略する。
【0035】本発明の第2の実施の形態に係る伝送装置
の動作を図5を参照して説明する。同図において図4と
同一の処理については同一のステップ番号を付し、重複
部分については説明を省略する。パソコン20から汎用
ターミナルソフトウェアを使用して、ヘルプコマンド
“?”を入力すると、RS−232Cケーブル30を介
して伝送装置10に所定のフォーマットのメッセージが
送信される。
【0036】伝送装置10側ではデータ送受信部100
によりパソコン20側から送信されたメッセージを受信
すると、データ送受信部100はそのメッセージをシン
ボル/アドレス変換部102にそのまま送出する(ステ
ップ300)。
【0037】メッセージを受信したシンボル/アドレス
変換部102では、メッセージのデータ領域を参照し、
メッセージに含まれているデータがヘルプコマンドであ
るか否か、判定する(ステップ302)。ステップ30
2でデータがヘルプコマンドであると判定した場合には
シンボル/アドレス変換部102に保持されているヘル
プコマンドデータをデータ送受信部100に送出する
(ステップ400)。データ送受信部100ではヘルプ
コマンドデータをメッセージに挿入し、パソコン20側
へ送信する(ステップ308)。
【0038】本発明の第2の実施の形態に係るデータ処
理装置によれば、データ変換手段としてのシンボル/ア
ドレス変換部102は、デバッグに関連するコマンド及
びコマンドの使用方法を示すヘルプコマンドデータを保
持し、データ送受信部100により受信されたメッセー
ジに含まれるデータがヘルプコマンドである場合にヘル
プコマンドデータをデータ送信部に出力するようにした
ので、第1の実施の形態により得られる効果に加えて、
外部機器としてのパソコン20の操作者はヘルプコマン
ドを入力することにより外部機器側のモニタ装置にヘル
プコマンドデータを表示することができ、マニュアル等
を調べることなく、即座にデバッグに必要なコマンドの
使用方法を知ることができる。
【0039】また外部機器としてのパソコン20に接続
されるデータ処理装置(伝送装置10)側にヘルプコマ
ンドデータを保持させるようにしたので、データ処理装
置に接続されるパソコンの機種に関係無く、そのモニタ
装置にヘルプコマンドデータを表示させることができ
る。
【0040】
【発明の効果】以上に説明したように請求項1に記載の
発明によれば、読み出すべきデータを示すシンボルデー
タと該シンボルデータに対応するデータが格納される記
憶手段のアドレスを示すアドレスデータとの関係を示す
シンボル/アドレス変換テーブルを設け、データ変換手
段により外部機器より受信したメッセージに含まれるデ
ータがシンボルデータである場合にシンボル/アドレス
変換テーブルを参照してシンボルデータをアドレスデー
タに変換し、このアドレスデータに基づいて前記記憶手
段よりデータを読み出すようにしたので、マップファイ
ルの管理を行うことなく、かつ装置組み込みのデバック
機能を使用せずに外部機器よりシンボルデータを入力す
るだけでシンボルデータに対応するアドレスのデータを
装置内のメモリより読み出すことができる。
【0041】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載のデータ処理装置において、データ変換手段は、
デバッグに関連するコマンド及びコマンドの使用方法を
示すヘルプコマンドデータを保持し、データ送受信手段
により受信されたメッセージに含まれるデータがヘルプ
コマンドである場合に前記ヘルプコマンドデータをデー
タ送受信手段に出力するようにしたので、請求項1に記
載の発明により得られる効果に加えて、外部機器の操作
者はヘルプコマンドを入力することにより外部機器側の
モニタ装置にヘルプコマンドデータを表示することがで
き、マニュアル等を調べることなく、即座にデバッグに
必要なコマンドの使用方法を知ることができる。
【0042】また外部機器としてのパソコンに接続され
るデータ処理装置側にヘルプコマンドデータを保持させ
るようにしたので、データ処理装置に接続されるパソコ
ンの機種に関係無く、そのモニタ装置にヘルプコマンド
データを表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るデータ処理装
置の構成を示すブロック図。
【図2】マップファイルからシンボル/アドレス変換テ
ーブルを作成する手順を示すフローチャート。
【図3】図1に示したデータ処理装置に含まれるROM
のメモリマップ構成を示す説明図。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るデータ処理装
置の動作を示すフローチャート。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るデータ処理装
置の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
10 伝送装置(データ処理装置) 20 パソコン(外部機器) 30 RS−232Cケーブル 100 データ送受信部(データ送受信手段) 102 シンボル/アドレス変換部(データ変換手段) 104 データ読出部(データ読出手段) 106 メモリ(記憶手段) 108 シンボル/アドレス変換テーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部機器からのメッセージを受信し、応
    答情報を該外部機器に送信するデータ送受信手段と、 各種データが格納されている記憶手段と、 読み出すべきデータを示すシンボルデータと該シンボル
    データに対応するデータが格納された前記記憶手段のア
    ドレスを示すアドレスデータとの関係を示すシンボル/
    アドレス変換テーブルと、 前記データ送受信手段により受信されたメッセージのデ
    ータ領域を参照し、該メッセージに含まれるデータがシ
    ンボルデータである場合に前記シンボル/アドレス変換
    テーブルを参照し、シンボルデータをアドレスデータに
    変換するデータ変換手段と、 データ変換手段により変換されたアドレスデータに基づ
    いて前記記憶手段よりデータを読み出し、前記データ送
    受信手段に出力するデータ読出手段と、 前記データ読出手段により読み出されたデータを外部機
    器に送信するデータ送信手段とを有し、 前記データ送受信手段はデータ読出手段により読み出さ
    れたデータを含むメッセージを応答情報として外部機器
    に送信することを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記データ変換手段は、デバッグに関連
    するコマンド及び該コマンドの使用方法を示すヘルプコ
    マンドデータを保持しており、前記データ送受信手段に
    より受信されたメッセージのデータ領域を参照し、該メ
    ッセージに含まれるデータがヘルプコマンドである場合
    に前記ヘルプコマンドデータをデータ送受信手段に出力
    し、 前記データ送受信手段は、前記コマンドデータを外部機
    器に送信することを特徴とする請求項1に記載のデータ
    処理装置。
JP10139578A 1998-05-21 1998-05-21 データ処理装置 Pending JPH11338731A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10139578A JPH11338731A (ja) 1998-05-21 1998-05-21 データ処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10139578A JPH11338731A (ja) 1998-05-21 1998-05-21 データ処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11338731A true JPH11338731A (ja) 1999-12-10

Family

ID=15248531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10139578A Pending JPH11338731A (ja) 1998-05-21 1998-05-21 データ処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11338731A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005050329A (ja) * 2003-07-11 2005-02-24 Yogitech Spa 信頼性マイクロコントローラ、マイクロコントローラにおける欠陥検出方法、マイクロコントローラ用欠陥許容システム設計方法、およびコンピュータプログラム製品
EP2993780A4 (en) * 2013-04-30 2017-01-11 Fuji Electric Co., Ltd. Controller and map file conversion device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005050329A (ja) * 2003-07-11 2005-02-24 Yogitech Spa 信頼性マイクロコントローラ、マイクロコントローラにおける欠陥検出方法、マイクロコントローラ用欠陥許容システム設計方法、およびコンピュータプログラム製品
EP2993780A4 (en) * 2013-04-30 2017-01-11 Fuji Electric Co., Ltd. Controller and map file conversion device
US9751410B2 (en) 2013-04-30 2017-09-05 Fuji Electric Co., Ltd. Controller and map file conversion device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5953514A (en) Method and apparatus for transparent remote execution of commands
US6138174A (en) Industrial control system providing remote execution of graphical utility programs
US20040015959A1 (en) Software installing method for setting printing environment in a computer on an individual computer basis
JP2004038876A (ja) プログラム等のデータ形式変換方法及び装置、並びにそのデータ形式変換装置を用いたコントローラ管理システム
US20170286040A1 (en) Display and operating unit and method of operating a field instrument having a display and operating unit
US6006263A (en) System and method to expedite the transfer of data within a network system
JP5808922B2 (ja) 空調機制御インターフェース装置、空気調和機および空調機制御システム
JPH11338731A (ja) データ処理装置
JP4456734B2 (ja) システム監視情報処理方法及びコンソール装置を制御するためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体
JP4690798B2 (ja) ネットワーク装置
JP2002229816A (ja) 障害情報取得システム
US7502729B2 (en) Emulating different country keyboards for controlling a remote computer over a network
JP2007004301A (ja) コンピュータ、データ処理方法、プログラムおよび通信方法
JP2021048504A (ja) 情報処理装置、及び、情報処理プログラム
US9779012B1 (en) Dynamic and global in-system debugger
JPH08235203A (ja) ファイル一覧の抽出方法とその装置
JP2000339075A (ja) データ処理装置およびプリントサーバおよびデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
JPH07230393A (ja) 情報処理システムおよび情報処理システムのプログラムデバッグ方法
JP4590907B2 (ja) ソフトウェア開発支援装置及びソフトウェア開発支援プログラム
JP5359704B2 (ja) プログラム生成システムおよびプログラム生成装置およびプログラム生成方法およびプログラムならびに記録媒体
JP2007179309A (ja) グリッド環境用デバッグシステム、グリッドサービス管理装置、デバッグ方法およびプログラム
JPH08255094A (ja) プロセス間通信試験装置
JP3706894B2 (ja) 情報提供装置、フォーマット分解装置、情報提供方法及びプログラム
JPH08161238A (ja) 情報処理装置
JPH05224976A (ja) プログラム開発支援装置