JP2007179309A - グリッド環境用デバッグシステム、グリッドサービス管理装置、デバッグ方法およびプログラム - Google Patents

グリッド環境用デバッグシステム、グリッドサービス管理装置、デバッグ方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】グリッドプログラムの実行環境に見合った規模のデバッグ環境を利用してグリッドプログラムをデバッグできるようにすることにある。
【解決手段】クライアント端末1-1は、ユーザによって指定された利用希望台数を含むデバッグ要求をグリッドサービス管理装置2へ送信する。グリッドサービス管理装置2は、グリッド環境に存在する複数のリソース提供計算機3-1〜3-kの中から利用希望台数分の計算機を選択し、それらにデバッグ対象プログラムを送信する。その後、クライアント端末1-1からデバッグコマンドが送られてくると、グリッドサービス管理装置2は、上記デバッグコマンドを上記選択したリソース提供計算機に送信する。各リソース提供計算機では、デバッグ対象プログラムをデバッグコマンドに従ってデバッグし、デバッグコマンドの実行結果をグリッド管理装置2を介してクライアント端末1-1に返却する。
【選択図】図1

Description

本発明は、グリッド環境向けのプログラムをデバッグするデバッグ技術に関し、特に、グリッド環境を利用してグリッド環境向けプログラムをデバッグするデバッグ技術に関する。
従来から、複数台の計算機をネットワークを介して接続することにより、1台の高性能な計算機を仮想的に実現するグリッド環境が知られており、このようなグリッド環境を利用して大規模な計算処理が必要となる気象予測、構造解析などの科学計算が行われている(例えば、特許文献1参照)。科学計算を行うグリッド環境向けのプログラム(グリッドプログラムという場合もある)は、一般に、複数の計算機にブローカリングされ、他の計算機にブローカリングされたグリッドプログラムとデータをやり取りするなど、他のグリッドプログラムと連携して計算処理を進める。
ところで、プログラム開発者がプログラムのデバッグを行う場合、一般的には、プログラム開発者がログイン可能な計算機を利用してデバッグを行う。しかし、グリッドプログラムをデバッグする場合、プログラム開発者がログイン可能な計算機だけを用いてデバッグを行うとすると、次のような問題が発生する。プログラム開発者がログイン可能な計算機の台数は、グリッドプログラムがブローカリングされる計算機の台数に比較して遥かに少ない。このため、プログラム開発者がログイン可能な計算機だけを利用してデバッグを行うと、デバッグ環境の規模がプログラム実行環境の規模に比べて遥かに小さくなってしまい、バグの見落としが発生する危険性が高くなってしまう。
一方、プログラム開発者が操作するクライアント端末と、それぞれがシステム固有のデバッグ情報を保持した複数のシステム対応サーバとの間に仮想サーバを配置し、クライアント端末からデバッグ対象にするシステム名が指定されたとき、仮想サーバが、クライアント端末と上記システム名によって特定されるシステム対応サーバとを接続し、プログラム開発者がシステム対応サーバを利用してデバッグを行えるようにしたデバッグシステムが従来から提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−56201号公報 特開2000−215080号公報
上述した特許文献2に記載されている従来の技術によれば、プログラム開発者は、システム対応サーバの所在を知らなくとも、仮想サーバにアクセスし、デバッグ対象にするシステム名を指定するだけで、該当するシステム対応サーバを利用してデバッグを行うことが可能になる。しかし、この従来の技術において、プログラム開発者がデバッグに利用できるシステム対応サーバ(計算機)は、1台だけである。従って、特許文献2に記載されている従来の技術を利用してグリッドプログラムをデバッグするようにしても、プログラム開発者がログイン可能な計算機を使用してグリッドプログラムをデバッグする場合と同様に、グリッドプログラムの実行環境に比較して遥かに規模の小さいデバッグ環境でデバッグを行わざるを得ないため、バグの見落としが発生する危険性が高い。このような問題点を解決するためには、プログラム開発者がログイン可能な計算機を多数用意しておけば良いが、そのようなことは現実的ではなく、また、そのようにした場合には、プログラム開発者が多数の計算機にそれぞれログインしなければならないため、プログラム開発者にかかる負担が大きなものになってしまう。
〔発明の目的〕
そこで、本発明の目的は、グリッドプログラムの実行環境に見合った規模のデバッグ環境を利用してグリッドプログラムをデバッグできるようにすることにある。
上記目的を達成するため、本発明にかかる第1のグリッド環境用デバッグシステムは、
複数のリソース提供計算機を含むグリッド環境において実行されるプログラムのデバッグを行うグリッド環境用デバッグシステムであって、
クライアント端末からリソース提供計算機の利用希望台数を含むデバッグ要求が送られてきたとき、前記リソース提供計算機の中から、前記利用希望台数分の計算機を選択して該選択した各リソース提供計算機に対してデバッグ対象プログラムを送信し、前記クライアント端末からデバッグコマンドが送られてきたとき、前記選択した各リソース提供計算機に対して前記デバッグコマンドを送信し、前記選択した各リソース提供計算機からデバッグコマンドの実行結果が送られてきたとき、前記クライアント端末に対して前記実行結果を送信するグリッドサービス管理装置を含むことを特徴とする。
本発明にかかる第2のグリッド環境用デバッグシステムは、
グリッドサービス管理装置と、複数台のリソース提供計算機とを含むグリッド環境において実行されるプログラムのデバッグを行うグリッド環境用デバッグシステムであって、
ユーザによってデバッグ要求の送信が指示されたとき、ユーザによって指示されたリソース提供計算機の利用希望台数を含むデバッグ要求を前記グリッドサービス管理装置に対して送信し、ユーザによってデバッグコマンドの送信が指示されたとき、前記デバッグコマンドを前記グリッドサービス管理装置に対して送信するデバッガインタフェース部を含むクライアント端末を備え、且つ、
前記グリッドサービス管理装置が、
前記クライアント端末から利用希望台数を含むデバッグ要求が送られてきたとき、前記複数台のリソース提供計算機の中から、前記利用希望台数分の計算機を選択して該選択した各リソース提供計算機に対してデバッグ対象プログラムを送信し、前記クライアント端末からデバッグコマンドが送られてきたとき、前記選択した各リソース提供計算機に対して前記デバッグコマンドを送信し、前記選択した各リソース提供計算機からデバッグコマンドの実行結果が送られてきたとき、前記クライアント端末に対して前記実行結果を送信するデバッグサービス管理部を備え、
前記各リソース提供計算機が、
前記グリッドサービス管理装置から送られてきたデバッグ対象プログラムを前記グリッドサービス管理装置から送られてきたデバッグコマンドに従ってデバッグするデバッガと、
該デバッガによるデバッグコマンドの実行結果を前記グリッドサービス管理装置に対して送信するデバッグサービス部とを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる第3のグリッド環境用デバッグシステムは、第2のグリッド環境用デバッグシステムにおいて、
前記デバッグサービス管理部が、
前記選択したリソース提供計算機に対して、自グリッドサービス管理装置に対して定められている認証情報を含んだログイン要求を送信する構成を有することを特徴とする。
本発明にかかる第4のグリッド環境用デバッグシステムは、第2のグリッド環境用デバッグシステムにおいて、
前記デバッグサービス部が、前記デバッグサービス管理装置から送られてきたデバッグコマンドを、自リソース提供計算機内のデバッガ固有のデバッグコマンドに変換する構成を有すると共に、前記デバッガによるデバッグコマンドの実行結果を、前記デバッガインタフェース部の出力形式に変換した後、前記グリッドサービス管理装置に対して送信する構成を有し、
前記デバッガが、変換後のデバッグコマンドに従って前記デバッグ対象プログラムをデバッグする構成を有することを特徴とする。
本発明にかかるクライアント端末は、
ユーザによってデバッグ要求の送信が指示されたとき、ユーザによって指示されたリソース提供計算機の利用希望台数を含むデバッグ要求をグリッドサービス管理装置に対して送信し、ユーザによってデバッグコマンドの送信が指示されたとき、前記デバッグコマンドを前記グリッドサービス管理装置に対して送信するデバッガインタフェース部を備えたことを特徴とする。
本発明にかかるグリッドサービス管理装置は、
クライアント端末からリソース提供計算機の利用希望台数を含むデバッグ要求が送られてきたとき、グリッド環境内に存在する複数のリソース提供計算機の中から、前記利用希望台数分の計算機を選択して該選択した各リソース提供計算機に対してデバッグ対象プログラムを送信し、前記クライアント端末からデバッグコマンドが送られてきたとき、前記選択した各リソース提供計算機に対して前記デバッグコマンドを送信し、前記選択した各リソース提供計算機からデバッグコマンドの実行結果が送られてきたとき、前記クライアント端末に対して前記実行結果を送信するデバッグサービス管理部を備えたことを特徴とする。
本発明にかかるリソース提供計算機は、
グリッドサービス管理装置から送られてきたデバッグ対象プログラムを前記グリッドサービス管理装置から送られてきたデバッグコマンドに従ってデバッグするデバッガと、
該デバッガによるデバッグコマンドの実行結果を前記グリッドサービス管理装置に対して送信するデバッグサービス部とを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる第1のデバッグ方法は、
グリッドサービス管理装置が、クライアント端末からリソース提供計算機の利用希望台数を含むデバッグ要求が送られてきたとき、グリッド環境内に存在する複数のリソース提供計算機の中から、前記利用希望台数分の計算機を選択して該選択した各リソース提供計算機に対してデバッグ対象プログラムを送信し、前記クライアント端末からデバッグコマンドが送られてきたとき、前記選択した各リソース提供計算機に対して前記デバッグコマンドを送信し、前記選択した各リソース提供計算機からデバッグコマンドの実行結果が送られてきたとき、前記クライアント端末に対して前記実行結果を送信することを特徴とする。
本発明にかかる第2のデバッグ方法は、
クライアント端末が、ユーザによってデバッグ要求の送信が指示されたとき、ユーザによって指示されたリソース提供計算機の利用希望台数を含むデバッグ要求をグリッドサービス管理装置に対して送信し、ユーザによってデバッグコマンドの送信が指示されたとき、前記デバッグコマンドを前記グリッドサービス管理装置に対して送信し、
前記グリッドサービス管理装置が、クライアント端末から利用希望台数を含むデバッグ要求が送られてきたとき、グリッド環境に存在する複数台のリソース提供計算機の中から、前記利用希望台数分の計算機を選択して該選択した各リソース提供計算機に対してデバッグ対象プログラムを送信し、前記クライアント端末からデバッグコマンドが送られてきたとき、前記選択した各リソース提供計算機に対して前記デバッグコマンドを送信し、
前記各リソース提供計算機が、前記グリッドサービス管理装置から送られてきたデバッグ対象プログラムを前記グリッドサービス管理装置から送られてきたデバッグコマンドに従ってデバッグし、デバッグコマンドの実行結果を前記グリッドサービス管理装置に対して送信することを特徴とする。
本発明にかかる第1のプログラムは、
コンピュータを、
ユーザによってデバッグ要求の送信が指示されたとき、ユーザによって指示されたリソース提供計算機の利用希望台数を含むデバッグ要求をグリッドサービス管理装置に対して送信し、ユーザによってデバッグコマンドの送信が指示されたとき、前記デバッグコマンドを前記グリッドサービス管理装置に対して送信するデバッガインタフェース部として機能させる。
本発明にかかる第2のプログラムは、
コンピュータを、
クライアント端末からリソース提供計算機の利用希望台数を含むデバッグ要求が送られてきたとき、グリッド環境内に存在する複数のリソース提供計算機の中から、前記利用希望台数分の計算機を選択して該選択した各リソース提供計算機に対してデバッグ対象プログラムを送信し、前記クライアント端末からデバッグコマンドが送られてきたとき、前記選択した各リソース提供計算機に対して前記デバッグコマンドを送信し、前記選択した各リソース提供計算機からデバッグコマンドの実行結果が送られてきたとき、前記クライアント端末に対して前記実行結果を送信するデバッグサービス管理部として機能させる。
本発明にかかる第3のプログラムは、
コンピュータを、
グリッドサービス管理装置から送られてきたデバッグ対象プログラムを前記グリッドサービス管理装置から送られてきたデバッグコマンドに従ってデバッグするデバッガ、
該デバッガによるデバッグコマンドの実行結果を前記グリッドサービス管理装置に対して送信するデバッグサービス部として機能させる。
〔作用〕
ユーザによってデバッグ要求の送信が指示されると、クライアント端末は、ユーザによって指定されたリソース提供計算機の利用希望台数を含むデバッグ要求をグリッドサービス管理装置へ送信する。
グリッドサービス管理装置内の、デバッグサービス管理部23は、クライアント端末から利用希望台数を含むデバッグ要求が送られてくると、グリッド環境に存在する複数のリソース提供計算機の中から利用希望台数分の計算機を選択し、選択した各リソース提供計算機に対してデバッグ対象プログラムを送信する。
その後、クライアント端末からデバッグコマンドが送られてくると、グリッドサービス管理装置内のグリッドサービス管理部は、上記デバッグコマンドを上記選択したリソース提供計算機に送信する。
デバッグコマンドが送られてきた各リソース提供計算機においては、デバッガが、既に送られてきているデバッグ対象プログラムを、上記デバッグコマンドに従ってデバッグし、デバッグサービス部が、デバッグコマンドの実行結果をグリッドサービス管理装置に返却する。
グリッドサービス管理装置内のグリッドサービス管理部は、リソース提供計算機から送られてきたデバッグコマンドの実行結果を、要求元のクライアント端末へ送信する。
本発明によれば、グリッドプログラムの実行環境に見合った規模のデバッグ環境を利用してグリッドプログラムをデバッグすることが可能になり、その結果、バグの見落としが発生する危険性を少なくすることができる。
その理由は、クライアント端末からリソース提供計算機の利用希望台数を含むデバッグ要求が送られてきたとき、グリッド環境に存在する複数のリソース提供計算機の中から、上記利用希望台数分の計算機を選択し、選択したリソース提供計算機にデバッグ対象プログラムや、クライアント端末から送られてきたデバッグコマンドを送信するグリッドサービス管理装置を備えているからである。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
〔実施の形態の構成の説明〕
図1は本発明にかかるグリッド環境用デバッグシステムの実施の形態の構成例を示すブロック図である。本実施の形態にかかるグリッド環境用デバッグシステムは、グリッド環境を利用してグリッドプログラムをデバッグすることを特徴としており、図1に示すように、複数台のクライアント端末1−1〜1−jと、グリッドサービス管理装置2と、複数台のリソース提供計算機3−1〜3−kとから構成され、それらはインターネット等のネットワーク4を介して相互に接続されている。
クライアント端末1−1〜1−jは、パーソナルコンピュータ等によって実現されるものであり、グリッドサービス管理装置2に対して、グリッドプログラムの実行を要求したり、グリッドプログラムのデバッグを要求したりする機能を有する。
図2は、クライアント端末1−1の構成例を示すブロック図であり、グリッドインタフェース部11と、デバッガインタフェース部12と、記憶装置13と、キーボード等の入力部14と、LCD等の表示部15とを備えている。なお、他のクライアント端末も同様の構成を有している。
記憶装置13には、実行対象となるグリッドプログラムや、デバッグ対象となるグリッドプログラムが格納されている。
グリッドインタフェース部11は、グリッドサービス管理装置2に対してログイン要求を送信する機能や、ユーザによってプログラム実行要求の送信が指示されたとき、ユーザによって指定されたグリッドプログラムの実行条件を含むプログラム実行要求をグリッドサービス管理装置2に送信する機能や、ユーザによって指定された実行対象となるグリッドプログラムを記憶装置13から読み出してグリッドサービス管理装置2へ送信する機能や、グリッドサービス管理装置2から返信されたグリッドプログラムの実行結果を表示部15に表示する機能を有する。
デバッガインタフェース部12は、グリッドサービス管理装置2にログイン要求を送信する機能や、ユーザによってデバッグ要求の送信が指示されたとき、ユーザによって指示されたデバッグ条件を含むデバッグ要求をグリッドサービス管理装置2へ送信する機能や、ユーザによって入力されたデバッグコマンドをグリッドサービス管理装置2へ送信する機能や、グリッドサービス管理装置2から返信されたデバッグコマンドの実行結果を表示部15に表示する機能を有する。なお、各クライアント端末1−1〜1−j内のデバッガインタフェース部12で用いられるデバッグコマンド及び実行結果の出力形式は、全て同じものであるとする。
このような機能を有するクライアント端末1−1は、例えば、パーソナルコンピュータ等のコンピュータによって実現可能であり、コンピュータによって実現する場合は、例えば、次のようにする。コンピュータをクライアント端末1−1として機能させるためのプログラムを記録したディスク、半導体メモリ、その他の記録媒体を用意し、コンピュータに上記プログラムを読み取らせる。コンピュータは、読み取ったプログラムに従って自身の動作を制御することにより、自コンピュータ上に、グリッドインタフェース部11およびデバッガインタフェース部12を実現する。
グリッドサービス管理装置2は、クライアント端末1−1〜1―jに対して、グリッドサービスを提供したり、デバッグサービスを提供したりする機能を有する。
図3は、グリッドサービス管理装置2の構成例を示すブロック図であり、認証部21と、グリッドサービス管理部22と、デバッグサービス管理部23と、リソース提供計算機管理部24と、記憶装置25とを備えている。
記憶装置25には、リソース提供計算機情報記憶部26が設けられている。図4は、リソース提供計算機情報記憶部26の内容例を示す図であり、リソース提供計算機3−1、3−2、…の計算機ID「K1、K2、…」に対応付けて、その計算機の仕様(OSの種別、メモリ容量、CPUのクロック周波数など)と、現在の負荷(CPU使用率、メモリ使用率など)が登録されている。
リソース提供計算機管理部24は、各リソース提供計算機3−1〜3−kの状態(CPU使用率、メモリ使用率など)を収集し、リソース提供計算機情報記憶部26に登録する機能を有する。
認証部21は、クライアント端末1−1〜1−jからログイン要求があったとき、それに含まれている認証情報に基づいて認証を行い、ログインを許可するか否かを判定する機能を有する。
グリッドサービス管理部22は、クライアント端末1−1〜1−jからプログラム実行要求が送られてきたとき、それに含まれている実行条件とリソース提供計算機情報記憶部26の内容とに基づいて、グリッド環境に存在するリソース提供計算機3−1〜3−kの中からグリッドプログラムをブローカリングするリソース提供計算機を選択する機能や、上記選択した各リソース提供計算機に対してグリッドプログラムをブローカリングする機能や、上記選択した各リソース提供計算機から送られてきたグリッドプログラムの実行結果を要求元のクライアント端末1−1〜1−jに返信する機能を有する。
デバッグサービス管理部23は、クライアント端末1−1〜1−jからデバッグ要求が送られてきたとき、それに含まれているデバッグ条件とリソース提供計算機情報記憶部26の内容とに基づいて、グリッド環境に存在するリソース提供計算機3−1〜3−kの中からプログラムのデバッグに使用するリソース提供計算機を選択する機能や、上記選択した各リソース提供計算機にデバッグ対象プログラムを送信する機能や、クライアント端末1−1〜1−jから送られてきたデバッグコマンドを上記選択した各リソース提供計算機に送信する機能や、上記選択した各リソース提供計算機から送られてきたデバッグコマンドの実行結果を要求元のクライアント端末1−1〜1−jに返信する機能を有する。
このような機能を有するグリッドサービス管理装置2は、コンピュータによって実現することができ、コンピュータによって実現する場合は、例えば、次のようにする。コンピュータをグリッドサービス管理装置2として機能させるためのプログラムを記録したディスク、半導体メモリ、その他の記録媒体を用意し、コンピュータに上記プログラムを読み取らせる。コンピュータは、読み取ったプログラムに従って自身の動作を制御することにより、自コンピュータ上に、認証部21、グリッドサービス管理部22、デバッグサービス管理部23およびリソース提供計算機管理部24を実現する。
リソース提供計算機3−1〜3−kは、グリッドサービス管理装置2からブローカリングされたプログラムを実行し、実行結果をグリッドサービス管理装置2に返却する機能や、グリッドサービス管理装置2から送られてきたデバッグ対象プログラムを、グリッドサービス管理装置2から送られてきたデバッグコマンドに従ってデバッグし、デバッグコマンドの実行結果をグリッドサービス管理装置2に返却する機能を有する。
図5は、リソース提供計算機3−1の構成例を示すブロック図であり、認証部31と、グリッドサービス部32と、デバッグサービス部33と、ローカルデバッガ37と、記憶装置39とを備えている。なお、他のリソース提供計算機も同様の構成を有している。
記憶装置39には、コマンド変換テーブル40と、出力形式変換テーブル41とが登録されている。コマンド変換テーブル40には、各クライアント端末1―1〜1−j内のデバッガインタフェース部12で使用されるデバッグコマンド(デバッガインタフェース部12固有のコマンド)と、自計算機3−1内のローカルデバッガ37で使用されるデバッグコマンド(ローカルデバッガ37固有のデバッグコマンド)との対応関係が登録されている。また、出力形式変換テーブル41には、各クライアント端末1−1〜1−j内のデバッガインタフェース部12で使用される、デバッグコマンドの実行結果の出力形式と、自計算機3−1内のローカルデバッグ37で使用される、デバッグコマンドの実行結果の出力形式との対応関係が登録されている。
認証部31は、グリッドサービス管理装置2からログイン要求があった場合、ログインを許可するか否かを判定する機能を有する。
グリッドサービス部32は、グリッドサービス管理装置2から送られてきた実行対象プログラムを実行し、実行結果をグリッドサービス管理装置2に返却する機能を有する。
デバッグサービス部33は、入力変換手段34と、出力形式変換手段35と、ローカルデバッガ操作手段36とを備えている。
入力変換手段34は、グリッドサービス管理装置2から送られてきたデバッグコマンドを、コマンド変換テーブル40を参照してローカルデバッガ37固有のデバッグコマンドに変換し、変換後のデバッグコマンドをローカルデバッガ操作手段36に渡す機能を有する。
出力形式変換手段35は、ローカルデバッガ操作手段36を介してローカルデバッガ37から渡されたデバッグコマンドの実行結果の出力形式を、出力形式変換テーブル41を参照してデバッガインタフェース部12固有の出力形式に変換し、出力形式を変換した後の実行結果をグリッドサービス管理装置2へ送信する機能を有する。
ローカルデバッガ操作手段36は、入力変換手段34から渡されたデバッグコマンドをローカルデバッガ37に渡す機能や、ローカルデバッガ37から出力されるデバッグコマンドの実行結果を出力形式変換手段35に渡す機能を有する。
ローカルデバッガ37は、ローカルデバッガ操作手段36から渡されるデバッグコマンドに従って、グリッドサービス管理装置2から送られてきたデバッグ対象プログラム38をデバッグし、デバッグコマンドの実行結果をローカルデバッガ操作手段36に渡す機能を有する。
このように機能を有するリソース提供計算機3−1は、コンピュータによって実現可能であり、コンピュータによって実現する場合は、例えば、次のようにする。コンピュータをリソース提供計算機3−1として機能させるためのプログラムを記録したディスク、半導体メモリ、その他の記録媒体を用意し、コンピュータに上記プログラムを読み取らせる。コンピュータは、読み取ったプログラムに従って、自身の動作を制御することにより、自コンピュータ上に、認証部31、グリッドサービス部32、デバッグサービス部33、及びローカルデバッガ37を実現する。
〔実施の形態の動作の説明〕
次に、本実施の形態の動作について詳細に説明する。
〔プログラム実行時の動作〕
先ず、クライアント端末のユーザが、グリッド環境を利用してプログラムを実行する場合の動作を、図6のフローチャートを参照して説明する。
クライアント端末(例えば、クライアント端末1−1)のユーザは、グリッド環境を利用してプログラムを実行する場合、グリッドインタフェース部11を利用してグリッドサービス管理装置2に対してログイン要求を送信する(ステップS601)。なお、ログイン要求には、ユーザに付与されているユーザID、パスワード等の認証情報が含まれている。
グリッドサービス管理装置2内の認証部21は、クライアント端末1−1からログイン要求が送られてくると、それに含まれている認証情報に基づいてログインを許可するか否かを判定し、判定結果をクライアント端末1−1に返却する(ステップS602)。
クライアント端末1−1のユーザは、ログインが許可されると、入力部14からプログラムの実行条件および実行するプログラムのプログラム名を入力する。これにより、グリッドインタフェース部11は、プログラムの実行条件を含んだプログラム実行要求をグリッドサービス管理装置2に送信すると共に、記憶装置13から該当するプログラムを取り出し、グリッドサービス管理装置2へ送信する(ステップS603)。なお、プログラムの実行条件には、プログラムを実行させるリソース提供計算機の台数およびプログラムを実行させるリソース提供計算機が満たすべき仕様(OSの種別、CPUのクロック周波数、メモリ容量など)が含まれている。
グリッドサービス管理装置2内のグリッドサービス管理部22は、クライアント端末1−1からプログラム実行要求及び実行対象プログラムが送られてくると、先ず、上記プログラム実行要求中の実行条件とリソース提供計算機情報記憶部26の内容とに基づいて、リソース提供計算機3−1〜3−kの中から実行対象プログラムを実行させるリソース提供計算機(リソース提供計算機3と記す)を選択する(ステップS604)。より具体的には、リソース提供計算機3−1〜3−kの中から、リソース提供計算機情報記憶部26に登録されている仕様が、実行条件によって指定されている仕様を満たしているものを全て抽出し、更に、リソース提供計算機情報記憶部26に登録されている、上記抽出した各リソース提供計算機の負荷(例えば、CPUの負荷)に基づいて、負荷が小さな方から、実行条件によって指定されている台数分のリソース提供計算機を選択する。
その後、グリッドサービス管理部22は、ステップS604で選択した各リソース提供計算機3に対してログイン要求を送信する(ステップS605)。なお、上記ログイン要求には、例えば、グリッドサービス管理装置2に付与されている装置ID、パスワード等の認証情報が含まれている。
グリッドサービス管理装置2からログイン要求が送られてきた各リソース提供計算機3内の認証部31は、ログイン要求中の認証情報に基づいてログインを許可するか否かを判定し、判定結果をグリッドサービス管理装置2へ返却する(ステップS606)。
グリッドサービス管理装置2内のグリッドサービス管理部22は、リソース提供計算機3からログインを許可する旨の判定結果が送られてくると、実行対象プログラムを上記リソース提供計算機3へ送信する(ステップS607)。なお、グリッドサービス管理部22は、ログイン要求を送信した各リソース提供計算機3からログインを許可する旨の判定結果が送られてくる毎に、そのリソース提供計算機3に対して実行対象プログラムを送信する。
グリッドサービス管理装置2から実行対象プログラムが送られてきたリソース提供計算機3内のグリッドサービス部32は、実行対象プログラムを実行し、実行結果をグリッド管理装置2に返却する(ステップS608,S609)。
グリッドサービス管理装置2は、実行対象プログラムをブローカリングした各リソース提供計算機3から送られてくる実行結果を、クライアント端末1−1へ返却する(ステップS610)。これにより、クライアント端末1−1内のグリッドインタフェース部11は、実行結果を表示部15に表示する(ステップS611)。
〔デバッグ時の動作〕
次に、クライアント端末のユーザが、グリッド環境を利用してグリッドプログラムをデバッグする場合の動作を、図7のフローチャートを参照して説明する。
クライアント端末(例えば、クライアント端末1−j)のユーザは、グリッド環境を利用してグリッドプログラムをデバッグする場合、デバッガインタフェース部12を利用してグリッドサービス管理装置2に対してログイン要求を送信する(ステップS701)。なお、ログイン要求には、ユーザに付与されているユーザID、パスワード等の認証情報が含まれている。
グリッドサービス管理装置2内の認証部21は、クライアント端末1−jからログイン要求が送られてくると、それに含まれている認証情報に基づいてログインを許可するか否かを判定し、判定結果をクライアント端末1−jに返却する(ステップS702)。
クライアント端末1−jのユーザは、ログインが許可されると、入力部14からデバッグ条件を入力すると共に、デバッグ対象プログラムのプログラム名を入力する。これにより、デバッガインタフェース部12は、上記デバッグ条件を含んだデバッグ要求をグリッドサービス管理装置2へ送信すると共に、記憶装置13から該当するプログラムを読み出してグリッドサービス管理装置2へ送信する(ステップS703)。なお、デバッグ条件には、デバッグに使用するリソース提供計算機の台数(利用希望台数)およびデバッグに使用するリソース提供計算機が満たすべき仕様(OSの種別、CPUのクロック周波数、メモリ容量など)が含まれている。
グリッドサービス管理装置2内のデバッグサービス管理部23は、クライアント端末1−jからデバッグ要求およびデバッグ対象プログラムが送られてくると、先ず、デバッグ要求中のデバッグ条件とリソース提供計算機情報記憶部26の内容とに基づいて、リソース提供計算機3−1〜3−kの中からデバッグに利用するリソース提供計算機(リソース提供計算機3と記す)を決定する(ステップS704)。より具体的には、リソース提供計算機3−1〜3−kの中から、リソース提供計算機情報記憶部26に登録されている仕様が、デバッグ条件によって指定されている仕様を満たすものを全て抽出し、更に、リソース提供計算機情報記憶部26に登録されている、上記抽出した各リソース提供計算機の負荷(例えば、CPUの負荷)に基づいて、負荷が小さな方から、デバッグ条件によって指定されている利用希望台数分のリソース提供計算機を選択する。
その後、デバッグサービス管理部23は、ステップS704で選択した各リソース提供計算機3に対してログイン要求を送信する(ステップS705)。なお、上記ログイン要求には、例えば、グリッドサービス管理装置2に付与されている装置ID、パスワード等の認証情報が含まれている。
グリッドサービス管理装置2からログイン要求が送られてきた各リソース提供計算機3内の認証部31は、ログイン要求中の認証情報に基づいてログインを許可するか否かを判定し、判定結果をグリッドサービス管理装置2へ返却する(ステップS706)。
グリッドサービス管理装置2内のデバッグサービス管理部23は、リソース提供計算機3からログインを許可する旨の判定結果が送られてくると、デバッグ対象プログラムを上記リソース提供計算機3へ送信し(ステップS707)、その後、クライアント端末1−jに対してデバッグの準備が完了したことを通知する(ステップS708)。
これにより、クライアント端末1−jのユーザは、入力部14からデバッグコマンドを入力し、デバッガインタフェース部12は、入力されたデバッグコマンドをグリッドサービス管理装置2へ送信する(ステップS709)。
グリッドサービス管理装置2内のデバッグサービス管理部23は、クライアント端末1−jから送られてきたデバッグコマンドを、ステップS704で選択した各リソース提供計算機3へ送信する(ステップS710)。
各リソース提供計算機3内のデバッグサービス部33は、グリッドサービス管理装置2からデバッグコマンドが送られてくると、それを入力変換手段34に渡す。これにより、入力変換手段34は、コマンド変換テーブル40を参照し、グリッドサービス管理装置2から送られてきたデバッグコマンドを、ローカルデバッガ37固有のデバッグコマンドに変換する(ステップS711)。
その後、ローカルデバッガ操作手段36が、変換後のデバッグコマンドをローカルデバッガ37に渡す。これにより、ローカルデバッガ37は、デバッグコマンドに従ってデバッグ対象プログラム38をデバッグし、デバッグコマンドの実行結果をデバッグサービス部33に返す(ステップS712)。
デバッグコマンドの実行結果は、ローカルデバッガ操作手段36を介して出力形式変換手段35に渡され、出力形式変換手段35は、出力形式変換テーブル41を参照して、デバッグコマンドの実行結果の出力形式をデバッガインタフェース部12の出力形式に変換した後、グリッドサービス管理装置2へ送信する(ステップS713,S714)。
グリッドサービス管理装置2内のデバッグサービス管理部23は、各リソース提供計算機3からデバッグコマンドの実行結果が送られてくると、それをクライアント端末1−jに返却する(ステップS715)。
これにより、クライアント端末1−j内のデバッガインタフェース部12は、デバッグコマンドの実行結果を表示部15に表示する(ステップS716)。以下、クライアント端末1−jからデバッグコマンドが送信される毎に、前述したステップS710〜S716と同様の処理が行われる。
なお、上述した実施の形態では、各リソース提供計算機3−1〜3−kが備えているローカルデバッガ37を利用してデバッグを行うようにしたが、もし、ローカルデバッガを備えていないリソース提供計算機が存在する場合には、デバッグサービス部33にデバッガを組み込み、このデバッガを利用してデバッグを行うようにすれば良い。
〔実施の形態の効果〕
本実施の形態によれば、グリッドプログラムの実行環境に見合った規模のデバッグ環境を利用してグリッドプログラムをデバッグすることが可能になり、その結果、バグの見落としが発生する危険性を少なくすることができる。
その理由は、クライアント端末1−1〜1−jからリソース提供計算機の利用希望台数を含むデバッグ要求が送られてきたとき、グリッド環境に存在する複数のリソース提供計算機3−1〜3−kの中から、上記利用希望台数分のリソース提供計算機を選択し、選択したリソース提供計算機にデバッグ対象プログラムを送信するグリッドサービス管理装置2を備えているからである。
また、本実施の形態によれば、リソース提供計算機3−1〜3−kが、クライアント端末1−1〜1−jのユーザの認証情報を管理していなくとも、クライアント端末1−1〜1−jのユーザが、グリッド環境に存在する任意のリソース提供計算機を利用してデバッグを行うことが可能になる。
その理由は、グリッドサービス管理装置2が、デバッグを実行させるために選択したリソース提供計算機に、自グリッドサービス管理装置2に対して定められている認証情報を含んだログイン要求を送信するようにしているからである。
更に、本実施の形態によれば、クライアント端末1−1〜1−jのデバッグコマンド,実行結果の出力形式と、リソース提供計算機3−1〜3−kが備えているローカルデバッガ37のデバッグコマンド,実行結果の出力形式が異なる場合であっても、リソース提供計算機1−1〜1−jを利用してデバッグを行うことが可能になる。
その理由は、リソース提供計算機3−1〜3−kが、グリッドサービス管理装置2を介してクライアント端末1−1〜1−jから送られてきたデバッグコマンドを、リソース提供計算機3−1〜3−k内のローカルデバッガ37固有のデバッグコマンドに変換する入力変換手段34を備えると共に、ローカルデバッガ37から出力されるデバッグコマンドの実行結果の出力形式をクライアント端末における出力形式に変換する出力形式変換手段35を備えているからである。
本発明によれば、複数のプラットフォームからなるグリッド環境における、透過的なインタフェースを提供するデバッグサービスといった用途に適用できる。
本発明にかかるグリッド環境用デバッグシステムの実施の形態の全体構成例を示すブロック図である。 クライアント端末1−1の構成例を示すブロック図である。 グリッドサービス管理装置2の構成例を示すブロック図である。 リソース提供計算機情報記憶部26の一例を示す図である。 リソース提供計算機3−1の構成例を示すブロック図である。 プログラム実行時の動作を示すフローチャートである。 デバッグ時の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1−1〜1−j…クライアント端末
11…グリッドインタフェース部
12…デバッガインタフェース部
13…記憶装置
14…入力部
15…表示部
2…グリッドサービス管理装置
21…認証部
22…グリッドサービス管理部
23…デバッグサービス管理部
24…リソース提供計算機管理部
25…記憶装置
26…リソース提供計算機情報記憶部
3−1〜3−k…リソース提供計算機
31…認証部
32…グリッドサービス部
33…デバッグサービス部
34…入力変換手段
35…出力形式変換手段
36…ローカルデバッガ操作手段
37…ローカルデバッガ
38…デバッグ対象プログラム
39…記憶装置
40…コマンド変換テーブル
41…出力形式変換テーブル
4…ネットワーク

Claims (12)

  1. 複数のリソース提供計算機を含むグリッド環境において実行されるプログラムのデバッグを行うグリッド環境用デバッグシステムであって、
    クライアント端末からリソース提供計算機の利用希望台数を含むデバッグ要求が送られてきたとき、前記リソース提供計算機の中から、前記利用希望台数分の計算機を選択して該選択した各リソース提供計算機に対してデバッグ対象プログラムを送信し、前記クライアント端末からデバッグコマンドが送られてきたとき、前記選択した各リソース提供計算機に対して前記デバッグコマンドを送信し、前記選択した各リソース提供計算機からデバッグコマンドの実行結果が送られてきたとき、前記クライアント端末に対して前記実行結果を送信するグリッドサービス管理装置を含むことを特徴とするグリッド環境用デバッグシステム。
  2. グリッドサービス管理装置と、複数台のリソース提供計算機とを含むグリッド環境において実行されるプログラムのデバッグを行うグリッド環境用デバッグシステムであって、
    ユーザによってデバッグ要求の送信が指示されたとき、ユーザによって指示されたリソース提供計算機の利用希望台数を含むデバッグ要求を前記グリッドサービス管理装置に対して送信し、ユーザによってデバッグコマンドの送信が指示されたとき、前記デバッグコマンドを前記グリッドサービス管理装置に対して送信するデバッガインタフェース部を含むクライアント端末を備え、且つ、
    前記グリッドサービス管理装置が、
    前記クライアント端末から利用希望台数を含むデバッグ要求が送られてきたとき、前記複数台のリソース提供計算機の中から、前記利用希望台数分の計算機を選択して該選択した各リソース提供計算機に対してデバッグ対象プログラムを送信し、前記クライアント端末からデバッグコマンドが送られてきたとき、前記選択した各リソース提供計算機に対して前記デバッグコマンドを送信し、前記選択した各リソース提供計算機からデバッグコマンドの実行結果が送られてきたとき、前記クライアント端末に対して前記実行結果を送信するデバッグサービス管理部を備え、
    前記各リソース提供計算機が、
    前記グリッドサービス管理装置から送られてきたデバッグ対象プログラムを前記グリッドサービス管理装置から送られてきたデバッグコマンドに従ってデバッグするデバッガと、
    該デバッガによるデバッグコマンドの実行結果を前記グリッドサービス管理装置に対して送信するデバッグサービス部とを備えたことを特徴とするグリッド環境用デバッグシステム。
  3. 請求項2記載のグリッド環境用デバッグシステムにおいて、
    前記デバッグサービス管理部が、
    前記選択したリソース提供計算機に対して、自グリッドサービス管理装置に対して定められている認証情報を含んだログイン要求を送信する構成を有することを特徴とするグリッド環境用デバッグシステム。
  4. 請求項2記載のグリッド環境用デバッグシステムにおいて、
    前記デバッグサービス部が、前記デバッグサービス管理装置から送られてきたデバッグコマンドを、自リソース提供計算機内のデバッガ固有のデバッグコマンドに変換する構成を有すると共に、前記デバッガによるデバッグコマンドの実行結果を、前記デバッガインタフェース部の出力形式に変換した後、前記グリッドサービス管理装置に対して送信する構成を有し、
    前記デバッガが、変換後のデバッグコマンドに従って前記デバッグ対象プログラムをデバッグする構成を有することを特徴とするグリッド環境用デバッグシステム。
  5. ユーザによってデバッグ要求の送信が指示されたとき、ユーザによって指示されたリソース提供計算機の利用希望台数を含むデバッグ要求をグリッドサービス管理装置に対して送信し、ユーザによってデバッグコマンドの送信が指示されたとき、前記デバッグコマンドを前記グリッドサービス管理装置に対して送信するデバッガインタフェース部を備えたことを特徴とするクライアント端末。
  6. クライアント端末からリソース提供計算機の利用希望台数を含むデバッグ要求が送られてきたとき、グリッド環境内に存在する複数のリソース提供計算機の中から、前記利用希望台数分の計算機を選択して該選択した各リソース提供計算機に対してデバッグ対象プログラムを送信し、前記クライアント端末からデバッグコマンドが送られてきたとき、前記選択した各リソース提供計算機に対して前記デバッグコマンドを送信し、前記選択した各リソース提供計算機からデバッグコマンドの実行結果が送られてきたとき、前記クライアント端末に対して前記実行結果を送信するデバッグサービス管理部を備えたことを特徴とするグリッドサービス管理装置。
  7. グリッドサービス管理装置から送られてきたデバッグ対象プログラムを前記グリッドサービス管理装置から送られてきたデバッグコマンドに従ってデバッグするデバッガと、
    該デバッガによるデバッグコマンドの実行結果を前記グリッドサービス管理装置に対して送信するデバッグサービス部とを備えたことを特徴とするリソース提供計算機。
  8. グリッドサービス管理装置が、クライアント端末からリソース提供計算機の利用希望台数を含むデバッグ要求が送られてきたとき、グリッド環境内に存在する複数のリソース提供計算機の中から、前記利用希望台数分の計算機を選択して該選択した各リソース提供計算機に対してデバッグ対象プログラムを送信し、前記クライアント端末からデバッグコマンドが送られてきたとき、前記選択した各リソース提供計算機に対して前記デバッグコマンドを送信し、前記選択した各リソース提供計算機からデバッグコマンドの実行結果が送られてきたとき、前記クライアント端末に対して前記実行結果を送信することを特徴とするデバッグ方法。
  9. クライアント端末が、ユーザによってデバッグ要求の送信が指示されたとき、ユーザによって指示されたリソース提供計算機の利用希望台数を含むデバッグ要求をグリッドサービス管理装置に対して送信し、ユーザによってデバッグコマンドの送信が指示されたとき、前記デバッグコマンドを前記グリッドサービス管理装置に対して送信し、
    前記グリッドサービス管理装置が、クライアント端末から利用希望台数を含むデバッグ要求が送られてきたとき、グリッド環境に存在する複数台のリソース提供計算機の中から、前記利用希望台数分の計算機を選択して該選択した各リソース提供計算機に対してデバッグ対象プログラムを送信し、前記クライアント端末からデバッグコマンドが送られてきたとき、前記選択した各リソース提供計算機に対して前記デバッグコマンドを送信し、
    前記各リソース提供計算機が、前記グリッドサービス管理装置から送られてきたデバッグ対象プログラムを前記グリッドサービス管理装置から送られてきたデバッグコマンドに従ってデバッグし、デバッグコマンドの実行結果を前記グリッドサービス管理装置に対して送信することを特徴とするデバッグ方法。
  10. コンピュータを、
    ユーザによってデバッグ要求の送信が指示されたとき、ユーザによって指示されたリソース提供計算機の利用希望台数を含むデバッグ要求をグリッドサービス管理装置に対して送信し、ユーザによってデバッグコマンドの送信が指示されたとき、前記デバッグコマンドを前記グリッドサービス管理装置に対して送信するデバッガインタフェース部として機能させるためのプログラム。
  11. コンピュータを、
    クライアント端末からリソース提供計算機の利用希望台数を含むデバッグ要求が送られてきたとき、グリッド環境内に存在する複数のリソース提供計算機の中から、前記利用希望台数分の計算機を選択して該選択した各リソース提供計算機に対してデバッグ対象プログラムを送信し、前記クライアント端末からデバッグコマンドが送られてきたとき、前記選択した各リソース提供計算機に対して前記デバッグコマンドを送信し、前記選択した各リソース提供計算機からデバッグコマンドの実行結果が送られてきたとき、前記クライアント端末に対して前記実行結果を送信するデバッグサービス管理部として機能させるためのプログラム。
  12. コンピュータを、
    グリッドサービス管理装置から送られてきたデバッグ対象プログラムを前記グリッドサービス管理装置から送られてきたデバッグコマンドに従ってデバッグするデバッガ、
    該デバッガによるデバッグコマンドの実行結果を前記グリッドサービス管理装置に対して送信するデバッグサービス部として機能させるためのプログラム。
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JP2022008782A (ja) * 2020-06-28 2022-01-14 バイドゥ オンライン ネットワーク テクノロジー(ペキン) カンパニー リミテッド デバイスデバッグ環境の構築方法及び装置

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