JPH11337955A - 液晶セルのテスト製造装置 - Google Patents

液晶セルのテスト製造装置

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JPH11337955A
JPH11337955A JP14851698A JP14851698A JPH11337955A JP H11337955 A JPH11337955 A JP H11337955A JP 14851698 A JP14851698 A JP 14851698A JP 14851698 A JP14851698 A JP 14851698A JP H11337955 A JPH11337955 A JP H11337955A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
pressure
liquid crystal
sealant
controller
Prior art date
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Pending
Application number
JP14851698A
Other languages
English (en)
Inventor
Shogo Nakajima
中島章五
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sintokogio Ltd
Original Assignee
Sintokogio Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sintokogio Ltd filed Critical Sintokogio Ltd
Priority to JP14851698A priority Critical patent/JPH11337955A/ja
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  • Liquid Crystal (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶セルの製造過程において、加熱温度、加
圧力の条件変化に対してリアルタイムにシール材の硬化
状況を観察できる液晶セルのテスト製造装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】下面にラバーヒータ4を接着させた加熱平
板Hと、開口下面に無色透明の可撓性シート5を張設し
た上枠体Fと、前記加熱平板Hに挿入されて温度調節計
3に接続する温度センサーSと、前記上枠体Fに連通さ
れた真空ポンプ9と圧力センサー14等で構成する圧力
調節機構Pと、前記上枠体Fの上方においてX軸及びY軸
方向にそれぞれ往復移動可能にして配置されたCCDカ
メラRと、を具備する液晶セルのテスト製造装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明電極を配設し
た2枚のガラス板を熱硬化性樹脂で成るシール材及びス
ペーサを介して重ね合わせて仮合せしたガラス基板を両
側から押し付けて所定の隙間(ギャップ)を確保させな
がら前記シール材を硬化させる液晶セルのテスト製造装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶セルの製造として平板の上に
仮合せしたガラス基板を載せ、その上からシートを張設
した枠体を被せてガラス基板を密閉空間内に閉じ込め、
該密閉空間内の気圧を下げて外界との気圧差により均一
加圧を行うようにした機構を多数段に組み立て、加圧を
作用させてギャップ出しをしたまま熱風循環炉に入れシ
ール材を加熱硬化させるギャップ出し治具が特開平10
−39319号公報等で公知になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記のようなギ
ャップ出し治具により液晶セルのギャップ出しをする場
合、加熱、加圧の強弱あるいは時間経過等に伴うシール
材の硬化状況が不明なためシール材に発泡、吹き抜けの
発生、上下ガラス板のズレ、ガラス基板の撓み等不良が
どの時点でどのような状況で発生したかを検知すること
ができず、シール材に適した製造条件を見つけ出すのに
多大な時間を必要としていた。ちなみに不良が発生する
原因の大半はガラス基板の加熱温度、昇温スピード、加
圧力、加圧スピードに起因する。本発明は、上記の問題
に鑑みて成されたもので、液晶セルの製造過程におい
て、加熱温度、加圧力の条件変化に対してリアルタイム
にシール材の硬化状況を観察できる液晶セルのテスト製
造装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明における液晶セルのテスト製造装置は、間隔
をおいて矩形状に配設された支持体上部間に載置可能に
されると共にその下面に温度調節計に接続されるラバー
ヒータを接着させ、かつ該ラバーヒータの下面に防熱板
を接着させた加熱平板と、開口下面に無色透明の可撓性
シートを張設すると共に周縁下部に環状パッキンを設け
て前記加熱平板の上部に載置される上枠体と、前記加熱
平板の下部から上面に向けて挿入されると共に前記温度
調節計に接続する温度センサーと、前記上枠体が比例電
磁弁及び圧力調節計に接続された真空ポンプに連通され
ると共に前記圧力調節計に接続された圧力センサーに連
通される圧力調節機構と、前記加熱平板上部に載置され
た上枠体の上方においてX軸及びY軸方向にそれぞれ往
復移動可能にして配置されたCCDカメラと、を具備す
ることを特徴とする特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳しく説明する。図1、2において基台1の上
部には、断面L字状の支持体2、2が間隔をおいて矩形
状に配設されており、該支持体2、2の上部間には、そ
の下面に温度調節計3に電気的に接続されるラバーヒー
タ4を接着すると共に該ラバーヒータ4の下面に防熱板
4A(ラバーヒータ4が発熱した際の空気中への放熱を
防ぐためのアルミ板等)を接着した加熱平板Hが載置さ
れている。該加熱平板Hには、下部から上面に向けて挿
入されると共に前記温度調節計3に電気的に接続された
温度センサー(熱電対)Sが設けられている。
【0006】また加熱平板Hの上部には、内面に透明電
極を配設した2枚のガラス板を熱硬化性樹脂で成るシー
ル材及びスペーサを介して重ね合わせて仮合わせしたガ
ラス基板Wが載置されていて前記加熱平板Hの上部には
開口下面に無色透明の可撓性シート5を張設すると共に
周縁下部に環状パッキン6を設けた上枠体Fが載置され
ている。
【0007】さらに該上枠体Fは吸引孔7及び配管チュ
ーブ8を介して真空ポンプ9に連通され、該配管チュー
ブ8には圧力調節計10に電気的に接続された比例電磁
弁11が取付けられていると共に連通孔12及び配管チ
ューブ13を介して圧力センサー14に連通されてお
り、該圧力センサー14は前記圧力調節計10に電気的
に接続されて全体として圧力調節機構Pを構成してい
る。
【0008】また前記基台1上における左右の支持体
2、2の外側位置には、前後方向に延びるレール15、
15が設けられており、該レール15、15上には門形
フレーム16がレール15、15に沿って移動(X軸方
向に移動)可能にして設けられ、該門形フレーム16の
天井部には、横レール17が敷設され、該横レール17
には組み付け部材18を介してCCDカメラRが該横レ
ール17に沿って移動(Y軸方向に移動)可能に取付け
られている。なお該CCDカメラRはアンプ19を介し
てモニタ20に接続されている。
【0009】このように構成されたものは、図1の状態
は、加熱平板Hの上部にガラス基板Wを載置し、さらに
上枠体Fを載置した状態にある。この状態で圧力調節計
10に予め入力された目標圧力及び温度調節計3に予め
入力された目標加熱温度に応じたギャプ出し用の吸引減
圧及び樹脂硬化用の加熱が行われるが圧力センサー14
により実測された圧力が目標圧力との間に差があった
り、温度センサーSにより実測された温度が目標温度と
の間に差があると圧力調節計10により比例電磁弁11
の開度を調節したり、温度調節計10により加熱温度を
調節して適正な圧力及び温度に調整される。
【0010】この減圧加熱状態においてCCDカメラR
をガラス基板Wのシール材に対応する位置上方に移動さ
せて無色透明の可撓性シート5を透して撮影しシール材
の硬化状態をリアルタイムにモニタ20に撮し出して観
察を行う。このため予め過熱温度、昇温スピード、加圧
力、加圧スピード等の製造条件を変えて液晶セルを製造
すると、それぞれの条件に応じたシール材の硬化状態の
違いを容易に評価することができるようになる。したが
って使用するシール材に応じた最適な製造条件を簡単に
決定できるようになる。
【0011】
【発明の効果】本発明は、上記の説明から明らかなよう
に、液晶セルの製造時におけるガラス基板のシール材の
硬化状態をCCDカメラによりリアルタイムに撮影して
観察できるように、各部材を構成すると共に組み合わせ
をさせたから、製造条件に応じたシール材の硬化状態の
違いを容易に評価できるようになり、シール材に応じた
最適な製造条件を簡単に決定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す縦断正面図である。
【図2】本発明の実施形態の概要を示す斜視図である。
【符号の説明】
3 温度調節計 ラバーヒータ 4A 防熱板 5 無色透明の可撓性シート 6 環状パッキン 9 真空ポンプ 10 圧力調節計 11 比例電磁弁 14 圧力センサー アンプ モニタ F 上枠体 H加熱平板 P 圧力調節機構 R CCDカメラ S 温度センサー W ガラス基板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間隔をおいて矩形状に配設された支持体
    2、2上部間に載置可能にされると共にその下面に温度
    調節計3に接続されるラバーヒータ4を接着させ、かつ
    該ラバーヒータ4の下面に防熱板4Aを接着させた加熱
    平板Hと、開口下面に無色透明の可撓性シート5を張設
    すると共に周縁下部に環状パッキン6を設けて前記加熱
    平板Hの上部に載置される上枠体Fと、前記加熱平板H
    の下部から上面に向けて挿入されると共に前記温度調節
    計3に接続する温度センサーSと、前記上枠体Fが比例
    電磁弁11及び圧力調節計10に接続された真空ポンプ
    9に連通されると共に前記圧力調節計10に接続された
    圧力センサー14に連通される圧力調節機構Pと、前記
    加熱平板H上部に載置された上枠体Fの上方においてX
    軸及びY軸方向にそれぞれ往復移動可能にして配置され
    たCCDカメラRと、を具備することを特徴とする液晶
    セルのテスト製造装置。
  2. 【請求項2】前記CCDカメラRがX軸方向に往復移動
    可能な門形フレーム16の天井部にY軸方向に往復移動
    可能に取付けられていることを特徴とする請求項1記載
    の液晶セルのテスト製造装置。
JP14851698A 1998-05-29 1998-05-29 液晶セルのテスト製造装置 Pending JPH11337955A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108761857A (zh) * 2018-05-18 2018-11-06 江苏中致显科技有限公司 一种液晶显示模组测试装置及测试方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108761857A (zh) * 2018-05-18 2018-11-06 江苏中致显科技有限公司 一种液晶显示模组测试装置及测试方法
CN108761857B (zh) * 2018-05-18 2023-12-05 江苏聚泰科技有限公司 一种液晶显示模组测试装置及测试方法

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