JPH11337483A - 走行車両排出ガスの計測装置および方法 - Google Patents

走行車両排出ガスの計測装置および方法

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JPH11337483A
JPH11337483A JP14736798A JP14736798A JPH11337483A JP H11337483 A JPH11337483 A JP H11337483A JP 14736798 A JP14736798 A JP 14736798A JP 14736798 A JP14736798 A JP 14736798A JP H11337483 A JPH11337483 A JP H11337483A
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JP
Japan
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signal
exhaust gas
amplifier
lock
pass filter
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Application number
JP14736798A
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English (en)
Inventor
Takashi Doi
崇史 土井
Satoshi Kiriyama
聡 桐山
Masazumi Taura
昌純 田浦
Kenji Muta
研二 牟田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、計測時間を短縮することが出来る
とともに、低コスト化が可能になる走行車両排出ガスの
計測装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 排出ガス4を通過した光線3を受光して
電気信号に変換する第1受光器6と、標準排出ガスセル
5を通過した光線3を受光して電気信号に変換する第2
受光器7と、第1受光器6からの信号と第2受光器7か
らの信号をローパスフィルタを介して入力し、排出ガス
4に含まれる粒子による減光率からを粒子濃度18を出
力する第2比較装置16と、第1受光器6からの信号と
第2受光器7からの信号をロックインアンプを介して入
力し、標準排出ガスセル5中のガス濃度を基準とした排
出ガス濃度17を出力する第1比較装置15とからなる
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両による大気汚
染を低減するための走行車両排出ガスの計測装置および
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平8−43288に開示された従来
の技術を図4に示す。
【0003】図4は排出ガス4に含まれるNO、H
2 O、CO2 の濃度を、それらの吸収分光特性を利用し
て測定する計測装置である。
【0004】放射線源40からのビーム(この場合、
3.5〜6μmの波長の赤外光線から出た光線3)は、
チョッパ43により機械的に変調され、コリメート用ミ
ラー49により整形されて、道路39を走行中の車両4
1からの排出ガス4に導引かれる。
【0005】このとき光線3は中赤外域にあるため、通
常の石英系の光学部品は適用出来ない。そのため、その
整形には凹ゃ凸のミラーや、シリコン、ゲルマニュー
ム、ジンクセン等の高価で加工しにくい光学部品で構成
する必要がある。
【0006】その後、光線3は標準排出ガスセル5を通
り、予め予測された吸収による減光をうけ、それぞれの
ガス毎に存在する吸収波長に相当する狭帯域フィルタ4
4を通り、IR検出器45で電気信号に変えられる。
【0007】電気信号に変えられた情報は、アンプ46
とAD変換器50を経てディジタル化され、データテー
ブル42の情報を元に上記3種のガスの互いの妨害を除
去する処理がプロセッサ51で行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術には、次の
ような問題がある。 (1)前記3種のガスの妨害は、放射線源40の発振波
長域が広く、特定ガスの吸収域に厳密に一致させられな
いために起こる。
【0009】そして、狭帯域フィルタ44によっても制
限できない。(2)前記従来の技術による計測では機械
的な変調法を利用している。
【0010】そのため、たかだか数kHzの変調しかで
きない。従って、高速な計測はできず、車両41の高速
移動にの計測には向かない。
【0011】本発明は、これらの問題を解決することが
できる装置および方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】(第1の手段)本発明に
係る走行車両排出ガスの計測装置は、(A)波長掃引光
源駆動装置8により制御される近赤外波長掃引レーザ光
源1からの光線3を、排出ガス4方向と標準排出ガスセ
ル5方向へ分けるハーフミラー2と、(B)前記排出ガ
ス4を通過した近赤外波長掃引レーザ光源1からの光線
3を受光して電気信号に変換する第1受光器6と、
(C)前記標準排出ガスセル5を通過した近赤外波長掃
引レーザ光源1からの光線3を受光して電気信号に変換
する第2受光器7と、(D)前記波長掃引光源駆動装置
8と第1ロックインアンプ10と第2ロックインアンプ
11と第3ロックインアンプ19に信号を出力する発信
器20と、(E)前記第1受光器6からの信号を第3ロ
ックインアンプ19を介して前記発信器20の変調信号
に同期した成分のみを入力するとともに、前記第2受光
器7からの信号を第2ロックインアンプ11を介して前
記発信器20の変調信号に同期した成分のみを入力する
第1比較装置15とからなり、(F)前記第1ロックイ
ンアンプ10は、前記第2受光器7からの信号を入力
し、前記発信器20の周波数の2倍に同期した成分のみ
を波長掃引光源駆動装置8に出力し、(G)前記第1比
較装置15は、前記第2ロックインアンプ11からの信
号レベルと前記第3ロックインアンプ19からの信号レ
ベルを比較し、前記標準排出ガスセル5中のガス濃度を
基準とした排出ガス濃度17を出力することを特徴とす
る。 (第2の手段)本発明に係る走行車両排出ガスの計測装
置は、第1の手段において、第1ローパスフィルタ12
と第2ローパスフィルタ13と第2比較装置16を具備
し、前記第2比較装置16は、記第1受光器6からの信
号を第2ローパスフィルタ13を介して入力するととも
に、前記第2受光器7からの信号を第1ローパスフィル
タ12を介して入力して、前記第1ローパスフィルタ1
2からの信号のレベルと前記第2ローパスフィルタ13
からの信号のレベルを比較し、前記排出ガス4に含まれ
る粒子による減光率からを粒子濃度18を出力すること
を特徴とする。
【0013】すなわち、本発明は、近赤外波長掃引レー
ザ光源1を用いたレーザ分光法を走行中車両の排出ガス
計測へ適用することにより、特定ガスの濃度と排出ガス
に含まれる粒子濃度を同時に計測出来るようにしたこと
を特徴とする。
【0014】(第3の手段)本発明に係る走行車両排出
ガスの計測装置は、第1の手段において、第1補正装置
14と第2補正装置21とを具備し、前記第1比較装置
15は、第1受光器6からの信号を第3ロックインアン
プ19介して前記発信器20の変調信号に同期した成分
のみを入力する第2補正装置21から入力するととも
に、前記第2受光器7からの信号を第2ロックインアン
プ11を介して前記発信器20の変調信号に同期した成
分のみを入力する第1補正装置14から入力し、前記第
1補正装置14は、第1ローパスフィルタ12からの信
号を入力して第2ロックインアンプ11から第1比較装
置15への信号を補正し、前記第2補正装置21は、第
2ローパスフィルタ13からの信号を入力して第3ロッ
クインアンプ19から第1比較装置15への信号を補正
し、第1比較装置15から補正後の排出ガス濃度を出力
することを特徴とする。 (第4の手段)本発明に係る走行車両排出ガスの計測装
置は、第1の手段ないし第3の手段において、記憶装置
22と、前記記憶装置22からの信号を入力する演算装
置23と、光電センサ32を具備し、前記光電センサ3
2からの信号により車両の通過を検知し、前記記憶装置
22は、前記第1比較装置15からの信号および第2比
較装置16からの信号と、光電センサ32からの信号を
入力し、前記演算装置23により、車両の通過前および
車両の通過後における排出ガス濃度17の計測値の差
分、または粒子濃度18の計測値の差分をとることによ
り、計測誤差を低減することを特徴とする。 (第5の手段)本発明に係る走行車両排出ガスの計測方
法は、(A)波長掃引光源駆動装置8により制御される
近赤外波長掃引レーザ光源1からの光線3を、排出ガス
4の方向と標準排出ガスセル5の方向に分る工程と、
(B)前記排出ガス4を通過した光線3を第1受光器6
により電気信号に変換する工程と、(C)前記標準排出
ガスセル5を通過した光線3を第2受光器7により電気
信号に変換する工程と、(D)第1比較装置15に、前
記第1受光器6からの信号を第3ロックインアンプ19
を介して発信器20の変調信号に同期した成分のみを入
力するとともに、前記第2受光器7からの信号を第2ロ
ックインアンプ11を介して前記発信器20の変調信号
に同期した成分のみを入力する工程と、(E)第2比較
装置16に、前記第1受光器6からの信号を第2ローパ
スフィルタ13を介して前記発信器20の変調信号に同
期した成分のみを入力するとともに、前記第2受光器7
からの信号を第1ローパスフィルタ12を介して前記発
信器20の変調信号に同期した成分のみを入力する工程
と、(F)前記第1比較装置15により、前記第1受光
器6からの信号レベルと前記第2受光器7からの信号レ
ベルを比較し、前記標準排出ガスセル5中のガス濃度を
基準とした排出ガス濃度を出力する工程と、(G)前記
第2比較装置16により、前記第1ローパスフィルタ1
2からの信号のレベルと前記第2ローパスフィルタ13
からの信号のレベルを比較し、前記排出ガス4に含まれ
る粒子による減光率からを粒子濃度18を出力する工程
とからなることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明の第
1の実施の形態を図1および図3に示す。
【0016】図1は、第1実施例のガスおよび粒子の濃
度計測装置の構成図、図3は、本発明装置の走行車両の
排出ガス計測への適用の仕方を示す図である。
【0017】図1において、近赤外波長掃引レーザ光源
1は、濃度を計測したい排出ガス4に対して吸収率の高
い波長λabs の光を発生することのできる光源であり、
波長掃引光源駆動装置8から与えられる信号により、波
長λabs の近傍において波長を変化することが出来る。
【0018】例えば、排出ガス4がNOの場合、近赤外
波長掃引レーザ光源1としてDFB構造を有する半導体
レーザの利用が可能で、その波長λabs は 1795.11814 nm もしくは 1788.630392nm となり、その発振線幅はnm以下であり、ガスの吸収線
幅と同程度以下である。近赤外波長掃引レーザ光源1か
ら出た光線3は、ハーフミラー2で分けられ、 (a)一方の光線は排出ガス4へ入射され、排出ガス4
の中を通過した後、第1受光器6に入る。
【0019】第1受光器6から出た信号は、第2ローパ
スフィルタ13と第3ロックインアンプ19に入力され
る。 (b)他方の光線は標準排出ガスセル5へ入射され、標
準排出ガスセル5を通過した後、第2受光器7に入る。
【0020】第2受光器7から出た信号は、第1ロック
インアンプ10と、第2ロックインアンプ11と、第1
ローパスフィルタ12に入力される。
【0021】第2ローパスフィルタ13からの信号と第
1ローパスフィルタ12からの信号は第2比較装置16
に入力され、第2比較装置16によりそのレベルが比較
される。そして第2比較装置16は排出ガス4に含まれ
る粒子による減光率から、粒子濃度18を出力する。
【0022】また、第2受光器7から出た信号は、第1
ロックインアンプ10で発信器20の周波数の2倍に同
期した成分を出力し、その出力信号はアンプ9で増幅さ
れ、波長掃引光源駆動装置8へ入力され、近赤外波長掃
引レーザ光源1の発信波長を制御する。
【0023】発信器20からアナログ加算回路24を経
由して波長掃引光源駆動装置8へ入力される信号は、ロ
ックインをかけるためのサイン波等の周期信号を供給す
る。近赤外波長掃引レーザ光源1からの発信波長が標準
排出ガスセル5中のガスの吸収波長からずれると、第1
ロックインアンプ10が低下するため、波長掃引光源駆
動装置8への信号も低下し、それにより発信波長が移動
するため、ガスの吸収線に波長は戻る。
【0024】このように、波長が吸収線にロックされる
ため、近赤外波長掃引レーザ光源1の発信波長は安定す
る。
【0025】また、近赤外波長掃引レーザ光源1は、安
定化のために温度コントロールすることにも適用でき
る。
【0026】排出ガス4へ入射した光線3は、排出ガス
4による吸収とともに排出ガス4に含まれる粒子により
減光され、第1受光器6により電気信号に変換される。
【0027】第1受光器6により電気信号に変換された
光線3は、第3ロックインアンプ19で、発信器20か
ら出る周波数fの変調信号、例えば正弦波により、強度
変調されている。
【0028】第1受光器6から出力された電気信号は、
第3ロックインアンプ19ヘ入力し、発信器20の変調
信号に同期した成分のみが取り出される。
【0029】一方、第2受光器7から出た電気信号は、
第2ロックインアンプ11へ入り、発信器20の変調信
号に同期した成分のみが取り出される。
【0030】さらに、第2受光器7からの電気信号は周
波数fを通さない第1ローパスフィルタ12を通り、光
線3の強度ゆらぎに比例した出力を出す。
【0031】第2ロックインアンプ11から第1補正装
置14を経由して第1比較装置15へ送られる信号は、
第1ローパスフィルタ12からの信号により作動する第
1補正装置14で補正されるため、第2受光器7を経由
した光線3の強度ゆらぎは取り除かれる。
【0032】同様に、ロックインアンプ19から第2補
正装置21を経由して第1比較装置15へ送られる信号
は、第2ローパスフィルタ13からの信号により作動す
る第2補正装置21で補正されるため、第1受光器6を
経由した光線3の強度ゆらぎは取り除かれる。
【0033】第2補正装置21からの信号と第1補正装
置14からの信号は第1比較装置15に入力され、第1
比較装置15でその信号レベルが比較される。
【0034】そして第1比較装置15は標準排出ガスセ
ル5中のガス濃度を基準とした排出ガス濃度17を出力
する。 (第2の実施の形態)本発明の第2の実施の形態を図2
〜図3に示す。
【0035】図2は、第2の実施の形態のガスおよび粒
子の濃度計測装置の構成図、図3は、本発明装置の走行
車両の排出ガス計測への適用の仕方を示す図である。
【0036】車両は近赤外波長掃引レーザ光源1と第1
受光器6の間を通過する。
【0037】通過後の車両31の排出ガス4のみを計測
しただけでは、それ以前に通過した車両の残存ガスを計
測する可能性がある。そのため、通過直前に計測した結
果との差分をとってガス濃度や粒子を計測する。
【0038】なお、近赤外波長掃引レーザ光源1と第1
受光器6は、必ずしも対向させる必要はなく、コーナキ
ューブ、ミラー等の反射器を介することにより車両の1
側面からの適用も可能である。
【0039】車両の通過は光電センサ32で検知され
る。
【0040】車両の通過前および車両の通過後における
排出ガス濃度17の計測値は記憶装置22に記憶され、
演算装置23により車両の通過前および車両の通過後に
おける排出ガス濃度17の差分が算出され、計測誤差を
低減した排出ガス濃度の計測値117が出力される。
【0041】同様に、車両の通過前および車両の通過後
における粒子濃度18の計測値は記憶装置22に記憶さ
れ、演算装置23により車両の通過前および車両の通過
後における粒子濃度18の差分が算出され、計測誤差を
低減した粒子濃度の計測値118が出力される。
【0042】したがって次のように作用する。
【0043】近赤外波長掃引レーザ光源1を用いたこと
により、通常の光学系に使用されるが中赤外波長(およ
そ2μm以上の波長)では使用できない石英系を主とす
る光学部品の利用が可能となる。
【0044】また、近赤外波長掃引レーザ光源1の発振
線幅は、ガスの吸収スペクトル幅と同じ程度に狭く、ガ
スの吸収線付近にある水や他のガスの妨害を容易に避け
られるため、水や他のガスの影響を取り除く手段は不要
となる。
【0045】近赤外波長掃引レーザ光源1は、電気的に
変調されるため、高速変調が可能になる。
【0046】ガスの吸収による信号変化はロックイン方
法により、粒子による光量低下は変調信号以下の低周波
変動により、観察することが出来る。
【0047】走行車両の通過の前後で排出ガスを計測す
るため、計測誤差を少なくすることが出来る。
【0048】
【発明の効果】本発明は前述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。 (1)近赤外波長掃引レーザ光源を用いたことにより、
中赤外波長では使用できない石英系を主とする光学部品
の利用が可能となる。そのため、装置の低コスト化が可
能になる。 (2)近赤外波長掃引レーザ光源の発振線幅は、ガスの
吸収スペクトル幅と同じ程度に狭く、ガスの吸収線付近
にある水や他のガスの妨害を容易に避けられる。そのた
め、水や他のガスの影響を取り除く手段は不要となり、
計測の高速化が可能になる。 (3)近赤外波長掃引レーザ光源は、電気的に変調され
るため、高速変調が可能になる。そのため計測時間を短
縮することが出来る。 (4)ガスの吸収による信号変化はロックイン方法によ
り、粒子による光量低下は変調信号以下の低周波変動に
より、観察することが出来る。
【0049】そのため、ガスと粒子の濃度の同時計測が
可能になる。 (5)走行車両の通過の前後で排出ガスを計測し、車両
の通過前の計測値と車両の通過後の計測値の差分をとる
ことにより、計測誤差を少なくすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る装置の構成
図。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る装置の構成
図。
【図3】本発明装置の走行車両排出ガスの計測への適用
の仕方を示す図。
【図4】従来の技術の説明図。
【符号の説明】
1 …近赤外波長掃引レーザ光源 2 …ハーフミラー 3 …光線 4 …排出ガス 5 …標準排出ガスセル 6 …第1受光器 7 …第2受光器 8 …波長掃引光源駆動装置 9 …アンプ 10…第1ロックインアンプ 11…第2ロックインアンプ 12…第1ローパスフィルタ 13…第2ローパスフィルタ 14…第1補正装置 15…第1比較装置 16…第2比較装置 17…排出ガス濃度 18…粒子濃度 19…第3ロックインアンプ 20…発信器 21…第2補正装置 22…記憶装置 23…演算装置 24…アナログ加算回路 30…通過前の車両 31…通過後の車両 32…光電センサ 39…道路 40…放射線源 41…車両 42…データテーブル 43…チョッパ 44…狭帯域フィルタ 45…IR検出器 46…アンプ 47…カメラ 48…出力装置 49…コリメート用ミラー 50…AD変換器 51…プロセッサ 52…冷却装置 100…走行車両排出ガスの計測装置 117…排出ガス濃度 118…粒子濃度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牟田 研二 神奈川県横浜市金沢区幸浦一丁目8番地1 三菱重工業株式会社基盤技術研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)波長掃引光源駆動装置により制御さ
    れる近赤外波長掃引レーザ光源からの光線を、排出ガス
    の方向と標準排出ガスセルの方向へ分けるハーフミラー
    と、(B)前記排出ガスを通過した近赤外波長掃引レー
    ザ光源からの光線を受光して電気信号に変換する第1受
    光器と、(C)前記標準排出ガスセルを通過した近赤外
    波長掃引レーザ光源からの光線を受光して電気信号に変
    換する第2受光器と、(D)前記波長掃引光源駆動装置
    と第1ロックインアンプと第2ロックインアンプと第3
    ロックインアンプに信号を出力する発信器と、(E)前
    記第1受光器からの信号を第3ロックインアンプを介し
    て前記発信器の変調信号に同期した成分のみを入力する
    とともに、前記第2受光器からの信号を第2ロックイン
    アンプを介して前記発信器の変調信号に同期した成分の
    みを入力する第1比較装置とからなり、(F)前記第1
    ロックインアンプは、前記第2受光器からの信号を入力
    し、前記発信器の周波数の2倍に同期した成分のみを波
    長掃引光源駆動装置に出力し、(G)前記第1比較装置
    は、前記第2ロックインアンプからの信号レベルと前記
    第3ロックインアンプからの信号レベルを比較し、前記
    標準排出ガスセル中のガス濃度を基準とした排出ガス濃
    度を出力することを特徴とする走行車両排出ガスの計測
    装置。
  2. 【請求項2】第1ローパスフィルタと第2ローパスフィ
    ルタと第2比較装置を具備し、前記第2比較装置は、第
    1受光器からの信号を第2ローパスフィルタを介して入
    力するとともに、前記第2受光器からの信号を第1ロー
    パスフィルタを介して入力して、前記第1ローパスフィ
    ルタからの信号のレベルと前記第2ローパスフィルタか
    らの信号のレベルを比較し、前記排出ガスに含まれる粒
    子による減光率からを粒子濃度を出力することを特徴と
    する請求項1に記載の走行車両排出ガスの計測装置。
  3. 【請求項3】第1補正装置と第2補正装置を具備し、 前記第1比較装置は、前記第1受光器からの信号を第3
    ロックインアンプ介して前記発信器の変調信号に同期し
    た成分のみを第2補正装置から入力するとともに、前記
    第2受光器からの信号を第2ロックインアンプを介して
    前記発信器の変調信号に同期した成分のみを第1補正装
    置から入力し、 前記第1補正装置は、第1ローパスフィルタからの信号
    を入力して第2ロックインアンプから第1比較装置への
    信号を補正し、 前記第2補正装置は、第2ローパスフィルタからの信号
    を入力して第3ロックインアンプから第1比較装置への
    信号を補正することを特徴とする請求項1に記載の走行
    車両排出ガスの計測装置。
  4. 【請求項4】記憶装置と、前記記憶装置からの信号を入
    力する演算装置と、光電センサを具備し、 前記光電センサからの信号により車両の通過を検知し、 前記記憶装置は、前記第1比較装置からの信号および前
    記第2比較装置からの信号と、前記光電センサからの信
    号を入力し、 前記演算装置により、車両の通過前および車両の通過後
    における排出ガス濃度の計測値の差分、または粒子濃度
    の計測値の差分をとることにより、計測誤差を低減する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3に記載の走行
    車両排出ガスの計測装置。
  5. 【請求項5】(A)波長掃引光源駆動装置により制御さ
    れる近赤外波長掃引レーザ光源からの光線を、排出ガス
    の方向と標準排出ガスセルの方向に分る工程と、 (B)前記排出ガスを通過した光線を第1受光器により
    電気信号に変換する工程と、 (C)前記標準排出ガスセルを通過した光線を第2受光
    器により電気信号に変換する工程と、 (D)第1比較装置に、前記第1受光器からの信号を第
    3ロックインアンプを介して発信器の変調信号に同期し
    た成分のみを入力するとともに、前記第2受光器からの
    信号を第2ロックインアンプを介して前記発信器の変調
    信号に同期した成分のみを入力する工程と、 (E)第2比較装置に、前記第1受光器からの信号を第
    2ローパスフィルタを介して前記発信器の変調信号に同
    期した成分のみを入力するとともに、前記第2受光器か
    らの信号を第1ローパスフィルタを介して前記発信器の
    変調信号に同期した成分のみを入力する工程と、 (F)前記第1比較装置により、前記第1受光器からの
    信号レベルと前記第2受光器からの信号レベルを比較
    し、前記標準排出ガスセル中のガス濃度を基準とした排
    出ガス濃度を出力する工程と、 (G)前記第2比較装置により、前記第1ローパスフィ
    ルタからの信号のレベルと前記第2ローパスフィルタか
    らの信号のレベルを比較し、前記排出ガスに含まれる粒
    子による減光率からを粒子濃度を出力する工程とからな
    ることを特徴とする走行車両排出ガスの計測方法。
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