JPH11337177A - 電気温水器の通電制御方法 - Google Patents

電気温水器の通電制御方法

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JPH11337177A
JPH11337177A JP13986198A JP13986198A JPH11337177A JP H11337177 A JPH11337177 A JP H11337177A JP 13986198 A JP13986198 A JP 13986198A JP 13986198 A JP13986198 A JP 13986198A JP H11337177 A JPH11337177 A JP H11337177A
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JP
Japan
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hot water
heating element
arithmetic unit
energization
temperature
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JP13986198A
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Yasuyuki Miyazawa
康幸 宮澤
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Nihon Dennetsu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発熱体へ正確に必要な熱カロリー量を算出し
通電を行うこと。 【解決手段】 貯湯タンク3の各部の任意位置の水温を
検出するように設けた複数の温度検出装置5、6、7、
8と、加熱に必要な熱カロリー量を算出する複数の第1
の演算装置9、10、11、12と、前記熱カロリー量
の総和を算出する第2の演算装置13と、発熱体4への
所用通電時間を算出する第3の演算装置14と、前記所
用通電時間によって前記発熱体4への通電開始時刻を計
算する第4の演算装置15と、発熱体4への通電を制御
する制御装置16とを有し、前記第1乃至第4の演算装
置9〜14による算出過程を、前記通電開始時刻まで繰
り返し演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貯湯式の電気温水
器の通電制御方法に属し、特に、加熱に必要な熱カロリ
ー量を算出して発熱体への通電制御を行うように設定さ
れている電気温水器の通電制御方法に属する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気温水器は、図3及び図4に示
すような、貯湯式の電気温水器が周知となっている。図
3及び図4おいて、電気温水器は、貯湯タンク101
と、貯湯タンク101内の下部に設けられている発熱体
102と、貯湯タンク101の下部側に貯湯タンク10
1への給水水温を検出するサーモスタット103と、電
源104と、深夜電力用タイムスイッチ105とを備え
ている。
【0003】深夜電力の時間帯は、一般には23時から
翌朝の7時までに設定されている。発熱体102は、通
電時間内に冬期の水温に相当する8℃前後の水を約85
℃に沸き上げるように、その発熱体102の容量が設定
されている。サーモスタット103は常閉の接点を有
し、貯湯タンク101内の湯温が約85℃にあると接点
が開成する。
【0004】ところで、上記電気温水器では、不必要に
高い温度の湯を長時間使用に供さないで放置すること
は、貯湯タンク101から自然放熱及び配管内に滞溜し
た温水の放熱などによる熱ロスが大きくなる。
【0005】そこで、従来の電気温水器では、給水水温
と貯湯タンク101内の残湯量・残湯温度の検出値か
ら、所要通電時間を算出して、深夜通電終了時刻に所要
通電時間が消化しえるようにタイマー装置を制御して深
夜通電時間帯の途中から通電を開始することにより必要
以上の沸き上げを除去するようにした制御装置が、特公
昭61−25060号公報によって提案されている。
【0006】この電気温水器の制御装置は、図5に示す
ように、貯湯タンク101内への給水水温を検出するた
めの給水水温センサー106と、給水水温センサー10
6で検出した検出値と貯湯タンク101の容量とから貯
えておくべき熱カロリー量を算出する演算器A107
と、貯湯タンク101内の残湯量を検出する残湯量セン
サー108と、貯湯タンク101内の残湯量を検出する
残湯温度センサー109と、各センサー106、10
8、109によって検出した検出値から残湯熱カロリー
量を算出するための演算器B110と、演算器A107
と演算器B110で算出した熱カロリー量の差から所要
通電時間を算出する演算器C111と、深夜通電終了時
刻に演算器C111で求めた所要通電時間が得られるよ
うに発熱体102への通電を開始するためのタイマー装
置112とを備えている。
【0007】上記電気温水器の制御装置では、給水水温
と貯湯タンク101内の残湯量・残湯温度の検出値か
ら、所要通電時間を算出して、深夜通電終了時刻に所要
通電時間が消化しえるようにタイマー装置112を制御
して深夜通電時間帯の途中から通電を開始することによ
り必要以上の沸き上げを除去している。
【0008】さらに、上記制御装置では、演算装置B1
10で求められた所要通電時間が深夜深夜電力通電終了
時刻に通電が終了するように発熱体102への通電開始
時刻を計算を行い通電時刻になるまで待機するようにな
っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電気温水器では、給水水温センサー106と、残湯量セ
ンサー108と、残湯温度センサー109とを使用し
て、残湯量及び湯温を検出して熱カロリー量を計算し、
発熱体への通電制御を行うものであり、残湯量が正確に
計測出来ないと、残湯熱カロリー量に誤差が大きく生
じ、その結果、電力量を正確に算出できないという問題
がある。
【0010】したがって、貯湯タンク101内に給水さ
れた水温の温度の変化に対応できず、水温が低下してし
た場合に当初求めた所要通電時間の通電では、湯沸かし
時間が不足するという問題がある。
【0011】さらに、残湯量を検出して貯湯タンク10
1内の湯量・水量を算出する必要があり、また湯水の判
定を行う残湯検出装置が必要であるため、構成が複雑に
なってしまうという問題がある。
【0012】なお、水温低下を防ぐために、貯湯タンク
101を保温性のよい保温材にて覆う方法が考えられる
が、この場合には保温材が熱吸収(蓄熱)しており、こ
の熱が水へ伝導するため、最初に計算した通電時間で
は、加える熱量が多くなってしまい、適切に必要な熱カ
ロリー量が算出できず、経済性に劣るという問題があ
る。 それ故、本発明の課題は、正確な必要カロリー量
を算出し通電を行うことができる電気温水器を提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、貯湯タ
ンクと、該貯湯タンク内の下部に設けた発熱体と、前記
貯湯タンクの高さ方向の複数の各部位で任意位置の水温
を検出するように前記各部位に設けた複数の温度検出装
置と、該複数の温度検出装置のそれぞれ接続され該複数
の温度検出装置の前記水温の検出によって前記貯湯タン
ク内の湯水の加熱に必要な熱カロリー量を算出する複数
の第1の演算装置と、該第1の演算装置で計算された熱
カロリー量の総和を算出する第2の演算装置と、該第2
の演算装置によって前記発熱体への所用通電時間を算出
する第3の演算装置と、該第3の演算装置によって求め
られた前記所用通電時間によって前記発熱体への通電開
始時刻を計算する第4の演算装置と、該第4の演算装置
の前記通電開始時刻の計算結果によって前記発熱体への
通電を制御する制御装置とを有し、前記温水の使用時に
より前記熱カロリー量の変化に対応するために前記発熱
体への前記第1乃至第4の演算装置による算出過程を前
記通電開始時刻まで繰り返し演算することを特徴とする
電気温水器の通電制御方法電気温水器の通電制御方法が
得られる。
【0014】
【作用】本発明の電気温水器の通電制御方法によると、
温度検出装置によって測定された貯湯タンクの高さ方向
の各部位の代表温度をもとに各部位に必要な熱カロリー
量を算出し、この熱カロリー量の総和を必要熱カロリー
量として通電の制御を行う。
【0015】また、温水の使用時により熱カロリー量の
変化に対応するために発熱体への前記第1乃至第4の演
算装置による算出過程を、通電開始時刻まで繰り返し演
算する。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の電気温水器の通
電制御方法一実施の形態例を示している。図2は、図1
の電気温水器の通電制御の流れを示している。
【0017】図1を参照して、電気温水器は、下部に給
水管1を備え、上部に給湯管2を備えている貯湯タンク
3と、この貯湯タンク3内の下部に投入されている発熱
体4とを含む。
【0018】貯湯タンク3の高さ方向に4つに分割され
た側面の各部には、高さ方向における各部位L1,L2,L
3,L4 の複数の任意位置の水温を検出するように4つの
温度検出装置5,6,7,8が設けられている。温度検
出装置5は、貯湯タンク3の高さ方向における最下部位
L4 にあり、温度検出装置5の上方へ部位L3 に対して
温度検出装置6が、部位L2 に対して温度検出装置7
が、最上部位L1 に対して温度検出装置8がそれぞれ位
置している。
【0019】温度検出装置5,6,7,8は、加熱に必
要な熱カロリー量を算出するそれぞれが4つの第1の演
算装置9,10,11,12にそれぞれ一対一に接続さ
れている。4つの第1の演算装置9,10,11,12
は、熱カロリー量の合計を算出する第2の演算装置13
に接続されており、第2の演算装置13は、発熱体4の
所用通電時間を算出する第3の演算装置14に接続さ
れ、第3の演算装置14は、発熱体4への通電開始時刻
を計算する第4の演算装置15に接続されている。第4
の演算装置15は、通電開始時刻の計算結果によって発
熱体4への通電を制御する制御装置16に接続され、こ
の制御装置16が発熱体4に接続されている。
【0020】以下、図2をも参照して、電気温水器の通
電制御方法を説明する。4つの温度検出装置5,6,
7,8は、貯湯タンク3の側面にそれぞれ位置してお
り、貯湯タンク3内の高さ方向における4つの部位L1,
L2,L3,L4 によって任意位置の水温を検出すると、4
つの第1の演算装置9,10,11,12では加熱に必
要な熱カロリー量が算出される(ステップS1 )。第1
の演算装置で計算された熱カロリー量の総和が第2の演
算装置13によって算出される(ステップS2 )。
【0021】第3の演算装置14では、第2の演算装置
13によって発熱体4の所用通電時間を算出し(ステッ
プS3 )、この第3の演算装置14によって求められた
所用通電時間によって発熱体4への通電開始時刻が第4
の演算装置15によって計算される(ステップS4 )。
なお、第4の演算装置15は、第3の演算装置14によ
って求められた所用通電時間が深夜電力帯の終了時刻に
終了するように、発熱体4への通電開始時刻を計算す
る。
【0022】次に、ステップS4 によって算出した通電
開始時刻は、通電開始時刻か否かが判断される(ステッ
プS5 )。このとき、ステップS5 では、発熱体2への
通電開始時刻を計算する。
【0023】通電開始時刻であれば、発熱体2へ通電し
(ステップS6 )、発熱体2によって湯が沸き上がった
か否かを判断する(ステップS7 )。ステップS7 にお
いて湯が沸き上がっていると判断したときには、通電を
深夜電力の通電終了時刻に通電が終了する。また、ステ
ップS7 において湯が沸き上がっていないと判断した場
合には、湯が沸き上がるまで通電を続ける。
【0024】なお、ステップS5 では、湯の使用時によ
り熱カロリー量の変化に対応するために発熱体2への通
電開始時刻を演算し、第1乃至第4の演算装置9〜14
による算出過程を、通電開始時刻まで繰り返し演算す
る。
【0025】制御装置16は、第4の演算装置15の通
電開始時刻の計算結果によって発熱体4への通電を制御
する。
【0026】即ち、電気温水器の通電制御方法では、温
度検出装置5,6,7,8によって測定された貯湯タン
ク3の高さ方向の各部位の代表温度をもとに各部位に必
要な熱カロリー量を算出し、この熱カロリー量の総和を
必要熱カロリー量として通電の制御を行う。
【0027】
【発明の効果】以上、実施の形態例によって説明したよ
うに、本発明の電気温水器の制御装置によれば、複数の
温度検出装置と、複数の第1の演算装置と、第2乃至第
4の演算装置と、制御装置16とを備え、貯湯タンクの
各部位の温度をもとに各部位に必要な熱カロリー量を算
出し、この熱カロリー量の総和を必要熱カロリー量とし
て発熱体への通電の制御を行うようにするとともに、温
水の使用時により熱カロリー量の変化に対応するために
発熱体への前記第1乃至第4の演算装置による算出過程
を、通電開始時刻まで繰り返し演算することから、正確
な必要カロリー量を算出し、発熱体へ通電を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気温水器の通電制御方法の一実施の
形態例を示す通電制御ブロック図である。
【図2】図1に示した電気温水器の通電制御方法による
通電制御の流れを説明するためのフロー図である。
【図3】従来の電気温水器を示す概略断面図である。
【図4】従来の電気温水器の主要電源回路図である。
【図5】従来の電気温水器の通電制御ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 給水管 2 給湯管 3,101 貯湯タンク 4,102 発熱体 5,6,7,8 温度検出装置 9,10,11,12 第1の演算装置 13 第2の演算装置 14 第3の演算装置 15 第4の演算装置 16 制御装置 103 サーモスタット 104 電源 105 深夜電力用タイムスイッチ 106 給水水温センサー 107 演算器A 108 残湯量センサー 109 残湯量センサー 110 演算器B 111 演算器C 112 タイマー装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯湯タンクと、該貯湯タンク内の下部に
    設けた発熱体と、前記貯湯タンクの高さ方向の複数の各
    部位で任意位置の水温を検出するように前記各部位に設
    けた複数の温度検出装置と、該複数の温度検出装置のそ
    れぞれ接続され該複数の温度検出装置の前記水温の検出
    によって前記貯湯タンク内の湯水の加熱に必要な熱カロ
    リー量を算出する複数の第1の演算装置と、該第1の演
    算装置で計算された熱カロリー量の総和を算出する第2
    の演算装置と、該第2の演算装置によって前記発熱体へ
    の所用通電時間を算出する第3の演算装置と、該第3の
    演算装置によって求められた前記所用通電時間によって
    前記発熱体への通電開始時刻を計算する第4の演算装置
    と、該第4の演算装置の前記通電開始時刻の計算結果に
    よって前記発熱体への通電を制御する制御装置とを有
    し、 前記温水の使用時により前記熱カロリー量の変化に対応
    するために前記発熱体への前記第1乃至第4の演算装置
    による算出過程を前記通電開始時刻まで繰り返し演算す
    ることを特徴とする電気温水器の通電制御方法。
  2. 【請求項2】 請求請1記載の電気温水器の制御装置に
    おいて、前記第4の演算装置は、前記第3の演算装置に
    よって求められた前記所用通電時間が深夜電力帯の終了
    時刻に終了するように前記発熱体への前記通電開始時刻
    を計算することを特徴とする電気温水器の通電制御方
    法。
JP13986198A 1998-05-21 1998-05-21 電気温水器の通電制御方法 Withdrawn JPH11337177A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106766215A (zh) * 2016-11-14 2017-05-31 广东美的暖通设备有限公司 水箱的温度传感器监测方法和装置、热水系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106766215A (zh) * 2016-11-14 2017-05-31 广东美的暖通设备有限公司 水箱的温度传感器监测方法和装置、热水系统
CN106766215B (zh) * 2016-11-14 2019-09-17 广东美的暖通设备有限公司 水箱的温度传感器监测方法和装置、热水系统

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