JPH11337127A - 冷却排風音消音パネル装置 - Google Patents
冷却排風音消音パネル装置Info
- Publication number
- JPH11337127A JPH11337127A JP10147008A JP14700898A JPH11337127A JP H11337127 A JPH11337127 A JP H11337127A JP 10147008 A JP10147008 A JP 10147008A JP 14700898 A JP14700898 A JP 14700898A JP H11337127 A JPH11337127 A JP H11337127A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- main body
- inner frame
- sound eliminating
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷却排風を本体前面2から吹出す熱交換機の
騒音をショートサーキットを生じさせないで低減させる
小型化消音パネル装置。 【解決手段】 本体1を囲む三面消音パネル10の内側に、
建物外壁4に接する側板17,18と前面板16とからなるコ状
の消音性内枠15を高さ調節自在に固設し、前面板16によ
って吹出口からの上向き熱風が本体背面3に廻り込むの
を防止して騒音を低減する。
騒音をショートサーキットを生じさせないで低減させる
小型化消音パネル装置。 【解決手段】 本体1を囲む三面消音パネル10の内側に、
建物外壁4に接する側板17,18と前面板16とからなるコ状
の消音性内枠15を高さ調節自在に固設し、前面板16によ
って吹出口からの上向き熱風が本体背面3に廻り込むの
を防止して騒音を低減する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エアコン室外機
その他の熱交換機において冷却用排風を本体前面から吹
出す装置の排風音を低減する装置に関する。
その他の熱交換機において冷却用排風を本体前面から吹
出す装置の排風音を低減する装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】冷却用排風を装置の前
面から放出するエアコン室外機等は、背面を建物外壁か
ら10cm以上離して設置され、前面の排風機(ファン)開口
からの温熱気流が前方に吹出されて通常の外機でも開口
部から5m離れた地上1.2mの個所での騒音レベルは56.5dB
(A)に達する。前方吹出排風と騒音を防ぐために、装置の
三面を防音に必要な高さの消音パネル等で囲むことが考
えられる。しかし、外機本体の高さ及び大きさは様々で
ある上、ガス式エアコン室外機の場合は、本体周辺に種々
な配管が接続されているからパネル等をこれらに対応し
て現場で組立てなければならない。更に、パネルの設置
面積(囲み面積)を小さくして騒音防止効果を高めるため
にパネルの高さを高くすると熱気が本体背面に廻り込
み、所謂ショートサーキットを生ずる。この他、最近は前
面吹出気流を緩和するために吹出口に上向き風向ルーバ
を取付ける場合があり、この場合は消音パネルの前面に
パネルを本体に近接させて設置すると同様の障害が発生
し易くなる。本発明は、種々の大きさの本体に対応して
三面パネルを現場組立によって構成することができる
他、建物外壁に側板を密着させると共にルーバ付本体の
場合にも本体に前面パネルを近接させて設置面積を小さ
くしてもショートサーキットを生じない消音パネル装置
を提供するものである。更に、三面パネルに必要な大き
さの保守点検用出入口を簡単に形成できる消音パネル装
置を提供するものである。
面から放出するエアコン室外機等は、背面を建物外壁か
ら10cm以上離して設置され、前面の排風機(ファン)開口
からの温熱気流が前方に吹出されて通常の外機でも開口
部から5m離れた地上1.2mの個所での騒音レベルは56.5dB
(A)に達する。前方吹出排風と騒音を防ぐために、装置の
三面を防音に必要な高さの消音パネル等で囲むことが考
えられる。しかし、外機本体の高さ及び大きさは様々で
ある上、ガス式エアコン室外機の場合は、本体周辺に種々
な配管が接続されているからパネル等をこれらに対応し
て現場で組立てなければならない。更に、パネルの設置
面積(囲み面積)を小さくして騒音防止効果を高めるため
にパネルの高さを高くすると熱気が本体背面に廻り込
み、所謂ショートサーキットを生ずる。この他、最近は前
面吹出気流を緩和するために吹出口に上向き風向ルーバ
を取付ける場合があり、この場合は消音パネルの前面に
パネルを本体に近接させて設置すると同様の障害が発生
し易くなる。本発明は、種々の大きさの本体に対応して
三面パネルを現場組立によって構成することができる
他、建物外壁に側板を密着させると共にルーバ付本体の
場合にも本体に前面パネルを近接させて設置面積を小さ
くしてもショートサーキットを生じない消音パネル装置
を提供するものである。更に、三面パネルに必要な大き
さの保守点検用出入口を簡単に形成できる消音パネル装
置を提供するものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明消音パネル装置
は、所定高さの方形枠の前面側上辺及び下辺に設けた挿
入溝にパネル板が着脱自在に挿入保持されて構成された
面パネルがコ状に連結されて室外機本体を囲むように立
設された三面パネルと、前面板と両側板からなるコ状内
枠が前記三面パネルの両側面パネルの内側であって前記
本体の前面より前方に固設された支柱に高さ調節されて
固定されると共に前記コ状内枠の両側板外側縁が周辺配
管等を避けて建物外壁に密着して構成される。パネル板
は巾長が一定のプラスチック製パネル単板を使用する
が、内枠材料は特に制限はなく、取付位置は室外機の性能
又は仕様によって現場で設定される。
は、所定高さの方形枠の前面側上辺及び下辺に設けた挿
入溝にパネル板が着脱自在に挿入保持されて構成された
面パネルがコ状に連結されて室外機本体を囲むように立
設された三面パネルと、前面板と両側板からなるコ状内
枠が前記三面パネルの両側面パネルの内側であって前記
本体の前面より前方に固設された支柱に高さ調節されて
固定されると共に前記コ状内枠の両側板外側縁が周辺配
管等を避けて建物外壁に密着して構成される。パネル板
は巾長が一定のプラスチック製パネル単板を使用する
が、内枠材料は特に制限はなく、取付位置は室外機の性能
又は仕様によって現場で設定される。
【0004】
【発明の実施の形態】図中、1はエアコン等の室外機本
体、2は前面の吹出口、3は背面であって建物外壁4より10c
m以上離して設置台5上に設置されている。6は床面であ
る。7は、本体側面等に接続されている配管であって通常
外壁に沿って一方側に延長されている。本体1を前面パ
ネル11と側面パネル12,13からなる三面の消音パネル10
で囲む場合には図1,図2の如く配管の存在と保守用作業
スペースの確保のために側面パネル端縁12a,13aを建物
外壁から離して設置しなければならないから三面パネル
だけでは消音効果が期待できないことになる。本発明パ
ネル装置は、図3,図4に示すように三面パネルの内側に、
建物外壁4に接する側板17,18を前面板16でコ状に連結し
た内枠15を三面パネルの内側で且つ本体前面より前方に
固定した支柱14a,14bに高さ調節可能に取付けるように
したものである。即ち内枠の両側板17,18が側面パネル1
2,13を延長した如く位置される。両側板の外側縁17a,18
aは建物外壁に接し、底縁17b,18bは床面に密着させるこ
とが望ましいが、配管取付側側板18の床面上の高さを配
管7を避ける高さにする他、配管スペースを避けるために
図5の如く切欠19して底縁を床面に密着させることもで
きる。両側板は側方から漏れる騒音を遮蔽する効果があ
る。これに対し前面板16は、上向きルーバ30付吹出口か
らの排風を本体背面側に向かわせないようにする案内板
として作用する。内枠15の材料は木材又は合成樹脂板等
適当な板材でよいが内面にガラスウール等の吸音材を貼
着したものが好ましい。この他、プラスチック板の貼合
わせ板又は中空成型体を採用することができる。三面パ
ネルに対する両側板17,18の高さ及び巾長と前面板16の
高さは本体の性能等現場の情況に応じて任意に設定す
る。これによって消音パネルの前面パネル11を本体1に
近接させることが可能になり設置スペースを小さくでき
る。上記パネル装置における三面パネル10は、型材など
による方形支持枠20と支持枠の前面側上辺及び下辺に沿
ってL形又はU形部材によって形成した挿入溝チャンネル
21,22によって構成され、合成樹脂製消音パネル板25が挿
入溝の側端23又は24から引戸の如く一枚ずつ挿入連接さ
れる。パネル板は所定間隔でチャンネル前面からネジ止
め26固定されて組付が完成する。これらの作業は三面パ
ネルの外側から行なえるので作業性がよい上、組付後に
おいて本体の保守点検作業には所望する個所のパネルを
抜取ることによって必要な大きさの出入口を簡単に形成
できる。
体、2は前面の吹出口、3は背面であって建物外壁4より10c
m以上離して設置台5上に設置されている。6は床面であ
る。7は、本体側面等に接続されている配管であって通常
外壁に沿って一方側に延長されている。本体1を前面パ
ネル11と側面パネル12,13からなる三面の消音パネル10
で囲む場合には図1,図2の如く配管の存在と保守用作業
スペースの確保のために側面パネル端縁12a,13aを建物
外壁から離して設置しなければならないから三面パネル
だけでは消音効果が期待できないことになる。本発明パ
ネル装置は、図3,図4に示すように三面パネルの内側に、
建物外壁4に接する側板17,18を前面板16でコ状に連結し
た内枠15を三面パネルの内側で且つ本体前面より前方に
固定した支柱14a,14bに高さ調節可能に取付けるように
したものである。即ち内枠の両側板17,18が側面パネル1
2,13を延長した如く位置される。両側板の外側縁17a,18
aは建物外壁に接し、底縁17b,18bは床面に密着させるこ
とが望ましいが、配管取付側側板18の床面上の高さを配
管7を避ける高さにする他、配管スペースを避けるために
図5の如く切欠19して底縁を床面に密着させることもで
きる。両側板は側方から漏れる騒音を遮蔽する効果があ
る。これに対し前面板16は、上向きルーバ30付吹出口か
らの排風を本体背面側に向かわせないようにする案内板
として作用する。内枠15の材料は木材又は合成樹脂板等
適当な板材でよいが内面にガラスウール等の吸音材を貼
着したものが好ましい。この他、プラスチック板の貼合
わせ板又は中空成型体を採用することができる。三面パ
ネルに対する両側板17,18の高さ及び巾長と前面板16の
高さは本体の性能等現場の情況に応じて任意に設定す
る。これによって消音パネルの前面パネル11を本体1に
近接させることが可能になり設置スペースを小さくでき
る。上記パネル装置における三面パネル10は、型材など
による方形支持枠20と支持枠の前面側上辺及び下辺に沿
ってL形又はU形部材によって形成した挿入溝チャンネル
21,22によって構成され、合成樹脂製消音パネル板25が挿
入溝の側端23又は24から引戸の如く一枚ずつ挿入連接さ
れる。パネル板は所定間隔でチャンネル前面からネジ止
め26固定されて組付が完成する。これらの作業は三面パ
ネルの外側から行なえるので作業性がよい上、組付後に
おいて本体の保守点検作業には所望する個所のパネルを
抜取ることによって必要な大きさの出入口を簡単に形成
できる。
【0005】上記装置は、本体吹出口2に風向ルーバ30が取付
けられている場合でも吹出口からの温熱排風が内枠前面
板16の下を潜って前面パネル11に案内されて上方に抜け
て放散されるから本体背面には常に外気が導入される。
けられている場合でも吹出口からの温熱排風が内枠前面
板16の下を潜って前面パネル11に案内されて上方に抜け
て放散されるから本体背面には常に外気が導入される。
【0006】
【効果】実験のため、内枠を木材で構成した本発明装置
を設置して消音装置のない場合と比較したところ、本体
の前方5mでの騒音が平均3〜4dB(A)低減されることが確
認できた。本発明消音パネル装置は、内枠側板による側
面密閉と前面板による吹出気流制御によって本体の囲繞
面積を小さくすることが可能になり、更に、現場組立又は
変更が簡単にでき、保守作業にも不便や不都合のない消
音装置が提供される。
を設置して消音装置のない場合と比較したところ、本体
の前方5mでの騒音が平均3〜4dB(A)低減されることが確
認できた。本発明消音パネル装置は、内枠側板による側
面密閉と前面板による吹出気流制御によって本体の囲繞
面積を小さくすることが可能になり、更に、現場組立又は
変更が簡単にでき、保守作業にも不便や不都合のない消
音装置が提供される。
【図1】本体と三面パネルの関係を示す平面図。
【図2】同上側面図。
【図3】本発明消音パネル装置の平面図。
【図4】同上側面図。
【図5】内枠の斜視図。
【図6】面パネルの中間部切欠正面図。
【図7】同上縦断面図。
【図8】挿入溝チャンネルに挿入されたパネル板を示す
拡大横断面図。
拡大横断面図。
【符号の説明】 1 室外機本体 2 吹出口 3 背面 4 外壁 5 設置台 6 床面 7 配管 10 三面パネル 11 前面パネル 12,13 側面パネル 14a,14b 支柱 15 内枠 16 前面板 17,18 側板 19 切欠 20 パネル支持枠 21,22 挿入溝チャンネル 23,24 側端 25 パネル単板 26 止めネジ 30 風向ルーバ
Claims (1)
- 【請求項1】 所定高さの方形枠の前面側上辺及び下辺
に設けた挿入溝にパネル板が挿入保持されて構成された
面パネルがコ状に連結されて室外機本体を囲むように立
設された三面パネルと、前面板と両側板からなるコ状内
枠が前記三面パネルの両側面パネルの内側であって前記
本体の前面より前方に固設された支柱に高さ調節されて
固定されると共に前記コ状内枠の両側板外側縁が周辺配
管等を避けて建物外壁に密着して構成されてなる冷却排
風音消音パネル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10147008A JPH11337127A (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | 冷却排風音消音パネル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10147008A JPH11337127A (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | 冷却排風音消音パネル装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11337127A true JPH11337127A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15420480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10147008A Pending JPH11337127A (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | 冷却排風音消音パネル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11337127A (ja) |
-
1998
- 1998-05-28 JP JP10147008A patent/JPH11337127A/ja active Pending
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