JPH11336727A - 固定用ネジ - Google Patents

固定用ネジ

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Publication number
JPH11336727A
JPH11336727A JP15684298A JP15684298A JPH11336727A JP H11336727 A JPH11336727 A JP H11336727A JP 15684298 A JP15684298 A JP 15684298A JP 15684298 A JP15684298 A JP 15684298A JP H11336727 A JPH11336727 A JP H11336727A
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JP
Japan
Prior art keywords
screw
screw body
fixing
tip
diameter
Prior art date
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Pending
Application number
JP15684298A
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English (en)
Inventor
Koji Hattori
耕治 服部
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ききの悪いネジの先端をひろげききをよくし
て、良好な固定性を獲得し、ヒトその他の動物の骨患部
を固定したり、やわらかい木材等の材料を固定するのに
用いられるネジに関するものである。 【解決手段】 ネジ本体1は、先端部1aで軸方向に沿
って複数の切れ目1−2を有する。ネジ1−1を利用し
てネジ本体1を固定すべき対象に挿入して固定してみ
る。この時、ネジ本体のききが悪い場合は、内部に挿入
されているネジ2をさらに挿入していく。そうすると、
切れ目1−2の部分でネジ本体1の先端部1aが押し広
げられて、ネジ本体1の固定性が高まる。内部孔部と釘
3を使用した例の場合も同様である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒトその他の動物
の骨患部を固定したり、木材等の材料を固定するのに用
いられるネジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】骨折の治療にネジが使用されることが多
いが、近年の高齢化社会にともなって、骨粗鬆症の進行
した患者の骨折が増加してきている。その場合の骨折で
は、ネジのききがわるくて強固に固定できず、治療に難
渋することがあった。
【0003】例えば高齢者の上腕骨頚部骨折の場合、従
来骨患部にステンレス製またはチタン製のプレートを当
接しこれを皮質骨用螺子と海綿骨用螺子で固定する方法
が採られている。しかし骨粗鬆化が進行していて海綿骨
用螺子のききが悪い場合、プレートによる強固な固定が
不可能で手術を失敗させる場合がある。
【0004】また柔らかい材木やその他の材料を螺子で
固定する場合も同様に、ききが悪く固定が不十分となる
ことがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、こうした問
題点を解決し、ネジのききをよくして強固な固定性を獲
得するために発明されたのである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の固定用ネジは、
表面にネジを形成した先端部に軸方向に沿って複数の切
れ目を有するネジ本体と;このネジ本体の内部に形成し
た、同一径の入口部とその先端に行くほど徐々に径が小
さくなるテーパ部とからなり、内周面にネジが形成して
ある内部ネジ部と;この内部ネジ部の入口部に螺合する
径を有するネジとから構成され;ネジを内部ネジ部に螺
合させて先端部方向に移動させることで、ネジ本体の先
端部が押し広げられることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の固定用ネジの一例
の構成を示す斜視図であり、図2は、図1に示す固定用
ネジを軸方向に切断した断面斜視図である。図1および
図2に示す例において、1は表面にネジ1−1を形成し
た先端部1aに軸方向に沿って複数の切れ目1−2を有
するネジ本体、4はこのネジ本体1の内部に形成した、
同一径の入口部4aとその先端にいくほど徐々に径が小
さくなるテーパ部4bとからなり、内周面にネジ5が形
成してある内部ネジ部、2はこの内部ネジ部4の入口部
4aに螺合する径を径を有するネジである。他の例とし
て、内部ネジ部4の代わりに内部ネジ部4において内周
面のネジ5を形成しない内部孔部を形成し、ネジ2の代
わりに内部孔部に挿入可能な釘3を使用しても本発明の
固定用ネジを構成することができる。
【0008】図1及び図2に示す例では、ネジ1−1を
利用してネジ本体1を固定すべき対象に挿入して固定し
てみる。この時、ネジ本体のききが悪い場合は、内部に
挿入されているネジ2をさらに挿入していく。そうする
と、切れ目1−2の部分でネジ本体1の先端部1aが押
し広げられて、ネジ本体1の固定性が高まる。内部孔部
と釘3を使用した例の場合も同様である。図3にネジ本
体1において先端部1aが押し広げられた状態を示す。
【0009】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ネジ本体1のききが悪くとも、ネジ2もしく
は釘3をネジ本体1の内部へさらに挿入することで固定
性がたかまり、強固な固定を獲得できる効果がある。
【0010】また手術において、ネジのききが悪くても
別の固定方法へ変更することなく、ネジのききを改善す
ることで強固に固定し、確実な螺子固定を提供する効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】本発明の断面斜視図である。
【図3】本発明でネジ本体1の内部にネジ2または釘3
を挿入した斜視図である。
【符号の説明】
1 ネジ本体 1a ネジ本体の先端部 1−1 ネジ本体の表面に作成されたネジ 1−2 ネジ本体に作成された複数の切れ目 2 内部ネジ部4の入口部4aに螺合する径を有するネ
ジ 3 内部孔部の入口部に係合する径を有する釘 4 ネジ本体1の内部ネジ部 4a 内部ネジ部4の入口部 4b 内部ネジ部4のテーパ部 5 内部ネジ部4の内周面に形成されたネジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面にネジを形成した先端部に軸方向に
    沿って複数の切れ目を有するネジ本体と;このネジ本体
    の内部に形成した、同一径の入口部とその先端に行くほ
    ど徐々に径が小さくなるテーパ部とからなり、内周面に
    ネジが形成してある内部ネジ部と;この内部ネジ部の入
    口部に螺合する径を有するネジとから構成され;ネジを
    内部ネジ部に螺合させて先端部方向に移動させること
    で、ネジ本体の先端部が押し広げられることを特徴とす
    る固定用ネジ。
  2. 【請求項2】 表面にネジを形成した先端部に軸方向に
    沿って複数の切れ目を有するネジ本体と;このネジ本体
    の内部に形成した、同一径の入口部とその先端に行くほ
    ど徐々に径が小さくなるテーパ部とからなる内部孔部
    と;この内部孔部の入口部に係合する径を有する釘とか
    ら構成され;釘を内部孔部に挿入させて先端部方向に移
    動させることで、ネジ本体の先端部が押し広げられるこ
    とを特徴とする固定用ネジ。
JP15684298A 1998-05-22 1998-05-22 固定用ネジ Pending JPH11336727A (ja)

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JP15684298A JPH11336727A (ja) 1998-05-22 1998-05-22 固定用ネジ

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JP15684298A JPH11336727A (ja) 1998-05-22 1998-05-22 固定用ネジ

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JPH11336727A true JPH11336727A (ja) 1999-12-07

Family

ID=15636573

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JP15684298A Pending JPH11336727A (ja) 1998-05-22 1998-05-22 固定用ネジ

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