JPH11336415A - 開放パネルの構造 - Google Patents

開放パネルの構造

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Publication number
JPH11336415A
JPH11336415A JP14435098A JP14435098A JPH11336415A JP H11336415 A JPH11336415 A JP H11336415A JP 14435098 A JP14435098 A JP 14435098A JP 14435098 A JP14435098 A JP 14435098A JP H11336415 A JPH11336415 A JP H11336415A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas spring
open panel
panel
stable point
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP14435098A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Nishimura
明洋 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP14435098A priority Critical patent/JPH11336415A/ja
Publication of JPH11336415A publication Critical patent/JPH11336415A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開放パネルを閉じる際、誤まって開放パネル
が勢いよく降りることによって、表示ユニットを破損す
る恐れがあった。 【解決手段】 浅い第1の安定点と深い第2の安定点を
持つ逆J字状の溝15を有するガイド14をキャビネッ
ト1に固着し、一端が開放パネル6に回転自在に取付け
られ、他端には係合手段が溝15に係合するように構成
されたガススプリング13を設け、係合手段が第1の安
定点と第2の安定点間を移動できるようにして開放パネ
ル6の開閉を行うようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はキャビネットに備え
付けられ、回転支点を中心に回転して上下方向に開閉す
る開放パネルを有する装置、例えば金融自動化機器にお
ける開放パネルの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の装置、例えば現金支払機
では、図5に示すようにキャビネット1の中に、カード
読取ユニット2、現金支払いユニット3、通帳記帳ユニ
ット4が実装されている。
【0003】保守や工場内試験の際に上記した内部ユニ
ット2,3,4や部品類を操作する場合は、表示ユニッ
ト5が取付けられた回転して上下方向に開閉する開放パ
ネル6及び手前方向から上方へ開放する別の開放パネル
7を開放して行っている。
【0004】図6は従来の装置の一部を切欠いて示した
もので、開放パネル6の開閉を説明する斜視図である。
開放パネル6は回転支点8で回転可能な構造になってい
る。また、開放パネル6の開放状態を保持するために、
ヒンジ9が開放パネル6に溶接又はネジ止めされてお
り、ここにステー10が回転可能に取付けられ、ステー
10の下端にはショルダスクリュー(図示せず)がカシ
メられており、この部分がステーガイド11の溝に嵌合
して、開放パネル6の開放状態を保持している。
【0005】保守作業等が終了して開放パネル6を閉じ
る際はステー10を破線の位置に手で動かして、ステー
ガイド11の溝を滑らせ、開放パネル6を手で支えなが
ら降ろしていく。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
上記した構造では、開放パネルを降ろす際、誤って手が
滑るなどした場合、開放パネルが勢いよく降りることに
よって、表示ユニットに衝撃が掛かり、破損する恐れが
ある。
【0007】また、これを解決する常套手段としてガス
スプリングを設ける方法もあるが、保守等の際に開放パ
ネルの開き角度を大きくする必要性から、大きなストロ
ークの得られるピストンロッドの長いガススプリングを
要するが、この重量を支えるために必要なモーメントが
得られる取付けスペースがなく、実際にはガススプリン
グを実装することはできなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は浅い第1の安定点と深い第2の安定点を有
する逆J字状の溝を有するガイドと、係合手段を設けた
ガススプリングとを設け、係合手段が溝に係合して第1
と第2の安定点間を移動して、開放パネルを開閉するよ
うにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態を示す斜
視図で、一部を切欠いて開放パネルの開閉を説明し易く
している。尚、従来の装置を示した図6と同じ構成要素
には同じ符号を付してある。
【0010】キャビネット1には回転支点8によって、
開放パネル6が回転可能に取付けられており、この開放
パネル6には表示ユニット5が取付けられている。ま
た、開放パネル6にはヒンジ12が溶接され、そこにカ
シメられたカシメスタッド(図示せず)には小ストロー
クのガススプリング13の一端がE形止め輪(図示せ
ず)にて回転自在に取付けられている。
【0011】ガススプリング13の他端(ここではピス
トンロッド側)には係合手段が設けられ、係合手段がガ
イド14の逆J字状の溝15に移動可能に係合する。
【0012】図2は図1におけるA−A矢視図である。
【0013】キャビネット1にはガイド受け16が溶接
され、これにガイド14がネジ止めされている。ガイド
14には図1のように溝15が設けられ、ガススプリン
グ13の端部(取付部)には係合手段がこの溝内を移動
可能に設けられている。
【0014】係合手段はガススプリング13の支点が回
転可能に取付けられたシャフト17と、左右ブレ防止の
ためのカラー18と、シャフト17の抜け止め用の止め
具19例えばE形止め輪とで構成され、シャフト17が
溝内を移動できるようになっている。
【0015】図3は本発明の実施形態におけるガイドを
示す側面図である。
【0016】ガイド14は金属等で形成された板状のも
のを図2のようにコ字状に曲折させ、その間隙にガスス
プリング13の取付部とカラー18がシャフト17が貫
通した状態で収容される。
【0017】また向かい合った二つの面には、それぞれ
同じように逆J字状の溝15が形成される。この溝15
には、浅い第1の安定点20と深い第2の安定点21と
が形成され、シャフト17がこの溝15に係合して第1
の安定点20と第2の安定点21間を移動可能になって
いる。
【0018】図4は本発明の実施形態の動作説明図であ
る。
【0019】(a)は開放パネル6が開放した状態を示
しており、ガススプリング13の係合手段はガイド14
の溝15の第1の安定点20に係合して安定しており、
ガススプリング13の反力方向とヒンジ12の支点22
との距離L1が十分確保できるので、必要なモーメント
が得られ、開放パネル6の重量を支えることができる。
【0020】この状態から開放パネル6を閉じるには、
開放パネル6を矢印B方向にやや持上げながら、矢印C
の方向に引くと、(b)に示すようにガススプリング1
3の係合手段はガイド14の溝15を伝って移動する。
【0021】そのまま開放パネル6を降ろしていくと、
ガススプリング13の係合手段は溝15を伝って第2の
安定点21に達し、(c)の状態になる。この状態で
は、ガススプリング13の反力方向とヒンジ12の支点
22との距離L2が十分確保できるので、必要なモーメ
ントが得られ、開放パネル6の重量を支えることができ
る。
【0022】その後、開放パネル6の上面を押さえる
と、ガススプリング13のピストンロッドが縮んで図示
してないロックが掛かり、(d)に示すように開放パネ
ル6を閉じることができる。この状態ではガススプリン
グ13の係合手段は第2の安定点21に安定的に納まっ
ている。
【0023】なお、この操作の途中で誤って手が離れて
も、(a)又は(c)の状態になり、ガススプリング1
3の反力によって開放パネル6が大きな衝撃を受けるこ
とはない。
【0024】開放パネル6を開ける場合は、図4の
(d)において、図示してないロックを解除して開放パ
ネル6を持上げると、(c)の状態になり、(b)の状
態を経て、ガススプリング13はそれ自体の重量バラン
スで(a)の状態になり、ガススプリング13の係合手
段は第1の安定点に納まり、開放パネル6は開放され
る。
【0025】この場合においても、ガススプリング13
の反力方向とヒンジ12の支点22との距離L1が十分
に確保できるので、必要なモーメントが得られ、開放パ
ネル6の重量を支えることができる。
【0026】上記したように、ガススプリング13の係
合手段は浅い第1の安定点20と深い第2の安定点21
の間を移動することができるので、その深さの差の分だ
けガススプリング13のストロークを大きく使用するこ
とができ、従って、その分短いピストンロッドのガスス
プリング、即ち小さなガススプリングを利用することが
できる。
【0027】また、現金自動支払機を例にして説明した
が、上下方向の開放パネルを有するすべての装置に適用
可能である。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、開放パ
ネルとキャビネットとの間にガイドを介してガススプリ
ングを設け、ガススプリングの係合手段がガイドの溝内
を移動できるようにしたので、狭いスペースでも重量を
支える十分なモーメントと十分なストロークが得られ、
小さなガススプリングが実装可能となり、開放パネルの
開閉時の誤動作による開放パネルの表示ユニットや実装
部品の破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す斜視図。
【図2】図1のA−A矢視図。
【図3】ガイドの側面図。
【図4】本発明の実施形態の動作説明図。
【図5】一般的装置の外観図。
【図6】従来の装置を示す斜視図。
【符号の説明】
1 キャビネット 6 開放パネル 13 ガススプリング 14 ガイド 15 溝 17 シャフト 18 カラー 19 止め具 20 第1の安定点 21 第2の安定点

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネットに備え付けられ、回転支点
    を中心に回転して上下方向に開閉する開放パネルを有す
    る装置において、 浅い第1の安定点と深い第2の安定点を持つ逆J字状の
    溝を有し、前記キャビネットに固着されたガイドと、 一端が前記開放パネルに回転自在に取付けられ、他端に
    は係合手段が前記溝に係合して前記第1の安定点と前記
    第2の安定点間を移動可能に設けられたガススプリング
    とを備えたことを特徴とする開放パネルの構造。
  2. 【請求項2】 前記係合手段が、前記ガススプリングの
    支点が回転可能に取付けられたシャフトと、ブレ防止の
    カラーと、止め具とで構成されたことを特徴とする請求
    項1記載の開放パネルの構造。
JP14435098A 1998-05-26 1998-05-26 開放パネルの構造 Pending JPH11336415A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14435098A JPH11336415A (ja) 1998-05-26 1998-05-26 開放パネルの構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14435098A JPH11336415A (ja) 1998-05-26 1998-05-26 開放パネルの構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11336415A true JPH11336415A (ja) 1999-12-07

Family

ID=15360070

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14435098A Pending JPH11336415A (ja) 1998-05-26 1998-05-26 開放パネルの構造

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JP (1) JPH11336415A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003106036A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Kokuyo Co Ltd 部材の支持装置
CN102733704A (zh) * 2011-03-29 2012-10-17 富士通先端科技株式会社 开闭部件的开闭机构

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JP2003106036A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Kokuyo Co Ltd 部材の支持装置
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