JPH11334765A - 紫外線を使用する汚染除去が組み込まれた耐密移送装置 - Google Patents

紫外線を使用する汚染除去が組み込まれた耐密移送装置

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JPH11334765A
JPH11334765A JP11100021A JP10002199A JPH11334765A JP H11334765 A JPH11334765 A JP H11334765A JP 11100021 A JP11100021 A JP 11100021A JP 10002199 A JP10002199 A JP 10002199A JP H11334765 A JPH11334765 A JP H11334765A
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flanges
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    • G21F7/00Shielded cells or rooms
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J21/00Chambers provided with manipulation devices
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスケットの向き合う先端およびそのすぐ近
くの部分を確実かつ迅速に汚染除去することができる耐
密移送装置を提供する。 【解決手段】 二重のドアまたはポートのタイプ(2
2、26)の、二つの無菌ボリューム(12、14)間
の耐密移送装置(10)が、必要なシール作用を確保す
るガスケット(30、36)の対面する先端の、紫外
線、紫外線パルスまたは光パルスの放射を使用する汚染
除去システム(44)を装備する。この汚染除去システ
ム(44)は移送装置のフランジの一つ(20)に組み
込まれる。それは放射を拡散することができる材料製の
カラー(46)とともに、一端が前記カラーに取り付け
られた光ファイバ(48)を備える。光ファイバ(4
8)の他端は放射源に接続される。放射はカラー(4
6)の全周にわたってファイバ(48)によって伝送さ
れ、汚染除去すべきガスケット(30、36)の先端に
向かってカラー内に拡散する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二つの無菌ボリュ
ームを、汚染の危険なしに一時的または永久的に連結す
るための二重ドアまたは二重ポート式の耐密移送装置に
関する。
【0002】このように設計された装置は、無菌雰囲気
の存在を必要とするあらゆる分野で使用される。それだ
けに限らないが、製薬工業および化学工業や医療分野な
どが参照される。
【0003】
【従来の技術】無菌雰囲気を維持したいと望む全てのケ
ースにおいて、標準的には、無菌ボリュームを内部に規
定する、耐密に閉じ込める隔離体を使用することであ
る。隔離体に結合された殺菌消毒装置により、その中の
雰囲気の無菌性を確立し、該当する場合はそれを更新す
ることが可能になる。
【0004】このような隔離体内でいくつかの仕事を遂
行させるため、また生成物や装置をそれに導入したりそ
れから引き出すため、従来、通常樹脂移送ポート(RT
P)として知られる二重ドアまたは二重ポートの耐密接
続または耐密移送装置が使用される。
【0005】RTP装置は従来、相互に接続可能な二つ
のフランジとともに、通常そのフランジによって規定さ
れる開口をシールする二つのポートを備える。フランジ
は、接続したい(隔離体と固い容器隔離体とフレキシブ
ルな容器、隔離体と隔離体、隔離体とグローブ、など)
二つのアセンブリの壁に取り付けられる。
【0006】二つのアセンブリの接続を確保するため、
フランジが相互に接続され、次いで、ポートを対応する
フランジから外しながらポートが相互に接続される。こ
のように構成される二重のポートの取り外しにより、二
つのアセンブリ内のボリュームの連結を確保する。
【0007】連結したいボリュームの一つが初期に無菌
でない場合、それは二重のポートの開口の前に、この目
的のために設けられた殺菌消毒装置によって殺菌され
る。
【0008】既存のRTP装置は、無菌でない外部雰囲
気と接触するどの表面も、二つのアセンブリの接続前
に、二重のポートの開口に続く二つのアセンブリに共通
の無菌の内部ボリュームと接触しないことを確保するよ
うに設計される。実際には、この結果は二つの環状ガス
ケットによって得られ、環状ガスケットはそれぞれ、一
方のフランジと他方のフランジをシールするポートとに
はめ込まれる。これらのガスケットの各々は断面にV字
形部分を有し、これらの二つの部分の先端は、接続が行
われかつポートがまだ所定の場所にあるときに、大体相
互に向き合う。
【0009】この従来の装置は要求された目的を大体満
足する。しかしながら、バクテリアが、二つのアセンブ
リの接続前に、時には二つのガスケットのV字形部分の
先端およびそのすぐ近くに付着することがあることがわ
かった。ガスケットのこれらの先端およびすぐ近くの部
分は、二重のポートの接続および開口に続く二つのアセ
ンブリに共通の無菌ボリュームと接触される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この問題に対する一つ
の解決法が、EP−A−662373で提案されてい
る。この文献によれば、接続が行われたときで二重のポ
ートの開口の前に、加熱抵抗器が、ガスケットとその先
端の近くで接触するようにガスケットの付かないフラン
ジに組み込まれる。この段階で、加熱要素の使用によ
り、ガスケットの起こりうる汚染範囲を殺菌することが
可能になる。
【0011】しかしながら、この知られた解決法は、完
全に満足できるものではない。したがって、このように
加熱要素を用いて得られる汚染除去の効率は、任意な性
質のものである。さらに、十分な汚染除去をなし得るの
に、比較的長い加熱時間を想定するので、装置の使用に
非常に不利になる。
【0012】本発明は、特にRTPまたはいくつかの他
のタイプの耐密移送装置に関し、その本来の設計は、二
つのアセンブリの接続に続き二重のポートの開口の前
に、ガスケットの向き合う先端およびそのすぐ近くの部
分を確実かつ迅速に汚染除去することを可能とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によると、この結
果は、相互に接続可能な二つのフランジと、相互に接続
可能でありまた前記フランジに接続可能な二つのポート
と、前記フランジのうちの第一のフランジと前記フラン
ジのうちの第二のフランジに接続可能なポートとにそれ
ぞれはめ込まれる二つの環状のガスケットとを含み、前
記ガスケットは断面にV字形部分を有し、ポートとフラ
ンジが相互に接続されるとき、ガスケットのV字形部分
の先端が互いに向き合う二つの無菌ボリューム間の耐密
移送装置であって、ガスケットのV字形部分の先端およ
びすぐ隣接する領域の、紫外線、紫外線パルスまたは光
パルスの放射による汚染除去のための手段が、第二のフ
ランジに組み込まれることを特徴とする装置によって得
られる。
【0014】本発明の好適な実施形態では、汚染除去手
段が、ガスケットのV字形部分と接触できる断面がV字
形の部分を有し放射を拡散できる材料製のカラーと、第
一端が前記カラーの回りに規則的に分配されかつガスケ
ットのV字形部分の先端に向けられる光ファイバとを備
える。
【0015】光ファイバの第二端部が、さらに放射源に
接続される。
【0016】カラーの外側で、光ファイバが少なくとも
一つのケーブルに一まとめにされるのが好ましい。した
がって、好適であるが決して制限的でない装置によれ
ば、光ファイバが、第二のフランジを直径方向において
互いに反対の位置で貫通する二つのケーブルにまとめら
れる。
【0017】第二のフランジは、取り付けを容易にする
ため、アセンブリ手段によって相互に接続され、かつ前
記カラーが間に組み込まれる二つの部分を都合よく備え
る。ついでケーブルは、この二つの部分の第一部分に形
成された通路に入り、対応する無菌ボリュームの外側に
向き、シール手段が前記通路に対しカラーと反対側の二
つの部分間に設けられる。
【0018】本発明の好ましい実施形態では、光ファイ
バの第一端が、カラーに形成される盲孔にしっかりと収
容され、前記盲孔は、カラーのV字形部分を二分する円
錐台形表面上のカラーの軸を通る規則的に間隔を置いた
面に配置される。
【0019】光ファイバの第一端は、カラーのV字形部
分の先端が、その全周を放射される距離によって相互に
分離される。
【0020】以下、非限定的な実施形態について添付の
図面を参照して、本発明をより一層詳細に説明する。
【0021】
【発明の実施の形態】図面において、参照符号10は、
本発明による耐密移送装置を一般的方法で示す。RTP
タイプのこの装置は、外部雰囲気による汚染の危険を避
けながら、二つの無菌ボリューム12、14を連結する
ことができる。
【0022】示される実施形態では、無菌ボリューム1
2が、隔離体の内部ボリュームであり、その壁の小さい
部分が16で図示されている。無菌ボリューム14は、
固い壁の容器の内部ボリュームであり、その小さい壁部
分が18で図示されている。
【0023】しかしながら、この実施形態は制限的な性
質をもつと考えられてはならない。したがって、無菌ボ
リューム14は、本発明の範囲外に逸脱することなく、
フレキシブルな壁の容器内、別の隔離体内、ハンドリン
ググローブ内、または無菌ボリューム12を規定する囲
いに接続できる他の分離もしくは取り外しできるアセン
ブリ内に規定されることもできる。
【0024】知られた方法では、耐密移送装置10は、
壁16に固定された第一のフランジ20とともに、フラ
ンジ20によって規定される円形開口を通常通りにシー
ルする第一のドアまたは第一のポート22を備える。
【0025】耐密移送装置10はまた、隔壁18に固定
された第二のフランジ24に加えて、フランジ24によ
って規定された円形開口を通常通りに耐密にシールする
第二のドアまたはポート26をも備える。
【0026】第一のポート22は、慎重な操作でないと
きはポート22の早すぎる開口を防止する機構、たとえ
ばバヨネットタイプのものによって第一のフランジ20
と協働する。
【0027】同等の方法で、第二のポート26は、慎重
な操作でないときはポート26の早すぎる開口を防止す
る機構、たとえばバヨネットタイプのものによって第二
のフランジ24と協働する。
【0028】フランジ20、24は、知られた特徴にし
たがって、機構たとえばバヨネットタイプのものによっ
て互いに協働でき、それによって二つのフランジを無作
為に接続および分離できる。
【0029】同等の方法で、例えばバヨネットタイプの
機構はまた、二つのポート22および26の間にも設け
られ、各フランジ20および24から外されるとき(そ
の逆もまた同じ)ポート22および26を自動的にお互
いに接続できる。
【0030】これらの様々な機構は良く知られ、本発明
の範囲を超えることなく様々な形態を想定することがで
きる。これらは本発明の部分を形成しないので、詳細な
記述を提供しない。
【0031】さらに知られた方法で、外部雰囲気と無菌
ボリューム12、14との連結を招くかもしれない正し
くない操作を避けるため、安全システムが一般的に耐密
移送装置10に組み込まれる。これらの安全システムは
本発明の部分を形成しないので、ここで詳細に説明しな
い。
【0032】従来の方法では、無菌ボリューム12、1
4の連結は、この目的のため設けられた機構を用いて、
最初にフランジ20、24を互いに接続することで確保
される。ついで、ポートまたはドア22、26が、各フ
ランジ20、24から外されながら互いに接続され、こ
うして形成された二重ポートの開口はボリューム12、
14の連結を確保する。
【0033】さらに知られた方法によれば、図1に図示
された耐密移送装置10も、装置の使用の全段階で、無
菌ボリューム12、14の閉じ込めを維持するようにな
された二つの環状ガスケット28、30を備える。これ
らの環状ガスケット28、30はフランジ20、24が
結合されてないとき、外部雰囲気と接触する表面が、つ
づく連結中に無菌ボリューム12、14を汚染されない
ことを確保するように設計される。
【0034】図2によって非常に詳細に図示されるよう
に、環状ガスケット28はポート22にはめ込まれ、環
状ガスケット30はフランジ24にはめ込まれる。
【0035】さらに特に、環状ガスケット28は、ポー
ト22がフランジ20に接続されるときのフランジ20
の内周面32、およびポート22、26が互いに接続さ
れるときのポート26の外面34の双方に耐密に押圧す
ることができるように、ポート22にはめ込まれる。こ
の目的のため、環状ガスケット28はV字形部分36を
有し、ポート22がフランジ20とポート26の双方に
接続されるとき、表面32および面34の間に形成され
る角にしっかりと嵌められる。
【0036】同等の方法で、環状ガスケット30は、ポ
ート26がフランジ24に接続されるときのポート26
の外周面38、およびフランジ20、24が互いに接続
されるときのフランジ20の外面40の双方に対して耐
密に押圧することができるように、フランジ24にはめ
込まれる。この目的のため、環状ガスケット30はV字
形部分42を有し、フランジ24がポート26とフラン
ジ20の双方に接続されるとき、表面38および面40
の間に形成される角にしっかりと嵌められる。
【0037】したがって、知られた装置によれば、耐密
移送装置が図1〜図3に図示された状態にあるとき、す
なわちフランジ20、24とポート22、26が相互に
接続されるとき、ガスケット28、30のV字形部分3
6、42の先端は相互に対面する。この装置は、二つの
アセンブリがそれらのフランジ20、24によって接続
されているときこの状態にあるが、無菌ボリューム1
2、14はまだ相互に連結されていない。
【0038】本発明によれば、耐密移送装置10は、紫
外線、紫外線パルス、光パルスの放射による、ガスケッ
ト28、38のV字形部分36、42の先端および前記
先端にすぐ近くの範囲の汚染除去手段44を装備してい
る。これらの汚染除去手段44は、フランジ20に組み
込まれる。
【0039】放射特に紫外線を使用する汚染除去手段4
4の好ましい実施形態を、特に図2と図3を参照して次
に詳細に説明する。
【0040】これらの汚染除去手段44は、放射を拡散
することができる材料製のカラー46を備える。この材
料は特に、メタクリル酸ポリメチル(polymeth
ylmethacrylate(PMMA))、石英ま
たは他の適当な材料が可能である。
【0041】このカラー46はフランジ20に組み込ま
れると、そこでカラー46は、表面32および面40の
間に形成された角に位置決めされる。さらに特に断面に
おいて、カラー46はV字形部分47を有し、その部分
に表面32と面40の隣接する端部分を形成する。カラ
ー46のこのV字形部分47はしたがって、図1および
図2によって図示されるように、ポート22およびフラ
ンジ24がフランジ20に接続されるとき、ガスケット
28のV字形部分36およびガスケット30のV字形部
分42と接触する。
【0042】汚染除去手段44はまた、光ファイバ48
をも組み込み、その第一端が図2および図3に示される
ようにカラー46にはめ込まれる。光ファイバ48の性
質は、放射の有効な伝送ができるように選択される。こ
の目的のため、メタクリル酸ポリメチル(PMMA)で
形成された光ファイバが都合よく使用される。
【0043】光ファイバ48の第一端が、カラー46の
V字形部分47の先端に向けられ、かつ所定の距離だけ
それから離れるように、カラー46に形成された盲孔4
9に収容され接着される。
【0044】さらに特に、光ファイバ48の第一端が収
容される盲孔49は、カラー46のV字形部分47によ
って形成される角を二分する円錐台形面の上で、カラー
46の軸を通る規則的に間隔を置いた面に位置する。し
たがって、光ファイバ48の第一端は、カラー46の全
周にわたり一定間隔に従って規則的に分配される。
【0045】カラー46の外側では、光ファイバ48は
少なくとも一つのケーブル50を形成するように一まと
めされ、これはフランジ20の外に延長され、そして無
菌ボリューム12を規定する隔離体の外に延長される。
図3に図示される本発明の好ましい実施形態において、
光ファイバ48は二つのケーブル50にまとめられ、フ
ランジ20をその二つの直径方向において互いに反対の
位置で貫通する。
【0046】光ファイバ48の反対側端部は、放射特に
紫外線源52に接続される。この源は、ガスケット2
8、30のV字形部分36、42の先端の汚染除去をで
きるだけ早い方法(例えば、約3分)でできるように選
択される。それは連続源かまたはパルス源が可能であ
る。
【0047】紫外線源52が使用される場合、紫外線は
光ファイバ48の各々を通してカラー46まで連続して
通る。ファイバ48の各々によってカラー46に伝送さ
れる紫外線は、図3に概略的に図示された拡散円錐に従
って、各ファイバの端部の外のカラー46のV字形部分
47に拡散される。決して制限的でない方法において、
前記拡散円錐の開口角は約60°が可能である。
【0048】カラー46のV字形部分47の先端から各
光ファイバ48の端部を離す距離は、ガスケット28、
30のV字形部分36、42の先端に到達する放射のパ
ワーが汚染除去の効率を保障することに十分となるよう
に、紫外線源52の特性に応じて決定される。
【0049】ついでカラー46に嵌められる各ファイバ
48の端部をお互いから分離する距離は、ガスケット2
8、30のV字形部分36、46の先端が、源52が使
用されるとき、紫外線によってその全周に渡って照射さ
れるように決定される。
【0050】この決定は、カラー46の放射の拡散円錐
の開口角に応じて、およびファイバ48の端部とカラー
のV字形部分47の先端との間の距離に応じて行われ
る。
【0051】これらの全ての条件が守られるとき、ガス
ケット28、30のV字形部分36、42の先端の有効
な汚染除去を迅速に、例えば約3分で得ることができ
る。この汚染除去は、耐密移送装置10が図1、図2に
図示された状態にあるとき、すなわちフランジ20、2
4が互いに接続されるときと、ポート22、26がまだ
前記フランジに接続されるときに行われる。
【0052】ポートまたはドア22、26によって形成
された二重ポートまたは二重ドアが、汚染除去手段44
を使用するガスケットのV字形部分36、42の先端の
汚染除去を行う前に、開けられることができないことを
確保するように、示していない安全システムを、装置に
加えることができることは留意されたい。
【0053】図2により詳しく図示されるように、フラ
ンジ20内の汚染除去手段44の組み込みは、フランジ
を次に説明する特別の構造にすることで、フランジの取
り付け中、容易にすることができる。
【0054】推奨される装置によれば、フランジ20
は、カラー46に位置しない内周面32の部分を形成す
る第一部分54を備える。内周面32を完全なものにす
るために、カラー46を前記第一部分54に接着するこ
とができる。
【0055】フランジ20はまた、部分54の凹みに直
に取り付けられ中心に置かれる第二部分56を有する。
部分54はカラー46に形成されない外面40の部分を
備える。部分56は、図3に58でその一つが図示され
る、ねじなどの組み立て手段によって部分54に固定さ
れる。部分56が部分54にねじ58によって固定され
るとき、カラー46が二つの部分間に固定され、外面4
9が完全になる。
【0056】図2に示すように、部分56はケーブル5
0の各々を通す通路60を有する。この通路60は、カ
ラー46で囲まれる環状の凹部内を出るとともに、その
内に、ケーブル50とカラー46に機械加工された盲孔
49との間に配置される光ファイバ48の部分を通す。
その反対側端で、通路60は隔離体の外側に出る。
【0057】Oリング64は、通路60に対する径方向
外側つまり通路に対するカラー46の反対に位置決めさ
れる部分において、部分64、66の間に挿入される。
これは、無菌ボリューム12のシールの失敗の危険を避
ける。
【0058】フランジ20の部分56はまた、隔離体の
壁16に前記フランジを耐密にはめ込むことを可能にす
る従来の手段をも有する。これらの手段は、本質的に部
分56のねじ山を付けられた外側部にねじ締めされるナ
ット66からなる。ケーブル50は、それが押しつぶさ
れることを避けるため、ナット66と壁16との間に挿
入されるワッシャ70に機械加工された通路68を通
る。
【0059】耐密移送装置の径が大きくなると、汚染除
去手段44の光ファイバ48の数が増大する。
【0060】本発明は、この装置を装備する環状ガスケ
ット28、30に付与されるどんな形にも応用できるこ
とは容易に明らかである。このことから、図2に図示さ
れた前記ガスケットの形状は、決して限定的と考えては
ならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】接続状態で二重ポートを開く前の、本発明によ
る耐密移送装置の断面側面図である。
【図2】汚染除去手段の場所を拡大寸法で図示する、図
1に比較できる断面図である。
【図3】本発明による装置における光ファイバの場所を
概略的に図示する正面図である。
【符号の説明】
10 耐密移送装置 12、14 無菌ボリューム 16、18、56 部分 20、24 フランジ 22、26 ポート 28、30 環状ガスケット 32 内周面 34、40 外面 36、42、47 V字形部分 38 外周面 44 汚染除去手段 46、64 カラー 48 光ファイバ 49 盲孔 50 ケーブル 52 紫外線源 54 第一部分 58 ねじ 60、68 通路 66 ナット 70 ワッシャ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に接続可能な二つのフランジと、相
    互に接続可能でありまた前記フランジに接続可能な二つ
    のポートと、前記フランジのうちの第一のフランジと前
    記フランジのうちの第二のフランジに接続可能なポート
    とにそれぞれはめ込まれる二つの環状のガスケットとを
    含み、前記ガスケットは断面にV字形部分を有し、ポー
    トとフランジが相互に接続されるとき、ガスケットのV
    字形部分の先端が互いに向き合う二つの無菌ボリューム
    間の耐密移送装置であって、ガスケットのV字形部分の
    先端およびすぐ隣接する領域の、紫外線、紫外線パルス
    または光パルス放射による汚染除去手段が、第二のフラ
    ンジに組み込まれる装置。
  2. 【請求項2】 汚染除去手段が、ガスケットのV字形部
    分と接触できる断面がV字形の部分を有し放射を拡散で
    きる材料製のカラーと、第一端が前記カラーの回りに規
    則的に分配されかつガスケットのV字形部分の先端に向
    けられる光ファイバとを備える請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 光ファイバの第二端が放射源に接続され
    る請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 カラーの外側で、光ファイバが少なくと
    も一つのケーブルにまとめられる請求項2に記載の装
    置。
  5. 【請求項5】 光ファイバが、第二のフランジを直径方
    向において互いに反対の位置で貫通する二つのケーブル
    にまとめられる請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 第二のフランジが、アセンブリ手段によ
    って相互に接続されかつ前記カラーが間に組み込まれる
    二つの部分を備え、ケーブルが前記二つの部分の第一部
    分に形成された通路に入り、対応する無菌ボリュームの
    外側に向き、シール手段が前記通路に対しカラーと反対
    側の前記二つの部分間に設けられる請求項4に記載の装
    置。
  7. 【請求項7】 光ファイバの第一端が、カラーに形成さ
    れる盲孔に収容され、前記盲孔が、カラーのV字形部分
    を二分する円錐台形表面上の、カラーの軸を通る規則的
    に間隔を置いた面に配置される請求項2に記載の装置。
  8. 【請求項8】 カラーのV字形部分の先端が、その全周
    を放射できる距離だけ、光ファイバの第一端が相互に分
    離される請求項2に記載の装置。
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