JPH11333151A - 気液封入玩具 - Google Patents
気液封入玩具Info
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- JPH11333151A JPH11333151A JP14634398A JP14634398A JPH11333151A JP H11333151 A JPH11333151 A JP H11333151A JP 14634398 A JP14634398 A JP 14634398A JP 14634398 A JP14634398 A JP 14634398A JP H11333151 A JPH11333151 A JP H11333151A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 動く液体や気泡を見て楽しんだり、気泡を利
用したゲームを行うことが可能な気液封入玩具を提供す
る。 【解決手段】 本体には、厚さが0.1mm〜3.0m
mに形成された気液封入部が設けられ、この気液封入部
には気体と液体とが所定の割合で封入され、この気液封
入部の中で移動する前記気体および前記液体が外部から
視認可能となっていることを特徴とする。
用したゲームを行うことが可能な気液封入玩具を提供す
る。 【解決手段】 本体には、厚さが0.1mm〜3.0m
mに形成された気液封入部が設けられ、この気液封入部
には気体と液体とが所定の割合で封入され、この気液封
入部の中で移動する前記気体および前記液体が外部から
視認可能となっていることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、気体および液体
が封入された気液封入玩具に関し、特に、液体中に発生
する気泡を利用した気液封入玩具に関する。
が封入された気液封入玩具に関し、特に、液体中に発生
する気泡を利用した気液封入玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、気液封入玩具として、例えば、空
気(気体)および水(液体)を入れた気液封入部に数個
のボール(水よりも比重が重い)が入れられると共に、
この気液封入部には該ボールを捕捉するボール捕捉部が
設けられており、本体を一旦逆さにした後に正立させ
て、沈下してくるボールをボール捕捉部で捕捉させるよ
うにして楽しむものが知られている。
気(気体)および水(液体)を入れた気液封入部に数個
のボール(水よりも比重が重い)が入れられると共に、
この気液封入部には該ボールを捕捉するボール捕捉部が
設けられており、本体を一旦逆さにした後に正立させ
て、沈下してくるボールをボール捕捉部で捕捉させるよ
うにして楽しむものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この気
液封入玩具においては、気液封入部の厚さは比較的に大
きいため、中に入れた空気の水中での移動速度が速く、
本体を逆さにした後に正立させるとあっという間に空気
が上昇してしまう。したがって、水中で発生する気泡を
見て楽しんだり、気泡を利用したゲームを行うことは困
難であった。
液封入玩具においては、気液封入部の厚さは比較的に大
きいため、中に入れた空気の水中での移動速度が速く、
本体を逆さにした後に正立させるとあっという間に空気
が上昇してしまう。したがって、水中で発生する気泡を
見て楽しんだり、気泡を利用したゲームを行うことは困
難であった。
【0004】本発明は、かかる問題点に鑑みなされたも
ので、動く液体や気泡を見て楽しんだり、気泡を利用し
たゲームを行うことが可能な気液封入玩具を提供するこ
とを目的としている。
ので、動く液体や気泡を見て楽しんだり、気泡を利用し
たゲームを行うことが可能な気液封入玩具を提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の気液封入
玩具は、本体には、厚さが0.1mm〜3.0mmに形
成された気液封入部が設けられ、この気液封入部には気
体と液体とが所定の割合で封入され、この気液封入部の
中で移動する前記気体および前記液体が外部から視認可
能となっていることを特徴とする。ここで、「液体」と
しては、水に限らず、液体であればどのようなものでも
使用できる。また、「液体」としては、無色のものに拘
わらず、有色のものを用いてもよい。有色のものとし
て、例えば、赤色、青色、黄色等の色の液体を用いれ
ば、気体が見やすくなると共に、玩具自体を華やかにさ
せることができる。なお、「液体」の表面張力を高める
ために、電解質のものを添加してもよい。一方、「気
体」としては、空気に限らず、酸素、窒素、二酸化炭
素、不活性ガスなど、どのような気体を使用してもよ
い。また、「気体」および「液体」の種類を適宜に選択
することによって、液体内の気体の移動速度をコントロ
ールすることができる。また、気液封入部の厚さを変更
することによっても、液体内の気体の移動速度をコント
ロールすることができる。なお、気液封入部の厚さの下
限値は、製造上の限界によるものであり、一方、上限値
は、本発明の効果を得るための限界によるものである。
この気液封入玩具によれば、玩具を振るなどした時、気
液封入部に存在する気体は表面張力によって容易に気泡
となる。そして、この気泡の動きはスローテンポである
ので、その動きを見て楽しんだり、その気泡にてゲーム
を行ったりすることができる。さらに、気泡封入部の厚
さが小さいため、玩具自体を薄く構成できると共に、気
泡封入部をどこにでも組み込むことができる。
玩具は、本体には、厚さが0.1mm〜3.0mmに形
成された気液封入部が設けられ、この気液封入部には気
体と液体とが所定の割合で封入され、この気液封入部の
中で移動する前記気体および前記液体が外部から視認可
能となっていることを特徴とする。ここで、「液体」と
しては、水に限らず、液体であればどのようなものでも
使用できる。また、「液体」としては、無色のものに拘
わらず、有色のものを用いてもよい。有色のものとし
て、例えば、赤色、青色、黄色等の色の液体を用いれ
ば、気体が見やすくなると共に、玩具自体を華やかにさ
せることができる。なお、「液体」の表面張力を高める
ために、電解質のものを添加してもよい。一方、「気
体」としては、空気に限らず、酸素、窒素、二酸化炭
素、不活性ガスなど、どのような気体を使用してもよ
い。また、「気体」および「液体」の種類を適宜に選択
することによって、液体内の気体の移動速度をコントロ
ールすることができる。また、気液封入部の厚さを変更
することによっても、液体内の気体の移動速度をコント
ロールすることができる。なお、気液封入部の厚さの下
限値は、製造上の限界によるものであり、一方、上限値
は、本発明の効果を得るための限界によるものである。
この気液封入玩具によれば、玩具を振るなどした時、気
液封入部に存在する気体は表面張力によって容易に気泡
となる。そして、この気泡の動きはスローテンポである
ので、その動きを見て楽しんだり、その気泡にてゲーム
を行ったりすることができる。さらに、気泡封入部の厚
さが小さいため、玩具自体を薄く構成できると共に、気
泡封入部をどこにでも組み込むことができる。
【0006】請求項2記載の気液封入玩具は、本体に
は、厚さが0.1mm〜1.9mmに形成された気液封
入部が設けられ、この気液封入部には気体と水を主成分
とする液体とが所定の割合で封入され、この気液封入部
の中で移動する前記気体および前記液体が外部から視認
可能となっていることを特徴とする。この気液封入玩具
によれば、請求項1記載の気液封入玩具と同様の効果を
得ることができる。また、液体として水が封入されてい
るので、他の液体を用いる場合に比較して、玩具自体を
安価に構成できる。
は、厚さが0.1mm〜1.9mmに形成された気液封
入部が設けられ、この気液封入部には気体と水を主成分
とする液体とが所定の割合で封入され、この気液封入部
の中で移動する前記気体および前記液体が外部から視認
可能となっていることを特徴とする。この気液封入玩具
によれば、請求項1記載の気液封入玩具と同様の効果を
得ることができる。また、液体として水が封入されてい
るので、他の液体を用いる場合に比較して、玩具自体を
安価に構成できる。
【0007】請求項3記載の気液封入玩具は、請求項1
または2記載の気液封入玩具において、前記気液封入部
には、内部で生じる気泡を捕捉可能な気泡捕捉部が設け
られていることを特徴とする。この気液封入玩具によれ
ば、気液封入部の内部で生じる気泡を捕捉可能な気液捕
捉部が設けられているので、気泡の捕捉を競うゲームを
行うことができる。
または2記載の気液封入玩具において、前記気液封入部
には、内部で生じる気泡を捕捉可能な気泡捕捉部が設け
られていることを特徴とする。この気液封入玩具によれ
ば、気液封入部の内部で生じる気泡を捕捉可能な気液捕
捉部が設けられているので、気泡の捕捉を競うゲームを
行うことができる。
【0008】請求項4記載の気液封入玩具は、請求項1
〜3いずれか記載の気液封入玩具において、前記気液封
入部には、前記液体中で遊動可能な遊動片が入れられて
いることを特徴とする。この場合の「遊動片」として
は、気液封入部に封入される液体と比重が同じであって
も、異なっていても良いが、その比重差は小さいことが
好ましい。比重差が小さければ、遊動片は、気液封入部
の内部で発生する気泡の影響を受け、気泡によって遊動
しやすくなるからである。なお、「遊動片」としては、
気液封入部の厚さよりも薄いものが使用される。この気
液封入玩具によれば、液体中で遊動可能な遊動片を有す
るので、この遊動片の遊動を見て楽しむことができる。
〜3いずれか記載の気液封入玩具において、前記気液封
入部には、前記液体中で遊動可能な遊動片が入れられて
いることを特徴とする。この場合の「遊動片」として
は、気液封入部に封入される液体と比重が同じであって
も、異なっていても良いが、その比重差は小さいことが
好ましい。比重差が小さければ、遊動片は、気液封入部
の内部で発生する気泡の影響を受け、気泡によって遊動
しやすくなるからである。なお、「遊動片」としては、
気液封入部の厚さよりも薄いものが使用される。この気
液封入玩具によれば、液体中で遊動可能な遊動片を有す
るので、この遊動片の遊動を見て楽しむことができる。
【0009】請求項5記載の気液封入玩具は、請求項4
に記載の気液封入玩具において、前記気液封入部には、
前記遊動片を捕捉可能な遊動片捕捉部が設けられている
ことを特徴とする。この気液封入玩具によれば、遊動片
を捕捉可能な遊動片捕捉部が設けられているので、遊動
片の捕捉を競うゲームを行うことができる。
に記載の気液封入玩具において、前記気液封入部には、
前記遊動片を捕捉可能な遊動片捕捉部が設けられている
ことを特徴とする。この気液封入玩具によれば、遊動片
を捕捉可能な遊動片捕捉部が設けられているので、遊動
片の捕捉を競うゲームを行うことができる。
【0010】請求項6記載の気液封入玩具は、請求項1
〜5いずれか記載の気液封入玩具において、少なくとも
前記気液封入部を画成する部分は、振ることにより前記
気液封入部に厚さ方向で弾性変形するように構成されて
いることを特徴とする。この気液封入玩具によれば、振
ることによって気液封入部内で気体が下降し、容易に気
泡を生じさせることができる。
〜5いずれか記載の気液封入玩具において、少なくとも
前記気液封入部を画成する部分は、振ることにより前記
気液封入部に厚さ方向で弾性変形するように構成されて
いることを特徴とする。この気液封入玩具によれば、振
ることによって気液封入部内で気体が下降し、容易に気
泡を生じさせることができる。
【0011】請求項7記載の気液封入玩具は、請求項1
〜6いずれか記載の気液封入玩具において、前記気液封
入部の縁には、該気液封入部よりも0.1mm〜1.5
mm厚く、幅が0.1mm〜2.0mmの他の気液封入
部が連設されていることを特徴とする。この気液封入玩
具によれば、他の気液封入部が形成されているので、液
体の表面張力によって、液体が枠にひっつくことがなく
なり、見栄えが良くなると共に、他の気液封入部内には
気体が溜まりやすいので、玩具本体を振った際に気泡が
生じやすくなる。
〜6いずれか記載の気液封入玩具において、前記気液封
入部の縁には、該気液封入部よりも0.1mm〜1.5
mm厚く、幅が0.1mm〜2.0mmの他の気液封入
部が連設されていることを特徴とする。この気液封入玩
具によれば、他の気液封入部が形成されているので、液
体の表面張力によって、液体が枠にひっつくことがなく
なり、見栄えが良くなると共に、他の気液封入部内には
気体が溜まりやすいので、玩具本体を振った際に気泡が
生じやすくなる。
【0012】請求項8記載の気液封入玩具は、請求項1
〜7いずれか記載の気液封入玩具において、前記本体は
定規として構成されていることを特徴とする。この気液
封入玩具によれば、全体が定規として構成されているの
で、定規を使用する際の楽しみが増えると共に、定規と
して使用しない場合でも気泡の動きを見て楽しんだり、
気泡を用いて遊ぶことができる。
〜7いずれか記載の気液封入玩具において、前記本体は
定規として構成されていることを特徴とする。この気液
封入玩具によれば、全体が定規として構成されているの
で、定規を使用する際の楽しみが増えると共に、定規と
して使用しない場合でも気泡の動きを見て楽しんだり、
気泡を用いて遊ぶことができる。
【0013】請求項9記載の気液封入玩具は、請求項1
〜6いずれか記載の気液封入玩具において、前記本体は
アクセサリとして構成されていることを特徴とする。こ
こで、アクセサリとしては、ペンダント本体、ネックレ
ス本体、ブローチ、キーホルダー本体など、アクセサリ
として用いられるものであればどのようなものであって
もよい。この気液封入玩具によれば、全体がアクセサリ
として構成されているので、アクセサリを使用する際の
楽しみが増えると共に、アクセサリとして使用しない場
合でも気泡の動きを見て楽しんだり、気泡を用いて遊ぶ
ことができる。
〜6いずれか記載の気液封入玩具において、前記本体は
アクセサリとして構成されていることを特徴とする。こ
こで、アクセサリとしては、ペンダント本体、ネックレ
ス本体、ブローチ、キーホルダー本体など、アクセサリ
として用いられるものであればどのようなものであって
もよい。この気液封入玩具によれば、全体がアクセサリ
として構成されているので、アクセサリを使用する際の
楽しみが増えると共に、アクセサリとして使用しない場
合でも気泡の動きを見て楽しんだり、気泡を用いて遊ぶ
ことができる。
【0014】請求項10記載の気液封入玩具は、請求項
1〜6いずれか記載の気液封入玩具において、前記本体
は筆記具として構成されていることを特徴とする。この
気液封入玩具によれば、全体が筆記具として構成されて
いるので、筆記具を使用する際の楽しみが増えると共
に、筆記具として使用しない場合でも気泡の動きを見て
楽しんだり、気泡を用いて遊ぶことができる。
1〜6いずれか記載の気液封入玩具において、前記本体
は筆記具として構成されていることを特徴とする。この
気液封入玩具によれば、全体が筆記具として構成されて
いるので、筆記具を使用する際の楽しみが増えると共
に、筆記具として使用しない場合でも気泡の動きを見て
楽しんだり、気泡を用いて遊ぶことができる。
【0015】請求項11記載の気液封入玩具は、請求項
1〜7いずれか記載の気液封入玩具において、前記本体
は団扇として構成されていることを特徴とする。この気
液封入玩具によれば、全体が団扇として構成されている
ので、団扇を使用する際の楽しみが増えると共に、団扇
として使用しない場合でも気泡の動きを見て楽しんだ
り、気泡を用いて遊ぶことができる。
1〜7いずれか記載の気液封入玩具において、前記本体
は団扇として構成されていることを特徴とする。この気
液封入玩具によれば、全体が団扇として構成されている
ので、団扇を使用する際の楽しみが増えると共に、団扇
として使用しない場合でも気泡の動きを見て楽しんだ
り、気泡を用いて遊ぶことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1〜4に示す気液封入玩具1
(1a〜1d)は、本体としての定規2(2a〜2d)
と、この定規2の一部に埋め込まれた気液封入部3(3
a〜3d)とを備えている。
(1a〜1d)は、本体としての定規2(2a〜2d)
と、この定規2の一部に埋め込まれた気液封入部3(3
a〜3d)とを備えている。
【0017】前記定規2は、例えば、透明なプラスチッ
ク製のものからなり、1つの辺部4には目盛り部5が設
けられ、気液封入玩具1を定規としても使用することが
できるようになっている。
ク製のものからなり、1つの辺部4には目盛り部5が設
けられ、気液封入玩具1を定規としても使用することが
できるようになっている。
【0018】気液封入部3は、前記定規2が透明なプラ
スチック製のものからできているので、外部から視認す
ることができるようになっている。この気液封入部3に
は、所定の色(例えば、赤色)の水(液体)と空気(気
体)が所定の割合で封入されている。
スチック製のものからできているので、外部から視認す
ることができるようになっている。この気液封入部3に
は、所定の色(例えば、赤色)の水(液体)と空気(気
体)が所定の割合で封入されている。
【0019】この気液封入部3の厚さは、封入した空気
(気泡a)がスローテンポな速度で移動するような値に
設定されている。例えば、気体として空気を使用し、液
体として水を使用する場合には、その厚みは0.1mm
〜1.9mmとなっているが、あくまで感覚的なもので
あるが0.5mmとすることがより好ましい。なお、こ
の気液封入部3の厚さは、液体の持つ抵抗力や気体の比
重によっても異なり、一義的に定まるものではないが、
水よりも粘度が高い液体を用いる場合には、概ね、0.
1mm〜3.0mmとすることができる。ここで、下限
値を0.1mmとしたのは、製造上の限界によるもので
あり、上限値を3.0mmとしたのは、それを越えると
気泡の動きが速くなって面白味が減少するからである。
このような構成とすれば、水が気液封入部3の内面から
大きな抵抗力を受けることになり、気泡aが上昇する速
度を遅くさせることができる。
(気泡a)がスローテンポな速度で移動するような値に
設定されている。例えば、気体として空気を使用し、液
体として水を使用する場合には、その厚みは0.1mm
〜1.9mmとなっているが、あくまで感覚的なもので
あるが0.5mmとすることがより好ましい。なお、こ
の気液封入部3の厚さは、液体の持つ抵抗力や気体の比
重によっても異なり、一義的に定まるものではないが、
水よりも粘度が高い液体を用いる場合には、概ね、0.
1mm〜3.0mmとすることができる。ここで、下限
値を0.1mmとしたのは、製造上の限界によるもので
あり、上限値を3.0mmとしたのは、それを越えると
気泡の動きが速くなって面白味が減少するからである。
このような構成とすれば、水が気液封入部3の内面から
大きな抵抗力を受けることになり、気泡aが上昇する速
度を遅くさせることができる。
【0020】なお、液体が占める割合が気体の占めるそ
れよりも少なく、液体を移動させて遊ぶ場合には、気液
封入部3を、例えば、図5の縦断面図のように、気液封
入部3の縁に他の気液封入部7を連設することが好まし
い。この気液封入部7は気液封入部本体に対して0.1
mm〜1.5mm厚く、幅が0.1mm〜2.0mmと
なっている。このような構成とすれば、液体の表面張力
によって、液体が気液封入部3の縁にひっつくことがな
くなり、見栄えが良くなると共に、気液封入部7内に気
体が溜まりやすいので、玩具本体を振った際に気泡が生
じやすいという利点を有する。
れよりも少なく、液体を移動させて遊ぶ場合には、気液
封入部3を、例えば、図5の縦断面図のように、気液封
入部3の縁に他の気液封入部7を連設することが好まし
い。この気液封入部7は気液封入部本体に対して0.1
mm〜1.5mm厚く、幅が0.1mm〜2.0mmと
なっている。このような構成とすれば、液体の表面張力
によって、液体が気液封入部3の縁にひっつくことがな
くなり、見栄えが良くなると共に、気液封入部7内に気
体が溜まりやすいので、玩具本体を振った際に気泡が生
じやすいという利点を有する。
【0021】次に、図1〜4の気液封入玩具1の気液封
入部3の構成等について説明する。図1に示す気液封入
玩具1aの気液封入部3aは、定規2aの長手方向に沿
って設けられ、ジグザグ状に構成されている。そして、
例えば、この気液封入玩具1aを上下逆さにしたり強く
振ったりして、気液封入部3内で気体から気泡aを発生
させ、この気泡aをジグザグ状の気液封入部3aに従っ
て移動させて遊ぶことができる。図2に示す気液封入玩
具1bの気液封入部3bは、定規2bの長手方向に沿っ
て設けられ、その途中に気泡aを捕捉する気泡捕捉部8
を備えている。そして、例えば、気液封入玩具1bを上
下逆さにしたり強く振ったりして、気液封入部3内で気
体から気泡aを発生させ、気液封入部3を移動する気泡
aを前記気泡捕捉部8に入れて遊ぶことができる。
入部3の構成等について説明する。図1に示す気液封入
玩具1aの気液封入部3aは、定規2aの長手方向に沿
って設けられ、ジグザグ状に構成されている。そして、
例えば、この気液封入玩具1aを上下逆さにしたり強く
振ったりして、気液封入部3内で気体から気泡aを発生
させ、この気泡aをジグザグ状の気液封入部3aに従っ
て移動させて遊ぶことができる。図2に示す気液封入玩
具1bの気液封入部3bは、定規2bの長手方向に沿っ
て設けられ、その途中に気泡aを捕捉する気泡捕捉部8
を備えている。そして、例えば、気液封入玩具1bを上
下逆さにしたり強く振ったりして、気液封入部3内で気
体から気泡aを発生させ、気液封入部3を移動する気泡
aを前記気泡捕捉部8に入れて遊ぶことができる。
【0022】図3に示す気液封入玩具1cの気液封入部
3cは、同様に定規2cの長手方向に沿って設けられ、
その途中が砂時計のように括れた括れ部9を有してい
る。そして、例えば、気液封入玩具1cを上下逆さにし
たり強く振ったりして、気液封入部3内で気体から気泡
aを発生させ、この括れ部9を通過させて遊ぶことがで
きる。図4に示す気液封入玩具1dの気液封入部3d
は、定規2dの形状に沿って環状に設けられ、その途中
が、図1と同様に、ジグザグ状のものとなっている。そ
して、例えば、気液封入玩具1aをゆっくり回転するこ
とにより、気液封入部3内で気体から気泡aを発生さ
せ、気泡aがこの環状に設けられた気液封入部3d内を
周回するのを見て楽しむことができる。
3cは、同様に定規2cの長手方向に沿って設けられ、
その途中が砂時計のように括れた括れ部9を有してい
る。そして、例えば、気液封入玩具1cを上下逆さにし
たり強く振ったりして、気液封入部3内で気体から気泡
aを発生させ、この括れ部9を通過させて遊ぶことがで
きる。図4に示す気液封入玩具1dの気液封入部3d
は、定規2dの形状に沿って環状に設けられ、その途中
が、図1と同様に、ジグザグ状のものとなっている。そ
して、例えば、気液封入玩具1aをゆっくり回転するこ
とにより、気液封入部3内で気体から気泡aを発生さ
せ、気泡aがこの環状に設けられた気液封入部3d内を
周回するのを見て楽しむことができる。
【0023】図6に示す気液封入玩具10は、本体11
と、この本体11に設けられた気液封入部12とを備え
ている。このうち本体11は、例えば、ボールペン、或
いはシャープペンシルなどの筆記具として構成されてい
る。
と、この本体11に設けられた気液封入部12とを備え
ている。このうち本体11は、例えば、ボールペン、或
いはシャープペンシルなどの筆記具として構成されてい
る。
【0024】ここで、気液封入部12の厚さは前記気液
封入玩具1の場合と同じであり、また、気液封入部12
の上下は溜まり部13,14となっている。そして、例
えば、気液封入玩具10を強く振って気体から気泡aを
発生させ、逆さにして気泡aが通路を通り溜まり部13
から14へ移るのを見て楽しむことができるようになっ
ている。
封入玩具1の場合と同じであり、また、気液封入部12
の上下は溜まり部13,14となっている。そして、例
えば、気液封入玩具10を強く振って気体から気泡aを
発生させ、逆さにして気泡aが通路を通り溜まり部13
から14へ移るのを見て楽しむことができるようになっ
ている。
【0025】このような構成の気液封入玩具10によれ
ば、本体11はペンとして使用することができるので、
本玩具をペンとして使用することもできる。なお、ペン
の代わりに、例えば、下敷き、筆入れ等の文房具に本玩
具を組み込むこともできる。
ば、本体11はペンとして使用することができるので、
本玩具をペンとして使用することもできる。なお、ペン
の代わりに、例えば、下敷き、筆入れ等の文房具に本玩
具を組み込むこともできる。
【0026】図7に、他の気液封入玩具20が示されて
いる。この気液封入玩具20は、本体21と、この本体
21に設けられた気液封入部22とを備えている。この
うち本体21はペンダントとして構成されている。
いる。この気液封入玩具20は、本体21と、この本体
21に設けられた気液封入部22とを備えている。この
うち本体21はペンダントとして構成されている。
【0027】ここで、気液封入部12の厚さは前記気液
封入玩具1の場合と同じである。また、気液封入部22
内には、気泡aの進行を妨げる障害物26…、気泡aを
内部に収納させて遊ぶ気泡捕捉部27…などが設けられ
ている。そして、障害物26…を通過した気泡aは、い
くつかに分断されて上昇し、分断された気泡aを前記気
泡捕捉部27に捕捉させることができるようになってい
る。
封入玩具1の場合と同じである。また、気液封入部22
内には、気泡aの進行を妨げる障害物26…、気泡aを
内部に収納させて遊ぶ気泡捕捉部27…などが設けられ
ている。そして、障害物26…を通過した気泡aは、い
くつかに分断されて上昇し、分断された気泡aを前記気
泡捕捉部27に捕捉させることができるようになってい
る。
【0028】このような構成の気液封入玩具20によれ
ば、第1の実施の形態と同様の効果が得られることは無
論のこと、特に、気液封入部22により気泡aを使用し
た遊技を行うことができるとともに、本体21は、ペン
ダントとして使用することができるので、常時は、本玩
具をペンダントとして用い、気液封入部22で遊びたい
時は、いつでも手軽に遊べる。なお、ペンダントとの代
わりに、ネックレス本体、ブローチ、キーホルダー本体
等のアクセサリに本玩具を組み込むこともできる。
ば、第1の実施の形態と同様の効果が得られることは無
論のこと、特に、気液封入部22により気泡aを使用し
た遊技を行うことができるとともに、本体21は、ペン
ダントとして使用することができるので、常時は、本玩
具をペンダントとして用い、気液封入部22で遊びたい
時は、いつでも手軽に遊べる。なお、ペンダントとの代
わりに、ネックレス本体、ブローチ、キーホルダー本体
等のアクセサリに本玩具を組み込むこともできる。
【0029】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は、かかる実施形態に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が
可能であることはいうまでもない。
が、本発明は、かかる実施形態に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が
可能であることはいうまでもない。
【0030】例えば、気液封入部を水槽に見立て、その
中に薄板状に構成された魚形の遊動片を入れて、これを
遊動させるようにしても良い。また、薄板状の円板から
なる遊動片を入れる一方で、この円板を捕捉する遊動片
捕捉部を設けても良い。
中に薄板状に構成された魚形の遊動片を入れて、これを
遊動させるようにしても良い。また、薄板状の円板から
なる遊動片を入れる一方で、この円板を捕捉する遊動片
捕捉部を設けても良い。
【0031】
【発明の効果】本発明の代表的なものの効果について説
明すれば、玩具を振るなどした時、気液封入部に存在す
る気体は表面張力によって容易に気泡となる。そして、
この気泡の動きはスローテンポであるので、その動きや
液体の動きを見て楽しんだり、その気泡にてゲームを楽
しむことができる。さらに、気泡封入部の厚さが小さい
ため、玩具自体をコンパクトに構成できると共に、玩具
をどこにでも組み込むことができる。
明すれば、玩具を振るなどした時、気液封入部に存在す
る気体は表面張力によって容易に気泡となる。そして、
この気泡の動きはスローテンポであるので、その動きや
液体の動きを見て楽しんだり、その気泡にてゲームを楽
しむことができる。さらに、気泡封入部の厚さが小さい
ため、玩具自体をコンパクトに構成できると共に、玩具
をどこにでも組み込むことができる。
【図1】本発明に係る気液封入玩具の平面図である。
【図2】他の気液封入玩具の平面図である。
【図3】他の気液封入玩具の平面図である。
【図4】他の気液封入玩具の平面図である。
【図5】他の気液封入玩具の一部を示す縦断面図であ
る。
る。
【図6】他の気液封入玩具の平面図である。
【図7】他の気液封入玩具の平面図である。
1、10、20 気液封入玩具 2、11、21 本体 3、12、22 気液封入部 7 気液封入部 8、27 気泡捕捉部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B43K 29/00 B43L 7/00 A B43L 7/00 C 7/08 7/08 B44C 5/00 C // B44C 5/00 B43K 29/00 D
Claims (11)
- 【請求項1】 本体には、厚さが0.1mm〜3.0m
mに形成された気液封入部が設けられ、この気液封入部
には気体と液体とが所定の割合で封入され、この気液封
入部の中で移動する前記気体および前記液体が外部から
視認可能となっていることを特徴とする気液封入玩具。 - 【請求項2】 本体には、厚さが0.1mm〜1.9m
mに形成された気液封入部が設けられ、この気液封入部
には気体と水を主成分とする液体とが所定の割合で封入
され、この気液封入部の中で移動する前記気体および前
記液体が外部から視認可能となっていることを特徴とす
る気液封入玩具。 - 【請求項3】 前記気液封入部には、内部で生じる気泡
を捕捉可能な気泡捕捉部が設けられていることを特徴と
する請求項1または2記載の気液封入玩具。 - 【請求項4】 前記気液封入部には、前記液体中で遊動
可能な遊動片が入れられていることを特徴とする請求項
1〜3いずれか記載の気液封入玩具。 - 【請求項5】 前記気液封入部には、前記遊動片を捕捉
可能な遊動片捕捉部が設けられていることを特徴とする
請求項4記載の気液封入玩具。 - 【請求項6】 前記本体の少なくとも前記気液封入部を
画成する部分は、振ることにより前記気液封入部の厚さ
方向に弾性変形するように構成されていることを特徴と
する請求項1〜5いずれか記載の気液封入玩具。 - 【請求項7】 前記気液封入部の縁には、該気液封入部
よりも0.1mm〜1.5mm厚く、幅が0.1mm〜
2.0mmの他の気液封入部が連設されていることを特
徴とする請求項1〜6いずれか記載の気液封入玩具。 - 【請求項8】 前記本体は定規として構成されているこ
とを特徴とする請求項1〜7いずれか記載の気液封入玩
具。 - 【請求項9】 前記本体はアクセサリとして構成されて
いることを特徴とする請求項1〜6いずれか記載の気液
封入玩具。 - 【請求項10】 前記本体は筆記具として構成されてい
ることを特徴とする請求項1〜6いずれか記載の気液封
入玩具。 - 【請求項11】 前記本体は団扇または扇子として構成
されていることを特徴とする請求項1〜7いずれか記載
の気液封入玩具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14634398A JPH11333151A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 気液封入玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14634398A JPH11333151A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 気液封入玩具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11333151A true JPH11333151A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15405567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14634398A Pending JPH11333151A (ja) | 1998-05-27 | 1998-05-27 | 気液封入玩具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11333151A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005319624A (ja) * | 2004-05-07 | 2005-11-17 | Hakubun:Kk | 彫刻刀 |
JP2006075509A (ja) * | 2004-09-13 | 2006-03-23 | Gakken Co Ltd | 転回移動玩具 |
-
1998
- 1998-05-27 JP JP14634398A patent/JPH11333151A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005319624A (ja) * | 2004-05-07 | 2005-11-17 | Hakubun:Kk | 彫刻刀 |
JP2006075509A (ja) * | 2004-09-13 | 2006-03-23 | Gakken Co Ltd | 転回移動玩具 |
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