JPH11332890A - 可動式デンタルフロス - Google Patents
可動式デンタルフロスInfo
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- JPH11332890A JPH11332890A JP16440098A JP16440098A JPH11332890A JP H11332890 A JPH11332890 A JP H11332890A JP 16440098 A JP16440098 A JP 16440098A JP 16440098 A JP16440098 A JP 16440098A JP H11332890 A JPH11332890 A JP H11332890A
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- JP
- Japan
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- floss
- movable
- support
- tensioning
- rods
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- Pending
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C15/00—Devices for cleaning between the teeth
- A61C15/04—Dental floss; Floss holders
- A61C15/046—Flossing tools
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Dentistry (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】爪楊枝の先を歯の隙間に差し入れれば、食片等
を隙間の奥に押し込んで取りにくくしてしまい、又、フ
ロスは指又は腕を可動させることによって行っており、
その可動巾、可動位置等を指先の感覚で行わなければな
らなかった。 【解決手段】本発明は、上フロス張設具と下フロス張設
具とを重合させ固定具で固定させる複層のデンタルフロ
スであって、フロス張設具へ分岐部を設け、分岐部へは
貫通穴を穿設し、左側フロス張設杆と右側フロス張設杆
とを延設させ、上フロス張設具へは複数の可動用ハンド
ル杆を延設し、下フロス張設具へは張設具支持杆を延設
すると共に、左側バネ部と右側バネ部とに分岐させた板
状バネを重合し、固定具を貫通固定させたものであり、
更に、張設具支持杆は電気的な振動発生手段と接続する
と共に、貫通穴へ固定具を貫通固定させたものである。
を隙間の奥に押し込んで取りにくくしてしまい、又、フ
ロスは指又は腕を可動させることによって行っており、
その可動巾、可動位置等を指先の感覚で行わなければな
らなかった。 【解決手段】本発明は、上フロス張設具と下フロス張設
具とを重合させ固定具で固定させる複層のデンタルフロ
スであって、フロス張設具へ分岐部を設け、分岐部へは
貫通穴を穿設し、左側フロス張設杆と右側フロス張設杆
とを延設させ、上フロス張設具へは複数の可動用ハンド
ル杆を延設し、下フロス張設具へは張設具支持杆を延設
すると共に、左側バネ部と右側バネ部とに分岐させた板
状バネを重合し、固定具を貫通固定させたものであり、
更に、張設具支持杆は電気的な振動発生手段と接続する
と共に、貫通穴へ固定具を貫通固定させたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯と歯の歯間又は歯と
歯茎部の隙間に挟まった食片等を歯茎部等を傷つけるこ
となく的確に排除することができると共に、歯周ポケッ
ト内の歯周菌を排除を行い、尚且つ、誰でもが容易に手
軽に操作できる可動式デンタルフロスに関するものであ
る。
歯茎部の隙間に挟まった食片等を歯茎部等を傷つけるこ
となく的確に排除することができると共に、歯周ポケッ
ト内の歯周菌を排除を行い、尚且つ、誰でもが容易に手
軽に操作できる可動式デンタルフロスに関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】歯と歯の歯間を不潔にしておくと、歯槽膿
漏等の原因となることが知られているが、該歯槽膿漏等
の歯周病は歯肉炎に起因し、その歯肉炎は口中の食べ物
のかすなどを栄養源とする歯垢が歯と歯の境目などに形
成され、該歯垢によって作り出される硫化物や有害物質
によって歯茎が侵され、歯肉炎になり歯槽膿漏へと成っ
ていくものである。
漏等の原因となることが知られているが、該歯槽膿漏等
の歯周病は歯肉炎に起因し、その歯肉炎は口中の食べ物
のかすなどを栄養源とする歯垢が歯と歯の境目などに形
成され、該歯垢によって作り出される硫化物や有害物質
によって歯茎が侵され、歯肉炎になり歯槽膿漏へと成っ
ていくものである。
【0003】又、歯間の隙間に挟まった食片等を、その
まま放置することからも歯肉に炎症が起きやすく、これ
などを予防するために、歯ブラシによるブラッシングに
よって清浄と歯茎部の鍛錬が行なわれている。
まま放置することからも歯肉に炎症が起きやすく、これ
などを予防するために、歯ブラシによるブラッシングに
よって清浄と歯茎部の鍛錬が行なわれている。
【0004】しかし、歯は巾より奥行の方が長く、巾に
比べ奥行の方が小さく感じられる前歯ですら、根元では
巾より奥行の方が長いもので、全歯列の表裏の長さと左
右の奥行の長さを加えた寸法を比べると、奥行の長さを
加えた寸法の方がはるかに長く成るものである。
比べ奥行の方が小さく感じられる前歯ですら、根元では
巾より奥行の方が長いもので、全歯列の表裏の長さと左
右の奥行の長さを加えた寸法を比べると、奥行の長さを
加えた寸法の方がはるかに長く成るものである。
【0005】
【解決しようとする課題】従って、通常の歯ブラシによ
る磨き方では、歯と歯の歯間の隙間の奥迄はブラシの先
が届かず取れない為、歯間の奥に挟まった食片等を清浄
する道具として、細長い円柱棒の一端辺を円錐形状とし
た爪楊枝があるが、この爪楊枝では、歯の間の隙間に入
った食片等を取ろうとして、該爪楊枝の先を歯の隙間に
差し入れれば、却ってその食片等を隙間の奥に押し込ん
で取りにくくしてしまい、無理に取ろうとして爪楊枝の
先をさらに奥に差し入れれば、歯茎部を損傷する恐れが
あるものである。
る磨き方では、歯と歯の歯間の隙間の奥迄はブラシの先
が届かず取れない為、歯間の奥に挟まった食片等を清浄
する道具として、細長い円柱棒の一端辺を円錐形状とし
た爪楊枝があるが、この爪楊枝では、歯の間の隙間に入
った食片等を取ろうとして、該爪楊枝の先を歯の隙間に
差し入れれば、却ってその食片等を隙間の奥に押し込ん
で取りにくくしてしまい、無理に取ろうとして爪楊枝の
先をさらに奥に差し入れれば、歯茎部を損傷する恐れが
あるものである。
【0006】又、フロスを用いて歯間を清掃している
が、その方法はフロスの両端を把持して指又は腕を可動
させることによって行っており、更には、V字状、U字
状、コ字状に形成した部位へフロスを張設し、把持杆を
延設させたフロス張設具を用いているが、これも指又は
腕を可動させることによって行っており、その可動巾、
可動位置等を指先の感覚で行わなければならなかった。
が、その方法はフロスの両端を把持して指又は腕を可動
させることによって行っており、更には、V字状、U字
状、コ字状に形成した部位へフロスを張設し、把持杆を
延設させたフロス張設具を用いているが、これも指又は
腕を可動させることによって行っており、その可動巾、
可動位置等を指先の感覚で行わなければならなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題に
鑑み、鋭意研鑽の結果、支持側フロス張設具と可動側フ
ロス張設具とに支持側分岐部と可動側分岐部とを設け、
支持側分岐部と可動側分岐部との先端側にフロス張設部
を備えた一対の支持側フロス張設杆と一対の可動側フロ
ス張設杆とを延設し、支持側分岐部と可動側分岐部との
基端側に支持側把持部と可動側把持部とを夫々延設する
と共に、支持側把持部と可動側把持部と略平行に位置さ
せて間隔部を設け、間隔部にU字状に屈曲させた板状ス
プリングを介装して支持側把持部と可動側把持部とを固
定し、支持側分岐部と可動側分岐部との何れか片方の分
岐部で他方のフロス張設杆を上下方向で交差させたもの
であり、更に、一対のフロス張設杆の先端に備えたフロ
ス張設部は開口部を有した側面略C字状に形成し、開口
部の巾は張設するフロスの径より若干小巾に形成すると
共に、フロス張設部の近傍のフロス張設杆の先端辺を夫
々外側に屈曲させて離間させた離間部を形成したもので
ある。
鑑み、鋭意研鑽の結果、支持側フロス張設具と可動側フ
ロス張設具とに支持側分岐部と可動側分岐部とを設け、
支持側分岐部と可動側分岐部との先端側にフロス張設部
を備えた一対の支持側フロス張設杆と一対の可動側フロ
ス張設杆とを延設し、支持側分岐部と可動側分岐部との
基端側に支持側把持部と可動側把持部とを夫々延設する
と共に、支持側把持部と可動側把持部と略平行に位置さ
せて間隔部を設け、間隔部にU字状に屈曲させた板状ス
プリングを介装して支持側把持部と可動側把持部とを固
定し、支持側分岐部と可動側分岐部との何れか片方の分
岐部で他方のフロス張設杆を上下方向で交差させたもの
であり、更に、一対のフロス張設杆の先端に備えたフロ
ス張設部は開口部を有した側面略C字状に形成し、開口
部の巾は張設するフロスの径より若干小巾に形成すると
共に、フロス張設部の近傍のフロス張設杆の先端辺を夫
々外側に屈曲させて離間させた離間部を形成したもので
ある。
【0008】従って、本発明の目的は、従来、歯と歯と
の間の掃除及び歯周ポケットの歯周菌の排除を指又は腕
の動きによって行っていたフロスの可動を容易にする可
動式のデンタルフロスを提供するものである。
の間の掃除及び歯周ポケットの歯周菌の排除を指又は腕
の動きによって行っていたフロスの可動を容易にする可
動式のデンタルフロスを提供するものである。
【0009】
【発明の作用】本発明のデンタルフロスは、支持側把持
部と可動側把持部との間に間隔を有して略平行に位置さ
せてU字状に屈曲させた板状スプリングを介して固定し
て、支持側分岐部と可動側分岐部との何れか片方の分岐
部で他方のフロス張設杆を上下方向で交差させたことに
よって、支持側把持部と可動側把持部とを把持して、挾
持、開放を繰り返すすることによりフロスが上下方向に
可動するものであり、更に、フロス張設部の開口部の巾
をフロスの径より若干小巾に形成したことによって、使
用中フロス張設部よりフロスが外れることを皆無とし、
フロス張設杆の先端辺を夫々外側に屈曲させて離間させ
た離間部を形成したことによって、舌及び唇を挟み込む
ことを無くしたものである。
部と可動側把持部との間に間隔を有して略平行に位置さ
せてU字状に屈曲させた板状スプリングを介して固定し
て、支持側分岐部と可動側分岐部との何れか片方の分岐
部で他方のフロス張設杆を上下方向で交差させたことに
よって、支持側把持部と可動側把持部とを把持して、挾
持、開放を繰り返すすることによりフロスが上下方向に
可動するものであり、更に、フロス張設部の開口部の巾
をフロスの径より若干小巾に形成したことによって、使
用中フロス張設部よりフロスが外れることを皆無とし、
フロス張設杆の先端辺を夫々外側に屈曲させて離間させ
た離間部を形成したことによって、舌及び唇を挟み込む
ことを無くしたものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の可動式デンタルフロスの図面
によって具体的に説明する。
によって具体的に説明する。
【0011】図1は本発明の可動式デンタルフロスの実
施例の使用状態を表す斜視図であり、図2は本発明の可
動式デンタルフロスの実施例の説明のためためにフロス
を張設してない状態の概要側面図であり、図3は本発明
の可動式デンタルフロスの次実施例の要部拡大斜視図で
ある。
施例の使用状態を表す斜視図であり、図2は本発明の可
動式デンタルフロスの実施例の説明のためためにフロス
を張設してない状態の概要側面図であり、図3は本発明
の可動式デンタルフロスの次実施例の要部拡大斜視図で
ある。
【0012】本発明は、歯と歯の歯間又は歯と歯茎部の
隙間に挟まった食片等を歯茎部等を傷つけることなく的
確に排除することができると共に、歯周ポケット内の歯
周菌を排除を行い、尚且つ、誰でもが容易に手軽に操作
できる可動式デンタルフロスに関するものであり、支持
側フロス張設具1と可動側フロス張設具2とに支持側分
岐部1aと可動側分岐部2aとを夫々設け、該支持側分
岐部1aと可動側分岐部2aとの先端側に先端にフロス
張設部1b.1b.2b.2bを夫々備えた一対の支持
側フロス張設杆1c.1cと一対の可動側フロス張設杆
2c.2cとを延設し、前記支持側分岐部1aと可動側
分岐部2aとの基端側に支持側把持部1dと可動側把持
部2dとを夫々延設すると共に、前記支持側把持部1d
と前記可動側把持部2dと略平行に位置させて間隔部3
を設け、該間隔部3にU字状に屈曲させた板状スプリン
グ4を介装して前記支持側把持部1dと前記可動側把持
部2dとを固定し、前記支持側分岐部1dと前記可動側
分岐部2dとの何れか片方の分岐部1d(2d)で他方
のフロス張設杆2c.2c(1c.1c)を上下方向で
交差させたものである。
隙間に挟まった食片等を歯茎部等を傷つけることなく的
確に排除することができると共に、歯周ポケット内の歯
周菌を排除を行い、尚且つ、誰でもが容易に手軽に操作
できる可動式デンタルフロスに関するものであり、支持
側フロス張設具1と可動側フロス張設具2とに支持側分
岐部1aと可動側分岐部2aとを夫々設け、該支持側分
岐部1aと可動側分岐部2aとの先端側に先端にフロス
張設部1b.1b.2b.2bを夫々備えた一対の支持
側フロス張設杆1c.1cと一対の可動側フロス張設杆
2c.2cとを延設し、前記支持側分岐部1aと可動側
分岐部2aとの基端側に支持側把持部1dと可動側把持
部2dとを夫々延設すると共に、前記支持側把持部1d
と前記可動側把持部2dと略平行に位置させて間隔部3
を設け、該間隔部3にU字状に屈曲させた板状スプリン
グ4を介装して前記支持側把持部1dと前記可動側把持
部2dとを固定し、前記支持側分岐部1dと前記可動側
分岐部2dとの何れか片方の分岐部1d(2d)で他方
のフロス張設杆2c.2c(1c.1c)を上下方向で
交差させたものである。
【0013】更に、前記一対のフロス張設杆1c.1c
の先端に備えた夫々のフロス張設部1b.1bは開口部
11b.11bを有した側面略C字状に夫々形成し、該
夫々の開口部11b.11bの巾は張設するフロスFの
径より若干小巾に形成すると共に、前記夫々のフロス張
設部1b.1bの近傍のフロス張設杆1c.1cの先端
辺を舌及び唇を挟み込まない程度に夫々外側に屈曲させ
て離間させた離間部11c.11cを形成したこともの
である。
の先端に備えた夫々のフロス張設部1b.1bは開口部
11b.11bを有した側面略C字状に夫々形成し、該
夫々の開口部11b.11bの巾は張設するフロスFの
径より若干小巾に形成すると共に、前記夫々のフロス張
設部1b.1bの近傍のフロス張設杆1c.1cの先端
辺を舌及び唇を挟み込まない程度に夫々外側に屈曲させ
て離間させた離間部11c.11cを形成したこともの
である。
【0014】即ち、本発明のデンタルフロスは、支持側
フロス張設具1と可動側フロス張設具2とをU字状に屈
曲させた板状スプリング4を介して固定し、先端側の支
持側フロス張設杆1c.1cと可動側フロス張設杆2
c.2cとを上下方向で交差させているものである。
フロス張設具1と可動側フロス張設具2とをU字状に屈
曲させた板状スプリング4を介して固定し、先端側の支
持側フロス張設杆1c.1cと可動側フロス張設杆2
c.2cとを上下方向で交差させているものである。
【0015】先ず、実施例では、支持側フロス張設具1
は中程に設けた支持側分岐部1aと、該支持側分岐部1
aから先端側に延設した一対の支持側フロス張設杆1
c.1cと、夫々の支持側フロス張設杆1c.1cの先
端に備えたフロス張設部1b.1bと、支持側分岐部1
aの基端側に延設した支持側把持部1dとから成り、ナ
イロン又はポリエチレン又はポリプロピレン等のプラス
チック材、或いは、ステンレス等の金属で一体に形成し
ているものである。
は中程に設けた支持側分岐部1aと、該支持側分岐部1
aから先端側に延設した一対の支持側フロス張設杆1
c.1cと、夫々の支持側フロス張設杆1c.1cの先
端に備えたフロス張設部1b.1bと、支持側分岐部1
aの基端側に延設した支持側把持部1dとから成り、ナ
イロン又はポリエチレン又はポリプロピレン等のプラス
チック材、或いは、ステンレス等の金属で一体に形成し
ているものである。
【0016】そして、支持側把持部1dには予備のフロ
スFを巻き込んでいるフロス巻部5を設けると共に、フ
ロス巻部5から延出するフロスFを係着させるフロス止
部6を設け、一対の支持側フロス張設杆1c.1cの先
端に備えたフロス張設部1b.1bに挿通させて、支持
側把持部1dに設けたフロス張り止め部7に先端辺を係
止され、不要部分又は使用部分のフロスFを切断するフ
ロスカッター8を設けているものである。
スFを巻き込んでいるフロス巻部5を設けると共に、フ
ロス巻部5から延出するフロスFを係着させるフロス止
部6を設け、一対の支持側フロス張設杆1c.1cの先
端に備えたフロス張設部1b.1bに挿通させて、支持
側把持部1dに設けたフロス張り止め部7に先端辺を係
止され、不要部分又は使用部分のフロスFを切断するフ
ロスカッター8を設けているものである。
【0017】更に、可動側フロス張設具2は中程に設け
た可動側分岐部2aと、該可動側分岐部2aから先端側
に延設した一対の可動側フロス張設杆2c.2cと、夫
々の可動側フロス張設杆2c.2cの先端に備えたフロ
ス張設部2b.2bと、可動側分岐部2aの基端側に延
設した可動側把持部2dとから成り、支持側フロス張設
具1と同様に、ナイロン又はポリエチレン又はポリプロ
ピレン等のプラスチック材、或いは、ステンレス等の金
属で一体に形成しているものである。
た可動側分岐部2aと、該可動側分岐部2aから先端側
に延設した一対の可動側フロス張設杆2c.2cと、夫
々の可動側フロス張設杆2c.2cの先端に備えたフロ
ス張設部2b.2bと、可動側分岐部2aの基端側に延
設した可動側把持部2dとから成り、支持側フロス張設
具1と同様に、ナイロン又はポリエチレン又はポリプロ
ピレン等のプラスチック材、或いは、ステンレス等の金
属で一体に形成しているものである。
【0018】そして、前記支持側フロス張設具1と同様
に、可動側把持部2dには予備のフロスFを巻き込んで
いるフロス巻部5を設けると共に、フロス巻部5から延
出するフロスFを係着させるフロス止部6を設け、一対
の可動側フロス張設杆2c.2cの先端に備えたフロス
張設部2b.2bに挿通させて、支持側把持部2dに設
けたフロス張り止め部7に先端辺を係止され、不要部分
又は使用部分のフロスFを切断するフロスカッター8を
設けているものである。
に、可動側把持部2dには予備のフロスFを巻き込んで
いるフロス巻部5を設けると共に、フロス巻部5から延
出するフロスFを係着させるフロス止部6を設け、一対
の可動側フロス張設杆2c.2cの先端に備えたフロス
張設部2b.2bに挿通させて、支持側把持部2dに設
けたフロス張り止め部7に先端辺を係止され、不要部分
又は使用部分のフロスFを切断するフロスカッター8を
設けているものである。
【0019】図1に図示する実施例では、これ等、フロ
ス巻部5、フロス止部6、フロスカッター8等は、上下
に開口し、且つ、支持側把持部1dと可動側把持部2d
との基端側を内包する巻きフロスカバー9内に収容され
ているものである。
ス巻部5、フロス止部6、フロスカッター8等は、上下
に開口し、且つ、支持側把持部1dと可動側把持部2d
との基端側を内包する巻きフロスカバー9内に収容され
ているものである。
【0020】次いで、支持側把持部1dと可動側把持部
1dとを略平行に位置させて若干間隔の間隔部3を設
け、該間隔部3にU字状に屈曲させた金属板等で形成し
た板状スプリング4を介装するものであるが、板状スプ
リング4は先端側の可動が容易と成るように屈曲部を基
端側に向けて接着、溶着等の手段によって固定するもの
である。
1dとを略平行に位置させて若干間隔の間隔部3を設
け、該間隔部3にU字状に屈曲させた金属板等で形成し
た板状スプリング4を介装するものであるが、板状スプ
リング4は先端側の可動が容易と成るように屈曲部を基
端側に向けて接着、溶着等の手段によって固定するもの
である。
【0021】更に、前記支持側分岐部1aと前記可動側
分岐部2aとの何れか片方の分岐部1a(2a)で他方
のフロス張設杆2c.2c(1c.1c)を上下方向で
交差させるものであるが、実施例の図面においては、支
持側フロス張設具1の支持側把持部1dを下方に位置さ
せ、可動側フロス張設具2の可動側把持部2dを間隔部
3を有して上方に位置させ、該間隔部3にU字状に屈曲
させた板状スプリング4を介装し、可動側分岐部2aを
拡巾させて、支持側分岐部1aの近傍の基端側を狭巾さ
せて上下方向で交差させているものである。
分岐部2aとの何れか片方の分岐部1a(2a)で他方
のフロス張設杆2c.2c(1c.1c)を上下方向で
交差させるものであるが、実施例の図面においては、支
持側フロス張設具1の支持側把持部1dを下方に位置さ
せ、可動側フロス張設具2の可動側把持部2dを間隔部
3を有して上方に位置させ、該間隔部3にU字状に屈曲
させた板状スプリング4を介装し、可動側分岐部2aを
拡巾させて、支持側分岐部1aの近傍の基端側を狭巾さ
せて上下方向で交差させているものである。
【0022】この場合、支持側把持部1dと可動側把持
部2dとを把持して、上方に位置する可動側把持部2d
を支持側把持部側1dに挾持、開放を繰り返すものであ
り、そうすると、下方に位置する一対の可動側フロス張
設杆2c.2cが上下方向に可動し、先端に張設したク
ロスFが歯の歯茎近傍を可動するものである。
部2dとを把持して、上方に位置する可動側把持部2d
を支持側把持部側1dに挾持、開放を繰り返すものであ
り、そうすると、下方に位置する一対の可動側フロス張
設杆2c.2cが上下方向に可動し、先端に張設したク
ロスFが歯の歯茎近傍を可動するものである。
【0023】又、下方に位置する支持側把持部1dを上
方に位置する可動側把持部2d側に挾持すると、交差し
て上方に位置する一対の支持側フロス張設杆1c.1c
が上下方向に可動して、先端に張設したクロスFが歯の
上方を可動するものである。
方に位置する可動側把持部2d側に挾持すると、交差し
て上方に位置する一対の支持側フロス張設杆1c.1c
が上下方向に可動して、先端に張設したクロスFが歯の
上方を可動するものである。
【0024】本発明の可動式デンタルフロスの支持側フ
ロス張設杆1c.1c、或いは、可動側フロス張設杆2
c.2cの上下方向の交差は何れ側でも良く、又、把持
して可動させる場合も、上側から下側に可動させても、
下側から上側に可動させても構わないものであり、板状
スプリング4の弾性を利すると共に、交差させた夫々の
フロス張設杆1c.1c.2c.2cの先端のフロス張
設部1b.1b.2b.2bに張設したクロスF.Fを
可動させる構造のものなら構わないものである。
ロス張設杆1c.1c、或いは、可動側フロス張設杆2
c.2cの上下方向の交差は何れ側でも良く、又、把持
して可動させる場合も、上側から下側に可動させても、
下側から上側に可動させても構わないものであり、板状
スプリング4の弾性を利すると共に、交差させた夫々の
フロス張設杆1c.1c.2c.2cの先端のフロス張
設部1b.1b.2b.2bに張設したクロスF.Fを
可動させる構造のものなら構わないものである。
【0025】更に、図3に図示する次実施例は、一対の
フロス張設杆1c.1cの備えた夫々のフロス張設部1
b.1bの開口部11b.11bの巾を張設するフロス
Fの径より若干小巾に形成したものであり、フロス張設
部1b.1bにフロスFを張設する場合は、無理嵌めす
るものであり、使用中のフロスFの離脱を無くするもの
であり、加えて、フロス張設部1b.1bの近傍のフロ
ス張設杆1c.1cの先端辺を舌及び唇を挟み込まない
程度に夫々外側に屈曲させて離間させた離間部11c.
11cを形成しているものであり、先端のフロス張設部
1b.1bが相互に接近した場合、フロス張設杆1c.
1cの間に舌や唇が噛み込むことを防止したものであ
り、前述の説明は支持側フロス張設杆1c.1cでの説
明であるが、可動側フロス張設杆2c.2cに適用する
ことも勿論可能である。
フロス張設杆1c.1cの備えた夫々のフロス張設部1
b.1bの開口部11b.11bの巾を張設するフロス
Fの径より若干小巾に形成したものであり、フロス張設
部1b.1bにフロスFを張設する場合は、無理嵌めす
るものであり、使用中のフロスFの離脱を無くするもの
であり、加えて、フロス張設部1b.1bの近傍のフロ
ス張設杆1c.1cの先端辺を舌及び唇を挟み込まない
程度に夫々外側に屈曲させて離間させた離間部11c.
11cを形成しているものであり、先端のフロス張設部
1b.1bが相互に接近した場合、フロス張設杆1c.
1cの間に舌や唇が噛み込むことを防止したものであ
り、前述の説明は支持側フロス張設杆1c.1cでの説
明であるが、可動側フロス張設杆2c.2cに適用する
ことも勿論可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明は前述の構成により、板状スプリ
ングの弾性を利すると共に、交差させたフロス張設杆に
張設したクロスを自在に可動させることによって、歯の
全体に当接させて食片の除去、歯間の食片の除去、及
び、歯周ポケットからの歯周菌の排除でき、更に、フロ
スの離脱も皆無とすると共に、使用中の舌や唇が噛み込
むことを防止するものであり、極めて有意義な効果を奏
するものである。
ングの弾性を利すると共に、交差させたフロス張設杆に
張設したクロスを自在に可動させることによって、歯の
全体に当接させて食片の除去、歯間の食片の除去、及
び、歯周ポケットからの歯周菌の排除でき、更に、フロ
スの離脱も皆無とすると共に、使用中の舌や唇が噛み込
むことを防止するものであり、極めて有意義な効果を奏
するものである。
【図1】図1は本発明の可動式デンタルフロスの実施例
の使用状態を表す斜視図である。
の使用状態を表す斜視図である。
【図2】図2は本発明の可動式デンタルフロスの実施例
の説明のためにフロスを張設してない状態の概要側面図
である。
の説明のためにフロスを張設してない状態の概要側面図
である。
【図3】図3は本発明の可動式デンタルフロスの次実施
例の要部拡大斜視図である。
例の要部拡大斜視図である。
F フロス 1 支持側フロス張設具 1a 支持側分岐部 1b フロス張設部 11b 開口部 1c 支持側フロス張設杆 11c 離間部 1d 支持側把持部 2 可動側フロス張設具 2a 可動側分岐部 2b フロス張設部 2c 可動側フロス張設杆 2d 可動側把持部 3 間隔部 4 板状スプリング 5 フロス巻部 6 フロス止部 7 フロス張り止め部 8 フロスカッター 9 巻きフロスカバー
Claims (2)
- 【請求項1】支持側フロス張設具と可動側フロス張設具
とに支持側分岐部と可動側分岐部とを夫々設け、該支持
側分岐部と可動側分岐部との先端側に先端にフロス張設
部を夫々備えた一対の支持側フロス張設杆と一対の可動
側フロス張設杆とを延設し、前記支持側分岐部と可動側
分岐部との基端側に支持側把持部と可動側把持部とを夫
々延設すると共に、前記支持側把持部と前記可動側把持
部と略平行に位置させて間隔部を設け、該間隔部にU字
状に屈曲させた板状スプリングを介装して前記支持側把
持部と前記可動側把持部とを固定し、前記支持側分岐部
と前記可動側分岐部との何れか片方の分岐部で他方のフ
ロス張設杆を上下方向で交差させたことを特徴とする可
動式デンタルフロス。 - 【請求項2】前記一対のフロス張設杆の先端に備えた夫
々のフロス張設部は開口部を有した側面略C字状に夫々
形成し、該夫々の開口部の巾は張設するフロスの径より
若干小巾に形成すると共に、前記夫々のフロス張設部の
近傍のフロス張設杆の先端辺を舌及び唇を挟み込まない
程度に夫々外側に屈曲させて離間させた離間部を形成し
たことを特徴とする請求項1に記載の可動式デンタルフ
ロス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16440098A JPH11332890A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 可動式デンタルフロス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16440098A JPH11332890A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 可動式デンタルフロス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11332890A true JPH11332890A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15792419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16440098A Pending JPH11332890A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 可動式デンタルフロス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11332890A (ja) |
-
1998
- 1998-05-29 JP JP16440098A patent/JPH11332890A/ja active Pending
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