JPH11332739A - 饅頭等の蒸し装置 - Google Patents
饅頭等の蒸し装置Info
- Publication number
- JPH11332739A JPH11332739A JP15682798A JP15682798A JPH11332739A JP H11332739 A JPH11332739 A JP H11332739A JP 15682798 A JP15682798 A JP 15682798A JP 15682798 A JP15682798 A JP 15682798A JP H11332739 A JPH11332739 A JP H11332739A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- glass plate
- heater
- steamed
- water drop
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 極めて簡単な構成で、ケーシング内面の曇り
を確実に、かつ、平均的に除去することができる饅頭等
の蒸し装置を提供する。 【解決手段】 開閉自在な扉5を有し内部が視認可能な
ケーシング1と、ヒータ12が内蔵された内槽13と、
該内槽13の天板部14に開設され上記ヒータ12で加
熱され発生した蒸気をケーシング1内へと供給する通孔
15と、先端部がケーシング1の内面から若干離間した
状態で上記ケーシング1の天井部17に斜設されてなる
傾斜ガラス板16と、を有して構成され、蒸気発生部か
ら供給される蒸気で饅頭等を蒸し状態に維持する蒸し装
置を技術的前提とし、上記傾斜ガラス板16の縁部に水
滴均一流下体20を嵌合して構成した。
を確実に、かつ、平均的に除去することができる饅頭等
の蒸し装置を提供する。 【解決手段】 開閉自在な扉5を有し内部が視認可能な
ケーシング1と、ヒータ12が内蔵された内槽13と、
該内槽13の天板部14に開設され上記ヒータ12で加
熱され発生した蒸気をケーシング1内へと供給する通孔
15と、先端部がケーシング1の内面から若干離間した
状態で上記ケーシング1の天井部17に斜設されてなる
傾斜ガラス板16と、を有して構成され、蒸気発生部か
ら供給される蒸気で饅頭等を蒸し状態に維持する蒸し装
置を技術的前提とし、上記傾斜ガラス板16の縁部に水
滴均一流下体20を嵌合して構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンビニエンス
ストア等の店頭で、肉まんやあんまん等の饅頭類を蒸し
た状態に保持することができる饅頭等の蒸し装置に係
り、特に、透明なケーシングの曇りを均一に除去する機
能を備えた饅頭等の蒸し装置に関する。
ストア等の店頭で、肉まんやあんまん等の饅頭類を蒸し
た状態に保持することができる饅頭等の蒸し装置に係
り、特に、透明なケーシングの曇りを均一に除去する機
能を備えた饅頭等の蒸し装置に関する。
【0002】
【従来技術】この種の饅頭等の蒸し装置の基本的な構成
は、図7に示すように、開閉自在な扉や透明な窓2を有
する二重構造のケーシング1中に、蒸気を通過させ饅頭
等を整列させる棚3を複数段斜設すると共に、該複数段
の棚3の下方に蒸気発生部を配設して構成しているのが
一般的である。
は、図7に示すように、開閉自在な扉や透明な窓2を有
する二重構造のケーシング1中に、蒸気を通過させ饅頭
等を整列させる棚3を複数段斜設すると共に、該複数段
の棚3の下方に蒸気発生部を配設して構成しているのが
一般的である。
【0003】そして、この蒸気発生部は、断面形状が略
凹状に形成された外槽11と、該外槽11内に着脱自在
に係止される内槽13と、該内槽13内に配設されたヒ
ータ12と、から構成されており、上記外槽11は、外
部から供給された水を貯留するように構成されていた。
凹状に形成された外槽11と、該外槽11内に着脱自在
に係止される内槽13と、該内槽13内に配設されたヒ
ータ12と、から構成されており、上記外槽11は、外
部から供給された水を貯留するように構成されていた。
【0004】ところで、このように構成された饅頭等の
蒸し装置にあっては、ヒータ12で生成された蒸気は、
内槽13の天板部14に開設された複数個の通孔15か
らケーシング1内へと供給されるため、ケーシング1内
は常に蒸気が充満するが、天井部14からの冷輻射を受
けて結露した水滴は、ケーシング1の天井部に配設され
た傾斜ガラス板16を介してケーシング1の内面方向へ
と流下させ、ケーシング1内面に付着した水滴を洗い流
すことで、ケーシング1の曇りを除去するように構成さ
れている。
蒸し装置にあっては、ヒータ12で生成された蒸気は、
内槽13の天板部14に開設された複数個の通孔15か
らケーシング1内へと供給されるため、ケーシング1内
は常に蒸気が充満するが、天井部14からの冷輻射を受
けて結露した水滴は、ケーシング1の天井部に配設され
た傾斜ガラス板16を介してケーシング1の内面方向へ
と流下させ、ケーシング1内面に付着した水滴を洗い流
すことで、ケーシング1の曇りを除去するように構成さ
れている。
【0005】
【従来技術の課題】しかしながら、上記従来の饅頭等の
蒸し装置にあっては、輸送時の振動による損傷を防止す
るため、上記傾斜ガラス板16の先端部がケーシング1
の内面から若干離間した状態で配設されているので、上
記傾斜ガラス板16の先端部からケーシング1に均一に
水滴が流下せず、むしろ、一定の場所から筋状に流下す
るため、ケーシング1の内面には筋状の水滴が流下した
部分しか防曇効果が得られず、水滴が流れない部分には
常に水滴が残るので、ケーシング1内が覗きにくく、ま
た、展示品質が損なわれる、という問題を有していた。
蒸し装置にあっては、輸送時の振動による損傷を防止す
るため、上記傾斜ガラス板16の先端部がケーシング1
の内面から若干離間した状態で配設されているので、上
記傾斜ガラス板16の先端部からケーシング1に均一に
水滴が流下せず、むしろ、一定の場所から筋状に流下す
るため、ケーシング1の内面には筋状の水滴が流下した
部分しか防曇効果が得られず、水滴が流れない部分には
常に水滴が残るので、ケーシング1内が覗きにくく、ま
た、展示品質が損なわれる、という問題を有していた。
【0006】このような問題を解決する手段としては、
ケーシング1の表面温度を庫内温度より高く設定する手
段や、ケーシング表面を完全発水材質で形成し或は防曇
加工を施す手段が考えられる。
ケーシング1の表面温度を庫内温度より高く設定する手
段や、ケーシング表面を完全発水材質で形成し或は防曇
加工を施す手段が考えられる。
【0007】しかしながら、発熱ガラスを使用したり、
二重或は三重ガラスの間隙にヒータを配置したりしなけ
ればならない前者の手段にあっては、構造が非常に複雑
化してコスト高となる、という問題を有し、また、後者
の手段は理論的ではあるが、現実としてそのような材質
や薬剤が開発されていないので実現が不可能である、と
いう問題を有していた。
二重或は三重ガラスの間隙にヒータを配置したりしなけ
ればならない前者の手段にあっては、構造が非常に複雑
化してコスト高となる、という問題を有し、また、後者
の手段は理論的ではあるが、現実としてそのような材質
や薬剤が開発されていないので実現が不可能である、と
いう問題を有していた。
【0008】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、極めて簡単な
構成で、ケーシング内面の曇りを確実に、かつ、平均的
に除去することができる饅頭等の蒸し装置を提供しよう
とするものである。
ものであって、その目的とするところは、極めて簡単な
構成で、ケーシング内面の曇りを確実に、かつ、平均的
に除去することができる饅頭等の蒸し装置を提供しよう
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明にあっては、開閉自在な扉を有し内部が視
認可能なケーシングと、ヒータが内蔵された内槽と、該
内槽の天板部に開設され上記ヒータで加熱され発生した
蒸気をケーシング内へと供給する通孔と、先端部がケー
シング内面から若干離間した状態で上記ケーシングの天
井部に斜設されてなる傾斜ガラス板と、を有して構成さ
れ、蒸気発生部から供給される蒸気で饅頭等を蒸し状態
に維持する蒸し装置を技術的前提とし、上記傾斜ガラス
板の縁部に水滴均一流下体を嵌合したことを特徴とする
ものである。
に、この発明にあっては、開閉自在な扉を有し内部が視
認可能なケーシングと、ヒータが内蔵された内槽と、該
内槽の天板部に開設され上記ヒータで加熱され発生した
蒸気をケーシング内へと供給する通孔と、先端部がケー
シング内面から若干離間した状態で上記ケーシングの天
井部に斜設されてなる傾斜ガラス板と、を有して構成さ
れ、蒸気発生部から供給される蒸気で饅頭等を蒸し状態
に維持する蒸し装置を技術的前提とし、上記傾斜ガラス
板の縁部に水滴均一流下体を嵌合したことを特徴とする
ものである。
【0010】そして、この発明においては、上記水滴均
一流下体を、断面形状が略コ字状に形成された弾性体で
形成し、該弾性体の下辺或は上下辺には、その長手方向
に沿って所要間隔毎に水滴流下ガイド溝を複数条開設す
ることで、平均に水滴を流下させることができるように
構成するのが望ましい。
一流下体を、断面形状が略コ字状に形成された弾性体で
形成し、該弾性体の下辺或は上下辺には、その長手方向
に沿って所要間隔毎に水滴流下ガイド溝を複数条開設す
ることで、平均に水滴を流下させることができるように
構成するのが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す発明の実施
の一形態例に基づき、この発明を詳細に説明する。尚、
この発明の実施の形態例に係る饅頭等の蒸し装置の基本
的な構成は、前記図7に示す饅頭等の蒸し装置と同様で
あるので、同一の構成部分については前記従来例で用い
た符号と同一の符号を付して以下に説明する。
の一形態例に基づき、この発明を詳細に説明する。尚、
この発明の実施の形態例に係る饅頭等の蒸し装置の基本
的な構成は、前記図7に示す饅頭等の蒸し装置と同様で
あるので、同一の構成部分については前記従来例で用い
た符号と同一の符号を付して以下に説明する。
【0012】即ち、この発明の実施の形態例に係る饅頭
等の蒸し装置は、図1と図2に示しように、開閉自在な
扉5や透明な窓2を有するケーシング1中に、蒸気を通
過させ饅頭等を整列させる棚3を複数段配設すると共
に、該複数段の棚3の下方に蒸気発生部10を配設して
構成されている。
等の蒸し装置は、図1と図2に示しように、開閉自在な
扉5や透明な窓2を有するケーシング1中に、蒸気を通
過させ饅頭等を整列させる棚3を複数段配設すると共
に、該複数段の棚3の下方に蒸気発生部10を配設して
構成されている。
【0013】上記複数段の棚3は、図2に示すように、
ケーシング1を形成する枠体6に対して着脱自在に保持
されていると共に、高さ方向の保持間隔を調整すること
ができるように構成されており、しかも、各棚3は、窓
2方向(図2左方向)に向かって下がり勾配で保持さ
れ、各棚3に載置された饅頭(図示せず)が間断なく載
置され、かつ、装置前方から各棚3の奥行き方向に載置
された饅頭等も十分視認できるように構成されている。
ケーシング1を形成する枠体6に対して着脱自在に保持
されていると共に、高さ方向の保持間隔を調整すること
ができるように構成されており、しかも、各棚3は、窓
2方向(図2左方向)に向かって下がり勾配で保持さ
れ、各棚3に載置された饅頭(図示せず)が間断なく載
置され、かつ、装置前方から各棚3の奥行き方向に載置
された饅頭等も十分視認できるように構成されている。
【0014】蒸気発生部10は、断面形状が略凹状に形
成された外槽11と、該外槽11内に着脱自在に係止さ
れる内槽13と、該内槽13内に配設されたヒータ12
と、から構成されており、蒸気外槽11は、外部から供
給された水を貯留する。
成された外槽11と、該外槽11内に着脱自在に係止さ
れる内槽13と、該内槽13内に配設されたヒータ12
と、から構成されており、蒸気外槽11は、外部から供
給された水を貯留する。
【0015】ヒータ12は、例えば、渦巻式のシーズヒ
ータやマイカヒータ等の公知の電熱ヒータで構成されて
おり、上記外槽11の内底部に液密状に固定されている
と共に、一度貯留された水を効率よく加熱し蒸気化させ
るため、加熱部ができるだけ外槽11の内底部に接近し
た位置に配設されている。
ータやマイカヒータ等の公知の電熱ヒータで構成されて
おり、上記外槽11の内底部に液密状に固定されている
と共に、一度貯留された水を効率よく加熱し蒸気化させ
るため、加熱部ができるだけ外槽11の内底部に接近し
た位置に配設されている。
【0016】また、上記内槽13の天板部14には、複
数個の通孔15が貫通して開設されており、前記ヒータ
12で加熱されて発生した蒸気は、該通孔15からケー
シング1内へと供給される。
数個の通孔15が貫通して開設されており、前記ヒータ
12で加熱されて発生した蒸気は、該通孔15からケー
シング1内へと供給される。
【0017】さらに、上記ケーシング1の天井部17に
は、照明(図示せず)が配設されており、該照明の下方
には透明或は半透明な傾斜ガラス板16がケーシング1
を形成する枠体6に対して着脱自在に保持されている。
は、照明(図示せず)が配設されており、該照明の下方
には透明或は半透明な傾斜ガラス板16がケーシング1
を形成する枠体6に対して着脱自在に保持されている。
【0018】そして、上記傾斜ガラス板16は、窓2方
向(図2左方向)に向かって下がり勾配で斜設され、少
なくともその先端部には、特に図3に示す形状の水滴均
一流下体20が嵌装されている。勿論、この水滴均一流
下体20は、窓2と対面する傾斜ガラス板16の周縁部
に嵌装してもよい。
向(図2左方向)に向かって下がり勾配で斜設され、少
なくともその先端部には、特に図3に示す形状の水滴均
一流下体20が嵌装されている。勿論、この水滴均一流
下体20は、窓2と対面する傾斜ガラス板16の周縁部
に嵌装してもよい。
【0019】この水滴均一流下体20は、軟質プラスチ
ックまたはゴム材で断面形状が略コ字上に形成されてお
り、その下辺部21には、その長手方向に沿って所要間
隔毎に水滴流下ガイド溝24が複数条開設されている。
ックまたはゴム材で断面形状が略コ字上に形成されてお
り、その下辺部21には、その長手方向に沿って所要間
隔毎に水滴流下ガイド溝24が複数条開設されている。
【0020】このように傾斜ガラス板16の先端部に嵌
装された水滴均一流下体20の垂直面部22は、上記ケ
ーシング1の内面からごく僅かに離間した状態で取り付
けられる。勿論、上記垂直面部22をケーシング1の内
面に弾接させてもよい。
装された水滴均一流下体20の垂直面部22は、上記ケ
ーシング1の内面からごく僅かに離間した状態で取り付
けられる。勿論、上記垂直面部22をケーシング1の内
面に弾接させてもよい。
【0021】また、この形態例において、上記各水滴流
下ガイド溝24は、図4に示すように、上記下辺部21
の上面に略凹状に形成されており、傾斜ガラス板16の
下面を伝って水滴均一流下体20の下辺部21へと集め
られた後、上記各水滴流下ガイド溝24を流れてケーシ
ング1の内面へと平均に流れ、これによりケーシング1
の内面に付着した水滴を洗い流して内槽13方向へと流
れるので、ケーシング内部の視認性が大幅に向上し、展
示品質を大幅に改善することができる。
下ガイド溝24は、図4に示すように、上記下辺部21
の上面に略凹状に形成されており、傾斜ガラス板16の
下面を伝って水滴均一流下体20の下辺部21へと集め
られた後、上記各水滴流下ガイド溝24を流れてケーシ
ング1の内面へと平均に流れ、これによりケーシング1
の内面に付着した水滴を洗い流して内槽13方向へと流
れるので、ケーシング内部の視認性が大幅に向上し、展
示品質を大幅に改善することができる。
【0022】さらに、この形態例に係る饅頭等の蒸し装
置においては、水滴均一流下体20の下辺部21に形成
された水滴流下ガイド溝24を、図5に示すように、上
辺部23にも同様に形成してもよく、この場合には、水
滴均一流下体20の可撓性をより向上させることができ
ると共に、正逆どちら向きでも装着することができるの
で、上下を代えて装着することで、該水滴均一流下体2
0の耐久性を大幅に向上させることもできる。
置においては、水滴均一流下体20の下辺部21に形成
された水滴流下ガイド溝24を、図5に示すように、上
辺部23にも同様に形成してもよく、この場合には、水
滴均一流下体20の可撓性をより向上させることができ
ると共に、正逆どちら向きでも装着することができるの
で、上下を代えて装着することで、該水滴均一流下体2
0の耐久性を大幅に向上させることもできる。
【0023】また、この発明にあっては、水滴流下ガイ
ド溝24を凹状ではなく、図6に示すように、貫通した
溝26で形成しても同様の効果が得られる。
ド溝24を凹状ではなく、図6に示すように、貫通した
溝26で形成しても同様の効果が得られる。
【0024】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、傾斜ガラス板とケーシングとの間隙を最
小に設定することができ、また、ケーシングと傾斜ガラ
ス板との間に弾性体である水滴均一流下体が介在してい
るため、輸送時における振動によってケーシングや傾斜
ガラス板が損傷する心配がない。
れているので、傾斜ガラス板とケーシングとの間隙を最
小に設定することができ、また、ケーシングと傾斜ガラ
ス板との間に弾性体である水滴均一流下体が介在してい
るため、輸送時における振動によってケーシングや傾斜
ガラス板が損傷する心配がない。
【0025】また、この発明にあっては、水滴均一流下
体をプラスチック或はゴム材で形成したため、部品単価
が安く、また、曲面に沿って容易に折曲できるので、装
着作業や取り外し作業または仮止めも簡易である他、一
度加熱することで、傾斜ガラス板の周縁部に確実、か
つ、容易に密着させることができる。
体をプラスチック或はゴム材で形成したため、部品単価
が安く、また、曲面に沿って容易に折曲できるので、装
着作業や取り外し作業または仮止めも簡易である他、一
度加熱することで、傾斜ガラス板の周縁部に確実、か
つ、容易に密着させることができる。
【0026】さらに、この発明にあっては、水滴均一流
下体が保水効果を果たし、かつ、所要間隔毎に形成され
た水滴流下ガイド溝の作用によって傾斜ガラス板に沿っ
て流れる水滴を平均的に流すことができるので、ケーシ
ング内面に付着した水滴を平均的に洗い流すことがで
き、ケーシング内部の視認性が大幅に向上し、展示品質
が大幅に改善される。
下体が保水効果を果たし、かつ、所要間隔毎に形成され
た水滴流下ガイド溝の作用によって傾斜ガラス板に沿っ
て流れる水滴を平均的に流すことができるので、ケーシ
ング内面に付着した水滴を平均的に洗い流すことがで
き、ケーシング内部の視認性が大幅に向上し、展示品質
が大幅に改善される。
【0027】またさらに、この発明にあっては、ケーシ
ングを曲面形成して、ガラス製作上のスプリングバック
等で曲面精度が出ない場合でも、水滴均一流下体を装着
することにより、この精度ズレを容易に吸収することが
でき、平均的に水滴を曲面部に流すことができるので、
防曇効果をより向上させることができる。
ングを曲面形成して、ガラス製作上のスプリングバック
等で曲面精度が出ない場合でも、水滴均一流下体を装着
することにより、この精度ズレを容易に吸収することが
でき、平均的に水滴を曲面部に流すことができるので、
防曇効果をより向上させることができる。
【図1】この発明が適用される饅頭等の蒸し装置の斜視
図である。
図である。
【図2】同蒸し装置の縦断面図である。
【図3】同蒸し装置における要部の構成を一部切欠して
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図4】同蒸し装置に装着される水滴均一流下体の構成
を示す縦拡大断面図である。
を示す縦拡大断面図である。
【図5】同蒸し装置に装着される水滴均一流下体の他の
構成例を示す縦拡大断面図である。
構成例を示す縦拡大断面図である。
【図6】同蒸し装置に装着される水滴均一流下体のさら
に他の構成例を示す縦拡大断面図である。
に他の構成例を示す縦拡大断面図である。
【図7】従来の饅頭等の蒸し装置を示す断面図である。
1 ケーシング 2 窓 3 棚 5 扉 10 蒸気発生部 12 ヒーター 13 内槽 14 天板部 15 通孔 16 傾斜ガラス板 17 ケーシングの天井部 20 水滴均一流下体
Claims (3)
- 【請求項1】 開閉自在な扉を有し内部が視認可能なケ
ーシングと、ヒータが内蔵された内槽と、該内槽の天板
部に開設され上記ヒータで加熱され発生した蒸気をケー
シング内へと供給する通孔と、先端部がケーシング内面
から若干離間した状態で上記ケーシングの天井部に斜設
されてなる傾斜ガラス板と、を有して構成され、蒸気発
生部から供給される蒸気で饅頭等を蒸し状態に維持する
蒸し装置において、上記傾斜ガラス板の縁部に水滴均一
流下体を嵌合したことを特徴とする饅頭等の蒸し装置。 - 【請求項2】 前記水滴均一流下体は、断面形状が略コ
字状に形成された弾性体で形成され、該弾性体の下辺に
は、その長手方向に沿って所要間隔毎に水滴流下ガイド
溝が複数条開設されていることを特徴とする請求項1に
記載の饅頭等の蒸し装置。 - 【請求項3】 前記水滴流下ガイド溝は、前記弾性体の
上辺の長手方向に沿っても所要間隔毎に複数条開設され
ていることを特徴とする請求項2に記載の饅頭等の蒸し
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15682798A JPH11332739A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | 饅頭等の蒸し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15682798A JPH11332739A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | 饅頭等の蒸し装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11332739A true JPH11332739A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15636227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15682798A Pending JPH11332739A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | 饅頭等の蒸し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11332739A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107440485A (zh) * | 2017-08-17 | 2017-12-08 | 赵爱 | 蒸包柜 |
CN108125558A (zh) * | 2018-01-30 | 2018-06-08 | 中山市林特冷链设备有限公司 | 一种馒头机 |
-
1998
- 1998-05-22 JP JP15682798A patent/JPH11332739A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107440485A (zh) * | 2017-08-17 | 2017-12-08 | 赵爱 | 蒸包柜 |
CN107440485B (zh) * | 2017-08-17 | 2021-08-17 | 湖北稼轩康农业发展股份有限公司 | 蒸包柜 |
CN108125558A (zh) * | 2018-01-30 | 2018-06-08 | 中山市林特冷链设备有限公司 | 一种馒头机 |
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