JPH11332650A - 使い捨てブラシ - Google Patents
使い捨てブラシInfo
- Publication number
- JPH11332650A JPH11332650A JP14904198A JP14904198A JPH11332650A JP H11332650 A JPH11332650 A JP H11332650A JP 14904198 A JP14904198 A JP 14904198A JP 14904198 A JP14904198 A JP 14904198A JP H11332650 A JPH11332650 A JP H11332650A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- nonwoven fabric
- projections
- brush
- disposable brush
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造が容易で安価な、不織布のみから形成さ
れた、実用性の高い使い捨てブラシを提供すること。 【解決手段】 使い捨てブラシ1は、基板11、及び該
基板11の一面1sに該基板11の一部を突出させて形
成した多数の突起12,12・・を有し、一枚の不織布
から形成されている。
れた、実用性の高い使い捨てブラシを提供すること。 【解決手段】 使い捨てブラシ1は、基板11、及び該
基板11の一面1sに該基板11の一部を突出させて形
成した多数の突起12,12・・を有し、一枚の不織布
から形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製造が容易で、不
織布のみから形成された、安価で実用性の高い使い捨て
ブラシに関する。
織布のみから形成された、安価で実用性の高い使い捨て
ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】紙や繊
維を材料としたブラシとして、種々のものが提案されて
いる(実開平6−66367号公報,実開平4−369
06号公報,特開平9−135728号公報,実開昭6
2−69910号公報)。実開平6−66367号公報
に記載のブラシは、ブラシの櫛部分を繊維で被覆したも
ので、製造が比較的困難であり、実開平4−36906
号公報に記載のブラシは、ブラシの櫛部分が超極細繊維
からなる不織布で形成され、櫛部分以外は他の材料で形
成されおり、構造が複雑で比較的高価なものであり、こ
れらのブラシは使い捨てではない。実開昭62−699
10号公報に記載のブラシは、紙製の使い捨てブラシで
あるが、強度的に十分でなく実用性の低いものである。
維を材料としたブラシとして、種々のものが提案されて
いる(実開平6−66367号公報,実開平4−369
06号公報,特開平9−135728号公報,実開昭6
2−69910号公報)。実開平6−66367号公報
に記載のブラシは、ブラシの櫛部分を繊維で被覆したも
ので、製造が比較的困難であり、実開平4−36906
号公報に記載のブラシは、ブラシの櫛部分が超極細繊維
からなる不織布で形成され、櫛部分以外は他の材料で形
成されおり、構造が複雑で比較的高価なものであり、こ
れらのブラシは使い捨てではない。実開昭62−699
10号公報に記載のブラシは、紙製の使い捨てブラシで
あるが、強度的に十分でなく実用性の低いものである。
【0003】従って、本発明の目的は、製造が容易で、
不織布のみから形成された、安価で実用性の高い使い捨
てブラシを提供することにある。
不織布のみから形成された、安価で実用性の高い使い捨
てブラシを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板及び該基
板の一面に該基板の一部を突出させて形成した多数の突
起を有し、一枚の不織布から形成されている、使い捨て
ブラシを提供することにより、上記目的を達成したもの
である。
板の一面に該基板の一部を突出させて形成した多数の突
起を有し、一枚の不織布から形成されている、使い捨て
ブラシを提供することにより、上記目的を達成したもの
である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明使い捨てブラシの好
ましい一実施形態について図面を参照しながら説明す
る。図1は本実施形態の使い捨てブラシを示す斜視図、
図2は本実施形態の使い捨てブラシの一部の突起を拡大
して示す側面図、図3は本実施形態の使い捨てブラシの
一使用状態を示す斜視図である。
ましい一実施形態について図面を参照しながら説明す
る。図1は本実施形態の使い捨てブラシを示す斜視図、
図2は本実施形態の使い捨てブラシの一部の突起を拡大
して示す側面図、図3は本実施形態の使い捨てブラシの
一使用状態を示す斜視図である。
【0006】本実施形態の使い捨てブラシ1は、図1に
示すように、基板11、及び該基板11の一面1sに該
基板11の一部を突出させて形成した多数の突起12,
12・・からなり、一枚の不織布から形成されている。
示すように、基板11、及び該基板11の一面1sに該
基板11の一部を突出させて形成した多数の突起12,
12・・からなり、一枚の不織布から形成されている。
【0007】上記基板11は、平面視において、全体的
に丸みを帯びた長方形形状の両長辺の中央外側に略半円
状のフラップ14,14を延設した形状をしている。基
板11の一面1sには、各フラップ14,14と上記突
起12,12との境界部分において、該フラップ14,
14をそれぞれ、該面1sの裏面側へ折り曲げ易くする
ための段差16,16が、上記長辺と略平行に形成され
ている。
に丸みを帯びた長方形形状の両長辺の中央外側に略半円
状のフラップ14,14を延設した形状をしている。基
板11の一面1sには、各フラップ14,14と上記突
起12,12との境界部分において、該フラップ14,
14をそれぞれ、該面1sの裏面側へ折り曲げ易くする
ための段差16,16が、上記長辺と略平行に形成され
ている。
【0008】上記突起12,12・・は、図2に示すよ
うに、上記基板11の一部を突出させることにより、該
基板11の一面1sに互いに等間隔に形成されており、
それぞれ、同じ大きさで内部が中空の山型形状をしてい
る。
うに、上記基板11の一部を突出させることにより、該
基板11の一面1sに互いに等間隔に形成されており、
それぞれ、同じ大きさで内部が中空の山型形状をしてい
る。
【0009】上記基板11を形成する上記不織布として
は、例えば、スパンレース不織布、スパンボンド不織
布、サクション不織布、ヒートボンド不織布、メルトブ
ローン不織布、及びニードルパンチ不織布等が挙げられ
る。これらの不織布の坪量は、好ましくは50〜500
g/m2 、更に好ましくは200〜300g/m2 であ
る。
は、例えば、スパンレース不織布、スパンボンド不織
布、サクション不織布、ヒートボンド不織布、メルトブ
ローン不織布、及びニードルパンチ不織布等が挙げられ
る。これらの不織布の坪量は、好ましくは50〜500
g/m2 、更に好ましくは200〜300g/m2 であ
る。
【0010】上記不織布を形成する繊維としては、例え
ば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、
ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリアミド
(PA)の単独繊維若しくは2以上の混合繊維、及びこ
れらの繊維から形成された芯鞘構造複合繊維、サイドバ
イサイド構造等を有する複合繊維等が挙げられ、特に、
突起の成形性、及び高嵩高さ性等の点から芯鞘構造複合
繊維が好ましい。また、上記不織布を形成する繊維の直
径は、上記突起12に適度な圧縮強度を与える上で、1
〜100デニールが好ましい。
ば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、
ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリアミド
(PA)の単独繊維若しくは2以上の混合繊維、及びこ
れらの繊維から形成された芯鞘構造複合繊維、サイドバ
イサイド構造等を有する複合繊維等が挙げられ、特に、
突起の成形性、及び高嵩高さ性等の点から芯鞘構造複合
繊維が好ましい。また、上記不織布を形成する繊維の直
径は、上記突起12に適度な圧縮強度を与える上で、1
〜100デニールが好ましい。
【0011】本実施形態の使い捨てブラシ1は、上記フ
ラップ14,14がマジックテープ(登録商標)2など
を介して連結されており、図3に示すように、使用者の
手に固定されて、上記突起12,12・・が動物及びカ
ーペット等の毛hに擦り付けられて使用される。尚、上
記マジックテープ2は、その一端が、一方のフラップ1
4のみに固定されていても良い。また、上記使い捨てブ
ラシ1には、ブラッシング用等の各種薬液を含浸させる
こともできる。薬液を含浸させた使い捨てブラシ1を用
いると、肌、毛又は毛根に薬液を付与できるので、薬液
の種類に応じて種々の薬液付与効果が得られる。薬液と
しては、例えば、育毛剤、染毛剤、殺菌剤、消臭剤、及
びシャンプー等が挙げられる。更に、上記使い捨てブラ
シ1の突起12の内部には、該突起12の圧縮強度を向
上させるために、別部材を充填することもできる。
ラップ14,14がマジックテープ(登録商標)2など
を介して連結されており、図3に示すように、使用者の
手に固定されて、上記突起12,12・・が動物及びカ
ーペット等の毛hに擦り付けられて使用される。尚、上
記マジックテープ2は、その一端が、一方のフラップ1
4のみに固定されていても良い。また、上記使い捨てブ
ラシ1には、ブラッシング用等の各種薬液を含浸させる
こともできる。薬液を含浸させた使い捨てブラシ1を用
いると、肌、毛又は毛根に薬液を付与できるので、薬液
の種類に応じて種々の薬液付与効果が得られる。薬液と
しては、例えば、育毛剤、染毛剤、殺菌剤、消臭剤、及
びシャンプー等が挙げられる。更に、上記使い捨てブラ
シ1の突起12の内部には、該突起12の圧縮強度を向
上させるために、別部材を充填することもできる。
【0012】本実施形態の使い捨てブラシ1において、
上記突起12は、その先端部13から基部15方向への
圧縮に対し、耐えられる最大圧縮荷重〔後述の方法で測
定〕が好ましくは1N以上、更に好ましくは3〜15N
である。該突起12が1N以上であると、ブラッシング
中、突起が変形し、地肌への突起の到達感が少なくなる
ことがなく好ましい。ここで、「突起の変形」とは、ブ
ラシの使用中に突起が潰れ、弾性的に原形に復帰し難く
なることを意味し、「地肌への突起の到達感」とは、例
えば頭髪のブラッシングでは、突起が地肌に接触し、適
度なマッサージ感が得られることをいう。
上記突起12は、その先端部13から基部15方向への
圧縮に対し、耐えられる最大圧縮荷重〔後述の方法で測
定〕が好ましくは1N以上、更に好ましくは3〜15N
である。該突起12が1N以上であると、ブラッシング
中、突起が変形し、地肌への突起の到達感が少なくなる
ことがなく好ましい。ここで、「突起の変形」とは、ブ
ラシの使用中に突起が潰れ、弾性的に原形に復帰し難く
なることを意味し、「地肌への突起の到達感」とは、例
えば頭髪のブラッシングでは、突起が地肌に接触し、適
度なマッサージ感が得られることをいう。
【0013】また、上記突起12は、髪が整えられる感
覚や薬液の毛のつけ根又は皮膚までの到達性及び強度の
点で、その高さHが好ましくは3〜30mm、更に好ま
しくは5〜20mmである。ここで、「髪が整えられる
感覚」とは、梳かすことにより、適度な抵抗感を伴って
髪が整えられる感覚をいう。
覚や薬液の毛のつけ根又は皮膚までの到達性及び強度の
点で、その高さHが好ましくは3〜30mm、更に好ま
しくは5〜20mmである。ここで、「髪が整えられる
感覚」とは、梳かすことにより、適度な抵抗感を伴って
髪が整えられる感覚をいう。
【0014】また、上記突起12は、その先端部13に
好ましくは曲率半径R0.5〜2.5mm、更に好まし
くは1〜1.5mmの曲面を有している。該曲率半径R
が、上記範囲であるとブラッシング中に頭髪の痛みを感
じたり、強度不足となる虞がなく、また、地肌への突起
の到達感、薬液の毛のつけ根又は皮膚までの到達性の点
で好ましい。
好ましくは曲率半径R0.5〜2.5mm、更に好まし
くは1〜1.5mmの曲面を有している。該曲率半径R
が、上記範囲であるとブラッシング中に頭髪の痛みを感
じたり、強度不足となる虞がなく、また、地肌への突起
の到達感、薬液の毛のつけ根又は皮膚までの到達性の点
で好ましい。
【0015】また、上記突起12は、その剛性及び髪が
整えられる感覚の点で、その基部15の直径Dが好まし
くは5〜15mm、更に好ましくは7〜12mmであ
る。
整えられる感覚の点で、その基部15の直径Dが好まし
くは5〜15mm、更に好ましくは7〜12mmであ
る。
【0016】更に、上記突起12,12・・は、上記一
面1sにおいて、好ましくは2〜40個/10cm2 の
密度、更に好ましくは3〜20個/10cm2 の密度で
形成されている。各突起12,12間の間隔Pは、該突
起12の大きさ及び該密度により自ずと規定されるが、
好ましくは5〜22mmであり、更に好ましくは10〜
18mmである。上記突起12の密度が、上記範囲であ
ると、毛を梳く感覚、薬液の各毛のつけ根及び皮膚まで
の到達性、並びに所定の突起高さの形成の点で好まし
い。
面1sにおいて、好ましくは2〜40個/10cm2 の
密度、更に好ましくは3〜20個/10cm2 の密度で
形成されている。各突起12,12間の間隔Pは、該突
起12の大きさ及び該密度により自ずと規定されるが、
好ましくは5〜22mmであり、更に好ましくは10〜
18mmである。上記突起12の密度が、上記範囲であ
ると、毛を梳く感覚、薬液の各毛のつけ根及び皮膚まで
の到達性、並びに所定の突起高さの形成の点で好まし
い。
【0017】本実施形態の使い捨てブラシ1は、不織布
のみから形成されるため、製造が容易で安価であり、使
い捨てであるから、衛生的である。また、本実施形態の
使い捨てブラシ1によれば、上記突起12が、不織布の
みからなっていても十分な強度を有し且つブラッシング
対象との十分な接触面積を有するため、効率良くブラッ
シングできる。また、本実施形態の使い捨てブラシ1
は、不織布からなるため、犬、猫等の毛におおわれた動
物、頭髪、カーペット、毛皮製品のブラッシング及び処
理に好適である。
のみから形成されるため、製造が容易で安価であり、使
い捨てであるから、衛生的である。また、本実施形態の
使い捨てブラシ1によれば、上記突起12が、不織布の
みからなっていても十分な強度を有し且つブラッシング
対象との十分な接触面積を有するため、効率良くブラッ
シングできる。また、本実施形態の使い捨てブラシ1
は、不織布からなるため、犬、猫等の毛におおわれた動
物、頭髪、カーペット、毛皮製品のブラッシング及び処
理に好適である。
【0018】本実施形態の使い捨てブラシは、例えば、
下記の如き製造方法により製造される。まず、繊維をカ
ットした後、カード機でウェブを形成し、更にヒートロ
ールを通して不織布を製造する。
下記の如き製造方法により製造される。まず、繊維をカ
ットした後、カード機でウェブを形成し、更にヒートロ
ールを通して不織布を製造する。
【0019】次に、得られた不織布を適当な幅にスリッ
トした後、雌雄金型を用いてこの不織布をプレスするこ
とにより一個の使い捨てブラシ分の上記突起12,12
・・及び上記段差16,16に相当する部分を該不織布
上に複数形成する。また金型の温度は120〜200゜
C、プレス圧は0.5〜20kgf/cm2 、プレス時
間は3〜15秒が、それぞれ好ましい。次に、プレス処
理された上記不織布を、使い捨てブラシ1個分の上記突
起12,12・・及び上記段差16,16が本実施形態
の如く内部に位置して形成されるように、上記基板11
の平面視形状にカットして、本実施形態の使い捨てブラ
シ1を得る。
トした後、雌雄金型を用いてこの不織布をプレスするこ
とにより一個の使い捨てブラシ分の上記突起12,12
・・及び上記段差16,16に相当する部分を該不織布
上に複数形成する。また金型の温度は120〜200゜
C、プレス圧は0.5〜20kgf/cm2 、プレス時
間は3〜15秒が、それぞれ好ましい。次に、プレス処
理された上記不織布を、使い捨てブラシ1個分の上記突
起12,12・・及び上記段差16,16が本実施形態
の如く内部に位置して形成されるように、上記基板11
の平面視形状にカットして、本実施形態の使い捨てブラ
シ1を得る。
【0020】
【実施例】本発明の使い捨てブラシの実施例を下記〔表
1〕に示す。
1〕に示す。
【0021】
【表1】
【0022】上記実施例1〜3のブラシは、全て芯部が
ポリエチレンテレフタレート(PET)、鞘部がポリエ
チレンテレフタレート及びポリプロピレンの混合物から
なる芯鞘構造の複合繊維不織布を、適宜な大きさにカッ
トし、それぞれ雌雄金型を用いて金型温度120〜20
0゜C、プレス圧0.5〜20kgf/cm2 、プレス
時間3〜15秒で成形したものである。
ポリエチレンテレフタレート(PET)、鞘部がポリエ
チレンテレフタレート及びポリプロピレンの混合物から
なる芯鞘構造の複合繊維不織布を、適宜な大きさにカッ
トし、それぞれ雌雄金型を用いて金型温度120〜20
0゜C、プレス圧0.5〜20kgf/cm2 、プレス
時間3〜15秒で成形したものである。
【0023】上記〔表1〕における最大圧縮荷重の測定
は、次の方法によった。 「突起の最大圧縮荷重測定方法」(株)オリエンテック
製テンシロンRTM25において、最大荷重50Nのロ
ードセルを用いヘッドスピード100mm/min.の
圧縮条件下で得られた荷重と変位の関係図の中で、測定
開始後最初のピークをその突起の耐えられる最大圧縮荷
重とした(n=10の平均値。それぞれ突起1個につい
て測定。)。
は、次の方法によった。 「突起の最大圧縮荷重測定方法」(株)オリエンテック
製テンシロンRTM25において、最大荷重50Nのロ
ードセルを用いヘッドスピード100mm/min.の
圧縮条件下で得られた荷重と変位の関係図の中で、測定
開始後最初のピークをその突起の耐えられる最大圧縮荷
重とした(n=10の平均値。それぞれ突起1個につい
て測定。)。
【0024】また、上記〔表1〕における各実施例の評
価は、次の方法によった。 〔髪が整えられる感覚、突起の皮膚への到達感及び使用
中の突起の変形の評価方法〕被験者10人にそれぞれ実
施例1〜3の使い捨てブラシを用いて自分の頭髪をブラ
ッシングさせ、それぞれ、良くない(=1ポイント)、
やや良くない(=2ポイント)、やや良い(=3ポイン
ト)、良い(=4ポイント)とし、次に、これらのポイ
ントを集計し、4〜12ポイントを×、13〜21ポイ
ントを△、22〜30ポイント以上を◎とした。
価は、次の方法によった。 〔髪が整えられる感覚、突起の皮膚への到達感及び使用
中の突起の変形の評価方法〕被験者10人にそれぞれ実
施例1〜3の使い捨てブラシを用いて自分の頭髪をブラ
ッシングさせ、それぞれ、良くない(=1ポイント)、
やや良くない(=2ポイント)、やや良い(=3ポイン
ト)、良い(=4ポイント)とし、次に、これらのポイ
ントを集計し、4〜12ポイントを×、13〜21ポイ
ントを△、22〜30ポイント以上を◎とした。
【0025】本発明の使い捨てブラシは、上記実施形態
に制限されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の
変更が可能である。例えば、上記実施形態においては、
上記基板11のサイズを、使用者の手の平サイズとして
いるが、用途に応じて適宜変更し得る。また、上記突起
12,12・・は、上記基板11の面1s上に等間隔で
配列されているが、ランダムな配列を含めて種々の配列
とすることもできる。また、上記突起12,12・・そ
れぞれの形状及びサイズを同じものとしたが、山型状以
外に、鋸刃状や角錐台状等としても良く、各突起のサイ
ズを異ならせても良い。
に制限されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の
変更が可能である。例えば、上記実施形態においては、
上記基板11のサイズを、使用者の手の平サイズとして
いるが、用途に応じて適宜変更し得る。また、上記突起
12,12・・は、上記基板11の面1s上に等間隔で
配列されているが、ランダムな配列を含めて種々の配列
とすることもできる。また、上記突起12,12・・そ
れぞれの形状及びサイズを同じものとしたが、山型状以
外に、鋸刃状や角錐台状等としても良く、各突起のサイ
ズを異ならせても良い。
【0026】また、本発明の使い捨てブラシは、上述の
製造方法以外の製造方法でも製造可能である。
製造方法以外の製造方法でも製造可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明の使い捨てブラシは、製造が容易
で、不織布のみから形成された、安価で実用性の高いも
のである。
で、不織布のみから形成された、安価で実用性の高いも
のである。
【図1】図1は、本実施形態の使い捨てブラシを示す斜
視図である。
視図である。
【図2】図2は、本実施形態の使い捨てブラシの一部の
突起を拡大して示す側面図である。
突起を拡大して示す側面図である。
【図3】図3は、本実施形態の使い捨てブラシの一使用
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
1 使い捨てブラシ 1s 一面 11 基板 12 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜田 薫 東京都中央区日本橋茅場町一丁目14番10号 花王株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 基板及び該基板の一面に該基板の一部を
突出させて形成した多数の突起を有し、不織布から形成
されている、使い捨てブラシ。 - 【請求項2】 上記突起は、その先端部から基部方向へ
の圧縮に対し、耐えられる最大圧縮荷重が1N以上であ
ることを特徴とする請求項1記載の使い捨てブラシ。 - 【請求項3】 上記突起は、その高さが3〜30mmで
あることを特徴とする請求項2記載の使い捨てブラシ。 - 【請求項4】 上記突起は、その先端部に曲率半径0.
5〜2.5mmの曲面を有していることを特徴とする請
求項3記載の使い捨てブラシ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14904198A JPH11332650A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 使い捨てブラシ |
PCT/JP1999/002690 WO1999062370A1 (fr) | 1998-05-29 | 1999-05-21 | Brosse jetable |
EP99921227A EP1084648A4 (en) | 1998-05-29 | 1999-05-21 | DISPOSABLE BRUSH |
US09/508,540 US6810553B1 (en) | 1998-05-29 | 1999-05-21 | Disposable brush |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14904198A JPH11332650A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 使い捨てブラシ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11332650A true JPH11332650A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15466367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14904198A Pending JPH11332650A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 使い捨てブラシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11332650A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002363039A (ja) * | 2001-06-04 | 2002-12-18 | Kao Corp | 頭髪及び頭皮用清拭剤組成物 |
JP2006061723A (ja) * | 2005-11-17 | 2006-03-09 | Kao Corp | 使い捨てブラシ |
CN101835544A (zh) * | 2007-08-25 | 2010-09-15 | N·沙里菲 | 用于电子器件的纹理清洁揩拭布 |
-
1998
- 1998-05-29 JP JP14904198A patent/JPH11332650A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002363039A (ja) * | 2001-06-04 | 2002-12-18 | Kao Corp | 頭髪及び頭皮用清拭剤組成物 |
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