JPH11331811A - 動画の再生方法、動画の再生装置、及び動画再生システム - Google Patents

動画の再生方法、動画の再生装置、及び動画再生システム

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JPH11331811A
JPH11331811A JP10137007A JP13700798A JPH11331811A JP H11331811 A JPH11331811 A JP H11331811A JP 10137007 A JP10137007 A JP 10137007A JP 13700798 A JP13700798 A JP 13700798A JP H11331811 A JPH11331811 A JP H11331811A
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moving image
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JP10137007A
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Takashi Tani
宇 谷
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 CPUの処理能力やメモリ容量などのリソー
スの少ない端末でも動画を再生することができ、コスト
のかからない動画の再生方法、動画の再生装置、及び動
画再生システムを提供する。 【解決手段】 本発明のプレーヤ23は、動画の再生を
制御する制御部41と、動画データを読み書きするリソ
ース・データ・インタフェース42と、スクリプトを処
理するスクリプト・インタープリタ43と、デジタル・
ビデオ・データを処理するビデオ処理部44とを備え
る。制御部41は、キー入力装置11から入力される入
力信号に応じてイベント・エントリ部41aからスクリ
プトを発生し、スクリプト・インタープリタ43を呼び
出してスクリプトを処理させる。また、処理するデータ
がデジタル・ビデオ・データの場合には、ビデオ処理部
44を起動し、ビデオ処理部44によってデジタル・ビ
デオ・データを再生処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アニメーションや
ビデオ画像などの動画をコンピュータで再生することに
関し、特に、コンピュータ・ネットワークに接続され、
限られたリソースで構成されたコンピュータ上で効果的
にアニメーションやビデオ画像などの動画を再生するこ
とができる動画の再生方法、動画の再生装置、及び動画
再生システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、複数のコンピュータを通信回
線などによって接続し、データやプログラムなどを複数
のコンピュータ同士で蓄積交換したり、データなどを共
有するコンピュータ・ネットワーク(以下、単に「ネッ
トワーク」とも言う)が構築されている。
【0003】このようなネットワークの方式としては、
所定の通信プロトコルなどに準拠すれば、原則として自
由にコンピュータの接続ができるオープン型ネットワー
ク方式と、ネットワークをホスト・コンピュータなどで
管理し、接続されるコンピュータなどの端末装置に一定
のセキュリティなどの制限を設けて、管理外のコンピュ
ータ・ノードをネットワークに接続させないようにする
クローズ型ネットワーク方式がある。
【0004】上述のオープン型ネットワーク方式の代表
的なものとして、インターネットがある。このインター
ネットにおいては、通信プロトコルにTCP(Transfer
Control Protocol)/IP(Internet Protocol)が採
用されており、原則としてこの通信プロトコルを遵守し
たコンピュータであればネットワークに接続することが
できる。
【0005】近年において、インターネットのような自
由なネットワーク環境を背景に、WWW(World Wide W
eb)などのマルチメディア環境が整備されてきた。当
初、このWeb上においては、テキストや静止画(ビッ
トマップ・イメージなど)はWebページ上に一体とな
って盛り込むことができるが、サウンドや動画(デジタ
ル・ビデオやアニメーション)は個別のウィンドウに別
れており、Webページとは同期せずに分離して機能し
ていた。従って、Webページ上で、テキストなどと一
緒にサウンドや動画を再生しようとしても、サウンドや
動画のファイルは、一旦インターネットに接続されてい
るPC(パーソナル・コンピュータ)などのハードディ
スクにダウンロードしてから、支援アプリケーションに
よって個別に再生されていた。
【0006】そこで、最近では、テキストや静止画と同
様に、サウンドや動画を同一のWebページ上で同期さ
せて機能させることができる、QuickTime(登
録商標)、Java(登録商標)、Shockwave
(登録商標)、Flash(登録商標)などのアプリケ
ーションが開発されている。ここで、QuickTimeは、フ
ァイルが肥大化してダウンロードに時間がかかり、ま
た、Javaは、対話的な機能や汎用性を持たすためにコス
トがかかるなどの問題があるため、動画の再生方法とし
てShockwaveやFlashなどのアプリケーションが用いられ
ることが多くなっている。
【0007】図8は、従来のアプリケーションにおける
動画の作成及び再生方法の概略を示す。図8において、
動画を作成し再生する場合、まず、動画作成用のPC
(サーバ)で複数の画像ファイルを作成し、それにフレ
ーム番号を付して各々の動画毎のコンテンツを作成する
(801)。これら作成された複数のコンテンツをフレ
ーム番号に基づいて時間軸に沿ってテーブル化して、動
画制御テーブル(シナリオ・データベース)を作成する
(802)。更に、この動画制御テーブルと画像ファイ
ルを圧縮して圧縮ファイルを作成する(803)。
【0008】一方、動画再生用のPCは、この圧縮ファ
イルをWebページ上でダウンロード(804)する。
ダウンロードした圧縮ファイルは解凍され、画像ファイ
ルは、Web上で再生できる形式のファイル・タイプに
変換される(805)。最後に、画像制御テーブルを基
に、変換された複数の画像ファイルを連続的にWebペ
ージ上に再生する(806)。この様に、インターネッ
トのプロトコルに準じたアプリケーションによって、ア
ニメーションやビデオなどの動画が処理されていた。
【0009】また、特定の企業や団体などでのみ使用す
ることを目的としたクローズ型ネットワークにおいて
は、ネットワーク上で使用する通信プロトコル及びアプ
リケーションの開発やメンテナンスなどのコスト面か
ら、最近では、インターネットで活用されている通信プ
ロトコル(TCP/IP)やマルチメディア関連のアプ
リケーションをそのまま利用して構築するイントラネッ
トが多く採用されている。
【0010】このイントラネットにおいては、ネットワ
ーク上で通信される情報(データ)の種類に応じて、一
元管理方式にしたり、分散方式にしたりすることがで
き、また、1つのネットワーク上に両方の方式を採用す
ることもできる。動画の様なデータは、通常一元管理方
式が用いられ、1つのサーバ・コンピュータ(以下、単
に「サーバ」ともいう)に動画の圧縮ファイルを持っ
て、複数のPCでその動画をサーバからダウンロードし
て再生している。
【0011】ここで、従来の動画を再生するアプリケー
ションは、PC上に予めインストールされ、そのPC上
で実行される。即ち、このアプリケーションは、PC上
で稼動しているオペレーティング・システム(OS)を
プラットホーム(実行環境)としているため、色々な種
類のPC(ハードウェア)上で稼動している一般的な複
数のOS(Windows(登録商標)、Macint
osh(登録商標)など)に対応できるように汎用性を
持ったものになっている。
【0012】この様に、従来の動画再生用のアプリケー
ションによれば、サーバからデータをダウンロードで
き、このアプリケーションに対応するOSを有するPC
であれば、動画の再生ができるようになっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
動画の再生方法、動画の再生装置、及び動画再生システ
ムにおいては、動画を再生するには、動画再生用のアプ
リケーションが必要であり、このアプリケーションは、
一般的なPC上でそのOSをプラットホームとして稼動
するため、ネットワーク上で複数のユーザが同じ動画を
再生する場合、そのユーザの数だけPCを用意する必要
があり、このPCは、近年において目覚ましい発展を遂
げ、ソフトウェアの高度化に伴って、ハードウェアにお
いては、200MHz以上のクロック・タイムで高速演
算可能なCPU(Central Processing Unit)や32M
バイト以上の容量を有したメモリが使用され、この様な
コンピュータ・リソースが十分に整った高い処理性能を
有するPCが一般的なものになっており、これに伴いP
Cの価格も高価になっているため、上述のようにユーザ
の数だけPCを用意すると非常にコストがかかってしま
うという問題があった。
【0014】特に、イントラネットなどのネットワーク
を1つの企業体や団体で構築する場合、端末側には、動
画などの情報を再生して表示する機能や、スクリプトに
よって表示する画像を変えたり、サーバ側とデータの送
受信を行う通信機能のみで十分な場合が多い。この様な
場合であっても、従来の動画の再生方法及びその装置で
は、一般的に、高価なPCを必要とし、ネットワーク構
築の弊害となっている。
【0015】従って、本発明の目的は、CPUの処理能
力やメモリ容量などのリソースの少ない端末でも動画を
再生することができ、コストのかからない動画の再生方
法、動画の再生装置、及び動画再生システムを提供する
ことである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の動画の再生方法は、サーバからデータを読
込んでデータから動画を再生する動画の再生方法におい
て、データは、画像データと画像制御データを含み、サ
ーバからデータを読込む段階と、読込んだデータを記憶
する段階と、記憶したデータの画像制御データに基づい
て画像データを処理して動画を再生する段階と、再生さ
れた動画に関連してイベントを入力する段階と、入力さ
れたイベントに応じてスクリプトを発生する段階と、発
生したスクリプトを処理する段階と、スクリプトの処理
の結果に応じて動画の再生を制御する段階と、を有する
ことを特徴とする。
【0017】画像データを処理して動画を再生する段階
と、入力されたイベントに応じたスクリプトを処理する
段階を個別にすることによって、効率よく対話的に動画
を再生することができるようになる。
【0018】また、上記課題を解決するため、本発明の
動画の再生方法は、上記に加え、サーバからデータを読
込む段階は、サーバから画像制御データを読込む段階
と、画像制御データに基づいて、再生する画像データを
決定する段階と、再生する画像データが記憶されていな
い場合にサーバから再生する画像データを読込む段階
と、を含むことを特徴とする。
【0019】再生する画像データが記憶されているかど
うかを判断できるため、記憶容量に応じてサーバから画
像データをダウンロードすることができるようになる。
【0020】また、上記課題を解決するため、本発明の
動画の再生方法は、上記に加え、画像データは、静止画
・データ、サウンド・データ、デジタル・ビデオ・デー
タ、スクリプト・データ、及びテキスト・データのう
ち、少なくともいずれか1つを含むことを特徴とし、更
に、動画を再生する段階は、デジタル・ビデオ・データ
を処理する段階と、デジタル・ビデオ・データ以外の画
像データを処理する段階と、を含むことを特徴とする。
【0021】処理する画像データが、デジタル・ビデオ
・データの場合、他の画像データに比べて、処理が重く
なるので、画像データの処理段階を、デジタル・ビデオ
・データを処理する段階と、それ以外の画像データを処
理する段階とに分割することによって、効果的に動画を
再生できる。
【0022】また、上記課題を解決するため、本発明の
動画の再生方法は、上記に加え、再生された動画は、ス
クリプトを含み、イベントを入力する段階は、スクリプ
トを示す動画に関連してイベントを入力することを特徴
とする。
【0023】動画とスクリプトを関連付けて再生し、動
画に応答してイベントを入力することができるため、効
率よく対話的動画を処理することができる。
【0024】また、上記課題を解決するため、本発明の
動画の再生装置は、サーバからデータを読込んでデータ
から動画を再生する動画の再生装置において、データ
は、画像データと画像制御データを含み、サーバに接続
するインタフェースと、インタフェースを介してデータ
を読込む手段と、読込んだデータを記憶する記憶手段
と、記憶手段からデータを読み出し、データの画像制御
データに基づいて画像データを処理して動画を再生する
制御部と、再生された動画に関連してイベントを入力す
る入力手段と、入力手段から入力されたイベントに応じ
てスクリプトを処理するスクリプト処理手段と、を備
え、制御部は、入力手段から入力されたイベントを受取
る手段と、受取ったイベントに応じたスクリプトを発生
してスクリプト処理手段に処理させる手段と、スクリプ
ト処理手段から処理結果を受け取る手段と、受取った処
理結果に基づいて記憶手段に記憶されているデータを処
理する手段と、を含むことを特徴とする。
【0025】画像データを処理する制御部と、入力され
たイベントに応じたスクリプトを処理するスクリプト処
理手段を個別に設けたことによって、効率よく対話的に
動画を再生することができるようになる。
【0026】また、上記課題を解決するため、本発明の
動画の再生装置は、上記に加え、制御部は、画像制御デ
ータに基づいて、再生する画像データを決定する手段
と、記憶手段内に再生する画像データがない場合に、サ
ーバから再生する画像データを読込むようにデータを読
込む手段を制御する手段と、を含むことを特徴とする。
【0027】再生する画像データが記憶手段内に記憶さ
れているかどうかを判断するため、記憶手段の記憶容量
に応じてサーバから画像データをダウンロードすること
ができるようになる。
【0028】また、上記課題を解決するため、本発明の
動画の再生装置は、上記に加え、画像データは、静止画
データ、サウンド・データ、デジタル・ビデオ・デー
タ、スクリプト・データ、及びテキスト・データのう
ち、少なくともいずれか1つを含み、更に、デジタル・
ビデオ・データを処理するデジタル・ビデオ処理手段を
含み、制御部は、処理すべき画像データがデジタル・ビ
デオ・データの場合には、デジタル・ビデオ・データを
デジタル・ビデオ処理手段に処理させる手段を含むこと
を特徴とする。
【0029】処理する画像データが、デジタル・ビデオ
・データの場合、他の画像データに比べて、処理が重く
なるので、デジタル・ビデオ・データのみを処理するデ
ジタル・ビデオ処理手段を設けることによって、効果的
に動画を再生できる。
【0030】また、上記課題を解決するため、本発明の
動画の再生装置は、上記に加え、再生された動画は、ス
クリプトを含み、イベントを入力する手段は、スクリプ
トを示す動画に関連してイベントを入力することを特徴
とする。
【0031】動画とスクリプトを関連付けて再生し、動
画に応答してイベントを入力することができるため、効
率よく対話的動画を処理することができる。
【0032】また、上記課題を解決するため、本発明の
動画再生システムは、ネットワークに接続されたサーバ
と、サーバに接続された複数の動画再生装置とを有する
動画再生システムにおいて、複数の動画再生装置の各々
は、サーバに接続するためのインタフェースと、インタ
フェースを介してサーバから画像データと画像制御デー
タを読込む手段と、読込んだ画像データと画像制御デー
タを記憶する記憶手段と、記憶手段から画像制御データ
と画像データを読み出し、画像制御データに基づいて画
像データを処理して動画を再生する制御部と、再生され
た動画に関連してイベントを入力する入力手段と、入力
手段から入力されたイベントに応じてスクリプトを処理
するスクリプト処理手段と、を備え、制御部は、入力手
段から入力されたイベントを受取る手段と、受取ったイ
ベントに応じたスクリプトを発生してスクリプト処理手
段に処理させる手段と、スクリプト処理手段から処理結
果を受け取る手段と、受取った処理結果に基づいて記憶
手段に記憶されているデータを処理する手段と、を含む
ことを特徴とする。
【0033】ネットワーク上に接続されたサーバに複数
の動画再生装置を接続し、各々の動画再生装置で1つの
サーバから画像データをダウンロードし、動画再生装置
内に、その画像データを処理する制御部と、入力された
イベントに応じたスクリプトを処理するスクリプト処理
手段を個別に設けたことによって、複数の動画再生装置
で効率よく対話的に動画を再生することができるように
なる。
【0034】また、上記課題を解決するため、本発明の
動画再生システムは、上記に加え、制御部は、画像制御
データに基づいて、再生する画像データを決定する手段
と、記憶手段内に再生する画像データがない場合に、サ
ーバから再生する画像データを読込むようにデータを読
込む手段を制御する手段と、を含むことを特徴とする。
【0035】再生する画像データが記憶手段内に記憶さ
れているかどうかを判断するため、記憶手段の記憶容量
に応じてサーバから画像データをダウンロードすること
ができるようになる。
【0036】また、上記課題を解決するため、本発明の
動画再生システムは、上記に加え、画像データは、静止
画データ、サウンド・データ、デジタル・ビデオ・デー
タ、スクリプト・データ、及びテキスト・データのう
ち、少なくともいずれか1つを含み、更に、デジタル・
ビデオ・データを処理するデジタル・ビデオ処理手段を
含み、制御部は、処理すべき画像データがデジタル・ビ
デオ・データの場合には、デジタル・ビデオ・データを
デジタル・ビデオ処理手段に処理させる手段を含むこと
を特徴とする。
【0037】処理する画像データが、デジタル・ビデオ
・データの場合、他の画像データに比べて、処理が重く
なるので、デジタル・ビデオ・データのみを処理するデ
ジタル・ビデオ処理手段を設けることによって、効果的
に動画を再生できる。
【0038】また、上記課題を解決するため、本発明の
動画再生システムは、上記に加え、再生された動画は、
スクリプトを含み、イベントを入力する手段は、スクリ
プトを示す動画に関連してイベントを入力することを特
徴とする。
【0039】動画とスクリプトを関連付けて再生し、動
画に応答してイベントを入力することができるため、効
率よく対話的動画を処理することができる。
【0040】また、上記課題を解決するため、本発明の
動画再生システムは、上記に加え、複数の動画再生装置
のうちの幾つかは、サーバとネットワークを介して接続
されることを特徴とする。
【0041】幾つかの動画再生システムは、サーバとネ
ットワーク接続され、遠隔地に設置することができるの
で、複数のロケーションで効果的に動画を再生すること
ができる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の動
画の再生方法及びその装置を説明する。
【0043】図1は、本発明によって動画を再生するの
に使用される端末装置の一形態を示す。図1において、
この端末装置は、装置全体を制御するCPU1と、装置
の起動時に使用されるIPL(Initial Program Loade
r)などの初期プログラムを記憶するROM(Read Only
Memory)2と、アニメーションを再生する再生用アプ
リケーションなどを有するFTP(File Transfer Prot
ocol)サーバ(図示せず)に接続するためのネットワー
ク・インタフェース5と、FTPサーバ(図示せず)か
らネットワーク・インタフェース5を介してダウンロー
ドした再生用アプリケーションやHTTP(HyperText
Transfer Protocol)(Web)サーバ(図示せず)か
らダウンロードした再生用データなどを記憶するRAM
(Random Access Memory)6と、再生用データのうち画
像データを一時的に蓄えるVRAM7(Video RAM)
と、画像を表示する液晶ディスプレイ(LCD:Liquid
Crystal Display)8と、再生用データのうちサウンド
・データを再生するスピーカ10と、スピーカ10を制
御するサウンド制御部9と、外部入力装置であるキー入
力装置11と、キー入力装置11からの信号を受取るI
/Oポート12と、RAM6からの再生用データを処理
し、VRAM7、LCD8、サウンド制御部9、及びI
/Oポート12を制御するグラフィック・コントローラ
3と、グラフィック・コントローラ3を制御するための
制御プログラムや制御データを有するEEPROM(El
ectrically Erasable Programmable ROM)4と、CPU
1、ROM2、グラフィック・コントローラ3、RAM
6及びVRAM7に接続され、データや制御信号を転送
するBUS13とを備えている。
【0044】ここで、再生用データには、アニメーショ
ン、デジタル・ビデオ、静止画、テキスト、スクリプ
ト、及びサウンドのデータが含まれる。また、動画は、
これら再生用データを適宜組み合わせることによって構
成される。
【0045】図2は、図1の端末装置上で稼働するソフ
トウェアの構造を示す。このソフトウェアには、端末装
置全体を制御するオペレーティング・システム(OS)
21と再生用データを再生する再生用アプリケーション
24を含み、再生用アプリケーション24には、再生用
データを処理し、テキストや静止画などを再生するブラ
ウザ22と、再生用データのうち動画を処理し再生する
プレーヤ23とが含まれる。
【0046】図3は、図1及び図2で示した端末装置と
ソフトウェアによる再生用データの処理を示す。図3に
おいて、まず、端末に電源が入れられる(301)と、
ROM2からイニシャル・プログラムが呼び出され、C
PU1によって、IPL(Initial Program Loader)が
実行される(302)。このIPLによって、FTPサ
ーバ(図示せず)からOS21、ブラウザ22、プレー
ヤ23などの実行モジュールがネットワーク・インタフ
ェース5を介してダウンロードされ、RAM6に記憶さ
れる(303)。実行モジュールのダウンロード後、O
S21が起動し(304)、OS21によってブラウザ
22が起動される(305)。
【0047】ブラウザ22は、グラフィック・コントロ
ーラ3の制御の下、EEPROM4からIP(Internet
Protocol)アドレスを読み出し、そのIPアドレスで
HTTP(Web)サーバから再生用データである最初
のホームページ(イニシャル・ホームページ)をRAM
6に読み込む(306)。ここで、ホームページは、V
RAM7を介してLCD8によって再生表示され、サウ
ンド・データは、サウンド制御部9によってスピーカ1
0で再生される。この時、ホームページにアニメーショ
ンやデジタル・ビデオなどの動画が含まれる場合(30
7)には、プレーヤ23が起動され(309)、プレー
ヤ23によって、動画が処理され、アニメーション、デ
ジタル・ビデオ、静止画、テキスト、及びスクリプトの
画像データは、VRAM7を介してLCD8によって再
生表示され、サウンド・データは、サウンド制御部9に
よってスピーカ10で再生される(310)。
【0048】一方、ホームページにアニメーションやデ
ジタル・ビデオなどの動画が含まれない場合(307)
には、ブラウザ22によってホームページの表示が行わ
れる(308、306)。動画を含むホームページの表
示要求があった場合には(308)、上述と同様にし
て、プレーヤ23が起動され(309)、プレーヤ23
によって、動画が処理される(310)。
【0049】図4は、プレーヤ23を示す。プレーヤ2
3は、動画の再生を制御する制御部41と、ネットワー
ク・インタフェース5及びRAM6に接続され、HTT
P(Web)サーバ(図示せず)及びRAM6との間で
動画データを読み書きするリソース・データ・インタフ
ェース42と、動画に含まれる対話的なスクリプトを処
理するスクリプト・インタープリタ43と、VRAM7
に接続され、デジタル・ビデオ・データを処理するビデ
オ処理部44とを備えている。
【0050】ここで、制御部41は、イベント・エント
リ部41aを有し、VRAM7、サウンド制御部9、及
びI/Oポート12に接続されている。イベント・エン
トリ部41aには、割り込み処理などの定型的な処理を
行うイベントが登録されており、I/Oポート12を介
してキー入力装置11から入力される入力信号に応じて
イベントが発生し、制御部41でそのイベントが処理さ
れる。
【0051】ここで、キー入力装置11からの入力信号
が表示画面と対話的に入力され、それがスクリプトの処
理を要求している場合には、制御部41は、イベント・
エントリ部41aからのスクリプトの発生を受けて、ス
クリプト・インタープリタ43を呼び出し、スクリプト
・インタープリタ43にスクリプトを処理させて、その
実行結果を受取る。
【0052】また、制御部41は、処理するデータがデ
ジタル・ビデオ・データの場合には、ビデオ処理部44
を起動し、ビデオ処理部44によってデジタル・ビデオ
・データを再生処理する。このビデオ処理部44の起動
及び停止の制御は制御部41が行い、ビデオ処理部44
のデータ領域には、制御部41のデータ領域の一部が割
当てられる。また、制御部41とビデオ処理部44のク
ロック・タイマは独立しており、それぞれの画像の再生
を個別に行うことができる。
【0053】図5は、図4で示したプレーヤ23の動画
処理を示す。ここで、動画の作成は、従来と同様にして
作成される。例えば、複数の静止画像ファイル、デジタ
ル・ビデオ・ファイル、サウンド・ファイルなどを作成
し、これらによって各々の動画毎のコンテンツを作成す
る。作成された複数のコンテンツにフレーム番号を付し
て、このフレーム番号に基づいて時間軸に沿ってテーブ
ル化して、動画制御テーブル(シナリオ・データベー
ス)を作成する。この動画制御テーブルと各画像ファイ
ルは、HTTP(Web)サーバに蓄えられている。
【0054】図5において、まず、制御部41は、動画
制御テーブルをHTTP(Web)サーバからダウンロ
ードし(501)、再生に必要な動画データの最初のフ
レーム番号をフレーム・カウンタ(図示せず)にセット
する(502)。次に、制御部41は、再生する動画デ
ータがRAM6内にあるかどうかをリソース・データ・
インタフェース42を介してフレーム番号を基にチェッ
クする(503)。もし、RAM6内にフレーム番号に
対応する動画データがない場合には、HTTP(We
b)サーバから、ネットワーク・インタフェース5を介
して対応する動画データをダウンロードし(504)、
リソース・データ・インタフェース42を介してRAM
6に書込む(505)。
【0055】次に、制御部41は、フレーム番号に応じ
た動画データを再生処理する(506)。このとき、制
御部41は、データの種類に応じて処理し、サウンド・
データであれば、サウンド制御部9にサウンド・データ
を転送してスピーカ10によって再生し、静止画やアニ
メーション・データなどであれば、VRAM7に転送
し、デジタル・ビデオ・データの場合には、ビデオ処理
部44にデジタル・ビデオ・データを処理させ、ビデオ
処理部44からVRAM7にデジタル・ビデオ・データ
を転送する。VRAM7に転送された静止画、テキス
ト、アニメーション、デジタル・ビデオなどの画像デー
タは、再生されてLCD8に表示される。尚、動画を再
生している間にキー入力装置11からキー入力が発生し
た場合、制御部41がそのイベントに対応したスクリプ
トがあるかどうかをチェックする。スクリプトがあった
場合には、スクリプト・インタープリタ43に処理させ
てその実行結果を受取り、その結果に応じた処理を実行
する。
【0056】フレーム・カウンタに設定されたフレーム
番号の動画データの再生が終了すると、フレーム終了の
イベントが発生する。このイベントがスクリプト処理を
要求している場合には(507)、スクリプト・インタ
プリタ43によってスクリプトを処理し、その結果を制
御部41に渡す(508)。制御部41は、スクリプト
処理の結果が新たなフレーム番号を指定している場合に
は(509)、そのフレーム番号をフレーム・カウンタ
に設定し直して(510)、再生処理が終了するまで動
画データの再生動作を繰り返す(506〜512)。
【0057】一方、フレーム終了のイベントがスクリプ
ト処理を要求していない場合(507)、及びスクリプ
ト処理の結果がフレーム番号を指定していない場合(5
09)には、制御部41は、フレーム・カウンタのフレ
ーム番号に1を加え(511)、再生処理が終了するま
で動画データの再生動作を繰り返す(506〜51
2)。
【0058】ここで、最後のフレーム番号の動画データ
を再生した後は、スクリプトを実行し、最初のフレーム
番号から再生を繰り返すようにしてもよく、イニシャル
・ホームページや所定の画像を表示するようにしてもよ
い。
【0059】また、対話型のスクリプト・データの場合
には、制御部41は、スクリプト・インタープリタ43
に処理させてその実行結果を受取り、その結果に応じた
処理を実行するが、この処理は、HTTP(Web)サ
ーバに対するものであってもよい。例えば、スクリプト
・インタープリタ43による実行結果が、新たな動画デ
ータの要求などの場合には、制御部41は、HTTP
(Web)サーバに対して、新たな画像データのダウン
ロード要求をするようにする。
【0060】以上述べた通り、本発明の動画の再生方法
及び装置によれば、その機能を動画の再生に特化させ、
動画の再生処理をブラウザ22の制御からプレーヤ23
の制御へ分離し、プレーヤ23は、動画処理のうち、対
話的なスクリプト処理をスクリプト・インタープリタ4
3によって処理し、デジタル・ビデオ・データをビデオ
処理部44によって処理するようにして、それぞれの動
画データの種類に応じて再生機能を分割したので、O
S、再生用アプリケーション、及び動画データを蓄えて
おくRAM8の容量は、8Mバイト程度で十分であり、
CPU1の処理速度も、33MHz程度で十分なパフォ
ーマンスを得ることができ、従来のPCに比べて、コス
トを大幅に削減することができるようになった。また、
装置全体の必要部品点数も大幅に削減できるため、装置
のサイズを小さくすることができた。
【0061】
【実施例】以上に本発明の実施の一形態を説明したが、
本発明の動画の再生方法及び装置を具体的に運用したシ
ステムの実施例としては、以下のようなものが考えられ
る。
【0062】図6は、本発明の動画の再生装置の一例を
示したものである。この再生装置60は、本体61と、
LCD62と、テンキー63と、制御ボタン64と、コ
ントローラ65を備えている。また、制御ボタン64
は、最初のページを表示するホーム・ボタン64aと、
メニューを選択する選択ボタンと64bと、選択したメ
ニューを取り消すキャンセル・ボタン64cと、選択し
たメニューを決定する決定ボタン64dとを有する。
【0063】図7は、この再生装置60を使用したシス
テムの具体的な実施例を示す。このシステムは、ネット
ワーク70と、ネットワーク70に接続されるホスト・
コンピュータ(HC)73と、ネットワーク70に接続
される店舗毎のサーバ71と、サーバ71に接続される
複数の再生装置60と、プリンタ72とを有する。
【0064】この様なシステムにおいて、例えば、ファ
ースト・フード店などにおいて、各店舗71毎にサーバ
を設置し、予め動画などのデータと動画再生用のアプリ
ケーションをホスト・コンピュータ73側で準備してお
き、各店のサーバ71は、これらのデータとプログラム
をネットワーク70を介してダウンロードしておく。各
店舗においては、客先のテーブルに本発明の動画の再生
装置60を設置し、サーバ71をカウンタ内に設けてお
く。テーブルに設置された再生装置60のLCD62の
画面中央部62aには、CMを動画で表示し、そのCM
画像を囲むようにして、各メニューをアニメーション6
2bとして表示する。このアニメーション62bは、ス
クリプトとして機能する。客は、自分の望むメニューの
アニメーション62bの表示にカーソルをコントローラ
65で移動して、選択ボタン64bで選択し、テンキー
63で個数を指定する。このとき、入力に誤りがあれば
キャンセル・ボタン64cでメニューの指定を取り消す
ことができる。選択されたメニューは、CM画像が表示
されていた領域62aに表示されるようにしてもよい。
【0065】全てのメニューの選択が済んだら、決定ボ
タン64dを押してメニュー・データをサーバ71に転
送する。このとき、テーブル番号などの識別子を付加し
て転送するようにするとよい。
【0066】サーバでは、転送されてきたメニュー・デ
ータを画面表示し、プリンタ72で伝票に印刷し、店員
がそのデータを見て商品の準備をする。
【0067】このように、基本的なデータやアプリケー
ションはホスト・コンピュータで集中管理して、商品価
格やメニューなどの変更やアプリケーションのメンテナ
ンスを一元管理することができ、また、各店舗の売り上
げデータなども一括してサーバ71から集計することが
できる。また、再生装置60を効果的に使用することに
よって、安価に広域且つ大規模なネットワークを構築す
ることができる。
【0068】また、他の実施例としては、自動車の販売
店などにおいて、再生装置60のみを各販売店に設置し
て、センタ側にはサーバ71を設置し、これらをネット
ワーク70で接続する。各店舗では、センタ側のサーバ
71から最初の画面のみをダウンロードしておき、その
画面上で各種の車をデジタル画像で表示しておく。ある
車を選択すると、その選択された車の性能表とプロモー
ション・ビデオをネットワーク70を介してサーバ71
からダウンロードし、それらを同一画面上に再生表示す
るようにすることができる。
【0069】上述の様なネットワーク・システムにおい
て、動画を表示してスクリプト機能をダイナミックに作
動させる場合には、従来では、各テーブルや各販売店毎
にPCを設置する必要があり、コストや設置スペースな
どを考慮すると、この様なシステムの構築は殆ど不可能
なことであったが、本発明の動画の再生方法、動画の再
生装置及び動画再生システムによれば、従来の様に高価
なPCを大量に設置する必要がないので、上述の様なシ
ステムを安価に構築することができる。
【0070】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明の動画の再生方
法、動画の再生装置、及び動画再生システムによれば、
装置の機能を動画の再生に特化させ、動画の再生処理を
独立分離し、この動画処理から更に、対話的なスクリプ
ト処理とビデオ処理を分離して処理するようにしたの
で、メモリの容量が小さく、CPUの処理速度が遅くて
も、動画再生において十分なパフォーマンスを得ること
ができ、従来のPCに比べて、コストを大幅に削減する
ことができるようになった。また、装置全体の必要部品
点数も大幅に削減できるため、装置のサイズを小さくす
ることができた。
【0071】更に、本発明の動画の再生方法及び装置を
使用することによって、複数の場所で同時に動画再生を
することができるネットワーク・システムを安価に構築
することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によって動画を再生するのに使用され
る端末装置の一形態を示す図である。
【図2】 図1で示した端末装置上で稼働するソフトウ
ェアの構造を示す図である。
【図3】 図1及び図2で示した端末装置とソフトウェ
アによる動画の処理を示すフローチャートである。
【図4】 プレーヤの構成を示すブロック図である。
【図5】 図4で示したプレーヤによる動画処理を示す
フローチャートである。
【図6】 本発明の動画の再生装置の一形態例を示した
図である。
【図7】 図6で示した動画の再生装置を使用したシス
テムの具体的な実施例を示す図である。
【図8】 従来のアプリケーションにおける動画の作成
及び再生処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 グラフィック・コントローラ 4 EEPR
OM 5 ネットワーク・インタフェース 6 RAM 7 VRAM 8、62 L
CD 9 サウンド制御部 10 スピーカ 11 キー入力装置 12 I/O
ポート 13 BUS 21 OS 22 ブラウザ 23 プレー
ヤ 24 再生用アプリケーション 41 制御部 41a イベント・エントリ部 42 リソース・データ・インタフェース 43 スクリプト・インタープリタ 44 ビデオ
処理部 60 再生装置 61 本体 62a 画面中央部 62b アニ
メーション 63 テンキー 64 制御ボ
タン 64a ホーム・ボタン 64b 選択
ボタン 64c キャンセル・ボタン 64d 決定
ボタン 65 コントローラ 70 ネット
ワーク 71 サーバ 72 プリン
タ 73 ホスト・コンピュータ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバからデータを読込んで前記データ
    から動画を再生する動画の再生方法において、 前記データは、画像データと画像制御データを含み、 前記サーバから前記データを読込む段階と、 前記読込んだデータを記憶する段階と、 前記記憶したデータの前記画像制御データに基づいて前
    記画像データを処理して動画を再生する段階と、 前記再生された動画に関連してイベントを入力する段階
    と、 前記入力されたイベントに応じてスクリプトを発生する
    段階と、 前記発生したスクリプトを処理する段階と、 前記スクリプトの処理の結果に応じて動画の再生を制御
    する段階と、 を有することを特徴とする動画の再生方法。
  2. 【請求項2】 前記サーバからデータを読込む段階は、
    前記サーバから前記画像制御データを読込む段階と、前
    記画像制御データに基づいて、再生する前記画像データ
    を決定する段階と、前記再生する画像データが記憶され
    ていない場合に前記サーバから前記再生する画像データ
    を読込む段階と、を含むことを特徴とする請求項1記載
    の動画の再生方法。
  3. 【請求項3】 前記画像データは、静止画・データ、サ
    ウンド・データ、デジタル・ビデオ・データ、スクリプ
    ト・データ、及びテキスト・データのうち、少なくとも
    いずれか1つを含むことを特徴とする請求項1または2
    記載の動画の再生方法。
  4. 【請求項4】 前記動画を再生する段階は、前記デジタ
    ル・ビデオ・データを処理する段階と、前記デジタル・
    ビデオ・データ以外の画像データを処理する段階と、を
    含むことを特徴とする請求項3記載の動画の再生方法。
  5. 【請求項5】 前記再生された動画は、スクリプトを含
    み、 前記イベントを入力する段階は、前記スクリプトを示す
    動画に関連してイベントを入力することを特徴とする請
    求項1乃至4記載の動画の再生方法。
  6. 【請求項6】 サーバからデータを読込んで前記データ
    から動画を再生する動画の再生装置において、 前記データは、画像データと画像制御データを含み、 前記サーバに接続するインタフェースと、 前記インタフェースを介してデータを読込む手段と、 前記読込んだデータを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から前記データを読み出し、前記データの
    前記画像制御データに基づいて前記画像データを処理し
    て動画を再生する制御部と、 前記再生された動画に関連してイベントを入力する入力
    手段と、 前記入力手段から入力された前記イベントに応じてスク
    リプトを処理するスクリプト処理手段と、を備え、 前記制御部は、前記入力手段から入力された前記イベン
    トを受取る手段と、前記受取ったイベントに応じたスク
    リプトを発生して前記スクリプト処理手段に処理させる
    手段と、前記スクリプト処理手段から処理結果を受け取
    る手段と、前記受取った処理結果に基づいて前記記憶手
    段に記憶されている前記データを処理する手段と、を含
    むことを特徴とする動画の再生装置。
  7. 【請求項7】 前記制御部は、前記画像制御データに基
    づいて、再生する前記画像データを決定する手段と、前
    記記憶手段内に前記再生する画像データがない場合に、
    前記サーバから前記再生する画像データを読込むように
    前記データを読込む手段を制御する手段と、を含むこと
    を特徴とする請求項6記載の動画の再生装置。
  8. 【請求項8】 前記画像データは、静止画データ、サウ
    ンド・データ、デジタル・ビデオ・データ、スクリプト
    ・データ、及びテキスト・データのうち、少なくともい
    ずれか1つを含むことを特徴とする請求項6または7記
    載の動画の再生装置。
  9. 【請求項9】 更に、前記デジタル・ビデオ・データを
    処理するデジタル・ビデオ処理手段を含み、 前記制御部は、処理すべき前記画像データが前記デジタ
    ル・ビデオ・データの場合には、前記デジタル・ビデオ
    ・データを前記デジタル・ビデオ処理手段に処理させる
    手段を含むことを特徴とする請求項8記載の動画の再生
    装置。
  10. 【請求項10】 前記再生された動画は、スクリプトを
    含み、 前記イベントを入力する手段は、前記スクリプトを示す
    動画に関連してイベントを入力することを特徴とする請
    求項6乃至9記載の動画の再生装置。
  11. 【請求項11】 ネットワークに接続されたサーバと、
    前記サーバに接続された複数の動画再生装置とを有する
    動画再生システムにおいて、 前記複数の動画再生装置の各々は、 前記サーバに接続するためのインタフェースと、 前記インタフェースを介して前記サーバから画像データ
    と画像制御データを読込む手段と、 前記読込んだ画像データと画像制御データを記憶する記
    憶手段と、 前記記憶手段から前記画像制御データと前記画像データ
    を読み出し、前記画像制御データに基づいて前記画像デ
    ータを処理して動画を再生する制御部と、 前記再生された動画に関連してイベントを入力する入力
    手段と、 前記入力手段から入力された前記イベントに応じてスク
    リプトを処理するスクリプト処理手段と、を備え、 前記制御部は、前記入力手段から入力された前記イベン
    トを受取る手段と、前記受取ったイベントに応じたスク
    リプトを発生して前記スクリプト処理手段に処理させる
    手段と、前記スクリプト処理手段から処理結果を受け取
    る手段と、前記受取った処理結果に基づいて前記記憶手
    段に記憶されている前記データを処理する手段と、を含
    むことを特徴とする動画再生システム。
  12. 【請求項12】 前記制御部は、前記画像制御データに
    基づいて、再生する前記画像データを決定する手段と、
    前記記憶手段内に前記再生する画像データがない場合
    に、前記サーバから前記再生する画像データを読込むよ
    うに前記データを読込む手段を制御する手段と、を含む
    ことを特徴とする請求項11記載の動画再生システム。
  13. 【請求項13】 前記画像データは、静止画データ、サ
    ウンド・データ、デジタル・ビデオ・データ、スクリプ
    ト・データ、及びテキスト・データのうち、少なくとも
    いずれか1つを含むことを特徴とする請求項11または
    12記載の動画再生システム。
  14. 【請求項14】 更に、前記デジタル・ビデオ・データ
    を処理するデジタル・ビデオ処理手段を含み、 前記制御部は、処理すべき前記画像データが前記デジタ
    ル・ビデオ・データの場合には、前記デジタル・ビデオ
    ・データを前記デジタル・ビデオ処理手段に処理させる
    手段を含むことを特徴とする請求項13記載の動画再生
    システム。
  15. 【請求項15】 前記再生された動画は、スクリプトを
    含み、 前記イベントを入力する手段は、前記スクリプトを示す
    動画に関連してイベントを入力することを特徴とする請
    求項11乃至14記載の動画再生システム。
  16. 【請求項16】 前記複数の動画再生装置のうちの幾つ
    かは、前記サーバと前記ネットワークを介して接続され
    ることを特徴とする請求項11乃至15記載の動画再生
    システム。
JP10137007A 1998-05-19 1998-05-19 動画の再生方法、動画の再生装置、及び動画再生システム Withdrawn JPH11331811A (ja)

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