JPH11331744A - 電子カメラ - Google Patents
電子カメラInfo
- Publication number
- JPH11331744A JPH11331744A JP10130636A JP13063698A JPH11331744A JP H11331744 A JPH11331744 A JP H11331744A JP 10130636 A JP10130636 A JP 10130636A JP 13063698 A JP13063698 A JP 13063698A JP H11331744 A JPH11331744 A JP H11331744A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processing
- interrupted
- image
- release
- image data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
画像処理中であっても次の撮影を可能にする電子カメラ
を提供すること。 【解決手段】 最初のレリーズ操作を行うことによって
撮像した画像データの画像処理(WB補正,Y/C生
成、圧縮,カードライト)の最中に、次のレリーズ操作
を行うと、前記の画像処理を中断して、その中断状態を
バッファメモリ13aに記憶し、新たに撮影された撮像
データをDRAM13に格納した後、バッファメモリ1
3aに記憶した中断状態が、WB補正処理動作の最中で
あったか、或いは、Y/C生成、圧縮,及びカードライ
トのような処理動作の最中であったか、を判断し、中断
した時の状態が、WB補正処理動作中であった場合に
は、中断した箇所から動作を再開し、Y/C生成、圧
縮,及びカードライトの処理動作中であった場合には、
その処理の最初(Y/C生成の最初)に戻って動作をや
り直すようにする。
Description
うのに適した電子カメラに関する。
は、レリーズ操作を行うことによって撮影開始命令が指
示されると、通常はCCD等の撮像素子により、被写体
の像を撮像信号に変換し、この撮像信号をA/D変換し
てディジタル化した画像データを生成し、該画像データ
を一旦DRAMで構成される第1のメモリに格納する。
その後、第1のメモリに対して読み出し及び書き込みを
行いながら、ホワイトバランス調整(以降、WB補正と
いう)、輝度信号Y及び色差信号Cの生成(以降、Y/
C生成という)、JPEG等の静止画像圧縮(以降、単
に圧縮という)、第2のメモリであるICカード等のメ
モリカードに記録(以降、カードライトという)、を順
次に或いは同時並行的に行っていく。
業では、最初のシーンを撮影した後、次のシーンを撮影
するときには、上記の最初の一連の画像処理(WB補
正,Y/C生成,圧縮,カードライト)が終わらない
と、次の撮影を行うことができなかった。つまり、最初
に撮影した画像を処理している間、次のレリーズ操作を
行ってもレリーズを受け付けなかった。
は、連続的に撮影(連写或いは速写という)するときに
は、フレーム間処理によりデータ量を削減し、連写速度
を上げることが提案されている。この提案では、1コマ
目と2コマ目の画像が類似していれば、類似している部
分は共通に使用し所定の処理を施してデータ量を減らす
ことにより、メモリカードに書き込むデータ量を削減し
ようとするものである。
開平2−105786号公報のものは、コマごとに構図
が異なる被写体を撮影する場合は、フレーム間処理で削
減できるデータ量が小さくなり、しかもフレーム間処理
回路が必要なため回路構成が複雑化しコストアップとな
る問題があった。
れたものであり、複雑な回路構成を要することなく、撮
影画の画像処理中であっても次の撮影を可能にする電子
カメラを提供することを目的とするものである。
は、請求項1に記載したように、撮影開始命令に応答
し、被写体を撮像して画像データを出力する撮像手段
と、画像データを記憶する第1のメモリと、画像データ
を符号化する画像データ符号化手段と、符号化された画
像データを記録する第2のメモリと、上記画像データ符
号化手段の動作中もしくは第2のメモリへの記録動作中
に新たに撮影開始命令が入力された場合には上記動作を
中断し、中断したときの中断状態を記憶する状態記憶手
段と、状態記憶手段に記憶した中断状態に基づいて、中
断した動作を続行するか、中断した処理の最初に戻って
動作をやり直すかを判断する判断手段と、を具備したこ
とを特徴とする。
うことによって撮像した画像データの画像処理(WB補
正,Y/C生成、圧縮,カードライト)の最中に、次の
レリーズ操作を行うと、前記の画像処理を中断して、そ
の中断状態を状態記憶手段に記憶し、新たに撮影された
撮像データを第1のメモリ内に格納した後、前記状態記
憶手段に記憶した中断状態に基づいて、中断して続行で
きる処理であるか否かを判断する。具体的には、前記状
態記憶手段に記憶した中断状態が、例えばWB補正のよ
うな単一処理動作の最中であったか、或いは、例えばY
/C生成、圧縮,及びカードライトのように各処理を同
時並行的(マルチタスク的)に行う同時処理動作の最中
であったか、を判断し、中断した時の状態が、WB補正
の単一処理動作中であった場合には、中断した箇所から
動作を再開し、Y/C生成、圧縮,及びカードライトの
同時処理動作中であった場合には、中断して続行するこ
とが困難な処理動作であるので、その同時処理の最初
(Y/C生成の最初)に戻って動作をやり直すようにす
る。このように中断した状態が、マルチタスク処理のよ
うな動作中であれば、中断点のほかに中断データを記憶
する処理は複雑なものとなるので、中断データの記憶を
行わずに、その処理動作の最初から動作をやり直すよう
にする。
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の電子
カメラの構成を示すブロック図である。
A/D変換器12と、第1のメモリを構成するDRAM
13と、DRAM13内に設けられたバッファメモリ1
3aと、WB調整回路14と、Y/C生成回路15と、
圧縮回路16と、メモリカード18とのインターフェー
スを行うカードI/F17と、第2のメモリを構成する
メモリカード18と、状態検出回路19と、コントロー
ル回路20と、パワースイッチ21と、レリーズスイッ
チ22と、制御信号ライン23と、バスライン24と、
検出信号ライン25と、で構成されている。
出力し、A/D変換器12はCCD11の出力信号をA
/D変換して画像データ(ディジタル信号)とする。C
CD11とA/D変換器12は、レリーズ操作(撮影開
始命令)に応答して、被写体を撮像して画像データを出
力する撮像手段を構成している。
1のメモリを構成している。
バランス補正(WB補正)を行い、Y/C生成回路15
は記録画像である輝度信号(Y)と色差信号(C)を生
成するものである。圧縮回路16は、JPEGなどの静
止画像圧縮を行い、画像圧縮データを生成するものであ
る。WB調整回路14とY/C生成回路15と圧縮回路
16とは、画像データを符号化する画像データ符号化手
段を構成している。
段で符号化された画像データを記録する第2のメモリを
構成しており、例えば電子カメラ本体に着脱自在に設け
られた外部メモリで構成されている。カードI/F17
は、メモリカード18を接続して該カード18への画像
データの書き込み・読み出しを行うためのものである。
A/D変換,WB調整回路14のWB補正,Y/C生成
回路15のY/C生成,圧縮回路16の圧縮,カードI
/Fの書き込み・読み出し、の各処理動作が行われてい
るか否かを検出するものである。
リ13aは、状態記憶手段を構成しており、画像データ
符号化手段の動作中もしくは第2のメモリへの記録動作
中に新たにレリーズ操作(撮影開始命令)が入力された
場合に、前記の動作を中断し、中断したときの中断状態
(中断点及び中断データ)を記録するものである。
れ、A/D変換器12,WB調整回路14,Y/C生成
回路15,圧縮回路16,及びカードI/F17をプロ
グラムデータに基づいて制御するものである。
20に接続して電子カメラへの電源供給をオン,オフす
るものである。レリーズスイッチ22は、コントロール
回路20に接続して撮像の開始・停止の操作(レリーズ
操作という)を行うものである。
20からの制御信号を、A/D変換器12,WB調整回
路14,Y/C生成回路15,圧縮回路16,及びカー
ドI/F17に供給する。バスライン24は、DRAM
13と、A/D変換器12,WB調整回路14,Y/C
生成回路15,圧縮回路16,及びカードI/F17の
各回路との間で、画像データのやり取りをするためのラ
インである。
0の制御動作に基づき、一回目の撮影開始命令(レリー
ズ)に応答して撮影した画像データの画像処理中に、二
回目の新たな撮影開始命令(レリーズ)がなされたと
き、上記画像処理を中断し、状態記憶手段であるバッフ
ァメモリ13aに画像処理中のデータの中断状態を記憶
(中断点及びその画像処理中のデータを記憶)した後、
二回目の撮影を行い新たに撮影した画像データを第1の
メモリであるDRAM13の2コマ目のデータ領域に記
憶し、その後、状態記憶手段であるバッファメモリ13
aに記憶してある中断状態に基づいて、中断した処理動
作を続行するか、中断した処理の最初に戻って動作をや
り直すかを判断する。判断の結果、中断した処理が中断
可能な場合は、中断する直前の画像データに続けて処理
動作を続行し、中断した処理が中断不可能な場合は、中
断した処理の最初に戻って処理動作をやり直すことがで
きる。
な動作から順に説明する。まず、図1の電子カメラにお
いて、レリーズ操作を一度行ったとき、撮影した画像デ
ータがメモリカード18に記録されるまでのデータの流
れを、図2を参照して説明する。
トロール回路20を通して撮影開始命令が与えられる
と、CCD11は撮影開始命令に応答し、被写体を撮像
して画像信号を出力する(ステップS1 )。CCD11
より出力された画像信号はA/D変換器12でディジタ
ル化された後、第1のメモリであるDRAM13に一旦
記憶される(ステップS2 )。その後、DRAM13か
ら読み出してWB調整回路14にてWB補正を行い(ス
テップS3 )、再びDRAM13に書き込む(ステップ
S4 )。そして、WB補正された画像データをDRAM
13から再び読み出し、Y/C生成回路15,圧縮回路
16,およびカードI/F17の各回路でY/C生成、
圧縮、およびメモリカード18へのカードライトの処理
を行う(ステップS5 )。なお、画像処理の上記データ
の流れにおいて、ステップS3 のWB補正は単一の処理
動作であるが、ステップS5 のY/C生成、圧縮,及び
カードライトの各処理は同時並行的(マルチタスク的)
に行う同時処理動作であって、コントロール回路20
が、Y/C生成、圧縮,及びカードライトの各処理を同
時並行的に時分割にて交互に行うように制御するように
なっている。
た後は、CCD11で撮影した画像データを、DRAM
13に対して書き込み,読み出しを行いながら、WB補
正の処理動作や、Y/C生成,圧縮,およびカードライ
トの処理動作を、自動的に行うことになる。
ーケンスについて図3(a) 〜(c) を参照して説明する。
図3(a) は従来と同じ動作、図3(b) ,(c) は本発明の
実施の形態の動作例を示している。
示している。最初のレリーズ操作によって撮影を開始し
てから、メモリカード18への画像データの書き込みを
完了するまでの時間は、例えば10秒かかっている。従
って、従来は、二回目のレリーズ操作は一回目のレリー
ズ操作から10秒以上経過した後に行わなければならな
かった。ここで、○で囲んだ数字1,2(以下、丸数字
1,2)は、レリーズスイッチ22が通常2段スイッチ
で構成されていることに対応している。丸数字1は、レ
リーズスイッチ22を軽く押した状態であり、これが第
1レリーズである。この第1レリーズによってオートフ
ォーカス(AFと記す)が行われるようになっている。
第1レリーズから0.5秒の後の丸数字2は、レリーズ
スイッチ22をさらに深く押した状態であり、これが第
2レリーズである。以降、丸数字1はレリーズ操作にお
ける第1レリーズ(AF開始)を示し、丸数字2はレリ
ーズ操作における第2レリーズ(撮影開始)を示してい
る。
第2レリーズによって撮影を開始する。そして、撮影し
た画像が、電子カメラ本体の例えば背面側に設けてある
液晶モニターに一時表示される。この表示処理をレック
ビューと呼んでいる。第2レリーズからレックビュー画
面生成までにかかる時間は、0.5秒である。レックビ
ュー画面生成の後に、電子カメラ本体内では、DRAM
13から画像データを読み出してWB補正の処理を行
い、その補正したデータを再びDRAM13に書き込
む。このWB補正に要する時間は、3秒である。WB補
正の後、再びDRAM13から画像データを読み出し
て、Y/C生成、圧縮、およびカードライトの同時並行
処理を行う。Y/C生成、圧縮、およびカードライトに
要する時間は、6.5秒である。
よる撮影開始からメモリカード18へのカードライト終
了までに10秒かかるため、二回目のレリーズ操作を行
うには、10秒以上の撮影間隔をあけなければならなか
った。
の形態を示すものであり、図3(a)における一回目のレ
リーズ操作による動作シーケンスのうちのWB補正の処
理が行われている期間(これは、1コマ目のレックビュ
ー画面生成終了後から1コマ目のWB補正終了までの期
間であり、一回目のレリーズ操作終了後から測定して
0.5〜3.5秒に相当する期間である)に、二回目の
レリーズ操作を行った場合の、動作を示している。な
お、本実施の形態では、撮影した画像を表示するレック
ビュー画面生成期間には次のレリーズを受け付けないよ
うになっている。
って撮影が開始され、そして撮影した画像が液晶モニタ
ーに表示する為の処理(レックビュー−1)がなされた
後、WB補正(WB補正−1)がなされている期間のあ
る時点に(例えば、一回目のレリーズ操作による撮影開
始から2.5秒後に)、二回目のレリーズ操作の第1レ
リーズが行われている。このとき、コントロール回路2
0はこの二回目の第1レリーズを受け付け、前記の1コ
マ目のWB補正処理を一旦中断し中断状態(中断点及び
中断データ)をDRAMのバッファメモリ13aに記憶
するとともに、2コマ目のAFを行い、その後二回目の
第2レリーズによって二回目の撮影を開始する。2コマ
目の撮影完了後、前記の中断した1コマ目の中断データ
(処理途中のデータ)をWB調整回路14に復帰して1
コマ目の画像処理を再び開始する。つまり、途中で中断
した状態にある1コマ目のWB補正(WB補正−1残
り)を行い、さらに続けて1コマ目のY/C生成,圧
縮,およびカードライトの処理を行う。1コマ目の画像
処理がすべて終了すると、2コマ目の撮影画像のレック
ビュー(レックビュー−2)を実行し、さらに2コマ目
のWB補正処理を行い、さらに続けて2コマ目のY/C
生成,圧縮,およびカードライトの処理を行い、画像処
理作業をすべて完了する。
示すものであり、図3(a) における一回目のレリーズ操
作による動作シーケンスのうちのY/C生成,圧縮,お
よびカードライトが行われている期間(これは、1コマ
目のレックビュー画面生成終了後から1コマ目のY/C
生成,圧縮,およびカードライトの終了までの期間であ
り、一回目のレリーズ操作終了後から測定して3.5〜
10秒に相当する期間である)に、二回目のレリーズ操
作を行った場合の、動作を示している。
処理動作であって、図3(b) の如くWB補正処理中にレ
リーズ割り込みが入って処理を一旦中断し中断データ
(処理途中のデータ)をDRAM13のバッファメモリ
13aに退避し再び中断箇所に続けてWB補正処理を行
うこと(復帰)は比較的容易である。しかしながら、Y
/C生成、圧縮,及びカードライトの各処理は同時並行
的(マルチタスク的)に行う同時処理動作であって、こ
れらの処理動作中にレリーズ割り込みが入って処理を一
旦中断し中断データをDRAM13のバッファメモリ1
3aに退避し復帰する動作は、複雑な動作となりプログ
ラム処理が困難である。そこで、その複雑な処理を避け
るために、図3(c) では、Y/C生成、圧縮,及びカー
ドライトの処理中にレリーズ割り込みが入った場合に
は、一旦これらの処理を中断し、その中断状態(経過状
態)及び中断データはDRAM13のバッファメモリ1
3aに記憶した後、レリーズを受け付け、二回目のAF
及び撮影を行った後に、処理途中の中断データはバッフ
ァメモリ13a及びメモリカード18から消去し、その
後に1コマ目のY/C生成、圧縮,及びカードライトの
処理を最初(Y/C生成の最初)からやり直すようにす
る。つまり、中断データをバッファメモリ13aからY
/C生成回路15,圧縮回路16,およびカードI/F
17に同時並行的に復帰して処理する複雑な処理が必要
ない。さらに言えば、Y/C生成、圧縮,及びカードラ
イトの処理を最初からやり直す方が、プログラム処理と
しては簡単になる。
って撮影が開始され、そして撮影した画像が液晶モニタ
ーに表示する為の処理(レックビュー−1)がなされた
後、WB補正処理がなされ、さらに続けてY/C生成,
圧縮,およびカードライトの処理が行われる期間のある
時点に(例えば、一回目のレリーズ操作による撮影開始
から9秒後に)、二回目のレリーズ操作の第1レリーズ
が行われている。この場合、コントロール回路20は二
回目の第1レリーズを受け付け、前記の1コマ目のY/
C生成,圧縮,およびカードライトの画像処理を一旦中
断し中断状態(中断点及び中断データ)をDRAMのバ
ッファメモリ13aに記憶するとともに、2コマ目のA
Fを行い、その後二回目の第2レリーズによって二回目
の撮影を開始する。2コマ目の撮影完了後、処理途中の
中断データをバッファメモリ13aから消去すると同時
に中断することによって途中までメモリカード18に書
き込まれたデータ(このカードライト中断データは、Y
/C生成,圧縮,およびカードライトの各処理が同時並
行的に行われるために、中断時にメモリカード18に記
録されている)を消去し、再び1コマ目のY/C生成,
圧縮,およびカードライトの処理を最初(Y/C生成の
最初)からやり直す。1コマ目の画像処理がすべて終了
すると、2コマ目の撮影画像のレックビュー画面生成
(レックビュー−2)を行い、さらに2コマ目のWB補
正処理を行い、さらに続けて2コマ目のY/C生成,圧
縮,およびカードライトの処理を行い、画像処理作業を
すべて完了する。
目のレリーズ(撮影開始命令)がなされると、1コマ目
の画像処理を中断して2コマ目のレリーズ(撮影開始命
令)を受け付けて撮影を行い、2コマ目の新たに撮影し
た画像データをDRAMに記憶した後、前記の中断した
1コマ目の画像処理に続けて続行するか或いは中断した
処理を最初からやり直すことによって再開し、さらに続
けて2コマ目の画像処理を行うことができる。ユーザー
にとっては、一回目の画像処理中に二回目のレリーズが
すぐに受け付けられるので、速写あるいは連写する場合
に、待ち時間がなくなり非常に有用である。
ケンスを実行するに必要な図1の回路動作を、図4およ
び図5のフローチャートを参照して説明する。
スイッチ21がオンされているか否かを判断し(ステッ
プS11)、パワースイッチオンならばレリーズスイッチ
22がオンか否かを判断する(ステップS12)。レリー
ズスイッチオンならば、自動露出調整(AE),自動合
焦点調整(AF)を行い(ステップS13,S14)、レリ
ーズ割込みを禁止状態とする(ステップS15)。このレ
リーズ割込み禁止の状態で、画像の撮影及びその画像デ
ータのDRAM13への書込みを行い(ステップS1
6)、さらに液晶モニターに撮影画像を画面表示する為
の処理(レックビュー)を行う(ステップS17)。そし
て、このレックビュー後にレリーズ割込みを許可状態と
して(ステップS18)、次に画像処理段階に入る。な
お、レリーズ割込み許可後に、レリーズ割込みが入った
場合は、後述の図5に示す処理に移行する。
画像データを読み出し、ホワイトバランス処理、Y/C
生成、圧縮、およびカードライトの各処理を行う(ステ
ップS19〜S23)。そして次に、未処理の撮影データが
あるか否かを判断し(ステップS24)、未処理データが
あれば、前述のステップS19に戻ってS19〜S23の画像
処理ステップを繰り返す。ステップS24で、未処理デー
タがなければ、レリーズ割込みを禁止状態とし(ステッ
プS25)、レリーズスイッチ22がオンしたままか否か
を判断し(ステップS26)、レリーズスイッチ22がオ
フしていれば、先のパワースイッチのオンを判定するス
テップS11に戻る。
割込み許可の後において、ステップS19〜S23の画像処
理期間に二回目のレリーズ操作によるレリーズ割込みが
入った場合の動作を、図5を参照して説明する。
に二回目のレリーズ操作がなされると、図5の割込み処
理ルーチンに移行する。まず、一回目の画像データにつ
いての画像処理作業を中断して、その中断点(ステップ
S19〜S23のいずれか)を状態検出回路19の検出結果
に基づいてDRAM13のバッファ領域13aに記憶す
るとともに中断データをDRAM13のバッファ領域1
3aに退避(記憶)させる(ステップS31〜S33)。そ
の後にはじめて二回目のレリーズ操作に基づくAE、A
F、新たな2コマ目の画像の撮影、及び該撮影データの
DRAM13への書込み、さらにはイメージ画面表示
(レックビュー)を順次行う(ステップS34〜S37)。
そして、先の中断点及び中断データをDRAM13のバ
ッファ領域13aから読み出し(ステップS38)、一回
目の画像処理作業における前記中断点を判断する(ステ
ップS39)。中断点がWB補正処理であった場合は、中
断データをWB調整回路14に戻して(図4のステップ
S20)作業を続行する。また、中断点がY/C生成、圧
縮、およびカードライトの処理であった場合は、処理中
の中断データを消去して(同時に、カードライト処理に
よってメモリカード18に書き込まれた記録途中のデー
タも消去する)、Y/C生成、圧縮、およびカードライ
トの処理を最初からやり直す(図4のステップS21の一
回目のY/C生成、圧縮、およびカードライトの各処理
に戻ってやり直す)。
からの画像データを、画像データ符号化手段にて符号化
して、第2のメモリに記録する構成となっているが、本
発明はこのような構成に限定されず、撮像手段からの画
像データを符号化することなくそのまま第2のメモリに
記録する構成としてもよい。このように構成した場合に
は、コントロール回路20の制御によって、一回目の撮
影開始命令に応答して撮影した画像データをメモリカー
ド18へ記録中に、二回目の新たな撮影開始命令がなさ
れたとき、状態記憶手段であるバッファメモリ13aに
画像処理中のデータの中断点及びその画像処理中のデー
タを記憶した後、二回目の撮影を行いその新たに撮影し
た画像データを第1のメモリであるDRAM13の2コ
マ目のデータ領域に記憶し、その後、前記のバッファメ
モリ13aに記憶された中断する直前の動作状態(中断
点及び中断データ)に基づいて前記の中断した画像記録
動作を続行(再開)するように動作することになる。
な回路構成を要することなく、撮影画の画像処理中であ
っても次の撮影を可能にする電子カメラを実現すること
ができる。
うことによって撮像した画像データの符号化処理(ホワ
イトバランス,Y/C生成、圧縮などの処理)中や、第
2のメモリ(メモリカード)への書き込み処理中でも、
次の撮影開始命令を行うと、前記の各処理を中断して、
次の撮影開始命令を受け付け、中断した箇所とそれまで
の中断データを状態記憶手段に退避し、二回目の撮像デ
ータを第1のメモリへ記憶した後、前記の中断した状態
によって、中断点からの画像処理(例えばWB補正処
理)を続行(再開)する場合と、中断した処理の最初に
戻って再開する場合と、2つの制御を行うことができ
る。中断した処理の最初に戻って再開する場合は、中断
点から処理を続行することがプログラム的に困難な処理
を実行している場合に有用である。これによって、一回
目の撮影から二回目の撮影を行うまでの待ち時間を削減
して、連続的な撮影(速写)を可能とするものである。
すブロック図。
れを示す図。
する図。
に必要な回路動作を説明するフローチャート。
に必要な回路動作を説明するフローチャート。
Claims (1)
- 【請求項1】 撮影開始命令に応答し、被写体を撮像し
て画像データを出力する撮像手段と、 画像データを記憶する第1のメモリと、 画像データを符号化する画像データ符号化手段と、 符号化された画像データを記録する第2のメモリと、 上記画像データ符号化手段の動作中もしくは第2のメモ
リへの記録動作中に新たに撮影開始命令が入力された場
合には上記動作を中断し、中断したときの中断状態を記
憶する状態記憶手段と、 状態記憶手段に記憶した中断状態に基づいて、中断した
動作を続行するか、中断した処理の最初に戻って動作を
やり直すかを判断する判断手段と、を具備したことを特
徴とする電子カメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13063698A JP4047448B2 (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 電子カメラ及び画像データ処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13063698A JP4047448B2 (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 電子カメラ及び画像データ処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11331744A true JPH11331744A (ja) | 1999-11-30 |
JP4047448B2 JP4047448B2 (ja) | 2008-02-13 |
Family
ID=15039001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13063698A Expired - Fee Related JP4047448B2 (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 電子カメラ及び画像データ処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4047448B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004159183A (ja) * | 2002-11-07 | 2004-06-03 | Canon Inc | 撮像装置 |
WO2004082271A1 (ja) * | 2003-03-11 | 2004-09-23 | Sanyo Electric Co., Ltd. | ディジタルカメラ |
US6963374B2 (en) | 2000-02-22 | 2005-11-08 | Minolta Co., Ltd. | Method for live view display and digital camera using same |
JP2007251954A (ja) * | 2007-03-23 | 2007-09-27 | Canon Inc | 撮像装置及び撮像方法 |
JP2014150313A (ja) * | 2013-01-31 | 2014-08-21 | Xacti Corp | 撮像装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102457676A (zh) * | 2010-10-29 | 2012-05-16 | 华晶科技股份有限公司 | 影像处理方法 |
-
1998
- 1998-05-13 JP JP13063698A patent/JP4047448B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6963374B2 (en) | 2000-02-22 | 2005-11-08 | Minolta Co., Ltd. | Method for live view display and digital camera using same |
JP2004159183A (ja) * | 2002-11-07 | 2004-06-03 | Canon Inc | 撮像装置 |
US7671896B2 (en) | 2002-11-07 | 2010-03-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Image sensing apparatus |
WO2004082271A1 (ja) * | 2003-03-11 | 2004-09-23 | Sanyo Electric Co., Ltd. | ディジタルカメラ |
US7382978B2 (en) | 2003-03-11 | 2008-06-03 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Digital camera |
JP2007251954A (ja) * | 2007-03-23 | 2007-09-27 | Canon Inc | 撮像装置及び撮像方法 |
JP4590421B2 (ja) * | 2007-03-23 | 2010-12-01 | キヤノン株式会社 | 撮像装置及び撮像方法 |
JP2014150313A (ja) * | 2013-01-31 | 2014-08-21 | Xacti Corp | 撮像装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4047448B2 (ja) | 2008-02-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7821543B2 (en) | Electronic camera having continuous shooting function | |
JP2003189165A (ja) | デジタルカメラ | |
TW200808044A (en) | Imaging apparatus and computer readable recording medium | |
JP2001111934A (ja) | 電子カメラ装置 | |
JP2000232607A (ja) | 電子スチルカメラ | |
JP2002152582A (ja) | 電子カメラ、および画像表示用記録媒体 | |
JP4306482B2 (ja) | 赤目画像補正装置、電子カメラおよび赤目画像補正プログラム | |
JP4309524B2 (ja) | 電子カメラ装置 | |
JP3854833B2 (ja) | 撮像装置およびその信号処理方法およびプログラム及び記憶媒体 | |
JP2008301013A (ja) | 撮影装置および方法並びにプログラム | |
JP4468598B2 (ja) | 画像処理装置及び画像処理プログラムを記録した記録媒体 | |
JP4047448B2 (ja) | 電子カメラ及び画像データ処理方法 | |
JP4059704B2 (ja) | ビデオカメラ | |
US7433099B2 (en) | Image sensing apparatus, image sensing method, program, and storage medium | |
JP2003264729A (ja) | 電子カメラ | |
US7339615B2 (en) | Method and apparatus for capturing images and for recording data that includes image data and audio data separately prepared from the image data | |
JP2005333542A (ja) | 電子カメラおよび画像処理システム | |
JP5433459B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP4026104B2 (ja) | 電子カメラ及び画像記録方法 | |
JP4276763B2 (ja) | 電子カメラ装置 | |
JP2001128036A (ja) | 電子カメラ装置 | |
JP2005033454A (ja) | 撮影装置 | |
JPH11331759A (ja) | 電子カメラ | |
JP5810304B2 (ja) | 撮像装置及び撮像装置における情報表示方法 | |
JP4196696B2 (ja) | 電子カメラ、及び電子カメラの起動方法、プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070313 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070514 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070731 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070919 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20071012 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071120 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071122 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101130 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101130 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111130 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111130 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121130 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131130 Year of fee payment: 6 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |