JPH11331546A - スキャナシステムならびにスキャナシステムのスキャナドライバおよびスキャナシステムの制御方法 - Google Patents

スキャナシステムならびにスキャナシステムのスキャナドライバおよびスキャナシステムの制御方法

Info

Publication number
JPH11331546A
JPH11331546A JP10130087A JP13008798A JPH11331546A JP H11331546 A JPH11331546 A JP H11331546A JP 10130087 A JP10130087 A JP 10130087A JP 13008798 A JP13008798 A JP 13008798A JP H11331546 A JPH11331546 A JP H11331546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
image
scanner
original
setting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10130087A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kishida
晃 岸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10130087A priority Critical patent/JPH11331546A/ja
Publication of JPH11331546A publication Critical patent/JPH11331546A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Input (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿給送部への原稿セット方向に影響され
ず、原稿から正しい原稿方向のイメージを取得すること
ができ、原稿給送部への原稿セット方向が分からないユ
ーザでも、簡単な設定を行うだけで、容易に正しいスキ
ャナ入力を行えること。 【解決手段】 スキャン部・フィーダ部208の給送方
向に対する原稿方向を設定し、該設定される原稿方向に
基づいて、CPU104がスキャナ装置200により入
力されたイメージ情報に対して回転画像処理する構成を
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿を給送する原
稿給送部を有し、前記原稿給送部により給送される原稿
のイメージ情報を入力するスキャナ装置と、前記スキャ
ナ装置により入力されるイメージ情報を処理することが
可能な情報処理装置とを有するスキャナシステムならび
にスキャナシステムのスキャナドライバおよびスキャナ
システムの制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スキャナを用いた文書管理システ
ムなどでは、スキャナで複数ページをスキャンし専用の
アプリケーションでOCR等を通して、文字データとし
て、データベースなどに保存する方法が彩られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のスキャ
ナ装置およびOCRシステムを用いたドキュメント管理
方法では、以下の第1,第2の課題が残っている。
【0004】第1に、従来のスキャナシステムの、複数
のドキュメント(原稿)をセットするためのフィーダ装
置において、原稿をセットする方法(フィーダへの原稿
のセット方向等)は経験的に理解しない限りわかりづら
く、不慣れなユーザでは、しばしば間違った方向に原稿
をセットしてしまい、ユーザの意図しない誤った画像方
向で原稿がイメージ入力されてしまい、OCRなどのア
プリケーションプログラムが取り扱うことができなくな
ってしまうという問題点があった。
【0005】このような場合、ユーザがアプリケーショ
ン上で、イメージの回転処理を施した後にOCRに転送
するという煩雑な作業を行うか、フィーダにセットした
原稿のスキャン処理を一旦止めてキャンセルし、再度正
しい方向で入力(スキャン)をやり直すという煩雑で時
間のかかる作業を行っていた。
【0006】また、両面に印刷された原稿のスキャナ入
力を行う場合、原稿の印刷内容が表裏ページの綴じ方向
に左右され、場合によっては裏ページが上下逆にスキャ
ンされてしまうという問題点もあった。
【0007】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第8の発明
の目的は、原稿を給送する原稿給送部を有し、前記原稿
給送部により給送される原稿のイメージ情報を入力する
スキャナ装置と、前記スキャナ装置により入力されるイ
メージ情報を処理することが可能な情報処理装置とを有
するスキャナシステムにおいて、前記原稿給送部の給送
方向に対する原稿方向を設定し、該設定される原稿方向
に基づいて、前記スキャナ装置により入力されたイメー
ジ情報に対して画像処理制御することにより、原稿給送
部への原稿セット方向に影響されず、原稿から正しい原
稿方向のイメージを取得することができ、原稿給送部へ
の原稿セット方向が分からないユーザでも、簡単な設定
を行うだけで、容易に正しいスキャナ入力を行うことが
できるスキャナシステムならびにスキャナシステムのス
キャナドライバおよびスキャナシステムの制御方法を提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、原稿を給送する原稿給送部(図1に示すスキャン部
・フィーダ部208)を有し、前記原稿給送部により給
送される原稿のイメージ情報を入力するスキャナ装置
(図1に示すスキャナ装置200)と、前記スキャナ装
置により入力されるイメージ情報を処理することが可能
な情報処理装置(図1に示すホストコンピュータ10
0)とを有するスキャナシステムにおいて、前記原稿給
送部の給送方向に対する原稿方向を設定する第1の設定
手段(図2に示す原稿方向設定部(FeedingDi
rection)301)と、前記第1の設定手段によ
り設定される原稿方向に基づいて、前記スキャナ装置に
より入力されたイメージ情報に対して画像処理制御する
制御手段(図1に示すCPU104)とを有するもので
ある。
【0009】本発明に係る第2の発明は、前記スキャナ
装置は、前記原稿給送部により原稿を裏返し給送して原
稿の表裏面のイメージ情報を順次入力可能で、前記原稿
の表裏面の画像方向関係を設定する第2の設定手段(図
6に示す両面原稿綴じ方向設定部(Binding)3
02)を設け、前記制御手段は、前記第1の設定手段に
より設定される原稿方向および前記第2の設定手段によ
り設定される原稿の表裏面の画像方向関係に基づいて、
前記スキャナ装置により入力された前記原稿の裏面画像
のイメージ情報に対して画像処理制御するものである。
【0010】本発明に係る第3の発明は、前記制御手段
は、前記スキャナ装置により入力されたイメージ情報に
対して、回転画像処理を施すものである。
【0011】本発明に係る第4の発明は、原稿を給送す
る原稿給送部(図1に示すスキャン部・フィーダ部20
8)を有し、前記原稿給送部により給送される原稿のイ
メージ情報を入力するスキャナ装置(図1に示すスキャ
ナ装置200)と、前記スキャナ装置により入力される
イメージ情報を所定のアプリケーションにより処理する
ことが可能な情報処理装置(図1に示すホストコンピュ
ータ100)とを有するスキャナシステムにおいて、前
記原稿給送部の給送方向に対する原稿方向を設定する第
1の設定手段(図2に示す原稿方向設定部(Feedi
ngDirection)301)と、前記第1の設定
手段により設定される原稿方向に基づいて、前記スキャ
ナ装置により入力されたイメージ情報に対して画像処理
制御し、前記所定のアプリケーションに転送する制御手
段(図1に示すCPU104)とを有するものである。
【0012】本発明に係る第5の発明は、前記スキャナ
装置は、前記原稿給送部により原稿を裏返し給送して原
稿の表裏面のイメージ情報を順次入力可能で、前記原稿
の表裏面の画像方向関係を設定する第2の設定手段(図
6に示す両面原稿綴じ方向設定部(Binding)3
02)を設け、前記制御手段は、前記第1の設定手段に
より設定される原稿方向および前記第2の設定手段によ
り設定される原稿の表裏面の画像方向関係に基づいて、
前記スキャナ装置により入力された前記原稿の裏面画像
のイメージ情報に対して画像処理制御し、前記所定のア
プリケーションに転送するものである。
【0013】本発明に係る第6の発明は、前記制御手段
は、前記スキャナ装置により入力されたイメージ情報に
対して回転画像処理を施すものである。
【0014】本発明に係る第7の発明は、原稿を給送す
る原稿給送部を有し、前記原稿給送部により給送される
原稿のイメージ情報を入力するスキャナ装置と、前記ス
キャナ装置により入力されるイメージ情報を処理するこ
とが可能な情報処理装置とを有するスキャナシステムの
制御方法において、前記原稿給送部の給送方向に対する
原稿方向を設定する第1の設定工程(図5のステップ
(1),図10のステップ(1))と、該設定される原
稿方向に基づいて、前記スキャナ装置により入力された
イメージ情報に対して回転画像処理を施す第1の画像処
理工程(図5のステップ(3),図10のステップ
(4),(6))とを有するものである。
【0015】本発明に係る第8の発明は、前記スキャナ
装置は、前記原稿給送部により原稿を裏返し給送して原
稿の表裏面のイメージ情報を順次入力可能で、前記原稿
の表裏面の画像方向関係を設定する第2の設定工程(図
10のステップ(1))と、設定される原稿方向および
原稿の表裏面の画像方向関係に基づいて、前記スキャナ
装置により入力された前記原稿の裏面画像のイメージ情
報に対して回転画像処理を施す第2の画像処理工程(図
10のステップ(6))とを設けたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施形態を詳細に説明する。
【0017】〔第1実施形態〕図1は、本発明の第1実
施形態を示すスキャナシステムの構成を説明するブロッ
ク図であり、ホストコンピュータ100およびスキャナ
装置200から構成される。
【0018】図において、ホストコンピュータ100
は、スキャナ装置200から文字データまたはイメージ
データを受信可能である。109はネットワークインタ
フェース(I/F)部で、イーサネット等のネットワー
クとの通信を制御する。110はSCSIコントローラ
等のスキャナコントローラインタフェース部(I/O)
で、所定のインタフェースを介して接続されるスキャナ
装置200との間のデータ転送を制御している。104
はCPUで、ROM(プログラムROM,データRO
M)105またはハードディスク(HDD)112に記
憶されている制御プログラムおよび各種データに基づい
て、各種制御を行う。また、CPU104は、メインバ
ス111を介して各種デバイスを制御し、ホストコンピ
ュータ全体を総括制御する。103はRAMで、CPU
104のワーク領域であり、スキャナ装置200から入
力されるイメージデータを格納可能である。
【0019】106はキーボードコントローラ(KB
C)で、キーボード113やポインティングデバイス1
14からのキー入力を制御する。107はCRTコント
ローラ(CRTC)で、CRTディスプレイ(CRT)
115の表示を制御する。108はメモリコントローラ
(MC)で、各種データまたはプログラム等を記憶する
ハードディスク(HDD),フロッピーディスク(F
D)などの外部メモリ116とのアクセスを制御する。
【0020】スキャナ装置200は、原稿画像をイメー
ジ入力し、該入力されるイメージデータを所定のインタ
フェースを介してホストコンピュータに送信可能であ
る。208はスキャン部・フィーダ部で、原稿を給送す
るフィーダ部と、フィーダ部により給送された原稿から
画像情報を読み取る(イメージ入力する)スキャナ部に
より構成される。本実施形態のフィーダ部は原稿を上向
きにセットする種類のものとするが、下向きにセットす
るように構成してもよい。また、スキャン部・フィーダ
部208は、セットされる両面原稿を給送し表面を読み
取った後に反転(反面)させて給送して裏面を読み取る
ことが可能である。208Sはセンサで、スキャン部・
フィーダ部208に挿入された原稿幅を検知する。
【0021】206は、スキャンインタフェース(I/
F)部で、スキャン部・フィーダ部208の給紙動作お
よびイメージ入力動作等を制御する。205はSCSI
コントローラ等の入出力インタフェース(I/O)で、
所定のインタフェースを介して接続されるホストコンピ
ュータ100との間のデータ転送を制御している。20
2はCPUで、ROM(プログラムROM,データRO
M)204に記憶されている制御プログラムおよび各種
データに基づいて、各種制御を行う。また、CPU20
2は、メインバス201を介して各種デバイスを制御
し、スキャナ装置200全体を総括制御する。203は
RAMで、CPU202のワーク領域である。207は
操作部で、スキャナ装置200の各種設定の入力および
読み取り開始などの各種指示が可能である。また、操作
部207から入力された各種設定は、RAM203に不
揮発に記憶可能である。
【0022】図2は、図1に示したホストコンピュータ
100のCRT115に表示される原稿フィーダセット
詳細設定画面の一例を示す模式図である。
【0023】図において、300はフィーダセット詳細
設定画面で、スキャン部・フィーダ部208にセットさ
れる原稿の向き(スキャン部・フィーダ部208の給送
方向に対する原稿方向)を設定する原稿方向設定部(F
eedingDirection)301を有する。
【0024】原稿方向設定部(FeedingDire
ction)301において、3011〜3018はス
キャン部・フィーダ部208にセットされる原稿の向き
を選択するためのアイコンである。
【0025】また、原稿のサイズ等の基本的な設定項目
を有するユーザインタフェース(図示しない設定画面)
が別にあり、そのユーザインタフェースでスキャンする
原稿のサイズを予め設定しておくものとする。
【0026】なお、原稿方向設定部(FeedingD
irection)301による原稿方向の設定は、キ
ーボード113またはPD114により行うことができ
る。
【0027】以下、図3のフローチャートを参照して原
稿フィーダセット詳細設定画面300の表示動作につい
て説明する。
【0028】図3は、本発明のスキャンシステムにおけ
る第1の原稿フィーダセット詳細設定画面表示処理を示
すフローチャートであり、スキャナ装置200のCPU
202,ホストコンピュータ100のCPU104によ
り実行される。なお、(1)〜(4)は各ステップを示
す。
【0029】まず、ユーザがスキャン部・フィーダ部2
08に原稿をセットすると、スキャン部・フィーダ部2
08のセンサ208Sが原稿幅を検知し(1)、原稿幅
検知結果と図示しない設定画面により設定された用紙サ
イズに基づいて、その原稿の長辺が挿入されているのか
短辺が挿入されているかを判断し(2)、長辺が挿入さ
れていると判定された場合は、原稿方向を選択するアイ
コングループ(アイコン3011〜3014)を原稿方
向設定部(FeedingDirection)301
に表示する。即ち、図2の(a)に対応するフィーダセ
ット詳細設定画面300が表示される(3)。
【0030】一方、ステップ(2)において、原稿の短
辺が挿入されていると判定された場合は、原稿方向を選
択するアイコングループ(アイコン3015〜301
8)を原稿方向設定部(FeedingDirecti
on)301に表示する。即ち、図2の(b)に対応す
るフィーダセット詳細設定画面300が表示される
(4)。
【0031】以上のように表示される原稿方向設定部
(FeedingDirection)301からユー
ザが原稿方向(アイコン3011〜3018のいずれ
か)を選択することにより、フィーダセット詳細設定を
行うことができる。
【0032】図4は、本発明に係るスキャナシステムの
第1のイメージ入力処理の流れの一例を示す図であり、
図1と同一なものには同一な符号を付してある。
【0033】図において、1は原稿で、スキャナ装置2
00のスキャン部・フィーダ部208に原稿セット方向
FWでセットされている。2,3は前記スキャン部・フ
ィーダ部208によりイメージ入力された原稿1のイメ
ージデータで、ホストコンピュータ100のRAM10
3に格納されており、イメージデータ2はスキャナ装置
200により読み込まれRAM103に格納された状態
に対応し、イメージデータ3は図2に示したフィーダセ
ット詳細設定画面により設定された原稿1の原稿方向
(ここでは、前記原稿方向FWと同じ方向を示すアイコ
ン3013が選択されている)に基づいて、イメージデ
ータ2の画像方向が正しい方向となるように回転処理
(ここでは、90度時計回りに回転)した状態に対応す
る。なお、原稿1のイメージ入力から前記回転処理は、
全てスキャナドライバにより実行されている。また、ス
キャナドライバは、前記回転処理の後、イメージデータ
3をアプリケーションプログラムに転送する。
【0034】4はスキャナドライバより転送された原稿
1のイメージデータで、ホストコンピュータ100のR
AM103に格納され、アプリケーションプログラムに
より管理されている。
【0035】以下、本実施形態の処理の流れについて説
明する。
【0036】まず、ユーザはスキャナ装置200に原稿
1をセットし、次にユーザはスキャナドライバによりC
RT115に表示される原稿フィーダセット詳細設定画
面300の原稿方向設定部(FeedingDirec
tion)301からFWに相当する方向、即ち、アイ
コン3013を選択し、原稿1のイメージ入力を開始す
る。なお、スキャナ装置200によりイメージ入力さ
れ、ホストコンピュータ100上のRAM103に取り
込まれた画像の向きは、スキャナ装置200のスキャン
部・フィーダ部208の種類によって異なるが、本実施
形態では、スキャン部・フィーダ部208はフィーダは
原稿を上向きにセットする種類のもので、イメージデー
タ2の向きでRAM103に取り込まれる場合について
説明する。
【0037】上記のようなスキャナシステム環境で、ス
キャナドライバは、スキャナドライバ内のユーザインタ
フェース(原稿フィーダセット詳細設定画面300)で
ユーザがセットした方向と同じ方向にあわせるために、
ユーザインタフェースから原稿をセットした情報を取り
出した結果、イメージデータ2を90度時計回りに回転
し、3のイメージにする。そして、イメージデータ3を
アプリケーションプログラムに転送することにより、ユ
ーザがセットした原稿の方向と同じ方向になり、ミスオ
ペレーションを防ぐことが出来る。
【0038】以下、図5のフローチャートを参照して、
本発明に係るスキャナシステムのイメージ入力処理につ
いて説明する。
【0039】図5は、本発明に係るスキャナシステムの
第1のイメージ入力処理の一例を示すフローチャートで
あり、スキャナ装置200のCPU202,ホストコン
ピュータ100のCPU104により実行される。な
お、(1)〜(4)は各ステップを示す。
【0040】ユーザはスキャナ装置200のスキャン部
・フィーダ部208に原稿をセットした後、CRT11
5に表示される原稿フィーダセット詳細設定画面300
により、スキャン部・フィーダ部208にセットした原
稿と同一の原稿方向を設定し(1)、原稿のイメージ入
力(原稿の読み取り)を行い、該入力されるイメージデ
ータをホストコンピュータ100のRAM103に格納
する(2)。
【0041】次に、原稿フィーダセット詳細設定画面3
00で設定された原稿方向に基づいて、イメージデータ
の方向が正しい方向となるようにイメージデータを回転
処理し(3)、該回転処理されたイメージデータをアプ
リケーションプログラムに転送し(4)、処理を終了す
る。
【0042】以上より、フィーダヘの原稿のセット方向
に影響を受けず、アプリケーションに正しい向きのイメ
ージを転送することができ、アプリケーション上での回
転作業を省き、ドキュメントスキャン作業に有効に活用
できるものである。
【0043】〔第2実施形態〕上記第1実施形態におい
ては、片面原稿に対する原稿フィーダセット方向を設定
し、該設定情報に基づいて読み取ったイメージ情報を回
転画像処理する場合について説明したが、両面原稿に対
する綴じ方向の設定を追加し、該設定情報に基づいて読
み取った両面原稿のイメージ情報を回転画像処理するよ
うに構成してもよい。
【0044】図6,図7は、図1に示したホストコンピ
ュータ100のCRT115に表示される原稿フィーダ
セット詳細設定画面の一例を示す模式図であり、図2と
同一のものには同一の符号を付してある。
【0045】図6,図7において、300はフィーダセ
ット詳細設定画面で、スキャン部・フィーダ部208に
セットされる原稿の向きを設定する原稿方向設定部(F
eedingDirection)301およびスキャ
ン部・フィーダ部208にセットされる両面原稿の綴じ
方向を設定する両面原稿綴じ方向設定部(Bindin
g)302により構成される。
【0046】原稿方向設定部(FeedingDire
ction)301において、3011〜3018はス
キャン部・フィーダ部208にセットされる原稿の向き
を選択するためのアイコンである。また、両面原稿綴じ
方向設定部(Binding)302において、302
1〜3024はスキャン部・フィーダ部208にセット
される両面原稿の綴じ方向を選択するためのアイコンで
ある。
【0047】また、原稿のサイズ等の基本的な設定項目
を有するユーザインタフェース(図示しない設定画面)
が別にあり、そのユーザインタフェースでスキャンする
原稿のサイズを予め設定しておくものとする。
【0048】なお、原稿方向設定部(FeedingD
irection)301による原稿方向の設定、およ
び両面原稿綴じ方向設定部(Binding)302に
よる綴じ方向の設定は、キーボード113またはPD1
14により行うことができる。
【0049】図8は、図6,図7で示したフィーダセッ
ト詳細設定画面300の表示動作を説明する図である。
【0050】図において、(a)は原稿方向設定部(F
eedingDirection)301において、ユ
ーザが縦原稿(ポートレート原稿)を示すアイコン30
13,3014(図6の(a),(b)),3015,
3016(図7の(a),(b))のいずれかを選択し
た場合に対応し、このとき両面原稿綴じ方向設定部(B
inding)302にはアイコン3023,3024
(図6の(b),図7の(a))が表示される。
【0051】(b)は原稿方向設定部(Feeding
Direction)301において、ユーザが横原稿
(ランドスケープ原稿)を示すアイコン3011,30
12(図6の(a),(b)),3017,3018
(図7の(a),(b))のいずれかを選択した場合に
対応し、このとき両面原稿綴じ方向設定部(Bindi
ng)302にはアイコン3021,3022(図6の
(a),図7の(b))が表示される。
【0052】以上(a),(b)に示すように、原稿方
向設定部(FeedingDirection)301
で選択されたアイコンの内容が縦型か横型かによつて、
両面原稿綴じ方向設定部(Binding)302で選
択できるアイコングループが変更される。
【0053】以下、図9のフローチャートを参照して原
稿フィーダセット詳細設定画面300の表示動作につい
て説明する。
【0054】図9は、本発明のスキャンシステムにおけ
る第2の原稿フィーダセット詳細設定画面表示処理を示
すフローチャートであり、スキャナ装置200のCPU
202,ホストコンピュータ100のCPU104によ
り実行される。なお、(1)〜(8)は各ステップを示
す。
【0055】まず、ユーザがスキャン部・フィーダ部2
08に原稿をセットすると、スキャン部・フィーダ部2
08のセンサ208Sが原稿幅を検知し(1)、原稿幅
検知結果と図示しない設定画面により設定された用紙サ
イズに基づいて、その原稿の長辺が挿入されているのか
短辺が挿入されているかを判断し(2)、長辺が挿入さ
れていると判定された場合は、原稿方向を選択するアイ
コングループ(アイコン3011〜3014)を原稿方
向設定部(FeedingDirection)301
に表示する。即ち、図6の(a),(b)に対応する原
稿方向設定部(FeedingDirection)3
01が表示される(3)。
【0056】一方、ステップ(2)において、原稿の短
辺が挿入されていると判定された場合は、原稿方向を選
択するアイコングループ(アイコン3015〜301
8)を原稿方向設定部(FeedingDirecti
on)301に表示する。即ち、図7の(a),(b)
に対応する原稿方向設定部(FeedingDirec
tion)301が表示される(4)。
【0057】次に、ユーザによる原稿方向設定部(Fe
edingDirection)301のアイコン30
11〜3018のいずれかの選択指示を待ち(5)、横
原稿(ランドスケープ原稿)を示すアイコン3011,
3012,3017,3018のいずれかを選択したと
判定された場合は(6)、両面原稿綴じ方向設定部(B
inding)302にアイコン3021,3022が
表示される。即ち、図6の(a),図7の(b)に対応
する両面原稿綴じ方向設定部(Binding)302
が表示される(7)。
【0058】一方、ステップ(6)において縦原稿(ポ
ートレート原稿)を示すアイコン3013,3014,
3015,3016のいずれかを選択したと判定された
場合は、両面原稿綴じ方向設定部(Binding)3
02にアイコン3023,3024が表示される。即
ち、図6の(b),図7の(a)に対応する両面原稿綴
じ方向設定部(Binding)302が表示される
(8)。
【0059】以上のように表示される原稿方向設定部
(FeedingDirection)301からユー
ザが原稿方向(アイコ3011〜3018のいずれか)
を、両面原稿綴じ方向設定部(Binding)302
から原稿閉じ方向をそれぞれ選択することにより、フィ
ーダセット詳細設定を行うことができる。
【0060】以上の原稿フィーダセット詳細設定によ
り、スキャナドライバの原稿のフィーダセット詳細設定
に基づいたイメージ回転処理は両面原稿綴じ方向設定部
(Binding)302内のアイコンの選択によつ
て、偶数ページ(裏ページ)が奇数ページ(表ページ)
とは異なる回転処理(例えば、奇数ページ(表ページ)
のイメージに施した回転に更に90度の回転)が必要か
どうかが決定され、結果としてユーザのセットした原稿
の方向と同じ方向で、しかも裏ページが上下逆になるこ
となくイメージがアプリケーションに転送される。
【0061】図10は、本発明に係るスキャナシステム
の第2のイメージ入力処理の流れの一例を示す図であ
り、図1と同一なものには同一な符号を付してある。
【0062】図において、10は両面原稿で、スキャナ
装置200のスキャン部・フィーダ部208に原稿セッ
ト方向FWでセットされている。また、原稿10は原稿
綴じ方向BWで両面印刷されている。20,30はスキ
ャン部・フィーダ部208によりイメージ入力された原
稿10の表面のイメージデータで、ホストコンピュータ
100のRAM103に格納されており、イメージデー
タ20はスキャナ装置200により読み込まれRAM1
03に格納された状態に対応し、イメージデータ30は
図6に示したフィーダセット詳細設定画面により設定さ
れた原稿10の原稿方向(ここでは、前記原稿方向FW
と同じ方向を示すアイコン3013が選択されている)
および両面原稿閉じ方向(ここでは、前記両面原稿綴じ
方向BWと同じ方向を示すアイコン3024が選択され
ている)に基づいて、イメージデータ20の画像方向が
正しい方向となるように回転処理(ここでは、90度時
計回りに回転)した状態に対応する。
【0063】また、21,31はスキャン部・フィーダ
部208によりイメージ入力された原稿10の裏面のイ
メージデータで、ホストコンピュータ100のRAM1
03に格納されており、イメージデータ21はスキャナ
装置200により読み込まれRAM103に格納された
状態に対応し、イメージデータ31は、図6に示したフ
ィーダセット詳細設定画面により設定された原稿10の
原稿方向(ここでは、前記原稿方向FWと同じ方向を示
すアイコン3013が選択されている)および両面原稿
閉じ方向(ここでは、前記両面原稿綴じ方向BWと同じ
方向を示すアイコン3024が選択されている)に基づ
いて、イメージデータ21の画像方向が正しい方向とな
るように回転処理(ここでは、90度反時計回りに回転
(270度時計回りに回転))された状態に対応する。
なお、原稿10のイメージ入力から前記回転処理は、全
てスキャナドライバにより実行されている。また、スキ
ャナドライバは、前記回転処理の後、イメージデータ3
0,31をアプリケーションプログラムに転送する。
【0064】40はスキャナドライバより転送された原
稿10のイメージデータで、ホストコンピュータ100
のRAM103に格納され、アプリケーションプログラ
ムにより管理されている。
【0065】以下、本実施形態の処理の流れについて説
明する。
【0066】まず、ユーザはスキャナ装置200に両面
原稿10をセットし、次にユーザはスキャナドライバに
よりCRT115に表示される原稿フィーダセット詳細
設定画面300の原稿方向設定部(FeedingDi
rection)301からFWに相当する方向、即
ち、アイコン3013および,両面原稿綴じ方向設定部
(Binding)302からBWに相当する綴じ方
向、即ち、アイコン3024を選択し、原稿10のイメ
ージ入力を開始する。
【0067】なお、スキャナ装置200によりイメージ
入力され、ホストコンピュータ100上のRAM103
に取り込まれた画像の向きは、スキャナ装置200のス
キャン部・フィーダ部208の種類によつて異なるが、
本実施形態では、スキャン部・フィーダ部208はフィ
ーダは原稿を上向きにセットする種類のもので、イメー
ジデータ20,21の向きでRAM103に取り込まれ
る場合について説明する。
【0068】上記のようなスキャナシステム環境で、ス
キャナドライバは、原稿10の表面のイメージデータ2
0の方向をスキャナドライバ内のユーザインタフェース
(原稿フィーダセット詳細設定画面300)でユーザが
セットした方向と同じ方向にあわせるために、ユーザイ
ンタフェースから原稿をセットした情報(原稿方向)を
取り出した結果、イメージデータ20を90度時計回り
に回転し、30のイメージにする。そして、イメージデ
ータ30をアプリケーションプログラムに転送する。
【0069】次に、原稿10の裏面を読み取りイメージ
データ21をRAM103に格納する。スキャナドライ
バは、原稿10の裏面のイメージデータ21の方向をス
キャナドライバ内のユーザインタフェース(原稿フィー
ダセット詳細設定画面300)でユーザがセットした方
向と同じ方向にあわせるために、ユーザインタフェース
から原稿をセットした情報(原稿方向および原稿閉じ方
向)を取り出した結果、イメージデータ21を90度反
時計回り(270度時計回り)に回転し、31のイメー
ジにする。そして、イメージデータ31をアプリケーシ
ョンプログラムに転送すことにより、ユーザがセットし
た両面原稿の方向と同じ方向になり、ミスオペレーショ
ンを防ぐことが出来る。
【0070】以下、図11のフローチャートを参照し
て、本発明に係るスキャナシステムのイメージ入力処理
について説明する。
【0071】図11は、本発明に係るスキャナシステム
の第2のイメージ入力処理の一例を示すフローチャート
であり、スキャナ装置200のCPU202,ホストコ
ンピュータ100のCPU104により実行される。な
お、(1)〜(6)は各ステップを示す。
【0072】ユーザがスキャナ装置200のスキャン部
・フィーダ部208に両面原稿をセットした後、CRT
115に表示される原稿フィーダセット詳細設定画面3
00により、スキャン部・フィーダ部208にセットし
た原稿と同一の原稿方向を設定し(1)、原稿のイメー
ジ入力を行い、該入力されるイメージデータをホストコ
ンピュータ100のRAM103に格納する(2)。
【0073】次に、格納されたイメージデータが偶数
(裏)ページのイメージデータか否かを判定し(3)、
偶数(裏)ページでないと判定された場合は、原稿フィ
ーダセット詳細設定画面300で設定された原稿方向に
基づいて、イメージデータの方向が正しい方向となるよ
うにイメージデータを回転処理し(4)、該回転処理さ
れたイメージデータをアプリケーションプログラムに転
送し(5)、処理を終了する。
【0074】一方、ステップ(3)で、格納されたイメ
ージデータが偶数(裏)ページのイメージデータである
と判定された場合は、原稿フィーダセット詳細設定画面
300で設定された原稿方向および原稿綴じ方向に基づ
いて、イメージデータの方向が正しい方向となるように
イメージデータを回転処理し(6)、該回転処理された
イメージデータをアプリケーションプログラムに転送し
(5)、処理を終了する。
【0075】以上より、フィーダヘの原稿のセット方向
および両面原稿の綴じ方向に影響を受けず、表ページ,
裏ページのどちらのページも、アプリケーションに正し
い向きでイメージを転送することができ、アプリケーシ
ョン上での回転作業を省き、ドキュメントスキャン作業
に有効に活用できるものである。
【0076】なお、本実施形態のスキャン部・フィーダ
部208は、セットされる両面原稿を給送し表面を読み
取った後に反転(反面)させて給送して裏面を読み取る
ように構成したが、セットされる両面原稿の表裏面のイ
メージを1度の給送により読み取ることができるように
構成してもよい。
【0077】これにより、原稿方向と綴じ方向を設定す
るという簡単な設定操作により、不慣れなユーザでも、
大量な両面原稿のスキャン処理をより高速かつ効率的に
行うことができる。
【0078】上記第1,2実施形態においては、スキャ
ナ装置200のスキャン部・フィーダ部208に備えら
れたセンサにより、挿入された原稿の幅を検知する構成
について説明したが、原稿を1ラインまたは複数ライン
走査する(プリスキャン)することにより、挿入された
原稿の幅を検知するように構成してもよい。
【0079】これにより、原稿幅を検知するセンサを備
えていないスキャナ装置にも本発明を適用することがで
きる。
【0080】従って、従来のコンピュータシステムと従
来のイメージスキャナを使用した既存のシステムにも、
原稿のフィーダセット詳細設定機能を付加した本発明の
スキャナドライバをスキャナ装置およびホストコンピュ
ータ内部のメモリ内で実行することにより本発明を適用
できるものである。
【0081】以上より、フィーダヘの原稿のセット方向
に影響を受けることなく、アプリケーションに正しい向
きのイメージを転送することがでる。
【0082】また、両面原稿の綴じ方向を設定させるこ
とによって、両面原稿の綴じ方向に影響をうけることな
く、原稿の表ページ,裏ページのいずれのページに対し
ても、正しい向きのイメージをアプリケーションに転送
することができる。
【0083】これらにより、アプリケーション上での回
転作業を省き、ドキュメントスキャン作業に有効に活用
できるものであり、特に、OCRなどを使用した大量文
書のスキャン処理に対して、より高速に効率的な入力処
理を行うことができる。
【0084】また、これらは、従来のコンピュータシス
テムと従来のイメージスキャナを使用した既存のシステ
ムにも、本発明の原稿のフィーダセット詳細設定機能を
付加したスキャナドライバをスキャナ装置内部,ホスト
コンピュータのメモリ内で実行することにより適用可能
である。
【0085】さらに、本発明のスキャン方法は、ユーザ
インタフェースに原稿のフィーダセット詳細設定機能を
持ったスキャナドライバを使用する事によつて、ユーザ
に対して、適切な原稿の向きを設定させるようにガイド
し、不慣れなユーザでも、原稿の内容を正しい向きでア
プリケーションに転送することができる。
【0086】これにより、ユーザは原稿のセット方法を
間違えることがなくなり、アプリケーション上でのイメ
ージの回転処理や、時間がかかるリカバリ処理を行う必
要がなくなり、作業効率を格段に向上することができ
る。
【0087】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
て実行することによっても、本発明の目的が達成される
ことは言うまでもない。
【0088】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0089】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0090】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0091】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0092】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0093】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明および第3の発明によれば、原稿を給送する原稿
給送部を有し、前記原稿給送部により給送される原稿の
イメージ情報を入力するスキャナ装置と、前記スキャナ
装置により入力されるイメージ情報を処理することが可
能な情報処理装置とを有するスキャナシステムにおい
て、前記原稿給送部の給送方向に対する原稿方向を第1
の設定手段が設定し、前記第1の設定手段により設定さ
れる原稿方向に基づいて、前記スキャナ装置により入力
されたイメージ情報に対して制御手段が画像処理制御す
るので、原稿給送部への原稿セット方向に影響されず、
原稿から正しい原稿方向のイメージを取得することがで
きる。
【0095】第2の発明によれば、前記スキャナ装置
は、前記原稿給送部により原稿を裏返し給送して原稿の
表裏面のイメージ情報を順次入力可能で、前記原稿の表
裏面の画像方向関係を第2の設定手段が設定し、前記制
御手段は、前記第1の設定手段により設定される原稿方
向および前記第2の設定手段により設定される原稿の表
裏面の画像方向関係に基づいて、前記スキャナ装置によ
り入力された前記原稿の裏面画像のイメージ情報に対し
て画像処理制御するので、原稿給送部へセットされる両
面原稿セットの綴じ方向に影響されず、両面原稿から正
しい原稿方向の両面イメージを取得することができる。
【0096】第4の発明および第6の発明によれば、原
稿を給送する原稿給送部を有し、前記原稿給送部により
給送される原稿のイメージ情報を入力するスキャナ装置
と、前記スキャナ装置により入力されるイメージ情報を
所定のアプリケーションにより処理することが可能な情
報処理装置とを有するスキャナシステムのスキャナドラ
イバにおいて、前記原稿給送部の給送方向に対する原稿
方向を第1の設定手段が設定し、前記第1の設定手段に
より設定される原稿方向に基づいて、前記スキャナ装置
により入力されたイメージ情報に対して制御手段が画像
処理制御し、前記所定のアプリケーションに転送するの
で、原稿給送部への原稿セット方向に影響されず、原稿
から正しい原稿方向のイメージをアプリケーション上で
取得することができる。
【0097】第5の発明によれば、前記スキャナ装置
は、前記原稿給送部により原稿を裏返し給送して原稿の
表裏面のイメージ情報を順次入力可能で、前記原稿の表
裏面の画像方向関係を第2の設定手段が設定し、前記制
御手段は、前記第1の設定手段により設定される原稿方
向および前記第2の設定手段により設定される原稿の表
裏面の画像方向関係に基づいて、前記スキャナ装置によ
り入力された前記原稿の裏面画像のイメージ情報に対し
て画像処理制御し、前記所定のアプリケーションに転送
するので、原稿給送部へセットされる両面原稿セットの
綴じ方向に影響されず、両面原稿から正しい原稿方向の
両面イメージをアプリケーション上で取得することがで
きる。
【0098】第7の発明によれば、原稿を給送する原稿
給送部を有し、前記原稿給送部により給送される原稿の
イメージ情報を入力するスキャナ装置と、前記スキャナ
装置により入力されるイメージ情報を処理することが可
能な情報処理装置とを有するスキャナシステムの制御方
法において、前記原稿給送部の給送方向に対する原稿方
向を設定し、該設定される原稿方向に基づいて、前記ス
キャナ装置により入力されたイメージ情報に対して回転
画像処理を施すので、原稿給送部への原稿セット方向に
影響されず、原稿から正しい原稿方向のイメージを取得
することができる。
【0099】第8の発明によれば、前記スキャナ装置
は、前記原稿給送部により原稿を裏返し給送して原稿の
表裏面のイメージ情報を順次入力可能で、前記原稿の表
裏面の画像方向関係を設定し、設定される原稿方向およ
び原稿の表裏面の画像方向関係に基づいて、前記スキャ
ナ装置により入力された前記原稿の裏面画像のイメージ
情報に対して回転画像処理を施すので、原稿給送部へセ
ットされる両面原稿セットの綴じ方向に影響されず、両
面原稿から正しい原稿方向の両面イメージを取得するこ
とができる。
【0100】従って、原稿給送部への原稿セット方向に
影響されず、原稿から正しい原稿方向のイメージを取得
することができ、原稿給送部への原稿セット方向が分か
らないユーザでも、簡単な設定を行うだけで、容易に正
しいスキャナ入力を行うことができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すスキャナシステム
の構成を説明するブロック図である。
【図2】図1に示したホストコンピュータのCRTに表
示される原稿フィーダセット詳細設定画面の一例を示す
模式図である。
【図3】本発明のスキャナシステムにおける第1の原稿
フィーダセット詳細設定画面表示処理を示すフローチャ
ートである。
【図4】本発明に係るスキャナシステムの第1のイメー
ジ入力処理の流れの一例を示す図である。
【図5】本発明に係るスキャナシステムの第1のイメー
ジ入力処理の一例を示すフローチャートである。
【図6】図1に示したホストコンピュータのCRTに表
示される原稿フィーダセット詳細設定画面の一例を示す
模式図である。
【図7】図1に示したホストコンピュータのCRTに表
示される原稿フィーダセット詳細設定画面の一例を示す
模式図である。
【図8】図6,図7で示したフィーダセット詳細設定画
面の表示動作を説明する図である。
【図9】本発明のスキャナシステムにおける第2の原稿
フィーダセット詳細設定画面表示処理を示すフローチャ
ートである。
【図10】本発明に係るスキャナシステムの第2のイメ
ージ入力処理の流れの一例を示す図である。
【図11】本発明に係るスキャナシステムの第2のイメ
ージ入力処理の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 ホストコンピュータ 103 RAM 104 CPU 105 ROM(プログラムROM、データROM) 106 キーボードコントローラ(KBC) 107 CRTコントローラ(CRTC) 108 メモリコントローラ(MC) 109 ネットワークインタフェース(I/F)部 110 スキャナコントローラ(I/O) 111 メインバス 112 ハードディスク(HDD) 113 キーボード(KB) 114 ポインティングデバイス(PD) 115 CRT 116 外部メモリ 200 スキャナ装置 201 メインバス 202 CPU 203 RAM 204 ROM(プログラムROM、データROM) 205 入出力インタフェース(I/O) 206 スキャンインタフェース部 207 操作部 208 スキャン部・フィーダ部 208S センサ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を給送する原稿給送部を有し、前記
    原稿給送部により給送される原稿のイメージ情報を入力
    するスキャナ装置と、前記スキャナ装置により入力され
    るイメージ情報を処理することが可能な情報処理装置と
    を有するスキャナシステムにおいて、 前記原稿給送部の給送方向に対する原稿方向を設定する
    第1の設定手段と、 前記第1の設定手段により設定される原稿方向に基づい
    て、前記スキャナ装置により入力されたイメージ情報に
    対して画像処理制御する制御手段とを有することを特徴
    とするスキャナシステム。
  2. 【請求項2】 前記スキャナ装置は、前記原稿給送部に
    より原稿を裏返し給送して原稿の表裏面のイメージ情報
    を順次入力可能で、 前記原稿の表裏面の画像方向関係を設定する第2の設定
    手段を設け、 前記制御手段は、前記第1の設定手段により設定される
    原稿方向および前記第2の設定手段により設定される原
    稿の表裏面の画像方向関係に基づいて、前記スキャナ装
    置により入力された前記原稿の裏面画像のイメージ情報
    に対して画像処理制御することを特徴とする請求項1記
    載のスキャナシステム。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記スキャナ装置によ
    り入力されたイメージ情報に対して、回転画像処理を施
    すことを特徴とする請求項1または2記載のスキャナシ
    ステム。
  4. 【請求項4】 原稿を給送する原稿給送部を有し、前記
    原稿給送部により給送される原稿のイメージ情報を入力
    するスキャナ装置と、前記スキャナ装置により入力され
    るイメージ情報を所定のアプリケーションにより処理す
    ることが可能な情報処理装置とを有するスキャナシステ
    ムのスキャナドライバにおいて、 前記原稿給送部の給送方向に対する原稿方向を設定する
    第1の設定手段と、 前記第1の設定手段により設定される原稿方向に基づい
    て、前記スキャナ装置により入力されたイメージ情報に
    対して画像処理制御し、前記所定のアプリケーションに
    転送する制御手段と、を有することを特徴とするスキャ
    ナシステムのスキャナドライバ。
  5. 【請求項5】 前記スキャナ装置は、前記原稿給送部に
    より原稿を裏返し給送して原稿の表裏面のイメージ情報
    を順次入力可能で、 前記原稿の表裏面の画像方向関係を設定する第2の設定
    手段を設け、 前記制御手段は、前記第1の設定手段により設定される
    原稿方向および前記第2の設定手段により設定される原
    稿の表裏面の画像方向関係に基づいて、前記スキャナ装
    置により入力された前記原稿の裏面画像のイメージ情報
    に対して画像処理制御し、前記所定のアプリケーション
    に転送することを特徴とする請求項4記載のスキャナシ
    ステムのスキャナドライバ。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記スキャナ装置によ
    り入力されたイメージ情報に対して回転画像処理を施す
    ことを特徴とする請求項4または5記載のスキャナシス
    テムのスキャナドライバ。
  7. 【請求項7】 原稿を給送する原稿給送部を有し、前記
    原稿給送部により給送される原稿のイメージ情報を入力
    するスキャナ装置と、前記スキャナ装置により入力され
    るイメージ情報を処理することが可能な情報処理装置と
    を有するスキャナシステムの制御方法において、 前記原稿給送部の給送方向に対する原稿方向を設定する
    第1の設定工程と、 該設定される原稿方向に基づいて、前記スキャナ装置に
    より入力されたイメージ情報に対して回転画像処理を施
    す第1の画像処理工程と、を有することを特徴とするス
    キャナシステムの制御方法。
  8. 【請求項8】 前記スキャナ装置は、前記原稿給送部に
    より原稿を裏返し給送して原稿の表裏面のイメージ情報
    を順次入力可能で、 前記原稿の表裏面の画像方向関係を設定する第2の設定
    工程と、 設定される原稿方向および原稿の表裏面の画像方向関係
    に基づいて、前記スキャナ装置により入力された前記原
    稿の裏面画像のイメージ情報に対して回転画像処理を施
    す第2の画像処理工程と、を設けたことを特徴とする請
    求項7記載のスキャナシステムの制御方法。
JP10130087A 1998-05-13 1998-05-13 スキャナシステムならびにスキャナシステムのスキャナドライバおよびスキャナシステムの制御方法 Pending JPH11331546A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10130087A JPH11331546A (ja) 1998-05-13 1998-05-13 スキャナシステムならびにスキャナシステムのスキャナドライバおよびスキャナシステムの制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10130087A JPH11331546A (ja) 1998-05-13 1998-05-13 スキャナシステムならびにスキャナシステムのスキャナドライバおよびスキャナシステムの制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11331546A true JPH11331546A (ja) 1999-11-30

Family

ID=15025672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10130087A Pending JPH11331546A (ja) 1998-05-13 1998-05-13 スキャナシステムならびにスキャナシステムのスキャナドライバおよびスキャナシステムの制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11331546A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006165833A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Murata Mach Ltd 画像読取装置
US7345784B2 (en) 2002-04-30 2008-03-18 Konica Corporation Image forming apparatus and image forming method
JP2010078676A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、制御装置、およびプログラム
JP2015043627A (ja) * 2014-11-18 2015-03-05 シャープ株式会社 画像送信装置および画像送信方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7345784B2 (en) 2002-04-30 2008-03-18 Konica Corporation Image forming apparatus and image forming method
JP2006165833A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Murata Mach Ltd 画像読取装置
JP2010078676A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、制御装置、およびプログラム
JP2015043627A (ja) * 2014-11-18 2015-03-05 シャープ株式会社 画像送信装置および画像送信方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8184309B2 (en) Printing system and job processing method with inhibition and designation of function and deletion of associated jobs
US8477352B2 (en) Image forming apparatus, control method thereof, image forming system, and program
JP2005309933A (ja) 拡張制御装置および画像処理システムおよびアプリケーションアイコン表示方法およびプログラムおよび記憶媒体
JP2008257338A (ja) 情報処理装置、機能制限方法、記憶媒体及びプログラム
US8346018B2 (en) Hot folder determining rotation angle of image
US6831754B1 (en) System for sending and printing images
US11153449B2 (en) Image forming apparatus and method of displaying setting of image forming apparatus
US6879411B1 (en) Facsimile system
JPH11331546A (ja) スキャナシステムならびにスキャナシステムのスキャナドライバおよびスキャナシステムの制御方法
JP4050598B2 (ja) ネットワークスキャニングシステム
JP4174506B2 (ja) データ処理装置、方法及びプログラムを格納した記憶媒体
JP4202094B2 (ja) 情報処理装置、データ送信方法、データ送信プログラム及びデータ送信プログラムを記録した記録媒体
JP4280366B2 (ja) 画像制御装置および画像制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
JP4098604B2 (ja) ネットワークスキャニングシステム、スキャナ制御装置及びその制御方法、及び、コンピュータプログラム
JP4511111B2 (ja) ネットワークスキャニングシステム
JP2001339549A (ja) 複合画像処理装置及びネットワーク転送制御方法
JP4050597B2 (ja) ネットワークスキャニングシステム
JPH11120321A (ja) 情報処理装置及び方法
JP7075588B2 (ja) 画像読取装置
JP4061181B2 (ja) ネットワークスキャニングシステム、スキャナ接続装置及びその制御方法、及び、コンピュータプログラム
JP2001326793A (ja) 読み取り情報制御装置及びその方法、並びにその記録媒体
JP2000156760A (ja) 画像処理装置、画像処理システム及び記憶媒体
KR100509462B1 (ko) 프린터자체디스크드라이브를사용한데이터출력방법및장치
JP2008035562A (ja) ネットワークスキャニングシステム
KR101093072B1 (ko) 스캔할 문서 상에서 기 설정된 영역 내의 이미지만을스캔하는 호스트 단말장치 및 그 스캔 방법