JPH11330979A - 網間符号化/復号化装置 - Google Patents
網間符号化/復号化装置Info
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- JPH11330979A JPH11330979A JP10148293A JP14829398A JPH11330979A JP H11330979 A JPH11330979 A JP H11330979A JP 10148293 A JP10148293 A JP 10148293A JP 14829398 A JP14829398 A JP 14829398A JP H11330979 A JPH11330979 A JP H11330979A
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Abstract
る場合でもデータの品質劣化が少ない網間符号化/復号
化装置を提供する。 【解決手段】 複数のデータ網の間に備えられており、
符号化方式を決定するためにネゴシエーションをするこ
とができる符号化方式選択制御手段を有するものであ
る。また、該符号化方式選択制御手段は、端末から要求
された符号化方式に基づいて、他の装置の符号化方式選
択制御手段との間でネゴシエーションをすることができ
るようにも構成されている。これによって、複数の符号
化/復号化装置間で同じ符号化方式を採用することが可
能となり、網間の不必要な符号化/復号化を省略するこ
とができる。
Description
間に備えられた符号化/復号化装置に関する。特に、移
動体通信網と電話網との間で相互に音声データを通信す
ることができるよに備えられた符号化/復号化装置に関
する。
は、それぞれのデータ網で独自に規定されている。従っ
て、例えば、移動体通信網と電話網とを連結したよう
な、異なる複数の通信網を介して音声データを通信する
場合、網間に接続された符号化/復号化装置は、移動体
通信網からのデータを復号し、該復号されたデータを電
話網の符号化方式で符号化するという処理を行ってい
た。
たシステム構成図である。該システムは、端末10と端
末11との間に、データ網15、16、17及び18が
備えられており、網15及び16の間に符号化/復号化
装置12と、網16及び17の間に符号化/復号化装置
13と、網17及び18の間に符号化/復号化装置14
とを備えている。端末10及び11は符号化方式Aの符
号化/復号化手段を有しているが、データ網16は符号
化方式Bを、データ網3は符号化方式Cを採用してい
る。従って、端末10からの第1段目となる符号化/復
号化装置12は、方式A復号化手段121と方式B符号
化手段122とを備えることになる。符号化/復号化装
置13及び14は、符号化方式が異なるものの、符号化
/復号化装置12と同様の手段を有する。
成図であって、その中の破線部で示された方式A復号化
手段37及び方式B符号化手段38は、従来の符号化/
復号化装置に備えられていたものである。データ網15
から受信した符号化方式Aの音声データは、物理レイヤ
である網アクセス手段30と、データリンク手段32と
を通って、方式A復号化手段37へ通知される。該方式
A復号化手段37は、符号化方式Aの音声データを復号
して、例えば64kbpsのPCMデータに変換する。
該PCMデータは、符号化方式Bのデータ網16へ送信
するために、方式B符号化手段38へ送られ、符号化方
式Bの音声データに変換される。該変換された音声デー
タは、データリンク手段31及び網アクセス手段30を
通って、データ網16へ送信される。
に、通信を行う端末間で複数の符号化/復号化が行われ
ると、音声データの品質が劣化しやすいという問題を生
じていた。
を介して音声データを通信する場合でも音声品質の劣化
が少ない網間符号化/復号化装置を提供することにあ
る。
/復号化装置の一実施形態によれば、複数のデータ網の
間に備えられており、符号化方式を決定するために他の
装置とネゴシエーションをすることができる符号化方式
選択制御手段を有するものである。また、該符号化方式
選択制御手段は、端末から要求された符号化方式に基づ
いて、他の装置の符号化方式選択制御手段との間でネゴ
シエーションをすることができるように構成されている
ことも好ましい。これによって、複数の符号化/復号化
装置間で同じ符号化方式を採用することが可能となり、
網間の不必要な符号化/復号化を省略することができ
る。
式選択制御手段は、コネクション毎に独立した符号化方
式を設定することができ、また、コネクションの送信方
向及び受信方向のそれぞれに独立した符号化方式を設定
することができることも好ましい。例えば、CATV端
末のように、コネクションの送信方向と受信方向とによ
ってデータの種別が異なるような場合に、特に有効であ
る。
から送信されるトーン信号又はトレーニング信号を検出
する手段を有しており、符号化方式選択制御手段が、該
信号の種類によって符号化方式を決定し、該符号化方式
に基づいて、他の装置の符号化方式選択制御手段との間
でネゴシエーションをすることができるように構成され
ていることも好ましい。例えば、電話機で通話中にFA
X通信へ移行する場合、送信されたFAXのトレーニン
グ信号を符号化/復号化装置が検出し、自動的にFAX
通信に最適な符号化方式に切り換えるべく、装置間でネ
ゴシエーションを行うことができる。更に、モデムを利
用したデータ通信に移行する場合も同様である。
ーションの結果、網間で同一の符号化方式を用いること
ができる場合に、それぞれの網に対応したデータリンク
レベルでのみプロトコル変換を行うように構成されてい
ることが好ましい。
ンターネットプロトコル)パケットで送受信される第1
の通信網と、ATMセルで送受信される第2の通信網と
の間に接続されており、同一の符号化方式を用いること
ができる場合に、第1の通信網のIPレイヤと第2の通
信網のAALレイヤとの間で、該AALレイヤの同一送
信先の複数のATMセルを1つのIPパケットに合成し
て該IPレイヤに通知することができるIPパケット組
立手段と、IPレイヤのIPパケットを複数のATMセ
ルに分割して該AALレイヤに通知することができるA
TMセル組立手段とを有していることも好ましい。ま
た、AALレイヤが、AALタイプ2レイヤであること
は更に好ましい。これによって、網接続におけるデータ
変換のオーバヘッドをより少なくすることができる。
施形態をより詳細に説明する。
装置のネゴシエーションシーケンス図である。端末10
は、呼接続時に第1段目の音声符号化/復号化装置12
に対して使用可能な音声符号化方式の種別を通知する。
ここでの符号化方式の情報は、既存のUNIプロトコル
であるITU−T Q.931等のSETUPメッセー
ジ内の通信能力を示すファシリティパラメータ又はリザ
ーブパラメータ等を使用して転送することが可能であ
る。
復号化装置12は、通信先IPアドレス等の経路情報か
ら次に接続されるデータ網と、該データ網のネゴシエー
ションを行うべき符号化/復号化装置13とを特定す
る。端末10から通知された符号化方式の種別から、符
号化/復号化を行う回数が最小回、好ましくは零回とな
るような符号化方式を選択し、該符号化方式で網間に接
続された符号化/復号化装置を設定する。
発明による網間音声符号化/復号化装置の構成図であ
る。図2で説明したような符号化方式ネゴシエーション
シーケンスを行うために、符号化方式選択制御手段33
と、符号化方式テーブル34と、経路情報及び符号化/
復号化ロケーションテーブル35と、経路情報及び関連
テーブル更新手段36とを有している。
明したように符号化方式を決定するためにネゴシエーシ
ョンを行うものである。一方の符号化/復号化装置から
符号化設定通知を受信すると、その符号化方式が自装置
で使用することができるかどうかの判断と、他方の符号
化/復号化装置へ符号化設定通知への送信とを行う。他
方の符号化/復号化装置から符号化設定通知応答を受信
すると、一方の符号化/復号化装置へ送信する。
ータ網と符号化方式との対応テーブルである。経路情報
及び符号化/復号化ロケーションテーブル35は、他方
の符号化/復号化装置と、その装置のロケーションアド
レス(インターネットにおけるIPアドレス)との対応
テーブルである。経路情報及び関連テーブル更新手段3
6は、情報をシステム内の他の経路制御装置(例えばイ
ンターネットにおけるルータ)から得て、各テーブルを
更新するものである。
マッピング図である。本発明による符号化/復号化手段
を有する網接続装置は、ヘッダを取り除いた複数のAT
Mセルペイロード部(ATM標準セルの場合はヘッダを
除くペイロード部、ATMショートセルの場合はショー
トセルヘッダを除いたペイロード部)とIPパケットの
プロトコルデータユニット(PDU)との間のマッピン
グを相互に行うものである。
信される場合に、各網で独自に音声符号化方式が規定さ
れるために、ATM網の音声データを符号化してPCM
(パルス符号変調)データレベルに変換し、更にIP網
の音声データに符号化して送信するということを行って
いた。このような方法は、符号化方式が同じである場合
には処理の無駄であるだけでなく、網接続装置を通る度
に音声品質が劣化しているという問題を生じる。しか
し、本発明による符号化/復号化装置は、予めネゴシエ
ーションを行うことによって符号化方式を統一しようと
するために、よけいな符号化/復号化処理を行う必要が
ない。
実施形態は、様々な網間接続への適用において、本発明
の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省略
が当業者によれば容易に行うことができる。前述の説明
はあくまで例であって、何ら制約しようとするものでは
ない。本発明は、特許請求の範囲及びその等価物として
限定するものにのみ制約される。
よれば、異なる複数のデータ網を連結した通信システム
において、通信における音声データの品質劣化を軽減す
ることができる。また、ユーザの端末からの要求に応じ
た符号化方式に変換が通信途中においても可能であるた
めに、通信装置に応じて符号化方式を変化させることが
でき、より音声劣化を低減することができる。
有するシステム構成図である。
を決定するためのネゴシエーションシーケンス図であ
る。
化装置の構成図である。
である。
ル 36 経路情報及び関連テーブル更新手段 37 方式A復号化手段 38 方式B符号化手段
Claims (8)
- 【請求項1】 複数のデータ網の間に備えられており、
符号化方式を決定するために他の装置とネゴシエーショ
ンをすることができる符号化方式選択制御手段を有する
ことを特徴とする符号化/復号化装置。 - 【請求項2】 前記符号化方式選択制御手段は、端末か
ら要求された符号化方式に基づいて、他の前記装置の前
記符号化方式選択制御手段との間で前記ネゴシエーショ
ンをすることができるように構成されていることを特徴
とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 前記符号化方式選択制御手段は、コネク
ション毎に独立した前記符号化方式を設定することがで
きるように構成されていることを特徴とする請求項1又
は2に記載の装置。 - 【請求項4】 前記符号化方式選択制御手段は、コネク
ションの送信方向及び受信方向のそれぞれに独立した前
記符号化方式を設定することができるように構成されて
いることを特徴とする請求項3に記載の装置。 - 【請求項5】 端末装置から送信されるトーン信号又は
トレーニング信号を検出する手段を有しており、前記符
号化方式選択制御手段が、該信号の種類によって符号化
方式を決定し、該符号化方式に基づいて、他の前記装置
の前記符号化方式選択制御手段との間で前記ネゴシエー
ションをすることができるように構成されていることを
特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の装
置。 - 【請求項6】 前記ネゴシエーションの結果、網間で同
一の符号化方式を用いることができる場合に、それぞれ
の網に対応したデータリンクレベルのプロトコル変換の
みを行うように構成されていることを特徴とする請求項
1から5のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項7】 IPパケットで送受信される第1の通信
網と、ATMセルで送受信される第2の通信網との間に
接続されており、同一の符号化方式を用いることができ
る場合に、 前記第1の通信網のIPレイヤと前記第2の通信網のA
ALレイヤとの間で、該AALレイヤの同一送信先の複
数の前記ATMセルを1つの前記パケットに合成して該
IPレイヤに通知することができるIPパケット組立手
段と、前記IPレイヤの前記IPパケットを複数の前記
セルに分割して該AALレイヤに通知することができる
ATMセル組立手段とを有していることを特徴とする請
求項1から6のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項8】 前記AALレイヤが、AALタイプ2レ
イヤであることを特徴とする請求項7に記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14829398A JP3608380B2 (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 網間符号化/復号化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14829398A JP3608380B2 (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 網間符号化/復号化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11330979A true JPH11330979A (ja) | 1999-11-30 |
JP3608380B2 JP3608380B2 (ja) | 2005-01-12 |
Family
ID=15449546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14829398A Expired - Fee Related JP3608380B2 (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 網間符号化/復号化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3608380B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009200756A (ja) * | 2008-02-21 | 2009-09-03 | Nec Access Technica Ltd | 音響通信システム、音声通信装置及び音声圧縮変更方法 |
-
1998
- 1998-05-14 JP JP14829398A patent/JP3608380B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009200756A (ja) * | 2008-02-21 | 2009-09-03 | Nec Access Technica Ltd | 音響通信システム、音声通信装置及び音声圧縮変更方法 |
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JP3608380B2 (ja) | 2005-01-12 |
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