JPH11329635A - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JPH11329635A JPH11329635A JP10129982A JP12998298A JPH11329635A JP H11329635 A JPH11329635 A JP H11329635A JP 10129982 A JP10129982 A JP 10129982A JP 12998298 A JP12998298 A JP 12998298A JP H11329635 A JPH11329635 A JP H11329635A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- contacts
- insulating material
- signal
- pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】アングル型のコネクタ等においてコンタクトの
長さの相違により生じるコンタクト間の伝搬遅延差を異
なる絶縁材料をコネクタ内に密封させることで無くし、
コンタクト間の伝搬遅延の均一化する。 【解決手段】アングル型のコネクタのピン側ハウジング
6内に内側から順にピンコンタクト8、9、10が3列
に並べて設けられ、ピンコンタクト8が短く、ピンコン
タクト10が長い。ピンコンタクト8、10を信号用の
コンタクトに、ピンコンタクト9を接地用コンタクトに
割り当ててある。ピン側ハウジング6内をピンコンタク
ト9が並べられた面を境にして外側を絶縁材料11で満
たし、内側をこれと異なる絶縁材料12で満たし、絶縁
材料11の比誘電率を絶縁材料12のものより小さくし
てピンコンタクト8、10での信号の伝搬遅延を同じに
している。
長さの相違により生じるコンタクト間の伝搬遅延差を異
なる絶縁材料をコネクタ内に密封させることで無くし、
コンタクト間の伝搬遅延の均一化する。 【解決手段】アングル型のコネクタのピン側ハウジング
6内に内側から順にピンコンタクト8、9、10が3列
に並べて設けられ、ピンコンタクト8が短く、ピンコン
タクト10が長い。ピンコンタクト8、10を信号用の
コンタクトに、ピンコンタクト9を接地用コンタクトに
割り当ててある。ピン側ハウジング6内をピンコンタク
ト9が並べられた面を境にして外側を絶縁材料11で満
たし、内側をこれと異なる絶縁材料12で満たし、絶縁
材料11の比誘電率を絶縁材料12のものより小さくし
てピンコンタクト8、10での信号の伝搬遅延を同じに
している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタに関し、
特に複数のコンタクトピンについて信号の遅延時間が均
一なアングル型コネクタに関する。
特に複数のコンタクトピンについて信号の遅延時間が均
一なアングル型コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のアングル型コネクタを示
す断面図である。
す断面図である。
【0003】図4は、ソケット側ハウジング5の差込み
口14にピン側ハウジング6の先端部15が差し込まれ
た状態を示している。ソケット側ハウジング5の差込み
口14の底面に設けられた細孔にソケットコンタクト7
が植設されソケットコンタクト7の後端はソケット側ハ
ウジング5の背面から突出し、先端は二股辺を形成し差
込み口14の底面に位置している。
口14にピン側ハウジング6の先端部15が差し込まれ
た状態を示している。ソケット側ハウジング5の差込み
口14の底面に設けられた細孔にソケットコンタクト7
が植設されソケットコンタクト7の後端はソケット側ハ
ウジング5の背面から突出し、先端は二股辺を形成し差
込み口14の底面に位置している。
【0004】ピン側ハウジング6の先端面16と後端面
17とは互いに直角をなし、ピン側ハウジング6には先
端が先端面16から突出し、後端が後端面17から突出
するピンコンタクト8、9、10が3列に並べて設けら
れ、これらピンコンタクト8、9、10はピンハウジン
グ6内で折り曲げられて先端と後端とが互いに直角をな
すように形成され、先端と後端との間の長さが内側に並
べられたピンコンタクト8のものが最も短く、外側に並
べられたピンコンタクト10のものが最も長く、これら
の間に並べられたピンコンタクト9のものがそれらの中
間となっている。
17とは互いに直角をなし、ピン側ハウジング6には先
端が先端面16から突出し、後端が後端面17から突出
するピンコンタクト8、9、10が3列に並べて設けら
れ、これらピンコンタクト8、9、10はピンハウジン
グ6内で折り曲げられて先端と後端とが互いに直角をな
すように形成され、先端と後端との間の長さが内側に並
べられたピンコンタクト8のものが最も短く、外側に並
べられたピンコンタクト10のものが最も長く、これら
の間に並べられたピンコンタクト9のものがそれらの中
間となっている。
【0005】ピン側ハウジング6内のピンコンタクト
8、9、10以外の部分には絶縁材料13が設けられて
いる。
8、9、10以外の部分には絶縁材料13が設けられて
いる。
【0006】ソケットコンタクト7は、ピンコンタクト
8、9、10の位置に対応して設けられており、図4に
示すようにソケット側ハウジング5にピン側ハウジング
6を取り付けた状態では、ピンコンタクト8、9、10
の先端がソケットコンタクト7の先端部の二股片の間に
圧入され、ピンコンタクト8、9、10とソケットコン
タクト7とが電気的に接続される。
8、9、10の位置に対応して設けられており、図4に
示すようにソケット側ハウジング5にピン側ハウジング
6を取り付けた状態では、ピンコンタクト8、9、10
の先端がソケットコンタクト7の先端部の二股片の間に
圧入され、ピンコンタクト8、9、10とソケットコン
タクト7とが電気的に接続される。
【0007】この従来のアングル型のコネクタでは、ピ
ンコンタクト8、9、10の長さが異なるため、信号が
アングル型コネクタを通過する際に生ずる遅延時間がピ
ンコンタクトにより異なることとなる。
ンコンタクト8、9、10の長さが異なるため、信号が
アングル型コネクタを通過する際に生ずる遅延時間がピ
ンコンタクトにより異なることとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】高速伝送では、信号遅
延を十分考慮した設計が必要である。しかしコネクタの
物理形状によっては、全てのコンタクトが同一遅延とな
らず、設計者は、コネクタ種類によってのコンタクト長
を意識した設計をしなければならなかった。
延を十分考慮した設計が必要である。しかしコネクタの
物理形状によっては、全てのコンタクトが同一遅延とな
らず、設計者は、コネクタ種類によってのコンタクト長
を意識した設計をしなければならなかった。
【0009】上述の従来のコネクタにおいても、ピンコ
ネクタ8、9、10の長さが異なるため、ピンコネクタ
8、9、10間で信号の遅延時間も異なり、これを考慮
した回路設計が必要となっていた。
ネクタ8、9、10の長さが異なるため、ピンコネクタ
8、9、10間で信号の遅延時間も異なり、これを考慮
した回路設計が必要となっていた。
【0010】また、高速伝送では、インピーダンス整合
を取ることが非常に重要であるが、従来は、コネクタに
プリント基板などを接続する場合は、プリント基板側で
インピーダンスをコネクタのインピーダンスに合わせる
ようにしていた。
を取ることが非常に重要であるが、従来は、コネクタに
プリント基板などを接続する場合は、プリント基板側で
インピーダンスをコネクタのインピーダンスに合わせる
ようにしていた。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のコネクタは、複
数種類の長さからなる複数のコンタクト(図2の8、
9、10)を有し、これらコンタクトの回りをコンタク
トの長さに対応して異なる絶縁材料(図2の11、1
2)で満たし、コンタクトが短い程対応する前記絶縁材
料の比誘電率を大きくしたことを特徴とする。
数種類の長さからなる複数のコンタクト(図2の8、
9、10)を有し、これらコンタクトの回りをコンタク
トの長さに対応して異なる絶縁材料(図2の11、1
2)で満たし、コンタクトが短い程対応する前記絶縁材
料の比誘電率を大きくしたことを特徴とする。
【0012】本発明のコネクタは、先端と後端とが平行
でなく途中に曲げを与えられた複数のコンタクト(図2
の8、9、10)を有しこの曲げにおけるより内側に設
けられたコンタクトほどより短いアングル型のコネクタ
において、これらコンタクトの回りをコンタクトの長さ
に対応して異なる絶縁材料(図2の11、12)で満た
し、コンタクトが短い程対応する前記絶縁材料の比誘電
率を大きくしたことを特徴とする。
でなく途中に曲げを与えられた複数のコンタクト(図2
の8、9、10)を有しこの曲げにおけるより内側に設
けられたコンタクトほどより短いアングル型のコネクタ
において、これらコンタクトの回りをコンタクトの長さ
に対応して異なる絶縁材料(図2の11、12)で満た
し、コンタクトが短い程対応する前記絶縁材料の比誘電
率を大きくしたことを特徴とする。
【0013】本発明のコネクタは、先端と後端とが平行
でなく途中に曲げを与えられ、この曲げにおけるより内
側に設けられたものほどより短いものを内側から外側へ
順次に並べられた複数のコンタクトを信号用のコンタク
ト(図2の8、10)とこれら信号用のコンタクトの間
に配置する接地用のコンタクト(図2の9)に分けたア
ングル型のコネクタにおいて、前記接地用のコンタクト
が配置された面を境に異なる絶縁材料(図2の11、1
2)を設け、前記信号用のコンタクトの回りをコンタク
トの長さに対応して異なる絶縁材料で満たし、前記信号
用のコンタクトが短い程対応する前記絶縁材料の比誘電
率を大きくしたことを特徴とする。
でなく途中に曲げを与えられ、この曲げにおけるより内
側に設けられたものほどより短いものを内側から外側へ
順次に並べられた複数のコンタクトを信号用のコンタク
ト(図2の8、10)とこれら信号用のコンタクトの間
に配置する接地用のコンタクト(図2の9)に分けたア
ングル型のコネクタにおいて、前記接地用のコンタクト
が配置された面を境に異なる絶縁材料(図2の11、1
2)を設け、前記信号用のコンタクトの回りをコンタク
トの長さに対応して異なる絶縁材料で満たし、前記信号
用のコンタクトが短い程対応する前記絶縁材料の比誘電
率を大きくしたことを特徴とする。
【0014】本発明のコネクタは、先端と後端とが直角
をなし途中に曲げを与えられ、この曲げにおける最も内
側に設けられた最も短い第1の信号用のコンタクト(図
1の8)と、前記曲げの最も外側に設けられた最も長い
第2の信号用のコンタクト(図2の10)と、前記第1
の信号用のコンタクトと前記第2の信号用のコンタクト
との間に設けられた接地用のコンタクト(図2の9)と
を有するアングル型のコネクタにおいて、前記接地用の
コンタクトが配置された面を境に前記第1の信号用コン
タクトの回りを第1の絶縁材料(図2の12)で満た
し、前記第2の信号用コンタクトの回りを前記第1の絶
縁材料よりも比誘電率が小さい第2の絶縁材料(図2の
11)で満たしたことを特徴とする。
をなし途中に曲げを与えられ、この曲げにおける最も内
側に設けられた最も短い第1の信号用のコンタクト(図
1の8)と、前記曲げの最も外側に設けられた最も長い
第2の信号用のコンタクト(図2の10)と、前記第1
の信号用のコンタクトと前記第2の信号用のコンタクト
との間に設けられた接地用のコンタクト(図2の9)と
を有するアングル型のコネクタにおいて、前記接地用の
コンタクトが配置された面を境に前記第1の信号用コン
タクトの回りを第1の絶縁材料(図2の12)で満た
し、前記第2の信号用コンタクトの回りを前記第1の絶
縁材料よりも比誘電率が小さい第2の絶縁材料(図2の
11)で満たしたことを特徴とする。
【0015】本発明のコネクタは、先端と後端とが直角
をなし途中に曲げを与えられ、この曲げにおける最も内
側に設けられた最も短い第1の信号用のコンタクト(図
2の8)と、前記曲げの最も外側に設けられた最も長い
第2の信号用のコンタクト(図2の10)と、前記第1
の信号用のコンタクトと前記第2の信号用のコンタクト
との間に設けられた接地用のコンタクト(図2の9)と
を有するアングル型のコネクタにおいて、前記接地用の
コンタクトが配置された面を境に前記第1の信号用のコ
ンタクトの回りをエポキシ樹脂(図2の12)で満た
し、前記第2の信号用のコンタクトの回りを空気(図2
の11)で満たしたことを特徴とする。
をなし途中に曲げを与えられ、この曲げにおける最も内
側に設けられた最も短い第1の信号用のコンタクト(図
2の8)と、前記曲げの最も外側に設けられた最も長い
第2の信号用のコンタクト(図2の10)と、前記第1
の信号用のコンタクトと前記第2の信号用のコンタクト
との間に設けられた接地用のコンタクト(図2の9)と
を有するアングル型のコネクタにおいて、前記接地用の
コンタクトが配置された面を境に前記第1の信号用のコ
ンタクトの回りをエポキシ樹脂(図2の12)で満た
し、前記第2の信号用のコンタクトの回りを空気(図2
の11)で満たしたことを特徴とする。
【0016】上述のコネクタは、いずれも前記コンタク
トの寸法を調整して特性インピーダンスを接続する回路
に合わせるようにすることもできる。
トの寸法を調整して特性インピーダンスを接続する回路
に合わせるようにすることもできる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【0018】図1、図2および図3は、それぞれ本発明
の実施の形態のコネクタのピン側ハウジング6をソケッ
ト側ハウジング5から外した状態の分解斜視図、側断面
図およびソケット側ハウジング5を除いたピン側ハウジ
ング6のみのAA断面図である。
の実施の形態のコネクタのピン側ハウジング6をソケッ
ト側ハウジング5から外した状態の分解斜視図、側断面
図およびソケット側ハウジング5を除いたピン側ハウジ
ング6のみのAA断面図である。
【0019】本実施の形態のコネクタもソケット側ハウ
ジング5、ピン側ハウジング6、ソケットコンタクト7
およびピンコンタクト8、9、10の形状は同一であ
る。しかし、本実施の形態のコネクタでは、ピンコンタ
クト8、10を信号用コンタクトとし、ピンコンタクト
9を接地用コンタクトに割り当ててある。
ジング5、ピン側ハウジング6、ソケットコンタクト7
およびピンコンタクト8、9、10の形状は同一であ
る。しかし、本実施の形態のコネクタでは、ピンコンタ
クト8、10を信号用コンタクトとし、ピンコンタクト
9を接地用コンタクトに割り当ててある。
【0020】また、ピン側ハウジング6内をピンコンタ
クト9が並べられた面を境にして外側を絶縁材料11で
満たし、内側をこれと異なる絶縁材料12で満たす構造
としている。しかも、絶縁材料11の比誘電率(絶縁材
料の誘電率の真空の誘電率に対する比)を絶縁材料12
のものより小さくしてピンコンタクト8、10での信号
の伝搬遅延を同じにしている。
クト9が並べられた面を境にして外側を絶縁材料11で
満たし、内側をこれと異なる絶縁材料12で満たす構造
としている。しかも、絶縁材料11の比誘電率(絶縁材
料の誘電率の真空の誘電率に対する比)を絶縁材料12
のものより小さくしてピンコンタクト8、10での信号
の伝搬遅延を同じにしている。
【0021】図2に示すようにアングル型のコネクタに
おいて、信号用のピンコンタクト8とピンコンタクト1
0の長さが異なっている。従ってピンコンタクト8、1
0での信号の伝搬速度が同じであれば、ピンコンタクト
8、10間で信号の伝搬遅延差が生じる。
おいて、信号用のピンコンタクト8とピンコンタクト1
0の長さが異なっている。従ってピンコンタクト8、1
0での信号の伝搬速度が同じであれば、ピンコンタクト
8、10間で信号の伝搬遅延差が生じる。
【0022】本実施の形態のコネクタでは、短い方の信
号用のピンコンタクト8と接地用のピンコンタクト9と
の間を比誘電率の大きい絶縁材料12で満たしてピンコ
ンタクト8における信号の伝搬遅延を増加させる(伝搬
遅延は比誘電率に比例して増加する)。長い方のピンコ
ンタクト10と接地用ピンコンタクト9との間を比誘電
率の小さい絶縁材料11で満たしピンコンタクト10に
おける信号の伝搬遅延を減少させ、ピンコンタクト8、
10の信号の伝搬遅延を同一化している。
号用のピンコンタクト8と接地用のピンコンタクト9と
の間を比誘電率の大きい絶縁材料12で満たしてピンコ
ンタクト8における信号の伝搬遅延を増加させる(伝搬
遅延は比誘電率に比例して増加する)。長い方のピンコ
ンタクト10と接地用ピンコンタクト9との間を比誘電
率の小さい絶縁材料11で満たしピンコンタクト10に
おける信号の伝搬遅延を減少させ、ピンコンタクト8、
10の信号の伝搬遅延を同一化している。
【0023】さらに、本実施の形態のコネクタでは、ピ
ンコンタクト8、9、10の種々の寸法、厚さを変更す
ることにより、特性インピーダンスを調整し、コネクタ
が取り付けられるプリント基板上の回路等に特性インピ
ーダンスを合わすようにすることもできる。
ンコンタクト8、9、10の種々の寸法、厚さを変更す
ることにより、特性インピーダンスを調整し、コネクタ
が取り付けられるプリント基板上の回路等に特性インピ
ーダンスを合わすようにすることもできる。
【0024】絶縁材料11として例えば空気を用い、絶
縁材料12として例えば比誘電率が3.5〜5のエポキ
シ樹脂を用いることができる。
縁材料12として例えば比誘電率が3.5〜5のエポキ
シ樹脂を用いることができる。
【0025】図1〜図3に示すコネクタでは、ピンコン
タクトの長さが異なるものであるが、ソケットコンタク
トの長さが異なるようなコネクタにも本発明は適用でき
るのは言うまでもない。
タクトの長さが異なるものであるが、ソケットコンタク
トの長さが異なるようなコネクタにも本発明は適用でき
るのは言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】以上の通り本発明のコネクタによれば、
アングル型のコネクタ等においてコンタクトの長さの相
違により生じるコンタクト間の伝搬遅延差を異なる絶縁
材料をコネクタ内に密封させることで無くし、コンタク
ト間の伝搬遅延の均一化を図ることができる。
アングル型のコネクタ等においてコンタクトの長さの相
違により生じるコンタクト間の伝搬遅延差を異なる絶縁
材料をコネクタ内に密封させることで無くし、コンタク
ト間の伝搬遅延の均一化を図ることができる。
【図1】本発明の実施の形態のアングル型のコネクタの
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図2】図1に示すコネクタの側断面図である。
【図3】ピン側ハウジングのみを示す図2のAA断面図
である。
である。
【図4】従来のアングル型のコネクタの側断面図であ
る。
る。
5 ソケット側ハウジング 6 ピン側ハウジング 7 ソケットコンタクト 8 ピンコンタクト 9 ピンコンタクト 10 ピンコンタクト 11 絶縁材料 12 絶縁材料 13 絶縁材料 14 差込み口 15 先端部 16 先端面 17 後端面
Claims (6)
- 【請求項1】 複数種類の長さからなる複数のコンタク
トを有し、これらコンタクトの回りをコンタクトの長さ
に対応して異なる絶縁材料で満たし、コンタクトが短い
程対応する前記絶縁材料の比誘電率を大きくしたことを
特徴とするコネクタ。 - 【請求項2】 先端と後端とが平行でなく途中に曲げを
与えられた複数のコンタクトを有しこの曲げにおけるよ
り内側に設けられたコンタクトほどより短いアングル型
のコネクタにおいて、これらコンタクトの回りをコンタ
クトの長さに対応して異なる絶縁材料で満たし、コンタ
クトが短い程対応する前記絶縁材料の比誘電率を大きく
したことを特徴とするコネクタ。 - 【請求項3】 先端と後端とが平行でなく途中に曲げを
与えられ、この曲げにおけるより内側に設けられたもの
ほどより短いものを内側から外側へ順次に並べられた複
数のコンタクトを信号用のコンタクトとこれら信号用の
コンタクトの間に配置する接地用のコンタクトに分けた
アングル型のコネクタにおいて、前記接地用のコンタク
トが配置された面を境に異なる絶縁材料を設け、前記信
号用のコンタクトの回りをコンタクトの長さに対応して
異なる絶縁材料で満たし、前記信号用のコンタクトが短
い程対応する前記絶縁材料の比誘電率を大きくしたこと
を特徴とするコネクタ。 - 【請求項4】 先端と後端とが直角をなし途中に曲げを
与えられ、この曲げにおける最も内側に設けられた最も
短い第1の信号用のコンタクトと、前記曲げの最も外側
に設けられた最も長い第2の信号用のコンタクトと、前
記第1の信号用のコンタクトと前記第2の信号用のコン
タクトとの間に設けられた接地用のコンタクトとを有す
るアングル型のコネクタにおいて、前記接地用のコンタ
クトが配置された面を境に前記第1の信号用コンタクト
の回りを第1の絶縁材料で満たし、前記第2の信号用コ
ンタクトの回りを前記第1の絶縁材料よりも比誘電率が
小さい第2の絶縁材料で満たしたことを特徴とするコネ
クタ。 - 【請求項5】 先端と後端とが直角をなし途中に曲げを
与えられ、この曲げにおける最も内側に設けられた最も
短い第1の信号用のコンタクトと、前記曲げの最も外側
に設けられた最も長い第2の信号用のコンタクトと、前
記第1の信号用のコンタクトと前記第2の信号用のコン
タクトとの間に設けられた接地用のコンタクトとを有す
るアングル型のコネクタにおいて、前記接地用のコンタ
クトが配置された面を境に前記第1の信号用のコンタク
トの回りをエポキシ樹脂で満たし、前記第2の信号用の
コンタクトの回りを空気で満たしたことを特徴とするコ
ネクタ。 - 【請求項6】 前記コンタクトの寸法を調整して特性イ
ンピーダンスを接続する回路に合わせたことを特徴とす
る請求項1〜5のいずれかに記載のコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10129982A JPH11329635A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10129982A JPH11329635A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11329635A true JPH11329635A (ja) | 1999-11-30 |
Family
ID=15023243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10129982A Pending JPH11329635A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11329635A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010038110A1 (en) * | 2008-09-30 | 2010-04-08 | Fci | Lead frame assembly for an electrical connector |
JP2015070241A (ja) * | 2013-10-01 | 2015-04-13 | アイカ工業株式会社 | 多層プリント基板のパターン設計手法 |
-
1998
- 1998-05-13 JP JP10129982A patent/JPH11329635A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010038110A1 (en) * | 2008-09-30 | 2010-04-08 | Fci | Lead frame assembly for an electrical connector |
US8771023B2 (en) | 2008-09-30 | 2014-07-08 | Fci | Lead frame assembly for an electrical connector |
JP2015070241A (ja) * | 2013-10-01 | 2015-04-13 | アイカ工業株式会社 | 多層プリント基板のパターン設計手法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001219 |