JPH11329631A - Icカード用コネクタ - Google Patents

Icカード用コネクタ

Info

Publication number
JPH11329631A
JPH11329631A JP10129802A JP12980298A JPH11329631A JP H11329631 A JPH11329631 A JP H11329631A JP 10129802 A JP10129802 A JP 10129802A JP 12980298 A JP12980298 A JP 12980298A JP H11329631 A JPH11329631 A JP H11329631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
connector
connector housing
board
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10129802A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokazu Hori
博和 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kel Corp
Original Assignee
Kel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kel Corp filed Critical Kel Corp
Priority to JP10129802A priority Critical patent/JPH11329631A/ja
Publication of JPH11329631A publication Critical patent/JPH11329631A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型軽量でありながら所望の強度が得られ、
基板への取付が簡単且つ強固に行えるICカード用コネ
クタを得る。 【解決手段】 カード受容開口からICカード5を挿入
させて受容保持するカード受容空間16を有したコネク
タハウジング10と、コネクタハウジング内に取り付け
られた複数のコンタクト31とからICカード用コネク
タが構成される。カード受容空間16が前後方向に延び
た状態で平板下面側を接触させるようにしてコネクタハ
ウジング10が基板上に取り付けられ、このとき各コン
タクト31のリード部31aが基板の端子パターンに表
面実装される。コネクタハウジング10の左右側面1
3,14に上下に延びて形成された複数の補強リブ21
に固定金具25を固定保持するとともにこの固定金具2
5を基板のパターン上に表面実装する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PCカード、メモ
リーカード、ICカード等と称されているカード状の情
報記録媒体(これらを総称してICカードと称する)を
挿抜自在に受容するICカード用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年ICカードの利用が拡大してきてお
り、このICカードを挿抜自在に受容するICカードコ
ネクタも種々のものが実用に供されている。このような
ICカードとしては、カード端部に雌コンタクトを有
し、コネクタにこの雌コンタクトに嵌合する雄コンタク
ト(ピン)を設け、コネクタにICカードを挿入したと
きに両コンタクトを嵌合させて接続させるようになった
嵌合接続型のコネクタが従来から知られている。さら
に、コネクタの表面に平面状コンタクトを設け、コネク
タにはICカードが挿入されたときに平面状コンタクト
と対向当接する接触コンタクトを設けてなる接触接続型
のコネクタも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ICカード用コネクタは、薄い矩形板状のICカードを
挿抜自在に受容保持するものであるため、コネクタハウ
ジング自体も比較的薄い平板状の形状をしており、内部
にICカードを受容する矩形板状の受容空間が形成され
るようになったものが一般的である。このような形状の
ICカード用コネクタは基板上に取り付けられるように
なっており、基板表面上に重なって配設されるが、でき
るかぎり薄く且つ軽量にするという要求から、コネクタ
ハウジングの壁厚は可能な限り薄く形成されている。こ
のため、コネクタハウジングの強度が不足しやすいとい
う問題がある。
【0004】また、このようなコネクタハウジングを基
板上に取り付けるときに、基板上にはできる限り強固に
固定したいのであるが、ハウジングの壁厚が薄くて強度
が低いため、この部分を例えばネジ等により固定する場
合、ネジ強度は十分でもこのネジをうけるコネクタハウ
ジング部分の強度が不足するおそれがあり、コネクタハ
ウジングを基板に強固に固定するのが難しいという問題
もある。
【0005】本発明はこのような問題に鑑みたもので、
薄型(小型)、軽量でありながら所望の強度が得られ、
基板への取付が簡単且つ強固に行えるような構成のIC
カード用コネクタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的達成のた
め、本発明は、前端に形成されたカード受容開口からI
Cカードを挿入させて受容保持するカード受容空間を有
した平板状のコネクタハウジングと、このコネクタハウ
ジング内に取り付けられた複数のコンタクトとからなる
ICカード用コネクタにおいて、カード受容空間が前後
方向に延びた状態で平板下面側を接触させるようにして
コネクタハウジングが基板上に取り付けられるととも
に、複数のコンタクトのリード部が基板の端子パターン
に表面実装されるように構成されている。さらに、コネ
クタハウジングの左右側面に上下に延びる複数の補強リ
ブを形成してハウジング強度を高くした上で、この補強
リブに固定金具を固定保持するとともにこの固定金具を
基板のパターン上に表面実装するように構成される。
【0007】このような構成のICカード用コネクタの
場合には、コネクタハウジングに形成される補強リブに
よりハウジング強度が強化され、このよう強化された部
分に固定金具を取り付けるため、ハウジングの薄型、軽
量化を図った上で所望の強度を確保し、且つ取付強度に
ついても十分な強度を確保することができる。さらに、
コンタクトのリード部および固定金具を基板上に表面実
装するようになっているため、これら両者の表面実装を
同時に行うことができ、コネクタを基板に取り付ける作
業が非常に簡単である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施形態について説明する。図1には、ICカー
ド5と、このICカード5を挿抜自在に受容保持するカ
ードコネクタ1が示されている。ICカード5は内部に
ICチップが配設されており、種々の情報等が記録され
ている。ICカード5には図示しない裏面に複数のコン
タクトパターン(平面状コンタクト)が形成されてお
り、ICカード5をカードコネクタ1に挿入してカード
コネクタ1内のコンタクト31とICカード5のコンタ
クトパターンとを当接接続させて情報のやりとりを行う
ようになっている。
【0009】カードコネクタ1は、図2および図3に詳
しく示すように、絶縁性を有した樹脂から作られたハウ
ジング10と、このハウジング10内に配設された複数
の信号用コンタクト31および一対のスイッチ部材3
5,36と、ハウジング10の左右側面に取り付けられ
た複数の固定金具25とから構成される。
【0010】まず、ハウジング10は、矩形平板状の上
面部11と、この上面部11の下側に所定間隔をおいて
対向する矩形平板状の下面部12と、左右両端において
上面部11と下面部12とを繋げる左右側面部13,1
4と、後端面を形成する後面部15とから平板箱形状を
有するように構成されている。このため、上面部11、
下面部12、左右側面部13,14および後面部15に
より囲まれて矩形板状の受容空間16が形成される。但
し、後面部15の中央が開口している。
【0011】なお、図示のように、上面部11および下
面部12の前部は矩形状に切り取られた形状をしてお
り、前部の左右両側に前方に突出するアーム部11a,
12aが形成されている。左右側面部13,14はアー
ム部11a,12aの位置まで延びており、これらに囲
まれて左右両側に前後に延びるとともに受容空間16に
繋がるガイド溝16aが形成されている。また、上面部
11には、後述するようにコンタクトの配設状態を目視
チェックするためのチェック用開口11c,11dが設
けられている。
【0012】ハウジング10の左右側面部13,14の
外側面には上下に延びる複数(左右各4個ずつ)の補強
リブ21が形成されている。各補強リブ21は対になっ
て形成されており、各対を形成する補強リブ21の間に
上下に延びる取付溝21aが形成されている。この取付
溝21a内に固定金具25が圧入されて固定される。固
定金具25は、両側端に圧入突起27aを有する圧入部
27とこの圧入部27から直角に折り曲がったマウント
部26とからL字板状に形成されており、圧入部27を
取付溝21a内に圧入させ、圧入突起27aを取付溝2
1aに食い込ませて取り付けられる。このように取り付
けられた状態でマウント部26の下面は水平に延び、ハ
ウジング10の下面より僅かに下方に突出する。
【0013】信号用コンタクト31およびスイッチ部材
35,36は、図2および図3に示すように、ハウジン
グ10の受容空間16内に位置して下面部12の上に取
り付けられる。下面部12には、図示のように前後に延
びる8個の開口12dが形成されるとともに、これら開
口12dから前もしくは後に延びる8本の第1圧入溝1
2cが形成されている。各第1圧入溝12c内に中間圧
入部31cを圧入させて8個の信号用コンタクト31が
取り付けられており、この状態で各信号用コンタクト3
1の接触部31bは各開口12dの上側に位置し、リー
ド部31aは下面部12の前後端から下方にクランク状
に折り曲げられて延びハウジング10の下面から僅かに
突出する。なお、接触部31bは図示のように上に凸と
なるように折り曲げ成形されており受容空間16内に突
出する。
【0014】下面部12にはさらに、前後に延びる一対
の第2圧入溝12dが形成されるとともにこれら第2圧
入溝12dの後端部において下面部12に切り込み空間
12eが形成されている。スイッチ部材35,36はそ
の中間圧入部35c,36cが第2圧入溝12dに圧入
されて取り付けられており、スイッチ部35b,36b
は切り込み空間12eの上に伸び、リード部35a,3
6aは下面部12の前端から下方にクランク状に折り曲
げられて延びハウジング10の下面から僅かに突出す
る。
【0015】スイッチ部材35,36がこのようにハウ
ジング10の下面部12に取り付けられた状態で、スイ
ッチ部35b,36bの部分のみを取り出して図4およ
び図5に示している。これらの図から分かるように、ス
イッチ部35bは長尺板状のまま切り込み12eの上ま
でまっすぐ延びる。一方、スイッチ部36bは、先端部
が上方に折り曲げられるとともに側方に向かってスイッ
チ部35bの上まで延びて形成されたスイッチ片36d
を有し、スイッチ片36dより根本側において上に凸と
なるように折り曲げ成形された押圧部36cを有する。
【0016】以上のように構成されたカードコネクタ1
は、基板の上に表面実装されて取り付けられる。具体的
には、各信号用コンタクト31のリード部31a、スイ
ッチ部材35,36のリード部35a,36aおよび固
定金具25のマウント部26の下面が、基板の配線パタ
ーンに半田付け接合されて表面実装される。このとき、
固定金具25の接合によりカードコネクタ1全体が基板
に強固に固定されるのであるが、上述のように固定金具
25は補強リブ21により強化された部分に取り付けら
れているため、取付強度不足の問題はない。なお、当然
ながらハウジング10自体の強度も補強リブ21により
強化される。
【0017】このようにして基板の上に取り付けられた
カードコネクタ1に、ICカード5が図1等において矢
印Aで示すようにして受容空間16内に挿入される。こ
のとき、左右のガイド溝16aによりICカード5の左
右端部がガイドされてスムーズに且つまっすぐになって
受容空間16内に挿入される。ICカード5の先端がハ
ウジング10の後面部15にほぼ当接するまで受容空間
16内に押し込まれると、ICカード5の下面のコンタ
クトパターンが各コンタクト31の接触部31bと当接
し、各コンタクト31を介して基板上の装置と電気接続
される。このとき、接触部31bはICカード5により
下方に押されて開口12d内に入り込むようにして弾性
変形され、その弾性力により接触部31bはコンタクト
パターンに押圧されて所望の接触圧が得られる。
【0018】このようにしてICカード5が受容空間内
に挿入されるとき、図4および図5に示すように、IC
カード5の先端がスイッチ部材36の押圧部36cに当
接してそのテーパ面に沿って押圧部36cを押し、先端
部分を矢印Bで示すように下方に曲がるように弾性変形
させる。この結果、先端のスイッチ片36dが下方に押
し下げられてスイッチ部材35のスイッチ部35bと当
接し、スイッチがオンとなる。これによりICカード5
の挿入を検出したり、電源をオンにしたりすることがで
きる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カード受容空間が前後方向に延びた状態で平板下面側を
接触させるようにしてコネクタハウジングが基板上に取
り付けられるとともに、複数のコンタクトのリード部が
基板の端子パターンに表面実装されるように構成され、
さらに、コネクタハウジングの左右側面に上下に延びて
形成された補強リブに固定金具を固定するとともにこの
固定金具を基板のパターン上に表面実装するように構成
されているので、コネクタハウジングに形成される補強
リブによりハウジング強度が強化され、このよう強化さ
れた部分に固定金具を取り付けるため、ハウジングの薄
型、軽量化を図った上で所望の強度を確保し、且つ取付
強度についても十分な強度を確保することができる。さ
らに、コンタクトのリード部および固定金具を基板上に
表面実装するようになっているため、これら両者の表面
実装を同時に行うことができ、コネクタを基板に取り付
ける作業が非常に簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るICカード用コネクタおよびIC
カードを示す斜視図である。
【図2】このICカード用コネクタを図1の矢印II−II
に沿って切断して示す平面断面図である。
【図3】このICカード用コネクタを図1の矢印III−I
IIに沿って切断して示す平面断面図である。
【図4】スイッチ部材のスイッチ部分を取り出して示す
側面図である。
【図5】スイッチ部材のスイッチ部分を取り出して示す
背面図である。
【符号の説明】
1 カードコネクタ 5 ICカード 10 ハウジング 21 補強リブ 25 固定金具 31 信号用コンタクト 35,36 スイッチ部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前端に形成されたカード受容開口からI
    Cカードを挿入させて受容保持するカード受容空間を有
    した平板状のコネクタハウジングと、このコネクタハウ
    ジング内に取り付けられた複数のコンタクトとからなる
    ICカード用コネクタにおいて、 前記カード受容空間が前後方向に延びた状態で平板下面
    側を接触させるようにして前記コネクタハウジングが基
    板上に取り付けられるとともに、前記複数のコンタクト
    のリード部が前記基板の端子パターンに表面実装される
    ように構成されており、 前記コネクタハウジングの左右側面に上下に延びる複数
    の補強リブが形成されるとともにこの補強リブに固定保
    持された固定金具を前記基板のパターン上に表面実装し
    て前記コネクタハウジングが前記基板に固定されること
    を特徴とするICカード用コネクタ。
JP10129802A 1998-05-13 1998-05-13 Icカード用コネクタ Pending JPH11329631A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10129802A JPH11329631A (ja) 1998-05-13 1998-05-13 Icカード用コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10129802A JPH11329631A (ja) 1998-05-13 1998-05-13 Icカード用コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11329631A true JPH11329631A (ja) 1999-11-30

Family

ID=15018599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10129802A Pending JPH11329631A (ja) 1998-05-13 1998-05-13 Icカード用コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11329631A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100664686B1 (ko) 2006-01-16 2007-01-03 주식회사 웰 포인트 셋탑박스용 피에스씨 커넥터

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100664686B1 (ko) 2006-01-16 2007-01-03 주식회사 웰 포인트 셋탑박스용 피에스씨 커넥터

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100800729B1 (ko) 배터리 커넥터
JP3013756B2 (ja) 基板用コネクタ
JP3287514B2 (ja) コネクタ
JP3640759B2 (ja) コネクタ
JPH0668941A (ja) 薄型の表面取付式電気コネクタ
JP3121239U (ja) カード用コネクタ装置
US7281943B1 (en) Connector
KR20050053004A (ko) 커넥터
JP2814446B2 (ja) 回路基板用電気コネクタ
JP2000048880A (ja) カード用コネクタ組立体
US6406305B1 (en) Electrical connector having compression terminal module therein
US6475031B1 (en) Electrical connector having improved retention devices
JPH11329631A (ja) Icカード用コネクタ
CN111213285B (zh) 焊接接触件和接触模块以及用于制造接触模块的方法
US6159043A (en) Boardlock for an electrical connector
US20050277332A1 (en) Surface mountable electrical connector
US6976890B2 (en) Electrical connector for connecting a mating contact and a connection object
JP3244615B2 (ja) Pcカード
JP3313326B2 (ja) 基板取付型コネクタ
JP2004303693A (ja) プリント配線基板用コネクタ
JPH07201424A (ja) 表面実装用コネクタ
JP3912877B2 (ja) 電気コネクタ
JP4563250B2 (ja) コネクタ、レセプタクルコネクタ、並びに、携帯型無線端末又は小型電子機器
JPH1174046A (ja) 非対称型コネクタ及びその実装方法
JP3019448U (ja) 平板回路基板用ソケット