JPH11328289A - クロスメディア帳票発行システム - Google Patents

クロスメディア帳票発行システム

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JPH11328289A
JPH11328289A JP10136491A JP13649198A JPH11328289A JP H11328289 A JPH11328289 A JP H11328289A JP 10136491 A JP10136491 A JP 10136491A JP 13649198 A JP13649198 A JP 13649198A JP H11328289 A JPH11328289 A JP H11328289A
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JP10136491A
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English (en)
Inventor
Koichiro Imazaki
浩一郎 今崎
Yutaka Yone
豊 米
Seiichi Tochihara
聖一 栃原
Koyo Ueno
幸洋 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙として準備されるビジネスフォームと、そ
の電子フォームを一括管理することにより、オンデマン
ドでビジネスフォームを入手できるようにする。 【解決手段】出力データ準備部18から、トランザクシ
ョンデータベース14から検索した記入データを受け取
り、帳票データ準備部16からその記入位置の情報を受
け取って、バリアブルデータをプリンタから出力するた
めの印字データにするバリアブル印字データ作成部20
と、帳票データ準備部16から、帳票データベース12
から検索したビジネスフォームを印刷するための帳票形
態データを受け取り、製版・印刷用にそれを加工する印
刷用帳票データ作成部22と、前記出力データ準備部か
ら同じく記入データを受け取り、前記帳票データ準備部
から帳票形態データを受け取り、両者を組み合わせて表
示/印刷するためのデータを作成するバリアブル帳票デ
ータ作成部24とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、クロスメディア帳
票、特に紙として準備されるビジネスフォームと、それ
を電子的なデジタルデータで記録した電子フォームとを
集中管理する際に適用して好適な、クロスメディア帳票
発行システムに関する。
【0002】
【従来の技術】電話料金等の請求書、ダイレクトメール
等のビジネスフォームは、通常紙として準備され、所定
事項を記入した上で所定の宛て先に郵送することが行わ
れている。
【0003】一方、このような紙のビジネスフォーム
は、それに対応する電子的なデジタルデータで記録した
ビジネスフォームの形態データや記入されるべきトラン
ザクションデータを用意し、そのデータを印刷機やプリ
ンタに適用することにより作成することが行われてい
る。
【0004】又一方、電子的なネットワーク(インター
ネットやLAN)にて流通するような電子フォームを利
用して通知等の業務が行われる場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、紙とし
て準備されるビシネスフォームと、デジタルデータとし
て準備される電子フォームは、従来個別に管理されてお
り、又紙のビジネスフォームを作成するための印刷機等
のシステムも別に用意されていたため、利用者が必要と
したときにオンデマンドでビジネスフォームを入手する
ことが不可能であるという問題があった。
【0006】又、ビジネスフォームにパーソナルな情報
を付与する場合にも、各種のプリンタ装置で利用される
印字データと、電子フォームに付与されるデータとは一
括管理されていなかったため、相互に参照して利用状況
をチェックする等の管理がし難いという問題もあった。
【0007】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、紙として準備されるビジネスフォー
ムと、その電子フォームを一括管理することにより、オ
ンデマンドでビジネスフォームを入手できるようにする
と共に、必要に応じてビジネスフォームにパーソナルな
情報を容易に付与することができる、クロスメディア帳
票発行システムを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、クロスメディ
ア帳票発行システムにおいて、発行すべきビジネスフォ
ームに関係する情報を指示する業務要求指示部と、ビジ
ネスフォームの形態に関するデータが格納されている帳
票データベースと、ビジネスフォームに記入されるべき
データが格納されているトランザクションデータベース
と、前記業務要求指示部からの指示により必要なビジネ
スフォームを、前記帳票データベースから検索して蓄積
する帳票データ準備部と、前記業務要求指示部からの指
示により記入されるべきデータを、前記トランザクショ
ンデータベースから検索して蓄積する出力データ準備部
と、前記帳票データ準備部からビジネスフォームを印刷
するために必要な帳票形態データを受け取り、各種の製
版・印刷システム用にそのデータを加工する印刷用帳票
データ作成部とを備えていると共に、前記出力データ準
備部から記入されるべきデータを受け取り、前記帳票デ
ータ準備部からその記入位置の情報を受け取って、バリ
アブルデータを各種のプリンタ装置から出力するための
印字データに加工するバリアブル印字データ作成部、及
び、前記出力データ準備部から記入されるべきデータを
受け取り、前記帳票データ準備部から帳票形態データを
受け取り、その2つを組み合わせて表示/印刷するため
のバリアブル帳票データを作成するバリアブル帳票デー
タ作成部の少なくとも一方を備えた構成とすることによ
り、前記課題を解決したものである。
【0009】即ち、本発明においては、紙のビジネスフ
ォームと電子フォームを製造するシステムにおいて、前
記帳票データ準備部と出力データ準備部とを、それぞれ
の作成システムの前工程で共通に用いるようにすること
により、容易に要求指示部においてその製造を集中管理
できるようにしたので、利用者に対してオンデマンド
で、即ち利用したいと考えるまさにその時点でビジネス
フォームを提供することができると共に、前記出力デー
タ準備部をビジネスフォーム(電子フォーム)製造の前
工程に持つことにより、利用者の個人情報を予め埋め込
んだビジネスフォームを、利用者の希望や周辺環境のニ
ーズに応じて臨機応変に準備することができる。
【0010】なお、本発明において、クロスメディアと
は、文字、データ、画像、絵柄等の様々な情報を伝達す
る際に用いる媒体であり、従来個別に作成され、流通形
態も別々に管理されていた「紙に情報が印刷されたメデ
ィア」、「紙に情報を印刷したものに更に個別のデータ
が印字されたメディア」及び「電子的なネットワーク等
を介して流通されるデジタルメディア」等の個別のメデ
ィアを、デジタルデータ化により統合して、作成、製
造、管理し、相互に組合せて目的に合った最適な情報伝
達手段をユーザや顧客に提供する情報伝達媒体である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明に係る一実施形態のクロス
メディア帳票発行システムの概略構成を、処理の流れと
共に示す説明図であり、図2は処理の流れと、それに対
応する信号の流れを示したフローチャートである。
【0013】本実施形態のクロスメディア帳票発行シス
テムは、発行すべきビジネスフォームに関する情報を指
示する業務要求指示部10を備えている。この業務要求
指示部10は、キーボード等によりデータを直接入力す
ることができると共に、電話回線、LANやインターネ
ット等の電子的ネットワークを介して端末からデータを
入力できるようになっている。
【0014】本実施形態のクロスメディア帳票発行シス
テムは、又、ビジネスフォームの形態に関するデータが
格納されている帳票データベース12と、ビジネスフォ
ームに記入されるべきデータが格納されているトランザ
クションデータベース14と、前記業務要求指示部10
からの指示により必要なビジネスフォームを、前記帳票
データベース12から検索して蓄積する帳票データ準備
部16と、同じく業務要求指示部10からの指示により
記入されるべきデータを、前記トランザクションデータ
ベース14から検索して蓄積する出力データ準備部18
と、前記出力データ準備部18から記入されるべきデー
タを受け取り、前記帳票データ準備部16からその記入
位置の情報を受け取って、バリアブルデータを各種のプ
リンタ装置から出力するための印字データに加工するバ
リアブル印字データ作成部20と、前記帳票データ準備
部16からビジネスフォームを印刷するために必要な帳
票形態データを受け取り、各種の製版・印刷システム用
にそのデータを加工する印刷用帳票データ作成部22
と、前記出力データ準備部18から記入されるべきデー
タを受け取り、前記帳票データ準備部16から帳票形態
データを受け取り、その2つを組合せて表示/印刷する
ためのデータ(バリアブル帳票データ)を作成するバリ
アブル帳票データ作成部24とを備えている。
【0015】又、上記帳票発行システムでは、前記業務
要求指示部10が、該指示部10に対して入力された発
行すべきビジネスフォームに関する情報(特徴や数量
等)から、そのビジネスフォームの最適な最終形態を判
断し、その判断内容に基づいて前記バリアブル印字デー
タ作成部20、印刷用帳票データ作成部22又はバリア
ブル帳票データ作成部24において、そのビジネスフォ
ームを製造するためのデータを作成するようになってい
る。
【0016】そして、上記帳票発行システムでは、前記
バリアブル印字データ作成部20から作成された印字デ
ータがプリンタ管理サーバ26を介して各種プリンタ
(プリンタシステム)28に、又、前記印刷用帳票デー
タ作成部22からは作成された印刷用データが製版/印
刷システム30に、それぞれ入力されるようになってい
る。又、前記バリアブル帳票データ作成部24からは、
作成されたバリアブル帳票データがデジタル印刷機32
に入力されると共に、電子フォーム格納部34に格納さ
れるようになっている。更に、この電子フォーム格納部
34からは、同データが配信サーバ36に出力され、該
サーバ36から電話回線、LAN、又はインターネット
を介して各接続端末へ出力されるようになっている。
【0017】又、前記製版/印刷システム30やデジタ
ル印刷機32により印刷(印字)して作成された紙のビ
ジネスフォームBは、そのまま出荷されたり、そのまま
又はプリンタシステム28で所定の印字がなされた後
に、封入封緘機等の後加工機38で処理された後に発送
されたりするようになっている。
【0018】本実施形態について更に詳述すると、前記
業務要求指示部10に入力される情報は、そのビジネス
フォームの利用者(記入者)がそのビジネスフォームを
利用したいと考える、まさにその時点で、前記図1に示
したようなLANやインターネット等の電気的ネットワ
ークにて、その利用を申請した際に準備される情報で、
利用者の個人情報の埋め込みの有無や、準備されるべき
ビジネスフォームの最終形態等の内容を含むことができ
る。
【0019】又、そのビジネスフォームの製造者がその
ビジネスフォームを製造しようとする際に、キーボード
等から直接入力されたり、ビジネスフォーム製造のため
の生産管理システムからの出力により準備される情報
で、配布先の個人情報の埋め込みの有無や準備されるべ
きビジネスフォームの最終形態等の内容を含むことがで
きる。
【0020】又、前記帳票データベース12において蓄
積され、格納されているビジネスフォームに関するデー
タは、ビジネスフォームの形態を記述した帳票形態デー
タと、そのビジネスフォームの各種の属性データが記述
された帳票インデクスデータとからなる。
【0021】ここで、帳票形態データ、即ちフォームデ
ータは、DTP(Desk Top Publishing )システム
等のドローイングツールを用いて作成する。格納されて
いるフォームデータは、特定の帳票(ビジネスフォー
ム)全体を表現する場合(完全なフォーム)と、帳票の
部品(例えば、申し込み者の氏名、住所、電話番号等、
一連の関連する情報を記入する欄で構成する帳票の一部
分)が存在する。
【0022】前記帳票データ準備部16は、業務要求指
示部10からの情報を基に、帳票データベース12を検
索し完全に一致する帳票が存在すれば、それを選択す
る。又、完全に一致しない場合は、構成要素の一致度合
いが高いフォームデータを選択した上で、異なる部分を
帳票データベース12に格納されている帳票の部品を組
み合わせて差し替え、業務要求指示部10の要求に合致
したフォームデータを生成する機能を有する。生成され
た新たなフォームデータは帳票インデクスデータにより
管理される。このように、帳票データベース12は業務
要求指示部10の情報により動的に変化していく。
【0023】又、帳票データベース12には適当なDT
Pシステムでアクセスすることができ、必要に応じてフ
ォームデータの修正・編集を人手で可能である。
【0024】又、帳票インデクスデータがもつ各種の属
性には、ビジネスフォームの所有者(保管部署、得意先
等)や作成管理記録(発注番号、作成日、作成部署、利
用できる印刷・印字システム等)や内容(ビジネスフォ
ーム内の項目名、項目の特性、項目位置、そのビジネス
フォームの利用されるべき状況等)等の静的な属性や、
ビジネスフォームの現在・過去の利用状況や製造工程中
の位置等の動的な属性を含むことができる。
【0025】又、前記帳票データ準備部16において必
要なビジネスフォームを検索・蓄積する際には、帳票イ
ンデクスデータを参照することにより、必要なビジネス
フォームを選択することができ、選択された後もビジネ
スフォーム作成において、直接的に必要な帳票形態デー
タと共に帳票インデクスデータを同時に蓄積管理し、後
の工程に受け渡すことができるようになっている。
【0026】又、前記出力データ準備部18において記
入されるべきデータを検索して蓄積する際には、帳票イ
ンデクスデータとして蓄積されるデータのうち「ビジネ
スフォーム内の項目名」を参照することにより、トラン
ザクションデータ中からそのビジネスフォームに対する
記入における必要な項目のみ選択し、該出力データ準備
部18にて蓄積管理することができるようになってい
る。
【0027】又、前記バリアブル帳票データ作成部24
において作成されるバリアブル帳票データは、そのビジ
ネスフォームの形態と記入されるべきデータとを同時に
印刷するようなデジタル印刷機やカラープリンタ等にて
利用できる形式とすることができると共に、電子フォー
ムとしてLANやインターネットのような電子的なネッ
トワーク内で流通できるような形式とすることができ
る。
【0028】又、このバリアブル帳票データ作成部24
は出力データ準備部18から送られるトランザクション
データの内容に応じて帳票データ準備部16に対して指
示を送り、個別のバリアブルデータに併せて帳票形態デ
ータ(フォームデータ)を部分的に変更したり、帳票の
部品を組み合わせて、当該のバリアブルデータに適合し
た帳票データを生成する機能を有する。この機能によ
り、デジタル印刷機32で1枚1枚異なった帳票を印刷
する場合に対応することができる。
【0029】本実施形態においては、(記入前の紙の)
ビジネスフォーム、(記入前の)電子フォーム、(必要
な情報が事前に付与された)紙のビジネスフォーム、
(必要な情報が事前に付与された)電子フォーム、のそ
れぞれを単独に、又は、同時に作成することが可能であ
る。以下に、それぞれの作成の際の流れ(フロー)を詳
しく説明する。
【0030】(1)記入前の紙のビジネスフォームを作
成(いわゆる印刷)する場合
【0031】本システム外部からの入力(例えば、オペ
レータによるキーボード入力)により、どのビジネスフ
ォーム(例えば、ここでは伝票番号「001」のビジネ
スフォーム)を何部印刷するか(例えば、ここでは10
0部)を業務要求指示部10に入力する。
【0032】業務要求指示部10では、外部からの入力
に基づいて、伝票番号「001」のビジネスフォームを
紙のビジネスフォームとして100部準備する旨の情報
を蓄積し、その情報を帳票データ準備部16に送信す
る。
【0033】帳票データ準備部16では、業務要求指示
部10からの情報に基づき、帳票データベース12中に
ある帳票インデクスデータを検索し、伝票番号「00
1」の紙のビジネスフォーム用の帳票インデクスデータ
を特定する。更に、特定された帳票インデクスデータを
基にして帳票形態データを特定し、当該の帳票インデク
スデータ及び帳票形態データを蓄積する。
【0034】帳票インデクスデータと帳票形態データが
準備された段階で、帳票データ準備部16は、業務要求
指示情報と帳票インデクスデータと帳票形態データを印
刷用帳票データ作成部22に送信する。
【0035】印刷用帳票データ作成部22では、帳票デ
ータ準備部16からの業務要求指示情報と帳票インデク
スデータに基づき、適切な製版システムを選択し、その
製版システムに帳票形態データを送信し、ビジネスフォ
ームを製版する。
【0036】又、この時、製版/印刷システム30中の
生産管理システムに対して、業務要求指示情報や帳票イ
ンデクスデータのもつ情報(例えば伝票番号「001」
や生産番号や製造日など)を送信し、生産進行してい
く。
【0037】製版/印刷システム30中の生産管理シス
テムに基づいて、製版された当該のビジネスフォームの
製版フィルムを刷版し、更に印刷し、伝票番号「00
1」の紙のビジネスフォームを100部準備する。
【0038】又、この時、必要に応じて納品先などの情
報(これも業務要求指示部10における情報のひとつと
する)を付与した納品札などを生産管理システムにて作
成し、添付しても良い。
【0039】(2)記入前の電子フォームを作成する場
【0040】本システム外部からの入力(例えば、イン
ターネットのWebサーバーからの帳票作成の要求)に
より、どのビジネスフォーム(ここでは伝票番号「00
2」のビジネスフォーム)をどの電子フォームシステム
用(ここでは電子フォームシステム「A」用)の電子フ
ォーム(白紙)とするかを業務要求指示部10に入力す
る。
【0041】業務要求指示部10では、外部からの入力
に基づいて、伝票番号「002」の電子フォームシステ
ム「A」用の電子フォームとして準備する旨の情報を蓄
積し、その情報を帳票データ準備部16に送信する。
【0042】帳票データ準備部16では、業務要求指示
部10からの情報に基づき、帳票データベース中にある
帳票インデクスデータを検索し、伝票番号「002」の
電子フォームシステム「A」用の帳票インデクスデータ
を特定する。更に、特定された帳票インデクスデータを
基にして帳票形態データを特定し、当該の帳票インデク
スデータ及び帳票形態データを蓄積する。
【0043】なお、ここでは、電子フォームにおける記
入枠の設定情報(電子フォームのフィールド設定情報、
・・・例えば記入されるべきデータの属性や選択項目の
バリエーションや数値範囲など)も帳票形態データ中に
含んでいるものとする。又、その電子フォームがどのよ
うな項目の記入枠(フィールド)を持つか、という情報
を帳票インデクスデータが保持していることとする。
【0044】帳票インデクスデータと帳票形態データが
準備された段階で、帳票データ準備部16は、業務要求
指示情報と帳票インデクスデータと帳票形態データをバ
リアブル帳票データ作成部24に送信する。
【0045】バリアブル帳票データ作成部24では、帳
票データ準備部16からの業務要求指示情報と帳票イン
デクスデータに基づき、適切な電子フォームシステム
(ここでは電子フォームシステム「A」)を選択する。
【0046】選択された電子フォームシステム「A」の
準備する電子フォーム格納部に対し、帳票形態データを
送信する。又、選択された電子フォームシステムの要求
条件により、その電子フォームシステムで必要となる各
種の管理/条件ファイル(例えば、データ出力用のDB
(データベース)ファイルの指示などの条件)も準備
し、その電子フォーム格納部などへ送信しても良い。
【0047】なお、記入前の(白紙)電子フォームを準
備するという状況であるため、今回はその電子フォーム
に埋め込まれる出力データは存在しないので、出力デー
タの埋込み処理も発生しない。
【0048】電子フォームシステム「A」によって当該
の電子フォームは管理され、利用される。例えば、イン
ターネット上にあるユーザ端末からの要求指示に基づい
て、配信サーバからユーザ端末に電子フォームを送信
し、ユーザ端末にて電子フォームを利用するなどの行為
がなされる。
【0049】(3)情報加工済みの(必要な情報が事前
に付与された)紙のビジネスフォームを多量に作成する
場合(固定情報部分は印刷し、可変印刷部分はプリンタ
印字する場合)
【0050】本システム外部からの入力(例えば、情報
加工製品の生産管理システムからのデータの作成の要
求)により、どのビジネスフォーム(例えば、ここでは
伝票番号「003」のビジネスフォーム)に対し、どの
トランザクションデータを埋め込んで発行するか(ここ
では発行条件「B」に該当するトランザクションデー
タ)を業務要求指示部10に入力する。
【0051】業務要求指示部10では、外部からの入力
に基づいて、伝票番号「003」のビジネスフォーム
を、発行条件「B」のトランザクションデータを付与し
た情報加工済みの紙のビジネスフォームとして準備する
旨の情報を蓄積し、その情報を帳票データ準備部16と
出力データ準備部18に送信する。
【0052】帳票データ準備部16では、業務要求指示
部10からの情報に基づき、帳票データベース12中に
ある帳票インデクスデータを検索し、伝票番号「00
3」の情報加工用の紙のビジネスフォーム用の帳票イン
デクスデータを特定する。更に、特定された帳票インデ
クスデータを基にして帳票形態データを特定し、当該の
帳票インデクスデータ及び帳票形態データを蓄積する。
【0053】帳票インデクスデータと帳票形態データが
準備された段階で、帳票データ準備部は、業務要求指示
情報と帳票インデクスデータと帳票形態データのうち出
力データを印字する位置情報をバリアブル印字データ作
成部20へ、業務要求指示情報と帳票インデクスデータ
と帳票形態データを印刷用帳票データ作成部22へ、そ
れぞれ送信する。
【0054】出力データ準備部では、業務要求指示部1
0からの情報に基づき、トランザクションデータベース
中に保有するトランザクションデータから発行条件
「B」に該当するトランザクションデータを抽出し、蓄
積する。又、トランザクションデータを抽出する際に、
抽出数量をカウントする。
【0055】発行条件「B」に該当するトランザクショ
ンデータを抽出し、抽出数量をカウントした段階で、出
力データ準備部18は、業務要求指示情報と発行条件
「B」に該当するトランザクションデータをバリアブル
印字データ作成部20へ、業務要求指示情報と抽出数量
を印刷用帳票データ作成部22へ、それぞれ送信する。
【0056】印刷用帳票データ作成部22では、帳票デ
ータ準備部16からの業務要求指示情報と出力データ準
備部18からの業務要求情報が揃い、両者が同じ物であ
ることを確認した上で、帳票データ準備部16からの業
務要求指示情報と帳票インデクスデータに基づき、適切
な製版システムを選択し、その製版システムに帳票形態
データを送信し、ビジネスフォームを製版する。
【0057】又、この時、製版/印刷システム中の生産
管理システムに対して、業務要求指示情報や帳票インデ
クスデータのもつ情報(例えば、伝票番号「003」や
生産番号や製造日等)及び出力データ準備部からのトラ
ンザクションデータ抽出数量を基に算出された印刷数量
(印刷/印字工程中での予備も含む)を送信し、生産進
行していく。
【0058】製版/印刷システム中の生産管理システム
に基づいて、製版された当該のビジネスフォームの製版
フィルムを刷版し、更に必要な印刷数量分を印刷し、伝
票番号「003」の白紙の紙のビジネスフォームを準備
する。
【0059】又、この時、必要に応じて納品先や次工程
先等の情報(これも業務要求指示部10における情報の
一つとする)を付与した納品札等を生産管理システムに
て作成し、添付しても良い。
【0060】バリアブル印字データ作成部20では、帳
票データ準備部16からの業務要求指示情報と出力デー
タ準備部18からの業務要求情報が揃い、両者が同じ物
であることを確認した上で、帳票データ準備部16から
の帳票インデクスデータ及び帳票形態データに基づき、
トランザクションデータが印字されるべき項目の名称と
その位置や桁数等の記入枠(フィールド)の設定情報を
準備する。
【0061】そして、出力データ準備部からの発行条件
「B」に該当するトランザクションデータを、印字され
るべき項目やその記入枠の設定情報を利用して、業務要
求指示情報で指示される印字処理システム(ここでは印
字処理システム「C」)に準拠したプリントイメージフ
ァイル(プリント処理用のデータファイル)に加工して
いく。
【0062】加工されたプリントイメージファイルは印
字処理システムに「C」の準備するプリンタ管理サーバ
26中のデータ格納部へ送信される。又、この時、プリ
ンタシステム中の生産管理システムに対して、業務要求
指示情報等の情報を送信し、生産進行していく。
【0063】プリンタシステム中の生産管理システムか
らの指示に基づいて、伝票番号「003」の白紙の紙の
ビジネスフォームBを準備し、印字処理システム「C」
のプリンタ28にセットし、その上で当該業務のプリン
トイメージファイルをプリンタ印字処理していく。
【0064】又、必要に応じて(業務要求指示情報中に
作業の必要の有無を含めても良い)封入封緘機やメール
加工機等の後加工機38にて、プリンタ印字処理された
情報加工済みのビジネスフォームを後加工しても良い。
【0065】(4)情報加工済みの(必要な情報が事前
に付与された)紙のビジネスフォームを少量だけ作成す
る場合(固定情報部分も可変印刷部分もデジタル印刷機
にてプリンタ印字する場合)
【0066】本システム外部からの入力(例えば、情報
加工製品の生産管理システムからのデータ作成の要求)
により、どのビジネスフォーム(例えば、ここでは伝票
番号「004」のビジネスフォーム)に対し、どのトラ
ンザクションデータを埋め込んで発行するか(ここでは
発行条件「D」に該当するトランザクションデータ)を
業務要求指示部10に入力する。
【0067】業務要求指示部10では、外部からの入力
に基づいて、伝票番号「004」のビジネスフォーム
を、発行条件「D」のトランザクションデータを付与し
た情報加工済みの紙のビジネスフォームとして準備する
旨の情報を蓄積し、その情報を帳票データ準備部16と
出力データ準備部18に送信する。
【0068】帳票データ準備部16では、業務要求指示
部10からの情報に基づき、帳票データベース12中に
ある帳票インデクスデータを検索し、伝票番号「00
4」の情報加工用の紙のビジネスフォーム用の帳票イン
デクスデータを特定する。更に、特定された帳票インデ
クスデータを基にして帳票形態データを特定し、当該の
帳票インデクスデータ及び帳票形態データを蓄積する。
【0069】なお、ここでは、ビジネスフォームにおけ
る記入枠の設定情報(ビジネスフォームのフィールド設
定情報、・・・例えば、記入されるべきデータの属性や
選択項目のバリエーションや数値範囲等)も帳票形態デ
ータ中に含んでいるものとする。又、そのビジネスフォ
ームがどのような項目の記入枠(フィールド)を持つ
か、という情報を帳票インデクスデータが保持している
こととする。
【0070】帳票インデクスデータと帳票形態データが
準備された段階で、帳票データ準備部16は、業務要求
指示情報と帳票インデクスデータと帳票形態データ(及
びそのうちの出力データを印字する位置等の記入枠の設
定情報)をバリアブル帳票データ作成部24へ送信す
る。
【0071】出力データ準備部18では、業務要求指示
部10からの情報に基づき、トランザクションデータベ
ース中に保有するトランザクションデータから発行条件
「D」に該当するトランザクションデータを抽出し、蓄
積する。
【0072】発行条件「D」に該当するトランザクショ
ンデータを抽出した段階で、出力データ準備部18は、
業務要求指示情報と発行条件「D」に該当するとトラン
ザクションデータをバリアブル帳票データ作成部24へ
送信する。
【0073】バリアブル帳票データ作成部24では、帳
票データ準備部16からの業務要求指示情報と出力デー
タ準備部18からの業務要求情報が揃い、両者が同じ物
であることを確認した上で、帳票データ準備部16から
の業務要求指示情報に基づき、適切なデジタル印刷シス
テム(ここではデジタル印刷システム「E」)を選択す
る。
【0074】帳票インデクスデータ及び帳票形態データ
に基づき、トランザクションデータが埋め込みされるべ
き項目の名称とその位置や桁数等の記入枠(フィール
ド)の設定情報を準備し、発行条件「D」に該当するト
ランザクションデータをそのフィールド設定情報等を基
に帳票形態データに埋め込んで、デジタル印刷システム
「E」用のバリアブル帳票データに加工していく。
【0075】加工されたバリアブル帳票データはデジタ
ル印刷システム「E」の準備するデータ管理サーバ中の
データ格納部へ送信される。又、この時、デジタル印刷
システム中の生産管理システムに対して、業務要求指示
情報や帳票インデクスデータのもつ情報(例えば、伝票
番号「004」や生産番号や製造日等)及び出力データ
準備部18からのトランザクションデータ抽出数量を基
に算出された印刷数量(デジタル印刷工程中の予備も含
む)を送信し、生産進行していく。
【0076】デジタル印刷システム「E」中の生産管理
システムからの指示に基づいて、デジタル印刷システム
「E」のデジタル印刷機32に用紙をセットし、当該の
バリアブル帳票データをプリンタ印字処理していく。
【0077】又、必要に応じて(業務要求指示情報中に
作業の必要の有無を含めても良い)封入封緘機やメール
加工機等の後加工機38にて、デジタル印刷機32で処
理された情報加工済みのビジネスフォームBを後加工し
ても良い。
【0078】(5)情報加工済みの(必要な情報が事前
に付与された)電子フォームを作成する場合
【0079】本システム外部からの入力(例えば、イン
ターネット上にあるユーザ端末からのデータ作成の要
求)により、どのビジネスフォーム(例えばここでは伝
票番号「005」の電子フォーム)に対し、どのトラン
ザクションデータを埋め込んで発行し(ここでは発行条
件「F」に該当するトランザクションデータ)、どの電
子フォームシステム(ここでは電子フォームシステム
「G」)で利用するかを業務要求指示部10に入力す
る。
【0080】業務要求指示部10では、外部からの入力
に基づいて、伝票番号「005」の電子フォームを、発
行条件「F」のトランザクションデータを付与した情報
加工済みの、電子フォームシステム「G」用の電子フォ
ームとして準備する旨の情報を蓄積し、その情報を帳票
データ準備部16と出力データ準備部18に送信する。
【0081】帳票データ準備部16は、業務要求指示部
10からの情報に基づき、帳票データベース12中にあ
る帳票インデクスデータを検索し、伝票番号「005」
の電子フォームシステム「G」用の帳票インデクスデー
タを特定する。更に、特定された帳票インデクスデータ
を基にして帳票形態データを特定し、当該の帳票インデ
クスデータ及び帳票形態データを蓄積する。
【0082】なお、ここでは、電子フォームにおける記
入枠の設定情報(電子フォームのフィールド設定情報・
・・例えば、記入されるべきデータの属性や選択項目の
バリエーションや数値範囲等)も帳票形態データ中に含
んでいるものとする。又、その電子フォームがどのよう
な項目の記入枠(フィールド)を持つか、という情報を
帳票インデクスデータが保持しているものとする。
【0083】帳票インデクスデータと帳票形態データが
準備された段階で、帳票データ準備部16は、業務要求
指示情報と帳票インデクスデータと帳票形態データ(及
びそのうちの出力データを印字する位置等の記入枠の設
定情報)をバリアブル帳票データ作成部24へ送信す
る。
【0084】出力データ準備部18では、業務要求指示
部10からの情報に基づき、トランザクションデータベ
ース12中に保有するトランザクションデータから発行
条件「F」に該当するトランザクションデータを抽出
し、蓄積する。
【0085】発行条件「F」に該当するトランザクショ
ンデータを抽出した段階で、出力データ準備部18は、
業務要求指示情報と発行条件「F」に該当するトランザ
クションデータをバリアブル帳票データ作成部16へ送
信する。
【0086】バリアブル帳票データ作成部24では、帳
票データ準備部16からの業務要求指示情報と出力デー
タ準備部18からの業務要求情報が揃い、両者が同じ物
であることを確認した上で、帳票データ準備部16から
の業務要求指示情報に基づき、適切な電子フォームシス
テム(ここでは電子フォームシステム「G」)を選択す
る。
【0087】帳票インデクスデータ及び帳票形態データ
に基づき、トランザクションデータが埋め込みされるべ
き項目の名称とその位置や桁数等の記入枠(フィール
ド)の設定情報を準備し、発行条件「F」に該当するト
ランザクションデータをそのフィールド設定情報等を基
に帳票形態データに埋め込んで、電子フォームシステム
「G」用のバリアブル帳票データに加工していく。
【0088】加工されたバリアブル帳票データは電子フ
ォームシステム「G」の準備する電子フォーム格納部3
4へ送信される。又、選択された電子フォームシステム
の要求条件により、その電子フォームシステムで必要と
なる各種の管理/条件ファイル(例えば、データ出力用
のDBファイルの指示等の条件)も準備し、その電子フ
ォーム格納部34等へ送信しても良い。
【0089】電子フォームシステム「G」によって当該
の電子フォームは管理され、利用される。例えば、イン
ターネット上にあるユーザ端末からの要求指示に基づい
て、配信サーバからユーザ端末に電子フォームを送信
し、ユーザ端末にて電子フォームを利用する等の行為が
なされる。
【0090】以上詳述した如く、本実施形態によれば、
ビジネスフォーム(記入前)、情報付与済み(記入後)
のビジネスフォーム、電子的なビジネスフォーム(いわ
ゆる電子フォーム)を、それぞれ個別に作成するのでは
なく、集中管理して作成(発行)するようにしたので、
求められる状況に応じて、その状況においてより適切な
形態の選択若しくは加工をしたビジネスフォーム類を提
供することが可能となる。
【0091】次に、本実施形態について更に具体的に説
明する。
【0092】前記図1に示したクロスメディア帳票発行
システムにおいて、前記帳票データベース12には、前
述した如く、ビジネスフォームの形態を電子的に記述し
た帳票形態データと、そのビジネスフォームの各種の属
性を記述した帳票インデクスデータが蓄積されている。
【0093】この帳票インデクスデータは、それぞれ一
例である3種類のファイル、即ち図3に示した帳票名や
帳票IDと帳票形態データとの対応を記述した帳票形態
データ対応テーブルと、図4に示した帳票形態データの
製造管理情報を記述した帳票形態データ管理テーブル
と、図5に示した帳票形態データ毎にビジネスフォーム
のフィールド設定情報を記述した項目情報ファイルとか
らできている。この図5で、Tは縦を、Yは横を´´は
インチをそれぞれ意味する。又、図6には、前記トラン
ザクションデータベース14に格納されているビジネス
フォームに記入されるべきトランザクションデータの一
例を示す。
【0094】まず、インターネット上において入会申込
書を取り寄せる、前記(5)で説明した処理の具体例で
ある実施例1について説明する。図7は、この場合の処
理の流れを、前記図1から抽出した図に相当する。
【0095】利用者はインターネットにて入会申し込み
のサイトにアクセスし、図8に示すような入会申込書を
取り寄せるブラウザ画面にて、トランザクションデータ
ベース14を検索するためのキーとなる情報(この場合
は氏名)と入会申込書を取り寄せる手段を選択する。
【0096】ここで、電子フォームシステム「C」にて
氏名「今崎浩一郎」が入会申込書を取り寄せる旨の指示
をした場合、本システムの業務要求指示部10に対し
て、「○×クラブの入会申込書」を「電子フォームシス
テム」「C」用の電子フォーム」として「今崎浩一郎」
の情報を埋め込んで発行する旨の入力がインターネット
運用システムからなされる。
【0097】業務要求指示部10は、業務要求指示情報
として、「○×クラブの入会申込書」を「電子フォーム
システム「C」用の電子フォーム」として「今崎浩一
郎」の情報を埋め込む旨の情報を蓄積し、その情報を帳
票データ準備部16と出力データ準備部18に送信す
る。
【0098】帳票データ準備部16では、「○×クラブ
の入会申込書」と「電子フォームシステム「C」用の電
子フォーム」との情報を基に帳票データベース中の帳票
インデクスデータ「帳票形態データ対応テーブル」を検
索する。ここで、その条件に該当する帳票形態データの
ファイル名として「Aa001−c」が選択される。更
に、その帳票形態データファイル名より、帳票インデク
スデータ「帳票形態データ管理テーブル」を検索し、条
件に該当するレコードを抽出し、そのレコード中にある
項目情報ファイル名「Aa001−ck」が選択され
る。ここで、選択された項目情報ファイル「Aa001
−ck」の内容も帳票インデクスデータの1つとして蓄
積される。
【0099】帳票インデクスデータの検索が終了した時
点で、帳票形態データ「Aa001−c」の内容も帳票
データ準備部16に蓄積される。
【0100】一方、出力データ準備部18では、トラン
ザクションデータ中から「今崎浩一郎」のデータレコー
ドを検索し、該当するデータを蓄積する。
【0101】帳票データ準備部16及び出力データ準備
部18での処理が終了次第、それぞれからバリアブル帳
票データ作成部24へ帳票形態データ「Aa001−
c」、項目情報ファイル「Aa001−ck」、「今崎
浩一郎」のデータが業務要求指示情報と共に送信され
る。
【0102】バリアブル帳票データ作成部24では、ま
ず帳票形態データを基に電子フォームを作成する。この
時点では、図9に示すように白紙の電子フォームであ
る。
【0103】その上で、項目情報ファイルの内容を基に
電子フォーム上のフォームフィールドに対し、図10に
示すように「今崎浩一郎」の情報を埋め込んでいく。
【0104】この処理により、個人情報が付与された電
子フォームが準備される。
【0105】準備された電子フォームを電子フォームシ
ステム「C」の電子フォーム格納部34に格納し、その
電子フォームシステムに基づいた方式で利用者に送信さ
れる。
【0106】次に、大量に入会申込書を印刷する、前記
(1)で説明した処理の具体例である実施例2について
説明する。
【0107】印刷工場の製造担当者は、製版/印刷の生
産管理システムに対し、図11に表示画面を示すよう
に、「○×クラブの入会申込書」を1000部印刷する
旨の指示を行う。ここで、生産管理システムから本シス
テムの業務要求指示部10に対して、「○×クラブの入
会申込書」を1000部印刷する旨の入力がなされる。
【0108】業務要求指示部10は、業務要求指示情報
として、「○×クラブの入会申込書」を「製版/印刷し
たビジネスフォーム」として「1000部」発行する旨
の情報を蓄積し、その情報を帳票データ準備部16に送
信する。なお、この場合は可変情報の埋め込みを行わな
いため、出力データ準備部18には情報を送信しない。
【0109】帳票データ準備部16では、「○×クラブ
の入会申込書」を「製版/印刷したビジネスフォーム」
の情報を基に帳票データベース12中の帳票インデクス
データ「帳票形態データ対応テーブル」を検索する。こ
こで、その条件に該当する帳票形態データのファイル名
として「Aa001−p」が選択される。更に、その帳
票形態データファイル名より、帳票インデクスデータ
「帳票形態データ管理テーブル」を検索し、条件に該当
するレコードを抽出する。
【0110】帳票インデクスデータの検索が終了した時
点で、帳票形態データ「Aa001−p」の内容も帳票
データ準備部16に蓄積される。
【0111】帳票データ準備部での処理が終了次第、印
刷用帳票データ作成部へ帳票形態データ「Aa001−
p」のデータが業務要求指示情報と共に送信される。
【0112】印刷用帳票データ作成部では、図12に示
すような帳票形態データを基に製版データを作成する。
【0113】この製版データ及び業務要求指示情報を製
版/印刷の製造システム30や生産管理システムに送信
することにより、製版/印刷の処理を行い、「○×クラ
ブの入会申込書」を1000部製造する。
【0114】次に、個人情報がプリンタ印字された会費
請求書を準備する、前記(3)で説明した処理の具体例
である実施例3について説明する。図13は、この場合
の処理の流れを、前記図1から抽出した図に相当する。
【0115】印刷工場の製造担当者は、情報加工の生産
管理システムに対し、「○×クラブの入会申込書」を
「東京都」の会員に発行する旨の指示を行う。ここで、
生産管理システムから本システムの業務要求指示部に対
して、「○×クラブの入会申込書」を「東京都」の会員
に発行する旨の入力がなされる。
【0116】業務要求指示部10は、業務要求指示情報
として、「○×クラブの会費請求書」を「印字処理シス
テム「A」用の情報加工製品」として「東京都」の会員
に発行する旨の情報を蓄積し、その情報を帳票データ準
備部16と出力データ準備部18に送信する。
【0117】帳票データ準備部16では、「○×クラブ
の会費請求書」と「印字処理システム「A」用の情報加
工製品」との情報を基に帳票データベース12中の帳票
インデクスデータ「帳票形態データ対応テーブル」を検
索する。ここで、その条件に該当する帳票形態データの
ファイル名として「Aa003−a」が選択される。更
に、その帳票形態データファイル名より、帳票インデク
スデータ「帳票形態データ管理テーブル」を検索し、条
件に該当するレコードを抽出し、そのレコード中にある
項目情報ファイル名「Aa003−ak」が選択され
る。ここで、選択された項目情報ファイル「Aa003
−ak」の内容も帳票インデクスデータの1つとして蓄
積される。
【0118】帳票インデクスデータの検索が終了した時
点で、帳票形態データ「Aa003−a」の内容も帳票
データ準備部16に蓄積される。
【0119】一方、出力データ準備部18では、トラン
ザクションデータ中から「東京都」の会員のデータレコ
ードを検索し、該当するデータを蓄積する。
【0120】帳票データ準備部16及び出力データ準備
部18での処理が終了次第、それぞれからバリアブル帳
票データ作成部24及び印刷用帳票データ作成部22へ
帳票形態データ「Aa003−a」、項目情報ファイル
「Aa003−ak」、「東京都」のデータ(及びその
件数)が業務要求指示情報と共に送信される。
【0121】印刷用帳票データ作成部22では、帳票形
態データを基に製版データを作成する。この製版データ
及び業務要求指示情報を、製版/印刷の製造システム3
0や生産管理システムに送信することにより、製版/印
刷の処理を行い、「○×クラブの会費請求書」を「東京
都」のデータ件数分(+印刷・印字の予備)製造する。
【0122】バリアブル印字データ作成部20では、項
目情報ファイル「Aa003−ak」の内容を基に、帳
票形態データ「Aa003−a」のサイズの空間に対し
フォームフィールドを準備し、「東京都」のデータを埋
め込んで、プリントイメージファイルを作成していく。
【0123】準備されたプリントイメージファイルは、
印字処理システム「A」のデータ管理用サーバに蓄積さ
れる。
【0124】上記の印刷用帳票データ作成部22及びバ
リアブル印字データ作成部20での作業が終了した段階
で、本システムは情報加工の生産管理システムに対しプ
リント作業準備ができた旨の報告を行う。
【0125】情報加工の生産管理システムは、前記製造
システム30等で印刷により準備された紙のフォームを
印字処理システム「A」のプリンタ28にセットし、そ
の上で前記バリアブル印字データ作成部20により準備
されたプリントイメージファイルを処理していく。この
ことにより「○×クラブの会費請求書」を「東京都」の
会員に発行される。
【0126】以上、本発明について具体的に説明した
が、本発明は、前記実施形態に示したものに限られるも
のでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
ある。
【0127】例えば、前記実施形態では、前記印刷用帳
票データ作成部22及びバリアブル印字データ作成部2
0の2つを備えている場合を示したが、いずれか一方で
あっても良い。
【0128】又、ビジネスフォームの具体例として、入
会申込書、会費請求書を示したが、これに限定されない
ことは言うまでもない。
【0129】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
紙として準備されるビジネスフォームと、それをデジタ
ルデータで記述した電子フォームを一括管理することに
より、オンデマンドでビジネスフォームを入手できるよ
うにすると共に、必要に応じてビジネスフォームにパー
ソナルな情報を容易に印字することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態の帳票発行システムの
概略構成を示す説明図
【図2】本実施形態による処理の流れと、それに対応す
る信号の流れを示したフローチャート
【図3】帳票インデクスデータを構成する帳票形態デー
タ対応テーブルの一例を示す図表
【図4】帳票インデクスデータを構成する帳票形態デー
タ管理テーブルの一例を示す図表
【図5】帳票インデクスデータを構成する項目情報ファ
イルの一例を示す図表
【図6】トランザクションデータの一例を示す図表
【図7】インターネット上で入会申込書を取り寄せる場
合の処理の流れを示す説明図
【図8】入会申込書を取り寄せるブラウザ画面を示す説
明図
【図9】入会申込書の電子フォームが表示された画面を
示す説明図
【図10】上記電子フォームに情報が埋め込まれた状態
の画面を示す説明図
【図11】入会申込書の印刷を指示する画面を示す説明
【図12】製版された入会申込書の一例を示す説明図
【図13】個人情報がプリンタ印字された会費請求書を
準備する場合の処理手順を示す説明図
【符号の説明】
10…業務要求指示部 12…帳票データベース 14…トランザクションデータベース 16…帳票データ準備部 18…出力データ準備部 20…バリアブル帳票データ作成部 22…印刷用帳票データ作成部 24…バリアブル帳票データ作成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 幸洋 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発行すべきビジネスフォームに関係する情
    報を指示する業務要求指示部と、 ビジネスフォームの形態に関するデータが格納されてい
    る帳票データベースと、 ビジネスフォームに記入されるべきデータが格納されて
    いるトランザクションデータベースと、 前記業務要求指示部からの指示により必要なビジネスフ
    ォームを、前記帳票データベースから検索して蓄積する
    帳票データ準備部と、 前記業務要求指示部からの指示により記入されるべきデ
    ータを、前記トランザクションデータベースから検索し
    て蓄積する出力データ準備部と、 前記帳票データ準備部からビジネスフォームを印刷する
    ために必要な帳票形態データを受け取り、各種の製版・
    印刷システム用にそのデータを加工する印刷用帳票デー
    タ作成部とを備えていると共に、 前記出力データ準備部から記入されるべきデータを受け
    取り、前記帳票データ準備部からその記入位置の情報を
    受け取って、バリアブルデータを各種のプリンタ装置か
    ら出力するための印字データに加工するバリアブル印字
    データ作成部、及び、 前記出力データ準備部から記入されるべきデータを受け
    取り、前記帳票データ準備部から帳票形態データを受け
    取り、その2つを組み合わせて表示/印刷するためのバ
    リアブル帳票データを作成するバリアブル帳票データ作
    成部の少なくとも一方を備えていることを特徴とするク
    ロスメディア帳票発行システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記業務要求指示部が、該指示部に対して入力された発
    行すべきビジネスフォームに関する情報から、そのビジ
    ネスフォームの最適な最終形態を判断し、その判断内容
    に基づいて印刷用帳票データ作成部若しくは、バリアブ
    ル印字データ作成部及びバリアブル帳票データ作成部の
    少なくとも一方を選択し、そのビジネスフォームを製造
    するためのデータを作成することを特徴とするクロスメ
    ディア帳票発行システム。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記帳票データベースにおいて格納されているビジネス
    フォームの形態に関するデータが、ビジネフォームの形
    態を記述した帳票形態データと、そのビジネスフォーム
    の属性データが記述された帳票インデクスデータとから
    なることを特徴とするクロスメディア帳票発行システ
    ム。
  4. 【請求項4】請求項3において、 前記帳票インデクスデータに記述されている属性に、ビ
    ジネスフォームの所有者、作成管理記録、内容等の静的
    な属性を含むことを特徴とするクロスメディア帳票発行
    システム。
  5. 【請求項5】請求項4において、 前記属性には、更に、ビジネスフォームの現在・過去の
    利用状況や製造工程中の位置等の動的な属性を含むこと
    を特徴とするクロスメディア帳票発行システム。
  6. 【請求項6】請求項3において、 前記帳票データ準備部において必要なビジネスフォーム
    を検索して蓄積する際に、帳票インデクスデータを参照
    することにより必要なビジネスフォームを選択すること
    ができ、選択された後もビジネスフォーム作成において
    直接的に必要な帳票形態データと共に帳票インデクスデ
    ータを同時に蓄積管理し、後の工程に受け渡すことを特
    徴とするクロスメディア帳票発行システム。
  7. 【請求項7】請求項4において、 前記出力データ準備部において記入されるべきデータを
    検索して蓄積する際に、帳票インデクスデータとして蓄
    積されるデータのうちビジネスフォーム内の項目名参照
    することにより、トランザクションデータ中からそのビ
    ジネスフォームに必要な項目のみ選択し、出力データ準
    備部にて蓄積管理することを特徴とするクロスメディア
    帳票発行システム。
  8. 【請求項8】請求項1において、 前記バリアブル帳票データ作成部において作成されるバ
    リアブル帳票データを、ビジネスフォームの形態と記入
    されるべきデータとを同時に印刷するようなデジタル印
    刷機やプリンタ等にて利用できる形式とすることを特徴
    とするクロスメディア帳票発行システム。
  9. 【請求項9】請求項1において、 前記バリアブル帳票データ作成部において作成されるバ
    リアブル帳票データを、電子フォームとして電子的ネッ
    トワーク内で流通できるような形式とすることを特徴と
    するクロスメディア帳票発行システム。
  10. 【請求項10】請求項1において、 前記業務要求指示部に入力される情報が、ビジネスフォ
    ームの利用者がそのビジネスフォームを利用したいと考
    えるまさにその時点で、電子的ネットワークにてその利
    用を申請した際に準備される情報で、利用者の個人情報
    の埋め込みの有無や準備されるべきビジネスフォームの
    最終形態等の内容を含むことを特徴とするクロスメディ
    ア帳票発行システム。
  11. 【請求項11】請求項1において、 前記業務要求指示部に入力される情報が、ビジネスフォ
    ームの製造者がそのビジネスフォームを製造しようとす
    る際に、入力装置からの直接入力により、又はビジネス
    フォーム製造のための生産管理システムからの出力によ
    り準備される情報で、配布先の個人情報の埋め込みの有
    無や準備されるべきビジネスフォームの最終形態等の内
    容を含むことを特徴とするクロスメディア帳票発行シス
    テム。
JP10136491A 1998-05-19 1998-05-19 クロスメディア帳票発行システム Pending JPH11328289A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002358477A (ja) * 2001-03-28 2002-12-13 Dainippon Printing Co Ltd 電子フォーム利用システム、サーバ、端末装置、及び記録媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002358477A (ja) * 2001-03-28 2002-12-13 Dainippon Printing Co Ltd 電子フォーム利用システム、サーバ、端末装置、及び記録媒体

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