JPH11327915A - 遠方監視制御装置及び遠方監視制御機能を実行するためのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
遠方監視制御装置及び遠方監視制御機能を実行するためのプログラムを記録した記録媒体Info
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- JPH11327915A JPH11327915A JP10148429A JP14842998A JPH11327915A JP H11327915 A JPH11327915 A JP H11327915A JP 10148429 A JP10148429 A JP 10148429A JP 14842998 A JP14842998 A JP 14842998A JP H11327915 A JPH11327915 A JP H11327915A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 遠方監視制御機能(TC機能)を実行するS
/Wの変更が必要な場合に、子局を停止せずに、又、子
局の設置場所に作業員が移動せずに、メンテナンス可能
とする。 【解決手段】 親局は伝送媒体を介して他装置とデータ
伝送を行なう伝送手段11と、ソフトウェアS/Wを格納
するTC機能実行S/W親局側格納手段12と、TC機能
実行S/W親局側格納手段内の全てのS/Wから夫々の
子局へ伝送するS/Wを選択するTC機能実行S/W選
択手段13とを備え、子局は伝送媒体を介して他装置とデ
ータ伝送を行なう伝送手段31と、親局から伝送されてき
たS/Wを格納するTC機能実行S/W格納手段32と、
TC機能実行S/W格納手段に格納されたS/Wの内容
に従ってTC機能を実行するTC機能実行手段33で構成
した。
/Wの変更が必要な場合に、子局を停止せずに、又、子
局の設置場所に作業員が移動せずに、メンテナンス可能
とする。 【解決手段】 親局は伝送媒体を介して他装置とデータ
伝送を行なう伝送手段11と、ソフトウェアS/Wを格納
するTC機能実行S/W親局側格納手段12と、TC機能
実行S/W親局側格納手段内の全てのS/Wから夫々の
子局へ伝送するS/Wを選択するTC機能実行S/W選
択手段13とを備え、子局は伝送媒体を介して他装置とデ
ータ伝送を行なう伝送手段31と、親局から伝送されてき
たS/Wを格納するTC機能実行S/W格納手段32と、
TC機能実行S/W格納手段に格納されたS/Wの内容
に従ってTC機能を実行するTC機能実行手段33で構成
した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力系統等の監視
対象を各遠方監視制御装置(以下、TC装置と略す)を
介して監視制御するものであり、これらの各遠方監視制
御装置はネットワーク等の伝送媒体を介して結合されて
いる遠方監視制御装置及び遠方監視制御機能を実行する
ためのプログラムを記録した記録媒体に関する。
対象を各遠方監視制御装置(以下、TC装置と略す)を
介して監視制御するものであり、これらの各遠方監視制
御装置はネットワーク等の伝送媒体を介して結合されて
いる遠方監視制御装置及び遠方監視制御機能を実行する
ためのプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】監視制御対象、例えば電力系統監視制御
システムでは、監視制御対象の電力系統設備の変化にす
ばやく対応することが必要である。このような系統情報
の変更時には、その情報を扱うTC装置において、その
情報を処理するためのS/Wデータの変更を行なわねば
ならない。
システムでは、監視制御対象の電力系統設備の変化にす
ばやく対応することが必要である。このような系統情報
の変更時には、その情報を扱うTC装置において、その
情報を処理するためのS/Wデータの変更を行なわねば
ならない。
【0003】このため、各TC装置はTC機能実現のた
めの全てのS/Wデータのうち、変更頻度の無い、もし
くはごく低いと予想される入出力信号制御のためのファ
ームウェア(以下、F/Wと略す)や、TC装置の最大
実装容量などのS/Wデータを、交換可能ではあるがそ
のままではその中に格納された内容の書き換えが不可能
な記憶媒体であるROMに保存する。
めの全てのS/Wデータのうち、変更頻度の無い、もし
くはごく低いと予想される入出力信号制御のためのファ
ームウェア(以下、F/Wと略す)や、TC装置の最大
実装容量などのS/Wデータを、交換可能ではあるがそ
のままではその中に格納された内容の書き換えが不可能
な記憶媒体であるROMに保存する。
【0004】一方、変更頻度が高いと予想されるワード
変換情報や計測情報(以下、TM情報と略す)のスケー
ル変換値情報などのデータベース(以下、DBと略す)
であるS/Wデータは、実装したままでその中に格納さ
れた内容の書き換えが可能な記憶媒体であるEEPRO
Mに一般的に保存している。
変換情報や計測情報(以下、TM情報と略す)のスケー
ル変換値情報などのデータベース(以下、DBと略す)
であるS/Wデータは、実装したままでその中に格納さ
れた内容の書き換えが可能な記憶媒体であるEEPRO
Mに一般的に保存している。
【0005】又、前述のEEPROMに格納されている
S/Wデータの中でも、変更頻度が特に高いTM(テレ
メータ)監視値などの情報等については、監視制御CP
Uから遠方監視制御装置の親局を経由して該当する遠方
監視制御装置の子局へDLL(Down Line Loading )す
る方法が一般的である。
S/Wデータの中でも、変更頻度が特に高いTM(テレ
メータ)監視値などの情報等については、監視制御CP
Uから遠方監視制御装置の親局を経由して該当する遠方
監視制御装置の子局へDLL(Down Line Loading )す
る方法が一般的である。
【0006】前述のROMに保存されたS/Wデータの
変更が必要な場合は、作業員が変更対象となる子局設置
場所にて当該TC装置を一旦停止させ、予め変更後のS
/Wデータが保存されているROMに交換することでT
C機能の変更を行なう。
変更が必要な場合は、作業員が変更対象となる子局設置
場所にて当該TC装置を一旦停止させ、予め変更後のS
/Wデータが保存されているROMに交換することでT
C機能の変更を行なう。
【0007】又、EEPROMに格納されているS/W
データについても、DLL対象外のS/Wデータ(ワー
ド変換情報など)を変更する場合にも、作業員が同様に
子局設置場所まで移動してS/Wデータの変更を行なっ
ている。
データについても、DLL対象外のS/Wデータ(ワー
ド変換情報など)を変更する場合にも、作業員が同様に
子局設置場所まで移動してS/Wデータの変更を行なっ
ている。
【0008】図9を用いて具体的に説明する。図9にお
いて、90は親局901 及び監視制御用CPU902 を有する
制御所用計算機システムである。子局91の監視制御下に
系統設備92が新設され、その結果、系統設備の変更(新
設)に対応する必要のあるTC装置は、子局91及びこの
子局91に伝送路94を介して接続された親局901 である。
いて、90は親局901 及び監視制御用CPU902 を有する
制御所用計算機システムである。子局91の監視制御下に
系統設備92が新設され、その結果、系統設備の変更(新
設)に対応する必要のあるTC装置は、子局91及びこの
子局91に伝送路94を介して接続された親局901 である。
【0009】監視制御用CPU902 は、系統設備92…92
nに係るTM情報編集のためのTMスケール変換情報な
ど、系統情報編集のための編集情報の一部を親局901 を
介して子局91に対しDLL(Down Line Loading )する
ためのDLL手段903 を持つ。
nに係るTM情報編集のためのTMスケール変換情報な
ど、系統情報編集のための編集情報の一部を親局901 を
介して子局91に対しDLL(Down Line Loading )する
ためのDLL手段903 を持つ。
【0010】このDLL手段903 によって新たに追加さ
れた系統情報の編集情報の一部は、子局91に伝送され、
これを受けた子局91は、子局機能の1つであるDLLデ
ータ処理手段912 によって、同DLLデータをEEPR
OMを記憶媒体とするDBデータ(DLL対象部)格納
エリア913 へ格納する。
れた系統情報の編集情報の一部は、子局91に伝送され、
これを受けた子局91は、子局機能の1つであるDLLデ
ータ処理手段912 によって、同DLLデータをEEPR
OMを記憶媒体とするDBデータ(DLL対象部)格納
エリア913 へ格納する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来装置にお
いて、子局91は自局内に子局機能を実現するためのS/
Wデータを格納する子局機能実行S/W格納エリア911
を持つが、子局91の運転を停止することなく内容を変更
できるのは、前述の監視制御用CPU902 からDLL可
能な一部のDBデータのみであり、系統設備92に対応す
るためのプログラムデータはROMに格納されているた
め変更できない。
いて、子局91は自局内に子局機能を実現するためのS/
Wデータを格納する子局機能実行S/W格納エリア911
を持つが、子局91の運転を停止することなく内容を変更
できるのは、前述の監視制御用CPU902 からDLL可
能な一部のDBデータのみであり、系統設備92に対応す
るためのプログラムデータはROMに格納されているた
め変更できない。
【0012】このROMの内容を変更が必要な場合は、
子局91の設置場所まで作業員が移動し、同子局91を一旦
停止し、プログラムデータが格納されたROMの交換に
よって変更する必要がある。
子局91の設置場所まで作業員が移動し、同子局91を一旦
停止し、プログラムデータが格納されたROMの交換に
よって変更する必要がある。
【0013】又、DLL対象外のDBデータの変更につ
いては、子局の停止の必要こそないものの、同様に作業
員は子局の設置場所に移動してDBデータ(DLL非対
象部分)格納エリア914 に対して、データ変更作業を行
なわなくてはならない。
いては、子局の停止の必要こそないものの、同様に作業
員は子局の設置場所に移動してDBデータ(DLL非対
象部分)格納エリア914 に対して、データ変更作業を行
なわなくてはならない。
【0014】又、親局901 においても、ワード増設等に
伴ないS/Wデータの変更が必要となり、又、この系統
設備92の新設に伴なうTC機能変更やTC機能の新規追
加がある場合は、同様にROM交換を伴なうプログラム
データの変更が必要であり、この場合も親局901 を停止
した条件でのROM交換が必要となる。
伴ないS/Wデータの変更が必要となり、又、この系統
設備92の新設に伴なうTC機能変更やTC機能の新規追
加がある場合は、同様にROM交換を伴なうプログラム
データの変更が必要であり、この場合も親局901 を停止
した条件でのROM交換が必要となる。
【0015】これらの子局91及び親局901 で保持してい
るS/Wについて上記の変更作業が終了し、各TCの電
源が投入されて初めて本遠方監視制御システムは、新た
に追加された系統設備92に係る系統情報を監視制御用C
PU902 で新たに処理することが可能となる。
るS/Wについて上記の変更作業が終了し、各TCの電
源が投入されて初めて本遠方監視制御システムは、新た
に追加された系統設備92に係る系統情報を監視制御用C
PU902 で新たに処理することが可能となる。
【0016】又、この変更作業で何らかの異常が発生し
た場合は、異常の原因究明・改修まで変更作業前の状態
に戻すことが必要であるが、この場合も同様に前の状態
に戻すための再DLLやROM交換が必要となり、同様
に子局91及び親局901 の停止が必要である。
た場合は、異常の原因究明・改修まで変更作業前の状態
に戻すことが必要であるが、この場合も同様に前の状態
に戻すための再DLLやROM交換が必要となり、同様
に子局91及び親局901 の停止が必要である。
【0017】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、TC機能を実行するためのS/Wを変更
する必要が生じた場合に、対応する子局を停止すること
なる、親局からの伝送によって変更されたS/Wに基づ
いたTC機能を実行することの可能な遠方監視制御装置
及び遠方監視制御機能を実行するためのプログラムを記
録した記録媒体を提供することを目的としている。
たものであり、TC機能を実行するためのS/Wを変更
する必要が生じた場合に、対応する子局を停止すること
なる、親局からの伝送によって変更されたS/Wに基づ
いたTC機能を実行することの可能な遠方監視制御装置
及び遠方監視制御機能を実行するためのプログラムを記
録した記録媒体を提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の[請求項1]に
係る遠方監視制御装置は、監視対象を監視制御する遠方
監視制御装置がTC機能を実行するために必要とする全
てのプログラム及びデータベースからなるS/Wデータ
を持つ親局と、前記親局と伝送媒体を介して結合され、
実際に系統設備の監視や制御などの親局TC機能を実行
する複数の子局から構成された遠方監視制御装置におい
て、前記親局は伝送媒体を介して他装置とデータ伝送を
行なう伝送手段と、前記S/Wを格納するTC機能実行
S/W親局側格納手段と、前記TC機能実行S/W親局
側格納手段内の全てのS/Wから夫々の子局へ伝送する
S/Wを選択するTC機能実行S/W選択手段とを備
え、前記子局は伝送媒体を介して他装置とデータ伝送を
行なう伝送手段と、前記親局から伝送されてきたS/W
を格納するTC機能実行S/W格納手段と、前記TC機
能実行S/W格納手段に格納されたS/Wの内容にした
がってTC機能を実行するTC機能実行手段とを備え
た。
係る遠方監視制御装置は、監視対象を監視制御する遠方
監視制御装置がTC機能を実行するために必要とする全
てのプログラム及びデータベースからなるS/Wデータ
を持つ親局と、前記親局と伝送媒体を介して結合され、
実際に系統設備の監視や制御などの親局TC機能を実行
する複数の子局から構成された遠方監視制御装置におい
て、前記親局は伝送媒体を介して他装置とデータ伝送を
行なう伝送手段と、前記S/Wを格納するTC機能実行
S/W親局側格納手段と、前記TC機能実行S/W親局
側格納手段内の全てのS/Wから夫々の子局へ伝送する
S/Wを選択するTC機能実行S/W選択手段とを備
え、前記子局は伝送媒体を介して他装置とデータ伝送を
行なう伝送手段と、前記親局から伝送されてきたS/W
を格納するTC機能実行S/W格納手段と、前記TC機
能実行S/W格納手段に格納されたS/Wの内容にした
がってTC機能を実行するTC機能実行手段とを備え
た。
【0019】[請求項1]によれば、TC機能実行手段
及びTC機能実行S/W格納手段により、系統情報の変
更やTC機能強化等に伴なって、子局におけるTC機能
を実行するためのS/Wを変更する必要が生じた場合
に、子局の停止を伴なうことなく、親局から伝送によっ
て変更されたS/Wに基づいてTC機能を実行できるた
め、子局におけるデータ変更作業中の停止が必要なくな
り、遠方監視制御システムのメンテナンス作業及び電力
系統設備の監視制御業務が円滑化する。
及びTC機能実行S/W格納手段により、系統情報の変
更やTC機能強化等に伴なって、子局におけるTC機能
を実行するためのS/Wを変更する必要が生じた場合
に、子局の停止を伴なうことなく、親局から伝送によっ
て変更されたS/Wに基づいてTC機能を実行できるた
め、子局におけるデータ変更作業中の停止が必要なくな
り、遠方監視制御システムのメンテナンス作業及び電力
系統設備の監視制御業務が円滑化する。
【0020】本発明の[請求項2]に係る遠方監視制御
装置は、親局には子局へのS/Wの伝送を禁止あるいは
許可したい場合に、その内容を子局に対して通知するS
/W伝送設定通知手段を備え、子局には前記親局からの
S/W伝送禁止・許可通知の内容により、自局でのS/
W受信をロックあるいは実行するS/W伝送設定判断手
段を備えた。
装置は、親局には子局へのS/Wの伝送を禁止あるいは
許可したい場合に、その内容を子局に対して通知するS
/W伝送設定通知手段を備え、子局には前記親局からの
S/W伝送禁止・許可通知の内容により、自局でのS/
W受信をロックあるいは実行するS/W伝送設定判断手
段を備えた。
【0021】[請求項2]によれば、子局に対してS/
Wの伝送を禁止あるいは許可したい場合に、S/W伝送
設定通知手段によって子局にその旨を通知し、これを受
けたS/W伝送設定判断手段にてS/W受信をロックあ
るいは実行することができる。
Wの伝送を禁止あるいは許可したい場合に、S/W伝送
設定通知手段によって子局にその旨を通知し、これを受
けたS/W伝送設定判断手段にてS/W受信をロックあ
るいは実行することができる。
【0022】本発明の[請求項3]に係る遠方監視制御
装置は、[請求項1]ないし[請求項2]において、子
局において、前記親局から自局へのS/W伝送を禁止し
たい場合は自局でのS/W受信をロックすると共に、受
信可能としたい場合は前記S/Wロックを解除するため
のS/W受信禁止・許可設定手段を備えた。
装置は、[請求項1]ないし[請求項2]において、子
局において、前記親局から自局へのS/W伝送を禁止し
たい場合は自局でのS/W受信をロックすると共に、受
信可能としたい場合は前記S/Wロックを解除するため
のS/W受信禁止・許可設定手段を備えた。
【0023】[請求項3]によれば、S/W受信禁止・
許可設定手段により、親局で保持している子局用S/W
の一部もしくは全部が破壊されたような場合、もしくは
子局側でTC機能を変更しないまま作業を行ないたいよ
うな場合に、親局からの不正あるいは有害なS/Wへの
更新を禁止できるため、遠方監視制御システムのメンテ
ナンス作業の円滑化がなされる。
許可設定手段により、親局で保持している子局用S/W
の一部もしくは全部が破壊されたような場合、もしくは
子局側でTC機能を変更しないまま作業を行ないたいよ
うな場合に、親局からの不正あるいは有害なS/Wへの
更新を禁止できるため、遠方監視制御システムのメンテ
ナンス作業の円滑化がなされる。
【0024】本発明の[請求項4]に係る遠方監視制御
装置は、[請求項1]ないし[請求項3]において、T
C機能実行S/W親局側格納手段は、全子局に共通の機
能を実行するためのS/Wである共通S/Wと、それ以
外の各子局が夫々個別に実装しているTC機能を実行す
るための個別S/Wに夫々区別して格納されており、T
C機能実行S/W選択手段は、各子局の伝送すべき共通
S/W及び個別S/Wを夫々選択する手段を備えた。
装置は、[請求項1]ないし[請求項3]において、T
C機能実行S/W親局側格納手段は、全子局に共通の機
能を実行するためのS/Wである共通S/Wと、それ以
外の各子局が夫々個別に実装しているTC機能を実行す
るための個別S/Wに夫々区別して格納されており、T
C機能実行S/W選択手段は、各子局の伝送すべき共通
S/W及び個別S/Wを夫々選択する手段を備えた。
【0025】[請求項4]によれば、TC機能実行S/
W親局側格納手段により、親局側でTC機能実行S/W
のうち複数の子局に共通の機能を実行するためのS/W
を一元管理することができるため、親局のS/W資源節
約に作用する。又、当該S/Wの変更時における作業
も、各子局毎について行なわずにすむため、遠方監視制
御システムのメンテナンス作業の円滑化がなされる。
W親局側格納手段により、親局側でTC機能実行S/W
のうち複数の子局に共通の機能を実行するためのS/W
を一元管理することができるため、親局のS/W資源節
約に作用する。又、当該S/Wの変更時における作業
も、各子局毎について行なわずにすむため、遠方監視制
御システムのメンテナンス作業の円滑化がなされる。
【0026】本発明の[請求項5]に係る遠方監視制御
装置は、[請求項4]において、親局において、必要時
に指定された共通S/W又は個別S/Wを必要とする全
ての子局に配信するS/W配信手段を備えた。
装置は、[請求項4]において、親局において、必要時
に指定された共通S/W又は個別S/Wを必要とする全
ての子局に配信するS/W配信手段を備えた。
【0027】[請求項5]によれば、S/W配信手段に
より複数の子局で共通のTC機能の変更等に伴ない、そ
の機能を実行するためのS/Wの変更が生じた場合で
も、当該S/Wを使用する全ての子局を、機械系の作業
でもれなく検出し、各子局の設置場所に移動する必要な
く当該S/Wを親側に設置された親局から一括して伝送
させることができるため、S/W変更対象の子局を見落
としたり、変更対象でないTCに対して誤ってS/W変
更を行なったりする、従来は人間系で行なっていたため
発生する可能性のあった作業ミスの発生を阻止すること
ができ、又、S/W変更対象の子局の局数を意識するこ
となく、ほぼ同時にS/Wを変更することができ、又、
子局設置場所への移動管理及び移動にかかる費用が削減
できるため、遠方監視制御システムのメンテナンス作業
及び電力系統の監視制御業務の円滑化がなされる。
より複数の子局で共通のTC機能の変更等に伴ない、そ
の機能を実行するためのS/Wの変更が生じた場合で
も、当該S/Wを使用する全ての子局を、機械系の作業
でもれなく検出し、各子局の設置場所に移動する必要な
く当該S/Wを親側に設置された親局から一括して伝送
させることができるため、S/W変更対象の子局を見落
としたり、変更対象でないTCに対して誤ってS/W変
更を行なったりする、従来は人間系で行なっていたため
発生する可能性のあった作業ミスの発生を阻止すること
ができ、又、S/W変更対象の子局の局数を意識するこ
となく、ほぼ同時にS/Wを変更することができ、又、
子局設置場所への移動管理及び移動にかかる費用が削減
できるため、遠方監視制御システムのメンテナンス作業
及び電力系統の監視制御業務の円滑化がなされる。
【0028】本発明の[請求項6]に係る遠方監視制御
装置は、[請求項4]ないし[請求項5]において、親
局において、各子局に配信する共通S/Wや個別S/W
などの複数のS/Wを1つのデータとして、一括して子
局に伝送するS/W一括伝送手段を備えた。
装置は、[請求項4]ないし[請求項5]において、親
局において、各子局に配信する共通S/Wや個別S/W
などの複数のS/Wを1つのデータとして、一括して子
局に伝送するS/W一括伝送手段を備えた。
【0029】[請求項6]によれば、S/W一括伝送手
段により、子局へ共通S/W又は個別S/Wからなる複
数のS/Wを伝送する必要が生じた場合に、それらのS
/Wを1つのデータとして一括して伝送することがで
き、各S/Wを個々に伝送したときにはS/Wの個数に
比例して大となる伝送処理におけるオーバーヘッドを削
減することができるため、より効率的にTC機能実行S
/W伝送を行なうことができる。
段により、子局へ共通S/W又は個別S/Wからなる複
数のS/Wを伝送する必要が生じた場合に、それらのS
/Wを1つのデータとして一括して伝送することがで
き、各S/Wを個々に伝送したときにはS/Wの個数に
比例して大となる伝送処理におけるオーバーヘッドを削
減することができるため、より効率的にTC機能実行S
/W伝送を行なうことができる。
【0030】本発明の[請求項7]に係る遠方監視制御
装置は、[請求項4]ないし[請求項6]において、T
C機能実行S/W親局側格納手段はS/Wを少なくとも
2つ以上の複数世代にわたって格納しており、親局側で
指定された世代のS/Wを子局に伝送するために抽出す
る各世代S/W抽出手段を備えた。
装置は、[請求項4]ないし[請求項6]において、T
C機能実行S/W親局側格納手段はS/Wを少なくとも
2つ以上の複数世代にわたって格納しており、親局側で
指定された世代のS/Wを子局に伝送するために抽出す
る各世代S/W抽出手段を備えた。
【0031】[請求項7]によれば、親局側で複数世代
のTC機能実行S/Wを格納できるTC機能実行S/W
親局側格納手段と、各世代S/W抽出手段により、TC
機能実行S/W変更に伴ない不具合が発生したような場
合に、直前の世代のS/Wを親局から当該子局に伝送す
ることで、変更前の状態に速やかに復元することがで
き、あるいは再び変更後の状態に各データを変更するこ
とができ、又、子局設置場所への移動時間及び移動にか
かる費用が削減できるため、遠方監視制御システムのメ
ンテナンス作業及び電力系統の監視制御業務の円滑化が
なされる。
のTC機能実行S/Wを格納できるTC機能実行S/W
親局側格納手段と、各世代S/W抽出手段により、TC
機能実行S/W変更に伴ない不具合が発生したような場
合に、直前の世代のS/Wを親局から当該子局に伝送す
ることで、変更前の状態に速やかに復元することがで
き、あるいは再び変更後の状態に各データを変更するこ
とができ、又、子局設置場所への移動時間及び移動にか
かる費用が削減できるため、遠方監視制御システムのメ
ンテナンス作業及び電力系統の監視制御業務の円滑化が
なされる。
【0032】本発明の[請求項8]に係る遠方監視制御
装置は、[請求項7]において、親局において、複数世
代のS/Wについて、必要に応じてその内容を指定され
た世代間のS/W同士を比較し、その比較結果による変
更部分のみを当該子局に伝送するために抽出する世代間
差分データ抽出手段を備えた。
装置は、[請求項7]において、親局において、複数世
代のS/Wについて、必要に応じてその内容を指定され
た世代間のS/W同士を比較し、その比較結果による変
更部分のみを当該子局に伝送するために抽出する世代間
差分データ抽出手段を備えた。
【0033】[請求項8]によれば、世代間差分データ
抽出手段により、TC機能実行S/Wの変更が必要とな
った場合、親局はその変更分のみのS/Wを伝送するこ
とが可能となり、S/W変更作業時間の短縮化、又、親
局及びS/W変更対象の子局の伝送作業に伴なう負荷や
子局側S/W資源をその分節約することができるため、
遠方監視制御システムのメンテナンス作業及び電力系統
設備の監視制御業務の円滑化がなされる。
抽出手段により、TC機能実行S/Wの変更が必要とな
った場合、親局はその変更分のみのS/Wを伝送するこ
とが可能となり、S/W変更作業時間の短縮化、又、親
局及びS/W変更対象の子局の伝送作業に伴なう負荷や
子局側S/W資源をその分節約することができるため、
遠方監視制御システムのメンテナンス作業及び電力系統
設備の監視制御業務の円滑化がなされる。
【0034】本発明の[請求項9]に係る遠方監視制御
装置は、[請求項7]ないし[請求項8]において、親
局において、子局側で保持している各世代のS/Wのう
ち、指定世代のS/Wを実行するよう要求する指定世代
S/W実行要求手段を備え、子局において、TC機能実
行S/W格納手段はS/Wを少なくとも2つ以上の複数
世代格納し、その中の親局から指定された世代のS/W
を実行するS/Wとして選択する指定世代S/W選択手
段を備えた。
装置は、[請求項7]ないし[請求項8]において、親
局において、子局側で保持している各世代のS/Wのう
ち、指定世代のS/Wを実行するよう要求する指定世代
S/W実行要求手段を備え、子局において、TC機能実
行S/W格納手段はS/Wを少なくとも2つ以上の複数
世代格納し、その中の親局から指定された世代のS/W
を実行するS/Wとして選択する指定世代S/W選択手
段を備えた。
【0035】[請求項9]によれば、指定世代S/W実
行要求手段と、指定世代S/W選択手段と、子局側で複
数世代のTC機能実行S/Wを格納できるTC機能実行
S/W格納手段により、TC機能実行S/W変更に伴な
い不具合が発生したような場合に、直前の世代のS/W
を実行するよう親局から当該子局に通知することで、変
更前の状態に速やかに復元することができるため、遠方
監視制御システムのメンテナンス作業及び電力系統設備
の監視制御業務の円滑化がなされる。又、上記の手段に
より、複数の子局におけるTC機能の変更を同時に行な
いたい場合、又は任意の必要なタイミングに変更したい
場合などに、親局側から伝送したS/WによるTC機能
への切替タイミングを調節できる。
行要求手段と、指定世代S/W選択手段と、子局側で複
数世代のTC機能実行S/Wを格納できるTC機能実行
S/W格納手段により、TC機能実行S/W変更に伴な
い不具合が発生したような場合に、直前の世代のS/W
を実行するよう親局から当該子局に通知することで、変
更前の状態に速やかに復元することができるため、遠方
監視制御システムのメンテナンス作業及び電力系統設備
の監視制御業務の円滑化がなされる。又、上記の手段に
より、複数の子局におけるTC機能の変更を同時に行な
いたい場合、又は任意の必要なタイミングに変更したい
場合などに、親局側から伝送したS/WによるTC機能
への切替タイミングを調節できる。
【0036】本発明の[請求項10]に係る遠方監視制
御装置は、[請求項1]ないし[請求項9]において、
親局において、必要に応じて各子局で保持しているS/
Wの一部又は全部を選択して親局へ伝送するよう当該子
局に要求する親局側S/W伝送要求手段と、子局から伝
送されたS/Wを格納するための子局S/W格納手段を
備え、子局において、自局で保持しているS/Wの一部
又は全部を親局へ伝送するためのデータとして選択する
親局向けS/W選択手段を備えた。
御装置は、[請求項1]ないし[請求項9]において、
親局において、必要に応じて各子局で保持しているS/
Wの一部又は全部を選択して親局へ伝送するよう当該子
局に要求する親局側S/W伝送要求手段と、子局から伝
送されたS/Wを格納するための子局S/W格納手段を
備え、子局において、自局で保持しているS/Wの一部
又は全部を親局へ伝送するためのデータとして選択する
親局向けS/W選択手段を備えた。
【0037】[請求項10]によれば、親局側S/W伝
送要求手段と、子局S/W格納手段と、親局向けS/W
選択手段により、親局で保持している子局用のS/Wの
状態とは関わりなく各子局のS/W内容を保守したい場
合等に、作業員が子局設置場所へ移動することなく、親
側に設置されている親局から各子局のS/Wを採取する
ことが可能となり、子局設置場所への移動時間及び移動
にかかる費用が削減できるため、遠方監視制御システム
のメンテナンス作業及び電力系統の監視制御業務の円滑
化がなされる。
送要求手段と、子局S/W格納手段と、親局向けS/W
選択手段により、親局で保持している子局用のS/Wの
状態とは関わりなく各子局のS/W内容を保守したい場
合等に、作業員が子局設置場所へ移動することなく、親
側に設置されている親局から各子局のS/Wを採取する
ことが可能となり、子局設置場所への移動時間及び移動
にかかる費用が削減できるため、遠方監視制御システム
のメンテナンス作業及び電力系統の監視制御業務の円滑
化がなされる。
【0038】本発明の[請求項11]に係る遠方監視制
御装置は、[請求項10]において、親局において、子
局から伝送されたS/Wを、必要に応じて親局で保持す
る子局向けのS/Wとして格納するためのTC機能実行
S/W入力手段を備えた。
御装置は、[請求項10]において、親局において、子
局から伝送されたS/Wを、必要に応じて親局で保持す
る子局向けのS/Wとして格納するためのTC機能実行
S/W入力手段を備えた。
【0039】[請求項11]によれば、TC機能実行S
/W入力手段により、親局で保持している子局用S/W
の一部もしくは全部が失われたような場合等に、子局が
親局へ伝送したS/Wの内容から親局内のTC機能実行
S/Wを復元することができる。
/W入力手段により、親局で保持している子局用S/W
の一部もしくは全部が失われたような場合等に、子局が
親局へ伝送したS/Wの内容から親局内のTC機能実行
S/Wを復元することができる。
【0040】本発明の[請求項12]に係る記録媒体
は、コンピュータによって遠方監視制御装置を制御する
ための制御プログラムを記録した記録媒体であって、前
記遠方監視制御装置は、監視対象を監視制御する遠方監
視制御装置がTC機能を実行するために必要とする全て
のプログラム及びデータベースからなるS/Wデータを
持つ親局と、前記親局と伝送媒体を介して結合され、実
際に系統設備の監視や制御などのTC機能を実行する複
数の子局から構成され、前記親局は伝送媒体を介して他
装置とデータ伝送を行なう伝送機能と、前記S/Wを格
納するTC機能実行S/W親局側格納機能と、前記TC
機能実行S/W親局側格納機能内の全てのS/Wから夫
々の子局へ伝送するS/Wを選択するTC機能実行S/
W選択機能と、前記子局は伝送媒体を介して他装置とデ
ータ伝送を行なう伝送機能と、前記親局から伝送されて
きたS/Wを格納するTC機能実行S/W格納機能と、
前記TC機能実行S/W格納機能に格納されたS/Wの
内容にしたがってTC機能を実行するTC機能実行機能
とを実現させるためのプログラムを記録した記録媒体で
ある。
は、コンピュータによって遠方監視制御装置を制御する
ための制御プログラムを記録した記録媒体であって、前
記遠方監視制御装置は、監視対象を監視制御する遠方監
視制御装置がTC機能を実行するために必要とする全て
のプログラム及びデータベースからなるS/Wデータを
持つ親局と、前記親局と伝送媒体を介して結合され、実
際に系統設備の監視や制御などのTC機能を実行する複
数の子局から構成され、前記親局は伝送媒体を介して他
装置とデータ伝送を行なう伝送機能と、前記S/Wを格
納するTC機能実行S/W親局側格納機能と、前記TC
機能実行S/W親局側格納機能内の全てのS/Wから夫
々の子局へ伝送するS/Wを選択するTC機能実行S/
W選択機能と、前記子局は伝送媒体を介して他装置とデ
ータ伝送を行なう伝送機能と、前記親局から伝送されて
きたS/Wを格納するTC機能実行S/W格納機能と、
前記TC機能実行S/W格納機能に格納されたS/Wの
内容にしたがってTC機能を実行するTC機能実行機能
とを実現させるためのプログラムを記録した記録媒体で
ある。
【0041】
【発明の実施の形態】図1は本発明による遠方監視制御
装置の実施の形態を示す構成図である。図1において、
1は遠方監視制御装置の親局、2は監視制御用CPU
で、伝送媒体6を介して3で示す子局あるいは4で示す
複数の子局に接続される。なお、これら複数の子局は同
一構造を有し、親局からは遠方に設置されている。5は
系統設備であり、子局3により監視・制御される。5n
は他の子局n4により監視・制御される系統設備であ
る。伝送媒体6は従来の伝送路あるいはISDN等の伝
送媒体により構成される。
装置の実施の形態を示す構成図である。図1において、
1は遠方監視制御装置の親局、2は監視制御用CPU
で、伝送媒体6を介して3で示す子局あるいは4で示す
複数の子局に接続される。なお、これら複数の子局は同
一構造を有し、親局からは遠方に設置されている。5は
系統設備であり、子局3により監視・制御される。5n
は他の子局n4により監視・制御される系統設備であ
る。伝送媒体6は従来の伝送路あるいはISDN等の伝
送媒体により構成される。
【0042】そして親局1は、伝送媒体6を介して他装
置とHDLCやTCP/IP等のプロトコルによりデー
タ伝送を行なう伝送手段11と、全ての子局のTC機能を
実現するための全てのS/Wを格納するTC機能実行S
/W親局側格納手段12と、必要時に、指定された子局が
TC機能を実行するために必要とする全てのS/Wデー
タを検出するTC機能実行S/W選択手段13とを有す
る。
置とHDLCやTCP/IP等のプロトコルによりデー
タ伝送を行なう伝送手段11と、全ての子局のTC機能を
実現するための全てのS/Wを格納するTC機能実行S
/W親局側格納手段12と、必要時に、指定された子局が
TC機能を実行するために必要とする全てのS/Wデー
タを検出するTC機能実行S/W選択手段13とを有す
る。
【0043】子局3は、伝送媒体6を介して親局1にお
ける伝送手段11と同一のプロトコルによりデータ伝送を
行なう伝送手段31と、自局でTC機能を実行するために
必要なS/Wを格納するための機能実行S/W格納手段
32と、TC機能実行S/W格納手段32によって格納され
たS/Wにしたがって、TC機能を実行するTC機能実
行手段33とを有する。
ける伝送手段11と同一のプロトコルによりデータ伝送を
行なう伝送手段31と、自局でTC機能を実行するために
必要なS/Wを格納するための機能実行S/W格納手段
32と、TC機能実行S/W格納手段32によって格納され
たS/Wにしたがって、TC機能を実行するTC機能実
行手段33とを有する。
【0044】次に作用について説明する。親局1は、T
C機能実行S/W親局側格納手段12により各子局毎に格
納されているS/Wを、そのS/Wを必要としている子
局に応じてTC機能実行S/W選択手段13によって選択
し、伝送手段11により伝送媒体6を介して子局3へ必要
時に伝送する。
C機能実行S/W親局側格納手段12により各子局毎に格
納されているS/Wを、そのS/Wを必要としている子
局に応じてTC機能実行S/W選択手段13によって選択
し、伝送手段11により伝送媒体6を介して子局3へ必要
時に伝送する。
【0045】これを受けた子局3は、伝送手段31により
親局1から伝送されてきたS/Wを受信し、TC機能実
行S/W格納手段32によってそのS/Wを自局内に格納
する。このS/Wの受信が正常に終了すると、TC機能
実行手段33は前述のS/Wを実行する。
親局1から伝送されてきたS/Wを受信し、TC機能実
行S/W格納手段32によってそのS/Wを自局内に格納
する。このS/Wの受信が正常に終了すると、TC機能
実行手段33は前述のS/Wを実行する。
【0046】したがって子局3に系統設備5が新たに加
わり、当該系統設備に対してS/Wの変更作業が必要な
場合には、親局1から子局3へは、子局3の停止を伴な
うことなく子局3でTC機能を実行するためのS/Wを
変更でき、又、これらの変更作業は親側に設置された親
局1から行なえるため、S/W変更対象局である子局3
の設置場所まで移動しなくとも変更作業が可能である。
本実施の形態によれば、遠方監視制御システムのメンテ
ナンス作業及び電力系統の監視制御業務の円滑化が可能
となる。
わり、当該系統設備に対してS/Wの変更作業が必要な
場合には、親局1から子局3へは、子局3の停止を伴な
うことなく子局3でTC機能を実行するためのS/Wを
変更でき、又、これらの変更作業は親側に設置された親
局1から行なえるため、S/W変更対象局である子局3
の設置場所まで移動しなくとも変更作業が可能である。
本実施の形態によれば、遠方監視制御システムのメンテ
ナンス作業及び電力系統の監視制御業務の円滑化が可能
となる。
【0047】図2は他の実施の形態を示す構成図であ
り、図2において、図1と同一部分については同一符号
を付して説明を省略する。先ず、親局1は、伝送媒体6
を介して他装置とデータ伝送を行なう伝送手段11と、図
中の全ての子局のTC機能を実現するためのS/Wを格
納するTC機能実行S/W親局側格納手段12と、子局か
ら伝送するS/Wを決定したり、逆にS/Wから配信す
べき子局を決定したりするTC機能実行S/W選択ブロ
ック14と、全TC機能実行S/Wデータのうち、個々の
S/Wがどの子局で必要とされているかの対応を示すT
C・S/W対応マップ15と、1つの子局に伝送するS/
Wが複数存在する場合、それらの各S/Wを1つのデー
タにまとめて伝送するためのS/W一括伝送手段16と、
子局でTC機能実行S/Wを実行するタイミングやその
S/W伝送設定を管理する実行S/W設定通知ブロック
17と、子局から親局へTC機能実行S/Wを逆に伝送さ
せるTC機能実行S/Wメンテナンスブロック18より構
成される。
り、図2において、図1と同一部分については同一符号
を付して説明を省略する。先ず、親局1は、伝送媒体6
を介して他装置とデータ伝送を行なう伝送手段11と、図
中の全ての子局のTC機能を実現するためのS/Wを格
納するTC機能実行S/W親局側格納手段12と、子局か
ら伝送するS/Wを決定したり、逆にS/Wから配信す
べき子局を決定したりするTC機能実行S/W選択ブロ
ック14と、全TC機能実行S/Wデータのうち、個々の
S/Wがどの子局で必要とされているかの対応を示すT
C・S/W対応マップ15と、1つの子局に伝送するS/
Wが複数存在する場合、それらの各S/Wを1つのデー
タにまとめて伝送するためのS/W一括伝送手段16と、
子局でTC機能実行S/Wを実行するタイミングやその
S/W伝送設定を管理する実行S/W設定通知ブロック
17と、子局から親局へTC機能実行S/Wを逆に伝送さ
せるTC機能実行S/Wメンテナンスブロック18より構
成される。
【0048】一方、子局3は、親局1と同様に伝送媒体
6を介して接続された他装置とデータ伝送するための伝
送手段31と、自局でTC機能を実行するために必要なS
/Wを格納するTC機能実行S/W格納手段32と、前述
の手段により格納されたS/Wを実行するTC機能実行
手段33と、前述のTC機能実行S/W格納手段32により
格納されたS/WのうちどのS/Wを実行すべきか、又
は親局1からのS/W伝送が許可されているかを判断す
る実行判断ブロック34と、親局1からの要求に応じて、
前述のS/Wの全部又は一部を選択し、親局1へ伝送す
ることのできる親局向けS/W選択手段35から構成され
る。
6を介して接続された他装置とデータ伝送するための伝
送手段31と、自局でTC機能を実行するために必要なS
/Wを格納するTC機能実行S/W格納手段32と、前述
の手段により格納されたS/Wを実行するTC機能実行
手段33と、前述のTC機能実行S/W格納手段32により
格納されたS/WのうちどのS/Wを実行すべきか、又
は親局1からのS/W伝送が許可されているかを判断す
る実行判断ブロック34と、親局1からの要求に応じて、
前述のS/Wの全部又は一部を選択し、親局1へ伝送す
ることのできる親局向けS/W選択手段35から構成され
る。
【0049】上記各構成要素毎に以下説明する。図3は
TC機能実行S/W親局側格納手段12の構成例図であ
る。図3に示されるように、TC機能実行S/W親局側
格納手段12は、全子局で必要とされるTC機能実行のた
めのS/Wを、全子局で共通のS/Wである共通S/W
121 と、それ以外の各子局で個別に実装されている機能
を実現するための個別S/W122 について夫々格納し、
又、各S/W1211,1221は夫々複数世代1212,1222につ
いて保持している。
TC機能実行S/W親局側格納手段12の構成例図であ
る。図3に示されるように、TC機能実行S/W親局側
格納手段12は、全子局で必要とされるTC機能実行のた
めのS/Wを、全子局で共通のS/Wである共通S/W
121 と、それ以外の各子局で個別に実装されている機能
を実現するための個別S/W122 について夫々格納し、
又、各S/W1211,1221は夫々複数世代1212,1222につ
いて保持している。
【0050】図4はTC機能実行S/W選択ブロック14
の構成例である。TC機能実行S/W選択ブロック14
は、端末又は計算機からの指令を取込む指定入力手段14
5 と、該入力手段145 を通して端末又は計算機から指定
された子局に必要なTC機能実行S/Wを全て検出し、
伝送するためのTC機能実行S/W選択手段141 と、複
数の子局で共通のS/Wが変更された場合などに、その
S/Wを実装する全ての子局を検出して、同S/Wを配
信するS/W配信手段142 と、子局に指定された世代の
TC機能実行S/Wを検出して伝送するための各世代S
/W抽出手段143と、指定された世代間でTC機能実行
S/Wを比較し、変更部分のみを伝送データとして抽出
することのできる世代間差分データ抽出手段144 からな
る。
の構成例である。TC機能実行S/W選択ブロック14
は、端末又は計算機からの指令を取込む指定入力手段14
5 と、該入力手段145 を通して端末又は計算機から指定
された子局に必要なTC機能実行S/Wを全て検出し、
伝送するためのTC機能実行S/W選択手段141 と、複
数の子局で共通のS/Wが変更された場合などに、その
S/Wを実装する全ての子局を検出して、同S/Wを配
信するS/W配信手段142 と、子局に指定された世代の
TC機能実行S/Wを検出して伝送するための各世代S
/W抽出手段143と、指定された世代間でTC機能実行
S/Wを比較し、変更部分のみを伝送データとして抽出
することのできる世代間差分データ抽出手段144 からな
る。
【0051】同じく図4に示されるTC・S/W対応マ
ップ15は全てのTC機能実行S/Wについて、そのS/
Wをどの子局が実装しているか、又は逆に全ての子局に
ついて、その子局がどのS/Wを実装しているかを検索
することのできるデータベース(DB)である。これに
より、TC機能実行S/W選択手段141 は、特定の子局
の起動時などの必要時に、そのS/W伝送対象となる子
局名と、伝送すべきS/WをS/W一括伝送手段16に通
知する。
ップ15は全てのTC機能実行S/Wについて、そのS/
Wをどの子局が実装しているか、又は逆に全ての子局に
ついて、その子局がどのS/Wを実装しているかを検索
することのできるデータベース(DB)である。これに
より、TC機能実行S/W選択手段141 は、特定の子局
の起動時などの必要時に、そのS/W伝送対象となる子
局名と、伝送すべきS/WをS/W一括伝送手段16に通
知する。
【0052】図5は実行S/W設定通知ブロック17の構
成例図であり、親局1から各子局に対して親局1からの
TC機能実行S/Wの伝送を受け付けないように通知す
るためのS/W伝送設定通知手段171 と、子局で複数世
代のTC機能実行S/Wを実装している場合に、そのう
ちのどの世代のTC機能実行S/Wを実行すべきかを通
知するための指定世代S/W実行要求手段172 からな
る。
成例図であり、親局1から各子局に対して親局1からの
TC機能実行S/Wの伝送を受け付けないように通知す
るためのS/W伝送設定通知手段171 と、子局で複数世
代のTC機能実行S/Wを実装している場合に、そのう
ちのどの世代のTC機能実行S/Wを実行すべきかを通
知するための指定世代S/W実行要求手段172 からな
る。
【0053】図6はTC機能実行S/Wメンテナンスブ
ロック18の構成例図であり、指定された子局に対してそ
の子局で実装しているTC機能実行S/Wのうち、任意
のS/Wを親局1へ伝送するよう要求する親局側S/W
伝送要求手段181 と、前述の手段により子局から親局1
へ伝送されてきたTC機能実行S/Wを保守用のエリア
であるTC機能実行S/W保守用エリア183 に格納する
子局S/W格納手段182 と、必要に応じてTC機能実行
S/W保守用エリア183 の内容をTC機能実行S/W親
局側格納手段に反映する機能実行S/W復元手段184 か
らなる。
ロック18の構成例図であり、指定された子局に対してそ
の子局で実装しているTC機能実行S/Wのうち、任意
のS/Wを親局1へ伝送するよう要求する親局側S/W
伝送要求手段181 と、前述の手段により子局から親局1
へ伝送されてきたTC機能実行S/Wを保守用のエリア
であるTC機能実行S/W保守用エリア183 に格納する
子局S/W格納手段182 と、必要に応じてTC機能実行
S/W保守用エリア183 の内容をTC機能実行S/W親
局側格納手段に反映する機能実行S/W復元手段184 か
らなる。
【0054】図7は実行判断ブロック34の構成例図であ
り、自局で親局1からのS/W伝送をロックする、又は
同ロックを解除することのできるS/W受信禁止・許可
設定手段340 と、親局1からの同S/W受信の禁止・許
可の通知内容を判断して伝送をロックあるいはロック解
除することのできるS/W伝送設定判断手段341 と、親
局1から指定された世代のS/Wを実行するようTC機
能実行手段33に通知することのできる指定世代S/W選
択手段342 からなる。
り、自局で親局1からのS/W伝送をロックする、又は
同ロックを解除することのできるS/W受信禁止・許可
設定手段340 と、親局1からの同S/W受信の禁止・許
可の通知内容を判断して伝送をロックあるいはロック解
除することのできるS/W伝送設定判断手段341 と、親
局1から指定された世代のS/Wを実行するようTC機
能実行手段33に通知することのできる指定世代S/W選
択手段342 からなる。
【0055】又、前述のS/W受信禁止・許可設定手段
340 は、自局に設けられた前述のS/W受信を禁止・許
可するためのS/W受信許可・禁止設定スイッチ3401
と、同スイッチの状態を判断するS/W受信許可・禁止
状態検出手段3402からなる。
340 は、自局に設けられた前述のS/W受信を禁止・許
可するためのS/W受信許可・禁止設定スイッチ3401
と、同スイッチの状態を判断するS/W受信許可・禁止
状態検出手段3402からなる。
【0056】図8はTC機能実行S/W格納手段32の構
成例図であり、その基本的な考え方は図3と同様であ
る。即ち、全子局で必要とされるTC機能実行のための
S/Wのうちで共通S/W321 と、それ以外の各子局毎
の機能を実現するための個別S/W322 について夫々格
納し、又、各S/W3211,3221は夫々複数世代3212,32
22について保持している。
成例図であり、その基本的な考え方は図3と同様であ
る。即ち、全子局で必要とされるTC機能実行のための
S/Wのうちで共通S/W321 と、それ以外の各子局毎
の機能を実現するための個別S/W322 について夫々格
納し、又、各S/W3211,3221は夫々複数世代3212,32
22について保持している。
【0057】次に作用について説明する。先ず、S/W
の伝送であるが、TC機能実行S/W選択ブロック14に
おいて、TC機能実行S/W選択手段141 はTC・S/
W対応マップ15を参照して特定の子局で必要とするS/
Wを検出し、特定の子局の起動時などの必要時に、その
S/W伝送対象となる子局名と、伝送すべきS/Wを、
S/W一括伝送手段16に通知する。
の伝送であるが、TC機能実行S/W選択ブロック14に
おいて、TC機能実行S/W選択手段141 はTC・S/
W対応マップ15を参照して特定の子局で必要とするS/
Wを検出し、特定の子局の起動時などの必要時に、その
S/W伝送対象となる子局名と、伝送すべきS/Wを、
S/W一括伝送手段16に通知する。
【0058】同様に、S/W配信手段142 は、特定のS
/Wについて変更が行なわれた場合、同マップ15からそ
のS/Wが実装されている全ての子局を検出し、それら
の全ての子局名と、伝送データとして同S/WをS/W
一括配信手段に通知する。
/Wについて変更が行なわれた場合、同マップ15からそ
のS/Wが実装されている全ての子局を検出し、それら
の全ての子局名と、伝送データとして同S/WをS/W
一括配信手段に通知する。
【0059】上記構成による作用から明らかなように、
複数の子局で共通のTC機能の変更等に伴ない、その機
能を実行するためのS/Wの変更が生じた場合でも、当
該S/Wを使用する全ての子局を、機械系の作業でもれ
なく検出し、各子局の設置場所に移動する必要なく当該
S/Wを親側に設置された親局から一括してその変更内
容を伝送させることができるため、S/W変更対象の子
局を見落としたり、変更対象でないTCに対して誤って
S/W変更を行なったりする、従来は人間系で行なって
いたため発生する可能性のあった作業ミスの発生を阻止
することができる。
複数の子局で共通のTC機能の変更等に伴ない、その機
能を実行するためのS/Wの変更が生じた場合でも、当
該S/Wを使用する全ての子局を、機械系の作業でもれ
なく検出し、各子局の設置場所に移動する必要なく当該
S/Wを親側に設置された親局から一括してその変更内
容を伝送させることができるため、S/W変更対象の子
局を見落としたり、変更対象でないTCに対して誤って
S/W変更を行なったりする、従来は人間系で行なって
いたため発生する可能性のあった作業ミスの発生を阻止
することができる。
【0060】又、S/W変更対象の子局の局数を意識す
ることなく、ほぼ同時にS/Wを変更することができ、
又、子局の設置場所への移動時間及び移動にかかる費用
が削減できるため、遠方監視制御システムのメンテナン
ス作業及び電力系統の監視制御業務の円滑化がなされ
る。
ることなく、ほぼ同時にS/Wを変更することができ、
又、子局の設置場所への移動時間及び移動にかかる費用
が削減できるため、遠方監視制御システムのメンテナン
ス作業及び電力系統の監視制御業務の円滑化がなされ
る。
【0061】又、各世代S/W抽出手段143 は、指定さ
れた世代のS/Wが指定された子局に実装されているか
否かを同マップ15によって確認し、確認結果、実装され
ていれば同S/Wと同子局名とをS/W一括伝送手段16
に通知し、前記同様に対象子局に伝送する。
れた世代のS/Wが指定された子局に実装されているか
否かを同マップ15によって確認し、確認結果、実装され
ていれば同S/Wと同子局名とをS/W一括伝送手段16
に通知し、前記同様に対象子局に伝送する。
【0062】この各世代S/W抽出手段143 により、T
C機能実行S/W変更に伴ない不具合が発生したような
場合に、直前の世代のS/Wを親局から当該子局に伝送
することで、変更前の状態に速やかに復元することがで
き、あるいは再び変更後の状態に各データを変更するこ
とができ、又、子局設置場所への移動時間及び移動にか
かる費用が削減できるため、遠方監視制御システムのメ
ンテナンス作業及び電力系統の監視制御業務の円滑化が
なされる。
C機能実行S/W変更に伴ない不具合が発生したような
場合に、直前の世代のS/Wを親局から当該子局に伝送
することで、変更前の状態に速やかに復元することがで
き、あるいは再び変更後の状態に各データを変更するこ
とができ、又、子局設置場所への移動時間及び移動にか
かる費用が削減できるため、遠方監視制御システムのメ
ンテナンス作業及び電力系統の監視制御業務の円滑化が
なされる。
【0063】又、世代間差分データ抽出手段144 は、指
定された2つの世代のS/Wが指定された子局に実装さ
れているか否かを同マップによって確認し、確認結果、
実装されていれば前述の2つの世代間でその内容を比較
した差分情報である世代間差分データと、同子局名をS
/W一括伝送手段16に通知し、前記同様対象子局に伝送
する。
定された2つの世代のS/Wが指定された子局に実装さ
れているか否かを同マップによって確認し、確認結果、
実装されていれば前述の2つの世代間でその内容を比較
した差分情報である世代間差分データと、同子局名をS
/W一括伝送手段16に通知し、前記同様対象子局に伝送
する。
【0064】この世代間差分データ抽出手段144 によ
り、TC機能実行S/Wの変更が必要となった場合、親
局はその変更分のみのS/Wを伝送することが可能とな
り、S/W変更作業時間の短縮化、又、親局及びS/W
変更対象の子局の伝送作業に伴なう負荷や子局側S/W
資源をその分節約することができるため、遠方監視制御
システムのメンテナンス作業及び電力系統設備の監視制
御業務の円滑化がなされる。
り、TC機能実行S/Wの変更が必要となった場合、親
局はその変更分のみのS/Wを伝送することが可能とな
り、S/W変更作業時間の短縮化、又、親局及びS/W
変更対象の子局の伝送作業に伴なう負荷や子局側S/W
資源をその分節約することができるため、遠方監視制御
システムのメンテナンス作業及び電力系統設備の監視制
御業務の円滑化がなされる。
【0065】子局へ共通S/W又は個別S/Wからなる
複数のS/Wを伝送する必要が生じた場合に、それらの
S/Wを1つのデータとしてS/W一括伝送手段16によ
り伝送することができるため、各S/Wを個々に伝送し
たいときにS/Wの個数に比例して大となる伝送処理に
おけるオーバーヘッドを削減することができ、より効率
的にTC機能実行S/W伝送を行なうことができる。
複数のS/Wを伝送する必要が生じた場合に、それらの
S/Wを1つのデータとしてS/W一括伝送手段16によ
り伝送することができるため、各S/Wを個々に伝送し
たいときにS/Wの個数に比例して大となる伝送処理に
おけるオーバーヘッドを削減することができ、より効率
的にTC機能実行S/W伝送を行なうことができる。
【0066】次に図6に基づいてTC機能実行S/Wメ
ンテナンスブロック18の作用について説明する。親局側
S/W伝送要求手段181 は、指定された子局に対し、同
子局が保持しているTC機能実行S/Wのうち、どの世
代のどのS/Wを親局1に対して伝送するかを伝送手段
11を通じて当該子局に通知する。この手段により子局か
ら伝送されてきたS/Wは、子局S/W格納手段182 に
より、親局内の保守用エリアであるTC機能実行S/W
保守用エリア183 に格納される。
ンテナンスブロック18の作用について説明する。親局側
S/W伝送要求手段181 は、指定された子局に対し、同
子局が保持しているTC機能実行S/Wのうち、どの世
代のどのS/Wを親局1に対して伝送するかを伝送手段
11を通じて当該子局に通知する。この手段により子局か
ら伝送されてきたS/Wは、子局S/W格納手段182 に
より、親局内の保守用エリアであるTC機能実行S/W
保守用エリア183 に格納される。
【0067】又、TC機能実行S/W復元手段184 は、
前述のTC機能実行S/W保守用エリア183 に格納され
ているS/Wの一部又は全部を、端末又は計算機からの
指令により必要に応じてTC機能実行S/W親局側格納
手段12にフィードバックし、その内容を復元又は更新す
ると共に、TC・S/W対応マップ15の情報を復元又は
更新する。
前述のTC機能実行S/W保守用エリア183 に格納され
ているS/Wの一部又は全部を、端末又は計算機からの
指令により必要に応じてTC機能実行S/W親局側格納
手段12にフィードバックし、その内容を復元又は更新す
ると共に、TC・S/W対応マップ15の情報を復元又は
更新する。
【0068】この親局側S/W伝送要求手段181 と、子
局S/W格納手段182 と、後述の親局向けS/W選択手
段35により、親局で保持している子局用のS/Wの状態
とは関わりなく、各子局のS/W内容を保守したい場合
等に、作業員が子局設置場所へ移動することなく、親側
に設置されている親局から各子局のS/Wを採取するこ
とが可能となり、子局設置場所への移動時間及び移動に
かかる費用が削減できるため、遠方監視制御システムの
メンテナンス作業及び電力系統の監視制御業務の円滑化
がなされる。
局S/W格納手段182 と、後述の親局向けS/W選択手
段35により、親局で保持している子局用のS/Wの状態
とは関わりなく、各子局のS/W内容を保守したい場合
等に、作業員が子局設置場所へ移動することなく、親側
に設置されている親局から各子局のS/Wを採取するこ
とが可能となり、子局設置場所への移動時間及び移動に
かかる費用が削減できるため、遠方監視制御システムの
メンテナンス作業及び電力系統の監視制御業務の円滑化
がなされる。
【0069】又、TC機能実行S/W入力手段184 によ
り、親局で保持している子局用S/Wの一部もしくは全
部が失われたような場合等に、子局が親局へ伝送したS
/Wの内容から親局内のTC機能実行S/Wを復元する
ことができるため、遠方監視制御システムのメンテナン
ス作業及び電力系統設備の監視制御業務の円滑化がなさ
れる。
り、親局で保持している子局用S/Wの一部もしくは全
部が失われたような場合等に、子局が親局へ伝送したS
/Wの内容から親局内のTC機能実行S/Wを復元する
ことができるため、遠方監視制御システムのメンテナン
ス作業及び電力系統設備の監視制御業務の円滑化がなさ
れる。
【0070】次に図7に基づいて子局における実行S/
W判断ブロック34の作用について説明する。既に説明し
たように実行S/W判断ブロックは、TC機能実行S/
W格納手段32により格納されたS/WのうちどのS/W
を実行すべきか、又は親局1からのS/W伝送が許可さ
れているかを判断する機能を有しているものである。
W判断ブロック34の作用について説明する。既に説明し
たように実行S/W判断ブロックは、TC機能実行S/
W格納手段32により格納されたS/WのうちどのS/W
を実行すべきか、又は親局1からのS/W伝送が許可さ
れているかを判断する機能を有しているものである。
【0071】そのうち、S/W受信禁止・許可設定手段
340 は、S/W受信禁止・許可設定スイッチ340 と、S
/W受信禁止・許可状態検出手段3402からなり、前述の
スイッチ3401は、子局側で現状のS/W構成のままでの
作業が必要な場合等に、親局1からのTC機能実行S/
Wの伝送を一時的に禁止したり、又はその禁止の設定を
解除したりするためのスイッチである。
340 は、S/W受信禁止・許可設定スイッチ340 と、S
/W受信禁止・許可状態検出手段3402からなり、前述の
スイッチ3401は、子局側で現状のS/W構成のままでの
作業が必要な場合等に、親局1からのTC機能実行S/
Wの伝送を一時的に禁止したり、又はその禁止の設定を
解除したりするためのスイッチである。
【0072】又、S/W受信禁止・許可状態検出手段34
02は、設定スイッチ3401の状態をチェックして、スイッ
チ設定がS/W受信禁止になった場合は伝送手段31に対
して親局からのS/W受信が不可であることを通知し、
同様にスイッチ設定がS/W受信許可になった場合は同
様に伝送手段31に対してS/W受信可能であることを通
知する。
02は、設定スイッチ3401の状態をチェックして、スイッ
チ設定がS/W受信禁止になった場合は伝送手段31に対
して親局からのS/W受信が不可であることを通知し、
同様にスイッチ設定がS/W受信許可になった場合は同
様に伝送手段31に対してS/W受信可能であることを通
知する。
【0073】このS/W受信禁止・許可状態検出手段34
02により、親局で保持している子局用S/Wの一部もし
くは全部が破壊されたような場合、もしくは子局側でT
C機能を変更しないまま作業を行ないたいような場合
に、親局からの不正あるいは有害なS/Wへの更新を禁
止できるため、遠方監視制御システムのメンテナンス作
業の円滑化がなされる。
02により、親局で保持している子局用S/Wの一部もし
くは全部が破壊されたような場合、もしくは子局側でT
C機能を変更しないまま作業を行ないたいような場合
に、親局からの不正あるいは有害なS/Wへの更新を禁
止できるため、遠方監視制御システムのメンテナンス作
業の円滑化がなされる。
【0074】S/W伝送設定判断手段341 は、親局1の
S/W伝送設定通知手段171 (図5)により、親局側か
ら自局に対してのTC機能実行S/W伝送が許可されて
いるか否かを通知され、その内容を判断する。同通知内
容がS/W伝送禁止と判断された場合は、伝送手段31に
対してS/W受信不可であることを通知し、同様にS/
W伝送可能と判断された場合は、伝送手段31に対してS
/W受信可能であることを通知する。
S/W伝送設定通知手段171 (図5)により、親局側か
ら自局に対してのTC機能実行S/W伝送が許可されて
いるか否かを通知され、その内容を判断する。同通知内
容がS/W伝送禁止と判断された場合は、伝送手段31に
対してS/W受信不可であることを通知し、同様にS/
W伝送可能と判断された場合は、伝送手段31に対してS
/W受信可能であることを通知する。
【0075】子局における伝送手段31は、これらS/W
受信禁止・許可設定手段340 及びS/W伝送設定判断手
段341 から通知された内容により、親局1から自局に伝
送されるTC機能実行S/Wを受信するかしないかを決
定する。
受信禁止・許可設定手段340 及びS/W伝送設定判断手
段341 から通知された内容により、親局1から自局に伝
送されるTC機能実行S/Wを受信するかしないかを決
定する。
【0076】この伝送手段31及びS/W伝送設定通知手
段171 及びS/W伝送設定判断手段341 により、親局で
保持している子局用S/Wの一部もしくは全部が破壊さ
れたような場合、もしくは子局側でTC機能を変更しな
いまま作業を行ないたいような場合に、親局からの不正
あるいは有害なS/Wへの更新を禁止できるため、遠方
監視制御システムのメンテナンス作業の円滑化がなされ
る。
段171 及びS/W伝送設定判断手段341 により、親局で
保持している子局用S/Wの一部もしくは全部が破壊さ
れたような場合、もしくは子局側でTC機能を変更しな
いまま作業を行ないたいような場合に、親局からの不正
あるいは有害なS/Wへの更新を禁止できるため、遠方
監視制御システムのメンテナンス作業の円滑化がなされ
る。
【0077】実行判断ブロック34内の指定世代S/W選
択手段342 は、自局のTC機能実行S/W格納手段32が
複数世代のS/Wを格納していた場合、親局1の指定世
代S/W実行要求手段172 によって通知された世代のS
/Wを実行するよう、TC機能実行手段33に対して通知
する。
択手段342 は、自局のTC機能実行S/W格納手段32が
複数世代のS/Wを格納していた場合、親局1の指定世
代S/W実行要求手段172 によって通知された世代のS
/Wを実行するよう、TC機能実行手段33に対して通知
する。
【0078】この指定世代S/W実行要求手段172 と、
指定世代S/W選択手段342 により、TC機能実行S/
W変更に伴ない不具合が発生したような場合に、直前の
世代のS/Wを実行するよう親局から当該子局に通知す
ることで、変更前の状態に速やかに復元できるため、遠
方監視制御システムのメンテナンス作業及び電力系統設
備の監視制御業務の円滑化がさなれる。
指定世代S/W選択手段342 により、TC機能実行S/
W変更に伴ない不具合が発生したような場合に、直前の
世代のS/Wを実行するよう親局から当該子局に通知す
ることで、変更前の状態に速やかに復元できるため、遠
方監視制御システムのメンテナンス作業及び電力系統設
備の監視制御業務の円滑化がさなれる。
【0079】又、同時に上記の手段により、複数の子局
におけるTC機能の変更を同時に行ないたい場合、又は
任意の必要なタイミングに変更したい場合などに、親局
側から伝送したS/WによるTC機能への切替タイミン
グを調節できるため、遠方監視制御システムのメンテナ
ンス作業及び電力系統設備の監視制御業務の円滑化がな
される。
におけるTC機能の変更を同時に行ないたい場合、又は
任意の必要なタイミングに変更したい場合などに、親局
側から伝送したS/WによるTC機能への切替タイミン
グを調節できるため、遠方監視制御システムのメンテナ
ンス作業及び電力系統設備の監視制御業務の円滑化がな
される。
【0080】上記した各説明において記載した手法は、
コンピュータに実行させることのできるプログラムとし
て、例えば磁気ディスク,光ディスク,半導体メモリな
どの記録媒体に書き込んで、各種装置に適用したり、通
信媒体により伝送して各種装置に適用することも可能で
ある。中央装置を実現するコンピュータは、記録媒体に
記録されたプログラムを読み込み、このプログラムによ
って動作が制御されることにより、上述した処理を実行
する。
コンピュータに実行させることのできるプログラムとし
て、例えば磁気ディスク,光ディスク,半導体メモリな
どの記録媒体に書き込んで、各種装置に適用したり、通
信媒体により伝送して各種装置に適用することも可能で
ある。中央装置を実現するコンピュータは、記録媒体に
記録されたプログラムを読み込み、このプログラムによ
って動作が制御されることにより、上述した処理を実行
する。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればT
C機能を実行するためのS/Wを変更する必要が生じた
場合に、TC親局からの変更されたS/Wの伝送によっ
て当該TC子局を停止させることなくTC機能の実行を
させることができる。
C機能を実行するためのS/Wを変更する必要が生じた
場合に、TC親局からの変更されたS/Wの伝送によっ
て当該TC子局を停止させることなくTC機能の実行を
させることができる。
【図1】本発明による遠方監視制御装置の実施の形態を
示す構成図。
示す構成図。
【図2】他の実施の形態の構成図。
【図3】図2のTC機能実行S/W親局側格納手段12の
構成例図。
構成例図。
【図4】図2のTC機能実行S/W選択ブロック14の構
成例図。
成例図。
【図5】図2の実行S/W設定通知ブロック17の構成例
図。
図。
【図6】図2のTC機能実行S/Wメンテナンスブロッ
ク18の構成例図。
ク18の構成例図。
【図7】図2の実行判断ブロック34の構成例図。
【図8】図2のTC機能実行S/W格納手段32の構成例
図。
図。
【図9】従来技術の全体構成図。
1 親局 2 監視制御用CPU 3 子局1 4 子局n 5 系統設備 6 伝送媒体 11,31 伝送手段 12 TC機能実行S/W親局側格納手段 13 TC機能実行S/W選択手段 14 TC機能実行S/W選択ブロック 141 TC機能実行S/W選択手段 142 S/W配信手段 143 各世代S/W抽出手段 144 世代間差分データ抽出手段 145 指定入力手段 15 TC・S/W対応マップ 16 S/W一括伝送手段 17 実行S/W設定通知ブロック 171 S/W伝送設定通知手段 172 指定世代S/W実行要求手段 18 TC機能実行S/Wメンテナンスブロック 181 親局側S/W伝送要求手段 182 子局S/W格納手段 183 TC機能実行S/W保守用エリア 184 TC機能実行S/W入力手段 32 TC機能実行S/W格納手段 33 TC機能実行手段 34 実行判断ブロック 340 S/W受信禁止・許可設定手段 3401 S/W受信禁止・許可設定スイッチ 3402 S/W受信禁止・許可状態検出手段 341 S/W伝送設定判断手段 342 指定世代S/W選択手段 35 親局向けS/W選択手段 90 制御所用計算機システム 901 親局 902 監視制御用CPU 903 DLL手段 91 子局1 91n 子局n 92 系統設備 94 伝送路1 94n 伝送路n 911 TC子局機能実行S/W格納エリア 912 DLLデータ処理手段 913 DB(DLL対象部分) 914 DB(DLL非対象部分)
Claims (12)
- 【請求項1】 監視対象を監視制御する遠方監視制御装
置が遠方監視制御機能(以下、TC機能と略す)を実行
するために必要とする全てのプログラム及びデータベー
スからなるソフトウェア(以下、S/Wと略す)データ
を持つ親局と、前記親局と伝送媒体を介して結合され、
実際に系統設備の監視や制御などのTC機能を実行する
複数の子局から構成された遠方監視制御装置において、
前記親局は伝送媒体を介して他装置とデータ伝送を行な
う伝送手段と、前記S/Wを格納するTC機能実行S/
W親局側格納手段と、前記TC機能実行S/W親局側格
納手段内の全てのS/Wから夫々の子局へ伝送するS/
Wを選択するTC機能実行S/W選択手段とを備え、前
記子局は伝送媒体を介して他装置とデータ伝送を行なう
伝送手段と、前記親局から伝送されてきたS/Wを格納
するTC機能実行S/W格納手段と、前記TC機能実行
S/W格納手段に格納されたS/Wの内容にしたがって
TC機能を実行するTC機能実行手段とを備えたことを
特徴とする遠方監視制御装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の遠方監視制御装置におい
て、親局には子局へのS/Wの伝送を禁止あるいは許可
したい場合に、その内容を子局に対して通知するS/W
伝送設定通知手段を備え、子局には前記親局からのS/
W伝送禁止・許可通知の内容により、自局でのS/W受
信をロックあるいは実行するS/W伝送設定判断手段を
備えたことを特徴とする遠方監視制御装置。 - 【請求項3】 請求項1ないし請求項2記載の遠方監視
制御装置において、子局において、前記親局から当該子
局へのS/W伝送を禁止したい場合は該子局でのS/W
受信をロックすると共に、受信可能としたい場合は前記
S/Wロックを解除するためのS/W受信禁止・許可設
定手段を備えたことを特徴とする遠方監視制御装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3記載の遠方監視
制御装置において、TC機能実行S/W親局側格納手段
は、全子局に共通の機能を実行するためのS/Wである
共通S/Wと、それ以外の各子局が夫々個別に実装して
いるTC機能を実行するための個別S/Wに夫々区別し
て格納されており、TC機能実行S/W選択手段は、各
子局の伝送すべき共通S/W及び個別S/Wを夫々選択
する手段を備えたことを特徴とする遠方監視制御装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の遠方監視制御装置におい
て、親局において、共通S/W又は個別S/Wを必要と
する全ての子局に配信するS/W配信手段を備えたこと
を特徴とする遠方監視制御装置。 - 【請求項6】 請求項4ないし請求項5記載の遠方監視
制御装置において、親局において、各子局に配信する共
通S/Wや個別S/Wなどの複数のS/Wを1つのデー
タとして、一括して子局に伝送するS/W一括伝送手段
を備えたことを特徴とする遠方監視制御装置。 - 【請求項7】 請求項1ないし請求項6記載の遠方監視
制御装置において、TC機能実行S/W親局側格納手段
はS/Wを少なくとも2つ以上の複数世代にわたって格
納しており、親局側で指定された世代のS/Wを子局に
伝送するために抽出する各世代S/W抽出手段を備えた
ことを特徴とする遠方監視制御装置。 - 【請求項8】 請求項7記載の遠方監視制御装置におい
て、親局において、複数世代のS/Wについて、指定さ
れた世代間のS/W同士を比較し、その比較結果による
変更部分のみを当該子局に伝送するために抽出する世代
間差分データ抽出手段を備えたことを特徴とする遠方監
視制御装置。 - 【請求項9】 請求項7ないし請求項8記載の遠方監視
制御装置において、親局において、子局側で保持してい
る各世代のS/Wのうち、指定した世代のS/Wを実行
するよう要求する指定世代S/W実行要求手段を備え、
子局において、TC機能実行S/W格納手段はS/Wを
少なくとも2つ以上の複数世代格納し、その中の親局か
ら指定された世代のS/Wを実行するS/Wとして選択
する指定世代S/W選択手段を備えたことを特徴とする
遠方監視制御装置。 - 【請求項10】 請求項1ないし請求項9記載の遠方監
視制御装置において、親局において、必要に応じて各子
局で保持しているS/Wの一部又は全部を選択して親局
へ伝送するよう当該子局に要求する親局側S/W伝送要
求手段と、子局から伝送されたS/Wを格納するための
子局S/W格納手段を備え、子局において、自局で保持
しているS/Wの一部又は全部を親局へ伝送するための
データとして選択する親局向けS/W選択手段を備えた
ことを特徴とする遠方監視制御装置。 - 【請求項11】 請求項10記載の遠方監視制御装置に
おいて、親局において、子局から伝送されたS/Wを、
親局で保持する子局向けのS/Wとして格納するための
TC機能実行S/W入力手段を備えたことを特徴とする
遠方監視制御装置。 - 【請求項12】 コンピュータによって遠方監視制御装
置を制御するための制御プログラムを記録した記録媒体
であって、前記遠方監視制御装置は、監視対象を監視制
御する遠方監視制御装置がTC機能を実行するために必
要とする全てのプログラム及びデータベースからなるS
/Wデータを持つ親局と、前記親局と伝送媒体を介して
結合され、実際に系統設備の監視や制御などのTC機能
を実行する複数の子局から構成され、前記親局は伝送媒
体を介して他装置とデータ伝送を行なう伝送機能と、前
記S/Wを格納するTC機能実行S/W親局側格納機能
と、前記TC機能実行S/W親局側格納機能内の全ての
S/Wから夫々の子局へ伝送するS/Wを選択するTC
機能実行S/W選択機能と、前記子局は伝送媒体を介し
て他装置とデータ伝送を行なう伝送機能と、前記親局か
ら伝送されてきたS/Wを格納するTC機能実行S/W
格納機能と、前記TC機能実行S/W格納機能に格納さ
れたS/Wの内容にしたがってTC機能を実行するTC
機能実行機能とを実現させるためのプログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10148429A JPH11327915A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 遠方監視制御装置及び遠方監視制御機能を実行するためのプログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10148429A JPH11327915A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 遠方監視制御装置及び遠方監視制御機能を実行するためのプログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11327915A true JPH11327915A (ja) | 1999-11-30 |
Family
ID=15452606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10148429A Pending JPH11327915A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 遠方監視制御装置及び遠方監視制御機能を実行するためのプログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11327915A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012141878A (ja) * | 2011-01-05 | 2012-07-26 | Mitsubishi Electric Corp | ソフトウェア管理装置および電力系統監視制御システム |
JP2015022621A (ja) * | 2013-07-22 | 2015-02-02 | 株式会社東芝 | データファイルの更新装置、その更新方法及び更新プログラム |
-
1998
- 1998-05-13 JP JP10148429A patent/JPH11327915A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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