JPH11327774A - 画像処理による注視点検出手段を利用した被制御機器の非接触制御方式 - Google Patents

画像処理による注視点検出手段を利用した被制御機器の非接触制御方式

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JPH11327774A
JPH11327774A JP10172016A JP17201698A JPH11327774A JP H11327774 A JPH11327774 A JP H11327774A JP 10172016 A JP10172016 A JP 10172016A JP 17201698 A JP17201698 A JP 17201698A JP H11327774 A JPH11327774 A JP H11327774A
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JP
Japan
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user
display
controlled device
eyeball
gaze
Prior art date
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JP10172016A
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English (en)
Inventor
Koji Mukumoto
浩二 椋本
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TECHNO WORKS KK
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TECHNO WORKS KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者7が被制御機器5を制御及び動作さ
せる場合において,接触型のスイッチ等の接点によって
操作を行うため、接点等の開閉回数の限界,埃,油や湿
度等の使用環境等の理由から生じる接触不良や誤動作等
によって長期間の正常動作が非常に困難であることか
ら、被制御機器5を部品の寿命や使用環境等に左右され
ることなく長期間の正常動作を可能にする。 【解決手段】 使用者7の眼球6を撮影するビデオカメ
ラ1等の画像入力装置,ビデオカメラ1に撮影された使
用者7の眼球6の映像から使用者7の表示器4上の注視
位置及び瞬き・凝視等の使用者7の意志決定情報を検出
する注視点検出手段2,注視点検出手段2によって検出
された表示器4上の注視位置及び使用者7の意志決定情
報から被制御機器5を制御及び動作させる計算機3及び
被制御機器5の制御及び動作の内容を表示する表示器4
を備えることで、被制御機器5は部品の寿命や使用環境
等に左右されることなく長期間の正常動作を可能にす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,使用者7が被制
御機器5を制御及び動作させる場合において,被制御機
器5の制御及び動作の内容を計算機3によって表示した
表示器4の画面を注視している使用者7の眼球6の映像
をビデオカメラ1によって撮影し,ビデオカメラ1に撮
影された使用者7の眼球6の映像から注視点検出手段2
が検出した使用者7の注視している表示器4上の注視位
置及び使用者7の意志決定情報から計算機3が被制御機
器5を制御及び動作させることによって,使用者7はス
イッチ等の接触型の部品や装置を操作することなく,眼
球6によって非接触で被制御機器5を制御及び動作させ
ることのできる画像処理による注視点検出手段を利用し
た被制御機器の非接触制御方式についてのものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術による使用者7が被制御機器5
を制御及び動作させる方法の装置構成を図2により説明
する。図2の21は使用者,22は被制御機器23の制
御及び動作を決定するスイッチ等の接触型の動作決定手
段,23は使用者21が操作した動作決定手段22の設
定通りに制御及び動作する被制御機器である。
【0003】図2において使用者21が,押しボタンや
キーボード等の接点式のスイッチ,タッチパネルやライ
トペン等のセンサ等を用いたスイッチ等の接触型の動作
決定手段22を操作することによって,使用者21が被
制御機器23を制御及び動作内容を決定し,被制御機器
23を制御及び動作させる。
【0004】この様に従来技術による使用者7が被制御
機器5を制御及び動作させる方法は図2の使用者21が
接触型の動作決定手段22を操作することによって,被
制御機器23を制御及び動作させる方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図2に示される従来技
術による使用者21が被制御機器23を制御及び動作さ
せる方法は使用者21が接触型の動作決定手段22を操
作することによって,被制御機器23を制御及び動作さ
せる方法であるため,接触型の動作決定手段22の様な
接点等の部品や装置の開閉回数や使用回数の限界,埃,
油や湿度等の使用環境等の理由によって生じる接触不良
や誤動作等によって長期間の正常動作が非常に困難であ
った。この発明は接触型の動作決定手段22の寿命や使
用環境等による接触不良や誤動作を無くし,被制御機器
23を長期間の正常動作ができる制御方式を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に,この発明は使用者7が被制御機器5を制御及び動作
させる場合において,使用者7の眼球6を撮影するビデ
オカメラ1等の画像入力装置,ビデオカメラ1に撮影さ
れた使用者7の眼球6の映像から使用者7の表示器4上
の注視位置及び瞬き・凝視等の使用者7の意志決定情報
を検出する注視点検出手段2,注視点検出手段2によっ
て検出された表示器4上の注視位置及び使用者7の意志
決定情報から被制御機器5を制御及び動作させる計算機
3及び被制御機器5の制御及び動作の内容を表示する表
示器4を備える。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明による画像処理による注
視点検出手段を利用した被制御機器の非接触制御方式に
おける装置構成を図1,図3,図4により説明する。図
1はこの発明による画像処理による注視点検出手段を利
用した被制御機器の非接触制御方式における装置の構成
図であり,図3は装置の動作手順を説明するフローチャ
ートである。図4は計算機3が被制御機器5の制御及び
動作内容を表示器4に表示する画面の一例で,(A)は
表示器4の初期の表示画面,(B)は図1の注視点検出
手段2が眼球6の表示器4上の注視位置を検出した時に
計算機3が表示器4にマークを表示した表示画面であ
る。
【0008】図3の31では計算機3は表示器4に図4
の(A)に示される被制御機器5の制御及び動作の情報
を表した初期画面を表示する。32では使用者7が表示
器4に表示された図4の(A)の画面を注視すると,注
視点検出手段2はビデオカメラ1から入力した使用者7
の眼球6の映像から眼球6の表示器4上の注視位置及び
瞬き・凝視等の使用者7の意志決定情報を検出する。次
に33では注視点検出手段2が検出した眼球6の表示器
4上の注視位置及び瞬き・凝視等の使用者7の意志決定
情報の情報を計算機3に出力する。34では計算機3は
注視点検出手段2からの入力情報によって,使用者7が
注視している表示器4上の注視位置に図4の(B)に示
される様にマーク等を表示する。さらに35では計算機
3は注視点検出手段2から入力した情報である瞬き・凝
視等の使用者7の意志決定情報から,使用者7が表示器
4上の注視位置の内容通りに被制御機器5を制御及び動
作させる意志決定の可否を判断する。最後に計算機3は
使用者7が被制御機器5の制御及び動作の決定意志があ
るならば,36で使用者7の意志通りに被制御機器5の
制御及び動作を行い,32の処理に移行して注視点検出
手段2から次の検出情報の入力待ち状態になるが,使用
者7が被制御機器5の制御及び動作の決定意志がないな
らば,すぐに32に移行して注視点検出手段2から次の
検出情報の入力待ち状態になる。
【0009】これによって使用者7は図2の接触型の動
作決定手段22を操作することなく被制御機器5を制御
及び動作させることができ,図2の接触型の動作決定手
段22の寿命や使用環境等による接触不良や誤動作を無
くし,長期間の正常動作が可能であることは明らかであ
る。
【0010】
【実施例】この発明による画像処理による注視点検出手
段を利用した被制御機器の非接触制御方式における装置
を実現した場合の一例を図1,図4,図5,図6,図7
により説明する。図4は図1の計算機3が被制御機器5
の制御及び動作内容を表示器4に表示する画面の一例
で,(A)は表示器4の初期の表示画面,(B)は図1
の注視点検出手段2が眼球6の表示器4上の注視位置を
検出した時に計算機3が表示器4にマークを表示した表
示画面である。図5は図1を実際に装置化した場合の装
置構造の一例の断面図で,51は外部ケース59の内部
に配置した表示器55を見るための覗き窓,52は覗き
窓51から見る使用者眼球,53は外部ケース59の内
部に配置した表示器55の表示画面を使用者眼球52が
見るために表示器55の画面を投影又は反射するハーフ
ミラー等の部品,54はハーフミラー53を透過して使
用者眼球52の映像を撮影するビデオカメラ等の画像入
力装置,55は計算機57が被制御機器58の制御及び
動作の内容を使用者眼球52に明示するために表示する
表示器,56はビデオカメラ54等の画像入力装置から
使用者眼球52の撮影映像を入力して使用者眼球52の
表示器55上の注視位置及び使用者眼球52の意志決定
情報を検出する注視点検出手段,57は注視点検出手段
56から使用者眼球52の表示器55上の注視位置及び
使用者眼球52の意志決定情報の検出情報を入力して表
示器55の画面表示及び被制御機器58の制御を行う計
算機,58は計算機57によって制御及び動作する被制
御機器である。図6は図5の注視点検出手段56の動作
手順,図7は図5の計算機57の動作手順を示したフロ
ーチャートである。
【0011】図5の計算機57は図4の(A)の初期の
表示画面を表示器55に表示する。使用者眼球52が外
部ケース59の覗き窓51から外部ケース59の内部を
見た場合には表示器55の表示画面はハーフミラー53
の表面で反射されて,使用者眼球52は表示器55の表
示画面の全体を見ることができる。
【0012】図5のビデオカメラ54は中間に配置され
ているハーフミラー53を通して外部ケース59の覗き
窓51にある使用者眼球52の撮影を行い,その撮影映
像を注視点検出手段56に出力する。注視点検出手段5
6は図6の61でビデオカメラ54が出力した使用者眼
球52の映像を入力して,62で入力された使用者眼球
52の映像から表示器55上の注視位置を検出する。そ
して,63で予め意志決定情報として決めてある使用者
眼球52の瞬きの有無を検出して,64で使用者眼球5
2の表示器55上の注視位置情報及び使用者眼球52の
瞬きの有無で示される意志決定情報を計算機57に出力
する。
【0013】次に図5の計算機57は図7の71で注視
点検出手段56から使用者眼球52の表示器55上の注
視位置情報及び使用者眼球52の瞬きの有無で示される
意志決定情報を入力して,72では使用者眼球52の表
示器55上の注視位置に図4の(B)の様に表示器55
にマークを表示して,73で瞬きの有無で示される意志
決定情報によって使用者眼球52が表示器55上の表示
したマークの内容通りに被制御機器58を制御及び動作
させる意志があるかを確認する。この時,計算機57が
被制御機器58を制御及び動作させるかの使用者眼球5
2の意志決定の判断は,注視点検出手段56から入力し
た使用者眼球52の瞬きの有無に示される意志決定情報
によって行われ,瞬きがある場合には表示器55に表示
したマークの位置に表示してある画面の内容を実行して
被制御機器58を制御及び動作させ,瞬きがない場合に
は被制御機器58の制御及び動作は何も行わないで注視
点検出手段56から次の検出情報の入力待ち状態にな
る。
【0014】この様に画像処理による注視点検出手段を
利用した被制御機器の非接触制御方式における装置を実
現した一例である図5の装置では,使用者眼球52は外
部ケース59の覗き窓51から外部ケース59の内部に
配置された表示器55をハーフミラー53を通して見る
ことによって,図2の接触型の動作決定手段22を操作
することなく被制御機器5を制御及び動作させることが
でき,図2の接触型の動作決定手段22の寿命や使用環
境等による接触不良や誤動作を無くし,長期間の正常動
作を行うことができる。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば,使用者7が被制御機
器5を制御及び動作させる場合において,使用者7の眼
球6を撮影するビデオカメラ1等の画像入力装置,ビデ
オカメラ1に撮影された使用者7の眼球6の映像から使
用者7の表示器4上の注視位置及び瞬き・凝視等の使用
者7の意志決定情報を検出する注視点検出手段2,注視
点検出手段2によって検出された表示器4上の注視位置
及び使用者7の意志決定情報から被制御機器5を制御及
び動作させる計算機3及び被制御機器5の制御及び動作
の内容を表示する表示器4を備えることによって,従来
技術である図2の接触型の動作決定手段22の様な接点
等の部品や装置の開閉回数や使用回数の限界,埃,油や
湿度等の使用環境等の理由によって生じる接触不良や誤
動作等によって長期間の正常動作が困難であった問題を
解決して,接触型の動作決定手段22の寿命や使用環境
等による接触不良や誤動作を無くし,被制御機器5の長
期間の正常動作を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による画像処理による注視点検出手段
を利用した被制御機器の非接触制御方式の装置の構成図
である。
【図2】従来技術による被制御機器の制御方式の装置の
構成図である。
【図3】この発明による画像処理による注視点検出手段
を用いた被制御機器の非接触制御方式の装置の動作手順
を説明するフローチャートである。
【図4】図1の計算機3が被制御機器5の制御及び動作
内容を表示器4に表示する画面の一例である。
【図5】この発明による画像処理による注視点検出手段
を用いた被制御機器の非接触制御方式を実際に装置化し
た場合の装置構造の一例の断面図である。
【図6】図5の注視点検出手段56の動作手順を示した
フローチャートである。
【図7】図5の計算機57の動作手順を示したフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 ビデオカメラ 2 注視点検出手段 3 計算機 4 表示器 5 被制御機器 6 眼球 7 使用者

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】この発明は,使用者7が被制御機器5を制
    御及び動作させる場合において,使用者7の眼球6を撮
    影するビデオカメラ1等の画像入力装置,ビデオカメラ
    1に撮影された使用者7の眼球6の映像から使用者7の
    表示器4上の注視位置及び瞬き・凝視等の使用者7の意
    志決定情報を検出する注視点検出手段2,注視点検出手
    段2によって検出された表示器4上の注視位置及び使用
    者7の意志決定情報から被制御機器5を制御及び動作さ
    せる計算機3及び被制御機器5の制御及び動作の内容を
    表示する表示器4を備えることを特徴とする画像処理に
    よる注視点検出手段を利用した被制御機器の非接触制御
    方式である。
JP10172016A 1998-05-14 1998-05-14 画像処理による注視点検出手段を利用した被制御機器の非接触制御方式 Pending JPH11327774A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10172016A JPH11327774A (ja) 1998-05-14 1998-05-14 画像処理による注視点検出手段を利用した被制御機器の非接触制御方式

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JP10172016A JPH11327774A (ja) 1998-05-14 1998-05-14 画像処理による注視点検出手段を利用した被制御機器の非接触制御方式

Publications (1)

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JPH11327774A true JPH11327774A (ja) 1999-11-30

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ID=15933971

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JP10172016A Pending JPH11327774A (ja) 1998-05-14 1998-05-14 画像処理による注視点検出手段を利用した被制御機器の非接触制御方式

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JP (1) JPH11327774A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109432779A (zh) * 2018-11-08 2019-03-08 北京旷视科技有限公司 难度调整方法、装置、电子设备及计算机可读存储介质

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109432779A (zh) * 2018-11-08 2019-03-08 北京旷视科技有限公司 难度调整方法、装置、电子设备及计算机可读存储介质
CN109432779B (zh) * 2018-11-08 2022-05-17 北京旷视科技有限公司 难度调整方法、装置、电子设备及计算机可读存储介质

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