JPH11327659A - プロセス流体を制御下に加熱するための装置 - Google Patents

プロセス流体を制御下に加熱するための装置

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JPH11327659A
JPH11327659A JP10369421A JP36942198A JPH11327659A JP H11327659 A JPH11327659 A JP H11327659A JP 10369421 A JP10369421 A JP 10369421A JP 36942198 A JP36942198 A JP 36942198A JP H11327659 A JPH11327659 A JP H11327659A
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    • F28D15/02Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器に収納したプロセス流体を加熱するため
の改良装置にして、現場での組立が容易であり、ずっと
効率的にプロセス流体を加熱するために使用することの
できる改良装置を提供すること。 【解決手段】 プロセス流体加熱装置100が束状の熱
サイフォン管106の蒸発器側端部を取り巻くヒータ1
02を有し、ヒータ102はバーナチャンバ112の底
部に取り付けたバーナスカート116内のバーナ配列体
114の上方で蒸発器側端部104を包囲する。バーナ
配列体114はこれら相互に密着して配列した幾つかの
バーナ要素118から成り立ち、バーナ配列体114に
は燃料源120から天然ガス、プロパンガスあるいはカ
ーシングガスが供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に伝熱の分野に
関し、詳しくは、熱サイフォン管を使用してプロセス流
体を加熱するための新規且つ有益な装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原油、エマルジョン、アミンなどのよう
なプロセス流体を炎管ヒータを使用して加熱することは
周知である。炎管ヒータそれ自体は一般に、プロセス流
体を収納する容器中に伸延するU字管であり、3つの主
要なセクション、即ち、燃焼チャンバと、押し込み通気
燃焼のためのバーナあるいは自然通気燃焼のみのための
バーナと、U字管と、そして排気筒とを含んでいる。通
常は天然ガスあるいはプロパンガスを燃焼するバーナは
U字管の入口長さの約1/3から約1/12の距離に延びる火
炎を発生させるために使用される。バーナを出る高温の
燃焼生成物はU字管から排気筒を通して連続的に送られ
た後、大気中に放出される。高温の燃焼生成物の熱の一
部分は、U字管を取り巻くプロセス流体がこのU字管に
沿って移動する際にプロセス流体中に釈放される。炎管
ヒータには、頻繁なメンテナンス及び監視を必要とする
幾つかの欠点があることが知られている。その1つは、
燃焼生成物が熱を釈放する際に炎管壁の熱フラックスが
変化し、炎管を取り巻くプロセス流体が一様に加熱され
なくなることであり、1つは、炎管を連続運転すること
によりプロセス流体が蒸発及び或は熱分解し、炎管外壁
にスケールが生じて炎管内壁が高温になることである。
高温の炎管内壁は戻り燃焼(burn back)を発生せしめ炎
管の歪みも増大することから結局は炎管壁を破損せし
め、プロセス流体タンクあるいは容器内に火炎あるいは
爆発を生じるさせることになる。
【0003】プロセス流体を加熱する自然通気運転式の
炎管に代替するものとして、カナダ国特許第1,264,443
号に記載される油水エマルジョン分離システムが知られ
ている。このシステムは燃焼チャンバと油水エマルジョ
ンを収納する容器との間を伸延するヒートパイプ束を有
している。“ヒートパイプ”とは、閉じた外側容器と、
毛細ウィックと、所望の熱特性を示す作働液とからなる
構造要素を有する高性能な伝熱装置を意味する。毛細ウ
ィックは、液状の作働液をヒートパイプの凝縮器側端部
から蒸発器側端部に戻すように作用する。ヒートパイプ
は蒸発、凝縮の各現象と、毛細ウィック内での作働液の
表面張力ポンピングとにより、重力、加速力あるいはポ
ンプのような外部仕事の補助を受けずに、蒸発の潜熱を
一方側から他方側に連続的に伝達する。前記カナダ国特
許第1,264,443号に記載される油水エマルジョン分離シ
ステムは本明細書に添付する図2に概略例示される。容
器1がエマルジョン入口パイプ2を通して油水エマルジ
ョンを受けた後、この油水エマルジョンを分離プレート
3上に散布する。有意量の油水エマルジョンが下降管を
通して流下し、容器1の底部に溜まる。外部燃焼チャン
バ6から複数のヒートパイプ5が容器1の壁7を貫いて
容器1との間に伸延され、容器1の底部9に溜まった油
水エマルジョン8に入る。燃焼用の燃料ガスが燃料ガス
入口10の位置で燃焼チャンバ6に提供されて着火さ
れ、燃焼チャンバ6内を伸延するヒートパイプ5のフィ
ン付きの蒸発器側端部11を加熱する。ヒートパイプ5
のフィン付きの蒸発器側端部11が燃焼チャンバ6内で
加熱されると、ヒートパイプ5内の作働液が容器1内の
油水エマルジョン8に没した凝縮器側端部13に移動
し、油水エマルジョンに熱を釈放する。かくして、ヒー
トパイプ5は油水エマルジョン8に熱を伝達し、油水エ
マルジョンを、排気管14を通して排出される遊離気体
と、洗浄油出口15を通して排出される洗浄油と、水ド
レン16を通して排出される水とに素早く分離させる。
前記カナダ国特許第1,264,443号に記載される油水エマ
ルジョン分離システムには、ヒートパイプ及び容器間の
特定の結合部が記載されないばかりか、ヒートパイプの
蒸発器側及び凝縮器側の各端部間での伝熱量を均衡させ
ることに関連するバーナ配列構成も記載されない。各ヒ
ートパイプは相互に隣接して位置決めされた単一の束と
しても配列されそれにより、蒸発器側端部が高温且つ高
速の燃焼ガス内で作動するようになっている。これが結
局、各ヒートパイプの凝縮器側端部を高速の液体流れ中
に位置決めし、熱源とヒートシンクとの間を除熱すると
共に、システム全体の伝熱を均衡化させる必要性を生じ
させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、容器に収納したプロセス流体を加熱するための改良
装置にして、現場での組立が容易であり、ずっと効率的
にプロセス流体を加熱するために使用することのできる
改良装置を提供することである。解決しようとする他の
課題は、プロセス流体加熱装置のためのバーナ配列構成
と、このバーナ配列構成を制御して、熱サイフォン管を
通しての熱流れを安定状態に維持すると共にスケーリン
グその他の腐食の発生を制限する手段を提供することで
ある。解決しようとする他の課題は、既知のシステムよ
りも更に有効且つ効率的であり、しかもプロセス流体を
比較的一様に加熱する、プロセス流体を加熱するため
の、熱サイフォン管の新規な配向を提供することであ
る。“熱サイフォン管”とは、作働液を収納し、凝縮器
側端部と蒸発器側端部とを有する端部閉鎖型の管を意味
する。熱サイフォン管は毛細ウィックは持たず、作働液
は重力で凝縮器側端部から蒸発器側端部に戻るが、その
ための外部重力が必要であるために熱サイフォン管は代
表的には凝縮器側端部の位置を蒸発器側端部よりも上に
(即ち高く)して位置決めされる。仮に熱サイフォン管
を実質的に真管で作製し、水平位置に関して凝縮器側端
部が蒸発器側端部よりも上になるようにある角度で傾斜
させれば、そうした要求高低差を容易に得ることができ
る。しかしながら、熱サイフォン管は真っ直ぐである必
要は無いので、湾曲させたり折り曲げたりすることで凝
縮器側端部が蒸発器側端部よりも上に来るようにするこ
とができる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に従えば、バーナ
チャンバと、プロセス流体容器と、バーナチャンバから
プロセス流体容器に熱を伝達するための熱サイフォン管
と、を有するプロセス流体加熱装置が提供される。バー
ナチャンバは束状の熱サイフォン管の各蒸発器側端部の
一様な加熱を最適化するバーナ配列を含んでいる。束状
の熱サイフォン管はこうしたバーナ配列体に密接状態で
位置決めされる。束状の熱サイフォン管は、バーナチャ
ンバに結合されプロセス流体容器に入るヘッダボックス
を通して上方に傾斜して伸延される。ヘッダボックスは
プロセス流体容器の既存のフランジに溶接するのが好ま
しい。ヘッダボックスは束状の熱サイフォン管がそこを
貫く2つのシールを有する。これらのシールがバーナチ
ャンバをプロセス流体から分離させることから、バーナ
チャンバに隣り合うヘッダボックス部分は各バーナに送
る燃焼用空気のためのプレヒータとして機能するように
なる。
【0006】改装用途の場合、束状の熱サイフォン管は
プロセス流体容器内で既存の炎管支持体を使用して支持
する。プロセス流体容器内で熱サイフォン管の凝縮器側
端部を密集する束状に配列し、あるいは別個の配列模様
に分離させることにより、熱サイフォン管からプロセス
流体への伝熱を最大化させることができる。詳しく説明
すると、本発明の1様相に従えば、プロセス流体を制御
下に加熱するための装置が提供され、本装置にはバーナ
チャンバと、バーナチャンバ内のバーナ配列体と、燃焼
用空気をこれらのバーナ配列体に提供するための手段と
が含まれ、プロセス流体容器がプロセス流体を収納す
る。凝縮器側端部と蒸発器側端部とを有する複数の熱サ
イフォン管が提供される。蒸発器側端部はバーナチャン
バ内で、密集状態で且つ相互に離間する束としてバーナ
配列体に接近して配列され、一方、凝縮器側端部はプロ
セス流体中へと伸延される。通常運転中は熱サイフォン
管の凝縮器側端部はプロセス流体中に没入され、蒸発器
側端部はバーナチャンバ内のバーナ配列体から発生する
熱を受け、この熱を熱サイフォン管を通して凝縮器側端
部に伝達する。凝縮器側端部は、熱をプロセス流体容器
内のプロセス流体中に釈放するために広幅に拡開する構
成で配列される。最後に、バーナ配列体に供給される燃
料源からの燃料量を、検知された温度に応じて制御する
ためのバーナ制御手段が提供される。バーナ制御手段に
は幾つかの機能があるが、その1つの機能により、検知
温度TODがプロセス流体容器内に伸延する熱サイフォン
管の凝縮器側端部の少なくとも1つの、外径部位置での
外側表面温度に相当する場合にバーナ配列体への燃料流
れを遮断する。
【0007】バーナ制御手段には、バーナ配列体の上方
に位置付けた熱サイフォン管のフィン付きの蒸発器側端
部の少なくとも1つにおける温度TEVAPが所定の設定点
温度T DEW以下に降下した場合に、バーナ配列体に燃料を
送るあるいは燃料量を増やす機能もある。
【0008】
【発明の実施の形態】図面を参照して説明するに、プロ
セス流体加熱装置が全体を番号100で示され、束状の
熱サイフォン管106の蒸発器側端部を取り巻くヒータ
102を有している。ヒータ102はその下端位置で支
持体108により地面110の上方に支持される。支持
体108はヒータ102を地面110に関して若干傾斜
した状態で支持する。ヒータ102は、バーナチャンバ
112の底部に取り付けたバーナスカート116内に位
置付けたバーナ配列体114の上方で蒸発器側端部10
4を包囲する。バーナ配列体114はこれらバーナ配列
体によって覆われる領域を最大化するべく相互に密着し
て配列した幾つかのバーナ要素118から成り立ってい
る。考え得る1つのバーナ配列体114は、図4に示す
ような3列のバーナ要素118が相互に隣り合う構成の
ものである。バーナ要素118は当業者には既知の形式
のT型バーナあるいはアップショットバーナであるのが
好ましい。
【0009】バーナ配列体114には燃料源120から
天然ガス、プロパンガスあるいはカーシング(casing)ガ
スが供給される。カーシングガスは汚れて湿っている上
にバーナ部品を腐食させる粒状物を含んでいることか
ら、従来の高圧(15〜30psig:ゲージ圧での約1.05〜2.1
0kg/cm2)バーナでは燃焼させ得ずに通常は大気中に放
出される油井生成物である。既知の設計形状の第1及び
第2のステージ圧調整要素122及び124を必要に応
じて設け、同様に、手動式あるいはモータ作動式のガス
弁手段126を取り付ける。ガス弁手段126はオンオ
フタイプの、あるいは以下に説明するような調節式のも
のとすることができる。燃焼用空気130が空気入口1
28を通してプレナム132に流入する。燃焼用空気1
30は火炎アレスタ134を介してプレナム132を通
過し、バーナチャンバ112内に位置付けたバーナ配列
体114から提供される燃料と混合する。排気チャンバ
136と、排気筒138と、通気フード(図示せず)と
がバーナチャンバ112内の熱サイフォン管の上方に設
けられそれにより、燃焼ガス140は自然通気を介して
バーナチャンバ112から排出される。
【0010】バーナチャンバ112の内部で熱サイフォ
ン管106の蒸発器側端部104が加熱される。これに
より、各熱サイフォン管106内の作働液の熱エネルギ
ーが増大して作働液は蒸発し、熱サイフォン管106を
貫いて上昇し、実質的に垂直なプロセス流体タンクある
いは容器150内に位置付けられ且つ容器150内の加
熱されるべきプロセス流体152に没入された凝縮器側
端部142へと移動する。熱サイフォン管106はヒー
タ102とほぼ同じ傾斜角度に配向されそれにより、熱
サイフォン管106の各凝縮器側端部142は熱サイフ
ォン管106の各蒸発器側端部104よりも上方に位置
付けられる。各熱サイフォン管106の蒸発器側端部1
04に複数のフィン144を取り付けることで熱的表面
積を増大させると共に、燃焼ガス140と蒸発器側端部
104との間での伝熱を増長させることもできる。
【0011】熱サイフォン管106の、ヒータ102と
プロセス流体タンクあるいは容器150との間を伸延す
る中間セクション156を移行ボックス154が包囲す
る。移行ボックス154は前加熱セクションあるいは第
1のセクション158と、第2のセクション160とを
有し、これら各セクションは相互に結合されると共にそ
のフランジ付き結合部分162、164、166の位置
でバーナチャンバ112に結合される。番号168の部
分にはガスケットあるいはシールが設けられる。そうし
たガスケットあるいはシールを番号170及び172の
部分に設けても設けなくとも良い。第1のセクション1
58はヒータ102に隣り合って位置付けられるが、パ
ッキングボックス174によりバーナチャンバ112か
ら離間される。番号170で示す部分、即ちフランジ付
き結合部170の半分はプロセス流体タンクあるいは容
器150の一部を構成するのが好ましく、またプロセス
流体タンクあるいは容器150の壁176と面一とする
かあるいは図3に示すように壁176からオフセットさ
せることができる。第2のセクション160はプロセス
流体152に対して開放され、プロセス流体タンクある
いは容器150とフランジ付き結合部166の位置で相
互結合し、フランジ付き結合部分164の位置で第1の
セクション158と相互に結合する。熱サイフォン管1
06のみが第1のセクション158及び第2のセクショ
ン160を通るように、これら各セクションをデバイダ
プレート178を使用して分離させ、それ以外の部分で
はプロセス流体タンクあるいは容器150とヒータ10
2とが相互に断絶される状態とする。こうすることによ
り、プロセス流体152がバーナチャンバ112に漏れ
出し、このプロセス流体142が可燃性のものである場
合に着火する恐れを防止する。第1のセクション158
と第2のセクション160とを共に絶縁体180でパッ
キングして周囲への熱漏れを最小化することで、プロセ
ス流体152中に没したこれら熱サイフォン管の凝縮器
側端部142へと熱サイフォン管106を通して送られ
る熱量を最大化することができる。以下に説明する別態
様では絶縁体180を省略し、第1のセクション158
を燃焼用空気130を前加熱するための前加熱チャンバ
として機能させるようにすることができる。
【0012】図5には、実質的に水平なプロセス流体タ
ンクあるいは容器190内に収納したプロセス流体15
2を加熱するための本発明の別の実施例が例示される。
図5の実施例の配列構成は図3のそれと良く似ているが
違いが幾つかある。例えば、図5の実施例では熱サイフ
ォン管106は図4のそれが4本であるのに対して5本
である。図3あるいは図5の各実施例の何れにおいて
も、様々の構成の熱サイフォン管106、好ましくはス
タガー配列構成での熱サイフォン管を使用することがで
きる。更には、図5の実施例では熱サイフォン管106
はプロセス流体タンクあるいは容器190のフランジ付
きカバープレート194の下方部分192のみを貫通し
ている。図5の実施例ではフランジ付きカバープレート
は図3の移行ボックス154の第2のセクション160
と実質的に同じ目的を有し且つ実質的に同じ役割を果た
す。図3の実施例においてそうであるように、伝熱要求
量が熱サイフォン管106の数を決定し、決定した熱サ
イフォン管数がフランジ付きカバープレート194の必
要開口寸法を決定する。
【0013】図6の実施例では、代表的な既存の支持構
造体200がプロセス流体タンクあるいは容器190内
で、熱サイフォン管106を凝縮器側端部142で支持
するよう改変された状態で使用されている。図5の実施
例のプロセス流体タンクあるいは容器150を本発明の
装置で加熱するように改変した場合には既存の炎管支持
体202を支持構造体200の一部分として使用するこ
とができる。スライド−イン式の炎管束支持体204を
炎管束固定支持体206と共に炎管支持体202に追加
的にリンクさせる。新型のシステムに対しても類似の支
持構造体200を使用することができるが、その場合に
は支持構造体200をプロセス流体タンクあるいは容器
150、190、そしてそうした容器内で使用する熱サ
イフォン管106配列構成のために一層特別仕様化され
たものとなる。
【0014】図7、図8、図9には、移行ボックス15
4のデバイダプレート178、第1のセクション15
8、第2のセクション160を通して、プロセス流体タ
ンクあるいは容器150、190とヒータ102との間
に熱サイフォン管を設けるための好ましい実施例が示さ
れる。図7の実施例ではねじ溝付きカラー212がシー
ル溶接部214を使用して熱サイフォン管106の各々
に溶接されている。ねじ溝付きカラー212は相互作用
するねじ溝216によりデバイダプレート178の開口
210内に固定され、ガスケット218によりデバイダ
プレート178の外側に対してシールされる。この構成
により、熱サイフォン管106は検査あるいは交換の必
要に応じて容易に取り外すことができる。
【0015】図8の実施例では、シールカラー220
が、例えばシール溶接部222により各熱サイフォン管
106の周囲の番号222の位置にシール状態で位置決
めされ、デバイダプレート178を介して開口部224
にぴったりと嵌着される。次いでシール溶接部226を
デバイダプレート178とシールカラー220との間に
設ける。この構成は、熱サイフォン管106及びそのシ
ールカラー220を取り外すためにはシール溶接部22
6を除去しなければならないので、より恒久的である。
図9の実施例ではデバイダプレート178内で熱サイフ
ォン管106をシールするための最も簡単な手段、即
ち、これら2つの要素間にシール溶接部214のみが設
けられる。この構成は、シール溶接部214を除去して
からでないとデバイダプレート178から熱サイフォン
管106を取り外せないことから、幾分恒久的である。
【0016】図10には本発明の更に別の第3実施例が
示される。本第3実施例では本発明は実質的に垂直なプ
ロセス流体タンクあるいは容器150に適用され、細長
の前加熱空気ダクト250がプレナムチャンバ132に
装着され、ヒータ102の側部及び熱サイフォン管10
6の一部分に沿って伸延している。熱サイフォン管10
6の上方には空気ダクト入口252が位置付けられ、従
ってこの空気ダクト入口から流入する空気は熱サイフォ
ン管106の、バーナチャンバ112及びプロセス流体
152から共に離間された1セクションを通らなくては
ならない。本実施例では移行ボックスの前加熱セクショ
ンあるいは第1のセクション158は組み込まれないが
その代わり、燃焼用空気130が熱サイフォン管106
から幾分熱を受容し、流入する燃焼用空気130を加温
する。これによりバーナチャンバ112の内部での凍結
が防止され、燃焼プロセスは改善される。本実施例でも
二重シールシステムが使用され、第1のセクション15
8と第2のセクション160とがプロセス流体タンクあ
るいは容器150、190とバーナチャンバ112との
間を分離状態に維持する。図10には、調節式の管束支
持体208を使用することのできる熱サイフォン管束支
持体の別の実施例が例示される。これらの調節式の管束
支持体208は図11にも例示されるが、熱サイフォン
管106の別の一群を支持するために使用することがで
きる。
【0017】図11にはプロセス流体タンクあるいは容
器150、190内の熱サイフォン管106の別の実施
例が例示される。加熱するべきプロセス流体152の性
質によっては、熱サイフォン管106の凝縮器側端部1
42を分離し、プロセス流体タンクあるいは容器15
0、190内がより一様に加熱され得るようにするのが
一層有益である。熱サイフォン管106の上方群260
の凝縮器側端部142は、この構成での束状の熱サイフ
ォン管106の残余の群あるいは下方群262の上方に
上昇される。熱サイフォン管106の構成及び配列構成
によっては、支持構造体200を然るべく改変し、熱サ
イフォン管106がプロセス流体152あるいは熱サイ
フォン管の重量により加えられる応力によって、望まし
くない曲げあるいは破損を生じないようにすることがで
きる。
【0018】図12、図13、図14には、プロセス流
体タンクあるいは容器150、190内での熱サイフォ
ン管106の凝縮器側端部142の、プロセス流体タン
クあるいは容器150、190に入る位置270に関す
る様々な位置の、全てではない幾つかのダイヤグラムが
夫々例示される。黒丸印は熱サイフォン管106の凝縮
器側端部142を表し、白丸印は熱サイフォン管106
の、プロセス流体タンクあるいは容器150、190を
使用する場合のバーナチャンバ112内に位置決めされ
た状態でのシールチャンバ160に隣り合う状態での位
置270を表す。図から分かるように、凝縮器側端部1
42はバーナチャンバ112内の熱サイフォン管の蒸発
器側端部104の間隔に関してもっと広幅に離間して配
列させることが可能であり、例えば、プロセス流体タン
クあるいは容器150、190を幅方向に横断する水平
方向に離間した列、傾斜された列、あるいは弓状構成
(図12、図13、図14に夫々示されるような)のも
のとすることができる。これらの構成には幾つかの利点
があり、それらの利点には、プロセス流体152が一層
加熱されること、プロセス流体152のための熱保持時
間が長くなること、プロセス流体152が特定部分で過
熱する恐れが少なくなること、が含まれる。こうした利
点は、バーナチャンバ112内での熱サイフォン管10
6どうしの間隔及び位置270が、ガス側での伝熱を適
正化するために要求される比較的“タイトな”状態に維
持されつつ実現される。図15には図11の配列構成に
おける実施例の部分破除した斜視図が例示される。
【0019】本発明のその他の利点には、プロセス流体
タンクあるいは容器150、190内部での容積が同じ
である従来からの炎管配列構成と比較してプロセス流体
152側(凝縮器側端部142)での伝熱量を2乃至3
倍とすることが可能となる点が含まれる。熱サイフォン
管の凝縮器側端部142の方向を異なるものとした場
合、プロセス流体152を熱サイフォン管196に沿っ
て自由に移動させて放熱させることができるようにな
る。一方、バーナチャンバ112内の熱サイフォン管1
06が密集した束状であることにより、高温の燃焼ガス
140は熱サイフォン管の蒸発器側端部104の周囲に
沿って曲りくねりつつ排気チャンバ136に送られる間
に熱サイフォン管106に対して熱を釈放し、排気筒1
38から排出されるようになる。
【0020】装置100がプロセス流体152を制御下
に加熱する設計形状のものであることから、プロセス流
体152への熱入力を所望のプロセス流体温度を実現す
るように制御する手段を設ける必要がある。図3及び図
5に概略示されるようにこの目的のためのバーナ制御手
段300を設け、ライン302及び304を介してガス
弁手段126及び第1の温度センサ306と夫々相互に
作働上結合することができる。バーナ制御手段300は
有益にはマイクロプロセッサベースのものであり、オペ
レータが特定の温度設定点Tsetopointを入力及び変更
するための手段を備えている。プロセス流体152のバ
ルク温度TBULKを制御するための第2の温度センサ31
0を、ライン308を介してバーナ制御手段300と繋
げ、検知したプロセス流体のバルク温度TBULKを表す信
号をバーナ制御手段300に送るようにすることができ
る。バーナ制御手段300は有益には、バルク温度T
BULKをプリセットされた設定点上限温度THIGH及び設定
点下限温度TLOWと比較し、その結果に基づき、バルク温
度TBULKを実質的にこれら各設定点によって定義された
運転温度範囲内に維持するようバーナ配列体114を制
御するための制御信号を発生する手段を更に含む。
【0021】更に、図3乃至図5に示すようなバーナ配
列体114を使用する場合、バーナ配列体114内のバ
ーナ要素118をシーケンス的及び或は制御下に燃焼作
動させることにより、バーナチャンバ112及びプロセ
ス流体152内を共に特定温度レベルに維持することも
できる。バーナ要素118は、各バーナ要素118を同
時に1列、2列、3列あるいはそれ以上の列で選択的に
作動させるなどして低−中−高のシーケンスで燃焼作働
させ、バーナチャンバ112への熱入力量を制御するこ
とで、検出されたプロセス流体152のバルク温度T
BULKを所望温度にすることが可能である。バーナ配列体
114全体における各バーナ要素118列に対する燃料
入力量はかくして、ガス弁手段126を制御することに
よりバーナ配列体毎に個別に制御され得る。ガス弁手段
126は、温度センサ310がプロセス流体152温度
がプリセットされた設定点上限温度THIGHよりも高いこ
とを示す場合にはバーナ要素118の年少さ同列数を減
らし、前記温度が設定点下限温度TLOW以下である場合に
は燃焼作動させるバーナ配列体118の数を増やすよう
に各バーナ配列体と作動上関連される。プリセットされ
た温度設定点の設定点上限温度THIGHは、一般には、バ
ーナ制御手段300が不必要に上下しないようにするた
めに設定点下限温度TLOWと十分に差を持たせるように選
択する。列単位でバーナ要素を制御するようにした場合
でも、燃料源120から作動バーナ配列体に対する燃料
流れを調節することができる。この目的のために既知の
温度フィードバック制御システムセンサ及び制御要素が
使用される。
【0022】バーナ配列体114と共に使用することの
できる別形式の制御システムは、1つの群としての全バ
ーナ要素118に対する燃料流れ120を、温度センサ
310の測定した検出温度に基づきガス弁手段126に
よって調節することである。この場合、検出したバルク
温度TBULKがプリセットした設定点温度レベルあるいは
それ以上または以下である場合、バーナ配列体114内
の全バーナ要素118に対する燃料流れ120は全体的
に制限されあるいは増加され得る。こうした制限あるい
は増加は、バーナ制御手段300が必要に応じてガス弁
手段126を制御することにより実施される。
【0023】何れの形式の温度制御システムにおいて
も、熱サイフォン管106の凝縮器側端部142の外径
部での外側表面温度TODは温度センサ306により監視
され、測定温度値がプリセットされた設定点限界温度T
ALARMと比較される。設定点限界温度TALARMの特定値
は、バーナ制御手段300がバルク温度TBULKを所望の
運転範囲内に維持しようとする際に通常生じるバーナ調
節特性が影響を受けないようにするために、プリセット
された温度設定点の設定点上限温度THIGHよりも高くな
るように選択される。しかしながら、検出した外径部で
の外側表面温度TODがプレセットされた設定点限界温度T
ALARMを上回る場合には、バーナ制御手段300はバー
ナ配列体114内の全バーナ要素118を遮断し、熱サ
イフォン管106の凝縮器側端部142がスケーリング
及びファウリングを生じないようにする。この場合、バ
ーナ制御手段300はガス弁手段126を制御してバー
ナ配列体114への燃料流れ120を遮断するように作
動する。温度センサ306は図3及び図5において最も
下方の熱サイフォン管106の凝縮器側端部142に取
り付けられた状態で示されているが、温度センサ306
は任意の熱サイフォン管106の凝縮器側端部142に
位置付けることができる。
【0024】プロセス流体152への熱入力量を制御す
るための手段に加え、バーナ制御手段300を介して蒸
発器側端部104における冷却端部腐食を制御すること
もできる。図3及び図5に概略示されるように、バーナ
制御手段300はライン302を介してガス弁手段12
6に、またライン312を介し、少なくとも1つの蒸発
器側端部104に位置付けられた第3の温度センサ31
4に、夫々作動上相互結合されそれにより、前述の冷却
端部腐食のための制御機能を発揮することができる。一
般に、そうした第3の温度センサ314はバーナ配列体
114からもっとも遠い位置にある熱サイフォン管10
6の列の蒸発器側端部に位置付けられるが、任意の熱サ
イフォン管106の蒸発器側端部104に位置付けるこ
とができる。バーナ制御手段300は有益にはマイクロ
プロセッサベースのものであることから、任意の特定の
設定点温度TSETPOINTを入力しまた変更するための手段
を容易に提供することができる。かくして、温度センサ
手段314は蒸発器側端部104の外側金属温度TEVAP
を表す信号を提供し、この信号がライン312を介して
バーナ制御手段300に送られる。バーナ制御手段30
0はこの外側金属温度TEVAPを、バーナチャンバ112
内の燃焼用ガスの水あるいは硫酸の露点温度に相当する
プリセットされた設定点露点温度TDEWと比較し、その結
果としての制御信号を発生する。
【0025】この制御信号は、バーナ配列体114を制
御して蒸発器側端部104の外側金属温度TEVAPを、プ
リセットされた設定点露点温度TDEWよりも実質的に高い
温度に維持することで前述の冷却側端部腐食を防止する
ために使用される。プリセットされた設定点露点温度T
DEWは、図16の表に例示するようなバーナ配列体11
4内で燃焼される燃料ガスの水分及び硫黄分に基づいて
決定される。図16の表は米国オハイオ州バーデンのBa
bcock & Wilcox 社の1992年の第40版のSTEAM its
generation and useの第19章に示されるものであ
る。バーナ制御手段300が蒸発器側端部104の外側
金属温度TEVAPをプリセットされた設定点露点温度TDEW
以上に維持することができることで蒸発器側端部104
の腐食が防止され、かくして熱サイフォン管106の熱
効率損失及び考え得る損傷が防止される。
【0026】本発明の燃料消費効率は炎管加熱システム
の1.5乃至2.5倍(本発明での効率は75乃至85
%であるのに対し、従来からの炎管加熱システムでのそ
れは35乃至55%である)である。熱入力量が同じで
あれば本発明の熱サイフォン管の表面積は従来の炎管加
熱システムの2乃至3倍以上であり、しかも体積は10
倍未満である。これにより、プロセス流体タンクあるい
は容器150、190内の生成物プロセス処理あるいは
貯蔵のためのより空間をずっと大きくすることができ
る。燃料消費効率が向上することは、燃焼させる燃料量
が少なくて済むことを意味し、また排出物が低減するこ
とを意味する。T型のあるいはアップショット型のバー
ナ要素118を使用する本発明によれば、同じ熱入力量
に対するNOx放出量は1.5乃至2.5倍少なく、CO放
出量は事実上ゼロになると考えられる。しかしながら特
に重要なのは、そうしたバーナ要素118を本発明の特
徴とする熱サイフォン管と組み合わせて使用することで
カーシングガスを(もし現場で入手し得るのであれば)
燃料源120として使用することができるという事実に
ある。これにより、通常は大気中に逃がしてしまうカー
シングガスを使用しこれを燃焼させることで、また燃料
消費量が小さい(従来よりも1.5乃至2.5倍少な
い)ことで放出量及び燃料の追加的な削減が提供され
る。カーシングガスを燃料源120として使用すること
ができることにより大幅なコスト削減が実現する。なぜ
なら、本来カーシングガスはオイル抽出プロセスの通常
の副産物として現場で生産者(オイル/ガス)が“た
だ”で手に入れることができるものだからである。以
上、本発明を実施例を参照して説明したが、本発明の内
で種々の変更をなし得ることを理解されたい。
【0027】
【発明の効果】1)容器に収納したプロセス流体を加熱
するための改良装置にして、現場での組立が容易であ
り、ずっと効率的にプロセス流体を加熱するために使用
することのできる改良装置が提供される。 2)プロセス流体加熱装置のためのバーナ配列構成と、
バーナ配列構成を制御して、熱サイフォン管を通しての
熱流れを安定状態に維持すると共にスケーリングその他
の腐食の発生を制限する手段が提供される。 3)既知のシステムよりも更に有効且つ効率的であり、
しかもプロセス流体を比較的一様に加熱する、プロセス
流体を加熱するための、熱サイフォン管の新規な配向が
提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】既知のU字型炎管ヒータシステムの部分破除し
た側面図である。
【図2】油水エマルジョンを分離するための、燃焼チャ
ンバと、油水エマルジョンを収納する容器との間をヒー
トパイプ束が伸延する既知のシステムの部分破除した側
面図である。
【図3】本発明に従う装置を実質的に垂直なプロセス流
体タンクあるいは容器に適用した第1実施例の部分断面
側面図である。
【図4】図3の実施例を線4−4方向から見た場合のバ
ーナ配列体の平面図である。
【図5】本発明に従う装置を、実質的に水平なプロセス
流体タンクあるいは容器に適用した第2実施例の部分断
面側面図である。
【図6】プロセス流体タンクあるいは容器内の装置の部
分断面側面図である。
【図7】熱サイフォン管のシール接合部の1実施例を表
す部分断面図である。
【図8】熱サイフォン管のシール接合部の他の実施例を
表す部分断面図である。
【図9】熱サイフォン管のシール接合部の他の実施例を
表す部分断面図である。
【図10】熱サイフォン管のシール接合部のまた別の実
施例を表す部分断面図である。
【図11】プロセス流体タンクあるいは容器内での炎管
束の別の配列構成を例示する部分断面側面図である。
【図12】プロセス流体タンクあるいは容器内での炎管
束の別の配列構成を例示する概略ダイヤグラムである。
【図13】プロセス流体タンクあるいは容器内での炎管
束の別の配列構成を例示する概略ダイヤグラムである。
【図14】プロセス流体タンクあるいは容器内での炎管
束の別の配列構成を例示する概略ダイヤグラムである。
【図15】図11の配列構成の部分破除した斜視図であ
る。
【図16】腐食を防止するための、燃料形式及び燃料中
の硫黄パーセントの関数としての最小金属温度のグラフ
である。
【符号の説明】
102 ヒータ 104 蒸発器側端部 106 熱サイフォン管 108 支持体 112 バーナチャンバ 114 バーナ配列体 116 バーナスカート 118 バーナ要素 120 燃料源 122 第1のステージ圧調整要素 124 第2のステージ圧調整要素 126 ガス弁手段 128 空気入口 130 燃焼用空気 132 プレナム 134 火炎アレスタ 136 排気チャンバ 138 排気筒 140 燃焼ガス 142 凝縮器側端部 144 フィン 150、190 プロセス流体タンク 152 プロセス流体 154 移行ボックス 158 第1のセクション 160 第2のセクション 166、170 フランジ付き結合部 174 パッキングボックス 178 デバイダプレート 180 絶縁体 194 フランジ付きカバープレート
フロントページの続き (72)発明者 トミー・エイチ・クローズデイル アメリカ合衆国テキサス州サイプレス、モ ンテイン・ドライブ13931 (72)発明者 ロバート・ジェイ・ジャーマールティ アメリカ合衆国テキサス州ケイティ、ガー デン・テラス1907

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセス流体を制御下に加熱するための
    装置であって、 バーナチャンバ、該バーナチャンバ内のバーナ配列体、
    該バーナ配列体に燃焼用空気を提供するための手段、を
    有するヒータと、 プロセス流体を収納するためのプロセス流体容器と、 蒸発器側端部と凝縮器側端部とを有する複数の熱サイフ
    ォン管にして、バーナチャンバ内でバーナ配列体に近接
    する密集した束状に配列され、凝縮器側端部がプロセス
    流体容器中に伸延しそれにより、蒸発器側端部がバーナ
    チャンバ内のバーナ配列体により発生した熱を受け、該
    蒸発器側端部の受けた熱が、熱サイフォン管を通してプ
    ロセス流体容器内でプロセス流体中に熱を釈放するよう
    に配列された凝縮器側端部に伝達される熱サイフォン管
    と、 燃料源からバーナ配列体に供給する燃料量を、検出温度
    に応じて制御するためのバーナ制御手段にして、プロセ
    ス流体容器中に伸延する少なくとも1つの熱サイフォン
    管の凝縮器側端部の外径部位置での外側表面温度に相当
    する検出温度TO Dがプリセットされた設定点温度TALARM
    を上回るとき、バーナ装置配列体への燃料流れを遮断す
    るよう作動自在であるバーナ装置制御手段と、 を含む装置。
  2. 【請求項2】 ヒータが、燃焼用空気を前加熱するため
    の前加熱手段を更に含んでいる請求項1の装置。
  3. 【請求項3】 バーナ配列体が、整列した、複数のT型
    バーナ及び複数のアップショット型バーナの一方を含ん
    でいる請求項1の装置。
  4. 【請求項4】 熱サイフォン管の、プロセス流体容器内
    における凝縮器側端部が、該熱サイフォン管の、バーナ
    チャンバ内における蒸発器側端部の間隔に関して幅広い
    間隔を有する列状に配列される請求項1の装置。
  5. 【請求項5】 プロセス流体容器をバーナチャンバから
    シールし、熱サイフォン管のみがバーナチャンバの内側
    をプロセス流体容器の内側に結合するようにするための
    移行手段にして、バーナチャンバとプロセス流体容器と
    の間に結合され且つ熱サイフォン管の周囲に位置付けら
    れた移行ボックスを含み、該移行ボックスが、該移行ボ
    ックスを区分けし且つプロセス流体とバーナチャンバと
    を分離するための少なくとも1つのデバイダプレートを
    有し、該デバイダプレートが、該デバイダプレートを貫
    く熱サイフォン管とシール結合するためのシール手段を
    有している請求項1の装置。
  6. 【請求項6】 デバイダプレートのシール手段が複数の
    ねじ溝付きカラーを含み、各ねじ溝付きカラーが複数の
    熱サイフォン管の1つの周囲にシール状態で結合され、
    各ねじ溝付きカラーがデバイダプレートを貫いて挿通さ
    れ且つ該デバイダプレートとシール状態でねじ溝結合す
    る請求項5の装置。
  7. 【請求項7】 デバイダプレートのシール手段が複数の
    カラーを含み、各カラーが複数の熱サイフォン管の1つ
    の周囲にシール状態で位置決めされ、各カラーがデバイ
    ダプレートを貫いて挿通され且つ該デバイダプレートに
    対してシールされる請求項5の装置。
  8. 【請求項8】 デバイダプレートのシール手段が、複数
    の熱サイフォン管の各1つの熱サイフォン管とデバイダ
    プレートとの間のシール溶接部を含んでいる請求項5の
    装置。
  9. 【請求項9】 プロセス流体の、検出されたバルク温度
    TBULKを表す信号を提供するための手段と、該バルク温
    度TBULKを、プリセットされた設定点上限温度THIGH及び
    設定点下限温度TLOWと比較するための手段と、該比較の
    結果に応じて、前記検出したバルク温度TBULKを実質的
    に、前記設定点上限温度THIGH及び設定点下限温度TLOW
    の定義する運転範囲内に維持するようバーナ配列体を制
    御するための手段と、を更に含んでいる請求項1の装
    置。
  10. 【請求項10】 熱サイフォン管の、検出された蒸発器
    側端部の外側金属温度TEVAPを表す信号をバーナ制御手
    段に提供するための手段と、該蒸発器側端部の外側金属
    温度TEVAPをプリセットされた設定点温度TDEWと比較す
    るための手段と、該比較の結果に応じて、前記検出され
    た蒸発器側端部の外側金属温度TEVAPを実質的に前記プ
    リセットされた設定点温度TDEW以上に維持するようバー
    ナ配列体を制御するための手段と、を更に含んでいる請
    求項1の装置。
  11. 【請求項11】 バーナ配列体内における複数のバーナ
    要素と、バーナ配列体の複数のバーナ要素の全てに供給
    される燃料量を全体的に調節するために前記複数のバー
    ナ要素の全てと作動上関連するガス弁手段とを更に含
    み、バーナ制御手段が、検出された各温度に応じてバー
    ナ配列体に供給される燃料量を全体的に調節するよう前
    記ガス弁手段を制御する請求項1の装置。
  12. 【請求項12】 バーナ配列体における複数のバーナ要
    素列と、各バーナ要素の列に供給する燃料量を調節する
    ために各バーナ要素列と作動上関連するガス弁手段とを
    更に含み、バーナ制御手段が、検出された各温度に応じ
    てバーナ配列体の各バーナ要素列に供給される燃料量を
    個別に調節するよう各バーナ要素列のためのガス弁手段
    を選択的に制御する請求項1の装置。
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