JPH1132727A - 機能性食品 - Google Patents

機能性食品

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Publication number
JPH1132727A
JPH1132727A JP9207183A JP20718397A JPH1132727A JP H1132727 A JPH1132727 A JP H1132727A JP 9207183 A JP9207183 A JP 9207183A JP 20718397 A JP20718397 A JP 20718397A JP H1132727 A JPH1132727 A JP H1132727A
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JP
Japan
Prior art keywords
water
food
swelling
foods
absorbing
Prior art date
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Pending
Application number
JP9207183A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Sumitomo
教郎 住友
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Individual
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Publication date
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  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Edible Seaweed (AREA)
  • Grain Derivatives (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】無理をせず、気軽に、しかも確実にダイエット
のできる食品を提供する。 【解決手段】吸水膨潤性を有する食品を、吸水膨潤させ
ずに摂取し、消化器内で膨潤させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、吸水膨潤性を有
する経口用食品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ダイエット用の食品について
は、様々なものが開発されてきている。体重を減らした
い、痩せたいという欲求は多く、特に近年、豊富な食料
供給や食生活の変化などにより、過剰体重で悩んでいる
人は多い。従来のダイエット食品は、低カロリーの食品
を頻繁に食することにより、カロリー摂取量を抑えて痩
せるというものであった。しかしながら、これまでのダ
イエット用食品は、低カロリー食品を頻繁に、かつ無理
をして食するというもので、精神的に苦しい上に、なか
なか満腹感を得られない為、長続きせず、満足な効果が
得られなかった。精神的に追いつめられ、拒食症といっ
た深刻な例も見受けられて、社会問題となっている。単
調な食事となり、食べたいものも食べられず、精神的に
も欲求不満がたまって、結局志半ばで断念するという場
合が多かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、できるだけ
通常の食事をして、十分な栄養を摂取し、かつ満腹感を
得ながら、肉体的にも精神的にも無理をせずに、自然に
ダイエットが可能な食品の提供を目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、吸水してかつ
膨潤する性質を有する食品を、吸水膨潤させずに食する
というものである。胃に到達した食品は、胃の内部に存
在する水分を吸収してそこで膨潤する。食する際には膨
潤前で体積が小さく、体内で膨潤すると体積が数倍から
数百倍程度になる。この為食する際には、例えば薬の錠
剤を服用する様に簡単に摂取できるので、従来のダイエ
ット食品の様に無理矢理に食べるという意識無しに摂取
できる。よって精神的に気楽にダイエットができ、長続
きするので、結果的に効果が高くなる。
【0005】これらの食品は、吸水して膨潤するまでに
通常数分〜数十分を要するので、口内あるいは食道内を
経る間の時間ではほとんど吸水膨潤は起こらない。よっ
て、特に加工せずにそのまま摂取してもよいが、好まし
くは、カプセルあるいは錠剤に加工することにより、膨
潤前体積がより小さくなり、かつ経口中の吸水を確実に
抑えて摂取しやすくなるので、さらに効果を発揮する。
【0006】また、体内にて膨潤して体積が増えるので
その分胃内の空間を多く占めて満腹感を得られ、結果と
して食事量が制限され摂取カロリーを減らすことができ
る。この際自分の好きな食品を一緒にとり、本発明品は
補助食品として利用すれば、無理なく時間をかけてダイ
エットすることができるので、体への悪影響もない。
【0007】ここで用いる吸水膨潤性食品は、既存のも
のもあり、良く知られた食品がほとんどであるが、これ
までは、これらの食品は食する前に吸水膨潤させてから
食する用途としてのみ用いられてきた。本発明では、こ
れらの食品を吸水膨潤前に食するという新しい発想から
生まれた新用途である。
【0008】また、これらの食品を粉末状などにして薬
品などに用いられるカプセルに封入し、薬を飲む際と同
様に水とともに摂取すれば、口内あるいは食道内にて吸
水膨潤することなく、胃内でカプセルが溶けてカプセル
内の膨潤性食品が水分に触れて膨潤することになる。
【0009】また、膨潤性食品を押し固めて粒状にする
ことにより、食する際の体積をより小さくし、また吸水
膨潤するのに必要な時間を増やすことができるので、本
発明品の有する特徴をより高めることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を説明す
る。
【0011】本発明に用いる食品は、天然または人工的
に合成されたもので、吸水して膨潤する性質を有する食
品であればどれでも利用できる。具体的には、ワカメ、
てんぐさ、おごのり、えごのり等の海草類、でんぷん、
ゼラチン、寒天、コンニャクマンナン、また主としてタ
イで食されているバジルシードなどがある。あるいは天
然または人工的に合成された植物セルロースなどのセル
ロース誘導体、特に酢酸菌により産生されるナタデココ
などの材料となる酢酸菌セルロース類、デンプングラフ
ト高分子などの吸水性化合物を用いることができる。こ
れらの食品のうち、特に本発明に有用であるのは、吸水
膨張率が大きくかつ保水力の大きいものである。つま
り、水分をより多く吸収してより大きく膨潤し、かつ外
から圧力を加えても水分が外へ出にくいということであ
る。
【0012】実施例1は、寒天を乾燥状態のまま細かく
砕いて、薬剤等にて一般的に用いられているカプセルに
て封入したものである。これを水等の水分とともに服用
すると胃の内部においてカプセルが溶けて中身が胃の内
部にある水分を吸収して膨潤する。
【0013】実施例1と同様のカプセル内に乾燥ワカ
メ、コンニャクマンナンなど、その他の吸水膨潤性食品
を封入してもよい。これらの場合、ダイエット効果に加
え、健康食品としての効果も生まれる。つまり、健康や
美容に良いワカメやコンニャクマンナンなどを、通常の
摂取方法よりも気軽に、かつ大量に摂ることができる。
【0014】その他の実施例として、吸水膨潤性食品を
型で押し固めて粒状の錠剤に加工したものがある。押し
固めることにより、膨潤前体積がさらに小さくなり、か
つ膨潤するのに用する時間が長くなるので、口内あるい
は食道内での膨潤を防ぎ、確実に胃の内部に入ってから
膨潤することになる。
【0015】
【発明の効果】吸水膨潤性を有する食品を、吸水膨潤さ
せずに摂取し、体内にて吸水膨潤させることにより、精
神的に圧迫を受けることなく、簡便にダイエットが可能
となる。また、気軽に摂れる栄養補助食品としても有用
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す断面図である。
【符号の説明】
1.カプセル 2.乾燥寒天
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A23P 1/04 A23P 1/04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】経口用の食品において、通常の食事で経口
    中あるいは食道内に於いてはほとんど吸水膨潤せず、体
    内に入った後に消化器官にて水分を吸収して膨潤し、体
    積が増加することを特徴とする機能性食品。
  2. 【請求項2】吸水膨潤性を有する食品を、カプセル内に
    封入したことを特徴とする請求項1に記載の機能性食
    品。
  3. 【請求項3】吸収膨潤性を有する食品を、押し固めて粒
    状の固形物に加工したことを特徴とする請求項1に記載
    の機能性食品。
JP9207183A 1997-07-15 1997-07-15 機能性食品 Pending JPH1132727A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9207183A JPH1132727A (ja) 1997-07-15 1997-07-15 機能性食品

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JP9207183A JPH1132727A (ja) 1997-07-15 1997-07-15 機能性食品

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Publication Number Publication Date
JPH1132727A true JPH1132727A (ja) 1999-02-09

Family

ID=16535629

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JP9207183A Pending JPH1132727A (ja) 1997-07-15 1997-07-15 機能性食品

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JP (1) JPH1132727A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016106578A (ja) * 2014-12-08 2016-06-20 ハイスキー食品工業株式会社 こんにゃく粉末と希少糖を組み合わせたサプリメント
CN113455886A (zh) * 2018-02-02 2021-10-01 李亚锐 一种烹调机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016106578A (ja) * 2014-12-08 2016-06-20 ハイスキー食品工業株式会社 こんにゃく粉末と希少糖を組み合わせたサプリメント
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