JPH11326695A - 光学モジュ―ルの組立方法および光学モジュ―ル - Google Patents

光学モジュ―ルの組立方法および光学モジュ―ル

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JPH11326695A
JPH11326695A JP11106561A JP10656199A JPH11326695A JP H11326695 A JPH11326695 A JP H11326695A JP 11106561 A JP11106561 A JP 11106561A JP 10656199 A JP10656199 A JP 10656199A JP H11326695 A JPH11326695 A JP H11326695A
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optical
waveguide
optical component
contact surface
optical module
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JP11106561A
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Claude Artigue
クロード・アルテイーグ
Franck Mallecot
フランク・マルコツト
Denis Tregoat
ドウニ・トレゴア
Anton Ambrosy
アントン・アンブロージー
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Alcatel CIT SA
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    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • GPHYSICS
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4219Mechanical fixtures for holding or positioning the elements relative to each other in the couplings; Alignment methods for the elements, e.g. measuring or observing methods especially used therefor
    • G02B6/4228Passive alignment, i.e. without a detection of the degree of coupling or the position of the elements
    • G02B6/423Passive alignment, i.e. without a detection of the degree of coupling or the position of the elements using guiding surfaces for the alignment

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各光学部品の垂直支持点の位置を、導波路の
光学軸の位置に対して規定する組立方法を提供する。 【解決手段】 光学部品(30、6)にそれぞれ設けら
れて互いに協働する二つの接触面(8、9)を用いて、
一方の導波路(3)を他方の導波路(7)に対して位置
決定する。この方法は、特に、第一の接触面(8)が、
一方の光学部品の導波路(3)の光学軸(A3)と同じ
水平面に配置された垂直支持面(8a)を含み、第二の
接触面(9)が、他方の光学部品の導波路(7)の光学
軸(A7)と同じ水平面に配置される垂直支持面(9
a)を含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学モジュールの
組立方法に関する。光学モジュールは、それぞれが1個
の導波路を含んで互いに光学的に結合した少なくとも2
個の光学部品を含む一要素として規定される。このよう
な光学モジュールに、複数の光ファイバーを接続するこ
とができる。
【0002】
【従来の技術】光学モジュールは、従来技術で既に製造
されてきた。光学モジュールを組み立てる際に解決しな
ければならない主な問題の一つは、高品質の光結合を可
能にするための各種光学部品の導波路のアラインメント
である。
【0003】光学部品の導波路は、非常に小型である。
従って、たとえば、厚さ100μm、長さ500μm、
幅250μmのレーザ部品は、およその寸法が例えば厚
さ0.2μm、幅2μm、長さ500μmである導波路
がその構造に埋め込まれている。このような導波路をさ
らに、同様に断面が小型で例えば約10μmか、さら
にはもっと小さい別の導波路とアラインメントしなけれ
ばならない。従って、特にこれらが比較的大型の光学部
品により囲まれる場合に、問題は、このような小型の導
波路をアラインメントすることにある。
【0004】一般に、光学モジュールは、シリコンSi
からなる支持構造か、あるいはシリコンの上にシリカを
設けたSiO/Si支持構造上に形成される。図1か
ら図3Bは、SiO/Si構造上に形成される従来の
光学モジュールを各種の実施形態に従って概略的に示し
ており、一方で図4から図6Bは、Si構造上に形成さ
れる従来の光学モジュールを各種の実施形態に従って概
略的に示している。
【0005】図1は、従来の光学モジュールの分解斜視
図であり、図2Aおよび図2Bは、それぞれ分離してい
て後で図1の光学モジュールに組み立てられる2個の光
学部品の前面を概略的に示している。光学モジュール
は、二つのシリカ層2、3が重なったシリコン基板1を
含むSiO/Si支持構造上に形成されている。第二
のシリカ層3は、特定の形、たとえばビーム形にエッチ
ングされ、この構造に組み込まれる第一の光学部品30
の導波路を構成している。
【0006】導波路7を含む第二の光学部品6を収容す
るために、シリカ層2、3中で基板1の近傍にトレンチ
5が形成される。第二の光学部品は、たとえばレーザま
たは増幅器、または光検出器、あるいは他の任意の能動
的または受動的な構成部品である。第二の光学部品は、
トレンチ5に配置され、はんだ点Sによりトレンチの底
で基板1に固定される。第二の光学部品は、その導波路
7の光学軸A7が、第一の光学部品30の導波路3の光
学軸A3とアラインメントされるように配置される。
【0007】光は、図のX軸に従ってモジュールの前面
に垂直に送られる。第二の光学部品6は、導波路3およ
び7の光学軸が、それぞれZ軸とY軸とに垂直および水
平にアラインメントされるようにトレンチ5に配置され
る。
【0008】導波路3、7のようなアラインメントを実
施するために通常行われる方法は、はんだ点Sの高さh
を制御することからなる。ところで、このような制御を
実施するのは非常に難しい。従って、この方法では、第
一の光学要素30の導波路3に対して第二の光学要素6
の導波路7の高さを、おおよそにしか制御することがで
きない。さらに、この方法では、導波路の横方向すなわ
ちY軸に沿ったアラインメントを容易に制御することが
できない。従って、このような横方向のアラインメント
は、裸眼で、あるいは光学的に(所望の精度を得るには
アラインメントが遅い)、あるいははんだリフロー(精
度が悪く、約3μm)により実施しなければならない。
【0009】2個の光学部品間のはんだ点S1の高さh
1を制御することによるこの組立方法は、図4、図5
A、図5Bに示されたように、Si構造上に形成される
モジュールの場合にも用いられた。図4は、このような
モジュールの分解斜視図を示し、図5A、5Bは、それ
ぞれが分離していて後で図4のモジュールに組み立てら
れる2個の光学部品の前面を概略的に示している。モジ
ュールは、光ファイバー12を収容するために化学的な
エッチングによりV字形の溝11を設けたシリコン基板
10上に製造されている。光ファイバー12は、コア1
3すなわち導波路を含み、モジュールの第一の光学部品
を形成している。また、導波路17を含む第二の光学部
品16を設置するために、Si基板10にはトレンチ1
5が設けられている。
【0010】導波路のアラインメントの品質を改善し、
特にY軸に沿った横方向のアラインメントを可能にする
ために、もう一つの解決方法が検討された。この解決方
法は、図3A、図3B、図5A、図5Bに示され、Si
/Si構造上に形成される光学モジュールと、Si
構造上に形成される光学モジュールとにそれぞれ対応す
る。
【0011】この解決方法は、SiO/Si(Si)
構造のトレンチに第一の接触面8(18)を設け、第二
の光学部品6(16)に第二の接触面9(19)を設
け、第二の接触面9(19)が第一の接触面8(18)
と協働するというものである。この場合、アラインメン
トは、もはやはんだ点の高さにより規定されないので、
精度は低下する。実際、接触面は、Z軸に沿った垂直支
持面8a(18a)、9a(19a)と、Y軸に沿った
側方支持面8b(18b)、9b(19b)とをそれぞ
れ規定し、これらの支持面の位置によって、導波路の位
置を互いに制御することができる。接触面8は、ビーム
形の導波路3をエッチングした後で、SiO/Si構
造の第一のシリカ層2にリソグラフィによりエッチング
される。
【0012】図3A、図3B、図6A、図6Bに示した
ように、SiO/Si(Si)支持構造のトレンチに
第二の光学部品6(16)を配置するので、その接触面
9(19)は、SiO/Si(Si)支持構造の接触
面8(18)に押圧される。SiO/Si(Si)支
持構造の接触面8(18)の位置は、導波路3(13)
および7(17)のY軸に沿った横方向のアラインメン
トとZ軸に沿った垂直方向のアラインメントを可能にす
るように調整される。
【0013】SiO/Si(Si)支持構造に関して
は、一般にその面は、シリコン基板1の近傍のシリカ層
2のレベルで規定される。
【0014】このような第二の解決方法は、エッチング
の高さを汎用的に規定することができない。事実、支持
構造の垂直支持面8A(18A)の位置は、モジュール
の組立時に、第二の光学部品6(16)の底面に対する
導波路7(17)の位置に応じて規定しなければならな
い。第二の光学部品における導波路7(17)の高さ
は、この光学部品の性質に依存するので、2個の光学部
品の導波路3、7のZ軸に沿った垂直アラインメントを
正確に制御することは困難である。
【0015】従って、このような従来技術の解決方法
は、光学部品の横方向の寸法に関して不都合な制約を課
さない限り、同一構造上の複数の光学部品を揃えること
ができない。実際には、これは、各光学部品の導波路の
位置に応じた異なる高さの接触面を規定するために、支
持構造で何回もの連続エッチングを行うことを意味す
る。
【0016】他方で、導波路のサイズが小さければ小さ
いほど、アラインメントは難しい。その結果、従来技術
の組立方法は、様々な光学部品の導波路の正確な垂直ア
ラインメントを実施することができない上、支持構造の
製造メーカーは、挿入する光学部品のタイプに応じて製
品を適合させなければならない。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、各光学部品
の垂直支持点の位置を、その導波路の光学軸の位置に対
して規定する組立方法を提案するので、こうしたアライ
ンメントの問題を解決することができる。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、特に、互いに
光学的に結合される第一の導波路と第二の導波路とをそ
れぞれ有する少なくとも一つの第一の光学部品と少なく
とも一つの第二の光学部品とを含む光学モジュールの組
立方法であって、第一の光学部品上と第二の光学部品上
とにそれぞれ設けられる第一の接触面と第二の接触面と
を用いて、前記第一の導波路を前記第二の導波路に対し
て位置決定し、前記第一の接触面が前記第二の接触面と
協働する組立方法であり、前記第一の接触面は、第一の
導波路の光学軸と同じ水平面に配置される垂直支持面を
含み、前記第二の接触面は、第二の導波路の光学軸と同
じ水平面に配置される垂直支持面を含むことを特徴とす
る。
【0019】本発明による組立方法は、寸法および位置
が部品によって変化する異なる性質の複数の光学部品の
導波路を、同一の支持構造上にアライメントすることが
できる。実際、この方法は、様々な光学部品における導
波路の位置や寸法とは独立している。
【0020】本発明の他の特徴および長所は、添付図に
関して限定的ではなく例として挙げた説明を読めば明ら
かになろう。
【0021】
【発明の実施の形態】図7A、図7Bは、本発明による
光学モジュールで、それぞれ、2個の光学部品を分離し
てあるか、あるいは組み立てた正面図である。さらに、
図8は、同じ光学部品を分解斜視図で示したものであ
る。この実施形態では、2個の光学部品だけを示した
が、本発明によるモジュールは、2個以上の光学モジュ
ールを含むことができる。これらの図7A、図7Bに示
された光学モジュールは、SiO/Si構造上に形成
されている。クラッド層4に埋め込まれた作動帯すなわ
ち導波路3を含む第一の光学部品30は、この支持構造
に組み込まれている。同じ要素を示す場合は、図1〜図
3Bと同じ参照符号を用いる。
【0022】このモジュールにおいて、各要素の接触面
は、信頼性が高く極めて精度のよい導波路のアラインメ
ントを可能にするために、各導波路の光学軸に対して規
定される。従って、第一の光学部品30の接触面8は、
その垂直支持面8aが、導波路3の厚みの半分の高さに
突出されるように、すなわちその垂直支持面が導波路3
の光学軸A3と同じ水平面に配置されるように構成され
ている。
【0023】同様に、第二の光学部品6の接触面9の垂
直支持面9aは、この垂直支持面が、導波路7の光学軸
A7と同じ面に配置されるように規定される。
【0024】この場合、第二の光学部品6の接触面9、
特に垂直支持面9aが、SiO/Si構造で規定され
る垂直支持面8aに重なるとき、2個の導波路3、7の
光学軸A3、A7は、完全に高さ方向が揃えられる。
【0025】従って基板上で、SiO/Si構造のト
レンチ5の底に配置されるはんだ点Sはもはや、第二の
光学部品の連結機能しかなく、導波路3、7の垂直アラ
インメントを調整するために、その高さを制御する必要
はない。
【0026】Y軸に沿った横方向のアラインメントに対
しては、対応する支持面の位置は、周知の自動アライン
メント方法により単一のマスクを用いて、導波路のエッ
チングと同時に実施される接触面のエッチング時に規定
される。この方法は、図9A〜図9Dに関して後で詳し
く述べる。
【0027】第一の光学部品30の第一の接触面8は、
SiO/Si構造のトレンチ5に設けられる。この接
触面8の長さL8は、トレンチ5の長さL5以下であ
る。さらに、第二の光学部品6は、図8の線影で示した
下部をくり抜いて接触面9を規定する。この接触面9
は、垂直支持面9aと側方支持面9bとを含み、その長
さL9は、SiO/Si支持構造上に規定される接触
面8の長さL8と部分的に重なる。接触面9は、図8の
濃い線で示されている。この接触面9は、垂直支持面9
aが導波路7の光学軸A7と同じ面に配置されるように
形成される。
【0028】従って、第二の光学部品6をSiO/S
i構造のトレンチ5に固定する場合、接触面9は、Si
/Si構造の接触面8と協働する。垂直支持面8a
および9aは重なるので、第二の光学部品6の導波路7
の光学軸A7は、SiO/Si構造で規定される第一
の光学部品の導波路3の光学軸A3に対して完全に揃え
られる。
【0029】図9A〜図9Dに示したSiO/Si構
造の製造方法は、第一に、シリコン基板1の表面全体に
(図9A)、2つの最初のシリカ層2、3(図9B)を
積み重ねることからなる。第二に、第二のシリカ層3を
エッチングして、作動帯すなわち導波路3と、垂直支持
面8aおよび側方支持面8bを含む接触面8とを同時に
形成する(図9C)。従って、SiO/Si構造の接
触面8は、導波路3と同じ材料で構成されるが、この接
触面は、光学的な機能ではなくて、機械的な支持面の機
能を果たす。エッチングは、周知の自動アラインメント
方法により、単一のマスクを用いて行われる。このた
め、Y軸に沿った接触面の側方位置は、導波路3の光学
軸の位置に対して完全に規定される。この接触面8はさ
らに、停止層21により保護される。次に、導波路を埋
め込むためにクラッド層4を堆積する(図9D)。さら
に、最終段階(図示せず)は、クラッド層4とシリカ層
2、3とをエッチングしてSiO/Si構造にトレン
チを形成することからなる。この場合、接触面8は、停
止層21により予め保護されているので、トレンチとと
もにエッチングされない。
【0030】第二の光学部品6に対しても同様であり、
接触面9は、導波路7と同時にエッチングにより形成さ
れる。
【0031】本発明による組立方法によれば、導波路の
アラインメントの品質を損なうことなく、光学部品の作
動構造を変えることができる。従って、SiO/Si
構造に組み込まれた光学部品30の導波路3を、レー
ザ、増幅器、または光検出器、あるいは他の任意の光学
部品の導波路とアラインメントすることが可能であり、
挿入する光学部品に応じてSiO/Si支持構造を変
えたり適合したりする必要はない。実際、本発明による
組立方法は、光学部品の導波路の位置にも、またこれら
の導波路の寸法に対しても独立している。その結果、本
発明による組立方法は、異なる性質の複数の光学部品を
同一の支持構造に直列または並列に揃えることができ
る。
【0032】図10A、図10Bは、別の実施形態によ
るSiO/Si支持構造上の光学モジュールを概略的
に示している。この場合、モジュールはさらに補正層2
0を含む。SiO/Si構造の接触面は、側方支持面
8bを含み、この側方支持面8bで、第二の光学部品の
側方支持面9bが支持される。少なくとも一つのストッ
パが、第一の光学部品30上に規定されている。このス
トッパは、接触面8の垂直支持面8aと側方支持面8b
とをそれぞれ構成する水平壁および垂直壁を備える。S
iO/Si構造に規定されるストッパの垂直壁は、水
平壁の上に一定の高さh2を有する。こうした高さh2
は、必然的に、第二の光学要素6が適切に支持されて外
れないようにするような最小値を持たなければならな
い。ところで、水平壁は、導波路3の厚みの半分の高さ
のところに配置され、ストッパは、導波路3を規定する
のに用いたものと同じシリカ層で得られるので、ストッ
パの垂直壁の高さh2は、必然的に導波路3の厚みの半
分に等しい。
【0033】従って、垂直壁の高さh2は、導波路3の
厚みと関連する。導波路3の厚みが薄くて、たとえば約
6μmである場合、ストッパの垂直壁の高さh2は3μ
mしかないので、第二の光学部品6を適正に支持するに
は不十分であることが分かる。このため、本発明は、受
け入れ可能な高さh’2を得るために、ストッパの一部
に補正層20を水平に付加して垂直壁を高くすることを
提案している。
【0034】補正層20を含むモジュールの製造方法
を、図11A〜図11Dに示している。この方法は、第
一に、Si基板1の表面全体に(図11A)、2つのシ
リカ層2、3ならびに補正層20(図11B)を順次積
み重ねることからなる。次に、補正層20および第二の
シリカ層3をエッチングして、導波路3とストッパとを
同時に形成する(図11C)。さらにストッパは、停止
層21により保護される。有利には、補正層20は、導
波路3を埋め込むために次に堆積するクラッド層と同じ
光学屈折率nを有する(図11D)。従って、この補正
層は、導波路の機能に光学的な影響を持たない。図示さ
れていない最終段階は、クラッド層4、補正層20、お
よびシリカ層3、2のエッチングによりモジュールにト
レンチを規定することからなる。ストッパは、予め堆積
した停止層21がストッパを保護するので、このような
エッチングの際には元のままである。
【0035】図12A、図12Bは、同様に本発明を適
用した別の光学モジュールで、2個の光学部品をそれぞ
れ分離、および組み立てた概略的な正面図である。実
際、このモジュールは、Si支持構造10上に形成さ
れ、第一の光学部品としての光ファイバー12を含む。
図13は、この同じモジュールの分解斜視図である。
【0036】この場合にもまた、Si支持構造の接触面
18の垂直支持面18aは、この垂直支持面が、光ファ
イバ12のコア13の光学軸A13と同じ水平面にある
ように規定される。このため、垂直支持面18aの位置
は、V字形の溝の角度に対して規定され、このV字形の
溝が、光ファイバ12の最終位置、従ってそのコア13
の最終位置を規定する。
【0037】SiO/Si構造上に形成されるモジュ
ールと全く同様に、トレンチ15の底に配置されるはん
だ点S1は、第二の光学部品16の連結機能しか持たな
い。
【0038】Si支持構造上に設けられる接触面18
は、V字形の溝11と同時にエッチングされる。第二の
光学部品16に設けられる接触面19は、導波路17と
同時にエッチングされる。
【0039】側方支持面18bの高さは、光学部品16
を固定するように規定される。この光学部品16は、こ
のようにエッチングされたSi基板10でも、あるいは
場合によって補正層21を備えるSiO/Si基板上
でも区別なく組み合わせることができるだろう。
【0040】また、支持構造上に構成される機械的な支
持面の形は、この支持構造がSiO /Si基板でもS
i基板でも、Y軸に沿った正確な横方向のアラインメン
トを行うために重要である。
【0041】事実、たとえば従来のSi支持構造に側方
支持面18bをエッチングする場合、図6A、図6Bに
示したように、エッチングの底は常に丸み18cを帯び
ている。従って、第二の光学部品16の接触面19は、
この丸みがあるために、側方支持面18bと垂直支持面
18aとの交点で正確に支持されることができない。そ
の結果、従来の光学モジュールでは、Y軸に沿った遊び
Jが形成されて第二の光学部品が移動するので、Y軸に
沿った横方向の正確なアラインメントが得られない。
【0042】従って、横軸に沿った遊びの存在をなくす
るように、本発明は、第一の光学部品の支持構造に、溝
8d、18dを含む接触面8、18を設けることを提案
している。かくして、溝8d、18dはエッチングした
底が常に丸みを帯びているが、この底は、垂直支持面8
a、18aおよび側方支持面8b、18bの外側にあ
る。従って、接触面8、18のこうした特定の形によ
り、第二の光学部品6、16の接触面9、19を、垂直
支持面8a、18aと側方支持面8b、18bとの交点
に正確に位置決定し、その結果として、極めて正確な横
方向のアラインメントを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】SiO/Si構造上に形成した従来の光学モ
ジュールの分解斜視図である。
【図2A】図1の光学モジュールで2個の光学部品が分
離している正面図である。
【図2B】図1の光学モジュールで2個の光学部品を組
み立てた正面図である。
【図3A】SiO/Si構造上に形成した別の従来の
光学モジュールで2個の光学部品が分離している正面図
である。
【図3B】SiO/Si構造上に形成した別の従来の
光学モジュールで2個の光学部品を組み立てた正面図で
ある。
【図4】Si構造上の従来の光学モジュールの分解斜視
図である。
【図5A】図4の光学モジュールで2個の光学部品が分
離している正面図である。
【図5B】図4の光学モジュールで2個の光学部品を組
み立てた正面図である。
【図6A】Si構造上に形成した別の従来の光学モジュ
ールで2個の光学部品が分離している正面図である。
【図6B】Si構造上に形成した別の従来の光学モジュ
ールで2個の光学部品を組み立てた正面図である。
【図7A】本発明による光学モジュールで2個の光学部
品が分離している正面図である。
【図7B】本発明による光学モジュールで2個の光学部
品を組み立てた正面図である。
【図8】図7A、7Bのモジュールの分解斜視図であ
る。
【図9A】様々な製造段階における図8の光学モジュー
ルの支持構造の正面図である。
【図9B】様々な製造段階における図8の光学モジュー
ルの支持構造の正面図である。
【図9C】様々な製造段階における図8の光学モジュー
ルの支持構造の正面図である。
【図9D】様々な製造段階における図8の光学モジュー
ルの支持構造の正面図である。
【図10A】変形実施態様による光学モジュールで2個
の光学部品が分離している正面図である。
【図10B】変形実施態様による光学モジュールで2個
の光学部品を組み立てた正面図である。
【図11A】様々な製造段階における図10Aおよび1
0Bの光学モジュールの支持構造の正面図である。
【図11B】様々な製造段階における図10Aおよび1
0Bの光学モジュールの支持構造の正面図である。
【図11C】様々な製造段階における図10Aおよび1
0Bの光学モジュールの支持構造の正面図である。
【図11D】様々な製造段階における図10Aおよび1
0Bの光学モジュールの支持構造の正面図である。
【図12A】本発明による別の光学モジュールで2個の
光学部品が分離している正面図である。
【図12B】本発明による別の光学モジュールで2個の
光学部品を組み立てた正面図である。
【図13】図12Aおよび図12Bの光学モジュールの
分解斜視図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2、3 シリカ層 3、7、13、17 導波路 4 クラッド層 8、9、18、19 接触面 8a、9a、18a、19a 垂直支持面 8b、18b 側方支持面 8d、18d 溝 6、12、16、30 光学部品 12 光ファイバ 20 補正層 21 停止層 A3、A7、A13、A17 光学軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドウニ・トレゴア フランス国、91190・ジフ・シユール・イ ベツト、アレ・バニエール・ドウ・モペル テユイ・30 (72)発明者 アントン・アンブロージー ドイツ国、デー−75233・シユトウツトガ ルト、テイーフエンブロン、パルクシユト ラーセ・16/8

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的に互いに結合された第一の導波路
    (3;13)と第二の導波路(7;17)とをそれぞれ
    有する、少なくとも一つの第一の光学部品(30;1
    2)と少なくとも一つの第二の光学部品(6;16)と
    を備える光学モジュールの組立方法であって、第一の光
    学部品(30;12)と第二の光学部品(6;16)と
    にそれぞれ設けられた第一の接触面(8;18)と第二
    の接触面(9;19)とを用いて、前記第一の導波路
    (3;13)を前記第二の導波路(7;17)に対して
    位置決定し、前記第一の接触面(8;18)が前記第二
    の接触面(9;19)と協働する組立方法であり、前記
    第一の接触面(8;18)は、前記第一の導波路(3;
    13)の光学軸(A3;A13)と同じ水平面に配置さ
    れる垂直支持面(8a;18a)を含み、前記第二の接
    触面(9;19)が、前記第二の導波路(7;17)の
    光学軸(A7;A17)と同じ水平面に配置される垂直
    支持面(9a;19a)を含むことを特徴とする組立方
    法。
  2. 【請求項2】 前記垂直支持面(8a)と側方支持面
    (8b)とをそれぞれ構成する水平壁と垂直壁とを備え
    た少なくとも一つのストッパを前記第一の光学部品(3
    0)に形成し、前記垂直壁が高くなるように前記ストッ
    パの一部に補正層(20)を水平に配置することを特徴
    とする請求項1に記載の組立方法。
  3. 【請求項3】 第一の光学部品(30)は、シリコンの
    上にシリカを設けた支持構造に組み込まれることを特徴
    とする請求項1または2に記載の組立方法により得られ
    る光学モジュール。
  4. 【請求項4】 第一の光学部品は、シリコンからなる支
    持構造に配置される光ファイバー(12)であることを
    特徴とする請求項1に記載の組立方法により得られる光
    学モジュール。
  5. 【請求項5】 第一の光学部品の接触面(8;18)
    は、側方支持面(8b;18b)および垂直支持面(8
    a;18a)の外側に配置される丸みを帯びた底を有す
    る溝(8d;18d)を含むことを特徴とする請求項3
    または4に記載の光学モジュール。
  6. 【請求項6】 さらに、第二の光学部品およびまたは第
    一の光学部品に直列または並列に光学的に連結される、
    少なくとも一つの異なる性質の別の光学部品を含むこと
    を特徴とする、請求項1または2に記載の組立方法によ
    り得られる光学モジュール。
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