JPH11326584A - 原子炉測定装置 - Google Patents

原子炉測定装置

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JPH11326584A
JPH11326584A JP10150802A JP15080298A JPH11326584A JP H11326584 A JPH11326584 A JP H11326584A JP 10150802 A JP10150802 A JP 10150802A JP 15080298 A JP15080298 A JP 15080298A JP H11326584 A JPH11326584 A JP H11326584A
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neutron
detector
output signal
nuclear
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JP10150802A
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Shigehiro Kono
繁宏 河野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原子炉燃料の物質構成を原子炉内の中性子の
エネルギー分布から測定する原子炉測定装置を提供する
ことである。 【解決手段】 出力信号比測定部7は、原子炉内に配置
された第1の中性子検出器3の検出値および第1の中性
子検出器3の配置位置から原子炉中心軸に対して対角位
置に設置された第2の中性子検出器4の検出値に対し
て、各々の検出器3、4の感度補正を行い、その補正を
行った測定結果の出力信号比を求める。核特性演算部8
では、出力信号測定部7で得られた出力信号比に基づい
て原子炉燃料の物質構成比を演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子炉内の中性子
から原子炉燃料の物質構成を測定する原子炉測定装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】原子炉の炉内中性子測定は、核分裂型電
離箱を用いた炉内中性子検出器で行われている。この炉
内中性子検出器の電極には核分裂物質(ウラン235)が塗
布されており、入射中性子により核分裂が生じた際の核
分裂生成物によって引き起こされる電離を電気的信号と
して検出している。これらの炉内中性子検出器において
入射中性子による核分裂が発生する確率は、入射中性子
のエネルギーの逆数(1/E)に比例するため、炉内中性子
のエネルギースペクトルが変化すると炉内中性子検出器
(核分裂型電離箱)の検出感度も変化する。また、入射
中性子によって核分裂が生じることで核分裂物質が消費
され炉内中性子検出器の感度が低下する。そこで、検出
器感度の変化を補正するために定期的に感度校正を実施
している。
【0003】炉内中性子検出器の感度校正は、移動式炉
心内較正装置(TIP)を用いて行う。通常、原子炉外に退
避させている中性子検出器を原子炉内に設置されている
複数の案内管の中に順次挿入/引き抜きを行いながら原
子炉各部の垂直方向の中性子束分布を測定し、これを原
子炉の熱出力計算から求まる総発熱量(総核分裂数)で規
格化することで各炉内中性子検出器位置での中性子束を
計算し、現在の炉内中性子検出器の出力と計算された中
性子束との比から検出器感度を決定している。
【0004】一方、原子炉の核燃料の燃焼(中性子照射
による核分裂性物質の消費)が進むと核燃料を構成する
物質も変化する。すなわち、核燃料中のウラン235は核
分裂によって消費されて核分裂生成物になり、ウラン23
8は中性子照射とベータ崩壊の繰り返しによってプルト
ニウム239へと変化する。プルトニウム239もまた核分裂
物質であるため中性子を吸収して核分裂を起こす。プル
トニウム239の核分裂を起こす確立はウラン235より大き
く、また、一度の核分裂で放出される核分裂中性子の平
均数もプルトニウム239の方がウラン235より多いため、
原子炉の燃焼が進んでプルトニウム239が蓄積されてく
ると、原子炉内部の中性子のうち核分裂に寄与するエネ
ルギーの低い熱中性子の数と核分裂によって生じるエネ
ルギーの高い高速中性子の数の比率(炉内中性子のエネ
ルギースペクトル)が変化し、高速中性子の比率が高く
なる。つまり、炉内中性子のエネルギースペクトルが硬
くなる。
【0005】使用済み原子炉燃料の再処理で回収された
プルトニウム239をウランと混ぜたMOX燃料を使用する原
子炉における炉内中性子のエネルギースペクトルは、燃
焼の初期の段階であってもウランのみを燃料とする場合
に比べてやはり硬くなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、炉内中性子
のエネルギースペクトルが硬くなると、ウラン235を塗
布した核分裂型電離箱の中性子検出感度は中性子エネル
ギーの逆数に比例する特性を有しているため、見かけ上
の検出器感度は低くなる。このことは通常退避している
校正用の中性子検出器についても同様である。
【0007】また、一回の核分裂で生成されるエネルギ
ーはウラン235に比べプルトニウム239では約4%多いた
め、原子炉燃料の構成比の変化を無視して総発熱量から
総核分裂数を計算すると燃焼の進んだ原子炉やMOX燃料
を使用する原子炉では実際の核分裂数より多く計算され
る。
【0008】このため、移動式炉心内較正装置(TIP)を
用いた中性子検出器の校正をより精度良く行うために
は、核燃料に含まれる核分裂性物質の構成比を測定する
必要がある。
【0009】本発明の目的は、原子炉燃料の物質構成を
原子炉内の中性子のエネルギー分布から測定する原子炉
測定装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
原子炉測定装置は、原子炉の各部の局部中性子束を検出
する中性子束検出器であって熱中性子に対して感度の高
い第1の中性子検出器と、第1の中性子検出器の配置位
置から原子炉中心軸に対して対角位置に設置され高速中
性子に対して感度の高い第2の中性子検出器と、第1の
中性子検出器および第2の中性子検出器の測定結果の補
正を行い第1の中性子検出器と第2の中性子検出器との
出力信号比を求める出力信号比測定部と、出力信号測定
部で得られた出力信号比に基づいて原子炉燃料の物質構
成比を演算する核特性演算部とを備えたことを特徴とす
る。
【0011】請求項1の発明に係わる原子炉測定装置で
は、出力信号比測定部は、原子炉内に配置された第1の
中性子検出器の検出値および第1の中性子検出器の配置
位置から原子炉中心軸に対して対角位置に設置された第
2の中性子検出器の検出値に対して、各々の検出器の感
度補正を行い、その補正を行った測定結果の出力信号比
を求める。核特性演算部では、出力信号測定部で得られ
た出力信号比に基づいて原子炉燃料の物質構成比を演算
する。
【0012】請求項2の発明に係わる原子炉測定装置
は、原子炉内に設定されている複数個の案内管に中性子
検出器を順次挿入し、原子炉炉頂と原子炉炉底の間を移
動させながら原子炉の垂直方向の中性子束分布を連続的
に測定する原子炉測定装置において、熱中性子に対して
感度の高い第1の中性子検出器と、高速中性子に対して
感度の高い第2の中性子検出器と、第1の中性子検出器
および第2の中性子検出器のうちからいずれか一つを選
択する中性子検出器選択部と、中性子検出器選択部で選
択した中性子検出器を挿入する案内管を選択するための
案内管選択部と、同一の案内管における第1の中性子検
出器および第2の中性子検出器の測定結果の補正を行い
第1の中性子検出器と第2の中性子検出器との出力信号
比を求める出力信号比測定部と、出力信号測定部で得ら
れた出力信号比に基づいて原子炉燃料の物質構成比を演
算する核特性演算部とを備えたことを特徴とする。
【0013】請求項2の発明に係わる原子炉測定装置で
は、中性子検出器選択部は、通常時には原子炉外部の中
性子照射されない位置に退避されている第1の中性子検
出器および第2の中性子検出器のうちから、いずれか一
つを選択し、中性子検出器選択部で選択した中性子検出
器を挿入する案内管を案内管選択部で選択する。そし
て、同一の案内管に第1の中性子検出器および第2の中
性子検出器を順次挿入して中性子を測定する。出力信号
測定部は、各々の検出器の感度補正を行い、その補正を
行った測定結果の出力信号比を求める。核特性演算部で
は、出力信号測定部で得られた出力信号比に基づいて原
子炉燃料の物質構成比を演算する。
【0014】請求項3の発明に係わる原子炉測定装置
は、原子炉内に設定されている複数個の案内管に中性子
検出器を順次挿入し、原子炉炉頂と原子炉炉底の間を移
動させながら原子炉の垂直方向の中性子束分布を連続的
に測定する原子炉測定装置において、中性子エネルギー
に比例する出力信号を発生する中性子エネルギー検出器
と、中性子エネルギー検出器の出力信号に基づいて原子
炉の垂直方向の中性子束分布とそのエネルギースペクト
ルとを同時に測定するマルチチャネル波高弁別測定部
と、マルチチャネル波高弁別測定部の測定結果に基づい
て原子炉燃料の物質構成比を演算する核特性演算部とを
備えたことを特徴とする。
【0015】請求項3の発明に係わる原子炉測定装置で
は、マルチチャネル波高弁別測定部は、中性子エネルギ
ー検出器の出力信号に基づいて原子炉の垂直方向の中性
子束分布とそのエネルギースペクトルとを同時に測定
し、核特性演算部は、マルチチャネル波高弁別測定部の
測定結果に基づいて原子炉燃料の物質構成比を演算す
る。
【0016】請求項4の発明に係わる原子炉測定装置
は、原子炉内に設定されている複数個の案内管に中性子
検出器を順次挿入し、原子炉炉頂と原子炉炉底の間を移
動させながら原子炉の垂直方向の中性子束分布を連続的
に測定する原子炉測定装置において、複数個の案内管の
それぞれの中心軸延長線上に配置され中性子エネルギー
に比例する出力信号を発生するストリーミング中性子エ
ネルギー検出器と、ストリーミング中性子エネルギー検
出器の出力信号に基づいて各案内管からのストリーミン
グ中性子のエネルギースペクトルを測定するマルチチャ
ネル波高弁別測定部と、マルチチャネル波高弁別測定部
の測定結果に基づいて原子炉燃料の物質構成比を演算す
る核特性演算部とを備えたことを特徴とする。
【0017】請求項4の発明に係わる原子炉測定装置で
は、マルチチャネル波高弁別測定部は、ストリーミング
中性子エネルギー検出器の出力信号に基づいて各案内管
からのストリーミング中性子のエネルギースペクトルを
測定し、核特性演算部は、マルチチャネル波高弁別測定
部の測定結果に基づいて原子炉燃料の物質構成比を演算
する。
【0018】請求項5の発明に係わる原子炉測定装置
は、請求項1または請求項2に記載の原子炉測定装置に
おいて、核特性演算部は、出力信号測定部で得られた出
力信号比を原子炉の中性子束分布計算の収束条件として
中性子束分布計算を繰り返し行い、収束条件に到達した
時の核データより原子炉燃料の物質構成比を演算するよ
うにしたことを特徴とする。
【0019】請求項5の発明に係わる原子炉測定装置で
は、請求項1または請求項2に記載の原子炉測定装置の
作用に加え、出力信号測定部で得られた出力信号比を原
子炉の中性子束分布計算の収束条件として中性子束分布
計算を繰り返し行い、収束条件に到達した時の核データ
より原子炉燃料の物質構成比を演算する。
【0020】請求項6の発明に係わる原子炉測定装置
は、請求項1または請求項2に記載の原子炉測定装置に
おいて、第1の中性子検出器として、ウラン235を電極
に塗布した小型電離箱検出器を使用し、第2の中性子検
出器として、ウラン238を電極に塗布した小型電離箱検
出器を使用するようにしたことを特徴とする。
【0021】請求項6の発明に係わる原子炉測定装置で
は、請求項1または請求項2に記載の原子炉測定装置の
作用に加え、ウラン235を電極に塗布した小型電離箱検
出器の第1の中性子検出器で主として熱中性子を検出
し、ウラン238を電極に塗布した小型電離箱検出器の第
2の中性子検出器で主として高速中性子を検出する。
【0022】請求項7の発明に係わる原子炉測定装置
は、請求項3に記載の原子炉測定装置において、中性子
エネルギー検出器として、ヘリウム3比例計数管を使用
し、炉内への挿入は原子炉の出力が低い時に行うように
したことを特徴とする。
【0023】請求項7の発明に係わる原子炉測定装置で
は、請求項3に記載の原子炉測定装置の作用に加え、ヘ
リウム3比例計数管の中性子エネルギー検出器を、原子
炉の出力が低い時に炉内へ挿入して、中性子エネルギー
を検出する。
【0024】請求項8の発明に係わる原子炉測定装置
は、請求項4に記載の原子炉測定装置において、ストリ
ーミング中性子エネルギー検出器として、ヘリウム3比
例計数管を使用したことを特徴とする。
【0025】請求項8の発明に係わる原子炉測定装置で
は、請求項4に記載の原子炉測定装置の作用に加え、ヘ
リウム3比例計数管のストリーミング中性子エネルギー
検出器でストリーミング中性子エネルギを検出する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の第1の実施の形態に係わる原子炉
測定装置の構成図である。この第1の実施の形態は、中
性子検出器として局出力領域監視検出器を用いる場合の
ものである。
【0027】原子炉の出力運転状態時には、炉心1内の
中性子束を出力領域中性子監視装置(PRNM)で測定してい
る。この場合の原子炉各部の局部中性子束を検出する複
数個の局部出力領域監視装置(LPRM)の中性子検出器う
ち、炉心中心軸2に対して対角位置に設置される中性子
検出器の一方を熱中性子に対して感度の高い第1の中性
子検出器3とし、他の一方を高速中性子に対して感度の
高い第2の中性子検出器4とする。第1の中性子検出器
3の検出値は信号測定部5を介して出力信号比測定部7
に入力され、第2の中性子検出器4の検出値は信号測定
部6を介して出力信号比測定部7に入力される。そし
て、出力信号比測定部7において、双方の検出器3、4
の感度補正を行い、それぞれの中性子測定値の出力信号
比を演算する。この出力信号比は核特性演算部8に入力
され、出力信号比の経時的変化から原子炉燃料の燃焼に
よる核特性の変化を測定する。
【0028】すなわち、原子炉の炉心中心軸2を挟んで
対角位置にある局出力領域監視検出器のうち一方を第1
の中性子検出器3とし、他の一方を第2の中性子検出器
4とする。第1の中性子検出器3としてはウラン235を
塗布した核分裂電離箱を用い、第2の中性子検出器4と
してはウラン238を塗布した核分裂電離箱を用いる。
【0029】そして、出力信号比測定部7において、こ
の1組の検出器3、4の出力信号の比を測定する。核特
性演算部8では、この測定結果に基づいて原子炉燃料の
物質構成比を演算する。つまり、測定結果を原子炉の中
性子束分布計算の収束条件として入力し、収束条件に到
達するまで、核燃料の物質構成比を漸次変化させながら
中性子束分布計算を繰り返し、核燃料の物質構成比を得
る。また、燃料装荷初期の出力信号比からの経時的変化
から核燃料の燃焼率を測定し、予め予測計算された結果
から核燃料の物質構成比を得る。
【0030】ここで、原子炉の中性子束分布は原子炉の
炉心中心軸2に対して対称になるように運転(運用)さ
れるため、この1組の検出器3、4は見かけ上同一の中
性子束を測定していることになる。第2の中性子検出器
(ウラン238検出器)4は第1の中性子検出器(ウラン2
35検出器)3に比べて高速中性子に対する感度が高く、
第1の中性子検出器(ウラン235検出器)3は熱中性子
に対する感度が高い。
【0031】もちろん、全エネルギー中性子に対する絶
対感度は第1の中性子検出器(ウラン235検出器)3の
方が高く、第2の中性子検出器(ウラン238検出器)4
は低い。このため、この1組の検出器3、4の出力信号
の比を直接比較しても正しいエネルギー分布は得られな
いが、それぞれの検出器3、4毎に感度補正を行った上
でこの1組の検出器3、4の出力信号を比較する。これ
によって、中性子のエネルギー分布を測定する。
【0032】より正確には、中性子束分布計算の結果得
られた各検出器3、4の位置における中性子のエネルギ
ー分布に各検出器3、4の巨視的エネルギー微分核断面
積をそれぞれ乗じてこの一組の検出器の出力信号比を計
算する。そして、計算した出力信号比が実測した出力信
号比と一致するまで、中性子束分布計算に用いる核デー
タの合成(各構成物質の原子数に各物質の中性子反応断
面積をそれぞれの反応毎に乗じたものを足し合せたデー
タ)と中性子束分布計算とを、核燃料の物質構成比を少
しずつ変化させながら繰り返す。これによって、最終的
に核燃料の構成物質の比率と中性子のエネルギー分布を
求める。
【0033】すなわち、図2に示すように、中性子束分
布計算に用いる核データの合成を行い(S1)、中性子
束分布計算を行い(S2)、中性子束分布計算が収束す
るか否かを判定し(S3)、中性子束分布計算が収束す
ると、中性子束のエネルギー分布が測定結果と一致した
か否かを判定し(S4)、一致していない場合はステッ
プS1からの演算を繰り返し行う。
【0034】エネルギー分布の高エネルギー側への移行
は核燃料の燃焼によるプルトニウムの蓄積によるもので
あるから、この検出器3、4の出力信号比を経時的に測
定することで核燃料の燃焼率を測定することができる。
すなわち、エネルギー分布が高エネルギー側に移行する
と第1の中性子検出器(ウラン235検出器)4の出力が
相対的に下がり、第2の中性子検出器(ウラン238検出
器)3の出力が相対的に高くなる。従って、各検出器
3、4の出力を感度補正しなくても核燃料の燃焼に伴う
検出器3、4の出力信号比の変化が予め計算されている
と、測定された検出器3、4の出力信号比を予測計算結
果と比較することで核燃料の燃焼率を知ることができ
る。
【0035】また、プルトニウム239をウランと混ぜたM
OX燃料を使用する場合は、ウラン燃料に比べて中性子の
エネルギー分布が燃料装荷初期から高エネルギー側にシ
フトしているため、この検出器3、4の出力信号比がウ
ラン燃料の場合と比較すると異なっている。従って、こ
の検出器3、4の出力信号比を測定することで核燃料の
組成を検知することができ、外部から核燃料組成に関す
る情報を入力せずに中性子モニタ装置単独で検出器感度
の補正を行うことも可能となる。
【0036】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図3は本発明の第2の実施の形態に係わる原子炉測
定装置の構成図である。この第2の実施の形態は、図1
に示した第1の実施の形態に対し、原子炉の炉心に配置
された2種類の第1の中性子検出器および第2の中性子
検出器に代えて、移動式炉心内較正装置(TIP)での2種
類のTIP第1の中性子検出器12およびTIP第2の中性子
検出器13を使用するようにしたものである。
【0037】TIP第1の中性子検出器12は熱中性子に
対して感度の高いウラン235核分裂電離箱検出器であ
り、TIP第2の中性子検出器13は高速中性子に対して
感度の高いウラン238核分裂電離箱検出器である。
【0038】図3において、移動式炉心内較正装置(TI
P)は、通常時は原子炉外部の中性子照射されない位置、
つまり中性子検出器格納容器14にTIP第1の中性子検
出器12およびTIP第2の中性子検出器13を退避させ
ておき、中性子の測定時には原子炉内に設定されている
同一の案内管9にTIP第1の中性子検出器12およびTIP
第2の中性子検出器13を順次挿入する。そして、原子
炉炉頂と原子炉炉底の間を移動させながら、原子炉の垂
直方向の中性子束分布を連続的に測定する。
【0039】中性子検出器選択部11は、中性子検出器
格納容器14に格納されたTIP第1の中性子検出器12
およびTIP第2の中性子検出器13のうち、いずれかを
選択するものであり、選択された中性子検出器は案内管
選択部10において、挿入する案内管が選択される。そ
して、TIP第1の中性子検出器12およびTIP第2の中性
子検出器13の同一案内管における中性子束の測定結果
の比較により原子炉燃料の核特性を測定する。
【0040】このように、第2の実施の形態では、移動
式炉心内較正装置(TIP)において2種類のTIP第1の中
性子検出器12およびTIP第2の中性子検出器13と、
そのどちらの検出器12、13をどの案内管9に挿入す
るかを選択する中性子検出器選択部11および案内管選
択部10とを設けることで、同一の案内管9で2種類の
検出器12、13を走査可能とする。この2種類の検出
器12、13の一方はウラン235を塗布した核分裂電離
箱(TIP第1の中性子検出器12)とし、他の一方をウ
ラン238を塗布した核分裂電離箱(TIP第2の中性子検出
器13)とし、この1組の検出器12、13の出力信号
比を出力信号比測定部7で測定する。この測定結果は核
特性演算部8に入力され、核特性演算部8において原子
炉の中性子束分布計算が行われ原子炉燃料の物質構成比
を演算する。
【0041】この第2の実施の形態によれば、移動式炉
心内校正装置(TIP)を使用し同一案内管に挿入して中性
子束を検出するので、2種類のTIP検出器により厳密に
同一中性子のエネルギー分布を測定でき、より正確な測
定が可能である。ここで、第1の実施の形態のように、
局出力領域監視検出器を用いる場合は常時中性子の測定
が可能であるが、移動式炉心内較正装置(TIP)を使用す
る場合はTIP検出器を原子炉内へ挿入した時のみ測定可
能となるが、移動式炉心内較正装置(TIP)では通常状態
でTIP検出器が中性子照射されないので、TIP検出器自体
の組成変化が少なく、異なる2種類のTIP検出器の出力を
比較するにはより好都合である。
【0042】次に、本発明の第3の実施の形態を説明す
る。図4は本発明の第3の実施の形態に係わる原子炉測
定装置の構成図である。この第3の実施の形態は、図3
に示した第2の実施の形態に対し、2種類のTIP検出器
12、13に代えて、中性子エネルギーに比例する出力
信号を発生する中性子エネルギー検出器を使用したもの
である。
【0043】図4において、移動式炉心内較正装置(TI
P)の案内管9に挿入する中性子検出器として、中性子エ
ネルギーに比例する出力信号を発生する中性子エネルギ
ー検出器15を使用し、この中性子エネルギー検出器1
5の出力信号をマルチチャネル波高弁別測定部17で測
定する。これにより原子炉の垂直方向の中性子束分布と
そのエネルギースペクトルを同時に測定し、その経時的
変化から原子炉燃料の核特性を測定する。
【0044】すなわち、移動式炉心内較正装置(TIP)で
使用する中性子エネルギー検出器15としては、ヘリウ
ム3比例計数管検出器を用い、このヘリウム3比例計数
管検出器の出力信号を信号測定部6を介してマルチチャ
ネル波高弁別測定部17に入力し、ヘリウム3比例計数
管検出器を原子炉内に走査させているときに、その出力
波高の解析を行って、原子炉の各部での中性子エネルギ
ー分布を測定する。
【0045】そして、核特性演算部8で原子炉の中性子
束分布計算を行う際に、中性子エネルギー分布が測定結
果と一致するまで燃料物質の構成比の調整と中性子束の
収束計算を繰り返す。こうして得られた燃料物質の構成
比および中性子束分布と原子炉の熱計算結果とから原子
炉の各部における中性子束強度を計算し、局出力領域監
視検出器の正確な感度校正を行う。
【0046】ここで、ヘリウム3比例計数管検出器自体
の中性子照射による劣化が発生するため、できるだけ中
性子束レベルが低い時にヘリウム3比例計数管検出器を
挿入する必要がある。例えば、原子炉を起動している途
中、あるいは、原子炉を停止するために出力を低下させ
ている最中等、核分裂は発生しているが中性子束強度が
弱い状態において、ヘリウム3比例計数管検出器を挿入
し計測を行う。
【0047】次に、本発明の第4の実施の形態を説明す
る。図5は本発明の第4の実施の形態に係わる原子炉測
定装置の構成図である。この第4の実施の形態は、移動
式炉心内較正装置(TIP)の案内管9の中心軸延長線上
に、出力が中性子エネルギーに比例するストリーミング
中性子エネルギー検出器18を設け、この検出器18か
らの測定信号に基づいて原子炉燃料の物質構成比を演算
するするようにしたものである。
【0048】図5において、移動式炉心内較正装置(TI
P)の複数個の案内管9のそれぞれの中心軸延長線上に中
性子エネルギーに比例する出力信号を発生するストリー
ミング中性子検出器18を配置し、これらの検出器18
の出力信号をそれぞれ信号測定部16を介してマルチチ
ャネル波高弁別測定部17で測定する。これにより各案
内管9からのストリーミング中性子(原子炉の垂直方向
の中性子束分布からの漏れ中性子)のエネルギースペク
トルを測定し、その経時的変化から原子炉燃料の核特性
を測定する。
【0049】すなわち、ストリーミング中性子検出器1
8としてヘリウム3比例計数管検出器を用い、移動式炉
心内較正装置(TIP)の案内管9の中心軸を原子炉圧力容
器の下方外側に延長した延長線上に、そのヘリウム3比
例計数管検出器を設置する。そして、ヘリウム3比例計
数管検出器の出力をマルチチャネル波高弁別測定部17
に入力することによって、案内管9からのストリーミン
グ中性子束のエネルギー分布を測定する。
【0050】案内管9からのストリーミング中性子束
は、案内管軸方向(垂直方向)に炉内中性子束を積分した
エネルギー分布を示すので、間接的に炉内中性子のエネ
ルギー分布を測定することができる。従って、炉内中性
子束分布計算結果を各案内管9の位置で垂直方向に積分
したエネルギー分布が各案内管9からのストリーミング
中性子束のエネルギー分布測定結果に相対的に一致する
ように炉内中性子束分布計算を繰り返す。これにより、
正確な炉内中性子束分布および核燃料の構成物質の比率
を得ることができる。また、ヘリウム3比例係数管検出
器を原子炉圧力容器の外側に設置するので、炉内中性子
照射による検出器の劣化を避けることができる。
【0051】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、原
子炉燃料の燃焼率あるいは核燃料構成物質の構成比が原
子炉内中性子のエネルギー測定結果から得られるように
なる。この結果は、局出力領域監視検出器の感度校正を
確正に行うことを可能にすると共に、炉内中性子束の監
視にとって非常に有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる原子炉測定
装置の構成図。
【図2】本発明の第1の実施の形態における炉内中性子
束分布計算の実施手順を示すフローチャート。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係わる原子炉測定
装置の構成図。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係わる原子炉測定
装置の構成図。
【図5】本発明の第4の実施の形態に係わる原子炉測定
装置の構成図。
【符号の説明】
1 炉心 2 炉心中心軸 3 第1の中性子検出器 4 第2の中性子検出器 5、6 信号測定部 7 出力信号比測定部 8 核特性演算部 9 案内管 10 案内管選択部 11 中性子検出器選択部 12 TIP第1の中性子検出器 13 TIP第2の中性子検出器 14 中性子検出器格納容器 15 中性子エネルギー検出器 16 信号測定部 17 マルチチャンネル波高弁別測定部 18 ストリーミング中性子エネルギー検出器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子炉の出力運転状態時に炉心内の中性
    子束を測定する原子炉測定装置において、原子炉の各部
    の局部中性子束を検出する中性子束検出器であって熱中
    性子に対して感度の高い第1の中性子検出器と、前記第
    1の中性子検出器の配置位置から原子炉中心軸に対して
    対角位置に設置され高速中性子に対して感度の高い第2
    の中性子検出器と、前記第1の中性子検出器および前記
    第2の中性子検出器の測定結果の補正を行い前記第1の
    中性子検出器と前記第2の中性子検出器との出力信号比
    を求める出力信号比測定部と、前記出力信号測定部で得
    られた出力信号比に基づいて原子炉燃料の物質構成比を
    演算する核特性演算部とを備えたことを特徴とする原子
    炉測定装置。
  2. 【請求項2】 原子炉内に設定されている複数個の案内
    管に中性子検出器を順次挿入し、原子炉炉頂と原子炉炉
    底の間を移動させながら原子炉の垂直方向の中性子束分
    布を連続的に測定する原子炉測定装置において、熱中性
    子に対して感度の高い第1の中性子検出器と、高速中性
    子に対して感度の高い第2の中性子検出器と、前記第1
    の中性子検出器および前記第2の中性子検出器のうちか
    らいずれか一つを選択する中性子検出器選択部と、前記
    中性子検出器選択部で選択した中性子検出器を挿入する
    案内管を選択するための案内管選択部と、同一の前記案
    内管における前記第1の中性子検出器および前記第2の
    中性子検出器の測定結果の補正を行い前記第1の中性子
    検出器と前記第2の中性子検出器との出力信号比を求め
    る出力信号比測定部と、前記出力信号測定部で得られた
    出力信号比に基づいて原子炉燃料の物質構成比を演算す
    る核特性演算部とを備えたことを特徴とする原子炉測定
    装置。
  3. 【請求項3】 原子炉内に設定されている複数個の案内
    管に中性子検出器を順次挿入し、原子炉炉頂と原子炉炉
    底の間を移動させながら原子炉の垂直方向の中性子束分
    布を連続的に測定する原子炉測定装置において、中性子
    エネルギーに比例する出力信号を発生する中性子エネル
    ギー検出器と、前記中性子エネルギー検出器の出力信号
    に基づいて原子炉の垂直方向の中性子束分布とそのエネ
    ルギースペクトルとを同時に測定するマルチチャネル波
    高弁別測定部と、前記マルチチャネル波高弁別測定部の
    測定結果に基づいて原子炉燃料の物質構成比を演算する
    核特性演算部とを備えたことを特徴とする原子炉測定装
    置。
  4. 【請求項4】 原子炉内に設定されている複数個の案内
    管に中性子検出器を順次挿入し、原子炉炉頂と原子炉炉
    底の間を移動させながら原子炉の垂直方向の中性子束分
    布を連続的に測定する原子炉測定装置において、複数個
    の前記案内管のそれぞれの中心軸延長線上に配置され中
    性子エネルギーに比例する出力信号を発生するストリー
    ミング中性子エネルギー検出器と、前記ストリーミング
    中性子エネルギー検出器の出力信号に基づいて各案内管
    からのストリーミング中性子のエネルギースペクトルを
    測定するマルチチャネル波高弁別測定部と、前記マルチ
    チャネル波高弁別測定部の測定結果に基づいて原子炉燃
    料の物質構成比を演算する核特性演算部とを備えたこと
    を特徴とする原子炉測定装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2に記載の原子炉
    測定装置において、前記核特性演算部は、前記出力信号
    測定部で得られた出力信号比を原子炉の中性子束分布計
    算の収束条件として中性子束分布計算を繰り返し行い、
    前記収束条件に到達した時の核データより原子炉燃料の
    物質構成比を演算するようにしたことを特徴とする原子
    炉測定装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2に記載の原子炉
    測定装置において、前記第1の中性子検出器として、ウ
    ラン235を電極に塗布した小型電離箱検出器を使用し、
    前記第2の中性子検出器として、ウラン238を電極に塗
    布した小型電離箱検出器を使用するようにしたことを特
    徴とする原子炉測定装置。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載の原子炉測定装置におい
    て、前記中性子エネルギー検出器として、ヘリウム3比
    例計数管を使用し、炉内への挿入は原子炉の出力が低い
    時に行うようにしたことを特徴とする原子炉測定装置。
  8. 【請求項8】 請求項4に記載の原子炉測定装置におい
    て、前記ストリーミング中性子エネルギー検出器とし
    て、ヘリウム3比例計数管を使用したことを特徴とする
    原子炉測定装置。
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