JPH11326412A - ネットワ―ク解析器における測定方法 - Google Patents

ネットワ―ク解析器における測定方法

Info

Publication number
JPH11326412A
JPH11326412A JP11090703A JP9070399A JPH11326412A JP H11326412 A JPH11326412 A JP H11326412A JP 11090703 A JP11090703 A JP 11090703A JP 9070399 A JP9070399 A JP 9070399A JP H11326412 A JPH11326412 A JP H11326412A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
measurement
dut
network analyzer
bandwidth
optimization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11090703A
Other languages
English (en)
Inventor
Joel P Dunsmore
ジョール・ピー・ダンスモア
Michael S Marzalek
マイケル・エス・マーザレック
Susan Wood
スーザン・ウッド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HP Inc
Original Assignee
Hewlett Packard Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hewlett Packard Co filed Critical Hewlett Packard Co
Publication of JPH11326412A publication Critical patent/JPH11326412A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R27/00Arrangements for measuring resistance, reactance, impedance, or electric characteristics derived therefrom
    • G01R27/28Measuring attenuation, gain, phase shift or derived characteristics of electric four pole networks, i.e. two-port networks; Measuring transient response

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ネットワークアナライザ(NA)の測定帯域
幅、測定掃引数、或いは測定信号周波数を最適化し、測
定の速度と精度のバランスをとる方法。 【解決手段】測定帯域幅を最適化する場合、まずNAの
測定帯域幅を所定の大きさに設定し、各測定周波数点毎
の測定値から成る測定データセットを得る。これをユー
ザの指定する判定基準と比較し、満足しない場合はNA
の測定帯域幅を調整し、さらなる測定を行い、この測定
結果を先の測定データセットに追加し、各測定周波数点
毎に複数の測定値を含んだ測定データセットを得る。こ
のデータセットから統計的特性(平均値&分散)を計算
し、これを所定の判定基準と比較し、これを満足するま
でNAの測定帯域幅の調整及び測定データの追加を繰り
返し、DUTのより正確な特性を得る。過剰に精度を追
求することなくユーザの要求する程度に最適化され、測
定速度が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク解析
器のような電子測定器の測定効率の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】測定速度は、最新のネットワーク解析器
の重要な性能パラメータである。ネットワーク解析器が
製造環境において用いられる場合は、その測定速度が測
定スループットと測定にかかるコストに直接影響を及ぼ
す。従って、測定速度を高めるために、さまざまなアプ
ローチが利用されてきた。例えば、均一で細密な間隔を
あけた周波数位置において多くの測定を実施するのでは
なく、ユーザは、被試験素子(DUT)の予測される電
気的性能特性に従って、制限された数の間隔が不均一な
周波数位置において測定が実施されるように指定するこ
とが可能である。代わりに、ユーザは、ネットワーク解
析器の測定帯域幅を広く設定することもできるし、ある
いは、測定速度を高めるため、DUTの測定掃引数を少
なく指定することも可能である。これら各アプローチに
おいて、ネットワーク解析器のユーザは、DUTの推定
される電気的特性に従って、測定点の数及び位置、測定
帯域幅、または、測定掃引数といった、ネットワーク解
析器の測定パラメータを指定する。予測された電気的特
性はDUTの実際の電気的特性と異なるので、これらの
ユーザの指定する測定パラメータは、ネットワーク解析
器の測定精度に対する妥協を余儀なくされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、ユーザが予測したDUTの電気的特性には左右され
ず、測定精度に対する妥協を許すことなくネットワーク
解析器の測定速度を高める測定方法を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】高速マイクロプロセッサ
及びデジタル信号プロセッサの効用により、ネットワー
ク解析器において可能な測定データの取得速度をはるか
に上回る速度で、ネットワーク解析器内の測定データを
操作し、処理することが可能になる。結果として、ネッ
トワーク解析器の測定速度は、測定が実施される刺激点
の数、ネットワーク解析器の測定帯域幅、または、DU
Tの特性を明らかにするため、ネットワーク解析器が実
行する測定掃引数によって制限される。本発明の望まし
い実施態様によれば、ネットワーク解析器の測定方法で
は、DUTの事前測定が実施され、測定データの処理が
行われ、処理データに基づいて、測定刺激点の数及び周
波数位置(刺激点最適化)、測定帯域幅(帯域幅最適
化)、または、実施される測定掃引数(ノイズ最適化)
といったネットワーク解析器の測定パラメータに適応調
整が施される。DUTによる後続の測定は、調整された
測定パラメータを利用して実施される。刺激点数または
測定掃引数を減らすと、ネットワーク解析器の測定速度
が速くなる。測定帯域幅が広くなると、やはり、ネット
ワーク解析器の測定速度が速くなる。測定パラメータ
は、DUTの特性に関する推定ではなく、DUTの実際
に測定された電気特性に従って調整されるので、測定正
確度に関して無差別に妥協することなく、測定速度が最
適化される。刺激点最適化、ノイズ最適化、及び、帯域
幅最適化によって、ユーザの指定する許容可能な最大測
定誤差、ユーザの指定するDUTに関するリミット、ま
たは、ネットワーク解析器に与えられる他の判定基準に
基づく最大測定速度が定められる。
【0005】
【実施例】図1には、本発明の望ましい実施態様に従っ
て構成されたネットワーク解析器測定方法に用いられる
ネットワーク解析器10が示されている。測定信号供給
/取得装置1、2は、DUTにテスト信号すなわち刺激
信号を加える。一般に、刺激信号は、DUT及び指定さ
れた測定シーケンスに基づいて、信号源S1及びS2に
よってそれぞれDUTのポートA及びポートBに対して
交互に供給される。例えば、DUTの反射係数S11また
は伝送係数S21を測定する場合、刺激信号が信号源S1
によってDUTのポートAに加えられる。反射係数S22
または伝送係数S12を測定する場合は、刺激信号が信号
源S2によってDUTのポートBに加えられる。
【0006】DUTに刺激信号を加える以外に、装置1
及び装置2は、装置1及び装置2夫々に設けられた1つ
以上の受信器R1〜R4を利用して、DUTの測定値の
取得も行う。例えば、DUTの反射係数S11を測定する
場合、受信器R1、R2を用いて装置1によって測定値
を取得する。反射係数S22を測定する場合、受信器R
3、R4を用いて装置2によって測定値を取得する。伝
送係数S21またはS12を測定する場合、装置1または装
置2の対応する受信器を用いて測定値を取得する。DU
Tに関する測定データは、装置1及び2からプロセッサ
8に供給され、ネットワーク解析器10の測定パラメー
タに制御を施すため、処理が施される。
【0007】装置1、2の各内部の受信器R1〜R4の
測定帯域幅は、別個に調整可能である。信号源S1及び
信号源S2によって与えられる刺激信号の周波数、パワ
ー、または、他の特性は、制御信号C1、C2を介して
別個に調整可能である。制御信号C1は、信号源S1を
調整し、制御信号C2は、信号源S2を調整する。
【0008】DUTの特性を明らかにするネットワーク
解析器10の測定速度は、帯域幅の最適化、ノイズの最
適化、または、刺激点の最適化を利用して最適化され
る。帯域幅の最適化は、本発明の第1の望ましい実施態
様に従って実施される。ノイズの最適化は、本発明の第
2の望ましい実施態様に従って実施される。刺激点の最
適化は、本発明の第3の望ましい実施態様に従って実施
される。帯域幅、ノイズ、及び、刺激点の最適化は、独
立して実施されるか、または、ネットワーク解析器10
の測定速度を向上させるために組み合わされて実施され
る。
【0009】〔帯域幅最適化〕一般に、ネットワーク解
析器の測定速度は、DUTの測定を実施するために用い
られる1つまたは複数の受信器R1〜R4の測定帯域幅
を拡大することによって向上させることができる。ネッ
トワーク解析器内において用いられる受信器R1〜R4
及びフィルタのタイプにもよるが、測定帯域幅は受信器
内のハードウェアで実施されるアナログ・フィルタによ
って制御することができる。あるいはまた、例えば、デ
ジタル・フィルタのフィルタ係数を更新するなどしてネ
ットワーク解析器10内のデジタル・フィルタの処理帯
域幅を調整することによって、測定帯域幅を制御するこ
ともできる。
【0010】しかし、測定帯域幅を拡大すると、測定の
ノイズ成分も増大し、相応じて、測定誤差が増大し、測
定精度が低下してしまう。したがって測定帯域幅の拡大
による測定速度向上の利得は、その結果生じる測定誤差
の増大と比較検討される。つまり、帯域幅の最適化は、
測定速度の向上が、許容最大測定誤差、DUTの性能リ
ミット、または、ユーザがプロセッサ8に指定する他の
判定基準値とバランスが取れるように実施されなければ
ならない。装置1及び装置2によって事前に取得された
測定データ・セット内のDUT測定値もプロセッサ8に
供給され、判定基準値と比較される。次に、プロセッサ
8は、この比較に基づいて、判定基準を満たしながら
も、ネットワーク解析器の測定帯域幅をできるだけ広く
するように調整する。例えば、測定帯域幅は、十分に低
い測定誤差を達成するような最大の幅に設定することが
可能である。または、測定値の平均値に分散を加えた値
がDUTの性能リミットに十分な量だけ入っているよう
な最大幅に測定帯域幅を設定することもできる。DUT
の性能リミットは、例えば、DUTがフィルタである場
合には、通過帯域またはカットオフを指定する、あるい
は、DUTが増幅器である場合には、最小または最大利
得を指定するような、連続する線、曲線、または点な
ど、そのDUTの性能要件を指定するために用いられる
他の任意のタイプの線とすることが可能である。この判
定基準は、DUTの測定値が、リミットによって指定さ
れる性能要件の値を超えた場合に満たされる。DUTの
最大許容誤差とは、測定値の分散、測定値の不確からし
さ、または測定値誤差がその範囲内に入ることが要求さ
れる、ある特定の範囲のことである。この判定基準は、
測定値に関するこれらの特性が、既定の量だけ最大許容
誤差の範囲内に入る場合に満たされる。該判定基準は、
測定信号供給/取得装置1、2によって測定される既定
の信号振幅とすることも可能であり、この判定基準は、
DUTの測定値が、既定の信号振幅の所定の範囲内にあ
る場合に、あるいは代わりに、DUT測定値が、既定の
振幅の所定の範囲外にある場合に満たされる。
【0011】図2aは、本発明の第1の望ましい実施態
様に従って構成された方法に含まれる帯域幅最適化の測
定ステップの流れ図20である。ステップ21におい
て、受信器R1〜R4の帯域幅は、所定の大きさに調整
される。この所定の帯域幅は、前回測定したDUTから
得た測定値特性に基づくものであるか、あるいは、ユー
ザの指定したデフォルトの帯域幅である。この例の場
合、所定の帯域幅は、ネットワーク解析器の最大測定帯
域幅であるか、あるいは、DUTの事前測定を高速に実
施するのに十分な大きさを有するものである。
【0012】ステップ22において、測定帯域幅を前述
のような所定の幅に設定して、事前データ・セットが取
得される。異なる周波数位置における一連の測定値が事
前データ・セットに含まれるように、あるいは、各周波
数ポイント毎に2つ以上の測定値が所定のデータ・セッ
トに含まれるように、ネットワーク解析器が構成されて
いる。ステップ23において、データ・セットに含まれ
る測定値の統計的特性の計算及び判定基準との比較を行
うか否かの選択が行われる。統計的特性がステップ23
に依存しない場合、ステップ26がステップ23に続い
て実行される。ステップ26において、プロセッサ8に
よって、事前データ・セットに含まれる各測定値とユー
ザ指定のリミットとの比較が行われ、ステップ27にお
いて、この比較に基づいて判定が行われる。DUTの性
能が、ステップ26で行われた比較に基づいて十分であ
れば、測定シーケンスは終了する。測定シーケンスが終
了しなければ、測定帯域幅は所定の幅のまま放置される
か、あるいは、ステップ28において、ネットワーク解
析器10内における測定帯域幅の1つ以上が調整され
る。このステップ28において、データ・セットに含ま
れる測定データが十分な量だけリミット内に入っている
場合、測定帯域幅は、所定の幅に対して拡大されるか、
または、所定の幅が最大幅であればその最大幅に維持さ
れる。データ・セットに含まれる測定データが十分な量
だけリミット内に入っていなければ、測定帯域幅は、所
定の帯域幅から縮小される。引き続き、調整された測定
帯域幅を利用して測定が実施され、ステップ29におい
て、DUTの特性をより明確にするために、DUTに関
する追加のデータ取得が行われる。ステップ29におい
て取得されたこの追加データはその後、事前データ・セ
ットのデータと組み合わされて、判定基準が満たされる
まで、帯域幅最適化測定方法20における測定ステップ
23〜29が繰り返される。
【0013】ネットワーク解析器10が、事前データ・
セットの中に、または、事前データ・セットとステップ
29で追加取得されたデータの組み合わせの中に、ある
周波数位置で実施された少なくとも2つの測定結果が含
まれるように構成されている場合、データ・セットに含
まれる測定値の統計的特性が計算され、判定基準と比較
される。ステップ24において、プロセッサ8によっ
て、測定結果の平均値と分散といった、データ・セット
内における測定結果の統計的特性が計算される。ステッ
プ25において、この統計的特性はユーザ指定のリミッ
トと比較され、ステップ28において、この比較結果に
基づいて測定帯域幅の調整が行われる。事前データ・セ
ット内の測定データの平均値及び分散が十分な量だけリ
ミット内に入っている場合、測定帯域幅は、所定の幅に
対して拡大されるか、または、所定の幅が最大幅であれ
ば、最大幅のまま放置される。データ・セット内の測定
値の平均値、及び、前記測定値の分散によって示される
測定の不確実性または誤差が十分な量だけリミット内に
入っていなければ、測定帯域幅は所定の幅から縮小され
る。
【0014】代替例では、ステップ25において、デー
タ・セットにおける測定値の分散といった統計的特性
が、ユーザが指定する最大許容誤差と比較され、ステッ
プ28において、この比較結果に基づいて帯域幅の調整
が行われる。事前データ・セットにおける測定データの
分散が、最大許容測定誤差よりも十分な量だけ下回る場
合、測定帯域幅は、所定の幅に対して拡大されるか、ま
たは、所定の幅が最大幅であれば、最大幅のまま放置さ
れる。事前データ・セットにおける測定データの分散
が、許容可能な最大測定誤差よりも十分な量だけ下回ら
なければ、測定帯域幅は所定の幅から縮小される。
【0015】引き続き、調整された測定帯域幅を利用し
て測定が実施され、ステップ29において、DUTの特
性をより明確に明らかにするため、DUTに関する追加
データの取得が行われる。さらに、ステップ29におい
て取得されたこの追加データは、事前データ・セットの
データと組み合わされ、判定基準が満たされるまで、帯
域幅最適化測定方法20における測定ステップ23〜2
9が繰り返される。
【0016】事前データ・セットまたは事前データ・セ
ットとDUTの後続測定結果の組み合わせによってDU
Tの特性が十分に明らかになったことが、ステップ25
及びステップ26において実施される比較によって判定
されると、測定シーケンスを終了させることが可能とな
る。帯域幅最適化測定方法20では、ネットワーク解析
器の測定パラメータに適応調整が施され、その結果、十
分信頼できるレベルで性能判定基準を満たすために、D
UTの特性が適切に明らかにされるまで測定が実施さ
れ、測定パラメータの調整が行われる。このようにし
て、帯域幅最適化は、DUT測定速度を向上させる。ユ
ーザの指定するリミットつまり最大許容誤差が、図2a
に示す判定基準として示されているが、他の判定基準を
利用することも可能である。例えば、データ・セット内
の測定値の絶対パワー・レベルまたは信号振幅や、隣接
する、または先行する測定値との間における測定値の局
所導関数または変化量を判定基準として利用することも
可能である。ステップ27において、判定基準が満たさ
れるか、または、DUTの測定に割り込みが入ると、帯
域幅最適化を終了することが可能になる。
【0017】〔ノイズ最適化〕ネットワーク解析器の測
定速度は、DUTに対して実施される測定反復数つまり
は測定掃引数を減らすことによって速めることも可能で
ある。掃引数を減らすと、測定値を平均化するその因数
の数が減少する。一般に測定値の平均化を行うと、測定
値のノイズ成分は、測定掃引数の平方根に等しい値分の
1にまで減少する。例えば、DUTに対して実施される
16回の掃引測定による測定値を平均化すると、測定値
のノイズ成分は1/4に減少し、一方、9回の掃引測定
による測定値を平均化すると、測定値のノイズ成分は1
/3に減少する。従って、平均化の因数の数が減少する
と、測定値のノイズ成分が増大してしまい、相応じて、
測定の不確実性または誤差が増大してしまう。平均化因
数の数の減少に起因する測定速度の利得は、測定の不確
実性の対応する増大、または、増大するノイズ成分によ
る誤差と比較検討される。
【0018】このノイズ最適化は、最大許容測定誤差、
そのDUTに対する性能リミット、またはDUTの事前
測定に基づく他の判定基準と、測定速度の向上との均衡
をとる。装置1、2によって事前に取得された測定値は
プロセッサ8に供給され、該プロセッサはこれを判定基
準と比較する。次に、プロセッサ8は、比較結果に基づ
き、制御信号C1、C2を用いて刺激信号の調整を行
い、測定掃引数ができるだけ少なく設定されてもなお判
定基準が満たされるようにする。例えば、測定掃引数
を、測定誤差を十分に低く維持することのできる最低数
に設定することが可能である。代替例では、測定掃引数
は、平均値に分散を加えた値が、DUTの性能リミット
内に十分な量だけ入るような最低数に設定される。
【0019】図2bは、本発明の第2の望ましい実施態
様に従って構成された測定方法30に含まれるノイズ最
適化の測定ステップに関する流れ図である。ステップ3
1において、測定掃引数が所定の数に設定される。この
数は、前回測定したDUTから得られる測定特性に基づ
いて決定される数であるか、或いは、ユーザの指定する
デフォルトの数である。この例の場合、所定の測定掃引
数が2に等しくなるように設定される。ステップ32に
おいて、事前測定データ・セットが2つの測定掃引に基
づいて取得される。ステップ34において、平均値及び
分散といった、事前測定データ・セット内の測定値の統
計的特性が、プロセッサによって計算される。ステップ
36において、この統計的特性は、ユーザの指定するリ
ミットつまりユーザの指定する最大許容誤差と比較され
る。ステップ36における比較に基づいて、ステップ3
7において、データ・セット内の測定結果が、DUTの
特性を明らかにするのに十分であるか否かが判定され
る。データ・セットにおける測定値の分散が、最大許容
誤差内に十分な量だけ入るか、あるいは、データ・セッ
ト内の測定値の平均と分散の和がリミット内に十分な量
だけ入る場合、測定シーケンスが終了する。これらの判
定基準が満たされない場合、ステップ38において、引
き続きデータを取得することによって、測定掃引数が増
すことになる。ステップ38において、追加の測定値と
事前データ・セットの測定値が組み合わせられ、ステッ
プ34において再び、平均値及び分散といった統計的特
性の計算が実施される。
【0020】ステップ36で実施される比較によって、
DUTに関する事前測定データ・セットまたは事前測定
データ・セットと後続測定結果の組み合わせによって、
DUTの特性が十分に明らかになったと判定されると、
測定シーケンスを終了することができる。十分な信頼レ
ベルで性能判定基準を満たすため、DUTの特性が十分
に明らかにされるまで、測定掃引数を増大させるので、
このノイズ最適化によってDUTの測定速度が速くな
る。ステップ37において、判定基準が満たされるか、
あるいは、DUTの測定に割り込みが入ると、ノイズ最
適化が終了する。
【0021】〔刺激点最適化〕測定信号の設定周波数ポ
イント(刺激点)の数を減らしてDUTの測定を実施す
ると、ネットワーク解析器の測定速度が速くなる。しか
し、一般に、無差別に刺激点数を減らすと、DUTの特
性表示の精度が低下してしまう。刺激点最適化では、刺
激点の周波数位置が決定され、結果生じる測定の高速度
化が、ネットワーク解析器の測定の精度低下または誤差
の増大と比較検討される。DUTの事前測定結果に基づ
き、プロセッサによって、制御信号C1、C2が調整さ
れ、相応じて、それぞれ、信号源S1、S2の周波数が
調整され、DUTの測定が実施される刺激点の数及び周
波数位置が決定される。
【0022】図2Cは、本発明の第3の望ましい実施態
様に基づいて構成された測定方法に含まれる、刺激点最
適化の流れ図40である。ステップ41において、刺激
点の数及び周波数位置が、所定の組合せに設定される。
この組合せは、既に特性が明らかになったDUTから取
得したもの、または、ユーザの指定したデフォルトの組
合せである。次に、ステップ42において、事前データ
・セットが、所定の刺激点の組合せに含まれる刺激点に
おいて取得される。ステップ43において、事前データ
・セット内の測定結果に処理が施される。この処理は、
DUTの各周波数点における特性を求めるための、所定
の刺激点組合せにある各刺激点間における測定値への曲
線の当てはめであってもよいし、あるいは、DUTの極
小、極大、局所変曲点の周波数位置、局所導関数、また
は、他の特性を求めるものであってもよい。代替案で
は、処理に、データ・セットにおける測定データとユー
ザの指定するリミット、許容可能な最大誤差、または、
他の判定基準との比較を含めることが可能である。事前
データ・セットにおける測定データの処理に基づき、制
御信号C1またはC2に調整が加えられ、相応じて、後
続測定が実施される刺激点の数及び周波数位置、または
密度に調整が加えられる。例えば、ステップ45におい
て、リミットに対する測定結果セットの近接度に基づい
て刺激点の密度に調整を加えることが可能である。ステ
ップ46において、引き続き、調整された刺激点でデー
タが取得される。ステップ44において、判定基準が満
たされるか、あるいは、DUTの測定に割り込みが入る
と、刺激点最適化が終了する。
【0023】曲線の当てはめによって予測される極大点
または極小点において、引き続き、周波数を細密にイン
クリメントして測定を実施するようにしてもよいし、曲
線の当てはめによって極大または極小点の予測がつかな
い場合、あるいは、事前データ・セットにおける測定結
果が十分な量だけユーザの指定するリミット又は最大許
容誤差内に入っている場合には、周波数を粗くインクリ
メントして測定を実施することもできる。細密周波数イ
ンクリメントは、高い測定精度を考慮したものであり、
一方、粗周波数インクリメントは、測定速度を速くする
ものである。
【0024】本発明の望ましい実施態様について詳細に
例示してきたが、当然のことながら、当業者には、特許
請求の範囲に記載した本発明の範囲を逸脱することな
く、該実施態様を修正及び変更することができることが
理解されるであろう。
【0025】〔実施態様〕なお、本発明の実施態様の例
を以下に示す。
【0026】〔実施態様1〕ネットワーク解析器(1
0)の測定帯域幅に適応制御を施して、被測定素子(D
UT)の特性を明らかにする測定方法(20)であっ
て、ネットワーク解析器の測定帯域幅を所定の幅に設定
するステップ(21)と、測定帯域幅が前記所定の幅に
ある間に、DUTの測定値の組を取得するステップ(2
2)と、前記測定値の組を判定基準と比較するステップ
(25、26)と、ネットワーク解析器の測定帯域幅を
調整するステップ(28)と、調整された測定帯域幅を
利用して追加の測定値を取得するステップ(29)と、
前記測定値の組を追加の測定値によって更新し、割り込
みが入るか、あるいは判定基準が満たされるまで前記測
定値の組と判定基準の比較を行うステップ(27)とを
設けて成る方法。
【0027】〔実施態様2〕ネットワーク解析器の測定
帯域幅を調整するステップ(28)に、アナログ・フィ
ルタの帯域幅を調整するステップが含まれることを特徴
とする、実施態様1に記載の方法。
【0028】〔実施態様3〕ネットワーク解析器の測定
帯域幅を調整するステップ(28)に、デジタル・フィ
ルタの処理帯域幅を調整するステップが含まれることを
特徴とする、実施態様1に記載の方法。
【0029】〔実施態様4〕測定値の組の統計的特性を
計算するステップ(24)がさらに含まれていること
と、測定値の組と判定基準を比較するステップ(25、
26)に、前記統計的特性と判定基準の比較が含まれる
ことを特徴とする、実施態様1乃至実施態様3のいずれ
か一項に記載の方法。
【0030】〔実施態様5〕前記測定値の組が所定量だ
けリミット内に入る場合に判定基準が達成されることを
特徴とする、実施態様1乃至実施態様4のいずれか一項
に記載の方法。
【0031】〔実施態様6〕ネットワーク解析器(1
0)の測定掃引数に適応調整を施して、少なくとも1つ
の刺激点におけるDUTの特性を明らかにする方法(3
0)であって、所定の測定掃引数を利用して、測定値の
組を取得するステップ(32)と、前記測定値の組の統
計的特性を計算するステップ(34)と、前記統計的特
性を判定基準と比較するステップ(36)と、前記所定
の測定掃引数から測定掃引数を増やして追加測定値を取
得し(38)、追加測定値を前記測定値の組に組み合わ
せて測定値の組を更新し、測定値の組の統計的特性を計
算し、割り込みが入るか、あるいは、判定基準が満たさ
れるまで統計的特性と判定基準の比較を行うステップと
を設けて成る方法。
【0032】〔実施態様7〕ネットワーク解析器(1
0)の測定信号の周波数ポイントに適応調整を施して、
DUTの特性を明らかにする方法(40)であって、所
定の周波数ポイントにおいて測定値の組を取得するステ
ップ(42)と、測定値の組を処理するステップ(4
3)と、前記処理に基づいて測定信号の周波数ポイント
を調整するステップ(45)と、割り込みが入るか、あ
るいは判定基準が満たされるまで、調整された周波数ポ
イントにおいて追加測定を行い、追加測定値を取得する
ステップとを設けて成る方法。
【0033】〔実施態様8〕 判定基準がリミットであ
ることと、前記測定値の組を処理するステップに、前記
測定値とリミットとを比較するステップが含まれること
を特徴とする、実施態様7に記載の方法。
【0034】〔実施態様9〕前記測定信号の周波数ポイ
ントを調整するステップに、リミットに対する測定値の
組の近接度に基づいて測定周波数ポイントの密度を調整
するステップが含まれることを特徴とする、実施態様7
または実施態様8に記載の方法。
【0035】〔実施態様10〕前記測定値を処理ステッ
プに、測定値の組に対する曲線の当てはめが含まれるこ
とを特徴とする、実施態様7乃至実施態様9のいずれか
一項に記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の望ましい実施態様に従って構成された
ネットワーク解析器測定方法に利用されるネットワーク
解析器を示す図である。
【図2a】本発明の第1の望ましい実施態様に従って構
成されたネットワーク解析器測定方法の流れ図である。
【図2b】本発明の第2の望ましい実施態様に従って構
成されたネットワーク解析器測定方法の流れ図である。
【図2c】本発明の第3の望ましい実施態様に従って構
成されたネットワーク解析器測定方法の流れ図である。
【符号の説明】
1 測定信号供給/取得装置 2 測定信号供給/取得装置 8 プロセッサ 10 ネットワーク解析器 C1 制御信号 C2 制御信号 R1 受信器 R2 受信器 R3 受信器 R4 受信器 S1 信号源 S2 信号源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スーザン・ウッド アメリカ合衆国カリフォルニア州 サン タ・ローザ ツアーマライン・コート4030

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワーク解析器の測定帯域幅に適応制
    御を施して、被測定素子(DUT)の特性を明らかにす
    る測定方法であって、 ネットワーク解析器の測定帯域幅を所定の幅に設定する
    ステップと、 測定帯域幅が前記所定の幅にある間に、DUTの測定値
    の組を取得するステップと、 前記測定値の組を判定基準と比較するステップと、 ネットワーク解析器の測定帯域幅を調整するステップ
    と、 調整された測定帯域幅を利用して追加の測定値を取得す
    るステップと、 前記測定値の組を追加の測定値によって更新し、割り込
    みが入るか、あるいは判定基準が満たされるまで前記測
    定値の組と判定基準の比較を行うステップとを設けて成
    る方法。
JP11090703A 1998-04-06 1999-03-31 ネットワ―ク解析器における測定方法 Pending JPH11326412A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/056,149 US6065137A (en) 1998-04-06 1998-04-06 Network analyzer measurement method using adaptive signal processing
US056,149 1998-04-06

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11326412A true JPH11326412A (ja) 1999-11-26

Family

ID=22002494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11090703A Pending JPH11326412A (ja) 1998-04-06 1999-03-31 ネットワ―ク解析器における測定方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6065137A (ja)
JP (1) JPH11326412A (ja)
DE (1) DE19857834C2 (ja)
GB (1) GB2336438B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004132985A (ja) * 2002-10-07 2004-04-30 Rohde & Schwarz Gmbh & Co Kg 測定デバイス、特に個別のオシレータを伴うベクトル・ネットワーク・アナライザ

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6347382B1 (en) * 1998-11-30 2002-02-12 Advantest Corp. Multi-port device analysis apparatus and method
NL1011788C2 (nl) * 1999-04-14 2000-10-17 Koninkl Kpn Nv Besturingssysteem voor een IC-netwerk.
DE19926454C2 (de) 1999-06-10 2002-02-28 Rohde & Schwarz Vektorieller Netzwerkanalysator
US6842614B2 (en) * 2002-02-04 2005-01-11 Agilent Technologies, Inc. Network analyzer for measuring the antenna return loss in a live cellular network
DE10253168A1 (de) * 2002-11-14 2004-06-03 Rohde & Schwarz Gmbh & Co. Kg Verfahren zur Erhöhung der Meßgeschwindigkeit bei der Bestimmung der Streuparameter eines Mehrtor-Meßobjektes mittels eines Mehrtor-Netzwerkanalysators
DE10329396B4 (de) 2003-06-30 2021-12-30 Rohde & Schwarz GmbH & Co. Kommanditgesellschaft Hochfrequenz-Messsystem mit räumlich getrennten Hochfrequenzmodulen
WO2005121817A1 (en) * 2004-06-07 2005-12-22 Nmdg Engineering Bvba Real-time device characterisation and analysis
DE102005002207A1 (de) * 2004-11-26 2006-06-01 Rohde & Schwarz Gmbh & Co. Kg Verfahren und System zur Ermittlung der Amplitude und/oder Phase des Ausgangssignals eines Übertragungsgliedes in Abhängigkeit der Amplitude des Eingangsignals
US20070254670A1 (en) * 2006-05-01 2007-11-01 Dean Kawaguchi System and method for optimizing throughput in a wireless network
US9178790B2 (en) 2012-08-06 2015-11-03 Ixia Methods, systems, and computer readable media for controlling Tx and Rx throughput over TCP
US9178823B2 (en) 2012-12-12 2015-11-03 Ixia Methods, systems, and computer readable media for generating simulated network traffic using different traffic flows and maintaining a configured distribution of traffic between the different traffic flows and a device under test
US9397901B2 (en) 2012-12-18 2016-07-19 Ixia Methods, systems, and computer readable media for classifying application traffic received at a network traffic emulation device that emulates multiple application servers
US9116873B2 (en) * 2013-03-21 2015-08-25 Ixia Methods, systems, and computer readable media for adjusting load at a device under test
JP6611441B2 (ja) * 2014-02-28 2019-11-27 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター 周波数変換ユニット、計測システム及び計測方法
US9964585B1 (en) * 2015-11-13 2018-05-08 Anritsu Company Exact phase synchronization of a remote receiver with a measurement instrument
US10003453B1 (en) * 2015-11-13 2018-06-19 Anritsu Company Phase synchronization of measuring instruments using free space transmission
US11435394B1 (en) * 2016-01-28 2022-09-06 Anritsu Company Accelerated measurements through adaptive test parameter selection
CN108614162B (zh) * 2018-05-02 2020-06-09 上海交通大学 微波光子矢量网络分析装置及微波器件散射参数的测量方法
US11381464B2 (en) 2019-11-28 2022-07-05 Keysight Technologies, Inc. Methods, systems, and computer readable media for implementing a generalized model for defining application state machines

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5127725A (en) * 1990-09-24 1992-07-07 Photon Kinetics, Inc. Method and apparatus for testing multiple optical fibers
US5400420A (en) * 1993-11-02 1995-03-21 Photon Kinetics, Inc. Method and apparatus for applying a nanoliter quantity of liquid to a target object without solid contact
DE19522613C1 (de) * 1995-06-22 1996-10-10 Rohde & Schwarz Netzwerkanalysator
JP3258228B2 (ja) * 1996-03-15 2002-02-18 株式会社東芝 チェックポイント生成方法
US5961654A (en) * 1996-12-17 1999-10-05 International Business Machines Corporation Operand fetch bandwidth analysis
US5919268A (en) * 1997-09-09 1999-07-06 Ncr Corporation System for determining the average latency of pending pipelined or split transaction requests through using two counters and logic divider
US6018246A (en) * 1997-10-17 2000-01-25 Hewlett-Packard Company Network analyzer measurement method for high dynamic range devices

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004132985A (ja) * 2002-10-07 2004-04-30 Rohde & Schwarz Gmbh & Co Kg 測定デバイス、特に個別のオシレータを伴うベクトル・ネットワーク・アナライザ

Also Published As

Publication number Publication date
DE19857834A1 (de) 1999-10-14
US6065137A (en) 2000-05-16
DE19857834C2 (de) 2003-06-26
GB9907260D0 (en) 1999-05-26
GB2336438B (en) 2002-06-19
GB2336438A (en) 1999-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11326412A (ja) ネットワ―ク解析器における測定方法
JP4300253B2 (ja) ベクトル・ネットワーク・アナライザの校正方法
JP4282897B2 (ja) 改善された精度を有する自動マイクロ波試験システム
US7711510B2 (en) Method of crossover region phase correction when summing signals in multiple frequency bands
US20040162691A1 (en) Digital group delay compensator
JP2004251904A (ja) デバイスの相反性を利用するマルチポートネットワークアナライザの校正
KR20140093995A (ko) 통신 시스템에서의 전송 전력 교정
JPH11326413A (ja) ネットワ―ク・アナライザにおける測定誤差補正方法
EP1797440A2 (en) Method and apparatus for measuring jitter
US6018246A (en) Network analyzer measurement method for high dynamic range devices
CN111856374B (zh) 一种高速数字示波器带宽校准测试装置及测试方法
GB2418027A (en) Network analyser with loss compensation
US5867410A (en) Time correction for digital filters in transient measurments
CN110716167B (zh) 任意波形发生器幅度扫频自适应分辨率校准方法及系统
CN109655775A (zh) 一种任意波形发生器幅度扫频多尺度校准方法和装置
US6861846B2 (en) Distortion measurements with a vector network analyzer
EP0588161A2 (en) Adaptive equalizer method and apparatus
KR20050067337A (ko) 적응형 주파수 제어 장치 및 그 방법
WO2005116669A1 (ja) 測定誤差の補正方法及び電子部品特性測定装置
CN113287115B (zh) 传送路径设计支援装置、传送路径设计支援方法以及存储传送路径设计支援程序的存储介质
TW202236349A (zh) 組合匹配網路和頻率調諧的系統和方法
TWI653458B (zh) 電池估測方法、電池估測裝置及電池管理系統
US6980915B2 (en) Phase noise compensation for spectral measurements
US7171172B2 (en) Method for calibration of a signal receiver
TWI674762B (zh) 三角積分調變器的校正方法與校正電路

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20050909

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060328

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060328

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090127

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090630