JPH1132615A - ペット用靴 - Google Patents

ペット用靴

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Publication number
JPH1132615A
JPH1132615A JP9199766A JP19976697A JPH1132615A JP H1132615 A JPH1132615 A JP H1132615A JP 9199766 A JP9199766 A JP 9199766A JP 19976697 A JP19976697 A JP 19976697A JP H1132615 A JPH1132615 A JP H1132615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shoe
pet
feet
shoes
foot
Prior art date
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Pending
Application number
JP9199766A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuaki Boyama
三昭 坊山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamoto Industries Inc
Original Assignee
Okamoto Industries Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Okamoto Industries Inc filed Critical Okamoto Industries Inc
Priority to JP9199766A priority Critical patent/JPH1132615A/ja
Publication of JPH1132615A publication Critical patent/JPH1132615A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペット用の靴に関し、ペットの足に対する
装着性、脱落防止、耐水性等の機能を合理的に具備せし
める。 【解決手段】 犬や猫等のペットに履かせる靴aの靴
本体1を、天然ゴムラテックス,PVCペースト,ウレ
タンエマルジョン等の浸漬成形用液状弾性材を用いて浸
漬成形して成り、上記浸漬成形用液状弾性材の弾性を利
用してペットの足にはめてフィットさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、犬や猫等のペッ
トが使用する靴に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、犬や猫等の四つ足動物のペットに
履かせるペット用靴としては、実開平5−39261号
がある。上記したペット用靴は、ペットの足を保護する
ためのものであり、ペットの足首の太さに合わせた略筒
形状の編み物を構成し、この編み物をペットの足先から
はめ込んで、二つ折りとし、その先端部を足首部分で縛
ることにより使用する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したペット用の靴
は、木綿糸等をメリヤス編み、若しくはゴム編みするこ
とにより、略筒状に構成し、上記したようにペットの足
に履かせるものであるが、素材が編み物であるから、ペ
ットの足にはめ込む際に、ペットの足の爪に引っかかり
易く、装着に非常に手間取ることがある。また、上記し
たように、ペットの足に嵌めた靴は、足首部分を紐など
で縛ることにより、使用中にペットの足から外れること
を防止しているが、散歩中に折り返し部がずれて弛んだ
り、足首を縛った紐がとけて折り返し部を長く引きずっ
たりする可能性もあった。さらに、靴本体を綿等の繊維
で構成したものは、水たまり等に入った際に水を吸いや
すく、靴自体は勿論、ペットの足までも汚れてしまうこ
とがあった。
【0004】本発明の目的は、上記した如きペット用の
靴に関し、ペットの足に対する装着性、脱落防止、耐水
性等の機能を合理的に具備せしめることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、犬や猫等のペ
ットの足形に合わせて構成したペット用靴であって、前
記靴本体を、天然ゴムラテックス,PVCペースト,ウ
レタンエマルジョン等の浸漬成形用液状弾性材を用いて
浸漬成形して成るものである。上記した手段によれば、
ペットの足に合わせて構成される靴本体は、天然ゴムラ
テックス,PVCペースト,ウレタンエマルジョン等の
浸漬成形用液状弾性材を用いて浸漬成形することによ
り、一体で且つ継ぎ目のない形状に成形される。
【0006】上記した靴本体は、上記樹脂材が具備する
弾性伸縮性により、履き口部分を大きく引き伸ばした状
態にてペットの足にはめ込むことができる。また、ペッ
トの足に装着した後の靴本体は、適度に収縮してペット
の足に密着する。
【0007】上記したペット用靴は、靴本体の靴底面に
沿って靴底材を設けてもよい。この場合、靴本体の底面
に沿って設けた靴底材により、靴底面の強度が増大し、
接地時における衝撃を上記靴底材により吸収することが
できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。図1乃至図3は、本発明を実施した
ペット用の靴であり、犬用の靴として構成してある。上
記したペット用の靴aは、浸漬成形により、薄皮状の靴
本体1を成形して成る。
【0009】図3にて示すように、靴本体1は、犬の足
の外形に合わせて形成した成形型bを、天然ゴムラテッ
クス,PVCペースト,ウレタンエマルジョン等の浸漬
成形用液状弾性材cを入れた液槽内に浸漬して引き上げ
ることにより、同成形型bの表面にゲル化した薄皮状の
皮膜1’を被着させる。上記皮膜1’は、加熱工程によ
り加熱して、完全硬化させた後に、上記成形型bから離
型して裏返し、履き口部を所定の位置にて切断すること
により、図1及び図2にて示すように構成する。尚、靴
本体の成形に用いる浸漬成形用液状弾性材cは、浸漬成
形が可能なものであれば、天然ゴムラテックス,PVC
ペースト,ウレタンエマルジョン以外の材料を使用して
もよい。
【0010】上記したように構成したペット用の靴a
は、目的とする犬の足の形状と略同じ形状に形成される
(図1)。上記靴aは、天然ゴム,PVC,ウレタン
等、伸縮性に富む材質により靴本体1構成してあるた
め、靴本体1自体が自由に伸縮し、また防水性にも富
む。
【0011】上記靴aを、ペットである犬の足に履かせ
る際には、飼い主が靴本体1の履き口を大きく拡げた状
態で靴aを保持し、そのまま犬の足にはめ込むことによ
り、簡単に履かせることができる(図2)。犬の足には
爪が突出しているが、上記したように、靴本体1の履き
口を十分に拡げてはめることにより、爪の引っ掛かりを
回避して円滑に装着することができる。上記したよう
に、犬の足に靴aを履かせた後には、素材が有する弾性
により、靴本体1がペットの足にぴったりとフィットす
るため、装着後のずれが防止され、散歩中に靴aがずれ
て脱げてしまうこともない(図1)。
【0012】上記靴本体1は、浸漬成形してあるため、
縫い目等の継ぎ目が全くなく、また、素材自体も良好な
防水性を有するため、濡れた路面でも支障なく使用する
ことができる。また、ペットの散歩中に、水たまり等に
入ったとしても、靴aの内部に水が浸透してペットの足
濡れてしまうような心配もない。装着した靴aをペット
の足から外す際には、靴本体1の履き口を拡げて下に引
き下ろすことにより、靴本体1が裏返しとなって足から
簡単に外すことができる。
【0013】図4(a),(b)にて示す靴a2は、前
記した靴aと同様な靴本体1を具備し、該靴本体1の底
面に比較的肉厚状の靴底2を設けて構成してある。上記
靴底2は、発泡合成樹脂材やゴム材等を用いて比較的肉
厚状に形成し、前記したと同様に浸漬成形した靴本体1
の底面に対して全面的に接着してある。
【0014】上記した靴a2のように、靴本体1の底面
に比較的肉厚状の靴底2を設けたものにおいては、靴底
2により、靴底の強度を増大することができると共に、
接地時に受ける衝撃を靴底2により吸収することができ
る。例えば、アスファルト路面を散歩する場合などは、
ペットの足に比較的大きな衝撃力が加わるが、上記した
靴a2を使用することにより、足に受ける負担を低減す
ることができる。特に、ペットが足に怪我を負っている
場合などは、傷口をカバーすると共に、負傷した足に加
わる負担を効果的に低減することができる尚、上記した
靴底の材質や靴底の形状等は任意に変更してもよい。ま
た、上記靴本体1の内部には、目的とするペットの足に
合わせてスポンジ材等から成る中敷き(図示せず)を内
設してもよい。
【0015】図5にて示す靴a3は、図1,図2にて示
す靴aと同様に構成した靴本体1の内部にメリアス編布
3を全面的に付着して構成したものである。上記した如
く構成した靴a3は、メリアス編布3によって、靴本体
1の内面を補強することができるので、ペットに靴a3
を履かせる際に、ペットの爪で靴本体1が破損する不具
合を防止することができる。また、上記メリアス編布3
は伸縮性が良好であるから、靴本体1と共に良好に伸縮
するため、前記した靴aと同様に取り扱うことができ
る。上記靴a3の場合、図3にて示すように、靴本体1
を浸漬成形する際に、成形の外側に靴下状に形成したメ
リアス編布3を被覆し、このメリアス編布3の外側に浸
漬成形用弾性材の皮膜を被着せしめて製造する。
【0016】また、本発明のペット用の靴は、図6にて
示す靴a4のように構成してもよい。上記した靴a4
は、靴本体1の内面に柔らかな短毛材4を植毛したもの
であり、上記短毛材4により、前記した靴a3と同様
に、靴本体1の内面を補強することができる。ちなみ
に、上記靴a4は、浸漬成形した靴本体1の内面にのり
剤を塗布した後に短毛材4を静電植毛することにより製
造する。尚、上記した靴a3,a4は、図4(a),
(b)にて示す靴a2のように、靴本体1の底面に肉厚
状の靴底2を設けたものであってもよい。
【0017】尚、上記した靴a〜a4は、通常、4足一
組として使用する。また、上記靴a〜a4は、目的とす
る犬の前足と後足、及び左右の足の全ての足に装着でき
るように、各足の外形をおおざっぱに捕らえた形状に構
成したが、本発明のペット用の靴は、前後左右の足の形
状に合わせて、4足別々の形状に構成してもよい。ま
た、上記した靴aは、中型犬用として構成したものであ
るが、小型犬や大型犬用のものは、大きさを変更して構
成する。さらに、犬種によって、足の形状が大きく異な
る場合には、靴aの形状、例えば、靴の幅や甲部分の高
さ等を変更する。尚、上記したペット用靴a〜a4は、
犬用として構成したが、本発明のベット用靴は、犬以外
にも、猫やウサギ等のペットにも同様に使用することが
できる。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、ペットの
足に装着する靴本体を、天然ゴムラテックス,PVCペ
ースト,ウレタンエマルジョン等の浸漬成形用樹脂材を
用いて浸漬成形して成るものであるから、靴本体をペッ
トの足にはめ込む際において、靴本体の履き口を弾性的
に拡げて足先からはめ込むことにより、ペットの爪の引
っ掛かりを防止して円滑に装着することができる。ま
た、靴を履かせた後には、上記樹脂材が有する弾性によ
り、ペットの足に靴本体がぴったりとフィットするた
め、散歩中に足からずれて脱げるようなこともない。さ
らに、浸漬成形による靴本体は、継ぎ目がなく、さら
に、樹脂材自体も良好な防水性を有するため、ペットの
散歩中に、水たまり等に入っても、靴の内部に水が浸透
してペットの足が汚れてしまう心配もない。よって、ペ
ットが足に怪我をしてしまった場合に、傷口のカバーと
して有効に利用することもできる。また、靴本体が汚れ
ても、簡単に洗浄し、且つ短時間のうちに乾燥すること
ができる。
【0019】また、請求項2記載のもののように、靴本
体の靴底面に沿って靴底材を設けて成るものにおいて
は、上記靴底材により、靴底面の強度を増大せしめ、接
地時における衝撃を効果的に吸収することができるの
で、散歩中において足に受ける衝撃力を吸収し、ベット
の足に加わる負荷を低減することができる。特に、足を
負傷している場合などは、傷口に加わる負担を効果的に
低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施したペット用靴の装着状態を
示す斜視図。
【図2】 同ペット用靴を示す斜視図。
【図3】 成形型を浸漬成形用液状弾性材液に浸漬し
た状態を一部切欠して示す正面図。
【図4】 (a)は、靴底を設けたペット用靴を示す
斜視図、(b)は、同靴の縦断面図。
【図5】 靴本体の内面にメリアス編布を付着させた
ペット用靴を示す縦断面図。
【図6】 靴本体の内面に短毛材を付着させたペット
用靴を示す縦断面図。
【符号の説明】 a,a2・・・ペット用靴 1・・・靴本体 2・・・靴底

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 犬や猫等のペットの足形に合わせて構
    成したペット用靴であって、前記靴本体を、天然ゴムラ
    テックス,PVCペースト,ウレタンエマルジョン等の
    浸漬成形用液状弾性材を用いて浸漬成形して成るペット
    用靴。
  2. 【請求項2】 上記靴本体の靴底面に沿って靴底材を
    設けて成る請求項1記載のペット用靴。
JP9199766A 1997-07-25 1997-07-25 ペット用靴 Pending JPH1132615A (ja)

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