JPH11324926A - 隔膜式往復動ポンプ - Google Patents

隔膜式往復動ポンプ

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JPH11324926A
JPH11324926A JP13365198A JP13365198A JPH11324926A JP H11324926 A JPH11324926 A JP H11324926A JP 13365198 A JP13365198 A JP 13365198A JP 13365198 A JP13365198 A JP 13365198A JP H11324926 A JPH11324926 A JP H11324926A
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JP
Japan
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reciprocating
suction
rear end
diaphragm
dead center
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Application number
JP13365198A
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English (en)
Inventor
Makoto Imanishi
良 今西
Yoji Minato
洋二 湊
Masayoshi Katsura
将義 桂
Ikuyoshi Kida
育義 木田
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Nippon Pillar Packing Co Ltd
Original Assignee
Nippon Pillar Packing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型化することなくウオータハンマやサージ
ングの発生を抑制することができる隔膜式往復動ポンプ
を提供する。 【解決手段】 ニードル弁孔29Cに取付けられて、該
ニードル弁孔29Cの通路面積を調整するニードル弁3
2Aと、合成ゴムなどの弾性材料によって成形された前
記リップ形のクッションパッキン32Bとを備えた後退
制動機構32により、ベローズ6の後端閉塞部6Bが後
死点DP2に近付く吸込行程終了付近から後死点DP2
に到達する間の給気を減らして、往復移動部12の後退
速度を低下させ、吸込系内の被移送流体の流速を緩やか
に1.5m/s以下に低下させた後に0にする。これに
より、周期的な大きい圧力変動が吸込系内で発生するの
を回避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば半導体製
造装置におけるICや、液晶などの表面洗浄処理に用い
られる薬液や超純水などの定量移送に好適な隔膜式往復
動ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の隔膜式往復動ポンプの一例とし
て、図9に示すものが知られている。この図において、
隔膜式往復動ポンプは、被移送流体の吸込通路1および
吐出通路2とを設けたポンプボディ3と、このポンプボ
ディ3の軸方向後側に一体に結合された有底筒状のポン
プケーシング4を有し、ポンプボディ3の後端周縁部と
ポンプケーシング4の前端面とで挟着固定されたFRP
製の環状押え板5によって有底筒状のベローズ6の前端
開口部6Aが気密(液密)に固定され、ポンプボディ3
とベローズ6とによって囲まれる密閉空間7を形成して
いる。また、ベローズ6の後端閉塞部6Bの後側には、
複数のボルト8A,8Aによってステンレス製の固定板
8が一体に結合され、この固定板8とベローズ6の後端
閉塞部6Bとの間に軸方向後方にのびるピストンロッド
9の先端基部を介在させて、ベローズ6にステンレス製
のピストンロッド9を一体に結合している。
【0003】ピストンロッド9の後端部は、ポンプケー
シング4の後端閉塞部4Aを軸方向の進退移動自在、か
つ気密に貫通して、該後端閉塞部4Aの後側に連設した
シリンダ10内に臨出しており、この臨出部にシリンダ
10内で軸方向に進退移動するピストン11が固着さ
れ、シリンダ10とピストン11とで、ベローズ6の後
端閉塞部6Bをポンプボディ3に近い前死点まで前進さ
せて、密閉空間7の容積を縮小させるとともに、ベロー
ズ6の後端閉塞部6Bをポンプボディ3から離れる図1
0の後死点まで後退させて、密閉空間7の容積を拡大さ
せる軸方向の進退移動により、ベローズ6を伸縮変形さ
せる往復移動部12を構成している。また、図9に示す
ように、ピストン11の後端面には、シリンダ10の一
部に設けた軸方向の切欠部10Aを通って半径方向外側
にのびる近接センサ感知板13が固着され、この近接セ
ンサ感知板13の前後両側に近接センサ14A,14B
が配置されている。
【0004】一方、ポンプボディ3には、吸込通路1に
連通して吸込方向への流れのみを許容するスプリング式
の第1逆止弁15と吐出通路2に連通して吐出方向への
流れのみを許容するスプリング式の第2逆止弁16が並
列して取付けられており、第1逆止弁15の出口と第2
逆止弁16の入口はそれぞれ密閉空間7に開口してい
る。
【0005】吸込通路1の入口には管継手17を介して
フッ素樹脂製のチューブによってなる被移送流体吸込管
18の出口が接続され、吐出通路2の出口には管継手1
7を介してフッ素樹脂製のチューブによってなる被移送
流体吐出管19の入口が接続されている。管継手17
は、吸込通路1の入口および吐出通路2の出口に一端部
の雄ねじが螺合されるニップル17Aとインナリング1
7Bおよび袋ナット状の押輪17Cとを備え、被移送流
体吸込管18の出口および被移送流体吐出管19の入口
をインナリング17Bに圧入して拡径した状態でニップ
ル17Aの他端部に挿入するとともに、押輪17Cの雌
ねじをニップル17Aの他端部雄ねじに螺合して、被移
送流体吸込管18の出口および被移送流体吐出管19の
入口を介してインナリング17Bを押圧することによ
り、ニップル17Aの他端部とインナリング17Bとに
よる被移送流体吸込管18の出口と被移送流体吐出管1
9の入口それぞれの挟着力を増大させて密封している。
また、被移送流体吸込管18にはバルブV1が介設さ
れ、該被移送流体吸込管18の入口は洗浄液などの被移
送流体を貯留している貯液槽20に接続されている。
【0006】他方、往復移動部12は往復駆動装置21
によって往復移動する。この往復駆動装置21は、コン
プレッサーによってなる圧縮空気供給源22、電磁式5
ポート3位置方向切換弁23および制御器24を備え、
圧縮空気供給源22と方向切換弁23の一次側ポートP
はバルブV2を介設した圧縮空気供給管25によって接
続されており、方向切換弁23の二次側ポートAは給排
気管26を介してポンプケーシング4に設けた給排気孔
27に接続されているとともに、二次側ポートBは給排
気管28を介してシリンダ10に設けた給排気孔29に
接続されている。
【0007】制御器24には、近接センサ感知板13の
近接を検知した近接センサ14A,14Bから近接検知
信号が入力され、この近接信号に基づいて制御器24か
ら方向切換弁23に切換信号を出力するように構成され
ているとともに、制御器24に付設した押ボタン(図示
省略)の手動操作によって、方向切換弁23を中立位置
23Cに切り換えることで、往復移動装置21の作動を
停めて、隔膜式往復動ポンプの運転を停止したり、中立
位置23Cから第1位置23Aまたは第2位置23Bに
切り換えることで、往復移動装置21を作動させて、隔
膜式往復動ポンプの運転を開始することができるように
構成されている。なお、図中30はシリンダカバーを示
し、シリンダ10の後端開口部を密閉している。
【0008】以上のような構成の隔膜式往復動ポンプに
おいて、ポンプボディ3、ポンプケーシング4、ベロー
ズ6、第1逆止弁15および第2逆止弁16などは、耐
蝕性および耐熱性にすぐれたPTFEやPFAなどのフ
ッ素樹脂系の材料によって成形されている。
【0009】つぎに、前記構成の隔膜式往復動ポンプの
作動を説明する。図9に示すように、ベローズ6の後端
閉塞部6Bがポンプボディ3に近い前死点DP1にあっ
て、密閉空間7の容積が縮小され、かつ方向切換弁23
が中立位置23Cに保持されたポンプの停止状態におい
て、制御器24に付設した押ボタンの手動操作によっ
て、方向切換弁23を図11のように第2位置23Bに
切り換えると、圧縮空気供給源22から供給される圧縮
空気は、圧縮空気供給管25→方向切換弁23の一次側
ポートP→二次側ポートB→給排気管28→給排気孔2
9の経路でシリンダ10内に流入するとともに、ポンプ
ケーシング4内に封入されて固定板8を介してベローズ
6の後端閉塞部6Bを前死点DP1方向に付勢している
圧縮空気は、給排気孔27→給排気管26→二次側ポー
トA→一次側排気ポートR1の経路で大気中に排出され
る。このため、ピストン11はシリンダ10内で終端位
置まで後退し、この後退に伴ってベローズ6の後端閉塞
部6Bがポンプボディ3から離れた後死点DP2まで後
退して図10に示すように、密閉空間7の容積を拡大す
る。
【0010】前記密閉空間7の容積拡大に伴って、該密
閉空間7の負圧化が漸次大きくなるので、貯液槽20に
貯留されている被移送流体は、被移送流体吸込管18→
吸込通路1→第1逆止弁15の経路で密閉空間7内に吸
込まれる。
【0011】ピストン11が終端位置まで後退し、かつ
ベローズ6の後端閉塞部6Bが後死点DP2まで後退し
た吸込行程の終了時点で第1逆止弁15は閉鎖される。
同時にピストン11に取付けられている近接センサ感知
板13は近接センサ14Bに近接して検知され、この近
接検知信号が制御器24に入力される。制御器24は、
近接センサ14Bから入力された近接検知信号に基づい
て方向切換弁23に切換信号を出力し、方向切換弁23
を図12のように第1位置23Aに切り換える。これに
より、圧縮空気供給源22から供給される圧縮空気は、
圧縮空気供給管25→方向切換弁23の一次側ポートP
→二次側ポートA→給排気管26→給排気孔27の経路
でポンプケーシング4内に流入するとともに、シリンダ
10内の圧縮空気は、給排気孔29→給排気管28→二
次側ポートB→一次側排気ポートR2の経路で大気中に
排出される。このため、固定板8を介してベローズ6の
後端閉塞部6Bを図9の前死点DP1まで前進させて、
密閉空間7の容積を縮小するとともに、ピストン11を
シリンダ10内で始端位置まで前進させる。
【0012】密閉空間7の容積が縮小されることによっ
て、該密閉空間7に吸込まれていた被移送流体は、第2
逆止弁16→吐出通路2→の経路で被移送流体吐出管1
9に吐出されて所定の場所に移送される。
【0013】ピストン11が始端位置まで前進し、かつ
ベローズ6の後端閉塞部6Bが前死点DP2まで前進し
た吐出行程の終了時点で第2逆止弁16は閉鎖される。
同時にピストン11に取付けられている近接センサ感知
板13は近接センサ14Aに近接して検知され、この近
接検知信号が制御器24に入力される。制御器24は、
近接センサ14Aから入力された近接検知信号に基づい
て方向切換弁23に切換信号を出力し、方向切換弁23
を図11のように第2位置23Bに切り換える。以下
は、制御器24に付設した押ボタンの手動操作によっ
て、方向切換弁23を図8で示す中立位置23Cに切り
換えるまで、前述の作動反復により被移送流体を間欠的
に連続して定量移送する。
【0014】ところで、この種の隔膜式往復動ポンプで
は、ピストン11がシリンダ10内で終端位置まで後退
し、この後退に伴ってベローズ6の後端閉塞部6Bが後
死点DP2まで後退した吸込行程の終了時点で、第1逆
止弁15が閉鎖されると、吸込通路1、管継手17およ
び被移送流体吸込管18によって構成されている吸込系
内の被移送流体の流速は、図5の仮想線で示す特性のよ
うに瞬間的に0になり、吸込系内では図13の図表で示
すように、定常値を大きく超える急激な圧力上昇と圧力
降下(ウオータハンマ)αと脈動(サージング)βの周
期的な圧力変動が発生し、連続的な大きい振動を発生さ
せて、管継手17から被移送流体が漏れるおそれを有し
ている。また、被移送流体吸込管(配管)18の振動、
ベローズ6の破損による液漏れ、貯液槽20の損傷など
が生じる。このため、従来は、往復移動装置21におけ
る圧縮空気供給管25に可変型絞り弁31を介設し、往
復移動部12の往復速度およびベローズ6の伸縮速度を
遅くし、1サイクルの所要時間を長くすることで、吸込
行程終了時点での被移送流体の急激な速度変化を避け
て、ウオータハンマやサージングの発生を抑制してい
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、1サイクルの
所要時間が長くなると、単位時間当たりの被移送流体の
吐出量が低下してポンプの定格容量を低下させることに
なる。したがって、所望の定格容量を確保するために
は、隔膜の内径を大きくして、1ストローク当たりの吐
出量を大きする必要があるので、それだけポンプが大型
化され、大きい設置スペースが必要になる。
【0016】そこで、本発明は、大型化することなくウ
オータハンマやサージングの発生を抑制することができ
る隔膜式往復動ポンプを提供することを目的としてい
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明に係る隔膜式往復動ポンプ
は、被移送流体の吸込通路および吐出通路とを備えたポ
ンプボディと、このポンプボディに前端開口部が気密に
固定されて密閉空間を形成するとともに、後端閉塞部の
軸方向の進退移動による伸縮変形が可能で該伸縮変形に
より前記密閉空間の容積を拡縮する隔膜と、前記後端閉
塞部に連結され該後端閉塞部を前記ポンプボディに近い
前死点とポンプボディから離れる後死点の間で軸方向に
進退移動させて前記隔膜を伸縮変形させる往復移動部
と、この往復移動部を往復移動させる往復駆動装置とを
具備し、前記吸込通路が吸込方向への流れのみを許容す
る第1逆止弁を介して前記密閉空間に連通し、かつ前記
吐出通路が吐出方向への流れのみを許容する第2逆止弁
を介して前記密閉空間に連通しており、前記吸込通路の
入口に管継手を介して被移送流体吸込管が接続されてい
る隔膜式往復動ポンプにおいて、前記往復移動部が前記
往復駆動装置の圧縮空気供給源から給排気通路を介して
シリンダに供給される圧縮空気の給排気により往復移動
するピストンおよび該ピストンと前記隔膜の後端閉塞部
とを連結するピストンロッドによって構成されていると
ともに、前記後端閉塞部が前記後死点に近付く吸込行程
終了付近から後死点に到達する間の後退速度を低下させ
て、吸込行程終了時における前記第1逆止弁の急閉を避
ける後退制動機構が前記給排気通路に設けられているこ
とを特徴としている。
【0018】また、前記目的を達成するために、請求項
2に記載の発明に係る隔膜式往復動ポンプは、被移送流
体の吸込通路および吐出通路とを備えたポンプボディ
と、このポンプボディに前端開口部が気密に固定されて
密閉空間を形成するとともに、後端閉塞部の軸方向の進
退移動による伸縮変形が可能で該伸縮変形により前記密
閉空間の容積を拡縮する隔膜と、前記後端閉塞部に連結
され該後端閉塞部を前記ポンプボディに近い前死点とポ
ンプボディから離れる後死点の間で軸方向に進退移動さ
せて前記隔膜を伸縮変形させる往復移動部と、この往復
移動部を往復移動させる往復駆動装置とを具備し、前記
吸込通路が吸込方向への流れのみを許容する第1逆止弁
を介して前記密閉空間に連通し、かつ前記吐出通路が吐
出方向への流れのみを許容する第2逆止弁を介して前記
密閉空間に連通しており、前記吸込通路の入口に管継手
を介して被移送流体吸込管が接続されている隔膜式往復
動ポンプにおいて、前記往復移動部が前記往復駆動装置
の圧縮空気供給源から第1切換弁および給排気通路を介
してシリンダに供給される圧縮空気の給排気により往復
移動するピストンおよび該ピストンと前記隔膜の後端閉
塞部とを連結するピストンロッドによって構成されてい
るとともに、該往復移動部の往復移動を検知する往復移
動検知手段と、この往復移動検知手段で検知した往復移
動部の往復移動検知信号が入力される制御器とを備え、
前記給排気通路と第1切換弁の排気ポートのいずれか
に、前記往復移動検知手段から入力された往復移動検知
信号に基づいて前記制御器から出力される制御信号によ
り前記往復移動部および前記隔膜の後端閉塞部が前記後
死点に近付く吸込行程終了付近から後死点に到達する間
の後退速度を低下させて、吸込行程終了時における前記
第1逆止弁の急閉を避ける後退制動機構が設けられてい
ることを特徴としている。
【0019】請求項1に記載の発明に係る隔膜式往復動
ポンプによれば、後退制動機構により、後端閉塞部が前
記後死点に近付く吸込行程終了付近から後死点に到達す
る間の給気を減らして、往復移動部の後退速度を低下さ
せることにより、吸込通路、管継手および被移送流体吸
込管によって構成されている吸込系内の被移送流体の流
速を下げながら緩やかに0にすることができる。これに
より、ウオータハンマやサージングの発生を抑制して、
連続的な大きい振動に起因する管継手からの被移送流体
漏れを防止するとともに、配管の振動、隔膜の破損によ
る液漏れ、貯液槽の損傷などを防止することができる。
【0020】請求項2に記載の発明に係る隔膜式往復動
ポンプによれば、往復移動検知手段により、往復移動部
が後死点に近付く吸込行程終了付近に到達した状態を検
知した時点から後死点に到達した状態を検知する間は、
制御器から出力される制御信号により、給排気通路と第
1切換弁の排気ポートのいずれかに設けられている後退
制動機構を作用させて、往復移動部の後退速度を低下さ
せることにより、吸込通路、管継手および被移送流体吸
込管によって構成されている吸込系内の被移送流体の流
速を下げながら緩やかに0にすることができる。これに
より、ウオータハンマやサージングの発生を抑制して、
連続的な大きい振動に起因する管継手からの被移送流体
漏れを防止するとともに、配管の振動、隔膜の破損によ
る液漏れ、貯液槽の損傷などを防止することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、請求項1に記載の発明の一
実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は請求項1
に記載の発明の一実施の形態を示す縦断面図、図2は要
部の拡大断面図である。なお、前記従来例と同一もしく
は相当部分には、同一符号を付して詳しい説明は省略す
る。図1および図2において、給排気通路29は、外端
部が給排気管28に接続され、かつ内端がシリンダ10
の前壁10Bの内周に開口している第1通路29Aと、
ピストンロッド9の外周とシリンダ10の前壁10Bの
内周の間に形成されてシリンダ10の内部に開口する隙
間29Bと、この隙間29Bとシリンダ10の内部とを
互いに連通させるニードル弁孔29Cを備え、この給排
気通路29に後退制動機構32が設けられている。ま
た、ピストンロッド9には、該ピストンロッド9の後退
時においてクッションパッキン32Bのリップ部を初期
摺接させるテーパ面9Aが前側から後側にかけて漸次縮
径させて形成され、このテーパ面9Aによって前記隙間
29Bの後部が拡げられる。
【0022】後退制動機構32は、ニードル弁孔29C
に取付けられて、該ニードル弁孔29Cの通路面積を調
整するニードル弁32Aと、合成ゴムなどの弾性材料に
よって成形された前記リップ形のクッションパッキン3
2Bとを備えており、このクッションパッキン32B
は、シリンダ10の前壁10Bにおける後端部側の内周
に嵌合して取付けられている。
【0023】一方、ポンプボディ3の軸方向前側に一体
に結合された有底筒状のアキュムケーシング34を有
し、ポンプボディ3の前端周縁部とアキュムケーシング
34の前端面とで挟着固定されたFRP製の環状押え板
35によって有底筒状のアキュムベローズ36の後端開
口部36Aが気密(液密)に固定され、ポンプボディ3
とアキュムベローズ36とによって囲まれる密閉空間3
7を形成している。なお、この実施の形態では、アキュ
ムベローズ36の前端閉塞部36Bの前側には、脈動抑
制装置38が一体に設けられている。また、吐出通路2
の出口は密閉空間37に開口し、密閉空間7は第2逆止
弁16および貫通孔39を介して密閉空間37に連通す
るように構成している。
【0024】したがって、ベローズ6の拡大による吸込
行程で密閉空間7に吸込まれた被移送流体は一時的に密
閉空間37に貯留されたのち、吐出通路2から吐出され
る。この時のアキュムベローズ36の伸縮変形は、脈動
抑制装置38によって一定範囲内に抑えて脈動幅を小さ
く制限する。
【0025】前記構成において、ピストン11が図2で
示す始端位置にある場合、圧縮空気は給排気通路29に
おける第1通路29Aと後部が拡げられている隙間29
Bおよびニードル弁孔29Cからシリンダ10の内部に
供給され、ピストン11およびピストンロッド9を図3
の位置および図4の実線で示す特性におけるt1との交
点p1まで高速で後退させる。その寸前でクッションパ
ッキン32Bのリップ部がピストンロッド9のテーパ面
9Aに初期摺接しながら漸次拡径し、図3の位置ではク
ッションパッキン32Bのリップ部がピストンロッド9
におけるテーパ面9Aの前側に圧接して隙間29Bを閉
じる。このため、圧縮空気はニードル弁32Aにより通
路面積を縮小されたニードル弁孔29Cのみからシリン
ダ10の内部に供給されることになり、それ以後の後退
速度をt1との交点p1からt2との交点p2のように
低下させる。このように、後退速度を低下させても、往
復移動部12の後退初期から可変絞り弁31によって後
退速度を減速していた従来の特性(図4の一点鎖線参
照)と比較して、後退所要時間を短縮することができ
る。
【0026】すなわち、図1に示すベローズ6の後端閉
塞部6Bが後死点DP2に近付く吸込行程終了付近から
後死点DP2に到達する間の給気を減らして、往復移動
部12の後退速度を低下させることにより、図5の実線
で示す特性におけるt1からt2間のように、吸込通路
1、管継手17および被移送流体吸込管18によって構
成されている吸込系内の被移送流体の流速を緩やかに
1.5m/s以下に低下させた後に0にすることができ
るので、周期的な大きい圧力変動が吸込系内で発生する
のを回避することができる。このため、ベローズ6の内
径を大きくして、1ストローク当たりの吐出量を大きす
ることが不要になるので、ポンプを大型化することなく
なく、ウオータハンマやサージングの発生を抑制して、
連続的な大きい振動に起因する管継手17からの被移送
流体漏れを防止するとともに、被移送流体吸込管18の
振動、ベローズ6の破損による液漏れ、貯液槽20の損
傷などを防止することができる。
【0027】つぎに、請求項2に記載の発明の一実施の
形態を図面に基づいて説明する。図6は請求項2に記載
の発明の一実施の形態を示す縦断面図である。なお、前
記従来例および請求項1に記載の発明と同一もしくは相
当部分には、同一符号を付して詳しい説明は省略する。
図6において、ピストン11の往復移動を検知する往復
移動検知手段40と、この往復移動検知手段40で検知
したピストン11の往復移動検知信号が入力される制御
器24とを備えている。
【0028】往復移動検知手段40は、ピストン11に
取付けられた近接センサ感知板13と、前後方向に所定
の間隔を有して配置した3つの近接センサ14A,14
B,14Cとからなり、これら近接センサ14A,14
B,14Cで検知したピストン11の往復移動検知信号
が制御器24に入力される。
【0029】後退制動機構41は、電磁方向切換弁42
と、この電磁方向切換弁42の二次側ポートBに連通し
て設けた可変絞り弁43によって構成されており、電磁
方向切換弁42の一次側ポートPは、電磁方向切換弁2
3の一次側ポートR1に連通している。また、近接セン
サ14A,14B,14Cで検知したピストン11の往
復移動検知信号に基づいて、制御器24から電磁方向切
換弁42に切換制御信号が出力される。
【0030】前記構成において、ピストン11が図6で
示す始端位置にあって、近接センサ感知板13が近接セ
ンサ14Aに近接して検知されている状態から、ピスト
ン11の後退によって近接センサ感知板13が近接セン
サ14Bに近接して検知されるまでの間は、近接センサ
14Aで検知したピストン11の往復移動検知信号が制
御器24に入力され、この往復移動検知信号に基づいて
制御器24から電磁方向切換弁42に切換制御信号を出
力して、電磁方向切換弁42を第2位置42Bに切り換
えている。この時、電磁方向切換弁23は、第2位置2
3Bに切り換えられているので、圧縮空気供給源22か
ら供給される圧縮空気は、圧縮空気供給管25→方向切
換弁23の一次側ポートP→二次側ポートB→給排気管
28→給排気孔29の経路でシリンダ10内に流入する
とともに、ポンプケーシング4内に封入されて固定板8
を介してベローズ6の後端閉塞部6Bを前死点DP1方
向に付勢している圧縮空気は、給排気孔27→給排気管
26→二次側ポートA→一次側排気ポートR1→方向切
換弁42の一次側ポートP→二次側ポートAの経路で大
気中に排出される。このため、ピストン11はシリンダ
10内で高速で後退する。
【0031】近接センサ感知板13が近接センサ14B
に近接して検知され、この往復移動検知信号が制御器2
4に入力されると、この往復移動検知信号に基づいて制
御器24から電磁方向切換弁42に切換制御信号を出力
して、電磁方向切換弁42を図7のように第1位置42
Bに切り換える。この状態は、ピストン11が終端位置
に到達して、近接センサ感知板13が近接センサ14C
に近接して検知されるまで継続して保持される。このた
め、まだポンプケーシング4内に封入されている圧縮空
気は、給排気孔27→給排気管26→二次側ポートA→
一次側排気ポートR1→方向切換弁42の一次側ポート
P→二次側ポートB→可変絞り弁43の経路で可変絞り
弁43により絞られて大気中に排出されるので、ピスト
ン11の後退速度が低下する。
【0032】すなわち、ピストン11が終端位置に近付
く吸込行程終了付近に到達した状態を近接センサ14B
で検知した時点から終端位置に到達した状態を近接セン
サ14Cで検知する間は、制御器24から出力される切
換制御信号により、電磁方向切換弁42を第1位置42
Bに切り換えて、ポンプケーシング4内に封入されてい
る圧縮空気を可変絞り弁43により絞って大気中に排出
することで、ピストン11の後退速度を低下させた後に
0にすることができるので、周期的な大きい圧力変動が
吸込系内で発生するのを回避することができる。このた
め、ベローズ6の内径を大きくして、1ストローク当た
りの吐出量を大きすることが不要になるので、ポンプを
大型化することなくなく、ウオータハンマやサージング
の発生を抑制して、連続的な大きい振動に起因する管継
手17からの被移送流体漏れを防止するとともに、被移
送流体吸込管18の振動、ベローズ6の破損による液漏
れ、貯液槽20の損傷などを防止することができる。
【0033】なお、前記実施の形態では、ベローズ6と
アキュムベローズ36を有するダブルベローズタイプの
隔膜式往復動ポンプについて説明しているが、ベローズ
6のみを有するシングルベローズタイプの隔膜式往復動
ポンプにも本発明を適用することができる。また、ベロ
ーズ6に代えてダイヤフラムを使用して隔膜を構成して
もよい。さらに、ピストン11に取付けられた近接セン
サ感知板13と、3つの近接センサ14A,14B,1
4Cによってなる往復移動検知手段40に代えて、ベロ
ーズ6の後端閉塞部6Bに取付けた近接センサ感知板1
3と、3つの近接センサ14A,14B,14Cによっ
て往復移動検知手段40を構成してもよい。
【0034】また、図8に示すように、前記後退制動機
構41を給排気管28に介設しても、前記実施の形態と
同様の作用・効果を奏することができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、後退制動機構により、後端閉塞部が前記後死点
に近付く吸込行程終了付近から後死点に到達する間の給
気を減らして、往復移動部の後退速度を低下させること
により、吸込通路、管継手および被移送流体吸込管によ
って構成されている吸込系内の被移送流体の流速を下げ
ながら緩やかに0にすることができるので、隔膜の内径
を大きくして、1ストローク当たりの吐出量を大きくす
ることが不要になるため、ポンプを大型化することなく
なく、ウオータハンマやサージングの発生を抑制して、
連続的な大きい振動に起因する管継手からの被移送流体
漏れるのを防止するとともに、配管の振動、隔膜の破損
による液漏れ、貯水槽の損傷などを防止することができ
る。
【0036】請求項2に記載の発明によれば、往復移動
検知手段により、往復移動部が後死点に近付く吸込行程
終了付近に到達した状態を検知した時点から後死点に到
達した状態を検知する間は、制御器から出力される制御
信号により後退制動機構を作用させて、往復移動部の後
退速度を低下させることにより、吸込通路、管継手およ
び被移送流体吸込管によって構成されている吸込系内の
被移送流体の流速を下げながら緩やかに0にすることが
できるので、隔膜の内径を大きくして、1ストローク当
たりの吐出量を大きすることが不要になるため、ポンプ
を大型化することなくなく、ウオータハンマやサージン
グの発生を抑制して、連続的な大きい振動に起因する管
継手からの被移送流体漏れるのを防止するとともに、配
管の振動、隔膜の破損による液漏れ、貯水槽の損傷など
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明を適用した隔膜式往復動
ポンプの一実施の形態を示す縦断面図である。
【図2】要部の拡大断面図である。
【図3】要部の作動状態を示す拡大断面図である。
【図4】シリンダの後退変位と時間との関係を比較して
示す図表である。
【図5】被移送流体の流速と時間との関係を比較して示
す図表である。
【図6】請求項2に記載の発明を適用した隔膜式往復動
ポンプの一実施の形態を示す縦断面図である。
【図7】後退制動機構を構成している方向切換弁の作動
を示す説明図である。
【図8】後退制動機構の介設位置の変形例を示す説明図
である。
【図9】従来の隔膜式往復動ポンプの一例を示す縦断面
図である。
【図10】ベローズ後端閉塞部が後死点まで後退した状
態を示す部分断面図である。
【図11】方向切換弁を第2位置に切り換えた状態を示
す説明図である。
【図12】方向切換弁を第1位置に切り換えた状態を示
す説明図である。
【図13】従来の隔膜式往復動ポンプで発生したウオー
タハンマとサージングの試験結果を示す図表である。
【符号の説明】
1 吸気通路 2 吐出通路 3 ポンプボディ 6 ベローズ(隔膜) 6A ベローズの前端開口部 6B ベローズの後端閉塞部 7 密閉空間 9 ピストンロッド 10 シリンダ 11 ピストン 12 往復移動部 15 第1逆止弁 16 第2逆止弁 17 管継手 18 被移送流体吸込管 21 往復駆動装置 22 圧縮空気供給源 23 電磁方向切換弁 24 制御器 29 給排気通路 33 後退制動機構 40 往復移動検知手段 41 後退制動機構 DP1 前死点(始端位置) DP2 後死点(終端位置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木田 育義 兵庫県三田市下内神字打場541番地の1 日本ピラー工業株式会社三田工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被移送流体の吸込通路および吐出通路と
    を備えたポンプボディと、このポンプボディに前端開口
    部が気密に固定されて密閉空間を形成するとともに、後
    端閉塞部の軸方向の進退移動による伸縮変形が可能で該
    伸縮変形により前記密閉空間の容積を拡縮する隔膜と、
    前記後端閉塞部に連結され該後端閉塞部を前記ポンプボ
    ディに近い前死点とポンプボディから離れる後死点の間
    で軸方向に進退移動させて前記隔膜を伸縮変形させる往
    復移動部と、この往復移動部を往復移動させる往復駆動
    装置とを具備し、前記吸込通路が吸込方向への流れのみ
    を許容する第1逆止弁を介して前記密閉空間に連通し、
    かつ前記吐出通路が吐出方向への流れのみを許容する第
    2逆止弁を介して前記密閉空間に連通しており、前記吸
    込通路の入口に管継手を介して被移送流体吸込管が接続
    されている隔膜式往復動ポンプにおいて、前記往復移動
    部が前記往復駆動装置の圧縮空気供給源から給排気通路
    を介してシリンダに供給される圧縮空気の給排気により
    往復移動するピストンおよび該ピストンと前記隔膜の後
    端閉塞部とを連結するピストンロッドによって構成され
    ているとともに、前記後端閉塞部が前記後死点に近付く
    吸込行程終了付近から後死点に到達する間の給気を低下
    させて、吸込行程終了時における前記第1逆止弁の急閉
    を避ける後退制動機構が前記給排気通路に設けられてい
    ることを特徴とする隔膜式往復動ポンプ。
  2. 【請求項2】 被移送流体の吸込通路および吐出通路と
    を備えたポンプボディと、このポンプボディに前端開口
    部が気密に固定されて密閉空間を形成するとともに、後
    端閉塞部の軸方向の進退移動による伸縮変形が可能で該
    伸縮変形により前記密閉空間の容積を拡縮する隔膜と、
    前記後端閉塞部に連結され該後端閉塞部を前記ポンプボ
    ディに近い前死点とポンプボディから離れる後死点の間
    で軸方向に進退移動させて前記隔膜を伸縮変形させる往
    復移動部と、この往復移動部を往復移動させる往復駆動
    装置とを具備し、前記吸込通路が吸込方向への流れのみ
    を許容する第1逆止弁を介して前記密閉空間に連通し、
    かつ前記吐出通路が吐出方向への流れのみを許容する第
    2逆止弁を介して前記密閉空間に連通しており、前記吸
    込通路の入口に管継手を介して被移送流体吸込管が接続
    されている隔膜式往復動ポンプにおいて、前記往復移動
    部が前記往復駆動装置の圧縮空気供給源から第1切換弁
    および給排気通路を介してシリンダに供給される圧縮空
    気の給排気により往復移動するピストンおよび該ピスト
    ンと前記隔膜の後端閉塞部とを連結するピストンロッド
    によって構成されているとともに、該往復移動部の往復
    移動を検知する往復移動検知手段と、この往復移動検知
    手段で検知した往復移動部の往復移動検知信号が入力さ
    れる制御器とを備え、前記給排気通路と第1切換弁の排
    気ポートのいずれかに、前記往復移動検知手段から入力
    された往復移動検知信号に基づいて前記制御器から出力
    される制御信号により前記往復移動部および前記隔膜の
    後端閉塞部が前記後死点に近付く吸込行程終了付近から
    後死点に到達する間の後退速度を低下させて、吸込行程
    終了時における前記第1逆止弁の急閉を避ける後退制動
    機構が設けられていることを特徴とする隔膜式往復動ポ
    ンプ。
JP13365198A 1998-05-15 1998-05-15 隔膜式往復動ポンプ Pending JPH11324926A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7374409B2 (en) 2003-05-02 2008-05-20 Nippon Pillar Packing Co., Ltd. Reciprocating pump
KR100925104B1 (ko) 2002-04-19 2009-11-05 가부시키가이샤 이와키 펌프 시스템
WO2016103768A1 (ja) * 2014-12-25 2016-06-30 日本ピラー工業株式会社 ベローズポンプ装置

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