JPH11324861A - 燃料噴射ポンプ - Google Patents

燃料噴射ポンプ

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Publication number
JPH11324861A
JPH11324861A JP13702898A JP13702898A JPH11324861A JP H11324861 A JPH11324861 A JP H11324861A JP 13702898 A JP13702898 A JP 13702898A JP 13702898 A JP13702898 A JP 13702898A JP H11324861 A JPH11324861 A JP H11324861A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
communication
pressure
cam
oil seal
Prior art date
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Pending
Application number
JP13702898A
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English (en)
Inventor
Kenji Tsuruhara
健二 鶴原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、タペットの摺動で発生する圧力
脈動のオイルシール部への伝播を抑えて、圧力脈動によ
るオイルシールの破損を防止できる燃料噴射ポンプを得
る。 【解決手段】 ハウジング10内には全てのスプリング
室6に連通する連絡孔7が設けられ、ベアリング8とオ
イルシール9との隙間20とこの連絡孔7とを連通する
連通路12が設けられている。さらに、ハウジング10
には、連絡孔7とカム室14とを連通する連絡路30が
設けられ、圧力制御弁40が連絡路30に設けられてい
る。そして、この圧力制御弁30の作動圧力が、オイル
シール9の耐圧力より低圧に設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディーゼルエン
ジンに使用されるコモンレール式ユニットインジェクタ
用燃料噴射ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば特許第2639002号公
報に記載された従来の燃料噴射ポンプの要部を示す縦断
正面図である。図5において、ハウジング10のカム室
14内に複数のカム2を有するカムシャフト1が収容さ
れ、カムシャフト1の端部はベアリング8を介してハウ
ジング10に取り付けられたベアリングカバー11に取
り付けられている。そして、カムシャフト1の端部はベ
アリング8の外側でベアリングカバー11に設けられた
オイルシール9によりシールされている。ハウジング1
0内には、各カム2に対向する位置で断面円形のスプリ
ング室6が形成され、このスプリング室6内にはカム2
に摺動接触するタペット3が摺動可能に収容されてい
る。タペット3はカム2と反対側においてスプリング室
6内に収容されているスプリング17の押圧力を受けて
いる。タペット3にはプランジャ4が一体的に取り付け
られ、プランジャ4はシリンダ5内を往復し、燃料をポ
ンプから排出する。通常燃料噴射ポンプは、カム2、タ
ペット3、スプリング室6、プランジャ4、シリンダ5
よりなる組を1組以上有しており、全てのスプリング室
6はハウジング10内に設けられた連絡孔7を介して相
互に連通している。ベアリングカバー11は連絡孔7を
越えて上方に延長され、内部に連絡孔7の端部に整合す
る孔19を有している。この孔19はベアリングカバー
11内に設けられた連通路12の一部をなし、連絡孔7
は連通路12を介してベアリング8とオイルシール9と
の間の隙間20に連通している。この連通路12の上端
部はプラグ15により閉鎖されている。13はハウジン
グ10に設けられたオイル供給孔、16はタペット3に
設けられたオイル戻り孔、18はスプリング受である。
【0003】つぎに、従来の燃料噴射ポンプの動作につ
いて説明する。オイルは、オイル供給孔13からハウジ
ング10内に供給され、タペット3とハウジング10と
の隙間を通りカム室14とスプリング室6とに流れる。
スプリング室6に流れたオイルの一部はタペット3に設
けられたオイル戻り孔16を通りカム室14に流れる
が、その大部分のオイルは逐次スプリング室6および連
絡孔7に溜まって行く。一方、ベアリング8は通常テー
パローラベアリングが使用される。そして、テーパロー
ラはハウジングの内方に向けて、即ち図5で左方に向け
てローラの直径が大きくなるようにベアリングカバー1
1に取り付けられている。そこで、カムシャフト1の回
転により、ローラが回転すると、ローラ径の大きい部分
はローラ径の小さい部分より遠心力が大きいので、図5
でベアリング8内で左向きの吸引力が発生する。このた
め、スプリング室6および連絡孔7内のオイルは、孔1
9、連通路12、隙間20を経てローラ間の隙間を通っ
てカム室14内に流入する。カム室14内に溜まったオ
イルは、カム室14に開口するオイル出口(図示せず)
からハウジング10外に流出する。この流出は定常的に
おこなわれるので、オイルはスプリング室6および連絡
孔7内に滞留することがなく円滑に流れ、オイル圧は適
性値に保持される。そこで、カム2やタペット3等の大
きな接触圧力を受ける部分も良好に潤滑され、摩擦力に
よる損傷を防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の燃料噴射ポンプ
は以上のように、スプリング室6とオイルシール9とが
連絡孔7、孔19、連通路12、隙間20を介して連通
しているので、タペット3の摺動により発生した圧力脈
動が隙間20に伝播してオイルシール9を破損してしま
うという課題があった。
【0005】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、スプリング室とオイルシール部
とを連通する連通通路に脈動吸収手段を設け、タペット
の摺動で発生する圧力脈動のオイルシール部への伝播を
抑えて、圧力脈動によるオイルシールの破損を防止でき
る燃料噴射ポンプを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る燃料噴射
ポンプは、カムを有するカムシャフトがハウジング内に
設けられたカム室内に収容され、このカムシャフトの端
部がベアリングを介してハウジングに回転可能に支持さ
れ、かつ、ベアリングの外側でオイルシールされ、カム
シャフトに設けられたカムの回転によりタペットがスプ
リング室内を摺動し、タペットの摺動によりプランジャ
がシリンダ内を往復移動し、カム、タペット、スプリン
グ室、プランジャおよびシリンダよりなる組を1組以上
有し、ハウジング内には全てのスプリング室に連通する
連絡孔が設けられ、ベアリングとオイルシールとの隙間
とこの連絡孔とを連通する連通路が設けられている燃料
噴射ポンプにおいて、上記スプリング室と上記隙間とを
連通する上記連絡孔と上記連通路とから構成される連通
通路内のオイルの脈動を吸収する脈動吸収手段を備えて
いるものである。
【0007】また、上記脈動吸収手段が、上記連通通路
と上記カム室とを連通する連絡路と、この連絡路に設け
られ、上記オイルシールの耐圧力より低い作動圧力に設
定された圧力制御弁とから構成されているものである。
【0008】また、上記脈動吸収手段が、上記連通通路
とオイルタンクもしくはオイル吸入通路とを接続する配
管と、上記連通通路の配管との接続部に設けられ、上記
オイルシールの耐圧力より低い作動圧力に設定された圧
力制御弁とから構成されているものである。
【0009】また、上記脈動吸収手段が、上記連通通路
に接続されたアキュムレータで構成されているものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1に係る燃
料噴射ポンプの要部を示す縦断正面図である。図1にお
いて、ハウジング10のカム室14内に複数のカム2を
有するカムシャフト1が収容され、カムシャフト1の端
部はベアリング8を介してハウジング10に取り付けら
れたベアリングカバー11に取り付けられている。そし
て、カムシャフト1の端部はベアリング8の外側でベア
リングカバー11に設けられたオイルシール9によりシ
ールされている。ハウジング10内には、各カム2に対
向する位置で断面円形のスプリング室6が形成され、こ
のスプリング室6内にはカム2に摺動接触するタペット
3が摺動可能に収容されている。タペット3はカム2と
反対側においてスプリング室6内に収容されているスプ
リング17の押圧力を受けている。タペット3にはプラ
ンジャ4が一体的に取り付けられ、プランジャ4はシリ
ンダ5内を往復し、燃料をポンプから排出する。通常燃
料噴射ポンプは、カム2、タペット3、スプリング室
6、プランジャ4、シリンダ5よりなる組を1組以上有
しており、全てのスプリング室6はハウジング10内に
設けられた連絡孔7を介して相互に連通している。ベア
リングカバー11は連絡孔7を越えて上方に延長され、
内部に連絡孔7の端部に整合する孔19を有している。
この孔19はベアリングカバー11内に設けられた連通
路12の一部をなし、連絡孔7は連通路12を介してベ
アリング8とオイルシール9との間の隙間20に連通し
ている。この連通路12の上端部はプラグ15により閉
鎖されている。13はハウジング10に設けられたオイ
ル供給孔、16はタペット3に設けられたオイル戻り
孔、18はスプリング受である。
【0011】ハウジング10には、連絡孔7の端部側と
カム室14とを連通するように連絡路30が設けられ、
圧力制御弁40が連絡路30に設けられている。この圧
力制御弁40は、連通孔33を有する弁座32、弁座3
2に着座して連通孔33を塞口する弁体31および弁体
31を弁座32に着座させるように付勢するスプリング
34から構成されている。連絡路30の内壁面には雌ね
じが切られ、弁座32の外周面には雄ねじが切られてい
る。そして、連絡孔7側から連絡路30内にスプリング
34を、ついで弁体31を挿入し、さらに弁座32を連
絡路30に螺着して、スプリング34を縮設状態にして
圧力制御弁40が組み付けられている。この圧力制御弁
40の作動圧力は、オイルシール9の耐圧力より低圧に
設定されている。ここで、連絡路30と圧力制御弁40
とから脈動吸収手段が構成され、連絡孔7と連通路12
とからスプリング室6と隙間20とを連通する連通通路
が構成されている。
【0012】つぎに、この実施の形態1による燃料噴射
ポンプの動作について説明する。オイルは、オイル供給
孔13からハウジング10内に供給され、タペット3と
ハウジング10との隙間を通りカム室14とスプリング
室6とに流れる。スプリング室6に流れたオイルの一部
はオイル戻り孔16を通りカム室14に流れるが、その
大部分のオイルは逐次スプリング室6および連絡孔7に
溜まって行く。スプリング室6および連絡孔7内のオイ
ルは、ベアリング8内で発生する図1中左向きの吸引力
により、孔19、連通路12、隙間20を経てローラ間
の隙間を通ってカム室14内に流入する。カム室14内
に溜まったオイルは、カム室14に開口するオイル出口
(図示せず)からハウジング10外に流出する。この流
出は定常的に行われ、オイルはスプリング室6および連
絡孔7内に滞留することなく円滑に流れ、オイル圧は適
性値に保持される。そこで、カム2やタペット3等の大
きな接触圧力を受ける部分も良好に潤滑され、摩擦力に
よる損傷を防止している。そこで、燃料噴射ポンプは常
に円滑に作動し、その耐久性が向上する。
【0013】ここで、タペット3の摺動により圧力脈動
が発生すると、該圧力脈動は連絡孔7内のオイルに伝播
する。そして、連絡孔7内のオイルが脈動して圧力制御
弁40の作動圧力以上となると、弁体31がスプリング
34の付勢力に抗して弁座32から離反し、連絡孔7内
のオイルが連絡通路30を介してカム室14内に流入す
る。そこで、連絡孔7内のオイルは、圧力制御弁40の
作動圧力以上の圧力成分が取り除かれ、脈動が抑えられ
た状態で孔19および連通路12を介して隙間20に流
入する。
【0014】このように、この実施の形態1によれば、
連絡路30が連絡孔7の端部側とカム室14とを連通す
るようにハウジング10に設けられ、オイルシール9の
耐圧力より低い作動圧力に設定された圧力制御弁40が
連絡路30に設けられているので、タペット3の摺動に
より圧力脈動が発生しても、オイルは作動圧力以上の圧
力成分が取り除かれ、脈動が吸収されて抑えられた状態
で孔19および連通路12を介して隙間20に流入す
る。そこで、隙間20内のオイルの圧力は、オイルシー
ル9の耐圧力より低圧となり、オイルシール9の破損を
防止することができる。
【0015】実施の形態2.この実施の形態2では、図
2および図3に示されるように、連絡路12の上端は図
示していないが配管36を介してオイル吸入路もしくは
オイルタンクに接続され、圧力制御弁41が連通路12
の上端部に設けられている。この圧力制御弁41は、連
通孔33を有する弁座32、弁座32に着座して連通孔
33を塞口する弁体31、弁体31を弁座32に着座さ
せるように付勢するスプリング34およびスプリング3
4をガイドするスプリングガイド35から構成されてい
る。この圧力制御弁41の作動圧力は、オイルシール9
の耐圧力より低圧に設定されている。なお、この実施の
形態2は、圧力制御弁40に代えて圧力制御弁41を用
いている点を除いて、上記実施の形態1と同様に構成さ
れている。
【0016】この実施の形態2では、タペット3の摺動
により圧力脈動が発生すると、該圧力脈動は連絡孔7お
よび孔19を介して連通路12内のオイルに伝播する。
そして、連通路12内のオイルが脈動して圧力制御弁4
1の作動圧力以上となると、弁体31がスプリング34
の付勢力に抗して弁座32から離反し、連通路12内の
オイルが配管36を介してオイル吸入路もしくはオイル
タンクに戻される。そこで、連通路12内のオイルは、
圧力制御弁41の作動圧力以上の圧力成分が取り除か
れ、脈動が抑えられた状態で連通路12を介して隙間2
0に流入し、隙間20内のオイルの圧力が、オイルシー
ル9の耐圧力より低圧に維持される。
【0017】従って、この実施の形態2においても、上
記実施の形態1と同様に効果が得られる。この実施の形
態2によれば、圧力制御弁41を連通路12の上端に取
り付けているので、圧力制御弁40をハウジング10の
内部に設けられた連絡路30に組みつける上記実施の形
態1に比べて、組立性が高められる。
【0018】実施の形態3.この実施の形態3では、図
4に示されるように、脈動吸収手段としてのアキュムレ
ータ42が孔19に接続されてハウジングカバー11に
設けられている。なお、この実施の形態3は、脈動吸収
手段として圧力制御弁40に代えてアキュムレータ42
を用いている点を除いて、上記実施の形態1と同様に構
成されている。
【0019】この実施の形態3では、タペット3の摺動
により圧力脈動が発生すると、該圧力脈動は連絡孔7を
介して孔19内のオイルに伝播する。そして、孔12内
のオイルの脈動がアキュムレータ42により吸収され
る。そこで、孔19内のオイルは、脈動が抑えられた状
態で連通路12を介して隙間20に流入し、隙間20内
のオイルの圧力がオイルシール9の耐圧力より低圧に維
持される。
【0020】従って、この実施の形態3においても、上
記実施の形態1と同様に効果が得られる。また、この実
施の形態3によれば、アキュムレータ42をハウジング
カバー11に取り付けることにより脈動吸収手段が構成
されるので、部品点数が削減され、連絡路30を設ける
必要もなく、組立性を高めることができる。
【0021】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0022】この発明によれば、カムを有するカムシャ
フトがハウジング内に設けられたカム室内に収容され、
このカムシャフトの端部がベアリングを介してハウジン
グに回転可能に支持され、かつ、ベアリングの外側でオ
イルシールされ、カムシャフトに設けられたカムの回転
によりタペットがスプリング室内を摺動し、タペットの
摺動によりプランジャがシリンダ内を往復移動し、カ
ム、タペット、スプリング室、プランジャおよびシリン
ダよりなる組を1組以上有し、ハウジング内には全ての
スプリング室に連通する連絡孔が設けられ、ベアリング
とオイルシールとの隙間とこの連絡孔とを連通する連通
路が設けられている燃料噴射ポンプにおいて、上記スプ
リング室と上記隙間とを連通する上記連絡孔と上記連通
路とから構成される連通通路内のオイルの脈動を吸収す
る脈動吸収手段を備えているので、強い接触圧力を受け
る部分が良好に潤滑され、摩擦による損傷が抑えられる
とともに、脈動によるオイルシールの破損も防止され、
優れた耐久性の燃料噴射ポンプが得られる。
【0023】また、上記脈動吸収手段が、上記連通通路
と上記カム室とを連通する連絡路と、この連絡路に設け
られ、上記オイルシールの耐圧力より低い作動圧力に設
定された圧力制御弁とから構成されているので、簡易な
構成で脈動吸収手段を構成することができる。
【0024】また、上記脈動吸収手段が、上記連通通路
とオイルタンクもしくはオイル吸入通路とを接続する配
管と、上記連通通路の配管との接続部に設けられ、上記
オイルシールの耐圧力より低い作動圧力に設定された圧
力制御弁とから構成されているので、組立性が高められ
る。
【0025】また、上記脈動吸収手段が、上記連通通路
に接続されたアキュムレータで構成されているので、構
成部品が簡素化され、組立性がより高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る燃料噴射ポン
プの要部を示す縦断正面図である。
【図2】 この発明の実施の形態2に係る燃料噴射ポン
プの要部を示す縦断正面図である。
【図3】 この発明の実施の形態2に係る燃料噴射ポン
プの要部を示す拡大断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態3に係る燃料噴射ポン
プの要部を示す縦断正面図である。
【図5】 従来の燃料噴射ポンプの要部を示す縦断正面
図である。
【符号の説明】
1 カムシャフト、2 カム、3 タペット、4 プラ
ンジャ、5 シリンダ、6 スプリング室、7 連絡孔
(連通通路)、8 ベアリング、9 オイルシール、1
0 ハウジング、12 連通路(連通通路)、14 カ
ム室、20 隙間、30 連絡路(脈動吸収手段)、3
6 配管(脈動吸収手段)、40、41圧力制御弁(脈
動吸収手段)、42 アキュムレータ(脈動吸収手
段)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カムを有するカムシャフトがハウジング
    内に設けられたカム室内に収容され、このカムシャフト
    の端部がベアリングを介してハウジングに回転可能に支
    持され、かつ、ベアリングの外側でオイルシールされ、
    カムシャフトに設けられたカムの回転によりタペットが
    スプリング室内を摺動し、タペットの摺動によりプラン
    ジャがシリンダ内を往復移動し、カム、タペット、スプ
    リング室、プランジャおよびシリンダよりなる組を1組
    以上有し、ハウジング内には全てのスプリング室に連通
    する連絡孔が設けられ、ベアリングとオイルシールとの
    隙間とこの連絡孔とを連通する連通路が設けられている
    燃料噴射ポンプにおいて、上記スプリング室と上記隙間
    とを連通する上記連絡孔と上記連通路とから構成される
    連通通路内のオイルの脈動を吸収する脈動吸収手段を備
    えていることを特徴とする燃料噴射ポンプ。
  2. 【請求項2】 上記脈動吸収手段が、上記連通通路と上
    記カム室とを連通する連絡路と、この連絡路に設けら
    れ、上記オイルシールの耐圧力より低い作動圧力に設定
    された圧力制御弁とから構成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の燃料噴射ポンプ。
  3. 【請求項3】 上記脈動吸収手段が、上記連通通路とオ
    イルタンクもしくはオイル吸入通路とを接続する配管
    と、上記連通通路の配管との接続部に設けられ、上記オ
    イルシールの耐圧力より低い作動圧力に設定された圧力
    制御弁とから構成されていることを特徴とする請求項1
    記載の燃料噴射ポンプ。
  4. 【請求項4】 上記脈動吸収手段が、上記連通通路に接
    続されたアキュムレータで構成されていることを特徴と
    する請求項1記載の燃料噴射ポンプ。
JP13702898A 1998-05-19 1998-05-19 燃料噴射ポンプ Pending JPH11324861A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008038909A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Siemens Automotive Hydraulics Sa 高圧ガソリン噴射用トランスファポンプ
JP2013515191A (ja) * 2009-12-22 2013-05-02 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング タンクから内燃機関へと燃料を供給するシステム
KR101428378B1 (ko) * 2013-04-05 2014-08-07 현대자동차주식회사 커먼레일 시스템용 고압펌프의 윤활장치

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