JPH11323866A - 溶液散布装置 - Google Patents

溶液散布装置

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Publication number
JPH11323866A
JPH11323866A JP13285598A JP13285598A JPH11323866A JP H11323866 A JPH11323866 A JP H11323866A JP 13285598 A JP13285598 A JP 13285598A JP 13285598 A JP13285598 A JP 13285598A JP H11323866 A JPH11323866 A JP H11323866A
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JP
Japan
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solution
spraying
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road surface
amount
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Application number
JP13285598A
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English (en)
Inventor
Yutaka Wada
豊 和田
Kenichi Igarashi
謙一 五十嵐
Haruo Kawai
春生 河合
Keizo Morikawa
敬三 森川
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ISHIGURO IMONO SEISAKUSHO KK
Taisei Rotec Corp
Seiwa Kiko KK
Original Assignee
ISHIGURO IMONO SEISAKUSHO KK
Taisei Rotec Corp
Seiwa Kiko KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 溶液を効率的かつ経済的に散布でき、溶液の
貯蔵量が少ない場合や散布が正常にされないことを遠隔
地の管理者にも素早く知らせることができ、融雪効果及
び凍結防止効果が充分に得られる溶液散布装置を提供す
る。 【解決手段】 溶液Yを貯蔵する地下タンク1と、路面
Rに溶液を搬送する鉄管2と、溶液を路面に対し散布す
るノズルユニット3と、散布ポンプ4と、周辺環境を検
出する周辺環境検出手段5と、散布ポンプの作動を制御
する制御盤ユニット6とを備え、溶液の搬送量を調節す
る電動バルブ7と、溶液の搬送量を検出する流量計8
と、搬送量プログラム設定手段とを備え、散布ポンプの
作動中に、流量計による検出結果と、周辺環境検出手段
で検出した周辺環境情報及び散布ポンプの作動開始後の
経過時間とを照合して、搬送量が搬送量プログラム設定
手段で設定した散布方法若しくは散布量とすべく搬送量
調節手段を制御する散布量制御機構を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、路面に対し路面の
氷雪を融かし又は凍結を防止する溶液(以下「溶液」と
いう)の散布を行うことにより、路面の氷雪を融かし又
は凍結を防止し、これにより、車両交通の安全性を確保
する溶液散布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の溶液散布装置としては、
例えば特開平8−81929号公報所載の「凍結防止剤
および融雪剤の散布装置」が知られている。この散布装
置は、凍結防止剤又は融雪剤を溶解した溶液を貯蔵する
貯蔵タンクと、この貯蔵タンクから路面まで溶液を搬送
する溶液搬送ホースと、この溶液搬送ホースにより搬送
された溶液を路面に対し散布する散布ノズルと、前記溶
液搬送ホースに対し溶液の搬送力を付与する散布ポンプ
と、周辺環境を検出する各種センサとを具備するととも
に、この散布ポンプによる搬送力付与のタイミングを制
御盤ユニット(マイクロコンピュータを含む)にて制御
することとしたものである。
【0003】この散布装置によれば、散布ポンプによる
搬送力付与のタイミング、即ち、溶液散布のタイミング
は、装置外部に配設された降雪センサ、外気温度セン
サ、及び路面温度センサによる周辺環境の検出結果を基
礎として自動的に制御することができ、又は作業開始時
刻及び作業終了時刻を制御盤ユニットに内蔵するタイマ
ーにて自動的に制御することができるので、自動運転が
可能になり、例えば降雪時や散布必要時に人間がスイッ
チを入れに当該装置の設置場所まで行かなくて済むよう
になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の溶液散布装置は、散布ポンプの実行又は停止を制
御するだけのもので、凍結防止剤等の散布量の調節制御
ができないものであり、このため、以下のような課題の
解決が望まれていた。
【0005】即ち、一般に凍結防止剤等の溶液の散布
は、散布開始時には溶液を路面上に迅速に行き渡らせる
必要があるため多量の散布を必要とするが、しかし、溶
液散布をある程度継続した後は、既に路面上に充分な溶
液量が存在するとともに路面上の氷雪の融雪も進むた
め、散布開始直後に比べて少量の溶液散布で足りる状況
になる。
【0006】しかし、従来の溶液散布装置では、このよ
うな状況であっても定量散布してしまうため、過剰散布
になるという問題があった。溶液の過剰散布は、不経済
であるとともに溶液の補給も頻繁に必要とされるうえ、
沿道周辺の環境保全のうえからも改善すべき課題であっ
た。このため、散布量については、散布条件の変化に対
応して適正な散布量に自動的に調節できる効率的な溶液
散布の実現が望まれていた。
【0007】一方、路面凍結の有無の感知は、路面温度
センサからの情報により判断していたが、道路交通の安
全確保の面から、路面上の水分凍結に関する感知能力を
さらに向上させることが望まれていた。
【0008】また、従来の溶液散布装置では、溶液補給
の要否は、現地にて作業員が貯蔵タンクの溶液貯蔵量を
レベルゲージを目視にて確認して判断していた。そのた
め溶液の消費量が多い場合などで、溶液の補給が遅れた
場合には、溶液の貯蔵量が無くなり、散布できなくなる
事態も生じていた。溶液貯蔵量の残量を的確に把握する
ことによる溶液補給の適切性の改善など、統括的かつ適
切な溶液補給管理体制の整備が望まれていた。
【0009】そこで、本発明の目的は、より効率的な溶
液の散布及び統括的かつ適切な溶液補給管理体制の整備
ができ、ひいては融雪効果及び凍結防止効果を充分に享
受することが可能である溶液散布装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明である溶液散布装置は、路面の氷雪を融
かし又は凍結を防止する溶液を貯蔵する貯蔵手段と、こ
の貯蔵手段から路面まで溶液を搬送する溶液搬送手段
と、この溶液搬送手段により搬送された溶液を路面に対
し散布する散布手段と、前記溶液搬送手段に対し溶液の
搬送力を付与する搬送力付与手段と、周辺環境を検出す
る周辺環境検出手段と、前記搬送力付与手段の作動を制
御する搬送力作動制御手段とからなる溶液散布装置にお
いて、溶液の搬送量を調節する搬送量調節手段と、溶液
の搬送量を検出する搬送量検出手段と、前記周辺環境検
出手段で検出した周辺環境に関する電気信号及び前記搬
送力付与手段の作動開始後の経過時間に関する電気信号
の少なくともいずれか一方に対応して溶液搬送量を任意
の値に設定することができる搬送量プログラム設定手段
とを備え、前記搬送力作動制御手段により前記搬送力付
与手段の作動を制御する条件下において、前記搬送量検
出手段による検出結果と、前記周辺環境検出手段で検出
した周辺環境情報及び前記搬送力付与手段の作動開始後
の経過時間の少なくともいずれか一方とを照合して、搬
送量が前記搬送量プログラム設定手段であらかじめ設定
した任意の設定値となるように前記搬送量調節手段を制
御する散布量制御機構を具備したことを特徴としてい
る。
【0011】即ち、この第1の発明は、従来の溶液散布
装置の構成に加え、新たに搬送量調節手段及び搬送量検
出手段を備えることとしたうえで、周辺環境検出手段で
検出した環境条件の変化や散布開始後の経過時間に対応
して、適切な散布量が得られるように散布を調節(散布
の要否、間欠散布の要否、散布量の調節)することによ
り、より効率的な溶液の散布を実現するものである。
【0012】一方、第2の発明である溶液散布装置は、
路面の氷雪を融かし又は凍結を防止する溶液を貯蔵する
貯蔵手段と、この貯蔵手段から路面まで溶液を搬送する
溶液搬送手段と、この溶液搬送手段により搬送された溶
液を路面に対し散布する散布手段と、前記溶液搬送手段
に対し溶液の搬送力を付与する搬送力付与手段と、周辺
環境を検出する周辺環境検出手段と、前記搬送力付与手
段の作動を制御する搬送力作動制御手段とからなる溶液
散布装置において、前記貯蔵手段の溶液の貯蔵量が少な
い場合や、溶液の搬送を指令しても溶液が搬送されない
など溶液の散布が正常に行われない場合においてこれら
の溶液に関する情報を検出する溶液情報検出手段と、こ
れらの溶液情報検出手段により検出した情報を当該溶液
散布装置の外部に表示する情報表示手段或いは遠隔地に
伝達して表示する情報遠隔表示手段とから構成される溶
液情報表示装置及び溶液情報遠隔表示装置の少なくとも
いずれか一方を具備したことを特徴としている。
【0013】即ち、この第2の発明は、従来の溶液散布
装置の構成を基本とし、新たに溶液情報検出手段及び情
報表示手段や情報遠隔表示手段とから構成される溶液情
報表示装置や溶液情報遠隔表示装置を具備することによ
り、当該溶液散布装置において貯蔵手段の溶液の貯蔵量
が少ない場合や、溶液の搬送を指令しても溶液が搬送さ
れないなどの情報を装置の周辺にいる道路管理者や遠隔
地の道路管理者に素早く知らせることが可能になるた
め、道路管理者は溶液貯蔵量の残量を的確に把握するこ
とによる溶液補給の適切性の改善や溶液散布装置の散布
作動の不具合を察知できるなど、統括的かつ適切な溶液
補給管理体制の整備を実現するものである。
【0014】上記第1の発明において、溶液散布が正常
に行われなくなることが予測される状況にあることや、
溶液散布が正常に行われない状況にあることを素早く知
らせることにより、より充分な融雪効果及び凍結防止効
果を享受しようとする観点からすれば、第1の発明の散
布量制御機構を具備した溶液散布装置に第2の発明の溶
液情報表示装置及び溶液情報遠隔表示装置を具備させる
ことが好ましい。
【0015】また、上記第1の発明及び第2の発明にお
いて、前記周辺環境検出手段としては、降雪の有無、路
面凍結の有無が検出結果から把握できるものであれば、
検出方法の別、種類などは問わないが、降雪の有無、路
面凍結の有無の感知精度をさらに高めようとする観点か
らすれば、従来から用いられている降雪センサ、外気温
度センサ、及び路面温度センサに加え、新たに路面水分
センサを具備していることが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。図1は本実施の
形態に係る溶液散布装置の概略を示す説明図である。
【0017】同図において、符号1は、路面Rの氷雪を
融かし又は凍結を防止する溶液Yを貯蔵する貯蔵手段た
る地下タンク、符号2は、この地下タンク1から路面R
まで溶液Yを搬送する溶液搬送手段たる鉄管、符号3
は、この鉄管2により搬送された溶液Yを路面Rに対し
散布する散布手段たるノズルユニット、符号4は、前記
鉄管2に対し溶液Yの搬送力を付与する搬送力付与手段
たる散布ポンプ、符号5は、周辺環境を検出する周辺環
境検出手段であって、降雪センサ5a、外気温度センサ
5b、路面温度センサ5c、及び路面水分センサ5dか
ら構成されるもの、を示している。
【0018】また、符号6は、主として散布ポンプ4に
よる搬送力付与の作動のタイミングを制御する搬送力作
動制御手段たる制御盤ユニット、符号7は、溶液Yの搬
送量を調節する搬送量調節手段たる電動バルブ、符号8
は、この電動バルブ7の下流側に配設されて溶液Yの搬
送量を検出する搬送量検出手段たる流量計、を示してい
る。
【0019】さらに、符号9は、溶液Yの残量が少ない
場合や溶液Yの散布が正常に行われない場合においてこ
れらの溶液Yに関する情報を検出して素早く装置の外部
に表示するとともに遠隔地に情報を伝達して表示するた
めの溶液情報表示装置及び溶液情報遠隔表示装置であっ
て、当該溶液情報を検出する溶液情報検出手段11と溶
液情報表示手段及び溶液情報遠隔表示手段12とから構
成されるもの、を示している。
【0020】ここで、溶液情報検出手段11は、地下タ
ンク1内の溶液Yの残量レベルを検出するタンクレベル
センサ11a、及び散布ポンプ4の稼働の有無を検出す
るポンプ稼働検出器11bからなるものであり、一方、
溶液情報表示手段及び溶液情報遠隔表示手段12は、こ
のタンクレベルセンサ11a及びポンプ稼働検出器11
bにより検出した当該内部情報を装置の外部に伝達す
る、第1回転灯12a、第2回転灯12b、及び道路管
理者等Dの常駐している遠隔地の場所に設置されるモニ
タ画面12cを含むコンピュータからなるものである。
尚、本実施の形態では、溶液情報遠隔表示装置9からモ
ニタ画面12cを含むコンピュータへの情報の伝達方法
としては、有線送信によることとしたが、無線による送
信であっても勿論差し支えない。
【0021】本実施の形態において、制御盤ユニット6
には、各作動タイミングを制御する制御系として、図2
に示すマイクロコンピュータを内蔵している。
【0022】図2において、周辺環境検出手段5、流量
計8、溶液情報検出手段などによる各出力が入力インタ
ーフェース21を介して、制御部31にデータとして入
力されるようになっている。
【0023】そして、この制御部31は、中央演算処理
装置(以下「CPU」という)31aと、リードオンリ
ーメモリ(以下「ROM」という)31b及びランダム
アクセスメモリ(以下「RAM」という)31cとから
なり、前記ROM31bには、散布ポンプ4による溶液
Yの搬送力を付与する作動タイミングを制御するポンプ
作動制御プログラム(図示外)や、散布ポンプ4にて溶
液Yの搬送力を付与している搬送力付与条件下において
搬送量調節手段である電動バルブ7の開度制御を実行で
きる搬送量プログラム設定手段である制御プログラム
(図示外)や、溶液情報検出手段11による溶液情報を
表示及び遠隔地に伝達して表示する溶液情報遠隔表示プ
ログラム(図示外)などを格納しており、前記CPU3
1aは、入力インターフェースを介して、与えられたデ
ータに基づいて前記プログラムを実行し、出力インター
フェース41を介して、散布ポンプ4、電動バルブ7、
溶液情報遠隔表示手段12などの各動作タイミングを制
御するようになっている。
【0024】本実施の形態においては、上記電動バルブ
開度制御プログラムとしては、種々の気象条件を想定
し、夫々の条件に応じた散布量及び散布作動の方法に関
する複数のメニュープログラムを準備しているが、これ
らのメニュープログラムは、時間の経過に伴い溶液Yの
搬送量が次第に小さく可変設定するプログラムとの併用
が任意に選択できる。これらのプログラムを組み合わせ
て溶液散布方法にかかわる散布作動の要否或いは間欠作
動の要否若しくは散布量の調節のための電動バルブ7の
開度制御が実行される。
【0025】次に、本実施の形態に係る溶液散布装置の
作用を周辺環境検出制御系と溶液情報表示制御系と液情
報遠隔表示制御系とに分けて図1を用いて説明する。こ
こでは、当該溶液散布装置が路面Rの凍結を防止する例
を挙げて説明するが、路面Rの氷雪を融解するときもこ
れと大差はないものである。
【0026】《周辺環境検出制御系》 (1)事前準備 まず、電動バルブ制御プログラムの実行に先立って、マ
イクロコンピュータに対し作業者が周辺環境条件及び散
布開始後の経過時間の少なくともいずれか一方に対応す
る散布条件、即ち、散布作動の要否 間欠作動の要否
散布量の程度(溶液搬送量の程度)に対応する電動バル
ブ7の開閉の程度を設定入力し、これにより、散布作動
内容及び搬送量の指令に関するプログラムが任意に設定
される。
【0027】(2)運転状況 (2−1)周辺環境データの検出 溶液Yの散布前において、周辺環境検出手段5、即ち、
降雪センサ5a、外気温度センサ5b、路面温度センサ
5c、路面水分センサ5dによる検出が例えば数分ごと
に行われる。
【0028】これにより、降雪の有無(降雪している、
降雪していない)、外気温度、路面温度、路面R上の水
分の有無(路面Rに水分あり、路面Rに水分なし)が検
出される。
【0029】そして、これらの検出結果が、直ちに入力
インターフェース21を介して、制御部31に入力さ
れ、当該制御部31は、周辺環境検出手段5で得た気象
情報の信号を受信して周辺環境データとして認識する。
【0030】一方、溶液Yの散布が開始されると、制御
部31は、溶液散布の作動開始後の経過時間を受信して
経過時間データとして認識する。
【0031】(2−2)該当メニュープログラム選択 そして、上記(2−1)で得られた情報と(1)で設定
された電動バルブ制御プログラム内容とを照合し、該当
する散布条件を具備するメニュープログラムを選択し、
当該メニュープログラムの実行により、散布作動の指令
が出力される。
【0032】(2−3)アウトプット 次に、上記該当メニュープログラム選択により選択され
た散布を実行するメニュープログラム、及び散布量の調
節を実行するメニュープログラムの夫々がともに実行さ
れる。
【0033】即ち、散布を実行するメニュープログラム
の実行により、溶液搬送手段である鉄管2に対し散布ポ
ンプ4による溶液搬送力を付与し、これにより、溶液Y
を地下タンク1内部から路面Rまで搬送し、ノズルユニ
ット3のノズルから路面Rに対し散布する。
【0034】一方、散布量の調節を実行するメニュープ
ログラムの実行により、鉄管2に対し散布ポンプ4によ
る溶液搬送力が付与されている作動条件において、電動
バルブを作動させ、当該電動バルブ7の開度を変えるこ
とにより、路面Rに供給する溶液Yの散布量を調節す
る。
【0035】このメニュープログラムは、経過時間デー
タとその時点における溶液散布量データとを照合して時
間の経過によって、電動バルブ7の開度が次第に小さく
絞られる結果、路面Rに供給される溶液Yの散布量が徐
々に減少していく。これにより、路面上に溶液Yの必要
量を確保しつつ、過剰な溶液Yの散布を防止することが
できる。尚、周辺環境検出手段で感知した気象条件の変
化に対応して散布作動の要否 間欠作動 散布量の程度
を自動制御することもできるし、これらを組み合わせて
使用することもできる。
【0036】《溶液情報表示制御系》 (1)インプット 溶液情報表示制御系では、溶液Yの散布に関係なく、溶
液情報検出手段、即ち、タンクレベルセンサ11a、ポ
ンプ稼働検出器11bによる検出が行われる。
【0037】これにより、地下タンク1の溶液補給の必
要性の有無、散布ポンプ4の稼働が正常に稼働している
かどうか(当該検出時に散布ポンプ4が正常に稼働して
いる、或いは当該検出時に溶液が搬送できずに散布ポン
プ4の作動が正常に行われていない)が検出される。
【0038】そして、これらの検出結果が、直ちに入力
インターフェース21を介して、制御部31に入力さ
れ、溶液情報データとして認識される。
【0039】(2)該当メニュープログラム選択 そして、溶液情報データに対応して、溶液情報の表示が
必要である場合に、前記溶液情報表示プログラムのうち
から、該当するメニュープログラム、例えば、地下タン
ク1に溶液Yの補給が必要という溶液情報を表示するメ
ニュープログラムが選択される。
【0040】(3)アウトプット 次に、上記該当メニュープログラムの選択により選択さ
れた地下タンク1が溶液補給を必要としているという溶
液情報を表示するメニュープログラムが実行される。
【0041】即ち、溶液情報を表示するメニュープログ
ラムの実行により、第1回転灯12aが点灯、回転動作
を開始し地下タンク1が溶液補給を必要としているとい
う溶液情報を溶液散布装置の近傍に表示する。
【0042】ところで、ポンプの稼働がポンプ稼働検出
器11bにより検出されると、当該検出結果が入力イン
ターフェース21を介して制御部31に溶液情報データ
として認識され、第2回転灯12bは点灯、回転動作を
開始するが、かかる場合、第2回転灯12bは、当該溶
液散布装置が溶液Yの散布中であることを外部に表示す
るというだけでなく、例えば溶液散布を指令したにも拘
わらず現実には溶液散布が行われていないようなときに
は、当該溶液散布装置が溶液散布を正常に行えない状況
にあるという溶液情報(例えば溶液Yの貯蔵量が少ない
或いは溶液Yの貯蔵量が無い或いは溶液Yが搬送されず
に散布ポンプの作動が正常に行われない等)をも表示す
ることができる。
【0043】《溶液情報遠隔表示制御系》本実施の形態
では、溶液情報遠隔表示制御系も併設しているので、以
下それについて説明する。
【0044】(1)インプット、(2)該当メニュープ
ログラム選択 溶液情報表示制御系と同様である。
【0045】(3)アウトプット この溶液情報遠隔表示制御系によれば、溶液情報表示制
御系と同様の溶液に関する情報を遠隔地等のモニタ画面
12cに伝達して表示し、これにより、当該溶液散布装
置が溶液補充を必要としていること或いは溶液散布が正
常に行われない状況にあることを道路管理者等Dに素早
く情報伝達できる。
【0046】従って、本実施の形態に係る溶液散布装置
によれば、周辺環境検出制御系において、路面Rに供給
される溶液Yの散布量を散布開始後の経過時間データと
溶液散布量の測定値とを照合して調節できるから、溶液
Yを効率的かつ経済的に散布することが可能になり、ま
た、溶液情報表示手段において、溶液情報検出手段11
による溶液情報を溶液情報表示手段たる、第1回転灯1
2a、第2回転灯12bにて外部に表示、及び溶液情報
遠隔表示手段によれば遠隔地に設置したモニタ画面12
cに伝達して表示することができるから、溶液Yの貯蔵
が無い又は少ない状況にあることや溶液散布が正常に行
われない状況にあることを装置の外部や遠隔地の道路管
理者等Dに素早く知らせることが可能になる。
【0047】尚、道路管理者の管理下の複数個所に溶液
情報表示手段及び溶液情報遠隔表示手段12を具備した
溶液散布装置を設置した場合においては、遠隔地の道路
管理者はこれら複数基の各々の溶液貯蔵量や溶液散布の
作動状況に関する情報を溶液情報(遠隔)表示手段12
により、リアルタイムに一元管理できるため、統括的か
つ適切な溶液補給管理体制を実現することができる。
【0048】尚、本実施の形態は、溶液供給量の調節用
の電動バルブ7及び溶液搬送量を検知する流量計8並び
に溶液供給量の調節用の電動バルブ7を制御するプログ
ラムからなる散布量制御機構と、溶液情報表示装置及び
溶液情報遠隔表示装置9及び路面水分センサ5dを具備
付加した溶液散布装置である。
【0049】このような溶液情報表示手段は、散布量の
制御機構を有しない従来型の溶液散布装置に適用した場
合においては、もともと溶液補給頻度が多い分だけ溶液
Yの補給管理がさらに容易となる。
【0050】
【発明の効果】本発明に係る溶液散布装置によれば、以
上のように構成したため、溶液の適切な散布を実現する
とともに、効率的かつ経済的な溶液の散布をすることが
できる。また、溶液の過剰な散布を防止できるため、沿
道周辺の環境にも良い。さらに、溶液の貯蔵量の残量が
少ない状況や散布が正常に行われない状況にあることを
遠隔地の道路管理者等にも素早く知らせることができる
ため、各地に設置された複数基の溶液散布装置を稼働し
た場合であっても、統括的かつ適切な溶液補給管理を実
現できるため、路面の融雪効果及び凍結防止効果を充分
に享受することが可能になる。
【0051】さらに、周辺環境検出手段に路面の水分を
検知する水分センサを具備することにより、路面凍結を
検出する精度をさらに改良することができるため、道路
交通の安全性をさらに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る溶液散布装置の概略を示す
説明図である。
【図2】本実施の形態に係る溶液散布装置の制御系を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1…地下タンク 2…鉄管 3…ノズルユニット 4…散布ポンプ 5…周辺環境検出手段 5a…降雪センサ 5b…外気温度センサ 5c…路面温度センサ 5d…路面水分センサ 6…制御盤ユニット 7…電動バルブ 8…流量計 9…溶液情報表示装置及び溶液情報遠隔表示装置 11…溶液情報検出手段 11a…タンクレベルセンサ 11b…ポンプ稼働検出器 12…溶液情報表示手段及び溶液情報遠隔表示手段 12a…第1回転灯 12b…第2回転灯 12c…モニタ画面 21…入力インターフェース 31…制御部 31a…中央演算処理装置(CPU) 31b…リードオンリーメモリ(ROM) 31c…ランダムアクセスメモリ(RAM) 41…出力インターフェース R…路面 Y…溶液 D…道路管理者等
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五十嵐 謙一 東京都中央区京橋3丁目13番1号 有楽ビ ル内 大成ロテック株式会社内 (72)発明者 河合 春生 埼玉県大宮市宮原町3丁目700番地 成和 機工株式会社大宮工場内 (72)発明者 森川 敬三 北海道恵庭市北柏木町3丁目51番 株式会 社石黒鋳物製作所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路面の氷雪を融かし又は凍結を防止する
    溶液を貯蔵する貯蔵手段と、この貯蔵手段から路面まで
    溶液を搬送する溶液搬送手段と、この溶液搬送手段によ
    り搬送された溶液を路面に対し散布する散布手段と、前
    記溶液搬送手段に対し溶液の搬送力を付与する搬送力付
    与手段と、周辺環境を検出する周辺環境検出手段と、前
    記搬送力付与手段の作動を制御する搬送力作動制御手段
    とからなる溶液散布装置において、 溶液の搬送量を調節する搬送量調節手段と、 溶液の搬送量を検出する搬送量検出手段と、 前記周辺環境検出手段で検出した周辺環境に関する電気
    信号及び前記搬送力付与手段の作動開始後の経過時間に
    関する電気信号の少なくともいずれか一方に対応して溶
    液散布方法の変更若しくは溶液搬送量を任意の値に設定
    することができる搬送量プログラム設定手段とを備え、 前記搬送力作動制御手段により前記搬送力付与手段の作
    動を制御する条件下において、前記搬送量検出手段によ
    る検出結果と、前記周辺環境検出手段で検出した周辺環
    境情報及び前記搬送力付与手段の作動開始後の経過時間
    の少なくともいずれか一方とを照合して、搬送量が前記
    搬送量プログラム設定手段であらかじめ設定した任意の
    散布方法若しくは散布量となるように前記搬送量調節手
    段を制御する散布量制御機構を具備したことを特徴とす
    る、溶液散布装置。
  2. 【請求項2】 路面の氷雪を融かし又は凍結を防止する
    溶液を貯蔵する貯蔵手段と、この貯蔵手段から路面まで
    溶液を搬送する溶液搬送手段と、この溶液搬送手段によ
    り搬送された溶液を路面に対し散布する散布手段と、前
    記溶液搬送手段に対し溶液の搬送力を付与する搬送力付
    与手段と、周辺環境を検出する周辺環境検出手段と、前
    記搬送力付与手段の作動を制御する搬送力作動制御手段
    とからなる溶液散布装置において、 前記貯蔵手段の溶液の貯蔵量が少ない場合や、溶液の搬
    送を指令しても溶液が搬送されないなど溶液の散布が正
    常に行われない場合においてこれらの溶液に関する情報
    を検出する溶液情報検出手段と、これらの溶液情報検出
    手段により検出した情報を当該溶液散布装置の外部に表
    示する情報表示手段或いは遠隔地に伝達して表示する情
    報遠隔表示手段とから構成される溶液情報表示装置及び
    溶液情報遠隔表示装置の少なくともいずれか一方を具備
    したことを特徴とする、溶液散布装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の溶液散布装置におい
    て、 前記貯蔵手段の溶液の貯蔵量が少ない場合や、溶液の搬
    送を指令しても溶液が搬送されないなど溶液の散布が正
    常に行われなくなることが予測される或いは溶液の散布
    が正常に行われない場合においてこれらの情報を検出す
    る溶液情報検出手段と、これらの溶液情報検出手段によ
    り検出した情報を当該溶液散布装置の外部に表示する情
    報表示手段或いは遠隔地に伝達して表示する情報遠隔表
    示手段とから構成される溶液情報表示装置及び溶液情報
    遠隔表示装置の少なくともいずれか一方を具備したこと
    を特徴とする、溶液散布装置。
  4. 【請求項4】 前記周辺環境検出手段は、降雪センサ、
    外気温度センサ、路面温度センサに加え、路面水分セン
    サを具備したことを特徴とする、請求項1乃至請求項3
    のいずれか1項に記載の溶液散布装置。
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